JP2007299707A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】赤外線センサの位置を点灯させ、かつ赤外線センサの異常を加熱前に検知すること。
【解決手段】赤外線センサ16と赤外線センサ16の近傍に配置されトッププレート12面に光を照射する発光手段17を備え、発光手段17を点灯時に赤外線センサ16の出力が所定以下になると、インバータ回路22の出力を制限する構成とすることにより、赤外線センサ16の上方のトッププレート12面が発光して赤外線センサ16の位置が認識できるとともに、トッププレート12面を照射する発光手段17の光が赤外線センサ16に入射されて出力が変化するので、加熱開始前に赤外線センサ16の異常を判定して加熱制限することが可能となり、機器の信頼性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、赤外線センサを用いた誘導加熱調理器に関するものである。
従来の誘導加熱調理器では、図6に示すように加熱コイル43の中央に赤外線センサ45を配置し、赤外線センサ45からの出力に応じて制御手段38はインバータ回路44の出力を制御していた。赤外線センサ45の上方には非磁性金属材料からなる導波管46を配置して鍋41から放射される赤外線のみを赤外線センサ45に導き、また導波管46の周囲には加熱コイル43からの磁束による導波管46の自己発熱を低減するために、加熱コイル43下方に第1の防磁手段49を、加熱コイル43内側に第2の防磁手段50をそれぞれ配置して、鍋底以外からの赤外線放射の影響を受けないようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−38660号公報
しかしながら前記従来の構成では、赤外線センサ45の出力は鍋41からの赤外線放射が増加しないと変化しないため、赤外線センサ45上方に鍋41が載置されていないと温度検知ができないという課題があった。このため、赤外線センサ45がどの部分に配置されているか使用者がわかるようにトッププレート42に印刷をしていても、使用環境が暗い場合には印刷がわかりにくくなるため、赤外線センサ45を加熱コイル43の略中央に配置し、使用者が赤外線センサ45の位置を意識しなくても赤外線センサ45上に鍋41が置かれる構成としていた。
一方、赤外線センサ45あるいは温度算出手段47の異常についても、鍋41が温度上昇しないとわからないという課題があった。また、ピーク感度波長が1μm近傍の赤外線センサ45を使用する場合には、鍋41が200℃以上の高温になるまで赤外線センサ45の出力が変化しないため、赤外線センサ45近傍に配置したサーミスタなどを用いて異常を自己診断した時には、既に鍋が異常高温となっているという課題があった。このため、赤外線センサ45による温度検知制御は湯沸かしや炊飯など100℃近傍の温度領域での使用に制限していた。
本発明は上記課題を解決するもので、使用者が赤外線センサの位置を一目で認識でき、かつ赤外線センサ45の異常が加熱前に判断することのできる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、トッププレート面に光を照射する発光手段を赤外線センサの近傍に配置し、前記発光手段を点灯時に前記赤外線センサの出力が所定以下になると、インバータ回路の出力を制限するように構成されたものである。
これにより、赤外線センサの上方のトッププレート面が発光して赤外線センサの位置が認識できるとともに、トッププレート面を照射する発光手段の光が赤外線センサに入射されて出力が変化するので、加熱開始前に赤外線センサの異常を判定して加熱制限することが可能となる。
本発明の誘導加熱調理器は、赤外線センサの上方を光らせることが可能で使用者が赤外線センサの位置を認識しやすくなる。そのため使用者に赤外線センサ上に鍋を置くことを促しやすくなり、その結果、赤外線センサを使用目的に応じて自由に配置することが可能となる。また、赤外線センサの異常を加熱前に自己診断することが可能となり、赤外線センサを、焼き物や揚げ物の高温調理あるいは異常温度上昇防止に使用しても、赤外線センサの異常により鍋が過度に温度上昇することなく、安全に精度よく検知することが可能となる。
第1の発明は、トッププレート上の鍋を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記加熱コイル下方に設けられ前記鍋から放射される赤外線を検知する赤外線センサと、前記赤外線センサの出力より鍋温度を算出する温度算出手段と、前記赤外線センサ近傍に配置され前記トッププレート面に光を照射する発光手段と、前記温度算出手段からの出力に応じて前記インバータ回路の出力を制御する制御手段を備え、前記制御手段は前記発光手段を点灯時に前記赤外線センサの出力が第1の所定以下になると、前記インバータ回路の出力を制限する構成とすることにより、赤外線センサの上方のトッププレート面が発光して赤外線センサの位置が認識できるとともに、トッププレート面を照射する発光手段の光が赤外線センサに入射されて出力が変化するので、加熱開始前に赤外線センサの異常を判定して加熱制限することが可能となる。
第2の発明は、特に第1の発明の制御手段を発光手段を点灯時に赤外線センサの出力が第1の所定以下になるのに替えて発光手段点灯時と消灯時の赤外線センサの出力差が第2の所定以下でインバータ回路の出力を制限する構成とすることにより、確実に発光手段の光に反応した赤外線センサの出力変化を検知することができ、発光手段の駆動回路の故障などで発光手段が点灯したまま機器を動作させることによる、赤外線センサの温度検知の誤検知を抑制することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明で発光手段点灯時の赤外線センサ出力が、赤外線センサで制御する鍋温度での赤外線センサ出力より大きくなるように、発光手段の出力を設定した構成とすることにより、赤外線センサで温度制御する範囲のセンサ出力が可能であることを判定することが可能となる。
第4の発明は、鍋から赤外線センサへ赤外線を導光する導光手段を備え、特に、第1〜3の発明の発光手段から照射される光を前記導光手段にてトッププレート面に導光する構成とすることにより、赤外線センサにて温度検知するトッププレートの領域と、発光手段にて照射するトッププレートの領域を、より精度よく一致させることができる。
第5の発明は、特に、第4の発明の導光手段で、下側の穴径が上側より広くなるように導光手段に傾斜を設けた構成とすることにより、加熱コイルの隙間が狭くて導光手段の径が小さくなる場合においても、赤外線センサと発光手段を小型化する必要がなく、発光手段の光をトッププレートに導光させることが可能となる。
第6の発明は、特に第4または第5の発明の導光手段を保持する保持部材と、赤外線センサと発光手段を固定するプリント配線板を備え、前記プリント配線板は前記保持部材にて保持する構成とすることにより、赤外線センサと発光手段の実装状態をより安定させることができ、また、プリント配線板に実装して赤外線センサと発光手段をひとつのユニットとすることで、制御手段への接続を簡素化することが可能となる。
第7の発明は、特に、第1〜6の発明の発光手段は加熱時に消灯する構成とすることにより、加熱前は発光手段が点灯して赤外線センサの位置認識をしやすくするとともに、加熱中の鍋が温度上昇時には発光手段からの影響を受けることなく赤外線センサによる温度検知を精度よく行うことが可能となる。
第8の発明は、特に、第7の発明の発光手段は加熱を開始後所定時間点灯した後に消灯する構成とすることにより、加熱開始後鍋を置く場合にも、点灯により赤外線センサの位置を認識しやすくするとともに、加熱開始する毎に赤外線センサが異常になっていないか自己診断することが可能となる。
第9の発明は、2段階操作にて加熱開始させる加熱操作手段を備え、特に、第7および第8の発明の発光手段は前記加熱操作手段の1段目の操作時に点灯し、前記加熱操作手段の2段目の操作時に消灯する構成とすることにより、使用者が加熱操作を開始した時のみ発光手段を点灯させることが可能となり、不要に発光手段を点灯させて使用者が煩わしいと感じることを低減することができる。また、発光手段の点灯時間を最小限とすることができるので、経年変化による発光手段の照度低下を抑制することができる。
第10の発明は、インバータ回路の出力により鍋の有無を検知する鍋検知手段を備え、特に、第1〜9の発明の発光手段を、前記鍋検知手段で鍋なし判定された場合に点灯する構成とすることにより、加熱開始後、トッププレート上に鍋が置かれていない状態において、赤外線センサの位置を使用者に認識させることが可能となる。
第11の発明は、機器の動作手段を表示する表示手段を備え、特に、第1〜10の発明のインバータ回路の出力を制限する際に前記表示手段にて表示を行う構成とすることにより、赤外線センサが異常であることを使用者が容易に識別することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるブロック図を示すものである。
図1において、11は負荷鍋、12は負荷鍋11を載置するトッププレート、13は負荷鍋11を加熱する加熱コイルで内コイル13aと外コイル13bの分割巻き構成としている。14は加熱コイル13から負荷鍋11への磁束を集中するフェライト、15は加熱コイル13およびフェライト14を保持する加熱コイル支持台で赤外線の透過率が低い樹脂材料にて構成されている。16は赤外線センサ、17は発光手段で赤色の発光ダイオードにて構成され、トッププレート12の方向に向けて取り付けられている。18は負荷鍋11からの赤外線放射を赤外線センサに導光し、かつ発光手段17から放射する光をトッププレート12へ導光する導光手段、19は赤外線センサ16の出力より温度を算出する温度算出手段、20は使用者が機器の加熱操作を行う加熱操作手段、21は機器の動作状態を表示する表示手段、22は加熱コイル13に高周波電流を供給するインバータ回路、23はインバータ回路22からの出力信号によりトッププレート12の上に鍋が載置されていることを検知する鍋検知手段、24は温度算出手段19からの信号に応じてインバータ回路22の出力を制御する制御手段である。
図2は、本発明の第1の実施の形態における操作表示部の一例を示すものである。
図2において、加熱操作手段20内に5つのスイッチが配置されており、表示手段21内には3桁のデジタル表示部30が配置されている。
図3は、本発明の第1の実施の形態における赤外線センサ16と発光手段17および導光手段18近傍の詳細図である。
図3において、30は導光手段18を保持する保持部材で、32は赤外線センサ16および発光手段17を固定するプリント配線板、33はプリント配線板32を保持部材31に固定するビスで、プリント配線板32と保持部材31を加熱コイル支持台15に共締めしている。
図4および図5は、本発明の第1の実施の形態における加熱動作、発光手段18の点灯、赤外線センサ16の出力のタイミングを示す図である。
以上のように構成された誘導加熱調理器についてその動作を説明する。
加熱を開始するとインバータ回路21は加熱コイル13に高周波電流を供給して、トッププレート12上に載置された負荷鍋11は加熱コイル13からの磁束より自己発熱する。負荷鍋11の温度が上昇すると負荷鍋11の鍋底から放射される赤外線量が増加する。負荷鍋11から放射される赤外線は導光手段18を通って赤外線センサ16に入射される。赤外線センサ16の出力は温度算出手段19にて温度換算されて、所定温度を超えると制御手段24はインバータ回路23の出力を低下させている。
機器の操作は図2に示すように加熱操作手段20で操作され、加熱スイッチ28をオンした後、切入スイッチ29をオンして加熱を開始する2段階操作としている。
発光手段17は、図4に示すように加熱スイッチ28をオンする前は、消灯している。この時、赤外線センサ16の出力は赤外線センサ16の上に負荷鍋11が載置されていると、光が入射しないためV0と低い値を示している。
次に、加熱スイッチ28をオンすると、発光手段17が点灯する。この時は2段階の加熱操作の1段階目であるため、加熱動作は開始していない。発光手段17が点灯すると光が導光手段18を通って、トッププレート12の赤外線センサ16で検知できる領域が光る。発光手段17の光はトッププレート12面を照射するとともに、赤外線センサ16にも入射される。本例では赤色の発光ダイオードを使用しているため、赤外線センサ16の感度波長域の光が赤外線センサ16に入射されるので、赤外線センサ16の出力は赤外線センサ16の異常検知のしきい値Vより高いV1まで上昇する。異常検知のしきい値Vは赤外線センサ16で温度制御する制御温度T1の出力より高く設定しておくと、発光手段17点灯時に赤外線センサ16での制御範囲で異常なく出力可能であることが確認できる。
発光手段17が点灯時に赤外線センサ16の出力がしきい値Vより低い場合は、赤外線センサ16の異常と判断して、インバータ回路22の出力を停止、またはインバータ回路22の最大出力を制限して、表示手段21のデジタル表示部30にエラー表示を行う。インバータ回路22の出力を停止する場合は、発光手段17の点灯を継続させておくと、さらに赤外線センサ16の異常状態がわかりやすくなる。
なお、赤外線センサ16の異常検知のしきい値は図4に示すように絶対値ではなく、図5に示すように、発光手段17点灯時と消灯時の差△Vが所定値より低い場合に異常と判定すると、負荷鍋11の初期温度の影響や、太陽光や照明光の影響を受けることなく、異常を判定することができる。
次に、切入スイッチ29をオンすると加熱動作が開始し、約1秒後に発光手段17が消灯する。赤外線センサ16の出力は発光手段17が消灯するとV0まで低下し、その後負荷鍋11から出力された赤外線放射で温度を算出し、制御温度T1以上になるとインバータ回路22の出力を低下させて加熱動作を停止する。
トッププレート12の上に負荷鍋11が載置されていない場合や、加熱コイル13に対して負荷鍋11がずれておかれている場合は、インバータ回路22の共振電圧が高くなるので、鍋検知手段23で鍋なしと判定され、インバータ回路22の出力を低下するとともに、発光手段17を点灯させて、トッププレート12の赤外線センサ16で検知できる領域を光らせる。
赤外線センサ16を加熱コイル13のコイル間に配置する場合などは、加熱コイルの隙間が狭くなることがあるが、図3に示すように導光手段18を下側が広くなるように傾斜を持たせることで、赤外線センサ16および発光手段17を小型化せずに実装することができる。特に、赤外線センサ16の受感をよくするために導光手段18の径の中心に赤外線センサ16を配置する場合には、発光手段17が導光手段18の中心に対してずれた位置に配置されるので、導光手段18の径が小さいと発光手段17からの光が導光手段18内に入射できないが、導光手段18に傾斜部を設けることで、トッププレート12上まで導光することができる。
なお、本実施の形態では赤外線センサ16の異常検知のしきい値を、赤外線センサ16の制御温度T1より高いレベルに設定したが、制御温度T1より低くても赤外線センサ16が光に反応するのを判定することは可能であり、同様の効果を得ることができる。
また、発光手段17を赤色の発光ダイオードで構成したが、赤外線センサ16のチップ面積を大きくして感度を上げたり、温度算出手段19で赤外線センサ16の出力信号を増幅させることで、赤外線センサ16の感度波長域での放射エネルギーが低くなる黄色や緑、青などの発光色を使用することも可能である。
また、赤外線センサ16を加熱コイル13のコイル間ではなく、コイル中央部分に配置しても同様の効果がえられる。
また、発光手段17の点灯時は、点滅状態としても同様の効果が得られる。
また、加熱スイッチ28をオンする前は発光手段17を消灯としていたが、点灯としていても同様の効果が得られる。
また、加熱開始の2段階操作を加熱スイッチ28+切入スイッチ29と構成したが、加熱スイッチ28+アップスイッチ27またはダウンスイッチ26の2段階で加熱してもよい。
また、発光手段17は加熱開始後約1秒後に消灯としたが、赤外線センサ16による温度制御に影響がない範囲であれば、消灯タイミングを変更することは可能であり、逆に加熱開始後すぐに発光手段17を消灯してもかまわない。
以上のように、本実施の形態においては赤外線センサ16近傍に発光手段17をトッププレート12の方向に向けて配置するので、トッププレート12上の赤外線センサ16受光領域を点灯することができる。
また、発光手段17点灯時に赤外線センサ16の出力が所定以下でインバータ回路22の出力を低下させるので、赤外線センサ16の異常を加熱前に検知することが可能となる。
また、発光手段17点灯時と消灯時の赤外線センサ16出力の差が所定以下でインバータ回路22の出力を低下させるので、確実に発光手段17による赤外線センサ16出力の変化を検知して、赤外線センサ16の異常を加熱前に検知することが可能となる。
また、発光手段17点灯時の赤外線センサ16出力が、赤外線センサ16で温度制御するレベルの出力より大きくすることで、赤外線センサ16での温度制御範囲で確実に出力することが可能であることを検知することができる。
また、トッププレート12から赤外線センサ16への導光と発光手段17からトッププレート12への導光を同じ導光手段18で行うので、トッププレート12上の赤外線センサ16の受光領域を精度よく点灯することができる。
また、導光手段18の穴径を下側に広くなるように導光手段18に傾斜を設けることで、加熱コイル13の隙間が狭い場合でも、赤外線センサ16および発光手段17を小型化することなく、発光手段17の光をトッププレート12上まで導光することができる。
また、プリント配線板32に赤外線センサ16と発光手段17を実装することで、赤外線センサ16と発光手段17の実装状態をより安定させることができ、また、赤外線センサ16と発光手段17をひとつのユニットとすることで、制御手段23への接続を簡素化することができる。
また、発光手段18を加熱時に消灯することにより、加熱中は発光手段17からの影響を受けることなく赤外線センサ16による負荷鍋11の温度制御を精度よく行うことが可能となる。
また、発光手段17を加熱開始後所定時間点灯するので、加熱開始してから負荷鍋11を置く場合にも、赤外線センサ16の位置を認識しやすくできる。
また、発光手段17は加熱操作手段20の1段目の操作時に点灯し、加熱操作手段20の2段目の操作時に消灯するので、使用者が加熱操作を開始した時のみ発光手段17を点灯させることができ、不要に発光手段17を点灯させて使用者が煩わしいと感じることを低減することができる。また、発光手段17の点灯時間を最小限とすることができるので、経年変化による発光手段17の照度低下を抑制することができる。
また、鍋検知手段23で鍋なし判定された場合にも、発光手段17を点灯するので、加熱開始後、トッププレート上に鍋が置かれていない状態において、赤外線センサ16の位置を使用者に認識させることができる。
また、赤外線センサ16の異常を検知してインバータ回路22の出力を制限する時に、表示手段21でエラー表示をすることで、赤外線センサ16が異常であることを使用者が容易に認識することができる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、赤外線センサによる温度制御を確実に実行することができるので、赤外線センサを用いる加熱調理器等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器を示すブロック図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の操作表示部を示す図 本発明の実施の形態1における赤外線センサと発光手段および導光手段近傍の詳細図 本発明の実施の形態1における加熱動作、発光手段の点灯、赤外線センサの出力のタイミングを示す図 本発明の実施の形態1における発光手段の点灯、赤外線センサの出力のタイミングを示す図 本発明の従来例における誘導加熱調理器を示すブロック図
符号の説明
13 加熱コイル
16 赤外線センサ
17 発光手段
18 導光手段
19 温度算出手段
20 加熱操作手段
21 表示手段
22 インバータ回路
23 鍋検知手段
24 制御手段
31 保持部材
32 プリント配線板

Claims (11)

  1. トッププレート上の鍋を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記加熱コイル下方に設けられ前記鍋から放射される赤外線を検知する赤外線センサと、前記赤外線センサの出力より前記鍋温度を算出する温度算出手段と、前記赤外線センサ近傍に配置され前記トッププレート面に光を照射する発光手段と、前記温度算出手段からの出力に応じて前記インバータ回路の出力を制御する制御手段を備え、前記制御手段は前記発光手段を点灯時に前記赤外線センサの出力が第1の所定以下になると、前記インバータ回路の出力を制限する誘導加熱調理器。
  2. 制御手段は、発光手段を点灯時に赤外線センサの出力が第1の所定以下になるのに替えて発光手段点灯時と消灯時の赤外線センサの出力差が第2の所定以下で、インバータ回路の出力を制限する請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 発光手段点灯時の赤外線センサ出力が、前記赤外線センサで制御する鍋温度での前記赤外線センサ出力より大きくなるように、発光手段の出力を設定した請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 鍋から赤外線センサへ赤外線を導光する導光手段を備え、前記導光手段は発光手段から照射される光をトッププレート面に導光する請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  5. 導光手段の下側の穴径が上側より広くなるように前記導光手段に傾斜を設けた請求項4に記載の誘導加熱調理器。
  6. 導光手段を保持する保持部材と、赤外線センサと発光手段を固定するプリント配線板を備え、前記プリント配線板は前記保持部材にて保持する構成とした請求項4または5に記載の誘導加熱調理器。
  7. 発光手段は加熱時に消灯する請求項1〜6のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  8. 発光手段は加熱を開始後所定時間点灯した後に消灯する請求項7に記載の誘導加熱調理器。
  9. 2段階操作にて加熱開始させる加熱操作手段を備え、発光手段は前記加熱操作手段の1段目の操作時に点灯し、前記加熱操作手段の2段目の操作時に消灯する請求項7または8に記載の誘導加熱調理器。
  10. インバータ回路の出力により鍋の有無を検知する鍋検知手段を備え、前記鍋検知手段で鍋なし判定された場合に発光手段を点灯する請求項1〜9のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  11. 機器の動作手段を表示する表示手段を備え、インバータ回路の出力を制限する際に前記表示手段にて表示を行う請求項1〜10のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
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