JP2007298680A - ラビング装置およびラビング方法 - Google Patents

ラビング装置およびラビング方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007298680A
JP2007298680A JP2006125743A JP2006125743A JP2007298680A JP 2007298680 A JP2007298680 A JP 2007298680A JP 2006125743 A JP2006125743 A JP 2006125743A JP 2006125743 A JP2006125743 A JP 2006125743A JP 2007298680 A JP2007298680 A JP 2007298680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubbing
substrate
glass substrate
roll
alignment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006125743A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Ozawa
勝洋 小澤
Koshiro Nagahama
高四郎 長浜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Joyo Engineering Co Ltd
Original Assignee
Joyo Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Joyo Engineering Co Ltd filed Critical Joyo Engineering Co Ltd
Priority to JP2006125743A priority Critical patent/JP2007298680A/ja
Publication of JP2007298680A publication Critical patent/JP2007298680A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】本発明は、被ラビング処理基板の大型化にも係わらず製造設備設置のための面積が少なくて省スペース化が図られると共に、被ラビング処理基板1枚当りのラビング処理時間を短縮し、且つ高精度で均一なラビング処理を施すことが可能なラビング装置およびラビング方法を提供するものである。
【解決手段】ラビング装置をアライメント部1とラビング部2で構成し、アライメント部1において被ラビング処理基板15を所定の方向でラビングされる向きに設定した後にラビング部2へ浮上搬送し、ラビング部2で所定の方向および速度で回転する前記ラビングロール11を該ラビングロールの長手方向に略直角の方向に移動させながら被ラビング処理基板15に形成された配向膜にラビング処理を行なうようにした。
【選択図】図1−4

Description

本発明は、液晶パネルの製造プロセスの中のラビング工程で使用するラビング装置およびラビング方法に関する。
液晶パネルの製造プロセスの中にラビング工程がある。これは、透明基板(例えば、ガラス基板、樹脂基板等)の表面に形成された配向膜を布で擦って(ラビング)微細な溝を形成する工程であり、液晶分子の分布を均一に、且つ液晶分子の配向を溝に沿って所定の方向に配列させることによって液晶表示素子の全面に亘って均一な表示を得るためのものである。
従って、表示品位の良好な液晶表示素子を作成するためには、配向膜全面を均一な条件下でラビングことによって微細な溝を配向膜全面に亘って均一に形成することが求められる。
ガラス基板に形成された配向膜をラビングする一般的な方法は、円筒形状のロールの外周面にパイル(毛)を植設した布(ラビング布)を巻装してラビングロールを構成し、ガラス基板を所定の方向に所定の速度で移動させながらガラス基板に形成された配向膜を所定の方向に所定の速度で回転するラビングロールのパイルでラビングするものである。
その場合、配向膜全面を均一な条件下でラビングためには、上記ガラス基板に形成された配向膜とラビングロールに巻装されたラビング布のパイルとの距離を均一に保持した状態でラビングすることが必要であるが、そのためには極めて高い平面度を有するテーブル上に真空吸着によってガラス基板を固定することが必要である。
そこで、配向膜が形成されたガラス基板をラビングテーブル上に搬送する方法として、目的は異なるが搬送機構として見た場合に採用が可能な方法が、図5に示すような液晶パネルの基板露光装置への基板載置方法として提案されている。
それは、(a)の工程において、基板チャックテーブル50に浮沈自在に取り付けられた吸着ピン51を該基板チャックテーブル50の表面52から突出させ、ハンドリングロボット54を動作させて露光基板53を載置したハンドリングロボット54の吸着アーム55を基板チャックテーブル50の表面52から突出した吸着ピン51の先端部の上方で停止させる。
そして(b)の工程において、吸着ピン51の位置を避ける形状の吸着アーム55を基板チャックテーブル50側に降下させて露光基板53を吸着ピン51の先端部に吸着させる。
その後(c)の工程において、露光基板53が取り除かれた吸着アーム55のみを更に降下させて基板チャックテーブル50の上方から退避させる。
最後に(d)の工程において、先端部に露光基板53を吸着した吸着ピン51を基板チャックテーブル50内に沈め、露光基板53がチャックテーブル50に接触した時点でチャックテーブル50による露光基板53の吸着を開始すると共に、吸着ピン51による吸着を解除する。このようにして露光基板53をチャックテーブル50上に載置するものである(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−114882号公報
ところで、上記露光基板の搬送方法を採用して配向膜が形成されたガラス基板をラビング装置に搬送する場合、ガラス基板の大型化に伴って搬送ロボットも必然的に巨大化が避けられず、製造設備の設置に際して広大な面積が必要となる。
この場合、世代別におけるガラス基板の大きさは、液晶パネルの開発当初を液晶の第1世代とすると約300mm×300mmであったものが、現在の液晶世代である第6世代では約1500mm×1800mmであり、今後の第7世代においては約1800mm×2000mmまでなるであろうと予測される。
また、ガラス基板の大型化は該ガラス基板の重量の増大化を招く。そのため、ガラス基板の大型化に際しては、ガラス基板を支持する搬送ロボットのロボットアームを厚くすることによってロボットアームを大型ガラス基板を支持できるだけの頑丈なものにする必要がある。
その場合、ロボットアームに載置されたガラス基板をテーブル上に移すとき、あるいは反対にラビング処理が終わったガラス基板をテーブル上からロボットアームに移すときのロボットアームの操作に支障をきたさないようにするためには、吸着ピンのテーブルから突出する長さはロボットアームの厚みよりも長くする必要があることから、吸着ピンのテーブルから突出するストロークを長くしなければならない。
すると、ラビング処理が終わったガラス基板をテーブル上からロボットアームに移すときのガラス基板のテーブルからの剥離距離が長くなり、ガラス基板の剥離帯電量が増加することになる。その結果、ガラス基板に付着する塵埃や金属粒子等が増加して不良を発生させる要因となるものである。
また、矩形のガラス基板に対する一般的なラビング処理は、ガラス基板の2組の互いに対向する辺のいずれに対しても所定の角度をもって施される。その場合、配向膜が形成されたガラス基板とラビングロールとの相対移動方向を基準にすると、相対移動方向に対して平行に配置したガラス基板を相対移動方向に対して所定の角度(ラビング角度)傾けたラビングロールでラビング処理を行なう方法と、相対移動方向に対して所定の角度(ラビング角度)傾けて配置したガラス基板を相対移動方向に対して直角に配設したラビングロールでラビング処理を行なう方法とが考えられる。
そこで、上記2種類のラビング処理方法における違いを図3および図4を参照して説明する。図3はラビング処理に必要なラビングロールの長さの違いを示したものである。そのなかで、(a)は前者のガラス基板とラビングロールとの相対移動方向に対してラビングロールを傾ける方法、(b)は相対移動方向に対してガラス基板を傾ける方法であり、相対移動方向に対して夫々の傾斜角θを45°に設定したものである。また、配向膜をラビング処理されるガラス基板の形状を長方形とし、長辺の長さをA、短辺の長さをBとする。
(a)の場合のラビングロールの長さをLとすると、
=√2×A (1)
となり、(b)の場合のラビングロールの長さをLとすると、
=√2×(A+B)/2 (2)
となる。
数式(1)および(2)より、A>BとするとL>Lとの関係が成り立つ。つまり、ガラス基板が長方形であれば(a)よりも(b)のラビング処理方法の方がラビングロールを短くすることができる。
ラビングロールは、長さが長くなるにつれて自重による撓みが増加し、ガラス基板の配向膜に対するラビングロールの接触圧力を均一に保つことが困難となって高精度で均一なラビング処理を施すことができなくなる。よって、ラビングロールは短いほど良好なラビング処理を施すことができる。
ところで、上述の従来のガラス基板搬送方法は、(a)のラビング処理方法に採用されるものであり、従って、ガラス基板に形成された配向膜に対して高精度で均一なラビング処理を施すことは極めて難しい。
次に、図4はガラス基板1枚当りに要するラビング処理時間の違いをラビング処理の距離(ラビングストローク)の違いとして示したものである。そのなかで、(a)は前者のガラス基板とラビングロールとの相対移動方向に対してラビングロールを傾ける方法、(b)は相対移動方向に対してガラス基板を傾ける方法であり、相対移動方向に対して夫々の傾斜角θを45°に設定したものである。また、配向膜をラビング処理されるガラス基板の形状を長方形とし、長辺の長さをA、短辺の長さをBとする。
(a)の場合のラビング処理の距離をL′とすると、
′=A+B (3)
となり、(b)の場合のラビング処理の距離をL′とすると、
′=(A+B)/√2 (4)
となる。
数式(3)および(4)より、常にL′>L′との関係が成り立つ。つまり、(a)よりも(b)のラビング処理方法の方がガラス基板1枚当りのラビング処理時間が短い。
従って、上述同様に従来のガラス基板搬送方法は、(a)のラビング処理方法に採用されるものであり、従って、ガラス基板1枚当りのラビング処理時間は改善の余地がある。
そこで、本発明は上記問題に鑑みて創案なされたもので、その目的とするところは、被ラビング処理基板の大型化にも係わらず製造設備設置のための面積が少なくて省スペース化が図られると共に、被ラビング処理基板1枚当りのラビング処理時間を短縮し、且つ高精度で均一なラビング処理を施すことが可能なラビング装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載された発明は、所定の方向に所定の速度で回転しながら所定の速度で直線状に移動するラビングロールの外周面に巻装されたラビング布で基板に形成された配向膜をラビング処理するラビング装置であって、前記ラビング装置は並設されたアライメント部とラビング部を備えており、前記ラビング部で所定の方向に向けられた基板をエアで浮上させた状態で前記ラビング部まで搬送し、その後ラビング処理を施すようにしたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載された発明は、請求項1において、前記アライメント部は複数のエア噴出孔が穿設されると共に、エア吸引孔が穿設された回動ステージを回動自在且つ昇降自在に支持するアライメントテーブルを有し、
前記ラビング部はエアの噴出と吸引を兼ねる複数のエア噴出・吸引孔が穿設されたラビングテーブルを有し、
前記基板を前記回動ステージに真空吸着した状態で所定の方向に向けた後、エアで浮上させた状態で前記ラビングテーブル上方まで搬送するようにしたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載された発明は、請求項2において、前記ラビングテーブルに真空吸着固定した前記基板を、所定の方向および速度で回転する前記ラビングロールを該ラビングロルの長手方向に略直角の方向に移動させながら前記基板に形成された配向膜にラビング処理を行なうようにしたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載された発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のラビング装置を使用することを特徴とするものである。
本発明のライング装置およびラビング方法は、アライメント部で方向制御した被ラビング処理基板を浮上方式によってラビング部に搬送し、ラビング部に固定した被ラビング処理基板をラビングロールを該ラビングロールの長手方向に対して直角の方向に移動させながらラビング処理を施すようにした。
その結果、ロールコンベアの搬送方式においては被ラビング処理基板の垂れた頂角部が搬送時にロールに引っ掛かって搬送ができなくなるようなことがあるが、浮上方式の搬送方法ではそのような不具合を生じることがなくなった。
また、ラビングロールの長さが従来のラビング処理方法に比べて短くなると共にラビングのストロークも短くなり、被ラビング処理基板1枚当りのラビング処理時間を短縮し、且つ高精度で均一なラビング処理を施すことが可能になった。
更に、被ラビング処理基板をラビングテーブルに搬送する際にロボットを使用する必要がないため、被ラビング処理基板の大型化にも係わらず製造設備設置のための面積が少なくて省スペース化が図られた。
以下、この発明の実施形態を図1および図2を参照しながら、詳細に説明する(同一部分については同じ符号を付し、説明は省略する)。尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は本実施形態のラビング装置を使用したラビング工程を示す工程図であり、(a)〜(g)は平面図、(a′)〜(g′)は(a)〜(g)の夫々の側面図である。まず、ラビング工程を説明する前に(a)および(a′)を参照してラビング装置について説明し、その後でラビング工程について説明する。ラビング装置は、アライメント部1とラビング部2とトランスファ部3を備えている。
アライメント部1は、全体に複数のエア噴出孔4と中央部に回動ステージ保持孔5を設けた平板状のアライメントテーブル6を有しており、回動ステージ保持孔5にはエア吸引孔7を設けた回動ステージ8が昇降自在且つ回動自在に保持されている。
また、ラビング部2は、全体に複数の複数のエア噴出・吸引孔9を設けた平板状のラビングテーブル10を有しており、ラビングテーブル10の上方には円筒状のロールの外周面にラビング布が巻装された回転可能なラビングロール11が昇降自在且つ移動自在に配設されている。
なお、アライメントテーブル6とラビングテーブル10は互いの上面が略面一となるように並設されている。
更に、トランスファ部3は、並設されたアライメントテーブル6およびラビングテーブル10を挟んだ両側にその並設方向に直線状に且つ略平行に延びる一対のガイドレール12が昇降自在に配設されており、ガイドレール12には該ガイドレール12の延長方向と直交する方向に伸縮するチャックハンド13を支持するスライダ14がガイドレール12に沿って摺動するように嵌合されている。
次に、上述のラビング装置によるラビング工程について説明する。(a)および(a′)の工程において、ラビングロール11をラビングテーブル10の一方の端部側上方に位置させると共に、夫々のスライダ14をアライメントテーブル6側に摺動した一対のガイドレール12を下方に位置させる。このとき、夫々のチャックハンド13はスライダ14側に短縮されている。また、回動ステージ8は下方に位置して該回動ステージ8の上面はアライメントテーブル6と略面一となっている。
次に(b)および(b′)の工程において、アライメントテーブル6のエア噴出孔4からエアを噴出させ、表面に配向膜を形成したガラス基板15の該配向膜を上方に向けると同時に、ガラス基板15の少なくとも一対の対向する側面16がラビングロール11と略平行となるようにガラス基板15をアライメントテーブル6上方に搬送して静置する。すると、ガラス基板15はエア噴出孔4からの噴出エアによってアライメントテーブル6の上方に浮上した状態で保持されることになる。
この場合、ガラス基板15がアライメントテーブル6の上面から浮上する距離は、エアの流量を調整することにより0.3mm〜0.6mm程度に設定される。
次に(c)および(c′)の工程において、回動ステージ8を上昇させて該回動ステージ8の上面がガラス基板15に当接したところで回動ステージ8の上昇を停止し、その後回動ステージ8のエア吸引孔7からエアを吸引して回動ステージ8上面にガラス基板15を真空吸着させる。更にその後回動ステージ8を回動してガラス基板15が所定のラビング方向でラビングされる向きになったところで回動を停止し、エア吸引孔7からのエア吸引を停止して回動ステージ8を下方に下降させる。
すると、所定のラビング方向でラビングされる向きに設定されたガラス基板15はエア噴出孔4からの噴出エアによってアライメントテーブル6の上方に浮上した状態で保持されることになる。
次に、(d)および(d′)の工程において、一対のガイドレール12を上昇させ、互いに対向する位置に摺動されたスライダ14から夫々のチャックハンド13をガラス基板15に向かって伸長し、チャックハンド13の先端部の下面をガラス基板15の上面に接触させる。そして、図2に示すように、チャックハンド13の先端部に設けられたエア吸引孔17からエアを吸引して対向する一対のチャックハンド13の先端部でガラス基板15を真空吸着する。
次に、(e)および(e′)の工程において、ラビングテーブル10に設けられたエア噴出・吸引孔9からエアを噴出させると共に、スライダ14をガイドレール12に沿ってアライメント部1側からラビング部2側に摺動することによって、チャックハンド13に真空吸着されたガラス基板15をアライメントテーブル6の上方からラビングテーブル10の上方の所定の位置までエアで浮上した状態で搬送する。
次に、(f)および(f′)の工程において、チャックハンド13のエア吸引孔17からのエア吸引を停止して夫々のチャックハンド13をスライダ14側に短縮し、その後ガイドレール12を下方に下降させる。
すると、基板15はエア噴出・吸引孔9からの噴出エアによってラビングテーブル10の上方に浮上した状態で保持されることになる。その後、ラビングテーブル10のエア噴出・吸引孔9からのエア噴出量を徐々に少なくして最後にエアの噴出を停止する。このようなエア噴出量の調整によってラビングテーブル10の上方に浮上していたガラス基板15が徐々に下降して最後にラビングテーブル10上に載置されることになる。
更にその後、ラビングテーブル10のエア噴出・吸引孔9からエアを吸引してガラス基板15をラビングテーブル10上に真空吸着する。すると、ガラス基板15は所定のラビング方向でラビングされる向きになった状態でラビングテーブル10上に固定されたことになる。
次に、(g)および(g′)の工程において、ラビングロール11を所定の位置まで下降させた後に回転を開始させ、所定の速度で移動させながらラビングテーブル10上に固定されたガラス基板15に形成された配向膜にラビング処理を施す。
以上で一連のラビング工程は終了し、その後、ラビングテーブル10のエア噴出・吸引孔9からのエア吸引を停止してガラス基板15を次の工程に搬出する。
上記ラビング工程に従って順次ガラス基板をラビング処理することによって効率的にラビング処理作業が進められる。
なお、アライメントテーブル6に設けられたエア噴出孔4およびラビングテーブル10に設けられたエア噴出・吸引孔9は共に直径が約20mm程度であるが、テーブルの大きさ、厚み、および配置される孔のピッチ等を考慮して決定されるものであり、必ずしも20mmに限られるものではない。
以上説明したように、本発明のラビング装置およびラビング方法は、従来のような吸着ピンが不要であるために装置の構造が簡単になり、装置の価格を低減することができる。
また、被ラビング処理基板をラビングテーブルに搬送する際にロボットを使用する必要がないため、被ラビング処理基板の大型化にも係わらず製造設備設置のための面積が少なくて省スペース化が図られる。
また、アライメントテーブル上で方向制御した被ラビング処理基板を浮上方式によってラビングテーブル上まで搬送するようにした。その結果、ロールコンベアの搬送方式においては被ラビング処理基板の垂れた頂角部が搬送時にロールに引っ掛かって搬送ができなくなるようなことがあるが、浮上方式の搬送方法ではそのような不具合を生じることはない。
また、浮上方式の搬送方法では浮上距離が約0.3mm〜0.6mm程度であるため、テーブルとの剥離距離が短く、静電帯電を低く抑えることができる。
更に、方向制御した被ラビング処理基板を固定し、ラビングロールを該ラビングロールの長手方向に対して直角の方向に移動させながらラビング処理を施すようにした。そのため、ラビングロールの長さが従来のラビング処理方法に比べて短くなると共にラビングのストロークも短くなり、被ラビング処理基板1枚当りのラビング処理時間を短縮し、且つ高精度で均一なラビング処理を施すことが可能になる。などの優れた効果を奏するものである。
本発明のラビング装置を使用したラビング工程を示す工程図である。 本発明のラビング装置を使用したラビング工程を示す工程図である。 本発明のラビング装置を使用したラビング工程を示す工程図である。 本発明のラビング装置を使用したラビング工程を示す工程図である。 ガラス基板をチャックハンドで吸着したときの部分拡大図である。 ガラス基板の方向とラビングロールの長さの関係を示す説明図である。 ガラス基板の方向とラビングストロークの関係を示す説明図である。 従来の、基板チャックテーブルに露光基板を載置する工程を示す工程図である。
符号の説明
1 アライメント部
2 ラビング部
3 トランスファ部
4 エア噴出孔
5 回動ステージ保持孔
6 アライメントテーブル
7 エア吸引孔
8 回動ステージ
9 エア噴出・吸引孔
10 ラビングテーブル
11 ラビングロール
12 ガイドレール
13 チャックハンド
14 スライダ
15 ガラス基板
16 側面
17 エア吸引孔

Claims (4)

  1. 所定の方向に所定の速度で回転しながら所定の速度で直線状に移動するラビングロールの外周面に巻装されたラビング布で基板に形成された配向膜をラビング処理するラビング装置であって、前記ラビング装置は並設されたアライメント部とラビング部を備えており、前記ラビング部で所定の方向に向けられた基板をエアで浮上させた状態で前記ラビング部まで搬送し、その後ラビング処理を施すようにしたことを特徴とするラビング装置。
  2. 前記アライメント部は複数のエア噴出孔が穿設されると共に、エア吸引孔が穿設された回動ステージを回動自在且つ昇降自在に支持するアライメントテーブルを有し、
    前記ラビング部はエアの噴出と吸引を兼ねる複数のエア噴出・吸引孔が穿設されたラビングテーブルを有し、
    前記基板を前記回動ステージに真空吸着した状態で所定の方向に向けた後、エアで浮上させた状態で前記ラビングテーブル上方まで搬送するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のラビング装置。
  3. 前記ラビングテーブルに真空吸着固定した前記基板を、所定の方向および速度で回転する前記ラビングロールを該ラビングロルの長手方向に略直角の方向に移動させながら前記基板に形成された配向膜にラビング処理を行なうようにしたことを特徴とする請求項2に記載のラビング装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のラビング装置を使用することを特徴とするラビング方法。
JP2006125743A 2006-04-28 2006-04-28 ラビング装置およびラビング方法 Pending JP2007298680A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006125743A JP2007298680A (ja) 2006-04-28 2006-04-28 ラビング装置およびラビング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006125743A JP2007298680A (ja) 2006-04-28 2006-04-28 ラビング装置およびラビング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007298680A true JP2007298680A (ja) 2007-11-15

Family

ID=38768236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006125743A Pending JP2007298680A (ja) 2006-04-28 2006-04-28 ラビング装置およびラビング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007298680A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009148070A1 (ja) * 2008-06-03 2009-12-10 株式会社アルバック アライメント機能付きステージ及びこのアライメント機能付きステージを備えた処理装置並びに基板アライメント方法
KR20130051148A (ko) * 2011-11-09 2013-05-20 엘지디스플레이 주식회사 러빙 시스템 및 이를 위한 기판이송로봇
KR101360722B1 (ko) 2012-10-15 2014-02-10 한용현 진공흡착 벨트 방식 웨이퍼수납장치
KR101418301B1 (ko) * 2012-10-05 2014-07-10 위아코퍼레이션 주식회사 다공질 세라믹 테이블
JP2017033026A (ja) * 2016-11-04 2017-02-09 株式会社ニコン 物体支持装置、露光装置、露光方法及びデバイス製造方法
JP2018136575A (ja) * 2018-05-25 2018-08-30 株式会社ニコン 露光装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009148070A1 (ja) * 2008-06-03 2009-12-10 株式会社アルバック アライメント機能付きステージ及びこのアライメント機能付きステージを備えた処理装置並びに基板アライメント方法
JP5102358B2 (ja) * 2008-06-03 2012-12-19 株式会社アルバック アライメント機能付きステージ及びこのアライメント機能付きステージを備えた処理装置
JP2013012754A (ja) * 2008-06-03 2013-01-17 Ulvac Japan Ltd アライメント機能付きステージ及びこのアライメント機能付きステージを備えた処理装置並びに基板アライメント方法
KR20130051148A (ko) * 2011-11-09 2013-05-20 엘지디스플레이 주식회사 러빙 시스템 및 이를 위한 기판이송로봇
KR101870293B1 (ko) 2011-11-09 2018-06-22 엘지디스플레이 주식회사 러빙 시스템 및 이를 위한 기판이송로봇
KR101418301B1 (ko) * 2012-10-05 2014-07-10 위아코퍼레이션 주식회사 다공질 세라믹 테이블
KR101360722B1 (ko) 2012-10-15 2014-02-10 한용현 진공흡착 벨트 방식 웨이퍼수납장치
JP2017033026A (ja) * 2016-11-04 2017-02-09 株式会社ニコン 物体支持装置、露光装置、露光方法及びデバイス製造方法
JP2018136575A (ja) * 2018-05-25 2018-08-30 株式会社ニコン 露光装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4652351B2 (ja) 基板支持装置、基板支持方法
KR101213529B1 (ko) 기판 반송 장치
US8307778B2 (en) Coating method and coating unit
JP2007298680A (ja) ラビング装置およびラビング方法
JP5265099B2 (ja) 基板検査装置
JP2009117571A (ja) 基板処理装置及び塗布装置及び塗布方法
US9733523B2 (en) Exposure apparatus and exposure method using the same
KR20100042587A (ko) 기판 반송 처리 장치
JP4313284B2 (ja) 基板処理装置
JP2008147291A (ja) 基板支持装置、基板支持方法、基板加工装置、基板加工方法、表示装置構成部材の製造方法
US8468943B2 (en) Imprint method, computer storage medium and imprint apparatus
TWI462215B (zh) 基板處理裝置、轉換方法、及轉移方法
KR20120116880A (ko) 도포장치
KR20130044172A (ko) 도포 처리 장치
JP2013110072A (ja) 有機el発光装置の製造方法及び製造装置
JP5243585B2 (ja) 基板供給装置
JP6364274B2 (ja) 除去方法、除去装置および印刷システム
JP5165718B2 (ja) 基板処理装置
KR101212814B1 (ko) 개선된 코팅 영역의 기판 부상 장치 및 부상 방법, 및 이를 구비한 코팅 장치
JP2020032364A (ja) ステージ測定治具、塗布装置およびステージ測定方法
JP2009206315A (ja) テーブルへの基板搭載装置
JP5977044B2 (ja) 印刷装置および印刷方法
JP6322527B2 (ja) 印刷装置、印刷方法および該印刷装置で用いる担持体
KR20110081494A (ko) 기판 이송 장치
JP5773940B2 (ja) パターン形成装置およびパターン形成方法