JP2007298278A - 表示装置用検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡易な装置構成で、かつ比較的短時間で表示装置の色調の検査を行う。
【解決手段】集光光学系9と、走査光学系3と、回折格子型光制御素子5と、光学レンズ6と、光検出素子7とを有して成り、表示装置10からの画像光を集光光学系9及び走査光学系3により選択的に回折格子型光制御素子5に入射させ、この回折格子型光制御素子5において選択的に入射された画像光の一部を回折し、その回折光を、光学レンズ6を介して光検出素子7により検出して画像光を分光する。回折角度の波長依存性を利用して、画素毎の分光を可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種表示装置の色調を検査する表示装置用検査装置に関する。
現在、プラズマディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイや液晶ディスプレイ等の各種の表示装置において、その色調の検査工程に簡便に利用可能な分光機能を有する検査装置が求められている。
色の測定には、従来、分光測定器、カラーフィルターを用いるマルチスペクトルカメラなどがある。一般的な分光測定器は、ポイント測定を行うものであることから、表示面全体を分光測定するには不向きであり、移動機構を設けて測定する必要があるため、検査に時間がかかるという不都合がある。
また、マルチスペクトルカメラとして、3刺激値XYZフィルターなどの各種フィルターを用いて撮像デバイスにより色を検出する構成のものが提案されているが、現状では色選別フィルターを精度よく作製することが難しいため、分光器に比べ精度が落ちるという不都合がある。また、フィルター切り替えの時間も要することから、上述したような表示装置の検査用として利用することは難しい。
これに対し、回折格子を用いることにより、回折角度の波長依存性を利用して分光を行う技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特公平7−1206号公報
しかしながら、上記特許文献1に提案されている分光装置においては、被検査体からの光を回折格子によって回折させて、スリットを介して光検出素子において検出する構成であることから、上述したような表示装置の色調を検査するためには、回折格子に照射する光を選択的に分割する必要があり、表示装置用の色調の検査装置としては適さない。
以上の問題に鑑みて、本発明は、比較的簡易な装置構成で、かつ比較的短時間で表示装置の色調の検査を行う表示装置用検査装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明による表示装置用検査装置は、集光光学系と、走査光学系と、回折格子型光制御素子と、光学レンズと、光検出素子とを有して成り、表示装置からの画像光を集光光学系及び走査光学系により選択的に回折格子型光制御素子に入射させ、この回折格子型光制御素子において選択的に入射された画像光の一部を回折し、その回折光を、光学レンズを介して光検出素子により検出して画像光を分光する構成とする。
また、本発明は、上述の表示装置用検査装置において、集光光学系に、対物レンズと、スリットと、回折格子型光制御素子への入射レンズとが用いられる構成とする。
更に、本発明は、上述の表示装置用検査装置において、回折格子型光制御素子として、1組の回折格子型静電駆動素子が複数並置配列され、この回折格子型静電駆動素子毎に回折格子機能をオン/オフ可能とされた1次元型光変調素子を用いる構成とする。
上述したように、本発明においては、回折格子型光制御素子を利用して、表示装置からの画像光を、集光光学系及び走査光学系を介して選択的に回折格子型光制御素子に入射させ、この回折格子型光制御素子によって更にその一部を回折し、光学レンズを介して光検出素子により回折光を検出することによって、表示装置からの画像光の分光を行うことができる。したがって、比較的簡単な構成で、また走査光学系の走査により、フィルターの交換等の煩雑な作業を伴うことがないので、比較的短時間で表示装置の色調の検査を行うことが可能である。
また、上述したように、本発明の表示装置用検査装置において、その集光光学系に、対物レンズと、スリットと、例えばコリメート機能を有する入射レンズとを用いることによって、簡易な光学系の構成により選択的に、例えば表示装置の表示面における縦ライン状の画像光を回折格子型光制御素子に効率よく入射することができる。
また更に、この回折格子型光制御素子として、複数の回折格子型静電駆動素子が並置配列された1次元型の光変調素子を利用し、回折格子型静電駆動素子毎に回折格子機能をオン/オフ可能とすることによって、集光光学系及び走査光学系により選択された例えば表示装置からの縦ライン状の画像光を更に分割して回折を行うことができることから、この回折光を、光学レンズを介して光検出素子において検出することによって、画素毎又は数画素毎の分光も可能となる。
本発明の表示装置用検査装置によれば、比較的簡易な装置構成で、かつ比較的短時間で表示装置の色調の検査を行うことができる。
以下本発明を実施するための最良の形態の例を説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。
図1は、本発明による表示装置用検査装置の一実施形態例の概略構成図である。この場合、図1に示すように、表示装置10の画面1から出射される光を集光する広角レンズ等より成る対物レンズ2、ガルバノミラー、ポリゴンミラー等の走査ミラーより成る走査光学系3、スリット8及び例えばコリメート機能を有する入射レンズ4、回折格子型光制御素子5、入射レンズ6及び光検出素子7により構成する。すなわち図示の例においては、集光光学系9を、対物レンズ2、スリット8及び入射レンズ4により構成する例を示す。
このような構成において、表示装置10の画面1から出射される光は、対物レンズ2で集光され、走査ミラーより成る走査光学系3によって反射され、スリット8及び入射レンズ4によって、画面1の例えば縦ライン状の画像光のみが順次選択的に回折格子型光制御素子5に入射される。後述するように、回折格子型光制御素子5は平面素子であるため、入射レンズ4はコリメータ機能を備えることが望ましい。
回折格子型光制御素子5としては、後述する回折格子型静電駆動素子を複数個、例えば1080個程度の多数個並置配列した1次元型光変調素子を用いることが好ましい。
この1次元型光変調素子においては、各回折格子型静電駆動素子をオン/オフ可能とすることによって例えば縦ライン状に選択的に入射された画像光を更に分割して画像光を回折することが可能とされる。回折された光は、回折光のみを選択的に取り出す機能を備える光学レンズ6によって、光検出素子7により検出される。検出された信号Sは例えば記憶部11に記憶され、図示しない外部への出力手段に出力される構成としてもよい。
1ラインの画像光の分光終了後に、走査光学系3を矢印rで示すように回転させ、次の縦ライン状の画像光を回折格子型光制御素子5に入射させ、同様に更に分割して回折し、光学レンズ6によって光検出素子7により検出することができる。
ここで、上述の回折格子型静電駆動素子を多数併置配列して成り、回折格子型光制御素子として用いる1次元型光変調素子について説明する。
このような1次元型光変調素子としては、例えば米国Silicon Light Machine社が開発した静電駆動方式による回折格子型の光変調素子、いわゆる回折ライトバルブ(GLV:grating light valve)が知られている(例えば米国特許公開2003/0035189A1号明細書参照。)。
この回折格子型光変調素子は、光の回折を利用したMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)の一種であり、光スイッチングの作用とともに、光の階調を電気的にコントロールすることが可能となっている。そしてこの光変調素子を多数配置して1次元アレイ構造とし、光変調されたライン状の光、すなわち1次元画像をスキャンミラーで走査することによって、2次元画像を得るプロジェクターが種々提案されている。本発明は、この光変調素子を逆向きに使用し、画像光の分光に利用するものである。
このGLV型光変調素子を用いる場合は、1画素に対応する静電駆動素子の個数と、画面1からの縦ライン状の光の縦方向の画素数を同じとし、また静電駆動素子に入射する光の横方向の幅をほぼ1画素幅分とすると、2次元画像のほぼ画素毎に分光を行うことが可能である。したがって、静電駆動素子毎に回折格子機能をオン/オフするのみで、すなわち高速なスイッチング速度をもって画像の分光を高精度に行うことが可能である。さらに、低い印加電圧で動作されるので、非常に小型化された表示装置用検査装置を実現することができる。
すなわち、上述の表示装置用検査装置にあって、例えば回折格子型光制御素子5に縦1画素分の縦ライン状の画像光を選択的に入射させ、1画素に対応する静電駆動素子毎に回折格子機能をオン/オフさせ、かつ、 1縦ラインの検査後に走査光学系3を回転する角度を例えば1画素分に対応する角度だけ回転させることによって、縦横両方向に1画素毎の色調の検査を行うことも可能である。または、数画素毎の検査(すなわち部分的な2次元画像の検査)や、1画素の検査を数画素おきに行うサンプリング検査を行うことも可能である。
このGLV型構成の1次元型光変調素子の動作原理を、図2〜図4を参照して簡単に説明する。図2は、1次元画像を表示するGLV型、すなわち回折格子型静電駆動素子の一例の概略斜視構成図である。
図2に示すように、この回折格子型静電駆動素子50は、シリコン等より成る基体30上に、ポリシリコン薄膜などから成る共通電極33が形成され、この共通電極33と所定の間隔を保って、条帯(ストリップ)状の第1の電極31と、第2の電極32とが例えばその両端が屈曲されて支持部31A及び31B、32A及び32Bとされ、この支持部31A及び31B、32A及び32Bを介して基体30に支持されて構成される。
ここで基体30は、例えば、シリコン(Si)やガリウム砒素(GaAs)などの半導体基板上に絶縁膜を形成した基板、石英基板やガラス基板のような絶縁性基板などが用いられる。下部電極33は、不純物をドーピングした多結晶シリコン膜、金属膜(多結晶W,Cr)などで形成される。第1及び第2の電極31及び32は、例えばシリコン窒化膜(SiN膜)等の絶縁性材料より成る下地膜37と、その上面に形成され、導電性を有する材料から成る上部電極38とから構成される。この場合上部電極38としては、例えば高い反射率を有するAl等より成り、少なくともその上面中央部が反射領域39として構成される。第1の電極31は固定電位とされ、第2の電極32は、図示しない駆動電圧電源に接続される。
この回折格子型光変調素子50の駆動時(オン状態)には、第2の電極32が駆動電圧に応じて、反射領域39の表面と直交する方向に移動可能であり、第2の電極32の表面の高さ(すなわち基体30に対する距離)を変えることができる。第1の電極31cは例えば固定されており、反射領域39の表面の高さは不変である。
なお、1つの画素(ピクセル)に対応する回折格子型光変調素子50内の第1の電極及び第2の電極の数は適宜変更可能であり、図2の例においては3本ずつの合計6本の例を示すが、その他合計2本、4本などでもよい。
図3は、この回折格子型静電駆動素子50を複数並置配列した状態の回折格子型光制御素子5の要部の概略平面構成図を示す。図3において、図2と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。この場合、第1の電極31は一様に固定電位に接続するバイアス電極へ接続され、第2の電極32は、回折格子型静電駆動素子50毎にそれぞれ異なる制御電極へ接続される。この場合、第1及び第2の電極31及び32が6本で一組の回折格子型静電駆動素子50が構成され、この静電駆動素子50が例えば1080組基体(図示せず)上に、第1及び第2の電極31及び32の幅方向に並置配列して形成されて回折格子型光制御素子5が構成される。図3において、各電極31及び32の延長する方向を矢印x、並置配列される幅方向を矢印yでそれぞれ示す。
このような回折格子型光制御素子5においては、各電極がオフ状態で表面がほぼ一平面上に配置される通常型構成と、各電極が基準面(例えば光制御素子の基体表面)から所定の角度をもって傾斜されて配置されるいわゆるブレーズ型構成とが提案されている。これらの各タイプの光制御素子の一例の概略断面構成図を図4A及びB、図5A及びBにそれぞれ模式的に示す。図4及び図5において、図2及び図3と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。また、図4及び図5の例においては、一例として1画素に対応する回折格子型静電駆動素子50の第1及び第2の電極の数を3本ずつとした場合を示すが、本発明に用いる回折格子型静電駆動素子50の電極数はこれに限定されるものではない。
通常型では、図4Aに示すように、非駆動状態(オフ状態)では入射光Liに対し入射方向に戻る0次光L0が反射される。電圧印加手段40により第2の電極32に電圧を印加した駆動状態(オン状態)では、図4Bに示すように、第2の電極32が矢印Sで示すように下部電極33側に変位して回折格子が構成され、入射光Liに対し±1次回折光L(+1)及びL(−1)が回折される。
この回折作用により、すなわち第2の電極32の駆動位置に応じた光の回折方向が波長によって異なることを利用して、回折光を検出することにより画像光の分光を行い、色調の検査を行うことができる。
また、ブレーズ型の場合は、図5Aに示すように、電圧を印加しない非駆動状態では入射光Liに対し0次回折光L0と2次回折光L2が生じる。これに対し、図5Bに示すように、1つおきの第2の電極32に電圧印加手段40により適切な電圧を印加すると、静電引力により下部電極33側にこれら第2の電極32がたわみ、回折格子が構成され、入射光L0に対し+1次回折光L1のみが生じる。したがって、回折光が単一化されることから、光の利用効率を高め、より精度の高い分光測定が可能となる。
このブレーズ型の回折格子型光制御素子5の回折方向について図6を参照して説明する。図6は、一例としてブレーズ型回折格子150の回折面151における回折方向を示す。ブレーズ型回折格子150の法線を一点鎖線Vg、回折面151の法線を一点鎖線Vb、入射光の入射方向を矢印Li、m次の回折光の回折方向を矢印Lmとして示す。ブレーズ型回折格子150の回折面151の傾斜角度θβ(+)は一点鎖線Vg及びVbの成す角度と等しい。回折格子150の法線Vgからの入射光の入射角度をα(+)、m次の回折光の回折角度をβ(−)とすると、
sinα+sinβ=N×m×λ ・・・(1)
の関係となる。ただし、上記式(1)において、Nは回折面151の幅dの逆数、mは回折の次数、λは光の波長である。また、角度は、回折格子の法線を軸に反時計方向を正、時計方向を負として計算する。
このように、回折光の出射角度は波長に依存するため、出射光を撮像素子等の光検出素子で受光して、その角度情報を撮像素子等の光検出素子の座標位置として検出することができる。
そしてこの回折光を、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を光検出素子として用い、その例えば横方向の変位を波長に対応して検出し、またその輝度強弱を該当する波長の強弱として検出する。この場合、撮像素子等の光検出素子上ではある程度の縦方向に幅をもつ画像になるため、前もって回折格子型光変調素子5の駆動状態(オン状態)とした静電駆動素子の位置と検出位置とを較正しておくことが望ましい。
またこの光検出素子として撮像素子を用いる場合は、入射する光が微弱な場合もありうるので高感度であることが望ましい。イメージインテンシファイアー、フォトマルチプライヤー、裏面反射型CCDなどが考えられる。必要に応じて、撮像素子に冷却手段を設けることによりSN(出力比)を改善する必要がある。上述したように、画素毎の分光検査を行う場合は、図1に示す走査光学系3の一定角度において回折格子型光制御素子5の回折格子型静電駆動素子毎の駆動を行い、1素子毎に撮像素子等の光検出素子7に取り込まれる。このためこの光検出素子も高感度、高速動作であることが望ましい。
以上説明したように、本発明の表示装置用検査装置によれば、フィルターの交換等の作業を伴うことなく、比較的簡易な装置構成で、かつ比較的短時間で従来の分光装置と同等の精度をもって表示装置の色調の検査を行うことが可能となる。
なお、本発明は、上述の実施形態例において説明した例に限定されることなく、本発明構成を逸脱しない範囲において種々の変形、変更が可能である。例えば、上述のGLV型構成の回折格子型光制御素子として、回折格子型静電駆動素子を1080組とした例を示したが、これに類する構造をもったものでより高密度化した構成としてもよい。逆に、オン/オフ機能として、1組ずつオン(駆動)状態とするのではなく、隣り合う複数の静電駆動素子をオン状態として高速動作化してもよく、この場合はより高速の検査が可能となる。また、1素子毎のオン/オフを行わずに、素子全てをオン状態のままにして出射した光を光検出素子に導いて、縦ライン毎に色調検査を行うことも可能である。
また測定は可視領域に限ることなく、構成する静電駆動素子の回折格子のピッチ、深さ等の形状を適切に選定することによって、例えば赤外領域や紫外領域の分光測定を行うことも可能である。
本発明の実施形態例に係る表示装置用検査装置の概略構成図である。 本発明の実施形態例に係る表示装置用検査装置に用いる回折格子型光制御素子の一例の要部の概略斜視構成図である。 本発明の実施形態例に係る表示装置用検査装置に用いる回折格子型光制御素子の一例の要部の概略平面構成図である。 A及びBは本発明の実施形態例に係る表示装置用検査装置に用いる回折格子型光制御素子の一例の非駆動時及び駆動時の概略断面構成図である。 A及びBは本発明の実施形態例に係る表示装置用検査装置に用いる回折格子型光制御素子の一例の非駆動時及び駆動時の概略断面構成図である。 ブレーズ型回折格子の回折方向の説明図である。
符号の説明
1.画面、2.対物レンズ、3.走査光学系、4.入射レンズ、5.回折格子型光制御素子、6.光学レンズ、7.光検出素子、8.スリット、9.集光光学系、10.表示装置、11.記憶部、30.基体、31.第1の電極、32.第2の電極、33.共通電極、50.回折格子型静電駆動素子

Claims (5)

  1. 集光光学系と、走査光学系と、回折格子型光制御素子と、光学レンズと、光検出素子とを有して成り、
    表示装置からの画像光が前記集光光学系及び前記走査光学系により選択的に前記回折格子型光制御素子に入射され、該回折格子型光制御素子において前記選択的に入射された画像光の一部が回折され、その回折光が前記光学レンズを介して前記光検出素子により検出されて前記画像光が分光される
    ことを特徴とする表示装置用検査装置。
  2. 前記集光光学系に、少なくとも対物レンズと、スリットと、前記回折格子型光制御素子への入射レンズとが用いられる
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置用検査装置。
  3. 前記回折格子型光制御素子が、1組の回折格子型静電駆動素子が複数並置配列され、前記回折格子型静電駆動素子毎に回折格子機能をオン/オフ可能とされた1次元型光変調素子である
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置用検査装置。
  4. 前記回折格子型光制御素子がブレーズ型回折格子である
    ことを特徴とする請求項3記載の表示装置用検査装置。
  5. 前記光検出素子として撮像素子が用いられる
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置用検査装置。
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