JP2007297152A - アスベスト廃棄物回収プラスチック袋 - Google Patents

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JP2007297152A
JP2007297152A JP2006124833A JP2006124833A JP2007297152A JP 2007297152 A JP2007297152 A JP 2007297152A JP 2006124833 A JP2006124833 A JP 2006124833A JP 2006124833 A JP2006124833 A JP 2006124833A JP 2007297152 A JP2007297152 A JP 2007297152A
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Takeshi Suzuki
毅 鈴木
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Okura Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】
アスベスト廃棄物が詰められた後の廃棄物回収プラスチック袋の嵩を減少し、プラスチック袋の収集、保存、輸送、廃棄などの際における破損を避けると共に、輸送コストや廃棄コスト削減、更にはプラスチック袋を密閉することによってプラスチック袋内のアスベスト飛散の防止を目的とするアスベスト廃棄物回収プラスチック袋を提供する。
【解決手段】
プラスチック袋の開口部を密閉するための開閉可能なチャック状またはファスナー状の封止部材を設ける。更には、空気の排気が可能で流入が不能な構造を有する逆止機能を備えた脱気部材を設ける。
【選択図】 図4

Description

本発明は、建築物の解体現場などで排出されるアスベストやアスベストが付着した建材、養生シート、防護服などのアスベスト廃棄物を回収、収納するためのプラスチック袋に関する。
従来、建築物の解体現場などで排出されるアスベストやアスベストが付着した養生シートといったアスベスト廃棄物は、それらを回収、収納するためのプラスチック袋に詰められ、二重に梱包して廃棄されている。プラスチック袋を二重に梱包するのは、プラスチック袋の破損防止を図るためと、内側のプラスチック袋の外側に付着したアスベストの飛散防止のためである。なお、アスベスト廃棄物を回収、収納するためのプラスチック袋の物性、表面の表示、色の規定はあるが、プラスチック袋の形態は一般的なゴミ袋と同様であるため、開口部の閉じ方には具体的な規定は無い。
特開平10−337547号公報 特開2003−261152号公報 特開平9−112721号公報 特開平7−9592号公報 特開2001−180687号公報
アスベスト廃棄物が詰められた後のプラスチック袋は、これまではその開口部を粘着テープで封止するなどして梱包、封止されていた。この梱包、封止の際、プラスチック袋中の空気をよく抜いておかないと、このプラスチック袋の収集、保存、輸送、廃棄などの際にプラスチック袋が外部からの圧力を受けて破損して内部のアスベストが飛散する、またアスベスト廃棄物の梱包、封止後のプラスチック袋の体積が必要以上に嵩張り輸送コストや廃棄コストが増大する、という問題が発生する。また、プラスチック袋が十分に密閉、封止できていないと、微小な開口部からのアスベスト飛散の恐れもある。
本発明はこのような問題に鑑みて行われたもので、アスベスト廃棄物を封入した後、中の空気を十分に排出した上で密閉が可能な、アスベスト廃棄物を回収、収納するためのプラスチック袋を提供することを目的とするものである。
本発明は上記目的を達成するため、アスベスト廃棄物回収プラスチック袋の開口部に密閉用の開閉可能なチャック状またはファスナー状の封止部材(以下、「封止部材」という)を設けたことを特徴とするものである。なお、この封止部材とは、具体的には例えば技術公報、特開平7−9592号、特開平8−268441、特開平9−48473、などに記載されているような封止部材のごとき公知技術を適用することができる。
更に本発明は上記目的を達成するため、このプラスチック袋の開口部以外の場所に空気の排気が可能で流入が不能な構造を有する逆止機能を備えた脱気部材(以下、「脱気部材」という)を設けたことを特徴とするものである。脱気部材は、例えば浮袋の吹き込み口に使われる弾性を利用したもの、あるいは一方向にのみ可動な弁を取り付けたものなど、任意の公知の逆止機能を有する部材を適用することができる。
本発明によれば、請求項1に示したアスベスト廃棄物回収プラスチック袋では、封止部材は任意の位置まで自在に封止することができるため、真空掃除機のような吸引排気装置(以下、「吸引排気装置」という)のノズルをプラスチック袋内に挿入することができる程度まで封止し、残った開口部にノズルを挿入し吸引排気装置を稼動させることで、プラスチック袋内部の空気を効率よく排出することができる。
また、請求項2に示したアスベスト廃棄物回収プラスチック袋では、逆止機能を備えた脱気部材が設けられているので、この部材にノズルを挿入した後に吸引排気装置を稼動し、プラスチック袋内の空気を排出した後にノズルを引き抜いても、外部から空気が進入せず、高真空状態を保つことができる。
この結果、上記の請求項1及び請求項2に示したプラスチック袋は、吸引排気装置の稼動後、内部の空気が排出されかつ密封されているので、このプラスチック袋の収集、保存、輸送、廃棄などの際にプラスチック袋内部に残留した空気によるプラスチック袋の破裂やそれによる内部のアスベストの飛散を防ぐことができる。またこのプラスチック袋の嵩を減らすことができるので、このプラスチック袋の輸送コストや廃棄コストの削減にも貢献することができる。更には、開口部に設けられた封止部材を用いてプラスチック袋が密閉されることにより、プラスチック袋内部のアスベスト飛散の防止にも貢献する。
以下、図示した実施の形態に基づき本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態の模式的正面図である。図1において、アスベスト廃棄物回収プラスチック袋(1)の開口部には、封止部材(2)が形成されている。アスベスト廃棄物(図示せず)をプラスチック袋(1)に詰め込む際は、まず封止部材(2)を開き、アスベスト廃棄物を詰め込んだ後、封止部材(2)を閉じる。封止部材(2)を閉じる際は、プラスチック袋内の空気を押出してなるべく空気が内部に残らないようにする。
図2は、本発明の他の実施形態の模式的正面図であり、図1のアスベスト廃棄物回収プラスチック袋に逆止機能を備えた脱気部材(3)をプラスチック袋(1a)の側部に設けたものである。アスベスト廃棄物をプラスチック袋(1a)に詰め込む際は、まずプラスチック袋の封止部材(2)を開き、アスベスト廃棄物を詰め込んだ後、封止部材(2)を閉じる。その後、プラスチック袋の外部から手などで圧力を加えることにより、プラスチック袋(1a)内部の空気を脱気部材(3)を通して外部に排出する。なお、脱気部材(3)にも封止部材(4)を設けて、内部の空気を十分に排出した後は封止部材(4)を閉じることにより、プラスチック袋の密閉性をより向上させることができる。
図3には、図1のアスベスト廃棄物回収プラスチック袋(1)から、吸引排気装置(5)を用いてプラスチック袋内の空気を封止部材(2)から脱気する様子を示す。アスベスト廃棄物をこのプラスチック袋(1)に詰め込む際は、まずプラスチック袋の封止部材(2)を開き、廃棄物を詰め込んだ後に封止部材(2)を閉じる。その際封止部材(2)の封止は吸引排気装置のノズル(6)がプラスチック袋(1)の内部に挿入できるだけの余裕を残しておき、ノズル(6)をプラスチック袋(1)内に挿入する。次いで、吸引排気装置(5)を作動させ、プラスチック袋(1)内部の空気を十分吸引、排出した後、ノズル(6)を引き出し、間断なく封止部材(2)を閉じる。
図4には、図2のアスベスト廃棄物回収プラスチック袋(1a)から、吸引排気装置(5)を用いてプラスチック袋内の空気を脱気部材(3)から脱気する様子を示す。アスベスト廃棄物をプラスチック袋(1a)に詰め込む際は、まず封止部材(2)を開き、廃棄物を詰め込んだ後これを閉じる。その後、吸引排気装置(5)のノズル(6)を脱気部材(3)に挿入し、吸引排気装置(5)を稼動させ、プラスチック袋(1a)内部の空気を十分吸引、排出した後、ノズル(6)を引き出す。その後、脱気部材(3)に設けられた封止部材(4)を間断なく封止することにより、空気の逆流をより確実に防ぐことができる。
本発明の一実施形態の模式的正面図。 本発明の他の実施形態の模式的正面図。 図1のアスベスト廃棄物回収プラスチック袋から、吸引排気装置を用いてプラスチック袋内の空気を脱気する様子を示す模式的正面図。 図2のアスベスト廃棄物回収プラスチック袋から、吸引排気装置を用いてプラスチック袋内の空気を脱気する様子を示す模式的正面図。
符号の説明
1:アスベスト廃棄物回収プラスチック袋
1a:別の形態のアスベスト廃棄物回収プラスチック袋
2:封止部材
3:脱気部材
4:封止部材
5:吸引排気装置
6:吸引排気装置のノズル

Claims (2)

  1. アスベスト廃棄物を回収、収納するためのプラスチック袋において、その開口部に密閉用の開閉可能なチャック状またはファスナー状の封止部材を設けたことを特徴とするアスベスト廃棄物回収プラスチック袋。
  2. 請求項1のアスベスト廃棄物回収プラスチック袋において、その袋の開口部以外の場所に逆止機能を備えた脱気部材を設けたことを特徴とするアスベスト廃棄物回収プラスチック袋。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008018325A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Ohbayashi Corp 廃石綿の処理方法およびその減容化装置
JP2011131217A (ja) * 2011-04-04 2011-07-07 Ohbayashi Corp 廃石綿の処理方法およびその減容化装置

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