JP2007295065A - データ伝送経路情報埋め込みシステム、端末、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】データ圧縮手段によって圧縮された圧縮データを送信する圧縮データ送信手段と、透かし情報生成手段によって生成された透かし情報を送信する透かし情報送信手段とを備える第1端末と、圧縮データを受信する圧縮データ受信手段と、透かし情報を受信する透かし情報像受信手段と、圧縮データ受信手段によって受信された圧縮データを伸張する、圧縮データ伸張手段と、圧縮データ伸張手段による伸張によって得られた伸張データに、透かし情報像受信手段によって受信された透かし情報を重畳する、透かし情報重畳手段とを備える、第1端末からのデータを受信可能な第2端末を備える、データ伝送経路情報埋め込みシステム。
【選択図】図1
Description
この技術によれば、コンテンツの購入者を一義的に表すID情報を、電子透かしとしてコンテンツに埋め込むことで、後に、当該コンテンツが不法にコピーされた場合等に、そのような不法コピー発信の源となった者の身元を把握することが可能となる。
仮に、当該コンテンツに電子透かしが重畳されていても、圧縮/伸張を繰り返すと、そのような圧縮/伸張に脆弱な電子透かし情報が「潰れ」てしまい、「不法コピー発信の源となった者の身元を把握」することが困難となってしまう。
データ圧縮手段と、
透かし情報生成手段と、
前記データ圧縮手段によって圧縮された圧縮データを送信する、圧縮データ送信手段と、
前記透かし情報生成手段によって生成された透かし情報を送信する透かし情報送信手段と、
を備える第1端末と、
前記圧縮データ送信手段から送信された圧縮データを受信する、圧縮データ受信手段と、
前記透かし情報送信手段から送信された透かし情報を受信する、透かし情報像受信手段と、
前記圧縮データ受信手段によって受信された圧縮データを伸張する、圧縮データ伸張手段と、
前記圧縮データ伸張手段によって得られた伸張データに、前記透かし情報像受信手段によって受信された透かし情報を重畳する、透かし情報重畳手段と、
を備える、第1端末からのデータを受信可能な第2端末を備える、
データ伝送経路情報埋め込みシステム。
本発明においては「圧縮データ送信手段」と「透かし情報送信手段」は別手段として記載されているが、ハードウェア上は同一の「送信手段」を時分割、周波数分割、コード分割等によって、圧縮データと透かし情報用とで共用するような場合も含まれる。圧縮データ受信手段と透かし情報像受信手段についても同様である。「圧縮データ送信手段」と「透かし情報送信手段」、「圧縮データ受信手段」と「透かし情報像受信手段」を持つ、以下の他の発明においても、同様である。
本発明の本質的部分又は課題解決に不可欠な部分は、圧縮データと透かし情報を重畳せずに別々に送信し、受信側で両者を重畳する構成である。以下の各発明においても同様である。これによって、圧縮に弱い透かし情報を保護しつつ、受信側での確実な透かし情報の重畳を確保できる。
前記第2端末が
前記第1端末から受信されたデータを表示、及び/又は、格納する場合に、前記透かし情報重畳手段を動作させて、透かし情報が重畳されたデータを表示、又は、格納することを可能とする、透かし重畳制御手段、
を更に備える発明1に記載のデータ伝送経路情報埋め込みシステム。
前記第1端末が、前記透かし情報生成手段によって生成された透かし情報を、透かし情報が実質的に破損されない程度に圧縮して、前記透かし情報送信手段に与える、透かし情報弱圧縮手段を更に備え、
前記第2端末が、前記透かし情報受信手段によって受信された弱圧縮透かし情報を伸張して、出力される前記透かし情報を、前記透かし情報重畳手段に与える、弱圧縮透かし情報伸張手段を更に備える、
以上のいずれかの発明に記載のデータ伝送経路情報埋め込みシステム。
このように、透かし情報を「弱圧縮」することによって、透かし情報の劣化を一定レベル以下に抑制しつつ、データ伝送容量を削減可能となる。
前記透かし情報生成手段が、
第1端末の固有の情報及び、予め第1端末で把握している、第2端末に関する情報を埋め込む、第2端末用情報埋め込み手段を備える、
以上のいずれかの発明に記載のデータ伝送経路情報埋め込みシステム。
第1端末で、第2端末の接続リストを選択すると、自動的にそれとリンクして、第2端末側の会社名、対話者名(ID)、年月日、が入力される。第1端末の固有の情報には、自社名が含まれる。また、テキスト情報に限らず、自社と第2端末側の会社ロゴなど、デザイン(図形等)、それらの組合せ(ストライプ状に、A社とB社のロゴが入るなど)のケースも含まれる。
前記第2端末が、前記第1端末から受信された透かし情報に、前記第1端末で把握していない前記第2端末特有の情報を重畳させることが可能な、固有透かし情報重畳手段、を更に備える、
以上のいずれかの発明に記載のデータ伝送経路情報埋め込みシステム。
データ圧縮手段と、
透かし情報生成手段と、
前記データ圧縮手段によって圧縮された圧縮データと、前記透かし情報とを一連のファイルにするためのファイル化手段と、
前記一連のファイルをスクランブル化するスクランブル化手段と、
前記スクランブル化手段によってスクランブル化された一連のファイルを送信する送信手段と、
を備える第1端末と、
前記送信手段から送信された一連のファイルを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された一連のファイルにかけられたスクランブルを解除するスクランブル解除手段と、
前記スクランブル解除手段の出力として得られた前記一連のファイルから、圧縮データと透かし情報を分離する、圧縮データ/透かし情報分離手段と、
前記圧縮データ/透かし情報分離手段によって分離された圧縮データを伸張する、圧縮データ伸張手段と、
圧縮データ伸張手段によって伸張されたデータと、前記圧縮データ/透かし情報分離手段によって分離された透かし情報を用いて、伸張後のデータに透かし情報を重畳させる、透かし情報重畳手段と、
を備える、第1端末からのデータを受信可能な第2端末、
を含むデータ伝送経路情報埋め込みシステム。
なお、本発明において、一連のファイルのスクランブル化、スクランブル解除、の機能を削除して、単に、一連のファイルの送受信を行い、そこからデータと透かし情報を分離することも可能である。
前記第2端末において、圧縮データ/透かし情報分離手段が作動する際に、圧縮データ/透かし情報分離手段、及び、透かし情報重畳手段も作動させて、圧縮データに透かし情報を重畳させる透かし重畳制御手段を更に備える
発明6に記載のデータ伝送経路情報埋め込みシステム。
本発明によれば、第1端末から第2端末に伝送されたデータに対して、第2端末において圧縮データを表示及び/又は格納する際に、第1端末で生成された透かし情報を重畳させることが可能となる。
データ送信手段と、
透かし情報生成手段と、
前記透かし情報生成手段によって生成された透かし情報を送信する透かし情報送信手段と、
を備える第1端末と、
前記データ送信手段から送信されたデータを受信する、データ受信手段と、
前記透かし情報送信手段から送信された透かし情報を受信する、透かし情報像受信手段と、
前記データ受信手段によって得られたデータに、前記透かし情報像受信手段によって受信された透かし情報を重畳する、透かし情報重畳手段と、
を備える、第1端末からのデータを受信可能な第2端末を備える、
データ伝送経路情報埋め込みシステム。
他の端末から送られてきた圧縮データを受信する、圧縮データ受信手段と、
他の端末から送られていた透かし情報を受信する、透かし情報受信手段と、
前記圧縮データ受信手段によって受信された圧縮データを伸張する、圧縮データ伸張手段と、
前記圧縮データ伸張手段による伸張によって得られた伸張データに、前記透かし情報像受信手段によって受信された透かし情報を重畳する、透かし情報重畳手段と、
送信用透かし情報生成手段と、
前記透かし情報が重畳された伸張データを圧縮する、データ圧縮手段と、
前記データ圧縮手段によって圧縮されたデータを、送信先端末に送信する、再圧縮データ送信手段と、
前記送信用透かし情報生成手段によって生成された送信用透かし情報を、送信先端末に送信する送信用透かし情報送信手段と、
を備える端末。
前記透かし情報が重畳された伸張データから前記透かし情報を分離した伸張データを再製する、伸張データ再製手段を更に備え、
前記データ圧縮手段が、前記再製された伸張データを圧縮し、
前記再圧縮データ送信手段が、前記データ圧縮手段によって圧縮された伸張データを送信する、発明9に記載の端末。
なお、本発明において、場合によっては、異なる複数のデータ送信端末から、異なる複数のデータ受信端末に向かって、連続的に、異なったデータ及び透かし情報が送信される。このような場合に、別々に送信されるデータ及び透かし情報を、送信画側で関連付け(例えばデータ自体の識別情報であるIDを透かし情報にも組み込む等により)、受信側で当該関連付けを元に、正しい透かし情報が、正しいデータに重畳可能なように構成しても良い。
前記端末において、前記他の端末から受信された圧縮データを表示、及び/又は、格納する場合に、前記透かし情報重畳手段を動作させて、透かし情報が重畳された伸張データを表示、又は、格納することを可能とする、透かし重畳制御手段を更に備える、発明9又は10に記載の端末。
前記送信用透かし情報生成手段が、
前記透かし情報重畳手段によって透かし情報が既に多重されているデータに、更に重畳的に送信用透かし情報を重畳する透かし情報多重重畳手段を備える、発明9ないし11に記載の端末。
前記送信用透かし情報生成手段が、
前記端末の固有の情報及び、予め前記端末で把握している、送信先端末に関する情報を埋め込む、第1の情報埋め込み手段を備える、発明9ないし12に記載の端末。
第1端末で、第2端末の接続リストを選択すると、自動的にそれとリンクして、第2端末側の会社名、対話者名(ID)、年月日、が入力される。第1端末の固有の情報には、自社名が含まれる。また、テキスト情報に限らず、自社と第2端末側の会社ロゴなど、デザイン(図形等)、それらの組合せ(ストライプ状に、A社とB社のロゴが入るなど)のケースも含まれる。
前記端末が、前記他の端末から受信された透かし情報に、前記他の端末で把握していない前記端末特有の情報を重畳させることが可能な、固有透かし情報重畳手段、を更に備える、発明9ないし13に記載の端末。
他の端末から送られてきた、スクランブル化された一連のファイル化された圧縮データ及び透かし情報を含むデータを受信する、データ受信手段と、
受信された前記スクランブル化された一連のファイル化された圧縮データ及び透かし情報のスクランブルを解除する、スクランブル解除手段と、
前記スクランブル解除手段の出力として得られた前記一連のファイルから、圧縮データと透かし情報を分離する、圧縮データ/透かし情報分離手段と、
前記圧縮データ/透かし情報分離手段によって分離された圧縮データを伸張する、圧縮データ伸張手段と、
前記圧縮データ伸張手段によって伸張されたデータと、前記圧縮データ/透かし情報分離手段によって分離された透かし情報を用いて、伸張されたデータに透かし情報を重畳させる、透かし情報重畳手段と、
前記透かし情報が重畳された伸張データを送信するために、前記透かし情報が重畳された伸張データから前記透かし情報を分離した伸張データを再製する、伸張データ再製手段と、
送信用透かし情報生成手段と、
前記伸張データ再製手段によって再製された伸張データを圧縮する、データ圧縮手段と、
前記データ圧縮手段によって圧縮された圧縮データと、送信用透かし情報生成手段によって生成された透かし情報とを一連のファイルにするためのファイル生成手段と、
前記一連のファイルをスクランブル化するためのスクランブル化手段と、
前記スクランブル化された一連のファイルを送信する送信手段と、
を備える端末。
他の端末から送られてきた圧縮データを受信する、圧縮データ受信手段と、
他の端末から送られてきた他端末ID情報を受信する、他端末ID情報受信手段と、
前記圧縮データ受信手段によって受信された圧縮データを伸張する、圧縮データ伸張手段と、
前記他端末ID情報受信手段によって受信された前記他端末ID情報、及び、自己端末ID情報を用いて透かし情報を生成する、透かし情報生成手段と、
前記圧縮データ伸張手段による伸張によって得られた伸張データに、前記透かし情報像生成手段によって生成された透かし情報を重畳する、透かし情報重畳手段と、
を備える、他の端末からのデータを受信可能な端末であって、
当該端末において、前記他の端末から受信された圧縮データを表示、及び/又は、格納する場合に、前記透かし情報重畳手段を動作させて、透かし情報が重畳された伸張データを表示、又は、格納することを可能とする、透かし重畳制御手段と、
前記透かし情報が重畳された伸張データを送信するために、前記透かし情報が重畳された伸張データから前記透かし情報を分離した伸張データを再製する、伸張データ再製手段と、
前記伸張データ再製手段によって再製された伸張データを圧縮する、データ圧縮手段と、
前記データ圧縮手段によって圧縮されたデータを送信する、圧縮データ送信手段と、
前記他端末ID情報及び前記自己端末ID情報を送信するID情報送信手段と、
を更に備える端末。
前記他端末ID情報に、前記データが生成された端末から自己端末に至るまでの伝送経路の全ての端末のID情報、が含まれる、発明16に記載の端末。
コンピュータを、発明9ないし17に記載の端末として機能させるためのコンピュータプログラム。
発明18に記載のプログラムを格納した記憶媒体。
本願各発明は、上記のようにシステム、システムの機能を実行するプログラム、そのプログラムを記録した媒体、のカテゴリーで特許請求の範囲を記載しているが、これらの形態に限らず、上記のシステムの機能の実行のためのあらゆる形態のプログラム・プロダクト、当該機能を実行するに際して使用する信号、その他、システムの実施に使用するプログラムを実行する際に使用するコンピュータ端末以外の機器、についても必要があれば特許請求の範囲に記載する。
また、本発明の技術は、如何なる既知の、或いは、今後開発される、データ伝送経路情報埋め込みシステムシステムに対しても適することを理解して欲しい。
本図には、第1端末、第2端末の構成を示し、第3端末の構成は第2端末と同様なので省略してある。
第1端末においては、顔写真やグラフィック画像等の画像情報P1(1011)が圧縮部1013によって圧縮される。この圧縮部の採用する圧縮方法には、JPEG、JPEG2000等が含まれがこれに限定されない。
圧縮部1013により圧縮された画像情報は、送信部1014により、第2端末に送信される。
本実施例においては、このように、画像情報と透かし情報を別系統で送信し、受信側で画像情報に透かし情報を、必要に応じて重畳することによって、圧縮・伸張処理に弱い透かし情報を守りつつ、画像情報には必要な圧縮をかけることが可能となる。
また、第1端末から送信された透かし情報W12c(1037)は、第2端末の透かし情報受信部1036によって受信される。そして、この透かし情報W12c(1037)は、弱圧縮がかけられている場合は、第2端末の透かし情報伸張部1039によって伸張され、透かし情報W12e(1040)が得られる。(弱圧縮がかけられていない場合は、透かし情報W12c(1037)は、後述のように、そのまま透かし情報重畳部(1025)、透かし生成部(1045)、透かし情報分離部(1030)に与えられる。)
透かし情報W12e(1040)が重畳された画像情報P1e(1027)から、透かし情報分離部1030によって透かし情報W12e(1040)が分離される。このようにして得られた画像情報P1e(1033)は、圧縮部1035によって圧縮され、送信部1036によって第3端末に送信される。
画像情報P1(2011)が圧縮部2013によって圧縮された後、送信部2014によって第2端末に送信され、第2端末において受信部2020によって受信され、伸張部2023によって伸張される点は、実施例1と同様である。
また、前記第1端末ID情報W1(2037)及び第2端末ID情報(2041)が、ID情報送信部(2050)によって、第3端末に送信される。
これ以降の処理は、第2端末におけるそれと同様である。但し、第3端末以降の第N端末における他端末ID情報には、画像が生成された端末(本実施例では端末1)から、第N端末に至るまでの(第N−1端末までの)、伝送経路上の全ての端末のID情報が含まれる。
本実施例は、画像情報と透かし情報が一連のファイル化され、当該ファイルがスクランブル化されて、受信側で逆スクランブル後に、透かし情報が画像情報に重畳されることを特徴とする。
第1端末においては、顔写真やグラフィック画像等の画像情報P1(3011)が画像情報圧縮部3013によって圧縮され、圧縮画像情報P1c(3113)が出力される。この圧縮部の採用する圧縮方法には、JPEG、JPEG2000等が含まれがこれに限定されない。
前記画像情報圧縮部3013の出力である圧縮画像情報P1c(3113)、及び、前記透かし情報弱圧縮/非圧縮部3021の出力W12cは、結合部3111によって、一連のファイル3117にされる。当該一連のファイル3117は、スクランブル化部3113によって、全体がスクランブル化された後、送信部3014によって第2端末に送信される。
このようにして、第2端末では、表示画面或いは記憶媒体中には、P1e(3214)+W12e(3215)の形で、表示/格納される。これによって、第2端末の使用者は、第1端末から送られてきた画像情報には透かし情報が重畳されていることを知り、不用意にネットワーク上に頒布することを躊躇するという効果が得られる。或いは、透かしの重畳度を弱めておけば、第2端末の使用者が、透かし情報の存在に気づかずに、画像情報をネットワーク上に頒布すれば、頒布された画像情報を分析することによって、当該頒布された画像の出所が、第2端末であることが、透かし情報W12により把握可能である。
表示/格納されている、透かし情報(3215)が重畳されている伸張画像情報P1e(3214)が、透かし分離部3030に加えられ、透かし情報(3215)が分離された伸張画像情報P1e(3033)が出力される。この透かし情報(3215)が分離された伸張画像情報P1e(3033)は、圧縮部3035に加えられ、圧縮画像情報P1c(3217)が出力される。
(なお、この圧縮部3035には、第2端末で生成された画像情報P2(3034)が入力できるようになっていても良い。このとき、圧縮部3035の出力には当該画像情報P2が圧縮されたデータが出力される。このような場合には、後述の透かし生成部3045には、自己ID3041及び送信先ID3043のみが入力され、過去ID3042は入力されない。)
当該一連のファイル3223は、スクランブル化部3225によって、全体がスクランブル化された後、送信部3036によって第3端末に送信される。
以後、第3端末以降においても、以上と同様の処理が為される。その結果、各端末で表示、或いは、格納される画像情報には、画像のソースとなった端末から、当該端末までの、全ての端末のID情報が、透かし情報として重畳されることになる。
上述の本発明の各実施例は、例として説明したものであって、本発明はこれに限定されるものではない。そして、特許請求の範囲に記載される本発明の思想を逸脱することなく、種々の代替、変形、及び変更が可能である。例えば、上記各実施例においては、画像情報の送信を例にとったが、画像情報の替わりに、音声情報や圧縮可能なテキスト情報を用いても同様の効果が得られる。また、画像情報には、静止画情報及び動画情報の双方が含まれる。
102 第2端末
103 第3端末
1011 画像情報P1
1013 圧縮部
1014 送信部
1015 第1端末のID情報
1017 伝送先ID情報
1019 透かし生成部
1020 圧縮画像受信部
1021 弱圧縮/非圧縮部
1022 透かし情報送信部
1025 透かし情報重畳部
1027 伸張画像P1e
1030 透かし情報分離部
1033 画像情報P1e
1034 第2端末で生成された画像情報P2
1035 圧縮部
1036 透かし情報受信部
1037 第1端末から送信された透かし情報W12c
1039 透かし情報伸張部
1040 透かし情報W12e
1041 自己ID
1042 過去ID
1043 送信先ID
1045 、透かし生成部
1047 第1端末、第2端末、及び第3端末についてのID情報を全て含む透かし情報W123
1049 透かし情報弱圧縮/非圧縮部
1050 透かし情報再送信部
201 第1端末
202 第2端末
2011 画像情報P1
2013 圧縮部
2014 送信部
2019 端末のID情報W1
2020 受信部
2022 送信部
2023 伸張部
2025 透かし情報重畳部
2027 伸張された画像情報P1e
2030 透かし情報分離部
2033 画像情報P1e
2034 第2端末で生成された画像情報P2
2035 圧縮部
2036 受信部
2037 第1端末から受信した第1端末ID情報W1
2040 第1端末のID情報及び第2端末のID情報の双方を含んだ透かし情報W12
2041 第2端末のID情報W2
2045 透かし生成部
2050 ID送信部
301 第1端末
302 第2端末
303 第3端末
3011 顔写真やグラフィック画像等の画像情報P1
3013 画像情報圧縮部
3014 送信部
3015 自己ID情報
3017 送信相手先端末のIPアドレス等の送信先ID情報
3019 透かし生成部
3020 受信部
3021 透かし情報弱圧縮/非圧縮部
3023 「スクランブル解除+伸張+透かし重畳部」
3030 透かし分離部
3033 透かし情報(3215)が分離された伸張画像情報P1e
3034 第2端末で生成された画像情報P2
3035 圧縮部
3036 送信部
3041 自己ID
3042 過去ID
3043 送信先ID
3045 透かし生成部
3047 第1端末、第2端末、及び第3端末についてのID情報を全て含む透かし情報W123
3049 透かし情報弱圧縮/非圧縮手
3111 結合部
3113 圧縮画像情報P1c
3115 透かし情報弱圧縮/非圧縮部3021により、透かし情報の劣化が許容される限度に弱い圧縮が掛けられ、或いは、全く圧縮を施されない透かし情報W12c
3117 一連のファイル
3211 一連のファイル
3213 第1端末についてのID情報が含まれている透かし情報W12e
3214 P1e
3215 W12e
3217 圧縮画像情報P1c
3219 透かし情報弱圧縮/非圧縮部3049によって、透かし情報の劣化が許容される限度に弱い圧縮が掛けられ、或いは、全く圧縮を施さない、第1端末、第2端末、及び第3端末についてのID情報を全て含む透かし情報W123c
3221 結合部
3223 一連のファイル
3225 スクランブル化部
Claims (19)
- データ圧縮手段と、
透かし情報生成手段と、
前記データ圧縮手段によって圧縮された圧縮データを送信する、圧縮データ送信手段と、
前記透かし情報生成手段によって生成された透かし情報を送信する透かし情報送信手段と、
を備える第1端末と、
前記圧縮データ送信手段から送信された圧縮データを受信する、圧縮データ受信手段と、
前記透かし情報送信手段から送信された透かし情報を受信する、透かし情報像受信手段と、
前記圧縮データ受信手段によって受信された圧縮データを伸張する、圧縮データ伸張手段と、
前記圧縮データ伸張手段によって得られた伸張データに、前記透かし情報像受信手段によって受信された透かし情報を重畳する、透かし情報重畳手段と、
を備える、第1端末からのデータを受信可能な第2端末を備える、
データ伝送経路情報埋め込みシステム。 - 前記第2端末が
前記第1端末から受信されたデータを表示、及び/又は、格納する場合に、前記透かし情報重畳手段を動作させて、透かし情報が重畳されたデータを表示、又は、格納することを可能とする、透かし重畳制御手段、
を更に備える請求項1に記載のデータ伝送経路情報埋め込みシステム。 - 前記第1端末が、前記透かし情報生成手段によって生成された透かし情報を、透かし情報が実質的に破損されない程度に圧縮して、前記透かし情報送信手段に与える、透かし情報弱圧縮手段を更に備え、
前記第2端末が、前記透かし情報受信手段によって受信された弱圧縮透かし情報を伸張して、出力される前記透かし情報を、前記透かし情報重畳手段に与える、弱圧縮透かし情報伸張手段を更に備える、
以上のいずれかの請求項に記載のデータ伝送経路情報埋め込みシステム。 - 前記透かし情報生成手段が、
第1端末の固有の情報及び、予め第1端末で把握している、第2端末に関する情報を埋め込む、第2端末用情報埋め込み手段を備える、
以上のいずれかの請求項に記載のデータ伝送経路情報埋め込みシステム。 - 前記第2端末が、前記第1端末から受信された透かし情報に、前記第1端末で把握していない前記第2端末特有の情報を重畳させることが可能な、固有透かし情報重畳手段、を更に備える、
以上のいずれかの請求項に記載のデータ伝送経路情報埋め込みシステム。 - データ圧縮手段と、
透かし情報生成手段と、
前記データ圧縮手段によって圧縮された圧縮データと、前記透かし情報とを一連のファイルにするためのファイル化手段と、
前記一連のファイルをスクランブル化するスクランブル化手段と、
前記スクランブル化手段によってスクランブル化された一連のファイルを送信する送信手段と、
を備える第1端末と、
前記送信手段から送信された一連のファイルを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された一連のファイルにかけられたスクランブルを解除するスクランブル解除手段と、
前記スクランブル解除手段の出力として得られた前記一連のファイルから、圧縮データと透かし情報を分離する、圧縮データ/透かし情報分離手段と、
前記圧縮データ/透かし情報分離手段によって分離された圧縮データを伸張する、圧縮データ伸張手段と、
圧縮データ伸張手段によって伸張されたデータと、前記圧縮データ/透かし情報分離手段によって分離された透かし情報を用いて、伸張後のデータに透かし情報を重畳させる、透かし情報重畳手段と、
を備える、第1端末からのデータを受信可能な第2端末、
を含むデータ伝送経路情報埋め込みシステム。 - 前記第2端末において、圧縮データ/透かし情報分離手段が作動する際に、圧縮データ/透かし情報分離手段、及び、透かし情報重畳手段も作動させて、圧縮データに透かし情報を重畳させる透かし重畳制御手段を更に備える
請求項6に記載のデータ伝送経路情報埋め込みシステム。 - データ送信手段と、
透かし情報生成手段と、
前記透かし情報生成手段によって生成された透かし情報を送信する透かし情報送信手段と、
を備える第1端末と、
前記データ送信手段から送信されたデータを受信する、データ受信手段と、
前記透かし情報送信手段から送信された透かし情報を受信する、透かし情報像受信手段と、
前記データ受信手段によって得られたデータに、前記透かし情報像受信手段によって受信された透かし情報を重畳する、透かし情報重畳手段と、
を備える、第1端末からのデータを受信可能な第2端末を備える、
データ伝送経路情報埋め込みシステム。 - 他の端末から送られてきた圧縮データを受信する、圧縮データ受信手段と、
他の端末から送られていた透かし情報を受信する、透かし情報受信手段と、
前記圧縮データ受信手段によって受信された圧縮データを伸張する、圧縮データ伸張手段と、
前記圧縮データ伸張手段による伸張によって得られた伸張データに、前記透かし情報像受信手段によって受信された透かし情報を重畳する、透かし情報重畳手段と、
送信用透かし情報生成手段と、
前記透かし情報が重畳された伸張データを圧縮する、データ圧縮手段と、
前記データ圧縮手段によって圧縮されたデータを、送信先端末に送信する、再圧縮データ送信手段と、
前記送信用透かし情報生成手段によって生成された送信用透かし情報を、送信先端末に送信する送信用透かし情報送信手段と、
を備える端末。 - 前記透かし情報が重畳された伸張データから前記透かし情報を分離した伸張データを再製する、伸張データ再製手段を更に備え、
前記データ圧縮手段が、前記再製された伸張データを圧縮し、
前記再圧縮データ送信手段が、前記データ圧縮手段によって圧縮された伸張データを送信する、請求項9に記載の端末。 - 前記端末において、前記他の端末から受信された圧縮データを表示、及び/又は、格納する場合に、前記透かし情報重畳手段を動作させて、透かし情報が重畳された伸張データを表示、又は、格納することを可能とする、透かし重畳制御手段を更に備える、請求項9又は10に記載の端末。
- 前記送信用透かし情報生成手段が、
前記透かし情報重畳手段によって透かし情報が既に多重されているデータに、更に重畳的に送信用透かし情報を重畳する透かし情報多重重畳手段を備える、請求項9ないし11に記載の端末。 - 前記送信用透かし情報生成手段が、
前記端末の固有の情報及び、予め前記端末で把握している、送信先端末に関する情報を埋め込む、第1の情報埋め込み手段を備える、請求項9ないし12に記載の端末。 - 前記端末が、前記他の端末から受信された透かし情報に、前記他の端末で把握していない前記端末特有の情報を重畳させることが可能な、固有透かし情報重畳手段、を更に備える、請求項9ないし13に記載の端末。
- 他の端末から送られてきた、スクランブル化された一連のファイル化された圧縮データ及び透かし情報を含むデータを受信する、データ受信手段と、
受信された前記スクランブル化された一連のファイル化された圧縮データ及び透かし情報のスクランブルを解除する、スクランブル解除手段と、
前記スクランブル解除手段の出力として得られた前記一連のファイルから、圧縮データと透かし情報を分離する、圧縮データ/透かし情報分離手段と、
前記圧縮データ/透かし情報分離手段によって分離された圧縮データを伸張する、圧縮データ伸張手段と、
前記圧縮データ伸張手段によって伸張されたデータと、前記圧縮データ/透かし情報分離手段によって分離された透かし情報を用いて、伸張されたデータに透かし情報を重畳させる、透かし情報重畳手段と、
前記透かし情報が重畳された伸張データを送信するために、前記透かし情報が重畳された伸張データから前記透かし情報を分離した伸張データを再製する、伸張データ再製手段と、
送信用透かし情報生成手段と、
前記伸張データ再製手段によって再製された伸張データを圧縮する、データ圧縮手段と、
前記データ圧縮手段によって圧縮された圧縮データと、送信用透かし情報生成手段によって生成された透かし情報とを一連のファイルにするためのファイル生成手段と、
前記一連のファイルをスクランブル化するためのスクランブル化手段と、
前記スクランブル化された一連のファイルを送信する送信手段と、
を備える端末。 - 他の端末から送られてきた圧縮データを受信する、圧縮データ受信手段と、
他の端末から送られてきた他端末ID情報を受信する、他端末ID情報受信手段と、
前記圧縮データ受信手段によって受信された圧縮データを伸張する、圧縮データ伸張手段と、
前記他端末ID情報受信手段によって受信された前記他端末ID情報、及び、自己端末ID情報を用いて透かし情報を生成する、透かし情報生成手段と、
前記圧縮データ伸張手段による伸張によって得られた伸張データに、前記透かし情報像生成手段によって生成された透かし情報を重畳する、透かし情報重畳手段と、
を備える、他の端末からのデータを受信可能な端末であって、
当該端末において、前記他の端末から受信された圧縮データを表示、及び/又は、格納する場合に、前記透かし情報重畳手段を動作させて、透かし情報が重畳された伸張データを表示、又は、格納することを可能とする、透かし重畳制御手段と、
前記透かし情報が重畳された伸張データを送信するために、前記透かし情報が重畳された伸張データから前記透かし情報を分離した伸張データを再製する、伸張データ再製手段と、
前記伸張データ再製手段によって再製された伸張データを圧縮する、データ圧縮手段と、
前記データ圧縮手段によって圧縮されたデータを送信する、圧縮データ送信手段と、
前記他端末ID情報及び前記自己端末ID情報を送信するID情報送信手段と、
を更に備える端末。 - 前記他端末ID情報に、前記データが生成された端末から自己端末に至るまでの伝送経路の全ての端末のID情報、が含まれる、請求項16に記載の端末。
- コンピュータを、請求項9ないし17に記載の端末として機能させるためのコンピュータプログラム。
- 請求項18に記載のプログラムを格納した記憶媒体。
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