JP2007291800A - 受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は受信装置に関し、省電力化を図れる受信装置を得ることを目的とする。
【解決手段】制御回路23が、制御信号Cで電源回路24を介してバッテリー5の電源を受信回路22に供給し、かつ自らの擬似信号dをフィルタ回路26でレベル変換し、その擬似信号Dを受信回路22に入力するとともに、擬似信号Dが受信回路22の動作状態により変化して出力されるモニタ信号Eから受信回路22の動作状態を判断できるようにして受信回路20を構成する。
【選択図】図1
【解決手段】制御回路23が、制御信号Cで電源回路24を介してバッテリー5の電源を受信回路22に供給し、かつ自らの擬似信号dをフィルタ回路26でレベル変換し、その擬似信号Dを受信回路22に入力するとともに、擬似信号Dが受信回路22の動作状態により変化して出力されるモニタ信号Eから受信回路22の動作状態を判断できるようにして受信回路20を構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯機との間で通信を行い、主に車両ドアの施開錠などの遠隔操作に用いられる受信装置に関し、特にその省電力化に関するものである。
近年、自動車の高機能化が進み、カーナビゲーションやスマートエントリシステムと呼ばれる装置など、バッテリーに接続される装置が増える中、それらの装置において、特にエンジン停止時に消費電力の小さなものが求められている。
このような従来のスマートエントリシステムに用いられる受信装置について、図3〜図4を用いて説明する。
図3は従来の受信装置の要部回路ブロック図であり、同図において、1はアンテナで、アンテナ1は図示しない携帯機からの信号を受信して、その受信信号Aを受信回路2に伝送している。
そして、受信回路2は、受信信号Aを増幅・復調・検波するなどして車両に特有の固有コードを有する復調信号Bを生成し制御回路3に伝送している。
また、制御回路3は、復調信号Bの固有コードと自らに予め記憶された認識コードとの比較を行い両コードが一致した際、ドア制御手段(図示せず)を駆動して車両ドアの施開錠を行うとともに、制御信号Cにより電源回路4を制御してバッテリー5の電源を受信回路2に供給するようにして受信回路10が構成されている。
以上の構成において、エンジン停止時で車両ドアが全て閉じられている場合、制御回路3は、図4に示すように、例えば200msの周期で20msの通電時間のみバッテリー5の電源が受信回路2に供給されるように、省電力のため制御信号Cにより電源回路4を制御している。
そして、この電源供給がなされてから受信回路2は回路動作が立ち上がり、その回路動作が安定するのに約2msから約6msの実時間が必要である。
したがって、制御回路3は、上記20msの通電時間の内、最初の10msを受信回路2の安定待ち時間とし、残りの10msを受信回路2が受信信号Aを受信しているか否かの信号検出時間に割り当てて動作する。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平6−219154号公報
しかしながら、上記従来の受信装置においては、受信回路2の安定待ち時間が実時間の約2msから約6msより長い10msと時間が固定されているため、この時間差の分、無駄な電力が消費されるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、無駄な電力が消費されない受信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の受信装置は、以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、制御回路が、レベル調整手段を介して受信回路に入力した擬似信号の出力レベルから受信回路への電源供給時間を制御するようにして構成したものであり、制御回路が、自らの擬似信号により受信回路の動作安定を判断できるため、無駄な電力が消費されることのない受信装置を得ることができるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、レベル調整手段を、コイル、コンデンサおよび抵抗の各電子部品からなるフィルタ回路により形成したものであり、その構成が容易にできるという作用を有する。
以上のように本発明によれば、無駄な電力が消費されることのない受信装置を得ることができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図2を用いて説明する。なお、従来の技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態による受信装置の要部回路ブロック図であり、同図において、1はアンテナで、アンテナ1は図示しない携帯機からの信号を受信すると、その受信信号Aを受信回路22に伝送する。
図1は本発明の一実施の形態による受信装置の要部回路ブロック図であり、同図において、1はアンテナで、アンテナ1は図示しない携帯機からの信号を受信すると、その受信信号Aを受信回路22に伝送する。
そして、受信回路22は、受信信号Aを増幅・復調・検波するなどして車両に特有の固有コードを有する復調信号Bを制御回路23に伝送している。
また、制御回路23は、復調信号Bの固有コードと自らに予め記憶された認識コードとの比較を行い、両コードが一致した際、ドア制御手段(図示せず)を駆動して車両ドアの施開錠を行う。
さらに、制御回路23が、制御信号Cで電源回路24を制御してバッテリー5の電源を受信回路22に供給し、かつ自ら有する擬似信号dをフィルタ回路26に入力する。この擬似信号dの電圧レベルはフィルタ回路26によりレベル変換され、そのレベル変換された擬似信号Dが受信回路22に入力される。
ここで、電源回路24は、バッテリー5の約12Vの電源を受信回路22に供給できる回路電圧の5Vに変換している。
また、フィルタ回路26は擬似信号dのレベル調整を行うレベル調整手段で、コイル、コンデンサおよび抵抗の各電子部品をΠ型またはT型に配置して形成しており、擬似信号dの電圧レベルを受信回路22に入力できるレベル、つまりアンテナ1の受信信号Aと同等のレベルに調整している。
例えば、フィルタ回路26は、周波数が受信信号Aと同じで振幅の電圧レベルが5Vの擬似信号dを、アンテナ1の受信信号Aと同等の約0.1mVの擬似信号Dにレベル調整している。
さらに、この擬似信号Dは受信回路22の動作状態により変化するモニタ信号Eとして制御回路23に伝送されて受信装置20が構成されている。
以上の構成において、エンジン停止時で車両ドアが全て閉じられている場合、制御回路23は、図2に示すように、例えば200msの周期で所定の通電時間t3のみバッテリー5の電源が受信回路22に供給されるように省電力のため制御信号Cにより電源回路24をオン制御するとともに、同時に受信回路22に擬似信号dを出力する。
そして、この電源供給がなされてから受信回路22は立ち上がり回路動作が安定する状態に移行する一方、受信回路22は、フィルタ回路26でレベル調整され入力された擬似信号Dから、その回路動作状態に応じたモニタ信号Eを出力する。
ここで、受信回路22の回路動作が安定した状態とは、制御回路23が復調信号Bの固有コードを判別できる電圧レベル、つまり、回路電圧が5Vで、擬似信号dのレベルが略0.1mVの場合、モニタ信号Eの電圧が2.5Vを超えたレベルである。
その結果、制御回路23はモニタ信号Eの電圧が2.5Vを超えた際、受信回路22が動作安定状態になったと判断して、受信信号Aが受信されたか否かの信号検出に移行する。
そして、信号検出時間に受信信号Aを受信した場合、その復調信号Bの固有コードと自らに予め記憶された認識コードとの比較を行い両コードが一致した際、ドア制御手段を駆動して車両ドアの施開錠を行う。
したがって、上記所定の通電時間t3とは、制御回路23が、受信回路22の回路動作状態を判断する回路安定時間t1と、受信信号Aが受信されたか否かの信号検出を行う信号検出時間t2との合計時間である。
この例では、通電時間t3は、モニタ信号Eの出力レベルが2.5Vを超えて受信回路22の動作が安定したと判断された回路安定時間t1の5msと、信号検出時間t2の10msとの合計時間の15msである。
上記例では、従来制御信号Cによる受信回路への固定の通電時間20msが、実時間の15msに短縮され、その結果25%の省電力化が図れている。
このように本実施の形態によれば、制御回路23が、受信回路22に電源を供給するのを必要時間のみにできることによって、無駄な電力が消費されない受信装置を得ることができるものである。
また、レベル調整手段であるフィルタ回路26は、コイル、コンデンサおよび抵抗の各電子部品により形成され、その構成が容易かつ安価にできる。
なお、フィルタ回路26は、配線板の導体により形成されたコイル、コンデンサおよび抵抗の各パターンをΠ型またはT型に形成したものでも実施は可能である。
本発明による受信装置は、無駄な電力が消費されないという効果を有し、主に車両ドアの施開錠などの遠隔操作に用いられる受信装置等に有用である。
1 アンテナ
5 バッテリー
22 受信回路
23 制御回路
24 電源回路
26 フィルタ回路(レベル調整手段)
C 制御信号
d 擬似信号
5 バッテリー
22 受信回路
23 制御回路
24 電源回路
26 フィルタ回路(レベル調整手段)
C 制御信号
d 擬似信号
Claims (2)
- 携帯機からの信号を受信するアンテナと、前記アンテナの受信信号から復調信号を出力する受信回路と、前記復調信号が正しいか否かを判定するとともに前記受信回路に電源回路を制御してバッテリー電源を供給する制御回路とからなり、
前記制御回路が、レベル調整手段を介して前記受信回路に入力した擬似信号の出力レベルから前記受信回路への電源供給を制御する受信装置。 - レベル調整手段を、コイル、コンデンサおよび抵抗の各電子部品からなるフィルタ回路により形成した請求項1記載の受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006123213A JP2007291800A (ja) | 2006-04-27 | 2006-04-27 | 受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006123213A JP2007291800A (ja) | 2006-04-27 | 2006-04-27 | 受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007291800A true JP2007291800A (ja) | 2007-11-08 |
Family
ID=38762683
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JP2006123213A Pending JP2007291800A (ja) | 2006-04-27 | 2006-04-27 | 受信装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102306413A (zh) * | 2011-09-15 | 2012-01-04 | 吴斐 | 一种门禁电子锁 |
CN102312617A (zh) * | 2011-09-15 | 2012-01-11 | 吴斐 | 一种无电源电子锁和对应的开锁手持机装置 |
CN103593896A (zh) * | 2013-11-26 | 2014-02-19 | 福建省天鼎电子技术有限公司 | 一种带报警提示的rfid遥感锁 |
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2006
- 2006-04-27 JP JP2006123213A patent/JP2007291800A/ja active Pending
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