JP2007290992A - ハンセン病発症予防作用のある菌体含有組成物 - Google Patents

ハンセン病発症予防作用のある菌体含有組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】ハンセン病またはこれに関連する状態の予防、進行抑制または改善効果を有する組成物または飲食品であって、日常生活において容易に摂取することができ、かつ、安全で副作用の少ないものを提供すること。
【解決手段】本発明による組成物は、ヒトを含む動物腸内または発酵食品から分離されるグラム陽性細菌の少なくとも1種以上を有効成分として含んでなるものであって、生体におけるらい菌の増殖抑制または低減に用いられるものである。
【選択図】なし

Description

発明の背景
発明の分野
本発明は、ハンセン(Hansen)病発症予防作用のある菌体含有組成物に関する。より詳しくは、本発明は、ヒトを含む動物腸内または発酵食品から分離されるグラム陽性細菌からなる群より選択される細菌を含んでなる組成物に関する。また本発明は、ハンセン病発症予防作用のある飲食品に関する。
背景技術
ハンセン病とは、らい菌(Mycobacterium leprae)によって、主に皮膚や末梢神経が冒される感染症の一つである。我が国においては年間10名以下程度の発症例が報告される程度であるが、発展途上国においてはハンセン病罹患者がなお数百万人いるとも言われている。
例えば、インドネシア、インド、アフリカでは、人口1万人あたり3〜4人、有病率の高い地域はその10倍ものハンセン病罹患者がいる。このような地域はハンセン病汚染地域といわれ、これらの地域では、家族内感染によって幼少時期に感染する新患患者が増加し、ハンセン病の発症を予防する対策が必要とされている。ハンセン病の治療については、多剤併用治療(MDT)が効果を挙げているが、その発症予防については、いまだに有効な感染予防手段が見出されていない。このため、新たな感染者の増加が依然として深刻である。さらに最近は多剤耐性を有するらい菌の発生が懸念されており、従来の薬剤と関連性のない感染予防手段を見出すことは重要である。
さらに、発症予防を行う観点からは、副作用が少なく、より安全に使用することができる薬剤または食品の提供が望まれている。このような薬剤または食品の提供は、患者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上に役立つことが期待される。
一方で、近年、腸内フローラの研究が進展し、腸内フローラが宿主の健康や疾病に密接に関係していることが明らかとなり、乳酸菌やビフィズス菌等をプロバイオティクスなどの様式で様々な疾病の予防や症状改善のために用いる試みが盛んに行われている。
例えば、特開2000−125810号公報(特許文献1)には、酵母菌と乳酸菌とからなる、炎症抑制作用のある濃縮飲料が開示されている。また特開平11−259281号公報(特許文献2)には、特定のエンテロコッカス属菌の死菌体を使用した免疫調整剤が開示されている。
乳酸菌の一つであるエンテロコッカス・フェカリス・EC−12株(Enterococcus faecalis EC-12)(以下において「EC−12株」と略すことがある)は、その死菌体に、整腸作用、抗腫瘍作用、皮膚アレルギー改善作用等があることが報告されている(例えば、「食品と開発」、Vol.39、No.10、61〜63頁(非特許文献1))。EC−12株についてはまた、リステリア菌感染の際に生体防御機構に及ぼす効果についての報告もある(「新薬と臨床」(J. New Rem. & Clin.)、Vol.53、No.3、2004、78〜88頁(非特許文献2))。
しかしながら、これらの菌についてのハンセン病発症予防効果に関しては本発明者らの知る限り、何等報告されていない。らい菌の感染および発症メカニズムは、リステリア菌感染や、上記した各種疾患の発症メカニズムとは全く異なるものである。
特開2000−125810号公報 特開平11−259281号公報 「食品と開発」、Vol.39、No.10、61〜63頁 「新薬と臨床」、Vol.53、No.3、2004、78〜88頁
発明の概要
本発明者らは今般、ヒトを含む動物腸内または発酵食品から分離されるグラム陽性細菌の一つである、EC−12菌株の摂取により、生体におけるらい菌の増殖が顕著に抑制でき、ハンセン病に伴う症状を改善できることを予想外にも見出した。本発明はかかる知見に基づくものである。
本発明の目的は、日常生活において容易に摂取することができ、かつ、副作用の極めて少ない、医薬または飲食品として使用可能な、ハンセン病またはこれに関連する状態の予防、進行抑制または改善効果を有する組成物を提供することにある。
本発明による組成物は、ヒトを含む動物腸内または発酵食品から分離されるグラム陽性細菌の少なくとも1種以上を有効成分として含んでなるものであって、生体におけるらい菌の増殖抑制または低減に用いられるものである。
本発明の好ましい態様によれば、前記細菌は死菌体である。
本発明の好ましい態様によれば、本発明による組成物は、ハンセン病またはこれに関連する状態の予防、進行抑制または改善に用いられる。より好ましくは、本発明による組成物は、らい菌に感染もしくは感染の疑いのある患者、またはらい菌に感染する可能性の高い環境に置かれた者における、ハンセン病またはこれに関連する状態の予防、進行抑制または改善に用いられる。
本発明の別の態様によれば、本発明による組成物を含んでなる飲食品が提供される。
本発明の別の態様によれば、前記有効成分を有効量含んでなる飲食品であって、生体におけるらい菌の増殖抑制または低減に用いられる飲食品が提供される。
本発明のさらに別の態様によれば、前記有効成分を有効量含んでなる飲食品であって、ハンセン病またはこれに関連する状態を予防、進行抑制または改善する機能が表示された飲食品が提供される。
本発明によれば、有効成分を医薬品または飲食品として摂取することによって、生体におけるらい菌の増殖抑制または低減することができる。すなわち、本発明によれば、有効成分を医薬品または飲食品として摂取することによって、ハンセン病またはこれに関連する状態を予防、進行抑制または改善することができる。本発明における有効成分は、ヒトを含む動物腸内または発酵食品から分離される細菌またはその死菌体であり、これまでの報告から、副作用がほとんど無く安全性が高いことは明らかである。このため、本発明による組成物、または飲食品は、副作用が殆ど無く、安全性に優れたものである。よって、これらは日常生活において容易に摂取することができる。したがって、本発明の組成物は、小児や成人が副作用なく簡便に摂取できるため、ハンセン病の家族内感染を効果的に抑制し、ハンセン病汚染地域における幼少期の感染とハンセン病感染増加を効果的防止できると期待される。
発明の具体的説明
微生物の寄託
エンテロコッカス・フェカリス・EC−12株(Enterococcus faecalis EC-12)は、平成17年(2005年)2月25日(原寄託日)付で独立行政法人産業技術総合研究所 特許生物寄託センター(〒305-5466 日本国茨城県つくば市東1丁目1番地1 中央第6)に寄託された。受託番号は、FERM BP−10284である。
有効成分
本発明による組成物および飲食品の有効成分は、前記したように、少なくとも1種以上の、ヒトを含む動物腸内または発酵食品から分離されるグラム陽性細菌である。この細菌は、乳酸を生成するグラム陽性細菌、所謂、乳酸菌である。
本発明の好ましい態様によれば、前記細菌は、エンテロコッカス属(Enterococcus)、ビフィドバクテリウム属(Bifidobacterium)、ラクトバシルス属(Lactobacillus)、ストレプトコッカス属(Streptococcus)、および、ラクトコッカス属(Lactococcus)に属する細菌からなる群より選択される。
ここで、エンテロコッカス属に属する細菌としては、例えば、エンテロコッカス・フェカリス(Enterococcus faecalis)、エンテロコツカス・フェシウム(Enterococcus faecium)等が挙げられる。ビフィドバクテリウム属に属する細菌としては、例えば、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum)、ビフィドバクテリウム・プレーべ(Bifidobacterium breve)、ビフィドバクテリウム・ビフィダム(Bifidobacterium bifidum)等が挙げられる。ラクトバシルス属に属する細菌としては、ラクトバシルス・アシドフィラス(Lactobacillus acidophilus)、ラクトバシルス・カゼイ(Lactobacillus casei)、ラクトバシルス・サリバリウス(Lactobacillus salivarius)等が挙げられる。
また、ストレプトコッカス属に属する細菌としては、例えば、ストレプトコッカス・サーモフィラス(Streptococcus thermophilus)等が挙げられる。ラクトコッカス属に属する細菌としては、例えば、ラクトコッカス・クレモリス(Lactococcus cremoris)、ラクトコッカス・ラクティス(Lactococcus lactis)等が挙げられる。
本発明の好ましい態様によれば、有効成分として用いられる細菌は、エンテロコッカス属に属する菌である。より好ましくは、該細菌は、エンテロコッカス・フェカリス(Enterococcus faecalis)である。
エンテロコッカス・フェカリスとしては、例えば、エンテロコッカス・フェカリス・EC−12株(受託番号FERM BP−10284)、ATCC 19433、ATCC 14508、ATCC 23655、IFO 16803、IFO 16804等の菌株またはその変異株が例示できる。有効成分として用いられる細菌としては、このうち、前記EC−12株が最も好ましい。
なおここで「変異株」とは、特定の菌株に対し、当業者に周知の方法により当業者がその性質に変化を及ぼさない範囲で変異させたもの、あるいは、それと同等であると当業者が確認できるものを包含する意味である。
有効成分として用いられる細菌は、生菌および/または死菌体を用いることができるが、好ましくは死菌体が用いられ、より好ましくは、前記細菌を公知の加熱処理手段で殺菌して得られる加熱殺菌菌体が用いられる。加熱殺菌菌体は、前記細菌を常法に従って培養して得られた培養物から、例えば、濾過、遠心分離等の方法により菌体を回収し、水洗後、水等に懸濁して120℃以下(好ましくは80〜120℃)、30分以内(3秒〜30分間)加熱処理した後、必要に応じて濃縮、乾燥することにより調製できる。なお、エンテロコッカス・フェカリス・前記EC−12株の加熱処理による殺菌菌体粉末は、商品名「EC−12」(コンビ株式会社製)として市販されている。このため、本発明においては、有効成分として用いられる細菌として、このような市販品を用いてもよい。
用途
本発明による有効成分は、生体におけるらい菌の増殖抑制または低減させる効果を有する。すなわち、後述する実施例に示されるように、本発明による有効成分は、らい菌感染に対して感受性の高いラットに摂取させることによって、らい菌の感染における生体でのらい菌増殖を抑制する作用があるが実際に確認されている(実施例、図1および図2)。すなわち、本発明による有効成分の投与群と非投与群のラットの所見より、本発明による組成物によってらい菌感染に伴う病態の進行が軽減されたことが確認された。このように、本発明による有効成分は、ハンセン病またはこれに関連する状態を予防、進行抑制する効果を実際に示した。よって、本発明における有効成分は、らい菌に感染した患者または感染する可能性の高い者に対し、その感染に伴う症状、例えば腫脹の軽減等といった症状の進行抑制、症状の緩和、改善効果をもたらすことができ、さらには症状の治療効果も期待できる。また本発明の有効成分は、毒性も低く、哺乳動物に対し安全に用いることができる。
本発明による有効成分によれば、乳酸球菌の免疫系への作用によって、細胞内寄生細菌であるらい菌の増殖を抑制することができ、その結果ハンセン病の発症を予防できると考えられる。なおこれらは仮定であってこれによって本発明が限定的に解釈されるものではない。
したがって、本発明による有効成分は、ハンセン病またはこれに関連する状態の予防、進行抑制または改善に用いることができる。ここで、症状または状態の「進行抑制または改善」とは、症状または状態の、調節、進行の抑制、遅延、緩和、改善、症状等の再進行の予防などを包含する意味で使用される。
本発明において、「ハンセン病」は、らい菌(Mycobacterium leprae)の感染による感染症をいい、ここには、らい菌感染に伴い生ずる、知覚脱出を伴う脱色素もしくは紅色皮疹、末梢神経肥厚、環状紅斑、およびらい反応等の症状をも包含する。
本発明による有効成分の効果は、四肢の腫脹の程度、後肢のフットパッドの厚さ等を経時的に測定することにより確認することができる。
本発明の他の態様によれば、ヒトを含む動物腸内または発酵食品から分離されるグラム陽性細菌の少なくとも1種以上を有効成分として含んでなる、らい菌の増殖抑制剤、または、ハンセン病またはこれに関連する状態の予防剤、進行抑制剤もしくは改善剤が提供される。
また本発明によれば、前記したように、らい菌に感染もしくは感染の疑いのある患者、またはらい菌に感染する可能性の高い環境に置かれた者、あるいは、ハンセン病を発症または発症の疑いのある患者に、有効量の前記有効成分を投与するかまたは摂取させることを含んでなる、ハンセン病の症状もしくはこれに関連する状態の予防するか、その進行を抑制するか、またはそれを改善する方法が提供される。ここで「有効量」とは、症状または状態の進行を抑制するか、または改善するために、その効果を発揮する上で少なくとも必要とされる有効成分の量を意味する。また「患者」は、本発明の組成物または飲食品を、投与または摂取する対象となるヒトまたはヒトを除く哺乳動物(特に、らい菌に感受性を有する、免疫不全マウス、ラット、および、アルマジロ、サル等)を意味する。「投与」および「摂取」とは、対象となる患者に対し、目的とする物質を経口的または非経口的に(好ましくは経口的に)生体内に取り込ませることを意味する。
組成物または飲食品
本発明による組成物は、前記した有効成分として含んでなるものである。
ここで「有効成分として含んでなる」とは、所望する製品形態に応じた生理学的に許容されうる担体を含んでいてもよいことは当然として、併用可能な他の補助成分を含有する場合も包含する意味である。すなわち、本発明による組成物は、有効成分である菌体または死菌体を用いて、必要に応じて、生理学的に許容されうる担体、賦形剤、結合剤、希釈剤などと混合することにより製造できる。本発明による組成物は、経口または非経口的に投与または摂取することができる。経口用の形態としては、食品、顆粒剤、散剤、錠剤(糖衣錠を含む)、丸剤、カプセル剤、シロップ剤、乳剤、懸濁剤が挙げられる。非経口用の形態としては、注射剤、点滴剤、外用剤が挙げられる。これらの製剤は、当該技術分野で通常行われている手法により、薬学的に許容される担体(例えば、賦形剤、添加剤)とともに製剤化することができる。薬学的に許容される担体としては、賦形剤、結合剤、香料、緩衝剤、増粘剤、着色剤、安定剤、乳化剤、分散剤、懸濁化剤、崩壊剤、滑沢剤、防腐剤等が挙げられる。具体例としては、例えば、炭酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、砂糖、ラクトース、ペクチン、デキストリン、澱粉、ゼラチン、トラガント、メチルセルロース、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、低融点ワックス等が挙げられる。
また併用可能な他の補助成分としては、例えば、ビタミン成分(例えば、ビタミンC、ビタミンE)、抗生物質、グリコーゲン、アミノ酸類、ペプチド類、ミネラル類(例えば、亜鉛、鉄、銅、マンガンなど)などが挙げられる。
製剤の内、例えば経口剤は、下記のようにして製造できる。有効成分に、例えば賦形剤(例えば、乳糖、白糖、デンプン、マンニトール)、崩壊剤(例えば、炭酸カルシウム、カルボキシメチルセルロースカルシウム)、または滑沢剤(例えば、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ポリエチレングリコール)を添加して圧縮成形し、次いで必要により、味のマスキング、腸溶性もしくは持続性の目的のために慣用の方法でコーティングすることによって、経口剤を製造することができる。コーティング剤としては、例えば、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ポリオキシエチレングリコールなどを用いることができる。
本発明おいて、組成物は経口摂取されるものであることが好ましい。
また必要に応じて、注射剤、外用剤等の他の製剤も慣用の方法により製造することができる。
製剤化にあたっては、本発明による有効成分以外の1種以上の医療上有効な有効成分をさらに添加し配合してもよい。また本発明による有効成分の投与にあたっては、本発明による有効成分以外の1種以上の医療上有効な有効成分を組み合わせて投与してもよい。このような他の有効成分としては、例えば、成長ホルモン、カルシウム拮抗剤、プロテアーゼ阻害剤、ステロイド剤等が挙げられる。
本発明による組成物は、医薬品への適用のみならず、食品への適用も意図されている。よって、本発明による飲食品は、本発明による有効成分を有効量含んでなるものである。
ここで「有効成分を有効量含んでなる」とは、個々の飲食品を通常喫食される量摂取した結果、有効成分としての効果を発揮しうるような量で有効成分を含有することをいう。本発明による飲食品には、本発明による有効成分をそのまままたは上記のような組成物の形態で、飲食品に配合してもよい。また、本発明による飲食品は、本発明による有効成分に安定剤等の慣用の添加成分を加えて飲食品として調製したもの、各種タンパク質、糖類、脂肪、微量元素、ビタミン類等をそれらにさらに配合して調製したもの、液状、半液体状若しくは固体状にしたもの、ペースト状にしたもの、または、一般の飲食品へ添加したものであってもよい。
本発明において、「飲食品」は、医薬以外のものであって、哺乳動物が摂取可能なものであれば特に制限はなく、その形態も液状、半液体状または固体状のいずれのものであってもよい。このため飲食品には、例えば飲料の形態も包含される。飲食品はまた、サプリメントのような栄養補助食品の錠剤形態であってもよい。
本発明において「飲食品」には、健康食品、機能性食品、特定保健用食品、栄養補助食品、疾病リスク低減表示を付した食品、または、病者用食品のような分類のものも包含される。さらに「飲食品」という用語は、ヒト以外の哺乳動物を対象として使用される場合には、飼料を含む意味でここで用いてもよい。ここでいう特定保健用食品とは、上述した疾病またはそれに関連する状態の予防、改善、状態の緩和等を目的として食品の製造または販売等を行う場合に、保健上の観点から、各国において法上の何らかの制限を受けることがある食品をいう。このような食品は、食品が疾病リスクを低減する可能性があること表示した食品、すなわち、疾病リスク低減表示を付した食品であることもできる。ここで、疾病リスク低減表示とは、疾病リスクを低減する可能性のある食品の表示であって、FAO/WHO合同食品規格委員会(コーデックス委員会)の定める規格に基づいて、またはその規格を参考にして、定められた表示または認められた表示であることができる。
本発明による有効成分は、上述したような作用を有する。このため、日常生活で摂取する食品、健康食品、機能性食品、サプリメント(例えば、カルシウム、マグネシウム等のミネラル類、ビタミンK等のビタミン類を1種以上含有する食品)に本発明の有効成分を配合することにより、前記作用に基づく機能を併せ持つ食品を提供することができる。
本発明によれば、前記したように、本発明における有効成分を有効量含んでなる飲食品であって、生体におけるらい菌の増殖抑制または低減に用いられる飲食品が提供される。
本発明のまた別の態様によれば、前記有効成分を有効量含んでなる飲食品であって、ハンセン病またはこれに関連する状態の予防、進行抑制または改善に用いられる飲食品が提供される。
本発明の別の態様によれば、本発明における有効成分を有効量含んでなる飲食品であって、生体におけるらい菌の増殖抑制または低減する機能が表示された飲食品が提供される。また、本発明のさらに別の態様によれば、前記有効成分を有効量含んでなる飲食品であって、ハンセン病またはこれに関連する状態を予防、進行抑制または改善する機能が表示された飲食品が提供される。ここで飲食品に付される機能表示は、例えば、製品の本体、容器、包装、説明書、添付文書、または宣伝物のいずれかにすることができる。
本発明による飲食品の具体例としては、ジュース、清涼飲料水、茶飲料、ドリンク剤、ゼリー状飲料、機能性飲料等の各種飲料;ビール等のアルコール飲料;飯類、麺類、パン類およびパスタ類等の炭水化物含有食品;魚肉ハム、ソーセージ、水産練り製品等の練製品;カレー、あんかけ、中華スープ等のレトルト製品;スープ類;牛乳、乳飲料、アイスクリーム、チーズ、ヨーグルト等の乳製品;みそ、ヨーグルト、乳酸菌、発酵飲料、漬け物等の発酵物;豆製品;ビスケット、クッキーなどの洋菓子類、饅頭や羊羹等の和菓子類、キャンディー類、ガム類、グミ、ゼリー、プリンなどの冷菓や氷菓などの各種菓子類;インスタントスープ、インスタントみそ汁等のインスタント食品、電子レンジ対応食品等が挙げられる。さらには、粉末、穎粒、錠剤、カプセル剤、液状、ペースト状またはゼリー状に調製された健康飲食品も挙げられる。
本発明による飲食品の製造に当たっては、通常の飲食品の処方設計に用いられている糖類、香料、果汁、食品添加剤、安定剤などを適宜添加することができる。飲食品の製造は、当該技術分野に公知の製造技術を参照して実施することができる。本発明による飲食品は様々な形態を取ることができ、公知の医薬品の製造技術に準じて本発明による飲食品を製造してもよい。その場合には、本発明による組成物の製造の項目において述べたような担体や製剤用添加剤を用いて製造することができ、具体的には、経口剤の欄に記載された担体や製造用添加剤を用いて製造することができる。また、本発明における機能以外の機能を発揮する他の成分あるいは他の機能性食品と組み合わせることによって、多機能性の飲食品としてもよい。
本発明による組成物は、有効成分を、組成物全量に対して、0.01〜100重量%含んでなることが好ましく、0.05〜50重量%含んでなることがより好ましい。
本発明による組成物を飲食品に添加して使用する場合、飲食品中への該組成物の添加量は、0.01〜80質量%とすることが好ましく、0.05〜50質量%とすることがより好ましい。
本発明による組成物および飲食品を投与または摂取する場合、本発明による有効成分の投与量または摂取量は、受容者、受容者の年齢および体重、症状、投与時間、剤形、投与方法、薬剤の組み合わせ等に依存して決定できる。例えば、本発明による有効成分を経口投与または経口摂取する場合、細菌の死菌体粉末量として、成人1人の一日当たり摂取量が、10〜5000mgの範囲であることが好ましく、50〜4000mgであることがより好ましい。これらは、一日1または数回の投与単位に分割して投与することができる。なお、これらの投与量または摂取量は、成人の体重を60kgと仮定して、体重60kgの成人1人1日あたりの有効成分の投与量もしくは摂取量として、必要に応じて計算することによって算出ことができる。
なお、組成物または飲食品への有効成分である菌体の添加方法は、菌体の死菌体を用いる場合は、特に制限はなく、各飲食品に用いられる他の原料と一緒に最初から添加することができる。したがって、加熱処理(加熱殺菌、焼成、蒸煮等の菌体が死滅するような温度条件下での処理)が必要な飲食品に添加しても効果が損われることがない。
本発明を以下の例によって詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない
試験方法:
実験には、らい菌(Mycobacterium lepraeM.leprae))の感染に対して感受性の高いSHR/NCrj−rnuヌードラットを用いた。なお、このラットは、本発明者らを含む関連機関より容易に入手可能であるが、当業者であれば、必要に応じて公知文献("Leprosy in hypertensive nude rat(SHR/NCrj-run)", Yasuko Yogi et al., International Journal of Leprosy and Other Mycobacterial Diseases, 67:435-445,1999)を参照することによって、容易に作出することができる。また、本発明の有効成分に相当する成分としては、EC−12株の殺菌菌体粉末を使用した。このEC−12株の加熱処理による殺菌菌体粉末としては、EC−12(商品名)(コンビ株式会社製)を用いた。
実験ではまず、4から6週齢のSHR/NCrj−rnuヌードラットを1群3匹(雄2匹、雌1匹)として、EC−12摂取群と非摂取群の2群に分けた。乳酸菌EC−12摂取群には、実験動物用飼料CE−2(日本クレア株式会社製)にEC−12を0.5mg/gの割合で混入した固形飼料を作成し、これを連日自由摂取させた。非摂取群にはCE−2のみを自由摂取させた。
EC−12摂取開始後7日目に、1足あたり2.5×10個のM.leprae Thai-53株(国立感染症研究所ハンセン病研究センターより入手)を後肢両足のfoot−padに接種した。接種後、夫々の飼料の自由摂取を継続しつつfoot−padの変化を継時的に観察した。
結果は、図1および図2に示される通りであった。図は、らい菌接種後6ヶ月目のfoot−padの変化を示すものである。この内、図1はEC−12非摂取群を示し、図2はEC−12摂取群を示す。
図からも明らかなように、EC−12非摂取群では全てのラットにらい菌の増殖を示すfoot−padの腫脹が観察された。一方、EC−12摂取群では、腫脹の度合いはEC−12非摂取群と比較して弱く、試験群中の2匹には腫脹がほとんど認められなかった。
したがって、これらの結果は、EC−12摂取によって、らい菌の増殖が抑制されることを強く示唆するものといえる。
EC−12非摂取群(コントロール群)の場合の実施例の結果を示す、生物の形態写真である。 EC−12摂取群の場合の実施例の結果を示す、生物の形態写真である。

Claims (13)

  1. ヒトを含む動物腸内または発酵食品から分離されるグラム陽性細菌の少なくとも1種以上を有効成分として含んでなる、生体におけるらい菌の増殖抑制または低減に用いられる、組成物。
  2. 細菌が、エンテロコッカス属(Enterococcus)、ビフィドバクテリウム属(Bifidobacterium)、ラクトバシルス属(Lactobacillus)、ストレプトコッカス属(Streptococcus)、および、ラクトコッカス属(Lactococcus)に属する細菌からなる群より選択される、請求項1に記載の組成物。
  3. 細菌が、エンテロコッカス属に属する細菌である、請求項1に記載の組成物。
  4. 細菌が、エンテロコッカス・フェカリス・EC−12株(Enterococcus faecalis EC-12)(受託番号FERM BP−10284)またはその変異株である、請求項1に記載の組成物。
  5. 細菌が死菌体である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. ハンセン病またはこれに関連する状態の予防、進行抑制または改善に用いられる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. らい菌に感染もしくは感染の疑いのある患者、またはらい菌に感染する可能性の高い環境に置かれた者における、ハンセン病またはこれに関連する状態の予防、進行抑制または改善に用いられる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 経口摂取されるものである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 医薬組成物である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物を含んでなる、飲食品。
  11. 請求項1に記載の有効成分を有効量含んでなる、飲食品であって、
    生体におけるらい菌の増殖抑制または低減に用いられる、飲食品。
  12. 請求項1に記載の有効成分を有効量含んでなる、飲食品であって、
    ハンセン病またはこれに関連する状態を予防、進行抑制または改善する機能が表示された、飲食品。
  13. 健康食品、機能性食品、特定保健用食品、栄養補助食品、疾病リスク低減表示が付された食品、または病者用食品である、請求項10〜12のいずれか一項に記載の飲食品。
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