JP2007288742A - 小型広帯域アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナ素子が小型になっても通過周波数が広帯域である小型広帯域アンテナ装置を提供すること。
【解決手段】アンテナ素子Aは、同調キャパシタンス1と、同調キャパシタンス1と直列に設けられた放射抵抗2とを有する。伝送線路Bは、負荷抵抗3を有する。アンテナ整合回路Cは、アンテナ素子と並列に接続された第1インダクタであるアンテナ同調コイル5を有する第1共振回路と、伝送線路と直列に接続された容量素子である同調キャパシタンス6及び伝送線路と並列に接続された第2インダクタである同調コイル7で構成された第2共振回路と、が結合素子である相互インダクタンス8で疎結合されて構成されている。そして、第2共振回路のQ値が第1共振回路のQ値よりも小さくなるように設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明はアンテナ装置に関し、特に小型で通過周波数が広帯域にわたる小型広帯域アンテナ装置に関する。
従来から、通過周波数が広帯域であるアンテナ装置として、図3に示すアンテナ装置がある。図3に示す従来のアンテナ装置は、アンテナ素子11と、アンテナ素子11の給電側端部を被覆する絶縁層12と、絶縁層12の後端に設けられた導電性外筒13と、アンテナ素子11の給電側端部に電気的に接続されたマッチングコイル14と、マッチングコイル14と導電性外筒13との間に配された誘電体層15とから主に構成されている(特許文献1)。
ここで、導電性外筒13、マッチングコイル14及び誘電体層15は、電気長で1/4波長の長さを有するインピーダンス変換器を構成し、アンテナ素子11に給電点ESを介して接続された構成となっている。また、導電性外筒13、マッチングコイル14及び誘電体層15により容量性リアクタンス−jXQを形成し、マッチングコイル14によりアンテナ素子11と整合するためのインピーダンス変換器が形成され、給電線インピーダンスZ0としたとき、Z0<RA、RQ=(Z0・RA1/2なる関係に構成されている。また、アンテナ素子11は、その長さlが電気長で1/4波長〜1/2波長(3/8波長)であってインピーダンスZA=RA+jXAである。
特開平5−347508号公報
近年、薄型の電子機器に収納することができる小型アンテナへの要望が高まっている。従来のアンテナ装置において、アンテナ素子を小さくしていくと、放射抵抗が小さくなり、また、同調キャパシタンスが小さくなるので、Q値が非常に大きくなってしまい、帯域がとれないという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、アンテナ素子が小型になっても通過周波数が広帯域である小型広帯域アンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明の小型広帯域アンテナ装置は、アンテナ素子に接続された第1インダクタを有する第1共振回路と、伝送線路に接続された容量素子及び第2インダクタで構成された第2共振回路と、が結合素子で疎結合されてなり、前記第2共振回路のQ値が前記第1共振回路のQ値よりも小さいことを特徴とする。
この構成によれば、アンテナ整合回路を、アンテナ素子側の共振回路と負荷側の共振回路とによる複同調回路で構成し、アンテナ素子側の共振回路のQ値に対して負荷側の共振回路のQ値を小さくしている。このため、小型のアンテナ素子を用いたとしても、アンテナ素子側の共振回路のQ値と負荷側の共振回路のQ値から得られるアンテナ装置全体のQ値は、負荷側の共振回路のQ値を小さくすることにより小さくなる。その結果、小型のアンテナ素子を有するアンテナ装置における通過周波数の帯域幅を広げることができる。
本発明の小型広帯域アンテナ装置においては、前記アンテナ素子は、最低周波数信号の波長の1/4よりも短い長さを有する先端開放型のアンテナ素子であることが好ましい。
本発明によれば、アンテナ整合回路を、アンテナ素子側の共振回路と負荷側の共振回路とによる複同調回路で構成し、アンテナ素子側の共振回路のQ値に対して負荷側の共振回路のQ値を小さくするので、アンテナ素子が小型になっても通過周波数が広帯域である小型広帯域アンテナ装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る小型広帯域アンテナ装置を示す図である。図1に示す小型広帯域アンテナ装置は、アンテナ素子Aと、伝送線路Bと、アンテナ素子Aと伝送線路Bとの間に設けられたアンテナ整合回路Cとから主に構成されている。アンテナ素子Aは、最低周波数信号の波長の1/4よりも短い長さを有する先端開放型のアンテナ素子であることが好ましい。
アンテナ素子Aは、等価キャパシタンス1と、等価キャパシタンス1に直列の放射抵抗2とを有する。また、伝送線路Bは、負荷抵抗3を有する。アンテナ整合回路Cは、アンテナ素子に接続されたコイル5を有する第1共振回路と、伝送線路に接続された同調キャパシタンス6及び同調コイル7で構成された第2共振回路と、が結合素子である相互インダクタンス8で疎結合されて構成されている。そして、第2共振回路のQ値(Q2)が第1共振回路のQ値(Q1)よりも小さくなるように設定されている。したがって、このアンテナ整合回路Cは、第1共振回路と第2共振回路との間で、共振周波数が同じで、Q値が異なる(Q2>Q1)ものである。アンテナ同調コイル5及び同調コイル7は、リアクタンスによる不整合を解消する目的で、同調キャパシタンス1を打ち消すために挿入する。
本発明者は、アンテナ素子が小型化することにより放射抵抗やキャパシタンスが小さくなり、それによりQ値が大きくなってしまうが、複同調回路の総合のQ値が一次側の共振回路のQ値と二次側の共振回路のQ値との積の平方根であることに着目し、アンテナ整合回路を複同調回路で構成し、アンテナ素子側のQ値に対して負荷側のQ値を小さくすることにより、総合のQ値を下げることができることを見出し本発明をするに至った。
すなわち、本発明の骨子は、アンテナ整合回路を、アンテナ素子側の共振回路と負荷側の共振回路とによる複同調回路で構成し、アンテナ素子側の共振回路のQ値に対して負荷側の共振回路のQ値を小さくすることにより、アンテナ素子が小型になっても通過周波数が広帯域である小型広帯域アンテナ装置を提供することである。
図1に示すアンテナ装置において、負荷側の共振回路(第2共振回路)のQ値を小さくする場合、Q=1/ωCを考慮すると、ωが不変であるので、同調キャパシタンス6を大きくする。例えば、Q2をQ1の1/6にするのであれば、同調キャパシタンス6をアンテナ素子Aの同調キャパシタンス1の6倍に設定する。この場合、アンテナ素子側の共振回路(第1共振回路)と負荷側の共振回路(第2共振回路)とを共振させる必要があるので、同調コイル7のインダクタンスをアンテナ同調コイル5のインダクタンスの1/6にする必要がある。また、相互インダクタンス8については、共振周波数で結合係数が1になる(臨界結合)ようにすることが好ましい。
このような構成のアンテナ整合回路においては、アンテナ整合回路を、アンテナ素子側の共振回路と負荷側の共振回路とによる複同調回路で構成し、アンテナ素子側の共振回路のQ値に対して負荷側の共振回路のQ値を小さくしている。このため、アンテナ素子が小型化され、例えば最低周波数信号の波長の1/4よりも短い長さを有するアンテナ素子を用いたとしても、アンテナ素子側の共振回路のQ値と負荷側の共振回路のQ値から得られるアンテナ装置全体のQ値は、負荷側の共振回路のQ値を小さくすることにより小さくなる。その結果、小型のアンテナ素子を有するアンテナ装置における通過周波数の帯域幅を広げることができる。
ここで、図1に示すアンテナ装置において、放射抵抗2及び負荷抵抗3を共に2Ωとし、アンテナ素子Aの同調キャパシタンス1を3(pF)とし、アンテナ同調コイル5のインダクタンスを34(nH)とし、第2共振回路の同調キャパシタンス6を18(pF)とし、第2共振回路の同調コイル7のインダクタンスを5(nH)としたときの整合特性であるSWR(Standing Wave Ratio)を調べた。その結果を図2に示す。図2から分かるように、整合特性であるSWRが3での帯域幅は15MHz〜16MHzであり、従来のアンテナ装置でアンテナ素子を小型化した場合の帯域幅よりも約50%以上増加すると考えられる。
このように、本実施の形態に係る小型広帯域アンテナ装置は、アンテナ整合回路を、アンテナ素子側の共振回路と負荷側の共振回路とによる複同調回路で構成し、アンテナ素子側の共振回路のQ値に対して負荷側の共振回路のQ値を小さくするので、アンテナ素子が小型になっても通過周波数が広帯域となる。
本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態において説明した回路構成や実施例に用いた数値は、これらに限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することが可能である。
本発明の実施の形態に係る小型広帯域アンテナ装置を示す図である。 図1に示す小型広帯域アンテナ装置の整合特性を示す図である。 従来のアンテナ装置を示す図である。
符号の説明
1 等価キャパシタンス
2 放射抵抗
3 負荷抵抗
5 コイル
6 同調キャパシタンス
7 同調コイル
8 相互インダクタンス

Claims (2)

  1. アンテナ素子に接続された第1インダクタを有する第1共振回路と、伝送線路に接続された容量素子及び第2インダクタで構成された第2共振回路と、が結合素子で疎結合されてなり、前記第2共振回路のQ値が前記第1共振回路のQ値よりも小さいことを特徴とする小型広帯域アンテナ装置。
  2. 前記アンテナ素子は、最低周波数信号の波長の1/4よりも短い長さを有する先端開放型のアンテナ素子であることを特徴とする請求項1記載の小型広帯域アンテナ装置。
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