JP2007287494A - バッテリー装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造で、バッテリーケース内のドレンを周辺の機器や床等を傷めることなく確実に排出する。
【解決手段】バッテリーケース11内に、複数のバッテリーセル12を収納して直列に接続し、バッテリー装置10を形成する。バッテリケース11の底部側に、ドレンを排出するドレンホース13を設け、バッテリケース11の外側面にドレンホース13の開口端を上向きに保持する保持部材14,14を設ける。ドレンホース13は、可撓性を有する透明合成樹脂で形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】バッテリーケース11内に、複数のバッテリーセル12を収納して直列に接続し、バッテリー装置10を形成する。バッテリケース11の底部側に、ドレンを排出するドレンホース13を設け、バッテリケース11の外側面にドレンホース13の開口端を上向きに保持する保持部材14,14を設ける。ドレンホース13は、可撓性を有する透明合成樹脂で形成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、バッテリーケース内に、複数のバッテリーを収納して直列に接続することにより形成したバッテリー装置に係り、詳しくは、無人搬送車やバッテリー式車両等に走行用電源として搭載される大型のバッテリー装置に関する。
無人搬送車やバッテリー車両に搭載されるバッテリーは、複数のバッテリーセルを直列に接続した状態でバッテリーケース内に収容されており、各バッテリーセルにバッテリー補充液を注入する際や、充電時にバッテリー液が沸騰状態になった際に、バッテリー補充液やバッテリー液がバッテリーケース内に溢れることがある。溢れたバッテリー補充液やバッテリー液をドレンとしてバッテリーケース内から排出するための水抜き穴を設けるものもあるが、バッテリー液は、希硫酸が用いられることから、ドレンを水抜き穴から排出させると、周辺機器や床が傷む虞があった。
このため、バッテリーケースの底部側にドレンコックを設け、該ドレンコックを開いてドレン回収用のタンク等でドレンを受けるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
実開昭62−201460号公報
しかし、上述のものでは、バッテリー液によってドレンコックのねじ部が傷み、ドレンコックが機能しなくなることがあった。また、ドレンコックを設けることによってコストアップにもなる。
そこで本発明は、簡単な構造で、バッテリーケース内のドレンを、周辺の機器や床等を傷めることなく確実に排出させることができるバッテリー装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため本発明は、バッテリーケース内に、複数のバッテリーセルを収納して接続したバッテリー装置において、前記バッテリケースの底部側に、バッテリーケース内からドレンを排出するためのドレンホースを設け、前記バッテリケースの外側面に前記ドレンホースの開口端を上向きにして保持する保持部材を設けたことを特徴としている。
また、本発明のバッテリー装置は、前記ドレンホースを可撓性を有する透明合成樹脂で形成することが好ましく、前記保持部材で保持したときの前記ドレンホースの開口端を、バッテリーケース内に収納したバッテリーセルの高さ以上に位置させることが好ましい。さらに、このバッテリー装置が、クリーンルーム内で使用される車両に搭載される走行用電源である場合に好適である。
バッテリー液によって傷む虞のないドレンホースを用いてドレンを排出するようにしたことから、ドレンを確実に排出することができる。また、保持部材によってドレンホースを上向きに保持することにより、所定場所以外でドレンが排出されることがない。さらに、ドレンホースを透明な樹脂で形成すれば、バッテリーケース内のドレンの状態を外部から容易に確認することができる。
以下、無人搬送車に搭載されるバッテリー装置に適用した本発明の一形態例を図面に基づいて詳しく説明する。図1はバッテリー装置の正面図、図2はバッテリー装置を搭載した無人搬送車の斜視図である。
無人搬送車1は、車体フレーム2の前部及び後部に制御盤3,3を、該制御盤3,3間の下方前後左右に4つの走行車輪装置4をそれぞれ備え、前部及び後部の走行車輪装置4,4の間に、バッテリー装置10,10をそれぞれ搭載している。
バッテリー装置10は、内面が耐酸処理された金属製のバッテリーケース11内に、複数のバッテリーセル12を収納して直列に接続することによって集合電池を形成したものである。バッテリーケース11は、バッテリーセル12が破損して液漏れを起こしたり、バッテリー補充液をこぼしたりしても、バッテリー液等がケース外に流れ出ないようになっている。バッテリーケース11の底板一側部あるいは側板底部側には、ドレンをバッテリーケース11内から排出するためのドレンホース13が設けられ、バッテリケース11の側面には、ドレンホース13の開口端13aを上向きにして保持する保持部材14,14が設けられている。ドレンホース13は、バッテリー液に腐食されない可撓性を有する透明合成樹脂で形成されており、保持部材14は、U字状あるいはJ字状に折り曲げた部材をバッテリケース11の側面に突設したもので、ドレンホース13の可撓性を利用して保持部材14にドレンホースを着脱できるようにしている。
バッテリー装置10は、各バッテリーセル12にバッテリー補充液を注入する際や、バッテリーセル12の充電時にバッテリー液が沸騰状態になった際に、バッテリーセル12からバッテリー補充液やバッテリー液がバッテリーケース11内に溢れることがある。これらバッテリー補充液やバッテリー液等のドレンをバッテリーケース11から排出させる際には、ドレンホース13を保持部材14,14から外し、ドレンホース13の開口端13aをドレン回収用のタンク内に下向きにして挿入することにより、バッテリーケース11内のドレンをドレンホース13を介して簡単にドレン回収用のタンクに回収することができる。
また、バッテリーホース13を、バッテリー液と接触しても腐食の心配がない透明な合成樹脂、例えば、ポリ塩化ビニル、アクリル、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂で形成することにより、バッテリーケース11内のバッテリー液やバッテリー補充液の漏れを外部から容易に視認することができる。さらに、構造が簡単であることから、ドレンコックに比べてコストを抑えることができ、ドレンコックは外力によって破損するおそれがあるが、可撓性の合成樹脂で形成したドレンホース13は外力による破損のおそれも少ない。加えて、前記保持部材14で保持したときのドレンホース13の開口端13aを、バッテリーケース11内に収納したバッテリーセル12の高さ以上、例えばバッテリーケース11の上縁付近に位置させておくことにより、何らかの原因でバッテリーセル12から大量のバッテリー液が漏れた場合でも、ドレンホース13の開口端13aから溢れ出ることを防止できる。
また、ドレンホース13をバッテリーケース11の底板一側部に設けているので、ドレンを回収する際にバッテリーケース11をドレンホース13の取付側が下方となるように傾斜させることにより、ドレンホース13からドレンを確実に排出させることができる。
特に、図2に示すような産業用の大型の無人搬送車1のバッテリー装置10では、数十個、例えば50個近い多数のバッテリーセル12を直列に接続してバッテリーケース11内に収容しているので、多数のバッテリーセル12にバッテリー補充液をそれぞれ注入する際には、大量のバッテリー補充液を個々に注入しなければならないため、バッテリー補充液をバッテリーケース11内にこぼしたり、バッテリーセル12から溢れさせたりする可能性があるが、このような場合でも、バッテリー補充液やバッテリー液をバッテリーケース11内に保持することができ、所定の場所でドレンホース13から排出することができる。
例えば、クリーンルーム、あるいは簡易的なクリーンルームのように、室内への汚染物質の侵入を極度に嫌う場所で使用する無人搬送車やバッテリー式車両等に走行用電源として搭載されるバッテリー装置に適用することにより、クリーンルーム内を汚染することがなく、所定場所でドレンを迅速且つ確実に排出することができる。また、何らかの原因で多数のバッテリーセル12が液漏れを起こした際にも、ドレンを迅速且つ確実に回収することができる。
なお、本発明のバッテリー装置は、上述の形態例のように無人搬送車に搭載されるバッテリー装置に適用するものに限らず、バッテリーフォーク、バッテリーロコ等のバッテリー式車両に搭載されるバッテリー装置にも適用することができる。
1…無人搬送車、2…車体フレーム、3…制御盤、4…走行車両装置、10…バッテリー装置、11…バッテリーケース、12…バッテリーセル、13…ドレンホース、13a…開口端、14…保持部材
Claims (4)
- バッテリーケース内に、複数のバッテリーセルを収納して接続したバッテリー装置において、前記バッテリケースの底部側に、バッテリーケース内からドレンを排出するためのドレンホースを設け、前記バッテリケースの外側面に前記ドレンホースの開口端を上向きにして保持する保持部材を設けたことを特徴とするバッテリー装置。
- 前記ドレンホースは、可撓性を有する透明合成樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1記載のバッテリー装置。
- 前記保持部材で保持したときの前記ドレンホースの開口端は、バッテリーケース内に収納したバッテリーセルの高さ以上に位置していることを特徴とする請求項1又は2記載のバッテリー装置。
- 請求項1乃至3いずれか1項記載のバッテリー装置が、クリーンルーム内で使用される車両に搭載される走行用電源であることを特徴とするバッテリー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006113994A JP2007287494A (ja) | 2006-04-18 | 2006-04-18 | バッテリー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006113994A JP2007287494A (ja) | 2006-04-18 | 2006-04-18 | バッテリー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007287494A true JP2007287494A (ja) | 2007-11-01 |
Family
ID=38759074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006113994A Pending JP2007287494A (ja) | 2006-04-18 | 2006-04-18 | バッテリー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007287494A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2014021379A1 (ja) * | 2012-08-02 | 2016-07-21 | 日産自動車株式会社 | 無人搬送車のバッテリユニット |
CN111106280A (zh) * | 2019-08-27 | 2020-05-05 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 电池包 |
-
2006
- 2006-04-18 JP JP2006113994A patent/JP2007287494A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2014021379A1 (ja) * | 2012-08-02 | 2016-07-21 | 日産自動車株式会社 | 無人搬送車のバッテリユニット |
CN111106280A (zh) * | 2019-08-27 | 2020-05-05 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 电池包 |
US12002981B2 (en) | 2019-08-27 | 2024-06-04 | Contemporary Amperex Technology Co., Limited | Battery pack |
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