JP2007285831A - 生体情報測定装置 - Google Patents

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洋式 山▲崎▼
Toshio Oguro
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Abstract

【課題】複数の被験者が容易かつ確実にそれぞれの生体情報を測定・記録・活用することができる生体情報測定装置を提供する。
【解決手段】生体情報測定装置10は、被験者の排泄物を受けて下水配管へ排出する洋式便器11と、生体情報測定手段12および制御手段13などが内蔵されたキャビネット14と、洋式便器11の側方壁面に配置された操作・表示手段20とを備えている。また、被験者の個人認証データおよび測定データを記録する機能を有するIDカードと、被験者がIDカードを操作・表示手段20のリモコン21のカード挿入口24に挿入することによりIDカードとの間で個人認証データおよび測定データを授受する機能を有するIDカード読取記録手段と、被験者の排泄物に含まれる生体情報を測定する生体情報測定手段12と、を設けている。
【選択図】図1

Description

本発明は、洋式便器を使用して被験者の排尿量や尿量率などの各種生体情報を測定することのできる生体情報測定装置に関する。
病院などにおいては、被験者ごとに個別に採取した尿に基づいて各種生体情報の測定が行われているが、従来の生体情報測定システムとしては、トイレに設置された蓄尿検査装置を院内LANで接続して、入院患者の排尿時刻や排尿量などの測定作業を自動化することにより、看護師などによるデータ測定やカルテへの転記などを省力化するとともに、医療行為の質向上を図ることを目的としたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
一方、入院患者の氏名や生体情報などを不特定多数が使用可能なトイレに掲示することは個人情報保護の観点から望ましくない状況であるため、入院患者などの被験者個人が保有するIDカードで個人認証を行い、生体情報測定結果をIDカードに記憶させることによって、患者の誤認や個人情報の漏洩を防止しようとするものがある(例えば、特許文献2参照。)。また、自動蓄尿検査装置において多数の患者を登録可能とするために、患者名の識別入力装置としてタッチセンサー式表示パネルを用いたものがある(例えば、特許文献3参照。)。
特開平10−90259号公報 特開平7−207736号公報 特開2005−114661号公報
特許文献1記載の分散形蓄尿検査システムの場合、被験者である入院患者が、定められたトイレで、定められた個人認証操作を行った後、排尿に関する検体採取行為を実行すれば、測定作業や医療行為の省力化を図ることができる。ところが、患者が誤った個人認証操作を行ったり、院内における移動により、定められたトイレ以外で排尿したりすると、患者自身だけでなく他の患者の測定結果に影響を与えることがある。
一方、特許文献2記載のトイレ装置の場合、個人認証行為の確実性は確保される反面、患者が自分のIDカードをトイレに持参することを忘れると測定することができず、当然、排尿に係る生態情報を記憶することができない。
また、特許文献3記載の自動蓄尿検査装置の場合、タッチセンサー式表示パネル部分は、院内LANを介した電子情報の入れ替えで変更することができるため、院内LANの領域内であれば何処のトイレであっても、表示画面の患者名にタッチすることにより測定を行うことができるという利点がある。しかしながら、タッチセンサー式表示パネルはスイッチ押し込み感が小さな操作スイッチであることから、取扱いに不慣れな高齢者等の患者は容易に操作することができず、誤った操作を行う可能性がある。さらに、表示パネルには患者名が表示されるため、個人情報保護の観点から望ましくない。
本発明が解決しようとする課題は、複数の被験者が容易かつ確実にそれぞれの生体情報を測定・記録・活用することができる生体情報測定装置を提供することにある。
本発明の生体情報測定装置は、
被験者の個人認証データおよび測定データを記録する機能を有するIDカードと、
前記IDカードを用いた被験者の特定操作により前記IDカードとの間で個人認証データおよび測定データを授受する機能を有するIDカード読取記録手段と、
被験者の排泄物に含まれる生体情報を測定する生体情報測定手段と、
を備えた生体情報測定装置において、
前記IDカード読取記録手段に、被験者が二段階に分けて行う特定操作に対応した二段階の読取記録モードを設け、
第一段階の特定操作により前記IDカード読取記録手段が第一読取記録モードとなって個人認証データを授受して個人認証動作を実行し、
第二段階の特定操作により前記IDカード読取記録手段が第二読取記録モードとなって前記第一読取記録モードで実行された個人認証動作で得られた被験者に対応する測定データ処理動作を実行することを特徴とする。
このような構成とすれば、生体情報測定装置を構成するIDカード読取記録手段に対して、複数の被験者はそれぞれ自分自身の個人認証データおよび測定データが記録されたIDカードを用いて、第一段階の特定操作を実行して得られる個人認証結果を被験者が本人のものと確認した上で、第二段階の特定操作を実行して生体情報測定を行うことにより、生体情報測定手段で測定された、被験者の排泄物に含まれる生体情報の測定値を、IDカード読取記録手段を経て、確実に被験者各自の当該IDカードに記録させることができる。このため、誤った個人認証結果に対して生体情報測定値が記録されることを防止することができる。従って、複数の被験者が容易かつ確実にそれぞれの生体情報を測定・記録・活用することができる。
ここで、前記個人認証動作によって得られた個人認証情報と、被験者が開示した個人認証結果とが合致すると、前記第二段階の特定操作を被験者に促すための音声発生手段および/または表示手段を設けることができる。このような構成とすれば、第一段階の特定操作を行った被験者は、音声発生手段や表示手段からの告知に従って、迷うことなく第二段階の特定操作を開始することができるため、測定操作をさらに容易化することができる。
また、前記第二段階の特定操作により、前記生体情報測定手段が起動するようにすれば、第二段階の特定操作を行うという簡単な操作だけで生体情報測定手段が起動するため、操作性が向上し、測定過程の円滑化を図ることができる。
この場合、前記生体情報測定手段の起動を被験者に告知するための音声発生手段および/または表示手段を設ければ、被験者は、音声発生手段や表示手段からの告知によって生体情報測定手段の起動を認知し、排泄開始できることが判るため、使い勝手が向上する。
一方、前記生体情報測定手段による生体情報測定が完了した時点で、第二段階の特定操作を行った後の前記IDカードに対し第三段階の特定操作を行うと、前記IDカード読取記録手段が第二読取記録モードから前記第一読取記録モードへ移行し、前記生体情報測定による測定結果が前記IDカードに記録されるようにすることができる。このような構成とすれば、被験者が第三の特定操作を行うことにより、生体情報測定の完了後におけるIDカードに対する測定結果の記録を確実かつ速やかに実行させることができ、併せて、IDカードのポップアップ動作によりIDカードの取り出し忘れを防止することができる。
また、前記第一段階の特定操作は前記IDカード読取記録手段に対して前記IDカードを第一位置まで挿入する操作であり、前記第二段階の特定操作は前記IDカード読取記録手段に挿入された前記IDカードをさらに深い第二位置まで挿入する操作であることが望ましい。このような構成とすれば、極めて簡単な二つの段階の挿入操作によりIDカード読取記録手段の読取記録モードの切り替えを行うことが可能となり、IDカードが第一位置、第二位置のいずれにあるかを目視するだけでIDカード読取記録手段のモード状態を知ることができる。
この場合、前記IDカードが前記第一位置において前記IDカード読取記録手段に抜き取り可能に保持され、前記IDカードが前記第二位置において前記IDカード読取記録手段に抜き取り不能に保持されることが望ましい。このような構成とすれば、IDカードが第一位置にあるときの個人認証動作の結果、被験者とIDカードとの不一致が判明したとき、当該IDカードを抜き取って正しいIDカードを挿入することが可能となるため、取り扱い性が向上する。また、生体情報測定手段による生体情報測定が実行されている最中にIDカードが抜き取られることによって生じるトラブルを回避することができる。
本発明により、複数の被験者が容易かつ確実にそれぞれの生体情報を測定・記録・活用することができる生体情報測定装置を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態である生体情報測定装置を示す斜視図、図2は図1に示す生体情報測定装置の全体構成を示すシステムブロック図、図3は図1に示す生体情報測定装置を構成するリモコンおよびIDカードを示す正面図、図4は図3に示すリモコン内におけるIDカードロック機構を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の生体情報測定装置10は、被験者の排泄物を受けて下水配管へ排出する洋式便器11と、生体情報測定手段12および制御手段13などが内蔵されたキャビネット14と、洋式便器11の側方壁面に配置された操作・表示ユニット20と、を備えている。洋式便器11は、被験者が着座するための便座15と、ボール16および便座15を開閉可能に覆う便蓋17と、採尿器18aおよび採尿アーム18bを有する採尿ユニット18とを備えている。操作・表示ユニット20は、洋式便器11に設けられた衛生洗浄装置23を操作するための衛生洗浄装置用リモコン19と、生体情報測定手段12を操作するための操作・表示手段を有するリモコン21と、生体情報測定データを印刷出力するためのプリンタ22と、を備えている。
図2に示すように、リモコン21には、IDカード読取記録手段9、測定情報記憶手段8、操作手段7、表示手段6および音声合成手段5が設けられている。IDカード読取記録手段9、測定情報記憶手段8、操作手段7、表示手段6および音声合成手段5はそれぞれ制御手段13に接続されている。また、測定情報記憶手段8は院内LANを介してサーバー2と接続されている。
また、被験者に生体情報測定装置10の使用ガイドや測定結果等を行うための音声発生手段(音声合成手段5・スピーカ32)および表示手段6が設けられている。また、IDカード読取記録手段9には、被験者がIDカード挿入口24に対して二段階に分けて行うIDカード4の挿入操作に対応した二種類の読取記録手段、即ち、第一読取記録手段9aと第二読取記録手段9bとが設けられている。また、IDカード4を抜き取り不能に保持するための後述するロック手段3も設けられている。
生体情報測定装置10は、また、被験者の個人認証データ4aおよび測定データ4bを記録する機能を有するIDカード4を有し、後述するリモコン21のIDカード挿入口24に被験者がIDカード4を挿入することによりIDカード4との間で個人認証データ4aおよび測定データ4bを授受する。使用されるIDカード4には患者名が記載されているが、この他に、その機能は同じで患者名に代わる識別番号が記載されているIDカード4xも使用可能である。
IDカード4とIDカード4xは、生体情報測定装置10を採用する医療機関の考え方、およびIDカードの保管方法に関する考え方に基づいて採用される。IDカードの保管責任を被験者に持たせる場合は、患者名を記載したIDカード4が採用される。IDカードをトイレに持っていくのを忘れるような被験者を対象とする場合等は、IDカードをトイレに設置しておき、個人認証結果の確認をトイレに設置した装置で実施するようにして使い勝手を優先して患者名が記載されないIDカード4xが採用される。
図3に示すように、生体情報測定手段12を操作するためのリモコン21には、IDカード挿入口24、便器洗浄スイッチ25、便座開閉スイッチ26、動作表示部27、機能・測定結果表示部28、排尿終了スイッチ29、大便準備スイッチ30、リセットスイッチ31およびスピーカ32などが設けられている。大便準備スイッチ30は使用者が大便排泄として便器を使用する場合にこのスイッチを操作して、排尿情報測定を行うための低い状態の水位を大便排泄のための高い水位にするためのスイッチである。IDカード挿入口24に、二種類のIDカード4,4xのいずれかを挿入することにより生体情報測定装置10を機能させることができる。
図4(a)〜(c)に示すように、リモコン21に設けられたIDカード挿入口24内には、挿入されたIDカード4を第一位置P1に抜き取り可能に保持するための位置決めフック33と、第二位置P2まで挿入されたIDカード4を抜き取り不能に保持するためIDカード4側縁に設けられた切欠部4pに係合する係止バネ34と、第三段階の挿入操作により、さらに深い第三位置P3まで挿入されたIDカード4を抜き取り方向へ押し上げるための浮き出しバネ35と、が設けられている。IDカード4の切欠部4pに係合する係止バネ34が、IDカード4のロック手段3として機能する。
生体情報測定装置10には、被験者がIDカード挿入口24に対して二段階に分けて行うIDカード4の挿入操作に対応した二段階の読取記録モード、即ち、第一読取記録モードと第二読取記録モードとが設けられている。
第一段階の挿入操作によりIDカード4が第一位置P1に挿入されると、生体情報測定手段12が準備動作を開始するとともに、モード表示ランプが「待機中」から「準備中」に切り替わり、IDカード読取記録手段9が第一読取記録モードとなってIDカードから個人認証データ4aを授受して個人認証動作を実行する。
また、第二段階の挿入操作によりIDカード4が第二位置P2まで挿入されると、生体情報測定手段12は測定センサー等が計測状態になる計測モードになるとともに、IDカード読取記録手段9が第二読取記録モードとなる。さらに、このとき、表示ランプが「測定中」となるとともに、前述した、音声発生手段(音声合成手段5・スピーカ32)および表示手段6が、生体情報測定手段12の起動と排尿を被験者に促すための音声発生手段および表示手段として機能する。
次に、生体情報測定手段12による生体情報測定が完了、又は、さらに大便排泄まで終了した時点で、第二段階の挿入操作を行った後の第二位置P2にあるIDカード4に対し第三段階の挿入操作を行うと、IDカード4は第三位置P3まで挿入され、ロック手段3の保持が解除されるとともに浮き出しバネ35によって抜き取り方向へ押し上げられ第一位置P1に戻る。従って、IDカード読取記録手段9が第二読取記録モードから第一読取記録モードへ移行し、生体情報測定手段12による測定結果がIDカード4に記録される。
次に、図5,図6を参照し、生体情報測定装置の使い方について説明する。図5は図1に示す生体情報測定装置の動作を示すフローチャート、図6は図1に示す生体情報測定装置のその他の動作を示すフローチャートである。
図5は被験者が自分のIDカード4を個人で保有している場合、当該IDカード4を使用して生体情報測定装置10で生体情報測定を行う際のフローチャートである。被験者が生体情報測定を開始する場合(ステップ50)、まず、トイレに入室した後(ステップ51)、ブースに入室する(ステップ52)。そして、自分のIDカード4をリモコン21のIDカード挿入口24に挿入すると(ステップ53)、IDカード4が第一位置P1にセットされ、被験者の名前の確認が行われる(ステップ54)とともに、生体情報測定手段12の測定準備が実行される(ステップ55)。
測定準備が終わると、スピーカ32から「測定準備ができました。カードを押し込んでください。」という音声が発されるので(ステップ55a)、被験者の名前が正しければIDカード4をさらに押し込んで、第二位置P2にセットする(ステップ56)。これによって生体情報測定手段12が起動され、スピーカ32から「排尿してください。」という音声が発される(ステップ57)。この後、被験者は洋式便器11に排尿し(ステップ58)、排尿が終わったらリモコン21の排尿終了スイッチ29を操作すると(ステップ59)、測定結果がリモコン21の機能・測定結果表示部28に表示される(ステップ60)。
この後、被験者がリモコン21の便器洗浄スイッチ25を操作すると(ステップ61)、洋式便器11内に排泄された尿混じりの溜水の排出および便器洗浄が行われる。そして、被験者が第二位置P2にあるIDカード4をさらに押し込むと(ステップ62)、IDカード4は第三位置P3まで下降した後、第一位置P1まで上昇するが、この時に生体情報測定結果がIDカード4に書き込まれる(ステップ62a)。これによって生体情報測定が終わるが、IDカード4は第一位置P1で抜き取り可能に保時されているため、被験者はIDカード4をリモコン21のIDカード挿入口24から取り出すことができる(ステップ63)。この後、被験者は測定ブースから離室し(ステップ64)、トイレから離室すると(ステップ65)、生体情報測定装置10の使用が終わる(ステップ66)。
次に、図6を参照して、生体情報測定装置のその他の動作について説明する。図6は個人情報保護の目的などから被験者の氏名が記載されておらず識別番号や識別色などが表示されているIDカード4xがトイレで保管されている場合、当該IDカード4xを使用して生体情報測定装置10で生体情報測定を行う際のフローチャートである。被験者が生体情報測定を開始する場合(ステップ80)、まず、トイレに入室した後(ステップ81)、IDカード4xが保管されているIDカードラックから自分のIDカード4xを取り出して(ステップ82)、ブースに入室する(ステップ83)。そして、自分のIDカード4xをリモコン21のIDカード挿入口24に挿入すると(ステップ84)、IDカード4xが第一位置P1にセットされ、被験者の名前の確認が行われる(ステップ85)とともに、生体情報測定手段12の測定準備動作が実行される(ステップ86)。
IDカード4xが正しいことが確認され(ステップ87)、測定準備動作が終わると、スピーカ32から「測定準備ができました。カードを押し込んでください。」という音声が発されるので(ステップ87a)、被験者の名前が正しければIDカード4xをさらに押し込んで、第二位置P2にセットする(ステップ88)。これによって生体情報測定手段12が起動され、スピーカ32から「排尿してください。」という音声が発されるので(ステップ90)、被験者は洋式便器11に排尿する(ステップ92)。なお、医療関係者が測定データを至急確認したいときは、捜している被験者のIDカード4xを本装置で確認し、必要なIDカード4xを所定の場所に持ち込んで、データ閲覧のみを行うような使い方もできる。
一方、IDカード4xが正しくない場合、被験者はブースを離室して(ステップ89)、IDカード4xが保管されているIDカードラックへ戻り、正しくないIDカード4xを戻すとともに、正しいIDカード4xを取り出して(ステップ82)、再びブースに入室し(ステップ83)、前述の操作を反復する。
被験者が洋式便器11に排尿した後(ステップ92)、リモコン21の排尿終了スイッチ29を操作すると(ステップ93)、測定結果がリモコン21の機能・測定結果表示部28に表示される(ステップ94)。この後、被験者がリモコン21の便器洗浄スイッチ25を操作すると(ステップ95)、洋式便器11内に排泄された尿混じりの溜水の排出および便器洗浄が行われる。そして、被験者が第二位置P2にあるIDカード4xをさらに押し込むと(ステップ96)、IDカード4xは第三位置P3まで下降した後、第一位置P1まで上昇するが、この時に生体情報測定結果がIDカード4xに書き込まれる(ステップ96a)。
これによって生体情報測定が終わり、IDカード4xは、第一位置P1で抜き取り可能に保時されているため、被験者はIDカード4xをリモコン21のIDカード挿入口24から取り出すことができる(ステップ97)。この後、被験者はIDカード4xを取り出してブースから離室し(ステップ98)、抜き取ったIDカード4xをIDカードラックへ戻した後(ステップ99)、トイレから離室すると(ステップ100)、生体情報測定装置10による生体情報測定が終わる(ステップ101)。
このように、被験者は自分のIDカード4,4xをリモコン21のIDカード挿入口24に挿入して、自分自身の尿量や尿量率などの生体情報測定を行うことができるため、複数の被験者は容易かつ確実にそれぞれの生体情報を測定することができる。
生体情報測定装置10においては、第一段階の特定操作がIDカード読取記録手段9に対してIDカード4,4xを第一位置P1まで挿入する操作であり、第二段階の特定操作がIDカード読取記録手段9に挿入されたIDカード4,4xをさらに深い第二位置P2まで挿入する操作である。このため、極めて簡単な二つの段階の挿入操作によりIDカード読取記録手段9の読取記録モードの切り替えを行うことができ、IDカード4,4xが第一位置P1、第二位置P2のいずれにあるかを目視するだけでIDカード読取記録手段9のモード状態を知ることができる。
また、IDカード4,4xは第一位置P1においてIDカード読取記録手段9に抜き取り可能に保持され、IDカード4,4xは第二位置P2においてIDカード読取記録手段9に抜き取り不能に保持される。このため、IDカード4,4xが第一位置P1にあるときの個人認証動作の結果、被験者とIDカード4,4xとの不一致が判明したとき、当該IDカード4,4aを抜き取って正しいIDカード4,4xを挿入することが可能となるため、取り扱い性が向上する。また、生体情報測定手段による生体情報測定が実行されている最中にIDカード4,4xが抜き取られることによって生じるトラブルを回避することができる。
本発明の生体情報測定装置は、複数の被験者の排尿量や尿量率などの各種生体情報測定が行われる病院や医療施設のトイレなどにおいて広く利用することができる。
本発明の実施の形態である生体情報測定装置を示す斜視図である。 図1に示す生体情報測定装置の全体構成を示すシステムブロック図である。 図1に示す生体情報測定装置を構成するリモコンおよびIDカードを示す正面図である。 図3に示すリモコン内におけるIDカードロック機構を示す図である。 図1に示す生体情報測定装置の動作を示すフローチャートである。 図1に示す生体情報測定装置のその他の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
2 サーバー
3 ロック手段
4,4x IDカード
4a 個人認証データ
4b 測定データ
4p 切欠部
5 音声合成手段
6 表示手段
7 操作手段
8 測定情報記憶手段
9 IDカード読取記録手段
9a 第一読取記録手段
9b 第二読取記録手段
10 生体情報測定装置
11 洋式便器
12 生体情報測定手段
13 制御手段
14 キャビネット
15 便座
16 ボール
17 便蓋
18 採尿ユニット
18a 採尿器
18b 採尿アーム
19 リモコン(衛生洗浄装置用)
20 操作・表示ユニット
21 リモコン(生体情報測定装置用)
22 プリンタ
23 衛生洗浄装置
24 IDカード挿入口
25 便器洗浄スイッチ
26 便座開閉スイッチ
27 動作表示部
28 機能・測定結果表示部
29 排尿終了スイッチ
30 大便準備スイッチ
31 リセットスイッチ
32 スピーカ
33 位置決めフック
34 係止バネ
35 浮き出しバネ
P1 第一位置
P2 第二位置
P3 第三位置

Claims (7)

  1. 被験者の個人認証データおよび測定データを記録する機能を有するIDカードと、
    前記IDカードを用いた被験者の特定操作により前記IDカードとの間で個人認証データおよび測定データを授受する機能を有するIDカード読取記録手段と、
    被験者の排泄物に含まれる生体情報を測定する生体情報測定手段と、
    を備えた生体情報測定装置において、
    前記IDカード読取記録手段に、被験者が二段階に分けて行う特定操作に対応した二段階の読取記録モードを設け、
    第一段階の特定操作により前記IDカード読取記録手段が第一読取記録モードとなって個人認証データを授受して個人認証動作を実行し、
    第二段階の特定操作により前記IDカード読取記録手段が第二読取記録モードとなって前記第一読取記録モードで実行された個人認証動作で得られた被験者に対応する測定データ処理動作を実行することを特徴とする生体情報測定装置。
  2. 前記個人認証動作によって得られた個人認証情報と、被験者が開示した個人認証結果とが合致すると、前記第二段階の特定操作を被験者に促すための音声発生手段および/または表示手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の生体情報測定装置。
  3. 前記第二段階の特定操作により、前記生体情報測定手段が起動することを特徴とする請求項1または2記載の生体情報測定装置。
  4. 前記生体情報測定手段の起動を被験者に告知するための音声発生手段および/または表示手段を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の生体情報測定装置。
  5. 前記生体情報測定手段による生体情報測定が完了した時点で、第二段階の特定操作を行った後の前記IDカードに対し第三段階の特定操作を行うと、前記IDカード読取記録手段が第二読取記録モードから前記第一読取記録モードへ移行し、前記生体情報測定による測定結果が前記IDカードに記録されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の生体情報測定装置。
  6. 前記第一段階の特定操作が前記IDカード読取記録手段に対して前記IDカードを第一位置まで挿入する操作であり、前記第二段階の特定操作が前記IDカード読取記録手段に挿入された前記IDカードをさらに深い第二位置まで挿入する操作であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の生体情報測定装置。
  7. 前記IDカードが前記第一位置において前記IDカード読取記録手段に抜き取り可能に保持され、前記IDカードが前記第二位置において前記IDカード読取記録手段に抜き取り不能に保持されることを特徴とする請求項6記載の生体情報測定装置。
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