JP2007282996A - 圧力センサ - Google Patents
圧力センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007282996A JP2007282996A JP2006115852A JP2006115852A JP2007282996A JP 2007282996 A JP2007282996 A JP 2007282996A JP 2006115852 A JP2006115852 A JP 2006115852A JP 2006115852 A JP2006115852 A JP 2006115852A JP 2007282996 A JP2007282996 A JP 2007282996A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- casing
- pressure sensor
- pressure
- deformed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 0 CC1*=C(C)*C1 Chemical compound CC1*=C(C)*C1 0.000 description 2
Images
Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Abstract
【解決手段】(イ)体外循環回路内圧力によって変形しない基準面と、該基準面に対して離隔配置された、体外循環回路内圧力によって変形する変形面と、前記基準面と該変形面を連結して内部に閉鎖された液密な空間を形成する、体外循環回路内圧力によって変形しない接続面と、該接続面の側面に設けられた液体流入口及び液体流出口を備えたケーシング、及び(ロ)前記ケーシングの外に配置され、前記変形面の変形量を直接的または間接的に検知することによって該ケーシング内の圧力を測定する手段;を備えた体外循環回路の圧力センサであって、液密に接続された該流路が、ケーシング内に導入される液体が前記接続面の側面内周に沿って流入するように配置されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
前記液体流入口に前記ケーシングに液体を導入するための流路が液密に接続されており、且つ該流路は、ケーシング内に導入される液体が前記接続面の側面内周に沿って流入するように配置されていることを特徴とする。
本発明に係る体外循環回路の圧力センサの第一実施形態について、図を用いて説明する。図1は本実施形態の圧力センサの模式図である。
図1において、圧力センサ1は、体外循環回路32上に配置され、体外循環回路内圧力によって変形しない基準面10と、基準面10に対して離隔配置された、体外循環回路内圧力によって少なくとも一部が変形する変形面20と、基準面10と変形面20とを連結して内部に閉鎖された液密な空間を形成する接続面12と、接続面12の側面に設けられた液体流入口30及び液体流出口31とを備えたケーシング15、ケーシング15外に配置され、ケーシング15の変形面20の変形量を間接的に検知することによってケーシング15内の圧力を測定する手段80から構成されている。
図1において、圧力測定方法として、変形面20の変形部が体外循環回路32内の圧力が変化することにより、変形面20との間を気密な空間に形成する隔壁40内の圧力が変化し、その圧力変化を、圧力測定装置50を用いて測定することで、体外循環回路32内の圧力を間接的に測定する方法が示されている。
図1において、基準面10は、円形をしているが、図2に示すような八角形などの多角形であっても特に問題はない。また、図3に示すように、基準面10と変形面20が異なる形状・大きさであっても特に問題はない。
ケーシング15、隔壁40の材質は、硬質・軟質は特に問わないが、液温や気温、ケーシング15を変形させるような外的な力などの環境要因により、ケーシング15の形状に変化が生じてしまうと、正しく体外循環回路32内の圧力を測定することが難しくなる。そのため、ケーシング15の材質は硬質であることが好ましく、さらには患者の体液に直接または間接的に触れるため、生体適合性を有している材質が好ましい。例えば、塩化ビニル、ポリカーボネイト、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウレタン等を挙げることができ、いずれにおいても好適に用いることができる。またその製造方法は特に限定するものではないが、インジェクション成型、ブロー成型、切削加工による成型などが例示できる。
ケーシング15と隔壁40、体外循環回路32のそれぞれの接合方法は、特に限定はしないが、一般に合成樹脂の接合には、熱溶融接合や接着が挙げられ、例えば、熱溶融接合においては、高周波溶接、誘導加熱溶接、超音波溶接、摩擦溶接、スピン溶接、熱板溶接、熱線溶接などが挙げられ、接着剤の種類としては、シアノアクリレート系、エポキシ系、ポリウレタン系、合成ゴム系、紫外線硬化型、変性アクリル樹脂系、ホットメルトタイプ等を挙げる事ができる。
圧力センサ1の基準面10、変形面20、接続面12の大きさは、あまり大きいと、ケーシング15の容積が大きくなり、プライミングボリュームが増大してしまうが、あまり小さいと、体外循環回路内の圧力が陰圧となることにより変形面20が基準面10側に膨らむことで、変形面20が液体流入口30や液体流出口31を塞いでしまい、液体が流通しなくなるという問題が生じる。そのため、基準面10の大きさは、直径にして15〜40mm程度が好ましく、さらに好ましくは20〜30mm程度であることが望ましく、接続面12の高さは5〜20mmが好ましく、さらに好ましくは、5〜10mmであることが望ましい。
圧力センサ1に流通させる液体は、体液或いは薬液であれば何でもよく、特に限定するものではない。体液の例として、血液、血漿、リンパ液、組織液、粘液、ホルモン、サイトカイン、尿等が挙げられ、薬液の例としては、生理食塩液、抗凝固剤、新鮮凍結血漿、透析液、アルブミン溶液、ろ過型人工腎臓用補液等が挙げられる。
次に本発明に係る体外循環回路の圧力センサの第二実施形態について図を用いて説明する。図14は第二実施形態の体外循環回路の模式図である。前述した第一実施態様と同一の部分および同様の機能を有する部分については、同一の符号を用いて説明を省略する。
体外循環回路32としては、圧力センサ1の入口側及び出口側に夫々内径3.3mmの軟質塩化ビニルチューブを接続し、送液ポンプは入口側回路上に蠕動ポンプを設置した。
一方、比較例1として、同寸法で、液体流入口30と液体流出口31が実質的に直線状に配置されている図16の圧力センサを用いて、第一実施形態と同様のテストを行なった結果、ケーシング内が透明の水道水に置換されるまでの時間は450秒であった。
以上から、接続面12に設けられた液体流入口30及び液体流出口31とを備えたケーシング内に導入される流体が接続面12の内周面に沿って流入するように配置することで、ケーシング内での体液或いは薬液の滞留防止に著しい効果があることが示された。
2 …ドリップチャンバー
10 …基準面
12 …接続面
15 …ケーシング
20 …変形面
30 …液体流入口
31 …液体流出口
32 …体外循環回路
33 …分岐チューブ
40 …隔壁
50 …圧力測定装置
51 …ロードセンサ
60 …領域
70 …邪魔板部
80 …手段
Claims (3)
- 少なくとも、
(1)体外循環回路内圧力によって変形しない基準面と、該基準面に対して離隔配置された、体外循環回路内圧力によって少なくとも一部が変形する変形面と、前記基準面と前記変形面を連結して内部に閉鎖された液密な空間を形成する、体外循環回路内圧力によって変形しない接続面と、該接続面の側面に設けられた液体流入口及び液体流出口を備えたケーシングと、
(2)前記ケーシングの外に配置され、前記ケーシングの変形面の変形量を直接的または間接的に検知することによって該ケーシング内の圧力を測定する手段と、
を備えた体外循環回路の圧力センサであって、
前記液体流入口に前記ケーシングに液体を導入するための流路が液密に接続されており、且つ該流路は、ケーシング内に導入される液体が前記接続面の側面内周に沿って流入するように配置されていることを特徴とする、体外循環回路の圧力センサ。 - 前記液体流出口が、前記液体流入口から前記接続面の側面内周に沿ってケーシング内に導入された液体の流れ方向に、該液体流入口から1/2周以上1周未満離れた位置に配置されていることを特徴とする、請求項1記載の体外循環回路の圧力センサ。
- 前記接続面の近傍に液体の流れを乱すための邪魔板部が設置されていることを特徴とする、請求項1または2記載の体外循環回路の圧力センサ。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006115852A JP5007410B2 (ja) | 2006-04-19 | 2006-04-19 | 圧力センサ |
US12/282,072 US7748275B2 (en) | 2006-04-19 | 2007-04-18 | Pressure sensor for extracorporeal circulating circuit |
KR1020087019557A KR101096296B1 (ko) | 2006-04-19 | 2007-04-18 | 체외 순환 회로의 압력 센서 |
CA2649357A CA2649357C (en) | 2006-04-19 | 2007-04-18 | Pressure sensor for extracorporeal circulating circuit |
EP07741882.0A EP2009415B1 (en) | 2006-04-19 | 2007-04-18 | Pressure sensor for extracorporeal circulating circuit |
RU2008145590/14A RU2391045C1 (ru) | 2006-04-19 | 2007-04-18 | Датчик давления для экстракорпорального контура циркуляции |
CN2007800137074A CN101421602B (zh) | 2006-04-19 | 2007-04-18 | 体外循环回路的压力传感器 |
ES07741882.0T ES2544955T3 (es) | 2006-04-19 | 2007-04-18 | Sensor de presión para circuito de circulación extracorporal |
PCT/JP2007/058446 WO2007123156A1 (ja) | 2006-04-19 | 2007-04-18 | 体外循環回路の圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006115852A JP5007410B2 (ja) | 2006-04-19 | 2006-04-19 | 圧力センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007282996A true JP2007282996A (ja) | 2007-11-01 |
JP5007410B2 JP5007410B2 (ja) | 2012-08-22 |
Family
ID=38755292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006115852A Active JP5007410B2 (ja) | 2006-04-19 | 2006-04-19 | 圧力センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5007410B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008136673A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Jms Co Ltd | 状態検知装置 |
JP2008136678A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Jms Co Ltd | 状態検知装置 |
KR101042924B1 (ko) * | 2008-11-10 | 2011-06-21 | 웅진코웨이주식회사 | 수압 감지 장치 |
JP2011519042A (ja) * | 2008-04-29 | 2011-06-30 | ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド | 圧力センサー |
US8266967B2 (en) | 2006-12-01 | 2012-09-18 | Jms Co., Ltd. | State detecting device provided in a tube to detect a state of a liquid flowing in the tube |
JP2012232190A (ja) * | 2012-09-03 | 2012-11-29 | Jms Co Ltd | 状態検知装置 |
CN112105401A (zh) * | 2018-05-16 | 2020-12-18 | 日机装株式会社 | 压力检测器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4219888A1 (de) * | 1992-06-17 | 1994-01-13 | Storz Endoskop Gmbh Schaffhaus | Durchfluß-Druckwandler |
US20030115965A1 (en) * | 2001-10-16 | 2003-06-26 | Innovent, L.L.C. | Systems and methods for measuring pressure |
-
2006
- 2006-04-19 JP JP2006115852A patent/JP5007410B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4219888A1 (de) * | 1992-06-17 | 1994-01-13 | Storz Endoskop Gmbh Schaffhaus | Durchfluß-Druckwandler |
US20030115965A1 (en) * | 2001-10-16 | 2003-06-26 | Innovent, L.L.C. | Systems and methods for measuring pressure |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008136673A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Jms Co Ltd | 状態検知装置 |
JP2008136678A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Jms Co Ltd | 状態検知装置 |
US8266967B2 (en) | 2006-12-01 | 2012-09-18 | Jms Co., Ltd. | State detecting device provided in a tube to detect a state of a liquid flowing in the tube |
JP2011519042A (ja) * | 2008-04-29 | 2011-06-30 | ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド | 圧力センサー |
KR101042924B1 (ko) * | 2008-11-10 | 2011-06-21 | 웅진코웨이주식회사 | 수압 감지 장치 |
JP2012232190A (ja) * | 2012-09-03 | 2012-11-29 | Jms Co Ltd | 状態検知装置 |
CN112105401A (zh) * | 2018-05-16 | 2020-12-18 | 日机装株式会社 | 压力检测器 |
CN112105401B (zh) * | 2018-05-16 | 2023-06-23 | 日机装株式会社 | 压力检测器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5007410B2 (ja) | 2012-08-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5007410B2 (ja) | 圧力センサ | |
KR101096296B1 (ko) | 체외 순환 회로의 압력 센서 | |
AU2008251056B2 (en) | Pressure sensing device and use of the same in a connecting structure | |
JP5141004B2 (ja) | 状態検知装置 | |
JP5230650B2 (ja) | 圧力測定部をキャリブレートする方法 | |
CN100406108C (zh) | 具有泵软管的过滤器端帽组件和包括该端帽组件的过滤器 | |
EP3305344A1 (en) | Medical liquid pressure detection device | |
JP2011518628A5 (ja) | ||
EA030106B1 (ru) | Трубочное устройство для экстракорпорального контура | |
EP3782672B1 (en) | Pressure detector | |
JP2008051663A (ja) | 圧力センサ | |
JP2008259553A (ja) | 圧力センサ | |
JP4869133B2 (ja) | 可撓性隔膜の破損検出方法とそれに用いる圧力センサ | |
WO2014126185A1 (ja) | 圧力検出体並びにこれを備えた血液回路及び血液浄化装置 | |
JP6563747B2 (ja) | パネル回路 | |
CN211214723U (zh) | 一种低药物吸附精密过滤延输注长管 | |
JP2008036327A (ja) | 圧力モニター用ドリップチャンバー | |
JP2012232190A (ja) | 状態検知装置 | |
JP2009219666A (ja) | 血液透析装置における補液供給装置 | |
JP2009233081A (ja) | パネル及び体外処理システム | |
JP2005095230A (ja) | 圧力モニター用ドリップチャンバー | |
JP2020014726A (ja) | 加温パネル、パネル回路及び血液浄化装置 | |
CN113226397A (zh) | 血液净化装置 | |
JP2008136678A (ja) | 状態検知装置 | |
JP2017012269A (ja) | 圧力検出体及びこれを備えた体外循環回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080130 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110802 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110831 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120403 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20120418 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120419 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5007410 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |