JP2007278578A - 風呂給湯機 - Google Patents

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和宏 齋藤
Koichi Horikoshi
康一 堀越
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Abstract

【課題】タイミングよく容易に浴槽水の熱を回収する風呂給湯機を得ること。
【解決手段】浴槽内の湯と、浴槽に湯を送水する貯湯タンク内の沸き上げ途中の水との間の熱交換によって浴槽内の湯の廃熱を回収する熱回収機能を有した風呂給湯機において、浴槽内の湯に関する湯状態を維持させる湯状態維持機能が湯状態の維持処理を停止させると、熱回収機能の動作を開始させるまでの予め設定された時間を熱回収開始時間として計測するタイマ5と、タイマ5が熱回収開始時間の計測を終えると、熱回収機能の動作を開始させるマイクロコンピュータ13と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は風呂給湯機に関し、特に熱回収機能を有する風呂給湯機に関するものである。
従来の風呂給湯機として、例えば入浴が終わった後に残った浴槽水と貯湯タンク内の沸きあげ途中の水とを熱交換することによって廃熱を回収する機能(以下、熱回収機能という)を持った風呂給湯機がある。
このような風呂給湯機においては、台所や浴槽の壁に設置されたリモートコントローラのスイッチによる入力操作によって、風呂給湯機の各動作や設定変更を指令している。すなわち、リモートコントローラのスイッチによる入力操作によって、熱回収機能の開始及び停止、自動湯はりの開始及び停止、風呂設定温度の変更、風呂設定湯量の変更、設定状態維持機能(風呂自動機能)(浴槽水の温度及び量を所定の設定状態に所定時間だけ保つ機能)による浴槽水の設定状態を継続させるタイマ時間(設定継続タイマ時間)の変更、設定状態維持機能の開始及び停止等の各動作や設定変更を指令している。
このリモートコントローラには、入力操作に応じた音声や電子音等によるメッセージの報知機能や、入力操作に応じた風呂給湯機の状態を視覚的に認知させるための状態の表示機能が設けられており、入力操作の内容を音と表示によって分りやすく操作者に認知させている。
ところで、風呂給湯機の熱回収機能は、風呂給湯機に対するユーザの多様な使用パターンにマッチさせてタイミングよく動作させる必要がある。また、熱回収機能の使い勝手を向上させて、浴槽内に残った水(温水)の熱を容易に熱回収することが望まれる。
浴槽水の熱を容易に回収するため、例えば風呂給湯機の設定状態維持機能の設定継続タイマーの設定時間を0時間設定(設定状態維持機能を利用しない設定)にすると、浴槽への湯はり完了と同時に熱回収機能が動作してしまい、入浴前に浴槽の熱が回収されて冷めてしまう。このため、浴槽への湯はり完了と同時に自動的に熱回収を行なう自動熱回収機能は使用できなかった。この問題点を解決するため、手動で熱回収機能を開始させる方法がある。
特許文献1に記載のマルチヒートポンプ給湯システムは、給湯機の熱回収機能が自動的に動作する機能として、自動風呂機能が終了した時点(入浴終了と同時)で熱回収運転を開始する機能を備えている。
特開平2−178576号公報(図7)
しかしながら、上記従来の技術では、最終の入浴者が手動で熱回収機能を開始させなければならない煩わしさが有るとともに、熱回収操作のし忘れにより熱回収機能が動作しない場合が生じるといった問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、タイミングよく容易に浴槽水の熱を回収する風呂給湯機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、浴槽内の湯と、前記浴槽に湯を送水する貯湯タンク内の沸き上げ途中の水との間の熱交換によって前記浴槽内の湯の廃熱を回収する熱回収機能を有した風呂給湯機において、前記浴槽内の湯に関する湯状態を維持させる湯状態維持機能が湯状態の維持処理を停止させると、前記熱回収機能の動作を開始させるまでの予め設定された時間を熱回収開始時間として計測するタイマと、前記タイマが前記熱回収開始時間の計測を終えると、前記熱回収機能の動作を開始させる熱回収制御部と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、熱回収機能の動作を開始させるまでの時間の計測を終えた後に、熱回収機能の動作を開始させるので、ユーザ所望のタイミングで熱回収機能を容易に動作させることが可能になるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる風呂給湯機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態
図1は、本発明の実施の形態に係る風呂給湯システムの構成を示す図である。風呂給湯システム100は、風呂給湯機1、浴室リモートコントローラ2、台所リモートコントローラ3を備えている。風呂給湯機1は、浴室リモートコントローラ2、台所リモートコントローラ3と接続されている。
風呂給湯機1は、図示しない貯湯タンクユニット(貯湯タンク)、ヒートポンプユニット、浴槽等と所定の配管で接続されており、浴槽内の水(湯)を所定の設定温度、所定の設定湯量に制御する設定状態維持機能(風呂自動機能)を備えている。また、風呂給湯機1は、入浴後の浴槽内の残り湯と貯湯タンク内の沸きあげ途中の水との熱交換によって、廃熱を回収する熱回収機能を備えている。風呂給湯機1は、制御部10を備えており、この制御部10が設定状態維持機能、熱回収機能を制御する。なお、ここでの設定状態維持機能が特許請求の範囲に記載の湯状態維持機能に対応する。
なお、以下の説明では説明の便宜上、タイマ機能によって所定の時刻に熱回収を行なう場合の熱回収機能をタイマ熱回収機能とし、ユーザのマニュアル操作によって熱回収を行なう場合の熱回収機能を手動熱回収機能として説明する。また、タイマ熱回収機能および手動熱回収機能を合わせて熱回収機能という場合がある。
浴室リモートコントローラ2は、例えば浴槽が配設される浴室内の壁面に設置され、浴槽内の湯温設定値の変更、湯量設定値の変更、設定状態維持機能の動作(開始や停止)等を風呂給湯機1に命令(指示情報を送信)する。浴室リモートコントローラ2は、自装置を制御するとともに、風呂給湯機1へ所定の指示情報を送信する制御部20を備えている。制御部20は、手動熱回収機能を動作(開始や停止)させるための風呂熱回収スイッチ28(入力ボタン)を備えている。
台所リモートコントローラ3は、例えば台所や洗面所等の壁面に設置され、設定状態維持機能の動作等を風呂給湯機1に命令(指示情報を送信)する。台所リモートコントローラ3は、自装置を制御するとともに、風呂給湯機1へ所定の指示情報を送信する制御部30を備えている。制御部30は、タイマによって所定の時刻にタイマ熱回収機能を動作(設定)させるための風呂熱回収タイマスイッチ39A、タイマ設定スイッチ39B,39C(入力ボタン)を備えている。
タイマ設定スイッチ39B,39Cは、風呂熱回収タイマスイッチ39Aによるタイマ熱回収機能を動作させる際の熱回収開始タイマ(後述のタイマ5)の設定時間を変更するためスイッチである。タイマ設定スイッチ39Bは、熱回収開始タイマの設定時間を長くするためのスイッチであり、タイマ設定スイッチ39Cは、熱回収開始タイマの設定時間を短くするためのスイッチである。
つぎに、風呂給湯システム100の詳細な構成について説明する。図2は、図1に示した風呂給湯システムの制御ブロック図である。風呂給湯機1の制御部10は、電源部11、通信回路12、マイクロコンピュータ(熱回収制御部)13、タイマ5、湯はり検出部6を備えている。
電源部11は、制御部10が動作するための電力を制御部10内へ供給する。電源部11は、通信回路12と接続されており通信回路12を介して制御部10内に所定の電力を供給する。
通信回路12は、マイクロコンピュータ13と接続されるとともに、浴室リモートコントローラ2(制御部20)および台所リモートコントローラ3(制御部30)と接続されている。通信回路12は、浴室リモートコントローラ2および台所リモートコントローラ3との間で送受信する通信信号の変換を行なう。
マイクロコンピュータ13は、浴室リモートコントローラ2および台所リモートコントローラ3との間で通信信号を送受信するとともに、この通信信号を解析する。マイクロコンピュータ13は、解析した通信信号に基づいて、風呂給湯機1の制御処理を行なう。マイクロコンピュータ13は、通信回路12、タイマ5、湯はり検出部6と接続されており、通信回路12、タイマ5、湯はり検出部6の動作を制御する。
タイマ5は、所定の時刻にタイマ熱回収機能を動作(開始)させるためのタイマ(熱回収開始タイマ)であり、台所リモートコントローラ3の風呂熱回収タイマスイッチ39A、タイマ設定スイッチ39B,39Cに入力された情報に基づいて、タイマ熱回収機能を動作させるまでの時間を測定する。タイマ5は、タイマ熱回収機能を動作させる時刻になると、タイマ熱回収機能を動作させる時刻であることをマイクロコンピュータ13に通知する。ここでのタイマ5は、設定状態維持機能を動作(停止)させるためのタイマ(設定継続タイマ)としても用いる。
湯はり検出部6は、貯湯タンクユニットによる浴槽への湯はりが完了したか否かを検出し、貯湯タンクユニットによる湯はりが完了すると、貯湯タンクユニットによる湯はりが完了したことをマイクロコンピュータ13に通知する。
浴室リモートコントローラ2の制御部(設定操作部)20は、電源部21、通信回路22、マイクロコンピュータ23、表示器24、音声IC(Integrated Circuit)25、アンプ26、スピーカ27、入力部280を備えている。
電源部21は、制御部20が動作するための電力を制御部20内へ供給する。電源部21は、通信回路22と接続されており通信回路22を介して制御部20内に所定の電力を供給する。電源部21は、風呂給湯機1の電源部11、通信回路12と接続されている。
通信回路22は、マイクロコンピュータ23と接続されるとともに、風呂給湯機1(制御部10)および台所リモートコントローラ3(制御部30)と接続されている。通信回路22は、風呂給湯機1および台所リモートコントローラ3との間で送受信する通信信号の変換を行なう。
マイクロコンピュータ23は、風呂給湯機1および台所リモートコントローラ3との間で通信信号を送受信するとともに、この通信信号を解析する。マイクロコンピュータ23は、解析した通信信号に基づいて、浴室リモートコントローラ2の制御処理を行なう。マイクロコンピュータ23は、通信回路22、表示器24、音声IC25、アンプ26、スピーカ27、入力部280と接続されており、通信回路22、表示器24、音声IC25、アンプ26、スピーカ27、入力部280の動作を制御する。
マイクロコンピュータ23は、表示器24への情報の表示指令(出力命令)や音声IC25への音声フレーズの発声指令、停止指令などを行う。また、マイクロコンピュータ23は、入力部280から入力された情報(例えば後述の風呂熱回収スイッチ28からの押下信号)を解析し、この解析結果に基づいて手動熱回収機能を動作させるか否かの判断を行なう。マイクロコンピュータ23による判断結果(手動熱回収機能の動作開始または動作停止)は、通信回路22を介して風呂給湯機1に送信される。
表示器24は、液晶ディスプレイなどを備えて構成され、マイクロコンピュータ23からの指示情報に基づいて、浴槽内の実際の湯温、設定湯温、実際の湯量、設定湯量、風呂熱回収状態であるか否かといった風呂給湯システムに関する状態を表示する。
音声IC25は、マイクロコンピュータ23からの音声フレーズや電子音(警告音)の発声(出力)指令、停止指令に基づいて、発声指令や停止指令に応じた音声フレーズや電子音の音声信号を生成しアンプ26に送信する。
アンプ26は、音声IC25から送信される音声信号を増幅してスピーカ27に送信する。スピーカ27は、アンプ26から送信される音声信号を音声フレーズまたは電子音として出力する。アンプ26は、例えば風呂熱回収を開始する際の開始予告(警告)に関する音声フレーズや電子音を出力する。
入力部280は、種々のスイッチ(入力ボタン)を備えており、浴室リモートコントローラ2への指示情報などがユーザによって入力される。入力部280は、風呂熱回収スイッチ28を備えており、例えば風呂熱回収スイッチ28がユーザによって押下されることにより、手動熱回収機能を動作させるための情報または手動熱回収機能を停止させるための情報をマイクロコンピュータ23に送信する。
台所リモートコントローラ3の制御部30は、電源部31、通信回路32、マイクロコンピュータ33、表示器34、音声IC35、アンプ36、スピーカ37、入力部380を備えている。なお、ここでの表示器34、スピーカ37が特許請求の範囲に記載の報知部に対応する。
電源部31は、制御部30が動作するための電源を制御部30内へ供給する。電源部31は、通信回路32と接続されており通信回路32を介して制御部30内に所定の電源を供給する。電源部31は、風呂給湯機1の電源部11や通信回路12、浴室リモートコントローラ2の電源部21や通信回路22と接続されている。
通信回路32は、マイクロコンピュータ33と接続されるとともに、風呂給湯機1(制御部10)および浴室リモートコントローラ2(制御部20)と接続されている。通信回路32は、風呂給湯機1および浴室リモートコントローラ2との間で送受信する通信信号の変換を行なう。
マイクロコンピュータ33は、風呂給湯機1および浴室リモートコントローラ2との間で通信信号を送受信するとともに、この通信信号を解析する。マイクロコンピュータ33は、通信回路32、表示器34、音声IC35、アンプ36、スピーカ37、入力部380と接続されており、通信回路32、表示器34、音声IC35、アンプ36、スピーカ37、入力部380の動作を制御する。
マイクロコンピュータ33は、表示器34への情報の表示指令(出力命令)や音声IC35への音声フレーズの発声指令、停止指令などを行う。また、マイクロコンピュータ33は、入力部380から入力された情報(例えば後述の風呂熱回収タイマスイッチ39A、タイマ設定スイッチ39B,39Cからの押下信号)を解析する。
マイクロコンピュータ33は、風呂熱回収タイマスイッチ39Aが押下されたか否かに基づいて、タイマ熱回収機能の動作設定の判断を行い、タイマ設定スイッチ39B,39Cが押下されるとタイマ熱回収機能の動作を開始する時刻を判断する。マイクロコンピュータ33による判断結果(動作設定、開始時刻の設定)は、通信回路32を介して風呂給湯機1に送信される。
表示器34は、液晶ディスプレイなどを備えて構成され、マイクロコンピュータ33からの指示情報に基づいて、浴槽内の実際の湯温、設定湯温、実際の湯量、設定湯量、風呂熱回収状態であるか否かといった風呂給湯システムに関する状態を表示する。
音声IC35は、マイクロコンピュータ33からの音声フレーズや電子音の発声指令、停止指令に基づいて、発声指令、停止指令に応じた音声フレーズや電子音の音声信号を生成し、アンプ36に送信する。
アンプ36は、音声IC35から送信される音声信号を増幅してスピーカ37に送信する。スピーカ37は、アンプ36から送信される音声信号を音声フレーズまたは電子音として出力する。アンプ36は、例えば風呂熱回収を開始する際の開始予告(警告)に関する音声フレーズや電子音を出力する。
入力部380は、種々のスイッチ(入力ボタン)を備えており、浴室リモートコントローラ2への指示情報などがユーザによって入力される。ここでの入力部380は、風呂熱回収タイマスイッチ39A、タイマ設定スイッチ(延長時間入力部)39B,39Cを備えている。
入力部380は、風呂熱回収タイマスイッチ39Aがユーザによって押下されることにより、タイマ熱回収機能を動作させるための情報またはタイマ熱回収機能を停止させるための情報をマイクロコンピュータ33に送信する。
また、入力部380は、タイマ設定スイッチ39Bが押下されると、タイマ熱回収機能の動作開始の設定時間(タイマ5の設定時刻)を長くするための指示情報をマイクロコンピュータ33に送信し、タイマ設定スイッチ39Cが押下されると、タイマ熱回収機能の動作開始の設定時間(タイマ5の設定時刻)を短くするための指示情報をマイクロコンピュータ33に送信する。
なお、ここでは風呂給湯機1の制御部10がタイマ5、湯はり検出部6を備える構成としたが、制御部10とタイマ5、湯はり検出部6を別々の構成としてもよい。また、ここでは浴室リモートコントローラ2の制御部20が、表示器24、音声IC25、アンプ26、スピーカ27、入力部280を備える構成としたが、制御部20と表示器24、音声IC25、アンプ26、スピーカ27、入力部280を別々の構成としてもよい。また、ここでは台所リモートコントローラ3の制御部30が、表示器34、音声IC35、アンプ36、スピーカ37、入力部380を備える構成としたが、制御部30と表示器34、音声IC35、アンプ36、スピーカ37、入力部380を別々の構成としてもよい。
ここで、浴室リモートコントローラ2、台所リモートコントローラ3の操作パネルの概略構成および、浴室リモートコントローラ2、台所リモートコントローラ3による情報の表示例について説明する。
図3は、浴室リモートコントローラの操作パネルの構成の一例を示す図である。浴室リモートコントローラ2の操作パネル200は、風呂熱回収スイッチ28、表示器24、電子音や音声フレーズ出力がされるスピーカ27を配設している。ここでは、表示器24に風呂熱回収機能に関する情報を表示していないため、熱回収機能(手動熱回収機能、タイマ熱回収機能)が停止している状態を示している。
図4は、浴室リモートコントローラによるタイマ熱回収機能の開始予告の表示例を示す図である。浴室リモートコントローラ2の表示器24は、風呂熱回収の開始予告を示す情報(文字)や風呂熱回収中を示す情報(文字)を表示するための点灯部4aを備えている。また、浴室リモートコントローラ2の表示器24は、風呂熱回収中を示す情報(図)を表示するための点灯部4bを備えている。
ここでは、台所リモートコントローラ3によってタイマ熱回収機能が設定されている状態(自動風呂熱回収の設定状態)で、タイマ熱回収機能が動作する直前の浴室リモートコントローラ2(表示器24)の表示状態(開始予告の表示中)を示している。
浴室リモートコントローラ2の表示器24は、タイマ熱回収機能によって風呂熱回収が開始される直前に、風呂熱回収の開始予告を示す情報として例えば「風呂熱回収」と表現された文字を点灯部4aによって所定時間だけ点滅表示させる。
また、このとき図3に示した浴室リモートコントローラ2のスピーカ27からは、電子音や音声ガイダンスにより、タイマ熱回収機能によって風呂熱回収動作が開始されることを所定時間報知してもよい。なお、ここではタイマ熱回収機能が動作する直前であるため、風呂熱回収中を示すための点灯部4bは点灯していない。
図5は、浴室リモートコントローラによる熱回収機能の動作中の表示例を示す図である。ここでは、タイマ熱回収機能や手動熱回収機能が動作中(風呂熱回収中)である場合の表示器24の表示状態を示している。
浴室リモートコントローラ2の表示器24は、風呂熱回収が動作している間に、「風呂熱回収」の文字を点灯部4aに点灯表示させるとともに、風呂熱回収中であることを示す例えば矢印3つの点灯部4bを点灯させる。
すなわち、浴室リモートコントローラ2の表示器24は、風呂熱回収の開始予告を表示する場合は「風呂熱回収」の文字を点灯部4aによって点滅表示させ、風呂熱回収中であることを表示する場合は「風呂熱回収」の文字を点灯部4aに点灯表示させる。
なお、浴室リモートコントローラ2の表示器24は、タイマ熱回収機能が設定中である場合(カウントダウン中)に、タイマ熱回収機能が設定中であることを示す情報(文字など)を所定の点灯部(図示せず)に表示させてもよい。
図6は、台所リモートコントローラの操作パネルの構成の一例を示す図である。台所リモートコントローラ3の操作パネル300は、風呂熱回収タイマスイッチ39A、表示器34、電子音や音声フレーズ出力がされるスピーカ37、設定タイマスイッチ39B,39Cを配設している。ここでは、表示器34に熱回収機能に関する情報を表示していないため、タイマ熱回収機能や手動熱回収機能が停止している状態を示している。
図7は、台所リモートコントローラによるタイマ熱回収機能の設定中の表示例を示す図である。台所リモートコントローラ3の表示器34は、タイマ熱回収機能が設定中である場合にタイマ熱回収機能が設定中であることを示す情報(文字)を表示するための点灯部4cを備えている。また、台所リモートコントローラ3の表示器34は、タイマ熱回収機能が設定中である場合のタイマ(風呂熱回収を開始するまでの時間)を表示する点灯部4dを備えている。
ここでは、台所リモートコントローラ3によってタイマ熱回収機能が設定されている状態(カウントダウン中)の表示器34の表示状態を示している。台所リモートコントローラ3の表示器34は、タイマ熱回収機能が設定中である場合(カウントダウン中)に、「タイマ風呂熱回収」の文字を点灯部4aに点灯表示させるとともに、風呂熱回収を開始するまでの時間を点灯部4dに表示させる。
なお、このとき図3に示した台所リモートコントローラ3のスピーカ37からは、電子音や音声ガイダンスにより、タイマ熱回収機能が設定中であることを報知してもよい。また、台所リモートコントローラ3の表示器34は、タイマ熱回収機能によって風呂熱回収が開始される直前に、風呂熱回収の開始を示す例えば「タイマ風呂熱回収」と表現された文字を点灯部4cによって所定時間だけ点滅表示させてもよい。
また、台所リモートコントローラ3の表示器34は、熱回収機能が動作中である場合に、所定の点灯部(図示せず)によって、風呂熱回収中を示す情報(文字など)を表示させてもよい。また、点灯部4dには、開始タイマーの設定を変更しているときのみに熱回収開始タイマの設定時間を表示させ、通常は現在時刻の表示を行なう構成としてもよい。
つぎに、風呂給湯システム100の動作手順について説明する。図8は、風呂給湯システムの動作手順を示すフローチャートである。風呂給湯機1の湯はり検出部6は、貯湯タンクユニットによる浴槽への湯はりが完了したか否かを検出し(ステップS10)、検出結果をマイクロコンピュータ13に送信する。
湯はり検出部6は、貯湯タンクユニットによる湯はりが完了していない場合、湯はりが完了していないことをマイクロコンピュータ13に通知する。これにより、マイクロコンピュータ13は、湯はりが完了していないと判断し(ステップS10、NO)、貯湯タンクユニットによる浴槽への湯はりが完了するまで待機状態となる。
一方、湯はり検出部6は、貯湯タンクユニットによる湯はりが完了すると、貯湯タンクユニットによる湯はりが完了したことをマイクロコンピュータ13に通知する。これにより、マイクロコンピュータ13は、貯湯タンクユニットによる浴槽への湯はりが完了したと判断する(ステップS10、YES)。
貯湯タンクユニットによる浴槽への湯はりが完了する前に、浴室リモートコントローラ2または台所リモートコントローラ3から設定状態維持機能の動作を開始させる指示を風呂給湯機1に送信しておく。このとき、浴室リモートコントローラ2または台所リモートコントローラ3から風呂給湯機1へは、設定継続時間Tf(設定状態維持機能を動作させる時間の情報)が送信される。具体的には、浴室リモートコントローラ2のマイクロコンピュータ23から通信回路22(台所リモートコントローラ3のマイクロコンピュータ33から通信回路32)へ設定状態維持機能の動作を開始させる指示、設定継続時間Tfの通信信号が送信される。そして、風呂給湯機1のマイクロコンピュータ13は、この通信信号を通信回路12を介して受信する。
貯湯タンクユニットによる浴槽への湯はりが完了すると、風呂給湯機1のマイクロコンピュータ13は、受信した通信号に基づいて設定状態維持機能の設定継続時間Tfをタイマ5(設定継続タイマ)にセットする。タイマ5は、マイクロコンピュータ13によって設定状態維持機能の設定継続時間Tfが設定されると、設定継続時間Tfに対してカウントダウンを開始する。このとき、マイクロコンピュータ13は、設定状態維持機能の動作(風呂設定の状態維持)を開始させる(ステップS20)。
この後、マイクロコンピュータ13は、タイマ5の値(設定継続時間Tf)が0になったか否かを判断する。すなわち、設定状態維持機能が設定継続時間Tfの間、動作状態を継続したか否かを判断する(ステップS30)。
マイクロコンピュータ13がタイマ5の値は0になっていないと判断すると(ステップS30、NO)、マイクロコンピュータ13はタイマ5の値が0になったか否かを判断しながら待機する。
一方、マイクロコンピュータ13がタイマ5の値が0になったと判断すると(ステップS30、YES)、マイクロコンピュータ13は設定状態維持機能を停止させて、タイマ熱回収機能を開始させるまでの時間である熱回収開始時間Thをタイマ5(熱回収開始タイマ)に設定する。そして、タイマ5は熱回収開始時間Thのカウントダウンを開始する(ステップS40)。
これにより、台所リモートコントローラ3の表示器34は、図7に示すようにタイマ熱回収機能が設定中であることを示す「タイマ風呂熱回収」の文字を点灯部4cに点灯表示させる。また、台所リモートコントローラ3の表示器34は、点灯部4dにカウントダウン中の熱回収開始時間Thを表示させる。
なお、熱回収開始時間Thは、予め台所リモートコントローラ3の風呂熱回収タイマスイッチ39A、タイマ設定スイッチ39B,39Cからの押下信号に基づいて設定されるものである。すなわち、風呂熱回収タイマスイッチ39Aが押下され、タイマ設定スイッチ39B,39Cによって熱回収開始時間Thが設定入力されると、入力部380から、タイマ熱回収機能の設定を行なう指示情報とともに、熱回収開始時間Thが通信回路32に送信される。これにより、風呂給湯機1のマイクロコンピュータ13は、通信回路12を介して台所リモートコントローラ3で入力されたタイマ熱回収機能の設定を行なう指示情報、熱回収開始時間Thを受信し、タイマ熱回収機能を動作させる熱回収開始時間Thをタイマ5に設定する。なお、タイマ熱回収機能の設定は、設定状態維持機能が停止する前であれば何れのタイミングで行なってもよい。
この後、マイクロコンピュータ13は、タイマ5の値(熱回収開始時間Th)が0になったか否かを判断する。すなわち、マイクロコンピュータ13は、熱回収開始時間Thが経過したか否かを判断する(ステップS50)。
マイクロコンピュータ13がタイマ5の値は0になっていないと判断すると(ステップS50、NO)、マイクロコンピュータ13はタイマ5の値が0になったか否かを判断しながら待機する。
一方、マイクロコンピュータ13が、タイマ5の値が0になったと判断すると(ステップS50、YES)、マイクロコンピュータ13はタイマ熱回収機能の開始予告を行なう。このとき、マイクロコンピュータ13は、風呂熱回収を開始することを示す情報(開始予告の情報)を浴室リモートコントローラ2に送信する。
すなわち、マイクロコンピュータ13からのタイマ熱回収機能の開始予告の情報は、通信回路12へ通信信号として送信され、通信回路12を介して浴室リモートコントローラ2の通信回路22へ送信される。浴室リモートコントローラ2の通信回路22が風呂給湯機1からタイマ熱回収機能の開始予告の情報を受信すると、通信回路22から開始予告の情報がマイクロコンピュータ23に送信される。そして、マイクロコンピュータ23は、風呂熱回収を開始する予告通知を表示器24やスピーカ27に行わせる。
具体的には、浴室リモートコントローラ2の表示器24は、図4に示すように「風呂熱回収」の文字を点灯部4aに点滅表示させる。さらに、マイクロコンピュータ23から音声IC25に、風呂熱回収を開始する予告通知として音声フレーズや電子音の出力命令が出力される。これにより、音声IC25は、マイクロコンピュータ23からの音声フレーズや電子音の出力命令に応じた音声フレーズや電子音の音声信号を生成し、アンプ26に送信する。
アンプ26は、音声IC25から送信される音声信号を増幅してスピーカ27に送信する。スピーカ27は、アンプ26から送信される音声信号を音声フレーズ、電子音として出力する。スピーカ27は、例えば風呂熱回収を開始する予告通知として、例えば「ピーピーピー」といった電子音や「まもなく風呂熱回収を開始します」といった音声を出力し、入浴者(ユーザ)などに風呂熱回収の開始予告を認識させる(ステップS60)。
マイクロコンピュータ13は、入浴者から風呂熱回収の延長指示を待つための時間としてタイマ5に所定の待機時間(例えば15秒)を設定し、タイマ5にカウントダウウンさせる。
浴室リモートコントローラ2のマイクロコンピュータ13は、待機時間の間、入浴者から風呂熱回収の延長指示が入力部280に入力されたか否かを判断する(ステップS70)。タイマ熱回収機能の動作の開始予告が浴室リモートコントローラ2から表示と音声によって報知された際に浴室内に入浴者がいた場合、入浴者が風呂熱回収を延長させる場合は、入浴者によって風呂熱回収の延長指示が入力部280に入力される。入浴者は、例えば風呂熱回収スイッチ28を押下することにより、風呂熱回収の延長指示を入力部280に入力する。
風呂熱回収の延長指示が入力部280に入力されると(ステップS70、NO)、この延長指示はマイクロコンピュータ23に送信される。マイクロコンピュータ23は、タイマ熱回収機能による風呂熱回収処理の開始の延長を示す通信信号を通信回路22に送信する。この通信信号は通信回路22から風呂給湯機1の通信回路12に送信され、通信回路12を介してマイクロコンピュータ13に送信される。
これにより、マイクロコンピュータ13は、タイマ5(熱回収開始タイマ)に所定の延長時間(熱回収開始時間Te)をセットすると同時に、タイマ5にカウントダウンを開始させる(ステップS80)。
この後、マイクロコンピュータ13は、タイマ5の値(熱回収開始時間Te)が0になったか否かを判断する。すなわち、マイクロコンピュータ13は、熱回収開始時間Thが経過したか否かを判断する(ステップS50)。
以下、ステップS70の処理において、マイクロコンピュータ13が入浴者から風呂熱回収の延長指示が入力部280に入力されなかったと判断するまでステップS50〜S80の処理が繰り返される。
例えば、浴室内に入浴者がいない場合等では、入浴者から風呂熱回収の延長指示が入力部280に入力されない。この場合、ステップS70の処理において、マイクロコンピュータ13が入浴者から風呂熱回収の延長指示が入力部280に入力されなかったと判断する(ステップS70、YES)。そして、マイクロコンピュータ13は入浴者から風呂熱回収の延長指示が入力されていなければ、タイマ5に設定した所定の待機時間(例えば15秒)が経過したか否かを判断する(ステップS90)。
マイクロコンピュータ13が、タイマ5に設定した所定の待機時間が経過したと判断するまでは(ステップS90、NO)、ステップS60の処理に戻り、風呂熱回収の延長指示の入力を待つ。
そして、マイクロコンピュータ13は、所定の待機時間の間、ユーザからの風呂熱回収の延長指示の入力がなければ(ステップS70でYES、かつステップS90でYES)、タイマ熱回収機能による熱回収処理を開始させる(ステップS100)。このとき、マイクロコンピュータ13は、通信回路12へタイマ熱回収機能の開始を示す通信信号を送信する。通信回路12は、この通信信号を浴室リモートコントローラ2の通信回路22へ送信し、通信回路22がマイクロコンピュータ23に通信信号を送信する。これにより、マイクロコンピュータ23は、図5に示すように、風呂熱回収の動作中を示す「風呂熱回収」の文字を点灯部4aに点灯表示させるとともに、風呂熱回収の動作中を示す点灯部4b(矢印3つ)を点灯させる。
このように、本実施の形態においては、タイマ熱回収機能によって設定状態維持機能の動作終了後の所定時間経過後に熱回収機能を動作させるので、設定状態維持機能の設定継続タイマ(タイマ5)の設定時間を0時間設定にした場合や設定状態維持機能を利用しない場合であっても、浴槽への湯はり完了と同時に熱回収機能が動作することがない。このため、入浴前に浴槽の熱が回収されて浴槽内の湯が冷めてしまうことがない。すなわち、風呂給湯システム100は、設定状態維持機能を使わないユーザに対して、タイミングよく熱回収機能を提供することができる。したがって、熱回収機能を容易に利用することが可能となる。
また、家族全員の入浴が終わると思われる所定時間よりも前に設定状態維持機能を設定継続タイマによって終了させ、保温による熱量を省くような使用パターンのユーザに対しても、最終入浴者が手動で熱回収機能を開始させなければならない煩わしさを無くならせることができる。これにより、熱回収機能を開始させる操作のし忘れなどにより、熱回収機能を使用しない日を減らすことができ、熱回収機能による省エネルギ効果を得ることができる。また、ユーザが入浴中の場合であっても、風呂熱回収の開始が事前に報知されるので、浴室リモートコントローラ2からの操作によって熱回収機能の停止命令や開始延長を命令できる。したがって、ユーザが入浴中に湯を冷ましてしまうことを回避できるとともに、熱回収機能を熱回収開始タイマによる所定の設定時間が経過した後に、熱回収機能を動作させることが可能となる。すなわち、風呂給湯システム100は、設定状態維持機能を使用し、家族全員の入浴が終了する所定時間前に設定状態維持機能を停止するユーザに対しても、タイミングよく熱回収機能を提供することができる。
したがって、設定状態維持機能の完了時を基準に所定の時間経過後に、自動的に熱回収機能を動作させることができ、ユーザーの多様な使用パターンにマッチさせて熱回収機能の使い勝手を向上させることが可能となる。
このように実施の形態によれば、設定状態維持機能の完了時を基準として所定の時間経過後に、タイマ熱回収機能を動作させるので、タイミングよく容易に浴槽水の熱を回収する風呂給湯機を提供することが可能となる。
なお、本実施の形態では、風呂熱回収スイッチ28を浴室リモートコントローラ2に配置した例について説明したが、風呂熱回収スイッチ28を台所リモートコントローラ3に配置してもよい。さらに、風呂熱回収スイッチ28を浴室リモートコントローラ2と台所リモートコントローラ3の両方に配置してもよい。
また、本実施の形態では、風呂熱回収スイッチ28によって手動熱回収機能を動作させる場合について説明したが、風呂熱回収スイッチ28によって手動熱回収機能を動作させる代わりに他のスイッチ(他の機能を動作させるスイッチ)を例えば連続押下することによって手動熱回収機能を動作させる構成としてもよい。
また、本実施の形態では、風呂熱回収タイマスイッチ39A、タイマ設定スイッチ39B,39Cを、台所リモートコントローラ3に配置した例について説明したが、風呂熱回収タイマスイッチ39A、タイマ設定スイッチ39B,39Cを浴室リモートコントローラ2に配置してもよい。さらに、風呂熱回収タイマスイッチ39A、タイマ設定スイッチ39B,39Cを浴室リモートコントローラ2と台所リモートコントローラ3の両方に配置してもよい。
また、本実施の形態1では、風呂熱回収タイマスイッチ39A、タイマ設定スイッチ39B,39Cによってタイマ熱回収機能を動作(設定)させる場合について説明したが、風呂熱回収タイマスイッチ39A、タイマ設定スイッチ39B,39Cによってタイマ熱回収機能を動作(設定)させる代わりに他のスイッチを例えば連続押下することによってタイマ熱回収機能を動作させる構成としてもよい。
また、図8のフローチャートについても、本発明はその制御方法に限定されるものではなく、適宜変更してもよい。例えば、設定状態維持機能の設定継続タイマによる設定状態維持機能の停止タイミングを基準にタイマ熱回収機能の熱回収開始タイマを始動する場合に限られず、浴室リモートコントローラ2や台所リモートコントローラ3からのスイッチ操作によって設定状態維持機能を停止させた時点を基準にタイマ熱回収機能の熱回収開始タイマを始動させてもよい。
また、風呂給湯システム100において、浴室リモートコントローラ2や台所リモートコントローラ3が有線を介して風呂給湯機1と接続される場合ついて説明したが、浴室リモートコントローラ2、台所リモートコントローラ3と風呂給湯機1を無線によって接続し、通信信号を送受信する構成としてもよい。
また、本実施の形態では、風呂熱回収タイマスイッチ39A、タイマ設定スイッチ39B,39Cによって、ユーザがタイマ熱回収機能の開始時間(熱回収開始タイマ)を設定できることとしたが、タイマ熱回収機能の開始時間を風呂給湯機1のマイクロコンピュータ13が保持している固定の所定時間としてもよい。
また、本実施の形態では、図8に示したフローチャートにおいて、風呂給湯システム100が熱回収開始タイマを用いてタイマ熱回収機能の開始予告を行い、その開始を延長できる場合(ステップS60〜S90)について説明したが、熱回収開始タイマを用いてタイマ熱回収機能の開始予告を所定時間行った後に、タイマ熱回収機能の開始延長を行なわせることなくタイマ熱回収機能を開始させてもよい。すなわち、風呂給湯システム100においてステップS70,S80の処理を省略させてもよい。
また、本実施の形態では、図8に示したフローチャートにおいて、風呂給湯システム100が熱回収開始タイマを用いてタイマ熱回収機能の開始予告を行い、その開始を延長できる場合(ステップS60〜S90)について説明したが、熱回収開始タイマを用いたタイマ熱回収機能の開始予告を行わず、設定状態維持機能の動作停止後に直ちにタイマ熱回収機能を開始してもよい。すなわち、風呂給湯システム100において、ステップS60〜S80の処理を省略し、ステップS50の処理からステップS90の処理へ以降する処理手順としてもよい。
また、本実施の形態では、図8に示したフローチャートにおいて、風呂給湯システム100が熱回収開始タイマを用いてタイマ熱回収機能の開始予告を行い、その開始を延長できる場合(ステップS60〜S90)について説明したが、タイマ熱回収機能の開始予告を行なった後、台所リモートコントローラ3や浴室リモートコントローラ2に所定の操作(ユーザによる指示情報の入力)が行なわれた場合にタイマ熱回収機能の開始延長を行なわず、直ちにタイマ熱回収機能を停止させることとしてもよい。
また、本実施の形態では、設定状態維持機能の停止時点を基準に熱回収開始タイマをセットし、熱回収開始時間Th(Te)の経過後にタイマ熱回収機能の開始を行っているが(ステップS40,S50)、時計機能の現在時刻を基準としてタイマ予約時刻を設定し、現在時刻がタイマ予約時刻になった時点で熱回収機能の開始を行ってもよい。
また、本実施の形態では、図8に示したフローチャートにおいて、風呂給湯機1にタイマ熱回収機能が設定される場合(図7の表示器34の状態)について説明したが、タイマ熱回収機能が解除されている場合(図6の表示器34表の状態)は、ステップS40の処理において設定状態維持機能の停止処理のみを行い、ステップS50〜S100の処理を行わないこととしてもよい。この場合、風呂給湯機1は、従来の設定状態維持機能を備えた風呂給湯機と同様の動作を行なう。
以上のように、本発明にかかる風呂給湯機は、浴槽水の廃熱回収に適している。
本発明の実施の形態に係る風呂給湯システムの構成を示す図である。 図1に示した風呂給湯システムの制御ブロック図である。 浴室リモートコントローラの操作パネルの構成の一例を示す図である。 浴室リモートコントローラによるタイマ熱回収機能の開始予告の表示例を示す図である。 浴室リモートコントローラによる熱回収機能の動作中の表示例を示す図である。 台所リモートコントローラの操作パネルの構成の一例を示す図である。 台所リモートコントローラによるタイマ熱回収機能の設定中の表示例を示す図である。 風呂給湯システムの動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 風呂給湯機
2 浴室リモートコントローラ
3 台所リモートコントローラ
4a〜4d 点灯部
5 タイマ
6 湯はり検出部
10,20,30 制御部
11,21,31 電源部
12,22,32 通信回路
13,23,33 マイクロコンピュータ
24,34 表示器
25,35音声IC
26,36 アンプ
27,37 スピーカ
28 風呂熱回収スイッチ
39A 風呂熱回収タイマスイッチ
39B,39C タイマ設定スイッチ
100 風呂給湯システム
200 操作パネル
280,380 入力部
300 操作パネル

Claims (4)

  1. 浴槽内の湯と、前記浴槽に湯を送水する貯湯タンク内の沸き上げ途中の水との間の熱交換によって前記浴槽内の湯の廃熱を回収する熱回収機能を有した風呂給湯機において、
    前記浴槽内の湯に関する湯状態を維持させる湯状態維持機能が湯状態の維持処理を停止させると、前記熱回収機能の動作を開始させるまでの予め設定された時間を熱回収開始時間として計測するタイマと、
    前記タイマが前記熱回収開始時間の計測を終えると、前記熱回収機能の動作を開始させる熱回収制御部と、
    を備えることを特徴とする風呂給湯機。
  2. 前記タイマの設定制御を行なう指示情報が入力されるとともに、入力された指示情報に基づいて前記タイマの設定制御を行なう設定操作部をさらに備え、
    前記タイマは、前記設定操作部に前記熱回収開始時間を延長させる指示情報が入力されると、時間延長させた前記熱回収開始時間を再設定して熱回収開始時間を計測することを特徴とする請求項1に記載の風呂給湯機。
  3. 前記設定操作部は、前記熱回収開始時間を延長させる延長時間が入力される延長時間入力部を有し、
    前記タイマは、前記延長時間入力部に入力された延長時間に基づいて、時間延長させた前記熱回収開始時間を再設定し、熱回収開始時間を計測することを特徴とする請求項2に記載の風呂給湯機。
  4. 前記設定操作部は、前記熱回収制御部が前記熱回収機能の動作を開始させる前に、前記熱回収機能の動作を開始させることを報知する報知部を有することを特徴とする請求項2または3に記載の風呂給湯機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009192107A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Denso Corp 給湯装置
JP2010117054A (ja) * 2008-11-11 2010-05-27 Denso Corp 給湯装置
JP2014001911A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Chofu Seisakusho Co Ltd 貯湯タンクの加熱方法

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