JP2007278558A - 冷媒放熱器 - Google Patents
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Abstract
【課題】チューブの扁平面に空気流れおよび冷媒流れを撹乱する突起部が形成されている冷媒放熱器において、冷媒の圧力損失に伴う伝熱性能の低下を抑制する。
【解決手段】内部に冷媒が流れ、外部を流れる空気の流れ方向に沿って扁平な断面形状を有するチューブ11と、チューブ11の扁平面20、21に接合されたフィン12とを備え、チューブ11とフィン12との積層構造により構成された冷媒放熱器において、扁平面20、21には、空気が流れる凹形状20a、21aを形成する突起部22、23が扁平面20、21の外面側から内面側に向かって打ち出し成形されており、扁平面20、21と直交する方向におけるチューブ11の外形高さ寸法であるチューブ高さHが0.8mm以上、1.9mm以下の範囲に設定されている。
【選択図】図2
【解決手段】内部に冷媒が流れ、外部を流れる空気の流れ方向に沿って扁平な断面形状を有するチューブ11と、チューブ11の扁平面20、21に接合されたフィン12とを備え、チューブ11とフィン12との積層構造により構成された冷媒放熱器において、扁平面20、21には、空気が流れる凹形状20a、21aを形成する突起部22、23が扁平面20、21の外面側から内面側に向かって打ち出し成形されており、扁平面20、21と直交する方向におけるチューブ11の外形高さ寸法であるチューブ高さHが0.8mm以上、1.9mm以下の範囲に設定されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、チューブ内部を流れる冷媒とチューブ外部を流れる空気とを熱交換させる冷媒放熱器に関する。
従来、この種の冷媒放熱器において、空気の流れ方向に沿って扁平な断面形状を有するチューブの扁平面に、空気が流れる凹形状を成形することによって伝熱性能を向上させる熱交換器が特許文献1に記載されている。
この従来技術では、突起部が扁平面に沿って蛇行しながら空気の流れ方向に延びているので、扁平面の外面近傍を流れる空気が突起部に沿って蛇行して流れる。このため、空気流れが撹乱されて、扁平面の外面近傍に温度境界層が発達するのが抑制されるので、空気の熱伝達率を向上させることができる。
また、この従来技術では、扁平面の外面側から内面側に向かって突起部を打ち出し成形することによって凹形状を形成しているので、チューブ内部を流れる冷媒が突起部を乗り越えるように蛇行して流れて撹乱される。このため、扁平面の内面近傍に温度境界層が発達するのが抑制され、冷媒の熱伝達率を向上させることができる。
すなわち、この従来技術では、空気流れおよび冷媒流れを撹乱することによって空気および冷媒の熱伝達率を向上できるので、冷媒放熱器の伝熱性能を向上できる。
特開2004−3787号公報
しかし、この従来技術では、チューブ内部で冷媒が蛇行して流れるので、チューブ内部の流路抵抗が大きくなり、冷媒に圧力損失が発生してしまう。このため、冷媒温度が低下してしまい冷媒温度と空気温度との温度差が減少してしまうので、伝熱性能が低下してしまうという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、チューブの扁平面に空気流れおよび冷媒流れを撹乱する突起部が形成されている冷媒放熱器において、冷媒の圧力損失に伴う伝熱性能の低下を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、内部に冷媒が流れ、外部を流れる空気の流れ方向に沿って扁平な断面形状を有するチューブ(11)と、
チューブ(11)の扁平面(20、21)に接合されたフィン(12)とを備え、
チューブ(11)とフィン(12)との積層構造により構成された冷媒放熱器において、
扁平面(20、21)には、空気が流れる凹形状(20a、21a)を形成する突起部(22、23)が扁平面(20、21)の外面側から内面側に向かって打ち出し成形されており、
扁平面(20、21)と直交する方向におけるチューブ(11)の外形高さ寸法であるチューブ高さ(H)が0.8mm以上、1.9mm以下の範囲に設定されていることを特徴とする。
チューブ(11)の扁平面(20、21)に接合されたフィン(12)とを備え、
チューブ(11)とフィン(12)との積層構造により構成された冷媒放熱器において、
扁平面(20、21)には、空気が流れる凹形状(20a、21a)を形成する突起部(22、23)が扁平面(20、21)の外面側から内面側に向かって打ち出し成形されており、
扁平面(20、21)と直交する方向におけるチューブ(11)の外形高さ寸法であるチューブ高さ(H)が0.8mm以上、1.9mm以下の範囲に設定されていることを特徴とする。
これによると、チューブ高さ(H)を大きくすれば、冷媒流路の断面積を大きくしてチューブ内部の流路抵抗を抑制できるので、冷媒の圧力損失を抑制して伝熱性能の低下を抑制できるが、チューブの外形高さ寸法が大きくなりすぎると、チューブ内部の流路抵抗が小さくなりすぎて冷媒がスムーズに流れてしまうので、冷媒の撹乱効果が減少してしまう。
そこで、チューブ高さ(H)を0.8mm以上、1.9mm以下の範囲に設定すれば、冷媒の撹乱効果の減少を抑制しつつ、冷媒の圧力損失を抑制できるので、冷媒の圧力損失に伴う伝熱性能の低下を抑制することができることが本発明者の実験によりわかった(後述の図5を参照)。
本発明は、具体的には、チューブ高さ(H)を1.0mm以上、1.6mm以下の範囲に設定すれば、冷媒の圧力損失に伴う伝熱性能の低下をより抑制することができることが本発明者の実験によりわかった(後述の図5を参照)。
本発明は、より具体的には、チューブ高さ(H)を1.2mm以上、1.4mm以下の範囲に設定すれば、冷媒の圧力損失に伴う伝熱性能の低下を一層抑制することができることが本発明者の実験によりわかった(後述の図5を参照)。
本発明は、具体的には、突起部(22、23)が複数個、冷媒の流れ方向に並んで成形されており、
冷媒の流れ方向における突起部(22、23)相互の間隔である突起部ピッチ(P)が1.0mm以上、6.5mm以下の範囲に設定されている。
冷媒の流れ方向における突起部(22、23)相互の間隔である突起部ピッチ(P)が1.0mm以上、6.5mm以下の範囲に設定されている。
これによると、突起部ピッチ(P)が小さすぎると突起部(22、23)の個数が多すぎて冷媒が過剰に撹乱されてしまい、逆に、突起部ピッチ(P)が大きすぎると突起部(22、23)の個数が少なすぎて冷媒が十分に撹乱されないので、突起部ピッチ(P)を1.0mm以上、6.5mm以下の範囲に設定すれば、冷媒の撹乱効果を効果的に発揮して、伝熱性能を向上できることが本発明者の実験によりわかった(後述の図6を参照)。
本発明は、より具体的には、突起部ピッチ(P)を1.6mm以上、5.7mm以下の範囲に設定すれば、冷媒の撹乱効果をより効果的に発揮して、伝熱性能を向上できることが本発明者の実験によりわかった(後述の図6を参照)。
本発明は、より具体的には、突起部ピッチ(P)を2.3mm以上、5.0mm以下の範囲に設定すれば、冷媒の撹乱効果を一層効果的に発揮して、伝熱性能を向上できることが本発明者の実験によりわかった(後述の図6を参照)。
また、本発明は、より具体的には、扁平面(20、21)と直交する方向におけるフィン(12)の高さ寸法であるフィン高さ(F)が2.0mm以上、9.0mm以下の範囲に設定されている。
これによると、フィン高さ(F)が小さすぎるとフィン(12)の伝熱面積が小さすぎてフィン(12)での放熱量が減少してしまい、逆に、フィン高さ(F)が大きすぎるとフィン効率が低下してフィン(12)での放熱量が減少してしまうので、フィン高さ(F)を2.0mm以上、9.0mm以下の範囲に設定すれば、フィン(12)によって効果的に放熱でき、伝熱性能を向上できることが本発明者の実験によりわかった(後述の図7を参照)
本発明は、より具体的には、フィン高さ(F)を3.0mm以上、7.3mm以下の範囲に設定すれば、フィン(12)によってより効果的に放熱でき、伝熱性能を向上できることが本発明者の実験によりわかった(後述の図7を参照)。
本発明は、より具体的には、フィン高さ(F)を3.0mm以上、7.3mm以下の範囲に設定すれば、フィン(12)によってより効果的に放熱でき、伝熱性能を向上できることが本発明者の実験によりわかった(後述の図7を参照)。
本発明は、より具体的には、フィン高さ(F)を4.0mm以上、6.0mm以下の範囲に設定すれば、フィン(12)によって一層効果的に放熱でき、伝熱性能を向上できることが本発明者の実験によりわかった(後述の図7を参照)。
また、本発明は、具体的には、突起部(22、23)が、扁平面(20、21)のうち空気の流れ方向全域にわたって連続して成形されているので、突起部(22、23)に空気をより導くことができる。このため、空気の撹乱効果をより発揮して、伝熱性能をより向上できる。
本発明は、より具体的には、チューブ(11)を、一方の扁平面(20)側の第1部材(11a)と他方の扁平面(21)側の第2部材(11b)との接合によって形成することができる。
本発明は、より具体的には、第1部材(11a)と第2部材(11b)とを同一形状の部材にすれば、チューブ(11)の生産性を向上でき、チューブ(11)の製造コストを抑制できる。
また、本発明は、具体的には、突起部(22、23)を、扁平面(20、21)に沿って蛇行しながら空気の流れ方向に延びる曲線状に成形すれば空気の撹乱効果を効果的に発揮できる。
また、本発明は、具体的には、チューブ(11)の内部には、チューブ(11)の内部空間を空気の流れ方向に仕切る仕切り部(31)が配置されており、
チューブ(11)が仕切り部(31)とともに一体成形されている。
チューブ(11)が仕切り部(31)とともに一体成形されている。
これによると、仕切り部(31)がチューブ(11)の補強部材としての役割を果たすので、チューブ(11)の耐圧強度を高めることができる。
また、本発明は、具体的には、突起部(22、23)を、扁平面(20、21)に沿って空気の流れ方向に対して斜めの方向に延びる直線状に成形してもよい。
また、本発明は、具体的には、突起部(22、23)を、扁平面(20、21)に沿って冷媒の流れ方向一方側から他方側へV字状に分かれて延びる形状に成形してもよい。
また、本発明は、具体的には、突起部(22、23)を、扁平面(20、21)に沿って網目状に成形してもよい。
また、本発明は、具体的には、突起部(22、23)が延びる方向と直交する方向側における突起部(22、23)の縁部(22a、23a)が急峻な角形状を有しているようにすることができる。
また、本発明は、具体的には、突起部(22、23)が延びる方向と直交する方向側における突起部(22、23)の縁部(22a、23a)が滑らかな曲面形状を有しているようにしてもよい。
また、本発明は、具体的には、フィン(12)が薄板材を波状に曲げ成形したコルゲートフィンで構成されており、
フィン(12)のうち扁平面(20、21)と接合する部位(12a、12b)が平坦状に形成されている。
フィン(12)のうち扁平面(20、21)と接合する部位(12a、12b)が平坦状に形成されている。
これにより、チューブ(11)とフィン(12)とが面接触するので、チューブ(11)とフィン(12)との接触面積を増加させることができる。このため、フィン(12)での放熱量をより増加できるので、伝熱性能をより向上できる。
本発明は、より具体的には、フィン(12)は、空気の流れと対向するように切り起こされたルーバ(12e、12f)が形成されている。
これにより、フィン(12)での放熱量をさらに増加できるので、伝熱性能をさらに向上できる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図7に基づいて説明する。図1は本発明による熱交換器10の全体構造を示す斜視図である。
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図7に基づいて説明する。図1は本発明による熱交換器10の全体構造を示す斜視図である。
本実施形態の熱交換器10は、車両用空調装置の冷凍サイクルの冷媒凝縮器(コンデンサ)として使用されるものであり、車両のエンジンルーム内の車両の走行風を受ける場所に配置されている。
図1に示すように、この熱交換器10は、冷媒流路を構成する複数の扁平状チューブ11と複数のコルゲートフィン(以下フィンと略す)12との組み合わせからなり、内部を流れる冷媒と外部を通過する空気とを熱交換させる熱交換部13を有し、この熱交換部13のチューブ11の長手方向両端部にタンク部14、15を配置する構成になっている。
タンク部14、15は、チューブ11への冷媒分配、あるいはチューブ11からの冷媒集合を行うものである。両タンク部14、15の長手方向両端部には、両タンク部14、15を結合して熱交換器10の矩形状の外形を保持するサイドプレート16、17がチューブ11と平行にそれぞれ配置される。
これらの複数のチューブ11、複数のフィン12および両タンク部14、15は一体ろう付けにより接合されている。
両タンク部14、15はアルミニウム合金等の金属からなる円筒状容器で、両タンク部14、15の長手方向に並んで形成された複数の挿通穴(図示せず)からタンク内部に複数のチューブ11の端部が挿入されている。
一方のタンク部14のうち長手方向一端側(図1の下端側)部位には、冷凍サイクルの圧縮機(図示せず)から吐出される高温高圧の冷媒をタンク内部に導入するための入口配管(図示せず)が接続される接続ブロック14aがろう付けにより接合されている。一方のタンク部14の長手方向一端部(図1の下端部)には、熱交換器10を車体に取り付けるための係合突起14bが設けられている。
他方のタンク部15のうち長手方向一端側(図1の上端側)部位には、タンク内部から冷凍サイクルの膨張弁(図示せず)側へ液相冷媒を流出させるための出口配管(図示せず)が接続される接続ブロック15aがろう付けにより接合されている。他方のタンク部15の長手方向他端部(図1の下端部)には、熱交換器10を車体に取り付けるための係合突起15bが設けられている。
次に、熱交換部13について図2に基づいて詳細に説明する。図2は熱交換部13の主要構造を示す要部斜視図である。
複数のチューブ11の扁平面20、21は空気流れ方向に沿って形成されている。この扁平面20、21と直交する方向にチューブ11とフィン12とが積層されて熱交換部13が構成されている。したがって、チューブ11の扁平面20、21とフィン12とが接合されている。
なお、本例では、扁平面20、21と直交する方向におけるチューブ11の外形高さ寸法(以下、この寸法をチューブ高さと呼ぶ。)Hを0.8mm以上、1.9mm以下の範囲に設定している。また、扁平面20、21と直交する方向におけるフィン12の高さ寸法(以下、この寸法をフィン高さと呼ぶ。)Fを2.0mm以上、9.0mm以下の範囲に設定している。
この複数のチューブ11の扁平面20、21にはそれぞれ、空気が流れる凹形状20a、21aを形成する複数の突起部22、23が扁平面20、21の外面側から内面側に向かって打ち出し成形されている。
より具体的には、複数の突起部22、23は、チューブ11の扁平面20、21に沿って一定の幅で蛇行しながら空気流れ方向に延びる曲線形状にて、空気流れ方向(チューブ11の短手方向)全域にわたって連続して形成されている。なお、本実施形態では、一方の扁平面20側の突起部22と他方の扁平面21側の突起部23とが互いに同一形状になっている。
突起部22、23の突出頂部(凹形状20a、21aの底部)は平坦面を形成し、突起部22、23が延びる方向と直交する方向における突起部22、23の縁部22a、23aは円弧状に面取りされている。
突起部22、23は複数個、冷媒流れ方向(チューブ11の長手方向)に並んで成形されている。本例では、冷媒流れ方向における突起部22、23相互の間隔である突起部ピッチPを1.0mm以上、6.5mm以下の範囲に設定している。
本実施形態では、一方の扁平面20側の突起部22と他方の扁平面21側の突起部23とが冷媒流れ方向にずれて形成されているので、一方の扁平面20側の突起部22と他方の扁平面21側の突起部23は蛇行形状の頂点部22b、23bのみで互いに重合している。
この突起部22、23の頂点部22b、23bは扁平面20、21の内面側に向かって一段と突出した段差状になっており、頂点部22b、23b同士が接触して接合されている。
また、突起部22、23のうち空気流れ方向における両端部22c、23cも扁平面20、21の内面側に向かって一段と突出した段差状になっているので、両端部22c、23c同士も接触して接合されている。
本例では、突起部22、23の頂点部22b、23bおよび両端部22c、23cに形成される段差の高さ寸法を0.65mmに設定している。
図3(a)、(b)はチューブ11の形成方法の一例を示す斜視図である。図3(a)に示すように、チューブ11は、アルミニウム合金等からなる金属薄板を成形ローラ24、25でロール成形して凸凹形状を付けた後に、図3(b)に示すように、中央部で折り曲げて貼り合わせるように接合することによって形成される。なお、ロール成形ではなく、プレス成形によって金属薄板に凸凹形状を付けてもよい。
図4はチューブ11の形成方法の他の例を示す斜視図である。図4に示すように、チューブ11を一方の扁平面20側の第1部材11aと他方の扁平面21側の第2部材11bとの接合により形成してもよい。
より具体的には、2つの金属薄板にそれぞれ凸凹形状を付けることによって一方の扁平面20側の第1部材11aと他方の扁平面21側の第2部材11bとを形成し、この第1、第2部材11a、11bを貼り合わせるように接合することによりチューブ11を形成できる。
本実施形態では突起部22、23が互いに同一形状であるので、2つの金属薄板に付ける凸凹形状も同一形状になる。このため、第1、第2部材11a、11bを同一形状の部材にできるので、チューブ11の生産性を向上でき、チューブ11の製造コストを抑制できる。
チューブ11の内部には図2の矢印Aに示すように複雑に蛇行した冷媒流路が形成される。より具体的には、チューブ11の扁平面20、21に複数の突起部22、23を打ち出し成形しているので、冷媒流路が扁平面20、21と直交する方向に蛇行している。
さらに、突起部22、23の頂点部22b、23b同士が接合されているので、冷媒流路が頂点部22b、23bで扁平面20、21に沿う方向に分岐する。そして、頂点部22b、23bで分岐した冷媒流路は頂点部22b、23b以外で再び合流する。この分岐と合流との繰り返しにより冷媒流路が扁平面20、21に沿う方向に蛇行している。
複数のフィン12は、アルミニウム合金等からなる薄板材を矩形波状に曲げ成形したコルゲートフィンで構成されている。したがって、フィン12のうちチューブ11の扁平面20、21と接合する接合部12a、12bが平坦状に形成されている。
フィン12のうちチューブ11の扁平面20、21と直交する方向に延びる平坦面12c、12dには、空気流れと対向するように切り起こされたルーバ12e、12fが多数個形成されている。
次に、上記構成において、本実施形態の作動を簡単に説明する。圧縮機(図示せず)から吐出された高温高圧の冷媒は、接続ブロック14aより熱交換器10内部に流入し一方のタンク部14で各チューブ11に分配されて各チューブ11内に流入する。
各チューブ11内を流れる冷媒は、チューブ11の全面およびチューブ11の扁平面20、21側の外面に接合されているフィン12の全面に熱を伝える。この熱がチューブ11の外面側において冷媒流れ方向と略直交する方向に流れる空気に伝達されて冷媒が凝縮液化する。凝縮液化した液相冷媒は、各チューブ11から他方のタンク部15に流入して集合され、接続ブロック15aより熱交換器10外部へと流出し膨張弁(図示せず)側へと流れる。
次に、熱交換器10の熱交換部13における冷媒と空気との間の熱交換作用を詳細に説明する。図2の矢印Aに示すように、チューブ11内部を流れる冷媒は複雑に蛇行しながら流れるので冷媒流れが撹乱される。このため、冷媒の熱伝達率が向上するので、伝熱性能を向上できる。
一方、チューブ11外部を流れる空気のうちチューブ11の扁平面20、21から離れた領域を流れる空気は矢印Bのようにフィン12に沿って流れ、フィン12の熱を奪ってフィン12を冷却した後にフィン12の空気流れ下流側へ流出する。
チューブ11外部を流れる空気のうちチューブ11の扁平面20、21近傍を流れる空気はチューブ11の熱を奪ってチューブ11を冷却した後にチューブ11の空気流れ下流側へ流出する。
このとき、矢印Cのように空気が扁平面20、21の凹形状20a、21a内を蛇行して流れることにより空気流れが撹乱されるので、空気側の熱伝達率を向上することができる。
また、空気が凹形状20a、21aに流入する際に生じる縮流によって空気側の熱伝達率を向上することができる。さらに、凹形状20a、21aによって空気側の伝熱面積を拡大できるので、チューブ11から空気への放熱量を増加させることができる。
図5は、本実施形態においてチューブ高さHと伝熱性能Qとの関係を示すグラフである。ここで、伝熱性能Qとは、周知のように次の数式(1)で表されるものである。
Q=φ・Cp・ρ・Wa(Tr−Ta)…(1)
ここで、φは熱交換器10の温度効率、Cpは空気比熱、ρは空気密度、Waは空気風量、Trは冷媒温度、および、Taは空気入口温度である。
ここで、φは熱交換器10の温度効率、Cpは空気比熱、ρは空気密度、Waは空気風量、Trは冷媒温度、および、Taは空気入口温度である。
この図5に示すグラフは、突起部ピッチPを3.6mm、フィン高さFを5.0mmに設定した熱交換器10での測定結果である。また、図5の縦軸は、チューブ高さHが0.8mmおよび1.9mmのときの伝熱性能Qを100%としている。
図5からわかるように、本実施形態では、チューブ高さHが1.3mmのときに伝熱性能Qが最大になる。すなわち、チューブ高さHを1.3mmよりも低くするにつれて、チューブ11内部の冷媒流路面積が減少するので冷媒流速が増加する。このため、冷媒の圧力損失が増大して冷媒圧力が低下してしまうので、冷媒温度Trが低下して冷媒温度Trと空気入口温度Taとの温度差が減少してしまう。この結果、数式(1)で表される伝熱性能Qが減少してしまう。
一方、チューブ高さHを1.3mmよりも高くするにつれて、チューブ11内部の冷媒流路面積が増加するので、冷媒がスムーズに流れて冷媒の撹乱効果が減少する。このため、冷媒の熱伝達率が低下してしまう。そして、周知のように、冷媒の熱伝達率が低下すると熱交換器10の温度効率φが低下するので、数式(1)で表される伝熱性能Qが減少してしまう。
このため、チューブ高さHを0.8mm以上、1.9mm以下の範囲に設定すれば、冷媒の撹乱効果の減少を抑制しつつ、冷媒の圧力損失を抑制できるので、冷媒の圧力損失に伴う伝熱性能Qの低下を抑制することができることがわかった。
また、チューブ高さHを1.0mm以上、1.6mm以下の範囲に設定すれば、冷媒の圧力損失に伴う伝熱性能Qの低下をより抑制することができることがわかった。
さらに、チューブ高さHを1.2mm以上、1.4mm以下の範囲に設定すれば、冷媒の圧力損失に伴う伝熱性能Qの低下を一層抑制することができることがわかった。
図5中の一点鎖線は比較例であり、この比較例は本実施形態に対して突起部22、23を廃止したものである。比較例では、チューブ高さHが1.2mmのときに伝熱性能Qが最大になり、チューブ高さHを1.2mmよりも低くまたは高くするにつれて、上述と同様の理由で伝熱性能Qが減少してしまう。
本実施形態では突起部22、23を形成することによって伝熱性能Qが比較例よりも向上する。また、本実施形態では伝熱性能Qが最大となるチューブ高さHが比較例よりも大きくなる。具体的には、比較例では、チューブ高さHが1.2mmのときに伝熱性能Qが最大になるのに対して、本実施形態ではチューブ高さHが1.3mmのときに伝熱性能Qが最大になる。
これは、本実施形態では突起部22、23によって冷媒が撹乱されるので、本実施形態と比較例とでチューブ高さHが同一であれば、本実施形態における冷媒の圧力損失が比較例における冷媒の圧力損失よりも大きくなるためである。
なお、図5では突起部ピッチPを3.6mm、フィン高さFを5.0mmに設定しているが、これに対して突起部ピッチPおよびフィン高さFを変更すると伝熱性能Qが全体的に若干低下するものの、チューブ高さHと伝熱性能Qとの関係については図5と同様の傾向を示す。すなわち、チューブ高さHが約1.3mmのとき伝熱性能Qが最大となり、チューブ高さHを約1.3mmよりも低くまたは高くするにつれて伝熱性能Qが減少する。
図6は、本実施形態において突起部ピッチPと伝熱性能Qとの関係を示すグラフである。この図6に示すグラフは、チューブ高さHを1.3mm、フィン高さFを5.0mmに設定した熱交換器10での測定結果である。また、図6の縦軸は、突起部ピッチPが1.0mmおよび6.5mmのときの伝熱性能Qを100%としている。
図6からわかるように、本実施形態では、突起部ピッチPが3.6mmのときに熱交換器10の伝熱性能Qが最大になる。すなわち、突起部ピッチPを3.6mmよりも小さくするにつれて、チューブ11に形成される突起部22、23の個数が多くなるので冷媒の撹乱効果が増大して冷媒の圧力損失が増大する。このため、冷媒圧力が低下してしまうので、冷媒温度Trと空気入口温度Taとの温度差が減少してしまい、伝熱性能Qが減少してしまう。
一方、突起部ピッチPを3.6mmよりも大きくするにつれて、チューブ11に形成される突起部22、23の個数が少なくなるので冷媒の撹乱効果が減少して冷媒流れが自然対流に近くなる。このため、冷媒の熱伝達率が低下してしまうので、熱交換器10の温度効率φが低下して伝熱性能Qが減少してしまう。
このため、突起部ピッチPを1.0mm以上、6.5mm以下の範囲に設定すれば、冷媒の撹乱効果を効果的に発揮して、伝熱性能Qを向上できることがわかった。
また、突起部ピッチPを1.6mm以上、5.7mm以下の範囲に設定すれば、冷媒の撹乱効果をより効果的に発揮して、伝熱性能Qを向上できることがわかった。
さらに、突起部ピッチPが2.3mm以上、5.0mm以下の範囲に設定すれば、冷媒の撹乱効果を一層効果的に発揮して、伝熱性能Qを向上できることがわかった。
なお、図6ではチューブ高さHを1.3mm、フィン高さFを5.0mmに設定しているが、これに対してチューブ高さHおよびフィン高さFを変更すると伝熱性能Qが全体的に若干低下するものの、チューブ高さHと伝熱性能Qとの関係については図6と同様の傾向を示す。すなわち、突起部ピッチPが約3.6mmのとき伝熱性能Qが最大となり、突起部ピッチPを約3.6mmよりも小さくまたは大きくするにつれて伝熱性能Qが減少する。
また、本実施形態では、突起部22、23のうちチューブ11の短手方向における両端部22c、23cがチューブ11の内面側に向かって一段と窪んだ段差状になっているので、突起部22、23を流れる空気の流れをさらに撹乱することができる。このため、空気側の熱伝達率をさらに向上することができる。
図7は、本実施形態においてフィン高さFと伝熱性能Qとの関係を示すグラフである。この図6に示すグラフは、チューブ高さHおよび突起部ピッチPを最適値に設定した熱交換器10での測定結果である。具体的には、チューブ高さHを1.3mm、突起部ピッチPを3.6mmに設定している。また、図7の縦軸は、フィン高さFが2mmおよび9mmのときの伝熱性能Qを100%としている。
図7からわかるように、本実施形態では、フィン高さFが5.0mmのときに熱交換器10の伝熱性能Qが最大になる。すなわち、フィン高さFを3.6mmよりも小さくするにつれて、伝熱面積が減少するので熱交換器10の温度効率φが低下して伝熱性能Qが減少してしまう。
一方、フィン高さFを5.0mmよりも大きくするにつれて、伝熱面積が過剰になってフィン効率が低下するので熱交換器10の温度効率φが低下して伝熱性能Qが減少してしまう。
このため、フィン高さFを2.0mm以上、9.0mm以下の範囲に設定すれば、フィン12によって効果的に放熱でき、伝熱性能Qを向上できることがわかった。
また、フィン高さFを3.0mm以上、7.3mm以下の範囲に設定すれば、フィン12によってより効果的に放熱でき、伝熱性能Qを向上できることがわかった。
さらに、フィン高さFを4.0mm以上、6.0mm以下の範囲に設定すれば、フィン12によって一層効果的に放熱でき、伝熱性能Qを向上できることがわかった。
なお、図7ではチューブ高さHを1.3mm、突起部ピッチPを3.6mmに設定しているが、これに対してチューブ高さHおよび突起部ピッチPを変更すると伝熱性能Qが全体的に若干低下するものの、チューブ高さHと伝熱性能Qとの関係については図7と同様の傾向を示す。すなわち、フィン高さFが約5.0mmのとき伝熱性能Qが最大となり、フィン高さFを約5.0mmよりも小さくまたは大きくするにつれて伝熱性能Qが減少する。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、フィン12の平坦面12c、12dにルーバ12e、12fを多数個形成しているが、本第2実施形態では、図8に示すように、ルーバ12e、12fを廃止している。
上記第1実施形態では、フィン12の平坦面12c、12dにルーバ12e、12fを多数個形成しているが、本第2実施形態では、図8に示すように、ルーバ12e、12fを廃止している。
図8は本実施形態による熱交換部13の主要構造を示す要部斜視図である。このように、ルーバ12e、12fが形成されていないフィン12を用いると、フィン12の放熱性が若干低下するので上記第1実施形態と比較して伝熱性能Qが若干低下するものの、チューブ11の構成は上記第1実施形態と同様であるので、上記第1実施形態とほぼ同等の効果を発揮することができる。
このため、チューブ高さH、突起部ピッチPまたはフィン高さFと伝熱性能Qとの関係については、上記第1実施形態と比較して伝熱性能Qが全体的に若干低下するものの、上記第1実施形態と同様の傾向を示すことがわかった。
(第3実施形態)
上記第2実施形態では、突起部22、23の縁部22a、23aを円弧状に面取りしているが、本第2実施形態では、図9に示すように、突起部22、23の縁部22a、23aを円弧状に面取りすることなく急峻な角形状にしている。
上記第2実施形態では、突起部22、23の縁部22a、23aを円弧状に面取りしているが、本第2実施形態では、図9に示すように、突起部22、23の縁部22a、23aを円弧状に面取りすることなく急峻な角形状にしている。
図9は本実施形態による熱交換部13の主要構造を示す要部斜視図である。このように突起部22、23の縁部22a、23aを面取りすることなく急峻な角形状にしても、上記第2実施形態と同様の効果を発揮することができる。このため、チューブ高さH、突起部ピッチPまたはフィン高さFと伝熱性能Qとの関係については上記第2実施形態と同様の傾向を示すことがわかった。
(第4実施形態)
上記第3実施形態では、チューブ11の突起部22、23を蛇行した曲線形状に形成しているが、本第4実施形態では、図10に示すように、突起部22、23を直線形状に形成している。
上記第3実施形態では、チューブ11の突起部22、23を蛇行した曲線形状に形成しているが、本第4実施形態では、図10に示すように、突起部22、23を直線形状に形成している。
図10は本実施形態による熱交換部13の主要構造を示す要部斜視図である。突起部22、23は、扁平面20、21に沿って一定の幅で空気流れ方向に対して斜めの方向に延びる直線形状に形成されている。
本実施形態においても一方の扁平面20側の突起部22と他方の扁平面21側の突起部23とが互いに同一形状になっているが、突起部22、23は互いに平行ではなく、所定角度で互いに交差するように形成されている。このため、チューブ11内部に複雑に蛇行した冷媒流路が形成される。
一方、チューブ11の扁平面20、21近傍を流れる空気は凹形状20a、21aで偏向して撹乱されるので、空気側の熱伝達率を向上することができる。
このように、突起部22、23を扁平面20、21に沿って空気流れ方向に対して斜めの方向に延びる直線形状に形成しても、上記第3実施形態と同様の効果を発揮することができる。このため、チューブ高さH、突起部ピッチPまたはフィン高さFと伝熱性能Qとの関係については上記第3実施形態と同様の傾向を示すことがわかった。
(第5実施形態)
上記第3実施形態では、チューブ11の突起部22、23を蛇行した曲線形状に形成しているが、本第5実施形態では、図11に示すように、突起部22、23を扁平面20、21に沿って冷媒流れ方向一方側から他方側へ一定の幅でV字状に分かれて延びる形状に形成している。
上記第3実施形態では、チューブ11の突起部22、23を蛇行した曲線形状に形成しているが、本第5実施形態では、図11に示すように、突起部22、23を扁平面20、21に沿って冷媒流れ方向一方側から他方側へ一定の幅でV字状に分かれて延びる形状に形成している。
図11は本実施形態による熱交換部13の主要構造を示す要部斜視図である。本実施形態においても一方の扁平面20側の突起部22と他方の扁平面21側の突起部23とが互いに同一形状になっているが、突起部22のうちV字状に分かれて延びる先端部と突起部23のうちV字状に分かれて延びる先端部とが互いに対向するように形成されている。
このため、突起部22、23が所定角度で互いに交差するので、チューブ11内部には複雑に蛇行した冷媒流路が形成される。
一方、チューブ11の扁平面20、21近傍を流れる空気は凹形状20a、21aで偏向して撹乱されるので、空気側の熱伝達率を向上することができる。
このように、突起部22、23を扁平面20、21に沿って冷媒流れ方向一方側から他方側へV字状に分かれて延びる形状に形成しても、上記第3実施形態と同様の効果を発揮することができる。このため、チューブ高さH、突起部ピッチPまたはフィン高さFと伝熱性能Qとの関係については上記第3実施形態と同様の傾向を示すことがわかった。
(第6実施形態)
上記第3実施形態では、チューブ11の突起部22、23を空気流れ方向(チューブ11の短手方向)全域にわたって連続して形成しているが、本第6実施形態では、図12に示すように、突起部22、23が空気流れ方向で途切れている。
上記第3実施形態では、チューブ11の突起部22、23を空気流れ方向(チューブ11の短手方向)全域にわたって連続して形成しているが、本第6実施形態では、図12に示すように、突起部22、23が空気流れ方向で途切れている。
図12は本実施形態による熱交換部13の主要構造を示す要部斜視図である。本実施形態では、突起部22、23がチューブ11の空気流れ方向下流側端部で途切れている。
なお、空気流れ方向下流側端部のみならず、空気流れ方向上流側端部や、空気流れ方向中央部で突起部22、23が途切れるようにしてもよい。また、複数の突起部22、23の途切れる部位が全て同一である必要はなく、途切れる部位が異なる突起部22、23を適宜組み合わせてもよい。
本実施形態においても、上記第3実施形態と同様に、突起部22、23によって冷媒流れおよび空気流れの撹乱効果を発揮するので、上記第3実施形態と同様の効果を発揮することができる。このため、チューブ高さH、突起部ピッチPまたはフィン高さFと伝熱性能Qとの関係については上記第3実施形態と同様の傾向を示すことがわかった。
(第7実施形態)
上記第3実施形態では、チューブ11の突起部22、23を蛇行した曲線形状に形成しているが、本第7実施形態では、図13に示すように、突起部22、23を扁平面20、21に沿って網目状に形成している。
上記第3実施形態では、チューブ11の突起部22、23を蛇行した曲線形状に形成しているが、本第7実施形態では、図13に示すように、突起部22、23を扁平面20、21に沿って網目状に形成している。
図13は本実施形態による熱交換部13の主要構造を示す要部斜視図である。本実施形態においても、チューブ11内部には複雑に蛇行した冷媒流路が形成される。一方、扁平面20、21の外面には網目状の凹形状20a、21aが形成されるので、凹形状20a、21a内を流れる空気が分岐、合流を繰り返して撹乱される。このため、空気側の熱伝達率を向上することができる。
このように、突起部22、23を扁平面20、21に沿って網目状に形成しても、上記第3実施形態と同様の効果を発揮することができる。このため、チューブ高さH、突起部ピッチPまたはフィン高さFと伝熱性能Qとの関係については上記第3実施形態と同様の傾向を示すことがわかった。
(第8実施形態)
上記各実施形態では、金属薄板をロール成形して凸凹形状を付けた後に、中央部で折り曲げて貼り合わせるように接合することによってチューブ11を形成しているが、本第8実施形態では、図15に示すように、チューブ11を接合することなく一体成形している。
上記各実施形態では、金属薄板をロール成形して凸凹形状を付けた後に、中央部で折り曲げて貼り合わせるように接合することによってチューブ11を形成しているが、本第8実施形態では、図15に示すように、チューブ11を接合することなく一体成形している。
図14は本実施形態による熱交換部13の主要構造を示す要部斜視図である。本実施形態では、チューブ11の扁平面20、21の内面間にはチューブ11の内部空間をチューブ幅方向(空気流れ方向)に仕切る複数の仕切り部31が、扁平面20、21と直交する方向に延びる平板状に形成されている。したがって、チューブ11の内部には複数の冷媒流路がチューブ幅方向(空気流れ方向)に並んで形成されている。
本実施形態ではチューブ11の扁平面20、21の突起部22、23を、上記第3実施形態の突起部22、23と同様の蛇行形状に形成しているが、本実施形態では突起部22、23の頂点部22b、23bおよび両端部22c、23cに段差を設けていない点が上記第3実施形態と異なる。
図15は本実施形態によるチューブ11の形成方法を示す斜視図である。まず、内部に複数の仕切り部31を有する扁平多穴チューブ30が雄型ダイス(図示せず)と雌型ダイス(図示せず)とを組み合わせた複合型の押し出し成形用ダイスを用いた押し出し形成方法によって一体成形される。
そして、扁平多穴チューブ30を、一対の成形ローラ32、33によってロール成形して所定の凹凸形状を付ける。複数の仕切り部31は凹凸形状を成形後も残るので、複数の仕切り部31によってチューブ11の内部空間を幅方向(空気流れ方向)に仕切ることができる。なお、ロール成形ではなく、プレス成形によって所定の凹凸形状を付けてもよい。
このように、チューブ11を形成しても、上記第3実施形態と同様の効果を発揮することができる。このため、チューブ高さH、突起部ピッチPまたはフィン高さFと伝熱性能Qとの関係については上記第3実施形態と同様の傾向を示すことがわかった。
また、本実施形態では、チューブ11の内部に複数の仕切り部31がチューブ11と一体に形成されているので、チューブ11の耐圧強度を高めることができる。
(第9実施形態)
上記第8実施形態では、突起部22、23を蛇行した曲線形状に形成しているが、本第9実施形態では、図16に示すように、突起部22、23を上記第4実施形態の突起部22、23と同様の直線形状に形成している。
上記第8実施形態では、突起部22、23を蛇行した曲線形状に形成しているが、本第9実施形態では、図16に示すように、突起部22、23を上記第4実施形態の突起部22、23と同様の直線形状に形成している。
このように、チューブ11を形成しても、上記第8実施形態と同様の効果を発揮することができる。このため、チューブ高さH、突起部ピッチPまたはフィン高さFと伝熱性能Qとの関係については上記第8実施形態と同様の傾向を示すことがわかった。
また、本実施形態においても、上記第8実施形態と同様に、チューブ11の内部に複数の仕切り部31が形成されているので、チューブ11の耐圧強度を高めることができる。
なお、突起部22、23を上記第1、第2、第5〜第7実施形態の突起部22、23と同様の形状に形成してもよい。
(他の実施形態)
なお、上記第1〜第6、第8、第9実施形態では、突起部22、23が扁平面20、21に沿って一定の幅で延びているが、必ずしも一定の幅である必要はなく、突起部22、23の幅が適宜変化していてもよい。
なお、上記第1〜第6、第8、第9実施形態では、突起部22、23が扁平面20、21に沿って一定の幅で延びているが、必ずしも一定の幅である必要はなく、突起部22、23の幅が適宜変化していてもよい。
また、上記各実施形態では本発明を冷媒凝縮器に適用した例を示しているが、高圧側の冷媒圧力が冷媒の臨界圧力以上となる超臨界冷凍サイクルに適用される冷媒放熱器にも本発明を適用することができる。
11…チューブ、12…フィン、12a、12b…接合部、12e、12f…ルーバ、
25…突出部、20、21…扁平面、20a、21a…凹形状、22、23…突起部、
22a、22b…縁部、F…フィン高さ、H…チューブ高さ、P…突起部ピッチ。
25…突出部、20、21…扁平面、20a、21a…凹形状、22、23…突起部、
22a、22b…縁部、F…フィン高さ、H…チューブ高さ、P…突起部ピッチ。
Claims (21)
- 内部に冷媒が流れ、外部を流れる空気の流れ方向に沿って扁平な断面形状を有するチューブ(11)と、
前記チューブ(11)の扁平面(20、21)に接合されたフィン(12)とを備え、
前記チューブ(11)と前記フィン(12)との積層構造により構成された冷媒放熱器において、
前記扁平面(20、21)には、前記空気が流れる凹形状(20a、21a)を形成する突起部(22、23)が前記扁平面(20、21)の外面側から内面側に向かって打ち出し成形されており、
前記扁平面(20、21)と直交する方向における前記チューブ(11)の外形高さ寸法であるチューブ高さ(H)が0.8mm以上、1.9mm以下の範囲に設定されていることを特徴とする冷媒放熱器。 - 前記チューブ高さ(H)が1.0mm以上、1.6mm以下の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の冷媒放熱器。
- 前記チューブ高さ(H)が1.2mm以上、1.4mm以下の範囲に設定されていることを特徴とする請求項2に記載の冷媒放熱器。
- 前記突起部(22、23)が複数個、前記冷媒の流れ方向に並んで成形されており、
前記冷媒の流れ方向における前記突起部(22、23)相互の間隔である突起部ピッチ(P)が1.0mm以上、6.5mm以下の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の冷媒放熱器。 - 前記突起部ピッチ(P)が1.6mm以上、5.7mm以下の範囲に設定されていることを特徴とする請求項4に記載の冷媒放熱器。
- 前記突起部ピッチ(P)が2.3mm以上、5.0mm以下の範囲に設定されていることを特徴とする請求項5に記載の冷媒放熱器。
- 前記扁平面(20、21)と直交する方向における前記フィン(12)の高さ寸法であるフィン高さ(F)が2.0mm以上、9.0mm以下の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の熱交換器。
- 前記フィン高さ(F)が3.0mm以上、7.3mm以下の範囲に設定されていることを特徴とする請求項7に記載の熱交換器。
- 前記フィン高さ(F)が4.0mm以上、6.0mm以下の範囲に設定されていることを特徴とする請求項8に記載の熱交換器。
- 前記突起部(22、23)が、前記扁平面(20、21)のうち前記空気の流れ方向全域にわたって連続して成形されていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の冷媒放熱器。
- 前記チューブ(11)が、一方の扁平面(20)側の第1部材(11a)と他方の扁平面(21)側の第2部材(11b)との接合によって形成されていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載の冷媒放熱器。
- 前記第1部材(11a)と前記第2部材(11b)とが同一形状の部材であることを特徴とする請求項11に記載の冷媒放熱器。
- 前記チューブ(11)の内部には、前記チューブ(11)の内部空間を前記空気の流れ方向に仕切る仕切り部(31)が配置されており、
前記チューブ(11)が前記仕切り部(31)とともに一体成形されていることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1つに記載の冷媒放熱器。 - 前記突起部(22、23)が、前記扁平面(20、21)に沿って蛇行しながら前記空気の流れ方向に延びる曲線状に成形されていることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1つに記載の冷媒放熱器。
- 前記突起部(22、23)が、前記扁平面(20、21)に沿って前記空気の流れ方向に対して斜めの方向に延びる直線状に成形されていることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1つに記載の冷媒放熱器。
- 前記突起部(22、23)が、前記扁平面(20、21)に沿って前記冷媒の流れ方向一方側から他方側へV字状に分かれて延びる形状に成形されていることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1つに記載の冷媒放熱器。
- 前記突起部(22、23)が、前記扁平面(20、21)に沿って網目状に成形されていることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1つに記載の冷媒放熱器。
- 前記突起部(22、23)が延びる方向と直交する方向側における前記突起部(22、23)の縁部(22a、23a)が急峻な角形状を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項17のいずれか1つに記載の冷媒放熱器。
- 前記突起部(22、23)が延びる方向と直交する方向側における前記突起部(22、23)の縁部(22a、23a)が滑らかな曲面形状を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項17のいずれか1つに記載の冷媒放熱器。
- 前記フィン(12)が薄板材を波状に曲げ成形したコルゲートフィンで構成されており、
前記フィン(12)のうち前記扁平面(20、21)と接合する接合部(12a、12b)が平坦状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項19のいずれか1つに記載の冷媒放熱器。 - 前記フィン(12)には、前記空気の流れと対向するように切り起こされたルーバ(12e、12f)が形成されていることを特徴とする請求項20に記載の冷媒放熱器。
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