JP2007278537A - 画像モニター用加湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】室内全体の加湿による、画像モニター使用者の目や顔面肌の乾燥の加湿緩和では長い時間がかかり、また、直接目に当てると、早い送風を受けて違和感を感じるために、画像モニター使用者の目を中心とした顔面に範囲を集中してより違和感を与えないように使用者が望む風速で短時間に加湿が行える画像モニター用加湿装置を提供することを目的とする。
【解決手段】画像を表示する画像モニター装置本体1に画像モニター使用者の目を中心とした顔面の範囲に加湿した空気を送風する加湿手段2を備えて、この加湿手段2の加湿送風の風速を画像モニター使用者が変更できるようにすることで、画像モニター使用者の目を中心とした顔面の周辺に範囲を絞り画像モニター使用者が望む違和感の少ない風速で直接的に且つ短時間に加湿が行える画像モニター用加湿装置を提供できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像モニター利用者の目や顔面肌の乾燥を緩和するための画像モニター用加湿装置に関する。
近年、パーソナルコンピューターの普及や、会社やオフィスで業務にコンピューターを活用することが一般化してきているが、このコンピューターの画像モニターを利用する使用者は画像内容を把握するために長時間画像モニターを見つめている場合が多く、表示内容を凝視することで、瞬き回数が減り、目を開いている時間が長くなるために、これに伴い眼球を覆う水分が蒸発して、一般的に言うドライアイの症状を訴える人が増加傾向にある。また、これらコンピューターを利用する一般家庭の居室やオフィス等の空気湿度環境も多くのOA機器の発生する熱や温度調節を行う空調機の影響で乾燥化の傾向にあり、ますます画像モニター使用者のドライアイ傾向に拍車を掛け、更には顔面の肌の乾燥による肌荒れの症状までが訴えられる事例も多く見受けられる状況にあり、このようなドライアイや顔面肌の荒れなどの乾燥にまつわるの症状を改善するための空気の加湿に対する要求はますます高まっている。
この種の画像モニターを利用している状態において画像モニター使用者のドライアイや顔面肌の荒れなどの乾燥にまつわる症状を改善するための加湿装置は前例が無く、画像モニターを利用している室内空間全体を加湿する加湿機の利用が一般的であった(例えば、特許文献1参照)。
以下、その加湿装置について図32を参照しながら説明する。
図に示すように装置の躯体を成す本体101の内部に加湿水を溜める水槽102と加湿水を蓄えて水槽102に加湿水を供給する給水用水タンク103と水槽102に溜まった加湿水に一部を浸し加湿水を保水する気化フィルター104とこの気化フィルター104の中央部に気化フィルター104を回転させるための中心軸105と外気を導入し気化フィルター104に対して風を吹き付けて送風する送風装置106とこの送風装置106からの送風空気を加熱するヒーター107と送風装置106から送風されヒーター107と加湿フィルター104を通過した空気を本体101の外部に送り出す吹出口108からなり、給水用水タンク103から水槽102に供給された加湿水は中心軸105に対して回転する気化フィルター104により保水され、この気化フィルター104に保水された加湿水は送風装置106から送風されヒーター107により加熱された送風空気により気化フィルター104から蒸発し、この加湿水の蒸発により送風空気は加湿され、この加湿された送風空気は吹出口108から本体101の外部に吹き出すこととなりこれにより本体101の設置された周囲の空気を加湿するものであった。
特開2005−37011号公報(第1)
このような従来の一般的な加湿装置においては加湿装置が設置された室内全体の加湿が対象あるために、画像モニター使用者の目や顔面肌の乾燥を緩和できる適切な室内空気の加湿状態に乾燥した空気を加湿するためには長い時間がかかり、また吹き出される送風風速が一般的に早いために、短時間での加湿を目的として接近させて直接的に使用すると早い送風を受けて違和感を感じる課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、画像モニター使用者の目を中心とした顔面に範囲を集中して、短時間に違和感を与えない程度の風速で加湿を行うことができる画像モニター用加湿装置を提供することを目的としている。
本発明の画像モニター用加湿装置は上記目的を達成するために画像を表示する画像モニター装置本体に画像モニター使用者の目を中心とした顔面の範囲に加湿した空気を送風する加湿手段を備えた構成において、この加湿手段に加湿送風の風速を画像モニター使用者が変更可能としたものである。
この手段によりを画像モニター使用者の目を中心とした顔面の範囲に直接的に加湿した空気を送風し、画像モニター使用者自身が加湿送風の風速を可変させて使用することができる。
また、加湿手段の加湿送風の風速を画像モニター使用者が変更可能とした構成において、画像モニター使用者により設定された送風風速に応じて過加湿の状態にならないように加湿量も変化させるようにしたものである。
この手段により画像モニター使用者が加湿送風の風速を変化させて使用するときに同時に加湿量も過加湿の状態にならないように変化するものである。
また、加湿手段に画像モニター使用者との間の距離を計測する距離計測手段を備え、この距離計測手段が計測した画像モニター使用者との距離情報に基づいて画像モニター使用者との間の距離が変化した位置においても画像モニター使用者が受ける風速が画像モニター使用者が違和感を感じ難い風速に基づいて予め規定する風速となるように加湿送風の風速を変更するようにしたものである。
この手段により画像モニター使用者との間の距離が距離計測手段により計測され、この計測された画像モニター使用者との距離情報に基づいて画像モニター使用者が受ける風速が予め規定する画像モニター使用者が違和感を感じ難い風速になるように加湿送風の風速は変化する。
また、加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に周囲の温度と湿度を測定して表示を行う温度湿度表示手段を備えたものである。
この手段により画像モニター使用者は画像モニター装置を使用している状態で画像モニター装置の使用中の温度湿度を確認することができる。
また、加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に周囲の湿度を測定してこの測定した湿度の値が規定した湿度値に対して低いときには画像モニター使用者に対して乾燥注意を促す乾燥警報手段を配置したものである。
この手段により規定湿度値を超える湿度低下を感知すると警報を発し画像モニター使用者に対して乾燥注意を促すこととなる。
また、加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に画像モニター使用者が自分自身の目や顔面の肌の状態を確認できるように姿確認手段を配置したものである。
この手段により画像モニター使用者は画像モニター装置を使用している状態で姿確認手段を確認することで自分自身の目や顔面の肌の状態を認識することができるものである。
また、加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に画像モニター使用者が自分自身の目や顔面の肌の状態を確認できるように画像モニター使用者の方向を撮影し画像モニター使用者が見ている画像モニター装置に対して撮影した画像を表示する画像入力手段を備えたものである。
この手段により画像モニター使用者は画像モニター装置を使用している状態で画像モニター装置に映る自分自身の撮影された映像を見て自分自身の目や顔面の肌の状態を確認することができるものである。
また、加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に画像モニター使用者の方向を照らす照明手段を配置したものである。
この手段により画像モニター装置を使用者している画像モニター使用者の顔面は照明で照らされることとなる。
また、加湿手段に対して照明手段を可動自在に係着し照明手段が照らす方向の中心を画像モニター使用者が調節できるようにしたものである。
この手段により画像モニター使用者は照明が照らす方向の中心を調節して変更することができることとなる。
また、加湿手段に加湿送風の範囲の広がりを画像モニター使用者の目の範囲に集中した送風や、顔面全体の広い範囲を対象とした送風に変更する送風範囲変更手段を備えるものである。
この手段により画像モニター使用者は加湿送風の範囲の広がりを自身の目の範囲に集中した送風や、顔面全体の広い範囲を対象とした送風に調節することができる。
また、加湿手段の加湿空気の基となる加湿水を空気中に含まれる水分をペルチェ素子の冷却面で結露させて凝集することで滴下させた水で供給するようにしたものである。
この手段によりペルチェ素子の冷却面で凝集して滴下する空気中に含まれる水分が結露した水で加湿水を供給されることとなる。
また、加湿手段の加湿空気の生成を加湿水をペルチェ素子の発熱面に生じる熱で加熱し蒸発させることで供給するようにしたものである。
この手段によりペルチェ素子の発熱面に生じる熱で加湿水を加熱し蒸発させることで加湿空気を生成して供給することとなる。
本発明によれば画像モニター装置本体に備えた加湿手段から画像モニター使用者の目を中心とした顔面の狭い範囲に対して加湿した空気が画像モニター使用者自身が可変し調整した風速で直接的に送風されるために、画像モニター使用者が望む風速で短時間に加湿が行えることとなり、よって画像モニター使用者が望む違和感を感じない風速で目や顔面の肌を直接的且つ短時間に加湿できる画像モニター用加湿装置を提供できる。
また、加湿手段の加湿送風の風速を画像モニター使用者が変更可能とした構成において、画像モニター使用者により設定された送風風速に応じて過加湿の状態にならないように加湿量も変化させるものであるために、画像モニター使用者が加湿送風の風速を可変させて使用するときに可変設定されたどの送風風量においても過加湿の状態が生じないために加湿送風吹き出し後の画像モニター装置周辺への結露発生を抑制した適切な加湿送風が行える画像モニター用加湿装置を提供できる。
また、加湿手段に画像モニター使用者との間の距離を計測する距離計測手段を備え、この距離計測手段が計測した画像モニター使用者との距離情報に基づいて画像モニター使用者との間の距離が変化した位置においても画像モニター使用者が受ける風速が画像モニター使用者が違和感を感じ難い風速に基づいて予め規定する風速となるように加湿送風の風速を変更するようにしたものであるために、画像モニター装置本体と画像モニター使用者の間の距離が変化しても画像モニター使用者が受ける風は画像モニター使用者が違和感を感じ難い風速となる画像モニター用加湿装置を提供できる。
また、加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に周囲の温度と湿度を測定して表示を行う温度湿度表示手段を備えたものであるために、画像モニター使用者は画像モニターを使用している状態で画像モニター装置の使用中の周囲の温度湿度状態を確認することで適切に加湿できているかを判断することができる画像モニター用加湿装置を提供できる。
また、加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に周囲の湿度を測定してこの測定した湿度の値が規定した湿度値に対して低いときには画像モニター使用者に対して乾燥注意を促す乾燥警報手段を備えたものであるために、画像モニター装置を使用している画像モニター使用者は規定湿度値を超える周囲の湿度低下を感知すると発せられる警報を確認することで加湿の必要性を認識することができる画像モニター用加湿装置を提供できる。
また、加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に画像モニター使用者が自分自身の目や顔面の肌の状態を確認できるように姿確認手段を配置したものであるために、画像モニター使用者は画像モニターを使用している状態で姿確認手段を確認することで自分自身の目や顔面の肌の状態を認識して加湿の効果や必要性を知覚することができる画像モニター用加湿装置を提供できる。
また、加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に画像モニター使用者が自分自身の目や顔面の肌の状態を確認できるように画像モニター使用者の方向を撮影し画像モニター使用者が見ている画像モニター装置に対して撮影した画像を表示する画像入力手段を備えたものであるために、画像モニター使用者は画像モニター装置を使用している状態で画像モニター装置に映る自分自身の撮影された映像を見て自分自身の目や顔面の肌の状態を確認することで加湿の効果や必要性を認識することができる画像モニター用加湿装置を提供できる。
また、加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に画像モニター使用者の方向を照らす照明手段を配置したものであるために、画像モニター使用者は画像モニター装置を使用している状態で姿確認手段もしくは画像入力手段で撮影されて画像モニター装置に映る自分自身の照明で明るく照らされた姿を確認することができるために自分自身の目や顔面の肌の状態をより認識し易くなる画像モニター用加湿装置を提供できる。
また、加湿手段に対して照明手段を可動自在に係着し照明手段が照らす方向の中心を画像モニター使用者が調節できるようにしたものであるために、画像モニター使用者は画像モニター装置を使用している状態で照明が照らす方向の中心を画像モニター使用者が確認したい部位を最も明るく照明できるように調節することができる画像モニター用加湿装置を提供できる。
また、加湿手段に加湿送風の範囲の広がりを画像モニター使用者の目の範囲に集中した送風や、顔面全体の広い範囲を対象とした送風に変更する送風範囲変更手段を備えたものであるために、画像モニター使用者自身が加湿送風の範囲の広がりを自身の目の範囲に集中した送風や、顔面全体の広い範囲を対象とした送風に調節できることで、画像モニター使用者自身が要望する加湿対象を適切に加湿できる画像モニター用加湿装置を提供できる。
また、加湿手段の加湿空気の基となる加湿水を空気中に含まれる水分をペルチェ素子の冷却面で結露させて凝集することで滴下させた水で供給するようにしたものであるために、ペルチェ素子の冷却面に生じる空気中に含まれる水分が結露し凝集して滴下した水で加湿水は供給されるために画像モニター使用者の外部からの水の供給を不要とした画像モニター用加湿装置を提供できる。
また、加湿手段の加湿空気の生成を加湿水をペルチェ素子の発熱面に生じる熱で加熱し蒸発させることで供給するようにしたものであるために、ペルチェ素子の冷却面に生じる結露水で加湿水は供給する構成においては、このペルチェ素子の発熱面に生じる熱で加湿水を加熱し加湿空気を生成できるために加湿空気生成のために別のエネルギーの付加を必要としない画像モニター用加湿装置を提供できる。
本発明の画像モニター用加湿装置は上記目的を達成するために画像を表示する画像モニター装置本体に画像モニター使用者の目を中心とした顔面に範囲を集中して加湿した空気を送風する加湿手段を備えた構成において、この加湿手段に加湿送風の風速を画像モニター使用者が変更可能としたものであり、画像モニター使用者は画像モニター使用者の目の方向に対して範囲を絞り送風される加湿送風の風速を可変させて使用することができる作用を有する。
また、加湿手段の加湿送風の風速を画像モニター使用者が変更可能とした構成において、画像モニター使用者により設定された送風風速に応じて過加湿の状態にならないように加湿量も変化させるものであり、画像モニター使用者が加湿送風の風速を変化させて使用するときに同時に加湿量も過加湿の状態が生じないように変化する作用を有する。
また、加湿手段に画像モニター使用者との間の距離を計測する距離計測手段を備え、この距離計測手段が計測した画像モニター使用者との距離情報に基づいて画像モニター使用者との間の距離が変化した位置においても画像モニター使用者が受ける風速が画像モニター使用者が違和感を感じ難い風速に基づいて予め規定する風速となるように加湿送風の風速を変更するようにしたものであり、画画像モニター装置本体と画像モニター使用者の間の距離が変化しても送風風速は画像モニター使用者が違和感を感じ難い風速に調節される作用を有する。
また、加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に周囲の温度と湿度を測定して表示を行う温度湿度表示手段を備えたものであり、画像モニター使用者は画像モニターを使用している状態で画像モニター装置の使用中の周囲の温度湿度を確認することができる作用を有する。
また、加加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に周囲の湿度を測定してこの測定した湿度の値が規定した湿度値に対して低いときには画像モニター使用者に対して乾燥注意を促す乾燥警報手段を配置したものであり、規定湿度値を超える周囲の湿度低下を感知すると警報を発し画像モニター使用者に対して乾燥注意を促す作用を有する。
また、加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に画像モニター使用者が自分自身の目や顔面の肌の状態を確認できるように姿確認手段を配置したものであり、画像モニター使用者は画像モニター装置を使用している状態で姿確認手段を認識することで自分自身の目や顔面の肌の状態を目視確認できる作用を有する。
また、加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に画像モニター使用者が自分自身の目や顔面の肌の状態を確認できるように画像モニター使用者の方向を撮影し画像モニター使用者が見ている画像モニター装置に対して撮影した画像を表示する画像入力手段を備えたものであり、画像モニター使用者は画像モニター装置を使用している状態で画像モニター装置に映る自分自身の撮影された映像を見ることで自分自身の目や顔面の肌の状態を確認することができる作用を有する。
また、加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に画像モニター使用者の方向を照らす照明手段を配置したものであり、画像モニター装置を使用者している画像モニター使用者の顔面は照明で照らされる作用を有する。
また、加湿手段に対して照明手段を可動自在に係着し照明が照らす方向の中心を画像モニター使用者が調節できるようにしたものであり、画像モニター使用者は照明が照らす方向の中心を調節できる作用を有する。
また、加湿手段に加湿送風の範囲の広がりを画像モニター使用者の目の範囲に集中した送風や、顔面全体の広い範囲を対象とした送風に変更する送風範囲変更手段を備えるものであり、画像モニター使用者は加湿送風の範囲の広がりを自身の目の範囲に集中した送風や、顔面全体の広い範囲を対象とした送風に調節することができる作用を有する。
また、加湿手段の加湿空気の基となる加湿水を空気中に含まれる水分をペルチェ素子の冷却面で結露させて凝集することで滴下させた水で供給するようにしたものであり、ペルチェ素子の冷却面に生じる空気中に含まれる水分が結露し凝集して滴下した水で加湿水を供給することとなる作用を有する。
また、加湿手段の加湿空気の生成を加湿水をペルチェ素子の発熱面に生じる熱で加熱し蒸発させることで供給するようにしたものであり、ペルチェ素子の発熱面に生じる熱で加湿水を加熱し蒸発させることで加湿空気は供給されることとなる作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1から図5に示すように、画像を表示する画像モニター装置本体1の外郭上部の中央に加湿手段2は配設され、この加湿手段2は中空形状の加湿機外郭3の内部に加湿水を溜める加湿槽4と、この加湿槽4に溜まった加湿水に浸る位置に配置され加湿水を気化させるための超音波振動素子5と、この超音波振動素子5により気化された加湿水により加湿された空気を送風するための送風装置6と、前記超音波振動素子5と送風装置6の動作を制御する制御手段7を備える。また、加湿機外郭3の一端には送風装置6の送風空気を加湿機外郭3の内部に導入するための吸気開口8と、この吸気開口8と対向する加湿機外郭3のもう一端には加湿された空気を加湿機外郭3の外部に放出するための送風開口9を画像モニター使用者の方向に向けて開設している。加湿槽4への加湿水の給水は加湿機外郭3の外部から取り外し自在に配設され、内部に加湿水を蓄える給水タンク10により行う。また、加湿槽4の内部には加湿水の有無を検出するための加湿水検出手段11を配置している。加湿水検出手段11は加湿水に対し浮力を持つフロート12と、このフロート12を加湿槽4の内部の規定位置に可動状態で軸着するフロート軸13と、フロート12の内部に埋め込まれた磁石14と、この磁石14の磁力により接点が閉ざされる加湿槽4の壁面に固設されたリードスイッチ15から構成され、このリードスイッチ15の接点の閉ざされた状態を在水状態として電気信号の形態で制御手段7に対して出力することで加湿水の有無を制御手段7に伝達するものである。また、加湿手段2の画像モニター使用者の方向に向く送風開口9に近接させて画像モニター使用者が操作可能な位置に回転位置を電気信号の形態で制御手段7に対して出力し風速の調整状態を制御手段7に伝達するためのための風速調整ボリューム16を配置している。また、加湿機外郭3の画像モニター装置本体1の外郭上部と接する位置には画像モニター装置本体1に加湿機外郭3を取り外し自在に掛着するための固定凸部17を固設している。なお図3において太線の矢印線は送風による風の流れを示している。
ここで、加湿機外郭3の一端に設けられた送風開口9は画像モニター装置本体1に加湿手段2を取り付けた状態において画像モニター装置本体1の画像表示面に対してほぼ垂直な方向に風を吹き出すように開設したものであり、画像モニターを見る画像モニター使用者と画像モニター装置本体1の一般的な間隔において画像モニター使用者の目を中心としてほぼ顔面の大きさの範囲に送風が行えるように設定したものである。
ここで、給水タンク10は下端に設けられた開口部が加湿槽4に溜った加湿水の水面に浸かるように挿着し配置される構成であり、この加湿水の水面が加湿動作の進行に伴い低下し、給水タンク10の開口部と水面の間に隙間が生じると給水タンク10の内部に空気が侵入し、この進入により開口部と水面間の隙間が解消されるまでの間、給水タンク10から加湿槽4に対し加湿水が供給される、一般的な自動給水方式で構成したものである。
ここで、超音波振動素子5は高周数電圧を印加すると超音波振動を発生するPZTなどのいわゆる圧電セラミック振動子を利用するものであり、微細な超音波振動により加湿水を空気中に微細化分散させ加湿するものであり、この加湿水の微細化分散による気化に適した共振周波数約1.6kHzの素子を使用したものである。
ここで、送風装置6は直流あるいは交流の電圧を印加すると回転動力を発生する一般的な電動機モーターを使用したものである。
制御手段7は加湿装置全体の動作を制御するマイクロコンピューター18と、このマイクロコンピューター18で制御され超音波振動素子5を駆動する高周波電圧発生回路19と、同じく送風装置6を駆動する送風装置駆動回路20と、これらマイクロコンピューター18と高周波電圧発生回路19と送風装置駆動回路20に電力を供給する電源回路21から構成される。
ここで、マイクロコンピューター18は中央演算装置(CPU)、入出力装置、アナログ・デジタル変換入力装置(A/D)、リードオンリーメモリー(ROM)、リード・ライトメモリー(RAM)を内蔵したいわゆる1チップマイクロコンピューターを使用するものであり加湿水検出手段11から出力されるリードスイッチ15の接点の閉ざされた状態の電気信号を入力として受けたときには加湿槽4内部の加湿水の存在を判断するようにしたものであり、加湿水の存在を判断した状態においては高周波電圧発生回路19と送風装置駆動回路20に対し動作電圧信号を出力して超音波振動素子5と送風装置6を駆動させて加湿送風を実施する。また、マイクロコンピューター18は回転位置を電気信号として電圧値の変化に変換して出力する風速調整ボリューム16から電気信号を入力としてこの風速調整ボリューム16からの電気信号の電圧値に基づいて送風装置駆動回路20の動作電圧信号を変化させて送風装置6の回転速度を変化させるようにソフトウェアー的にプログラムするものである。
ここで、高周波電圧発生回路19は電源回路21の電力を変換して超音波振動素子5を構成する圧電セラミック振動子の共振周波数の高周波電圧を発生する一般的な自励発振回路で構成したものである。
ここで、送風装置駆動回路20は電源回路21の電力を送風装置6に対して入り切り可能とするトランジスターなどの一般的なスイッチ素子を主体として構成したものである。
次に図6に基づいて制御手段7の主体を成すマイクロコンピューター18が風速調整ボリューム16で可変設定される電圧値に対してソフトウェアー的にコントロールする送風装置駆動回路20の動作電圧信号、および送風装置6の回転速度の変化について説明する。図6はマイクロコンピューター18に入力される風速調整ボリューム16で可変設定される電圧値とマイクロコンピューター18がこの入力された電圧値に基づいて判断する送風装置駆動回路20の動作電圧信号の変化の関係と、更に送風装置6の回転速度の関係を示したグラフ図であり横軸に風速調整ボリューム16で可変設定されるマイクロコンピューター18に入力される電圧値を示し縦軸に送風装置駆動回路20の動作電圧信号と送風装置6の回転速度を示したものである。本駆動方式は図に示すように風速調整ボリューム16で可変設定される電圧値が高くなるほど送風装置駆動回路20の動作電圧信号の印加間隔を狭めていくいわゆるPWM制御により送風装置6の回転速度を高めるように制御するものである。なお風速調整ボリューム16で可変設定される電圧値が最低電位値であるときには送風装置駆動回路20の動作電圧信号も停止させることで送風装置6への電源回路21からの電力供給を完全に切り回転を停止させることで送風を停止させ、また風速調整ボリューム16で可変設定される電圧値が最高電位値あるときには送風装置駆動回路20の動作電圧信号も常時印加状態として送風装置6への電源回路21からの電力供給を最大とすることで回転速度も最大として最大風速で送風するようにソフトウェアー的にマイクロコンピューター18の動作を設定しているものである。
次にこのように構成した加湿手段2の動作について説明する。画像モニター装置1の外郭上部に加湿手段2が加湿機外郭3に固設された固定凸部17で掛着して設置された状態において加湿機外郭3の内部の加湿槽4に対し加湿水を蓄えた給水タンク10が挿着されると給水タンク10より加湿水が加湿槽4に供給される。加湿槽4に加湿水が供給されると加湿槽4の内部の水位上昇に伴い加湿水検出手段11を構成するフロート12が軸着されたフロート軸13を中心に回動して浮上する。このフロート12の浮上に伴い加湿槽4の壁面に固設されたリードスイッチ15にフロート12に内蔵された磁石14が接近すると磁石14の磁力でリードスイッチ15が閉ざされ制御手段7を構成するマイクロコンピューター18に対して加湿水検出手段11から加湿槽4内部の加湿水の在水状態が電気信号の形態で出力され、この出力を受けてマイクロコンピューター18は加湿槽4の加湿水の在水状態を判断する。マイクロコンピューター18は加湿槽4の加湿水の在水状態を判断すると高周波電圧発生回路19および送風装置駆動回路20を介して超音波振動素子5と送風装置6に電源回路21からの電力を供給して起動させる。超音波振動素子5が起動されると超音波振動素子5は超音波振動を発生しこの超音波振動により加湿槽4の中の加湿水は空気中に微細化して分散され加湿機外郭3の内部空間の空気を加湿し、また送風装置6が起動されると加湿機外郭3の一端に設けられた吸気開口8より加湿機外郭3の内部に外気が導入され加湿機外郭3の内部の加湿された空気を加湿機外郭3の吸気開口8に対向する一端に開設された送風開口9の方向に押し出すことなり、よって送風開口9からの加湿した空気が送風されることとなる。
ここで、送風開口9は画像モニター装置本体1に加湿手段2が取り付けられた状態で画像モニター装置本体1を利用している画像モニター使用者の目を中心としてほぼ顔面の大きさの範囲に送風が行えるように開設しているために送風開口9から送風された加湿された空気は画像モニター使用者の目を中心とした顔面の方向に向かい送風されることとなる。
また、画像モニター使用者が送風開口9に近接させて配置された風速調整ボリューム16を操作すること制御手段7を構成するマイクロコンピューター18に風速調整ボリューム16により可変設定される電圧値が入力されるとマイクロコンピューター18はこの入力された電圧値に応じて送風装置駆動回路20の動作電圧信号の印加間隔を変化させ電源回路21からの送風装置6への供給電力を変化させることで送風装置6の回転速度が変化するために送風開口9から送風される加湿された空気を画像モニター使用者自身が要望するの送風風速に変えることができる。
なお、ここでは画像モニター装置1の外郭上部に加湿手段2が加湿機外郭3に固設された固定凸部17で掛着して設置する構成を示しているが画像モニター装置1に直接的に加湿手段2を内蔵して構成してもその作用効果に差異が無いことは言うまでもない。
なお、ここでは画像モニター装置1の外郭上部に加湿手段2を掛着するための固定凸部17は加湿機外郭3に固設した構成を示しているが、加湿機外郭3に対して可動自在に固定する構成とすることで、画像モニター装置1への掛着時の位置調整や各種サイズの異なる画像モニター装置1に加湿手段2を取り付けて使用できるなど更に活用性を向上させることもできる。
なお、ここでは画像モニター装置1の外郭上部に加湿手段2が加湿機外郭3に固設された固定凸部17で掛着して設置する構成を示しているが、画像モニター装置1に隣接させて加湿装置を別配置して、この加湿装置の加湿した空気を画像モニター使用者の目の方向に対して送風するような構成としても同様の作用効果を実現できることは言うまでもない。
なお、送風開口9から送風された加湿された空気は画像モニター使用者の目の方向を中心とした顔面の範囲に送風されるために画像モニター使用者の目の乾燥を緩和することはもちろんのこと顔面肌の乾燥も効果的に緩和できることは言うまでもない。
なお、加湿水、あるいは加湿した空気に安静感をもたらす香料を加えることや、マイナスイオン発生機で生成させたマイナスイオンを付加させることで画像モニター使用者のリラクゼーション感も向上できることは言うまでも無い。
また、図7に示すように風速調整ボリューム16の操作に連動して超音波振動素子5に対する電源回路21からの電力供給をマイクロコンピューター18で高周波電圧発生回路19の動作電圧信号の駆動時間を変化させるようにソフトウェアー的に構成することで画像モニター使用者自身の調整による風速調整ボリューム16の操作に応じた加湿送風風速の変化に対して連動したの加湿量の調節も可能とできる。図7はマイクロコンピューター18に入力される風速調整ボリューム16で可変設定される電圧値とマイクロコンピューター18がこの入力された電圧値に基づいて判断する高周波電圧発生回路19の動作電圧信号の状態と、更に超音波振動素子5に対する電力印加状態の関係を示したグラフ図であり横軸に風速調整ボリューム16で可変設定される電圧値を示し縦軸に高周波電圧発生回路19の動作電圧信号と超音波振動素子5に対する電力印加状を示したものである。本駆動方式も図に示すように風速調整ボリューム16で可変設定される電圧値が高くなるほど高周波電圧発生回路19の駆動時間の間隔を狭めていくいわゆるPWM制御により超音波振動素子5に対する電力印加を時間平均的に増加させることで加湿量を高めるように制御するものであり。
ここで、可変設定される送風風量と加湿量の関係は対象とする機器の製品仕様で決定する使用周囲温湿度範囲で周辺に結露が生じるような過加湿の状態、つまり送風開口9から送風された加湿空気中の絶対湿度が使用周囲温度範囲の中で飽和水上気圧を超えないように加湿量を変化させることを原理として調節するものであり、例えば周囲温度が25℃である場合には絶対湿度値が23.1g/m3以下になるように加湿量を調節すること基本としている。しかし、実際には送風開口9から送風される加湿空気の分散があり演算上の規定が難しいために使用周囲温湿度範囲に合わせて実験的に送風風量に対する結露が発生しない加湿量を求めて、この関係をマイクロコンピューター18でソフトウェアー的に規定して発生させる加湿量を制御するものである。
なお、マイクロコンピューター18で判断する風速調整ボリューム16で可変設定される電圧値が最低電位値から規定する電圧値の値までは(図7上、電圧V0からV1の間は)は高周波電圧発生回路19を一定の最長時間間隔で駆動して超音波振動素子5に対する電力印加を最低限にすることで規定する最低限の加湿量を発生させるようにマイクロコンピューター18のソフトウェアーで構成することで最低限の加湿量を確保する設定も可能である。ここで、マイクロコンピューター18で判断する風速調整ボリューム16で可変設定される最低電位値から規定する電圧値の値は、加湿手段2の使用において送風装置6の回転が停止の状態から規定する低速の状態においても過加湿状態が発生しない加湿量を実験的に求めて設定するものである。よって、画像モニター使用者が風速調整ボリューム16を操作して送風開口9から吹き出される加湿された空気を画像モニター使用者自身が要望するの送風風速に変化させたことに連動して、送風風速が規定した一定の送風風速の間は過加湿の発生を抑制しつつ、規定した最低限の加湿量を維持することができる。
また、図8から図10に示すように加湿手段2の加湿機外郭3の画像モニター使用者の方向に向く送風開口9に近接させて加湿手段2と画像モニター使用者との間の距離を計測し、この計測した距離情報を制御手段7に対して出力する距離計測手段22を備えることで制御手段7の主体を成すマイクロコンピューター18でソフトウェアー的にこの距離計測手段22が計測した距離情報に基づいて送風装置駆動回路20の動作電圧信号の印加間隔を変化させ電源回路21からの送風装置6への供給電力を変化させることで送風装置6の回転速度を変化させ送風開口9から送風される加湿された空気の風速を画像モニター使用者自身が風速調整ボリューム16を操作する代わりに自動的に調節することもできる。
ここで、距離計測手段22は距離計測対象に対する超音波の送信とこの送信された超音波の対象からの反射波を受け、超音波の送信と反射波の受信の時間差として距離計測対象との距離を認識する一般的な超音波反射型の距離計測方式で実現するものであり、超音波送信素子23と超音波受信素子24を超音波の送受信の範囲中央が中心となるように画像モニター使用者の顔面方向に対して送風開口9に近接させて配置したものであり、超音波送信素子23の超音波の送信と超音波受信素子24の反射波受信の時間差を図11に示すようにマイクロコンピューター18で計測する(図上td)ことでマイクロコンピューター18で大気中音速度に基づいてこの時間差から距離を換算することで画像モニター使用者との距離を判断するように構成したものである。
次に図12に基づいて距離計測手段22において計測した距離情報から制御手段7の主体を成すマイクロコンピューター18が判断した画像モニター使用者との距離とこの判断した画像モニター使用者との距離からソフトウェアー的にコントロールする送風装置駆動回路20の動作電圧信号、および送風装置6の回転速度の変化について説明する。図12はマイクロコンピューター18で判断した画像モニター使用者との距離と送風装置駆動回路20の動作電圧信号の変化の関係と、更に送風装置6の回転速度の関係を示したグラフであり横軸に判断した画像モニター使用者との距離を縦軸に送風装置駆動回路20の動作電圧信号と送風装置6の回転速度を示したものである。図に示すようにマイクロコンピューター18で判断した画像モニター使用者との距離が離れる送風装置駆動回路20の動作電圧信号の印加間隔を狭めていくいわゆるPWM制御により送風装置6の回転速度を高めるように制御するものである。
なお、マイクロコンピューター18で判断した画像モニター使用者との距離に対応した加湿空気の送風風速の関係は、画像モニター装置を利用する画像モニター使用者が画像モニター装置から離れた位置において加湿手段2から加湿された空気の送風を受けても違和感を感じ難い程度の風速になるように送風風速を可変させることを基本として設定するものであり、たとえば対象となる画像モニター装置がパーソナルコンピューターの画像表示装置であるときは画像モニター装置と画像モニター使用者と間の距離は50cmから80cmが最適とされており最短では30cm程度での利用も一般的とされているために実使用上のバラツキを考慮して25cmから90cm程度の範囲の距離を判断するように設定し、また人間が心地よく違和感を感じ難い風速は1m/秒前後であると一般的にされているために、上記の判断距離の間で加湿手段2と画像モニター使用者との間の距離が変化しても画像モニター使用者の位置で感じる風速が0.5m/秒から1m/秒程度になるように送風装置6の回転速度を可変して制御するものである。
また、図13および14に示すように加湿手段2の加湿機外郭3の画像モニター使用者から見える位置に温度湿度表示手段25を備えることで画像モニター使用者に画像モニター装置を使用している状態で周囲の温度湿度の値を認識させることで加湿の必要性を認識させることもできる。温度湿度表示手段25は加湿手段2の外郭に開けたセンサ−開口26を通じて加湿手段2の周辺空気の温湿度を湿度測定手段27と温度測定手段28で測定して、この湿度測定手段27と温度測定手段28にて測定した温湿度の情報を制御手段7の主体を成すマイクロコンピューター18で読み取り、マイクロコンピューター18で読み取った温湿度の情報をマイクロコンピューター18から表示手段29に対して表示手段29の表示方式に合わせた信号形態に変換して出力することで表示手段29で周辺空気の温湿度の状態を表示するように構成したものである。
ここで、湿度測定手段27は相対湿度の値によってインピーダンス値が変化する湿度センサーとこの湿度センサーのインピーダンス値を電圧値の変化に変換するインピーダンス電圧変換回路を使用した一般的な相対湿度測定回路で構成したものである。
ここで、温度測定手段28は温度により抵抗値が変化するサーミスターとこのサーミスターと直列に抵抗を接続してこの分圧抵抗比の変化を電圧の変化に変換する一般的なサーミスター型温度測定回路で構成したものである。
ここで、表示手段29は一般的なセグメント点灯型のLED等の数値表示器を使用し数値表示を行うものであり、マイクロコンピューター18から判断した湿度と温度の数値データーに対応した各セグメントの点灯切り替えを行い表示を行うようにしたものである。
さらには図15から図17に示すように加湿手段2の画像モニター使用者から見える位置に画像モニター使用者に対して乾燥状態を光の点灯で報知する乾燥警報手段30を備えて制御手段7の主体を成すマイクロコンピューター18で読み取った湿度測定手段27にて測定した湿度の情報とあらかじめ規定した基準湿度値とをマイクロコンピューター18でソフトウェアー的に比較することで、測定した湿度値が基準湿度値に対して乾燥方向にあればマイクロコンピューター18で乾燥警報手段30の点灯を行うように制御することで直接的に画像モニター使用者に対して乾燥の状態の注意を与えることもできる。
ここで、乾燥警報手段30は一般的なLED等の発光部品で構成するものである。
また、図18に示すように加湿手段2の加湿機外郭3の画像モニター使用者から見える位置に姿確認手段31を備えて画像モニター使用者が画像モニター装置を使用している状態で姿確認手段31に映った自身の姿を目視確認できるように構成することで画像モニター使用者が姿確認手段31に映る自分自身の姿から直接的に眼球の充血や肌の荒れ等の乾燥にまつわる具体的な症状を確認し易くなることで画像モニター使用者のその時点の加湿の必要性に対する認識を助勢し、また加湿の効果を確認し易くする機能を提供することもできる。
ここで、姿確認手段31は鏡を配置して構成することが最適であり、加湿手段2の設置対象とする画像モニター装置本体1と画像モニター使用者の一般的な間隔位置において画像モニター使用者が画像モニター使用者自身の目や肌の状態を目視確認できるような最低限度の面積を有した鏡を配置するものである。また、ここで配置する鏡を凹面鏡とすることで映り込む姿を拡大させることで、たとえば確認したい目の状態などを画像モニター使用者がより観察し易いようにすることもできる。
さらには、図19から図21に示すように姿確認手段31の代わりに画像モニター使用者の方向を撮影し画像モニター使用者が見ている画像モニター装置に対して撮影した画像を表示する画像入力手段32を配置することで画像モニター使用者が画像モニター装置を使用している状態で画像入力手段32によって撮影され画像モニター装置本体1aに映る画像モニター使用者自身の姿を目視確認できるように構成することで画像モニター使用者が自分自身の眼球の充血や肌の荒れ等の乾燥にまつわる具体的な症状をより確認し易くすることもできる。なおここでは画像モニター装置本体1aはパーソナルコンピューターの画像表示装置であるときに基づいて説明しているものであり、図上、加湿手段2を設置した画像モニター装置本体1aはパーソナルコンピューターの主体となるコンピューター装置本体33の画像出力出力端子34に接続してコンピューター装置本体33の処理結果に対応し画像出力端子34から出力される画像信号を画像モニター装置本体1aで表示する一般的なパーソナルコンピューターの構成であり、画像入力手段32はコンピューター装置本体33のUSB端子35に接続して画像入力手段32にて撮影され電気信号化された映像信号をUSB端子35を介してコンピューター装置本体33に取り込み、この取り込んだ映像信号をコンピューター装置本体33の内部のソフトウェアー処理によって画像出力出力端子34から出力する画像信号に変換して画像出力出力端子34から画像モニター装置本体1aに対して出力することで画像入力手段32にて撮影された映像が画像モニター装置本体1aに表示されるように構成したものである。
ここで、画像入力手段32は撮影対象からの光を光学レンズを介してCCDやCMOSなどのイメージセンサデバイス上に結像させて、その像を電圧信号化してこの電圧信号をA/D変換器でディジタル信号に変換し、さらにこのディジタル信号をUSB(Universal Serial Bus)のデーター通信規格に適合した通信信号にUSBインタフェースを介して変換することでコンピューター装置本体33のUSB端子35での映像信号の読み込とコンピューター装置本体33で映像信号の処理を可能とした一般的に言うUSBカメラで構成するものである。
なお、画像モニター装置の対象が一般的なテレビであるときには画像入力手段32を撮影対象からの光を光学レンズを介してCCDやCMOSなどのイメージセンサデバイス上に結像させて得た電圧信号をテレビ受像が可能なNTSC(National Television Standarde Committee)に準拠した映像信号(コンポジット信号、あるいはセパレート信号)に変化するNTSCインタフェースを介してテレビ受像器の各映像信号入力端子に入力可能な構成とすることで同様の作用と効果を実現できることは言うまでもない。
さらには、図22および図23に示すように加湿手段2の加湿機外郭3の画像モニター使用者から見える位置に画像モニター使用者の方向を照らす照明手段36を配置することで画像モニター使用者が画像モニター装置を使用している状態において画像モニター使用者の姿を照明手段36により明るく照らす機能を付加することもできる。よって、たとえば図22に示すような加湿手段2に姿確認手段31を備えた構成においては姿確認手段31に映る照明手段36に照らされた画像モニター使用者の姿は明るく鮮明になり、よって画像モニター使用者が姿確認手段31に映る自分自身の姿を確認し易くなり、その姿から眼球の充血や肌の荒れ等の乾燥にまつわる具体的な症状をより詳しく確認することができるために、その時点の加湿の必要性を認識することや、また、加湿手段2による加湿を実施している状態においては加湿の効果をさらに確認し易くなる機能を提供することができる。
ここで、照明手段36は図に示すように、照明の主体を成す照明用LED37と画像モニター使用者が照明の点灯消灯を切り替えられるように加湿手段2の画像モニター使用者から見える位置に照明入切スイッチ38を配置して、この照明入切スイッチ38の切り替えられた状態を制御手段7の主体を成すマイクロコンピューター18で読み取り、マイクロコンピューター18で読み取った照明入切スイッチ38の切り替えられた状態からマイクロコンピューター18で照明用LED37の点灯と消灯を判断して照明用LED37に対する電源回路21からの電力供給を入り切りするようにソフトウェアー的に制御するように構成したものである。
ここで、照明入切スイッチ38は接点の閉ざされた状態を照明点灯の指示状態として電気信号の形態でマイクロコンピューター18に伝達する一般的な接点開閉型のスイッチで構成したものである。
このように加湿手段2の加湿機外郭3の画像モニター使用者から見える位置に画像モニター使用者の方向を照らす照明手段36を配置した構成においては画像モニター使用者が照明の必要性を感じて照明入切スイッチ38を点灯方向操作すると照明入切スイッチ38の接点が閉ざされ、このた接点が閉ざされた状態が電気信号の形態で制御手段7の主体を成すマイクロコンピューター18に伝達され、この信号が伝達された状態においてマイクロコンピューター18は照明用LED37の点灯を判断して電源回路21から照明用LED37に対して電力を供給することで照明用LED37を点灯し、この照明用LED37が点灯することによって画像モニター使用者は明るく照らされることになる。
なお、加湿手段2に照明手段36を配置した構成において姿確認手段31に代わり画像入力手段32により姿を画像モニター装置で確認させる構成においてもその作用効果に差異がないことは言うまでもない。
また、図24に示すように照明用LED37を内部に保持する照明外郭37aと、この照明外郭37aを加湿機外郭3に対して上下方向の回転動作を可能とした状態で係着するための照明手段回転軸39とを備えて照明手段回転軸39を中心に照明外郭37aを加湿機外郭3の保持した位置で上下方向に回転動作できるようにすることで照明用LED37が照らす方向の中心を画像モニター使用者自身が変更できるようにすることもできる。よって、加湿手段2に姿確認手段31や画像入力手段32を備えて画像モニター使用者自身の姿を確認できる構成においては画像モニター使用者が画像モニター装置を使用している状態で照明用LED37が照らす方向の中心を画像モニター使用者が見ている自身の姿の最も確認したい部位を最も明るく照明できるように調節できる機能を提供することが可能となる。なお、図24において太線の矢印線は照明外郭37aの加湿機外郭3に対する概略の可動範囲を示している。
ここで、照明外郭37aを加湿機外郭3の保持した位置で上下方向に回転動作可能とする角度は加湿手段2の設置対象とする画像モニター装置本体1と画像モニター使用者との間の距離に基づいて設定するものであり、たとえば対象となる画像モニター装置がパーソナルコンピューターの画像表示装置であるときは画像モニター装置と画像モニター使用者と間の距離は50cmから80cm程度が一般的とされているために、この間隔距離において照明の光軸中心の動く範囲が人間の顔の平均的な縦方向の長さである23cmから25cmの範囲で動くように最低間隔を40cmで顔の縦方向長さを26cmと規定して約36°の角度に設定するものである。
また、図25から図27に示すように加湿手段2の加湿された空気を加湿機外郭3の外部に放出するための送風開口9に送風範囲変更手段40を配置することで加湿送風の範囲の広がりを画像モニター使用者自身が変更し調整できるようにすることもできる。
送風範囲変更手段40は送風開口9の先端下面に送風開口ルーバー41を配置して、この送風開口ルーバー41を送風開口9の送風吹き出し方向の開口面積が広がるように加湿機外郭3に対してルーバー回転軸42を中心として回転可動するように係着したものであり、画像モニター使用者自身が送風開口ルーバー41をこのルーバー回転軸42に対して回転させるように操作することで送風開口9の縦方向の開口面積を調節可能としたものであり、図26に示すように送風開口ルーバー41をルーバー回転軸42に対して送風開口9の送風吹き出し方向の面積が狭くなる方向に回転動作させると送風開口9から吹き出す加湿された空気は主に画像モニター使用者の目の範囲に集中した送風となり、図27に示すように送風開口ルーバー41をルーバー回転軸42に対して送風開口9の送風吹き出し方向の面積が広くなる方向に回転動作させると画像モニター使用者の顔面全体の広い範囲を対象とした送風になるように実験的に確認して可動時の開口面積を設定し構成するものである。なお、図26および図27において太線の矢印線は送風による風の流れを示している。
ここで、ルーバー回転軸42を中心とした送風開口ルーバー41の開口する可変角度はは加湿手段2の設置対象とする画像モニター装置本体1と画像モニター使用者との間の間隔距離において送風開口9から送風された加湿空気を画像モニター使用者の目の方向に集中させて絞った状態で送風させる場合から画像モニター使用者の顔全体を範囲とした送風に変更できるように設定するものであり、たとえば対象となる画像モニター装置がパーソナルコンピューターの画像表示装置であるときは画像モニター装置と画像モニター使用者と間の距離は50cmから80cm程度が一般的とされているために、この距離で人間の顔の平均的な縦方向の長さの23cmから25cmの範囲を包含する送風を可能とするように最低間隔を40cmで顔の縦方向長さを26cmと規定して約36°の開閉角度を設定するものである。
このように加湿手段2の送風開口9に送風範囲変更手段40を配置した構成においては画像モニター使用者自身が加湿送風の範囲の広がりを自身の目の範囲に集中した送風に変更したいときには送風開口ルーバー41をルーバー回転軸42に対して送風開口9の送風吹き出し方向の面積が狭くなる方向に回転させて調節し、また画像モニター使用者自身が加湿送風の範囲の広がりを自身の顔面全体の広い範囲を対象とした送風に変更したいときには送風開口ルーバー41をルーバー回転軸42に対して送風開口9の送風吹き出し方向の面積が広くなる方向に回転させて調節することで画像モニター使用者自身が要望する加湿対象をより適切に加湿できる機能を提供することができる。
また、図28および図29に示すように加湿手段2の加湿機外郭3の内部に送風装置6により吸気開口8から吸気され送風開口9に向けて吹き出される加湿空気の風路を一部塞ぎ2分する位置に直流電流を印加することで熱電効果より対向する2面間で熱降下を生じ、一方の面で発熱を行い他方の面で温度降下が発生するペルチェ素子43を配置して、このペルチェ素子43で2分した加湿機外郭3の中の風路で吸気開口8に近い加湿機外郭3に送風空気の排気を行うための排気開口44を開口してペルチェ素子43の冷却面45側をこの排気開口44の方向に向けて配置して送風装置6により吸気開口8から加湿機外郭3の内部に吸気される加湿手段2の周囲の空気を送風開口9に向けて送風する風路と排気開口44に向けて送風する風路の2路に分割し、一方の排気開口44に向けて送風する風路中の空気をペルチェ素子43の冷却面45側に沿わせて排気開口44から排気することで外気空気中に含まれる気中水分をペルチェ素子43の冷却面45で冷却し凝集させて結露させることで水滴に変化させて加湿槽4に滴下させることで加湿水を補給する構成とすることで画像モニター使用者の外部からの水の供給を不要とすることもできる。なお図28において太線の矢印線は送風による風の流れを示している。
ここで、加湿水を気化させるための加湿槽4に溜まった加湿水に浸る位置に配置された超音波振動素子5は加湿機外郭3の内部のペルチェ素子43により分離された送風開口9側の風路の下方に配置することにより超音波振動素子5により気化された加湿水で加湿された空気は送風開口9側の風路を通る送風空気の流れに乗って送風開口9から吹き出されることとなる。
ここで、ペルチェ素子43の発熱と温度降下が生じる各面にはヒートシンク46を張り付けて放熱効果を高めることにより周囲の空気に効率的に熱が伝達するように構成している。また、ペルチェ素子43により2分される加湿機外郭3の中の送風風路を排気開口44に向けて吹き出す風路側の送風風量に対して送風開口9に向けて吹き出す風路側の送風風量が少なくなるように送風開口9に向けて送風される風の流れはペルチェ素子43の下端と加湿槽4に溜まった加湿水の水面間で構成される隙間を風路として送風されるように構成するものであり、排気開口44に向けて送風される風路中の空気をペルチェ素子43の冷却面45で冷却し結露させることで供給する加湿水の生成量と加湿によって消費される減水量がほぼ釣り合い、且つ送風開口9から送風される加湿された空気の風速が画像モニター使用者に対して違和感を与えない程度の速度になるように送風装置6による送風の風量設定と共に実験的に検討してのペルチェ素子43の下端と加湿槽4に溜まった加湿水の水面間で構成される隙間の間隔を決定するものである。また、ペルチェ素子43は直流電流を印加することで熱電効果により対向する2面間で熱降下を発生し一方の面で発熱を生じ他方の面で温度降下が発生する素子であるが、この2面間に生じる熱降下の大きさは直流電流の印加電流量を調整することで変えることが可能であり電流量が増えれば熱降下の幅も大きくなる。よって、ここではペルチェ素子43に対して供給する電力を制御手段7で制御するように構成とするものであり、制御手段7の主体を成すマイクロコンピューター18で電源回路21からのペルチェ素子43に対する通電状態変化させるペルチェ駆動回路47の動作電圧信号を調整することにより電源回路21からのペルチェ素子43に供給する電力を調節してペルチェ素子43に流れる電流量をペルチェ素子43が目的とする温度降下を生じるようにソフトウェアー的に制御するものである。
ここで、目的とするペルチェ素子43の温度降下の値は排気開口44に向けて吹き出す風路中の空気をペルチェ素子43の冷却面45で冷却し結露させる段階で排気開口44に向けて送風される風の流れによりペルチェ素子43の冷却面45が暖められることでその時点の露点温度よりも高くなることを防ぎ、且つ過冷却により冷却面45に氷結が生じないように実験的に決定するものである。
ここで、ペルチェ駆動回路47は電源回路21の電力をペルチェ素子43に対して入り切り可能とするトランジスターなどの一般的なスイッチ素子を主体として構成したものでありマイクロコンピューター18でペルチェ素子43に対する電源回路21からの電力印加の間隔を変更するいわゆるPWM制御を行えるようにすることにより通電によりペルチェ素子43に生じる熱降下を変化させることを可能とするものである。
なお、加湿手段2の周囲外気中の温度と湿度を測定する温湿度センサーを制御手段7に備えてこの温湿度センサーが測定した空気中の温度と湿度の値からマイクロコンピューター18でその時点の結露が発生するに必要な対応した露点温度を演算し、この演算された露点温度に対応してペルチェ素子43の冷却面45の温度が同一となるようにがマイクロコンピューター18でペルチェ駆動回路47の動作電圧信号をソフトウェアーで調整してペルチェ素子43に対する電源回路21からの電力印加の値を可変し調節することで実際の使用環境条件に合致したより適切なペルチェ素子43の温度制御が可能になることは言うまでもない。
また、図30および図31に示すように超音波振動素子5により加湿槽4に溜まった加湿水を気化させる代わりに一部が加湿水に浸かり回転することで加湿水をはね飛ばす羽車48とこの羽車48を回転駆動させるための羽車駆動装置49を加湿機外郭3の内壁に固定し配置してこの羽車駆動装置49で羽車48を回転させ加湿槽4に溜まった加湿水をはね飛ばし細分化させて加湿機外郭3内部の送風開口9側の送風風路に面したペルチェ素子43の発熱面50に対してこの細分化された加湿水を当てることでペルチェ素子43の発熱面50の熱で蒸発させて加湿空気を生成することもできる。なお、図30において太線の矢印線は送風による風の流れを示し、点線の矢印線は羽車48の回転を示し、複数の小丸印は羽車48がはね飛ばして微細化した加湿水の状態を示している。
ここで、羽車駆動装置49は直流あるいは交流の電圧を印加すると回転動力を発生する一般的な電動機モーターを使用したものであり加湿の必要時に制御手段7の主体を成すマイクロコンピューター18で電源回路21からペルチェ駆動回路47を介してペルチェ素子43に対して通電を開始させると同時に羽車駆動装置49に対して電源回路21の電力の入り切りを行う羽車駆動駆動回路51を介して羽車駆動装置49に電源回路21の電力を印加するようにソフトウェアー的に制御することで羽車駆動装置49を回転するようにしたものである。
ここで、羽車駆動駆動回路51は電源回路21の電力を羽車駆動装置49に対して入り切り可能とするトランジスターなどの一般的なスイッチ素子を主体として構成したものである。
本発明の実施の形態1の画像モニター用加湿装置を示す側面視図 同画像モニター用加湿装置の正面図 同画像モニター用加湿装置の側視断面図 同画像モニター用加湿装置の加湿槽部分の側視断面図 同画像モニター用加湿装置の加湿送風の風速を可変可能とする制御構成を示したブロック図 同画像モニター用加湿装置の距離計測手段の制御構成を示したブロック図 同画像モニター用加湿装置の距離計測手段の距離測定方法を示したグラフ 同画像モニター用加湿装置の距離計測手段の配置を示した正面図 同画像モニター用加湿装置の距離計測手段の距離測定状態を示した概略側視図 同画像モニター用加湿装置の距離計測手段の制御構成を示したブロック図 同画像モニター用加湿装置の距離計測手段の距離測定方法を示したグラフ 同画像モニター用加湿装置の距離計測手段の測定距離に対する送風装置の回転速度の関係を示したグラフ 同画像モニター用加湿装置の湿度表示手段の配置を示した正面図 同画像モニター用加湿装置の湿度表示手段の制御構成を示したブロック図 同画像モニター用加湿装置の乾燥警報手段の配置を示した正面図 同画像モニター用加湿装置の乾燥警報手段の制御構成を示したブロック図 同画像モニター用加湿装置の測定湿度に対する乾燥警報手段の警報状態の関係を示したグラフ 同画像モニター用加湿装置の姿確認手段の配置を示した正面図 同画像モニター用加湿装置の画像入力手段の配置を示した正面図 同画像モニター用加湿装置の画像入力手段の配置を示した側視図 同画像モニター用加湿装置の画像入力手段を使用した状態を示した全体構成図 同画像モニター用加湿装置の照明手段の構成を示した正面図 同画像モニター用加湿装置の照明手段の制御構成を示したブロック図 同画像モニター用加湿装置の照明手段が照らす方向の可動範囲示した側視断面図 同画像モニター用加湿装置の送風範囲変更手段の構成を示した正面図 同画像モニター用加湿装置の送風範囲変更手段の送風開口ルーバーを閉じた状態を示した側視断面図 同画像モニター用加湿装置の送風範囲変更手段の送風開口ルーバーを開いた状態を示した側視断面図 同画像モニター用加湿装置のペルチェ素子43により加湿水を生成させるときの制御構成を示した側視断面図 同画像モニター用加湿装置のペルチェ素子43により加湿水を生成させるときの制御構成を示したブロック図 同画像モニター用加湿装置の羽車を羽車駆動装置で回転駆動するときの構成を示した側視断面図 同画像モニター用加湿装置の羽車を羽車駆動装置で回転駆動するときの制御構成を示したブロック図 従来の一般的な加湿装置示す側面視断面図
符号の説明
1 画像モニター装置本体
1a 画像モニター装置本体
2 加湿手段
22 距離計測手段
25 温度湿度表示手段
30 乾燥警報手段
31 姿確認手段
32 画像入力手段
34 画像出力出力端子
36 照明手段
40 送風範囲変更手段
43 ペルチェ素子
45 冷却面
50 発熱面

Claims (12)

  1. 画像を表示する画像モニター装置本体に画像モニター使用者の目を中心とした顔面に範囲を集中して加湿した空気を送風する加湿手段を備えた構成において、加湿送風の風速を画像モニター使用者が変更可能とした画像モニター用加湿装置。
  2. 加湿手段の加湿送風の風速を画像モニター使用者が変更可能とした構成において、画像モニター使用者により設定された送風風速に応じて過加湿の状態にならないように加湿量も変化させる請求項1記載の画像モニター用加湿装置。
  3. 加湿手段に画像モニター使用者との間の距離を計測する距離計測手段を備え、この距離計測手段が計測した画像モニター使用者との距離情報に基づいて画像モニター使用者との間の距離が変化した位置においても画像モニター使用者が受ける風速が画像モニター使用者が違和感を感じ難い風速に基づいて予め規定する風速となるように加湿送風の風速を変更する請求項1記載の画像モニター用加湿装置。
  4. 加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に周囲の温度と湿度を測定して表示を行う温度湿度表示手段を備えた請求項1記載の画像モニター用加湿装置。
  5. 加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に周囲の湿度を測定してこの測定した湿度の値が規定した湿度値に対して低いときには画像モニター使用者に対して乾燥注意を促す乾燥警報手段を備えた備請求項1記載の画像モニター用加湿装置。
  6. 加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に画像モニター使用者が自分自身の目や顔面の肌の状態を確認できるように姿確認手段を配置した請求項1記載の画像モニター用加湿装置。
  7. 加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に画像モニター使用者が自分自身の目や顔面の肌の状態を確認できるように画像モニター使用者の方向を撮影し画像モニター使用者が見ている画像モニター装置に対して撮影した画像を表示する画像入力手段を配置した請求項1記載の画像モニター用加湿装置。
  8. 加湿手段の画像モニター使用者から見える位置に画像モニター使用者の方向を照らす照明手段を配置した請求項6または7記載の画像モニター用加湿装置。
  9. 加湿手段に対して照明手段を可動自在に係着し照明手段が照らす方向の中心を画像モニター使用者が調節できるようにした請求項8記載の画像モニター用加湿装置。
  10. 加湿手段に加湿送風の範囲の広がりを画像モニター使用者の目の範囲に集中した送風や、顔面全体の広い範囲を対象とした送風に変更する送風範囲変更手段を備えた請求項1記載の画像モニター用加湿装置。
  11. 加湿手段の加湿空気の基となる加湿水を空気中に含まれる水分をペルチェ素子の冷却面で結露させて凝集することで滴下させた水で供給する請求項1記載の画像モニター用加湿装置。
  12. 加湿手段の加湿空気の生成を加湿水をペルチェ素子の発熱面に生じる熱で加熱し蒸発させることで供給する請求項1記載の画像モニター用加湿装置。
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