JP2007276328A - 活性光線硬化性組成物、非感光性硬化開始剤含有液、その硬化性組成物硬化装置及び記録液セット並びに活性光線硬化性組成物の硬化方法 - Google Patents

活性光線硬化性組成物、非感光性硬化開始剤含有液、その硬化性組成物硬化装置及び記録液セット並びに活性光線硬化性組成物の硬化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】活性光線吸収性化合物含有光硬化性組成物の厚膜、あるいは活性光線硬化性組成物の活性光線吸収性、活性光線硬化性組成物吸収性基材に記録する際の十分な密着性を持つ硬化物を提供する。
【解決手段】記録媒体に非感光性硬化開始剤含有液を付与する第1記録部2と、該記録媒体に活性光線硬化性モノマー、活性光線硬化性オリゴマー及び活性光線硬化性プレポリマーから選ばれる少なくとも1種を含有する活性光線硬化性組成物を付与する第2記録部3及び活性光線照射部4を持つことを特徴とする硬化性組成物硬化装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、非感光性硬化性開始剤含有液と光硬化性組成物の2液からなる硬化性組成物を硬化する硬化装置、硬化性組成物及び硬化方法に関する。
光硬化性組成物は、接着剤、コーティング剤、印刷インク、インクジェットインク、光造形、封止材等の用途等幅広くに用いられている。水や有機溶剤の使用量を大幅に減らせるため、乾燥等にかかるエネルギー、時間を大幅に削減することができる特徴がある。特に、印刷インクやインクジェットインクでは、紙以外の基材に対する用途が広がって(例えば、特許文献1、2、3参照。)いる。
しかしながら、光が届かない部分は硬化ができないため、活性光線を吸収する素材を含む組成物を硬化したり、厚膜のものを硬化する場合に、内部の硬化性が不十分となる。
また、活性光線吸収性で、かつ硬化性組成物吸収性の基材の場合、基材に吸収された硬化性組成物の硬化は著しく低下する。
特開2001−287273号公報 (特許請求の範囲、実施例) 特開2005−199635号公報 (特許請求の範囲、実施例) 特開2003−12971号公報 (特許請求の範囲、実施例)
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、その目的は活性光線硬化性組成物の活性光線吸収性の向上、更に、活性光線硬化性組成物を基材に記録する際の厚膜記録適応性、活性光線吸収性で、かつ硬化性組成物吸収性の基材の場合、基材に吸収された硬化性組成物の硬化に適応性を持つ硬化装置、これらの目的に適応する印刷インク及び硬化方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、以下の構成により達成することができる。
1.記録媒体に非感光性硬化開始剤含有液を付与する第1記録部と、該記録媒体に活性光線硬化性モノマー、活性光線硬化性オリゴマー及び活性光線硬化性プレポリマーから選ばれる少なくとも1種を含有する活性光線硬化性組成物を付与する第2記録部及び活性光線照射部を持つことを特徴とする硬化性組成物硬化装置。
2.前記非感光性硬化開始剤含有液に含有する非感光性開始剤を活性化させる加熱装置を持つことを特徴とする前記1記載の硬化性組成物硬化装置。
3.前記活性光線硬化性組成物を付与する第2記録部がインクジェットヘッドであることを特徴とする前記1又は2記載の硬化性組成物硬化装置。
4.前記非感光性硬化開始剤含有液を付与する第1記録部がインクジェットヘッドであることを特徴とする前記1、2又は3記載の硬化性組成物硬化装置。
5.前記1又は3記載の活性光線硬化性組成物が活性光線照射で重合を開始させる光重合開始剤を含有することを特徴とする活性光線硬化性組成物。
6.前記活性光線硬化性組成物が色材を含有することを特徴とする前記5記載の活性光線硬化性組成物。
7.前記活性光線硬化性組成物がカチオン硬化性組成物を含有することを特徴とする前記5又は6記載の活性光線硬化性組成物。
8.前記活性光線硬化性組成物が光酸発生剤を含有することを特徴とする前記7記載の活性光線硬化性組成物。
9.前記1、2又は4記載の非感光性硬化開始剤含有液が熱酸発生剤を含有することを特徴とする非感光性硬化開始剤含有液。
10.前記7又は8記載の活性光線硬化性組成物と前記9記載の非感光性硬化開始剤含有液がセットになっていることを特徴とする記録液セット。
11.前記1〜4のいずれか1項記載の硬化性組成物硬化装置を用い、非感光性硬化開始剤含有液を付与後、活性光線硬化性組成物を付与し、更に光照射して、活性光線硬化性組成物を硬化することを特徴とする活性光線硬化性組成物の硬化方法。
12.非感光性硬化開始剤含有液に含まれる非感光性硬化開始剤を活性化させる加熱工程を持つことを特徴とする前記11記載の活性光線硬化性組成物の硬化方法。
13.前記10記載の記録液セットを用い、前記1〜4のいずれか1項記載の硬化性組成物硬化装置で硬化することを特徴とする活性光線硬化性組成物の硬化方法。
本発明により、活性光線吸収性化合物含有光硬化性組成物の厚膜、あるいは活性光線硬化性組成物の活性光線吸収性、活性光線硬化性組成物吸収性基材に記録する際の十分な密着性を持つ硬化物が得られた。
本発明を更に詳しく説明する。本発明の硬化性組成物硬化装置は、記録媒体に非感光性硬化開始剤含有液を付与する第1記録部と、該記録媒体に活性光線硬化性モノマー、活性光線硬化性オリゴマー及び活性光線硬化性プレポリマーから選ばれる少なくとも1種を含有する活性光線硬化性組成物を付与する第2記録部及び活性光線照射部から構成される。
非感光性硬化開始剤を付与する第1記録部は、平版、グラビア、凸版、インクジェット等の各種印刷装置、ワイヤーバー、スプレー、カーテンコート等の各種塗布装置を用いることができる。必要な部分のみ付与できるという点で、インクジェット方式、スプレー方式が好ましい。特に、付量、付与領域を高精度で制御できる点で、インクジェット方式が好ましい。
活性光線硬化性組成物を付与する第2記録部は、平版、グラビア、凸版、インクジェット等の各種印刷装置及びワイヤーバー、スプレー、カーテンコート等の各種塗布装置を用いることができる。画像用に記録する場合は平版、グラビア、凸版、インクジェット等の各種印刷装置であることが好ましい。特に、インクジェットが画像形成をする際に、組成物の無駄がなく、装置の小型化が可能になる点で好ましい。
活性光線照射装置としては、光照射は、可視光、紫外光何れの照射であってもよく、光硬化性組成物の硬化を開始する光線を照射するものである。活性光線硬化性組成物に紫外線硬化性組成物を用い、活性光線照射装置に紫外線照射装置を用いることが好ましい。
紫外線照射を行う場合、紫外線照射量は100mJ/cm2以上、好ましくは500mJ/cm2以上であり、又10,000mJ/cm2以下、好ましくは5,000mJ/cm2以下の範囲で行う。かかる程度の範囲内における紫外線照射量であれば十分硬化反応を行うことができ、又紫外線照射によって着色剤が退色してしまうことも防止できるので有利である。紫外線照射は、メタルハライドランプ、キセノンランプ、カーボンアーク灯、ケミカルランプ、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ等のランプが挙げられる。例えばFusion System社製のHランプ、Dランプ、Vランプ等の市販されているものを用いて行うことができる。メタルハライドランプは高圧水銀ランプ(主波長は365nm)に比べてスペクトルが連続しており、200〜450nmの範囲で発光効率が高く、かつ長波長域が豊富である。
加熱装置は、記録媒体に熱源を接触させて加熱する装置、赤外線やマイクロウェーブ(2,450Mhz程度に極大波長を持つ電磁波)などを照射し、又は熱風を吹き付けるなど記録媒体に接触させずに加熱する装置等が挙げられる。
本発明の硬化性組成物硬化装置の概要を図を用いて説明する。図1は本発明のインクジェット方式を用いた硬化性組成物硬化装置の模式図である。
図1(a)において、基材1は主走査方向Xと副走査方向Yにより、画像を形成するが、この際、非感光性硬化開始剤含有液を付与するインクジェットヘッド2と、活性光線硬化性組成物(この場合はインク)を付与するインクジェットヘッド3(画像信号の種類に応じたヘッドを有する、図では、4種類のインクを想定した)を有しており、インクジェットヘッド3の主走査方向Xの両脇に活性光線照射部4を有している。
画像信号により所定の位置に、インクジェットヘッド2から、非感光性硬化開始剤含有液を付与した後、インクジェットヘッド3から、所定の位置に所定のインクを付与する。インク付与と同時に活性光線照射部4によりインクを硬化させる。この操作を繰り返しながら、副走査方向Yに基材1を移動させ画像を完成する。
図1(b)は、図1(a)とはインクジェットヘッド2の位置が異なるのみで、機能は同じである。
図1(c)は、ラインヘッド方式であり、非感光性硬化開始剤含有液を付与するインクジェットヘッド5には、基材1の全幅をカバーするようにして、複数個、固定配置されている。そして、活性光線硬化性組成物(この場合はインク)を付与する各色のインクジェットヘッド6(画像信号の種類に応じたヘッドを有する、図では、4種類のインクを想定した)を、基材1の全幅をカバーするようにして、複数個(図では4ケ)、固定配置されている。そして、インクジェットヘッド6の下流側には、同じく基材1の全幅をカバーするようにして、活性光線照射部4が設けられている。図示しないが、非感光性硬化開始剤含有液を複数個で基材全幅をカバーするように設けてもよい。
図2は、平版印刷方式を用いた、本発明の硬化性組成物硬化装置の模式図である。図2において、基材1(一般には紙)はロール20を介して、圧胴11に送られ、版胴17には、非感光性硬化開始剤含有液を付与する部分が製版されている平版印刷版18が装着されている。非感光性硬化開始剤含有液12は、アニロックスロール15で液溜から掬い上げられドクターブレード16で一定量付着され、更に平版印刷版18に転写され、残った液はドクターブレード16′で掻き落とされる。平版印刷版18についた非感光性硬化開始剤含有液12は、基材1に転写され、次のステーション移る。次のステーションは、版胴17に活性光線硬化性組成物(任意の一色)を付与する部分が製版されている平版印刷版19が装着されている。以下の操作は、非感光性硬化開始剤含有液と同様で、非感光性硬化開始剤含有液13が、所定のインクに変更されている。図2ではインク付与ステーションは一種のみ記載してあるが、実際には、所用色分必要である。非感光性硬化開始剤含有液とインク付与した後、活性光線照射部14によりインクを硬化させ画像を完成する。
次に、非感光性硬化性溶液について説明する。
非感光性開始剤含有液に用いる非感光性開始剤としては、光硬化性組成物にラジカル重合性の場合、例えば、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチル−4−メトキシバレロニトリル)、ジメチル−2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)、2,2’−アゾビス(2−ヒドロキシメチルプロピオニトリル)などのアゾ系化合物;ラウリルパーオキサイド、tert−ブチルハイドロパーオキサイド、過酸化ベンゾイル、tert−ブチルパーオキシベンゾエート、クメンヒドロパーオキシド、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ−n−プロピルパーオキシジカーボネート、tert−ブチルパーオキシネオデカノエート、tert−ブチルパーオキシピバレート、(3,5,5−トリメチルヘキサノイル)パーオキシドなどの有機過酸化物;過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素など無機過酸化物等が挙げられる。また、熱重合開始剤と還元剤を併用したレドックス系開始剤なども重合開始剤として使用し得る。
光硬化性組成物がカチオン重合性の場合、非感光性硬化剤としては、トリアルキルテトラヒドロ無水フタル酸等の加熱硬化型酸無水物系硬化剤、フェノール系硬化剤、アミン系硬化剤、ジシアンジアミド等の潜在性硬化剤、カチオン系触媒型硬化剤等が挙げられ、いわゆる感光性のジアゾニウム塩、ヨードニウム塩、スルホニウム塩は本発明の対象外である。エポキシ樹脂用硬化剤のなかでも、常温で液状の加熱硬化型硬化剤や、多官能であり、当量的に添加量が少量で良いジシアンジアミド等の潜在性硬化剤が好適に用いられる。常温で液状の加熱硬化型硬化剤の代表的なものとしては、例えば、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルナジック酸無水物、トリアルキルテトラヒドロ無水フタル酸等の酸無水物系硬化剤が挙げられ、なかでも、疎水化されていることから、メチルナジック酸無水物やトリアルキルテトラヒドロ無水フタル酸が好適に用いられる。硬化促進剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、イミダゾール系硬化促進剤、3級アミン系硬化促進剤、尿素誘導体系硬化促進剤、DBU系硬化促進剤、有機リン系硬化促進剤(例えば、ホスフィン系硬化促進剤等)、オニウム塩系硬化促進剤(例えば、ホスホニウム塩系硬化促進剤、スルホニウム塩系硬化促進剤、アンモニウム塩系硬化促進剤等)、金属キレート系硬化促進剤、酸および金属塩系硬化促進剤等が挙げられ、なかでも、硬化速度や硬化物の物性等の調整をするための反応系の制御をしやすいことから、イミダゾール系硬化促進剤が好適に用いられる。イミダゾール系硬化促進剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、イミダゾールの1位をシアノエチル基で保護した1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾールや、イソシアヌル酸で塩基性を保護した商品名「2MA−0K」(四国化成工業社製)等が挙げられる。
これら非感光性硬化剤は有機溶媒及び重合性組成物の単独あるいは混合液に溶解させて用いる。濃度としては、0.1〜80%、好ましくは1〜50%含有させることができる。有機溶媒としては、有機溶媒の例としては、アルコール類(例えば、ブタノール、イソブタノール、セカンダリーブタノール、ターシャリーブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール等)、多価アルコール類(例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキサンジオール、ペンタンジオール、グリセリン、ヘキサントリオール、チオジグリコール等)、多価アルコールのアルキルエーテル類(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル、テトラエチレングリコールモノエチルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコールジエチルエーテル等)、アミン類(例えば、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、モルホリン、N−エチルモルホリン、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ポリエチレンイミン、ペンタメチルジエチレントリアミン、テトラメチルプロピレンジアミン等)、アミド類(例えば、ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等)、複素環類(例えば、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、シクロヘキシルピロリドン、2−オキサゾリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等)、スルホキシド類(例えば、ジメチルスルホキシド等)、スルホン類(例えば、スルホラン等)等が挙げられる。これらのうち、ジエチレングリコール等の多価アルコール、トリエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテルは好ましいものである。カチオン系開始剤の場合は、環状エーテル、環状エステル(プロピレンカーボネート、γ−ブチロラクトン等)を用いることが好ましい。重合性組成物としては、ラジカル系開始剤を用いる場合、ラジカル重合性組成物を、カチオン系開始剤を用いる場合、カチオン重合性組成物を用いることが好ましい。
活性光線照射部4によりインクを硬化させる。この操作を繰り返しながら、副走査方向Yに基材1を移動させ画像を完成する。
(活性光線硬化性組成物)
本発明の活性光線硬化性組成物に含まれる活性光線硬化性モノマー、活性光線硬化性オリゴマー及び活性光線硬化性プレポリマーとしては、特に制限はないが、オリゴマーまたはプレポリマーを含有することが好ましく、またオリゴマーまたはプレポリマーの含有量が30質量%以上であることが好ましく、例えば、ラジカル重合性化合物、カチオン重合性化合物等を挙げることができる。
(ラジカル重合性化合物)
本発明のインクに適用可能なラジカル重合性化合物としては、公知のあらゆる(メタ)アクリレートモノマー及びまたはオリゴマーを用いることができる。
例えば、イソアミルアクリレート、ステアリルアクリレート、ラウリルアクリレート、オクチルアクリレート、デシルアクリレート、イソミルスチルアクリレート、イソステアリルアクリレート、2−エチルヘキシル−ジグリコールアクリレート、2−ヒドロキシブチルアクリレート、2−アクリロイロキシエチルヘキサヒドロフタル酸、ブトキシエチルアクリレート、エトキシジエチレングリコールアクリレート、メトキシジエチレングリコールアクリレート、メトキシポリエチレングリコールアクリレート、メトキシプロピレングリコールアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、イソボルニルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、2−アクリロイロキシエチルコハク酸、2−アクリロイロキシエチルフタル酸、2−アクリロイロキシエチル−2−ヒドロキシエチル−フタル酸、ラクトン変性可とう性アクリレート、t−ブチルシクロヘキシルアクリレート等の単官能モノマー、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,9−ノナンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ジメチロール−トリシクロデカンジアクリレート、ビスフェノールAのEO付加物ジアクリレート、ビスフェノールAのPO付加物ジアクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジアクリレート、ポリテトラメチレングリコールジアクリレート等の2官能モノマー、トリメチロールプロパントリアクリレート、EO変性トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート、グリセリンプロポキシトリアクリレート、カプロラクトン変性トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールエトキシテトラアクリレート、カプロラクタム変性ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート等の三官能以上の多官能モノマーが挙げられる。
また、重合性の不飽和炭素−炭素結合を含む少なくとも1種のオリゴマーを含むこともできる。好ましくは、反応性オリゴマー性成分は、1より大きい官能性を有し、重合性の少なくとも2個の不飽和炭素−炭素結合を有する成分又は少なくとも1種の該成分の混合物からなる。さらに、オリゴマー性成分の官能性は2より大きいことが好ましい。各オリゴマーの当量(equivalent weight)は、好ましくは少なくとも180さらに好ましくは少なくとも200又は220である。しかし、一般に、当量の増加は、粘度の増大を伴い、それゆえ組成物に含まれるオリゴマーの量を制限する。好ましくは、そのため、当量は750を超えずそしてさらに好ましくは500を超えない。
ポリアクリレートオリゴマーが、他のオリゴマー性の多官能性物質と比べてそれらの比較的低い粘度のために好ましい。それらの例は、ポリエステルアクリレートとして知られているヒドロキシ末端ポリエステルをアクリル化する多官能性生成物、単にウレタンアクリレートとして知られているウレタンオリゴマーをアクリル化する多官能性生成物、並びにエポキシアクリレートを含む。
オリゴマー成分の添加量は、放射線硬化性化合物の10%以上であることが好ましく、更に好ましくは20〜70%、特に好ましくは30〜60%である。
(カチオン重合性化合物)
本発明においては、硬化性及び吐出安定性の向上のために、活性光線硬化性組成物として少なくとも1種のオキシラン基を有する化合物を含有することが好ましい。
放射線硬化性化合物としては、各種公知のカチオン重合性のモノマーが使用できる。例えば、特開平6−9714号、特開2001−31892、特開2001−40068、特開2001−55507、特開2001−310938、特開2001−310937、特開2001−220526に例示されているエポキシ化合物、ビニルエーテル化合物、オキセタン化合物などが挙げられる。
エポキシ化合物には、以下の芳香族エポキシド、脂環式エポキシド及び脂肪族エポキシド等が挙げられる。
芳香族エポキシドとして好ましいものは、少なくとも1個の芳香族核を有する多価フェノール或いはそのアルキレンオキサイド付加体とエピクロルヒドリンとの反応によって製造されるジ又はポリグリシジルエーテルであり、例えば、ビスフェノールA、あるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジ又はポリグリシジルエーテル、水素添加ビスフェノールA或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジ又はポリグリシジルエーテル、並びにノボラック型エポキシ樹脂等が挙げられる。ここでアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイド等が挙げられる。
脂環式エポキシドとしては、少なくとも1個のシクロへキセン又はシクロペンテン環等のシクロアルカン環を有する化合物を、過酸化水素、過酸等の適当な酸化剤でエポキシ化することによって得られる、シクロヘキセンオキサイド又はシクロペンテンオキサイド含有化合物が好ましい。
脂肪族エポキシドの好ましいものとしては、脂肪族多価アルコール或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジ又はポリグリシジルエーテル等があり、その代表例としては、エチレングリコールのジグリシジルエーテル、プロピレングリコールのジグリシジルエーテル又は1,6−ヘキサンジオールのジグリシジルエーテル等のアルキレングリコールのジグリシジルエーテル、グリセリン或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジ又はトリグリシジルエーテル等の多価アルコールのポリグリシジルエーテル、ポリエチレングリコール或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコール或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジグリシジルエーテル等のポリアルキレングリコールのジグリシジルエーテル等が挙げられる。ここでアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイド等が挙げられる。
これらのエポキシドのうち、速硬化性を考慮すると、芳香族エポキシド及び脂環式エポキシドが好ましく、特に脂環式エポキシドが好ましい。本発明では、上記エポキシドの1種を単独で使用してもよいが、2種以上を適宜組み合わせて使用してもよい。
また、本発明においてはAMES及び感作性などの安全性の観点から、オキシラン基を有するエポキシ化合物としては、エポキシ化脂肪酸エステル、エポキシ化脂肪酸グリセライドの少なくとも一方であることが特に好ましい。
エポキシ化脂肪酸エステル、エポキシ化脂肪酸グリセライドは、脂肪酸エステル、脂肪酸グリセライドにエポキシ基を導入したものであれば、特に制限はなく用いられる。
エポキシ化脂肪酸エステルとしては、オレイン酸エステルをエポキシ化して製造されたもので、エポキシステアリン酸メチル、エポキシステアリン酸ブチル、エポキシステアリン酸オクチル等が用いられる。また、エポキシ化脂肪酸グリセライドは、同様に、大豆油、アマニ油、ヒマシ油等をエポキシ化して製造されたもので、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油、エポキシ化ヒマシ油等が用いられる。
また、本発明においては、更なる硬化性及び吐出安定性の向上のために、光重合性化合物として、オキセタン環を有する化合物を30〜95質量%、オキシラン基を有する化合物を5〜70質量%、ビニルエーテル化合物0〜40質量%とを含有することが好ましい。
本発明で用いることのできるオキセタン化合物としては、特開2001−220526号、同2001−310937号に記載されているような公知のあらゆるオキセタン化合物を使用できる。
本発明で用いることのできるビニルエーテル化合物としては、例えば、エチレングリコールジビニルエーテル、ジエチレングリコールジビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、プロピレングリコールジビニルエーテル、ジプロピレングリコールジビニルエーテル、ブタンジオールジビニルエーテル、ヘキサンジオールジビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテル等のジ又はトリビニルエーテル化合物、エチルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールモノビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテル、イソプロペニルエーテル−O−プロピレンカーボネート、ドデシルビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル等のモノビニルエーテル化合物等が挙げられる。
これらのビニルエーテル化合物のうち、硬化性、密着性、表面硬度を考慮すると、ジ又はトリビニルエーテル化合物が好ましく、特にジビニルエーテル化合物が好ましい。本発明では、上記ビニルエーテル化合物の1種を単独で使用してもよいが、2種以上を適宜組み合わせて使用してもよい。
光重合開始剤としては光ラジカル重合開始剤が挙げられ、例えば特公昭59−1281号、同61−9621号、及び特開昭60−60104号等に記載のトリアジン誘導体、特開昭59−1504号及び同61−243807号等に記載の有機過酸化物、特公昭43−23684号、同44−6413号、同44−6413号及び同47−1604号等並びに米国特許第3,567,453号に記載のジアゾニウム化合物、米国特許第2,848,328号、同第2,852,379号及び同2,940,853号に記載の有機アジド化合物、特公昭36−22062号、同37−13109号、同38−18015号、同45−9610号等に記載のオルト−キノンジアジド類、同55−39162号、特開昭59−14023号等及び「マクロモレキュルス(Macromolecules)、第10巻、第1307頁(1977年)に記載の各種オニウム化合物、特開昭59−142205号に記載のアゾ化合物、特開平1−54440号、ヨーロッパ特許第109,851号、同第126,712号等、「ジャーナル・オブ・イメージング・サイエンス」(J.Imag.Sci.)」、第30巻、第174頁(1986年)に記載の金属アレン錯体、特開平5−213861号及び同5−255347号に記載の(オキソ)スルホニウム有機ホウ素錯体、特開昭61−151197号に記載のチタノセン類、「コーディネーション・ケミストリー・レビュー(Coordination Chemistry Review)」、第84巻、第85−第277頁(1988年)及び特開平2−182701号に記載のルテニウム等の遷移金属を含有する遷移金属錯体、同3−209477号に記載の2,4,5−トリアリールイミダゾール2量体、四臭化炭素や特開昭59−107344号記載の有機ハロゲン化合物等が挙げられる。これらの光重合開始剤はラジカル重合可能なエチレン不飽和結合を有する化合物100質量部に対して0.01〜10質量部の範囲で含有されるのが好ましい。
カチオン重合系光硬化樹脂の光重合開始剤(光カチオン重合開始剤ともいう)としては、芳香族オニウム塩を挙げることができる。この芳香族オニウム塩として、周期表第Va族元素の塩、例えばホスホニウム塩(例えばヘキサフルオロリン酸トリフェニルフェナシルホスホニウムなど)、第VIa族元素の塩例えばスルホニウム塩(例えばテトラフルオロホウ酸トリフェニルスルホニウム、ヘキサフルオロリン酸トリフェニルスルホニウム、ヘキサフルオロリン酸トリス(4−チオメトキシフェニル)、スルホニウム及びヘキサフルオロアンチモン酸トリフェニルスルホニウムなど)、及び第VIIa族元素の塩、例えばヨードニウム塩(例えば塩化ジフェニルヨードニウムなど)を挙げることができる。
このような芳香族オニウム塩をエポキシ化合物の重合における光カチオン重合開始剤として使用することは、米国特許第4,058,401号、同第4,069,055号、同第4,101,513号及び同第4,161,478号に詳述されている。
好ましい光カチオン重合開始剤としては、第VIa族元素のスルホニウム塩が挙げられる。その中でも、紫外線硬化性と組成物の貯蔵安定性の観点からすると、ヘキサフルオロアンチモン酸トリアリールスホニウムが好ましい。又フォトポリマーハンドブック(フォトポリマー懇話会編 工業調査会発行 1989年)の39〜56頁に記載の公知の光重合開始剤、特開昭64−13142号、特開平2−4804号に記載されている化合物を任意に用いることが可能である。
増感剤として置換基として水酸基、置換されていてもよいアラルキルオキシ基またはアルコキシ基を少なくとも1つ有する多環芳香族化合物、カルバゾール誘導体、チオキサントン誘導体を用いることができる。
本発明に用いることのできる多環芳香族化合物としては、ナフタレン誘導体、アントラセン誘導体、クリセン誘導体、フェナントレン誘導体が好ましい。置換基であるアルコキシ基としては、炭素数1〜18のものが好ましく、特に炭素数1〜8のものが好ましい。アラルキルオキシ基としては、炭素数7〜10のものが好ましく、特に炭素数7〜8のベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基が好ましい。
本発明に用いることのできる増感剤を例示すると、1−ナフトール、2−ナフトール、1−メトキシナフタレン、1−ステアリルオキシナフタレン、2−メトキシナフタレン、2−ドデシルオキシナフタレン、4−メトキシ−1−ナフトール、グリシジル−1−ナフチルエーテル、2−(2−ナフトキシ)エチルビニルエーテル、1,4−ジヒドロキシナフタレン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、1,6−ジヒドロキシナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレン、2,7−ジメトキシナフタレン、1,1′−チオビス(2−ナフトール)、1,1′−ビ−2−ナフトール、1,5−ナフチルジグリシジルエーテル、2,7−ジ(2−ビニルオキシエチル)ナフチルエーテル、4−メトキシ−1−ナフトール、ESN−175(新日鉄化学社製のエポキシ樹脂)またはそのシリーズ、ナフトール誘導体とホルマリンとの縮合体等のナフタレン誘導体、9,10−ジメトキシアントラセン、2−エチル−9,10−ジメトキシアントラセン、2−tブチル−9,10−ジメトキシアントラセン、2,3−ジメチル−9,10−ジメトキシアントラセン、9−メトキシ−10−メチルアントラセン、9,10−ジエトキシアントラセン、2−エチル−9,10−ジエトキシアントラセン、2−tブチル−9,10−ジエトキシアントラセン、2,3−ジメチル−9,10−ジエトキシアントラセン、9−エトキシ−10−メチルアントラセン、9,10−ジプロポキシアントラセン、2−エチル−9,10−ジプロポキシアントラセン、2−tブチル−9,10−ジプロポキシアントラセン、2,3−ジメチル−9,10−ジプロポキシアントラセン、9−イソプロポキシ−10−メチルアントラセン、9,10−ジベンジルオキシアントラセン、2−エチル−9,10−ジベンジルオキシアントラセン、2−tブチル−9,10−ジベンジルオキシアントラセン、2,3−ジメチル−9,10−ジベンジルオキシアントラセン、9−ベンジルオキシ−10−メチルアントラセン、9,10−ジ−α−メチルベンジルオキシアントラセン、2−エチル−9,10−ジ−α−メチルベンジルオキシアントラセン、2−tブチル−9,10−ジ−α−メチルベンジルオキシアントラセン、2,3−ジメチル−9,10−ジ−α−メチルベンジルオキシアントラセン、9−(α−メチルベンジルオキシ)−10−メチルアントラセン、9,10−ジ(2−ヒドロキシエトキシ)アントラセン、2−エチル−9,10−ジ(2−カルボキシエトキシ)アントラセン等のアントラセン誘導体、1,4−ジメトキシクリセン、1,4−ジエトキシクリセン、1,4−ジプロポキシクリセン、1,4−ジベンジルオキシクリセン、1,4−ジ−α−メチルベンジルオキシクリセン等のクリセン誘導体、9−ヒドロキシフェナントレン、9,10−ジメトキシフェナントレン、9,10−ジエトキシフェナントレン等のフェナントレン誘導体などを挙げることができる。これら誘導体の中でも、特に、炭素数1〜4のアルキル基を置換基として有していても良い9,10−ジアルコキシアントラセン誘導体が好ましく、アルコキシ基としてはメトキシ基、エトキシ基が好ましい。
カルバゾール誘導体としては、N−メチルカルバゾール、N−エチルカルバゾール(以下、「NEC」という。)、N−プロピルカルバゾール、N−ブチルカルバゾール、N−ビニルカルバゾール、1,3,6,8,9−ペンタメチルカルバゾール、1,4,5,8,9−ペンタメチルカルバゾール(以下、「NMPC」という。)、3−ホルミル−N−エチルカルバゾール、N−フェニルカルバゾール、N−エチル−3,6−ビス(ベンゾイル)−カルバゾール(以下、「NEBC」という。)、9,9′−ジエチル−3,3′−ジカルバゾール(以下、「NEDC」という。)。上記のカルバゾール化合物は、1種単独で又は2種以上組み合わせて使用することができる。
また、チオキサントン誘導体としては、例えば、チオキサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、イソプロピルチオキサントン2−クロロチオキサントン等を挙げることができる。
〔色材〕
本発明の活性光線硬化性組成物では色材を含有することが好ましく、色材としては顔料であることが好ましい。
本発明に用いられる顔料としては、酸性及びまたは塩基性に表面処理された有機顔料が好ましく用いられ、分散剤の活性光線硬化性組成物中における含有量が顔料質量の35〜65%であることが好ましい。本発明の活性光線硬化性組成物においては、分散剤の含有量が35%未満であると、分散剤が十分に顔料表面全体に吸着できず分散安定性が不十分な場合があり、65%を超えると、顔料表面に吸着されない分散剤が活性光線硬化性組成物中に遊離して、重合阻害を起こし問題となる場合がある。顔料のアミン価は酸価よりも大きいことが好ましく、その差が1mg/gKOH以上10mg/g未満であることが更に好ましい。1mg/gKOH未満であればその効果がなく、10mg/g以上の場合は塩基性処理を過度に行う必要がありコストアップとなるばかりでなく、重合阻害の原因にもなり好ましくない。
本発明に用いる顔料としては、カーボンブラック、カーボンリファインド、およびカーボンナノチューブのような炭素系顔料、鉄黒、コバルトブルー、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化クロム、および酸化鉄のような金属酸化物顔料、硫化亜鉛のような硫化物顔料、フタロシアニン系顔料、金属の硫酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩、およびリン酸塩のような塩からなる顔料、並びにアルミ粉末、ブロンズ粉末、および亜鉛粉末のような金属粉末等の無機顔料、ニトロ顔料、アニリンブラック、ナフトールグリーンBのようなニトロソ顔料、ボルドー10B、レーキレッド4Rおよびクロモフタールレッドのようなアゾ顔料(アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料などを含む。)、ピーコックブルーレーキおよびローダミンレーキのようなレーキ顔料、フタロシアニンブルーのようなフタロシアニン顔料、多環式顔料(ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフラノン顔料など)、チオインジゴレッドおよびインダトロンブルーのようなスレン顔料、キナクリドン顔料、キナクリジン顔料、並びにイソインドリノン顔料のような有機系顔料を使用することもできる。
顔料の具体例としては、
C.I Pigmen Yellow−1、2、3、12、13、14、16、17、42、73、74、75、81、83、87、93、95、97、98、109、114、120、128、129、138、150、151、154、180、185、
C.I Pigmen Orange−16、36、38、
C.I Pigmen Red−5、7、22、38、48:1、48:2、48:4、49:1、53:1、57:1、63:1、101、112、122、123、144、146、168、184、185、202、
C.I Pigmen Violet−19、23、
C.I Pigmen Blue−1、2、3、15:1、15:2、15:3、15:4、18、22、27、29、60、
C.I Pigmen Green−7、36、
C.I Pigmen White−6、18、21、
C.I Pigmen Black−7、等を挙げることができる。
上記顔料の分散には、例えば、ボールミル、サンドミル、アトライター、ロールミル、アジテータ、ヘンシェルミキサ、コロイドミル、超音波ホモジナイザー、パールミル、湿式ジェットミル、ペイントシェーカー等を用いることができる。また、顔料の分散を行う際に、分散剤を添加することも可能である。分散剤としては、高分子分散剤を用いることが好ましく、高分子分散剤としては、例えば、Avecia社のSolsperseシリーズや、味の素ファインテクノ社のPBシリーズが挙げられる。また、分散助剤として、各種顔料に応じたシナージストを用いることも可能である。これらの分散剤および分散助剤は、顔料100質量部に対し、1〜50質量部添加することが好ましい。分散媒体は、溶剤または重合性化合物を用いて行うが、本発明の光硬化型活性光線硬化性組成物では、印字後に反応・硬化させるため、無溶剤であることが好ましい。溶剤が硬化画像に残ってしまうと、耐溶剤性の劣化、残留する溶剤のVOCの問題が生じる。よって、分散媒体は溶剤では無く重合性化合物、その中でも最も粘度の低いモノマーを選択することが分散適性上好ましい。
顔料の分散は、顔料粒子の平均粒径を0.08〜0.5μmとすることが好ましく、最大粒径は0.3〜10μm、好ましくは0.3〜3μmとなるよう、顔料、分散剤、分散媒体の選定、分散条件、ろ過条件を適宜設定する。この粒径管理によって、インクジェット方式に適用する場合、ヘッドノズルの詰まりを抑制し、活性光線硬化性組成物の保存安定性、活性光線硬化性組成物透明性および硬化感度を維持することができる。本発明の活性光線硬化性組成物においては、色材濃度としては、活性光線硬化性組成物全体の1質量%乃至10質量%であることが好ましい。
〔添加剤〕
本発明の活性光線硬化性組成物には、上記説明した以外に様々な添加剤を用いることができる。例えば、レベリング添加剤、マット剤、膜物性を調整するためのポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ゴム系樹脂、ワックス類を添加することができる。また、保存安定性を改良する目的で、公知のあらゆる塩基性化合物を用いることができるが、代表的なものとして、塩基性アルカリ金属化合物、塩基性アルカリ土類金属化合物、アミンなどの塩基性有機化合物などが挙げられる。また、ラジカル重合性モノマーと開始剤を組み合わせ、ラジカル・カチオンのハイブリッド型硬化活性光線硬化性組成物とすることも可能である。
また、カチオン硬化性化合物を用いる場合、活性光線硬化性組成物の保存安定性を向上させる点で、含水率は、0.5〜5%の範囲に調整することが好ましい。
〔活性光線硬化性組成物粘度〕
本発明の活性光線硬化性組成物においては、インクジェット画像形成に用いる場合は、25℃における粘度が7〜50mPa・sであることが好ましい。
[記録媒体]
記録媒体は、シート状でも、ロール状でも板状でもよい。また、記録媒体は、非感光性硬化開始剤及び光硬化性組成物吸収性でも非吸収性でもよいが、非吸収性の場合、本発明の効果が顕著に現れる。
本発明で用いることのできる記録媒体としては、様々な記録媒体を用いることができる。非コート紙、コート紙などの他、いわゆる軟包装に用いられる各種非吸収性のプラスチックおよびそのフィルムを用いることができ、各種プラスチックフィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、延伸ポリスチレン(OPS)フィルム、延伸ポリプロピレン(OPP)フィルム、延伸ナイロン(ONy)フィルム、ポリ塩化ビニル(PVC)フィルム、ポリエチレン(PE)フィルム、トリアセチルセルロース(TAC)フィルム等を挙げることができる。その他のプラスチックとしては、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ABS、ポリアセタール、ポリビニルアルコール(PVA)、ゴム類などが使用できる。また、金属類や、ガラス類にも適用可能である。更に、木綿、絹、麻、ウール等の天然繊維の布帛、キュプラ、レーヨン、ジアセテート等の半合成繊維の布帛、ポリエステル、ポリアクリル、ポリアミド、トリアセテートなどの合成繊維の布帛やこれらの前記繊維の混紡や混繊や混織や混編からの布帛、およびこれら布帛から作製される、衣料、テキスタイル、身の回り品、標識タグ等の小物等の繊維製品にも適用できる。
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
実施例1
以下に示す各成分をホモディスパー型攪拌機で均一に溶解混合することにより、非感光性開始剤液を得た。
(非感光性開始剤液H−1)
2,2’−アゾビスイソブチロニトリル 40質量部
イソプロピルアルコール 60質量部
(非感光性開始剤液H−2)
2,2’−アゾビスイソブチロニトリル 40質量部
ステアリルアクリレート 60質量部
(非感光性開始剤液H−3)
ALCH−TR:アルミニウムトリスエチルアセトアセテート
(川研ファインケミカル製) 10質量部
イソプロピルアルコール 90質量部
(非感光性開始剤液H−4)
ALCH−TR:アルミニウムトリスエチルアセトアセテート
(川研ファインケミカル製) 10質量部
OXT−101(東亞合成製) 90質量部
「顔料分散物の調製」
分散剤(Solsperse24000 Avecia社製)10質量部と、ステアリン酸アクリレート70質量部をステンレスビーカーに入れ、65℃のホットプレート上で加熱しながら1時間かけて撹拌、混合して溶解させた。次いで、この溶液にC.I.ピグメントイエロー180を20質量部添加後、直径1mmのジルコニアビーズ200gと共にポリ瓶に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて2時間分散処理を行った。次いで、ジルコニアビーズを取り除き顔料分散物Y−1を調製した。C.I.ピグメントイエロー180を、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントブルー15:4、C.I.ピグメントブラック7に変えた以外は同様にして、顔料分散物M−1、C−1、BK−1を得た。
分散剤(PB822 味の素ファインテクノ社製)を10質量部と、OXT−221を65質量部ステンレスビーカーに入れ、65℃のホットプレート上で加熱しながら1時間かけて撹拌、混合して溶解させた。次いで、この溶液にC.I.ピグメントイエロー180を25質量部添加後、直径1mmのジルコニアビーズ200gと共にポリ瓶に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて2時間分散処理を行った。次いで、ジルコニアビーズを取り除き顔料分散物Y−2を調製した。C.I.ピグメントイエロー180を、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントブルー15:4、C.I.ピグメントブラック7に変えた以外は同様にして、顔料分散物M−2、C−2、BK−2を得た。
「インク組成物Y−aの調製」
顔料分散物Y−1 30質量部
ステアリルアクリレート 40質量部
2官能芳香族ウレタンアクリレート(分子量1500) 20質量部
6官能脂肪族ウレタンアクリレート(分子量1000) 5質量部
重合開始剤(Ciba製、イルガキュアー184) 5質量部
顔料分散物Y−1をそれぞれ、M−1,C−1,BK−1に置換え、インク組成物M−a,C−a,BK−aを得た。
「インク組成物Y−bの調製」
顔料分散物Y−2 15質量部
OXT221 48質量部
セロキサイド2021P 25質量部
OXT−101 5質量部
UVI−6992 5質量部
DEA 2質量部
トリエタノールアミン 0.02質量部
顔料分散物Y−2をそれぞれ、M−2,C−2,BK−2に置換え、インク組成物M−b,C−b,BK−bを得た。
作製した、非感光性開始剤液、光硬化性組成物を、図1(c)記載の機構を有する硬化性組成物硬化装置のそれぞれのインクジェットヘッドに表1に記載のように装着した。それぞれのインクジェットヘッドから表1記載の基材に吐出し、高圧水銀ランプVZero085(INTEGRATION TECHNOLOGY社製)で0.1秒間照射したのち、120℃で1時間加熱した。インク膜厚は、最大30μm以内になるように調整した。
「硬化性評価」
(硬化膜擦り耐久性)
硬化物の表面を擦り試験機(当社製)で100回擦りを行ない、硬化膜の擦り減り状況を光学顕微鏡にて評価した。
◎・・・100%変化無し
○・・・わずかに表面が削れているが実用上使用可能レベル
△・・・わずかに表面が削れているが実用上限定使用可能レベル
×・・・大部分が削れている。
「にじみ評価」(硬化画像のにじみ)
印字硬化させたサンプルを24時間放置した後、滲み具合を目視にて判断した。
◎・・・100%滲みなし
○・・・滲みはあるが、実用上使用可能レベル
△・・・滲みはあるが、実用上限定使用可能レベル
×・・・滲みがひどく、使用に耐えないレベル。
Figure 2007276328
表1から、本発明の試料は硬化膜が硬く、硬化画像のにじみのない画像であることがわかる。
実施例2
実施例1で作製した非感光性開始剤液及びインク組成物を用い、図2に示す硬化性組成物硬化装置を適用して上質紙に印刷した所、本発明の試料は実施例1と同様な効果を奏した。
本発明のインクジェット方式を用いた硬化性組成物硬化装置の模式図である。 平版印刷方式を用いた、本発明の硬化性組成物硬化装置の模式図である。
符号の説明
1 基材
2 非感光性硬化開始剤含有液を付与するインクジェットヘッド
3 活性光線硬化性組成物を付与するインクジェットヘッド
4 活性光線照射部
5 非感光性硬化開始剤含有液を付与するインクジェットヘッド
6 各色のインクジェットヘッド
11 圧胴
12 非感光性硬化開始剤含有液
13 非感光性硬化開始剤含有液
14 活性光線照射部1
15 アニロックスロール
16、16′ ドクターブレード
17 版胴
18 非感光性硬化開始剤含有液を付与する部分が製版されている平版印刷版
19 活性光線硬化性組成物を付与する部分が製版されている平版印刷版
20 ロール

Claims (13)

  1. 記録媒体に非感光性硬化開始剤含有液を付与する第1記録部と、該記録媒体に活性光線硬化性モノマー、活性光線硬化性オリゴマー及び活性光線硬化性プレポリマーから選ばれる少なくとも1種を含有する活性光線硬化性組成物を付与する第2記録部及び活性光線照射部を持つことを特徴とする硬化性組成物硬化装置。
  2. 前記非感光性硬化開始剤含有液に含有する非感光性開始剤を活性化させる加熱装置を持つことを特徴とする請求項1記載の硬化性組成物硬化装置。
  3. 前記活性光線硬化性組成物を付与する第2記録部がインクジェットヘッドであることを特徴とする請求項1又は2記載の硬化性組成物硬化装置。
  4. 前記非感光性硬化開始剤含有液を付与する第1記録部がインクジェットヘッドであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の硬化性組成物硬化装置。
  5. 請求項1又は3記載の活性光線硬化性組成物が活性光線照射で重合を開始させる光重合開始剤を含有することを特徴とする活性光線硬化性組成物。
  6. 前記活性光線硬化性組成物が色材を含有することを特徴とする請求項5記載の活性光線硬化性組成物。
  7. 前記活性光線硬化性組成物がカチオン硬化性組成物を含有することを特徴とする請求項5又は6記載の活性光線硬化性組成物。
  8. 前記活性光線硬化性組成物が光酸発生剤を含有することを特徴とする請求項7記載の活性光線硬化性組成物。
  9. 前記1、2又は4記載の非感光性硬化開始剤含有液が熱酸発生剤を含有することを特徴とする非感光性硬化開始剤含有液。
  10. 請求項7又は8記載の活性光線硬化性組成物と請求項9記載の非感光性硬化開始剤含有液がセットになっていることを特徴とする記録液セット。
  11. 請求項1〜4のいずれか1項記載の硬化性組成物硬化装置を用い、非感光性硬化開始剤含有液を付与後、活性光線硬化性組成物を付与し、更に光照射して、活性光線硬化性組成物を硬化することを特徴とする活性光線硬化性組成物の硬化方法。
  12. 非感光性硬化開始剤含有液に含まれる非感光性硬化開始剤を活性化させる加熱工程を持つことを特徴とする請求項11記載の活性光線硬化性組成物の硬化方法。
  13. 請求項10記載の記録液セットを用い、請求項1〜4のいずれか1項記載の硬化性組成物硬化装置で硬化することを特徴とする活性光線硬化性組成物の硬化方法。
JP2006107215A 2006-04-10 2006-04-10 活性光線硬化性組成物、非感光性硬化開始剤含有液、その硬化性組成物硬化装置及び記録液セット並びに活性光線硬化性組成物の硬化方法 Pending JP2007276328A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010047002A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Dynic Corp テキスタイルの印刷方法
JP5597331B2 (ja) * 2010-01-20 2014-10-01 株式会社ミマキエンジニアリング パターン形成装置
JP2018035219A (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 株式会社タムラ製作所 黒色感光性樹脂組成物

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