JP2007274480A - 電話システム及び電話端末装置 - Google Patents

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    • H04M1/247Telephone sets including user guidance or feature selection means facilitating their use

Abstract

【課題】通話を行なっている状態で、通話相手に対し任意の音楽を高品質で聴かせることができ、これによりユーザの娯楽性の向上を図り得る電話システムを提供する。
【解決手段】IP電話機TAにてIP電話機TBとの間で音声コネクションを確立後、IP電話機TBからの応答に応じてIP電話機TA−BGMサーバSVとIP電話機TB−BGMサーバSVとの間にBGMコネクションを確立する。IP電話機TAにて選曲されたBGMをIP電話機TBにてIP電話機TAのユーザが希望するBGMデータを音響再生するようにしている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えばIP(Internet Protocol)電話システムにおいて、音声データの伝送とともにBGM(Back Ground Music)データの伝送を実行する機能を備えた電話システム及びこの電話システムで使用される電話端末装置に関する。
近年、パケット網を介して、双方向に画像や音声をパケットデータとして、リアルタイムに送受信するネットワーク電話システム(IP電話システム)が普及し始めている。このIP電話システムでは、LAN(Local Area Network)やインターネット等のIP網に複数のIP電話端末を収容するとともに、IP網をゲートウェイを介して公衆網に接続し、ゲートウェイにおいてアドレス変換等を行なうことによりIP電話端末相互間及びIP電話端末と公衆網との間でマルチメディア情報通信を可能としている。
ところで、このようなIP電話システムにあっては、通話以外にさらなる付加サービスが強く望まれている。この付加サービスとしては、例えばIP網上に設けられたサーバから、楽曲や映像等のデータをユーザのIP電話端末へダウンロードする情報配信サービスがある。
ところで、上記情報配信サービスにおいて、IP電話端末は通話中に希望の楽曲をダウンロードできない。また、IP電話端末において、ユーザがCD(Compact Disk)プレーヤ等の音源から再生される音楽データをマイクロホンに近付けて通話相手に聞かせる手法もあるが、この場合、通話相手に対し品質の悪い音楽を聞かせてしまうことになる。
なお、従来では、IP電話端末において、ラジオ放送番組等の可聴コンテンツの発生源を示す発生源情報を相手方から受信し、発生源情報に基づいて、発生源に対して音声信号とは別の受信手段によってアクセスして可聴コンテンツを通話音とは別個に出力する手法もある(例えば、特許文献1)。
特開2004−194057公報。
上記手法では、IP電話端末に音声信号の受信手段とは別の受信手段を設けなければならない分、複雑な構成となってしまい、IP電話端末の構成が大型となってしまうことになる。
そこで、この発明の目的は、通話を行なっている状態で、通話相手に対し通話にあった音楽を高品質で聴かせることができ、これによりユーザの娯楽性の向上を図り得る電話システム及び電話端末装置を提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するために、以下のように構成される。
音声パケットを伝送する通信ネットワークに接続される複数の電話端末のうち第1の電話端末と第2の電話端末との間で通信コネクションを確立して通信を実行する電話システムにおいて、第1の電話端末は、互いに異なる複数の音楽データの中から任意の音楽データを選択的に取得する取得手段と、音楽データを取得した場合に、第2の電話端末に対し通信ネットワークを介して音楽データの受信要求を送信する要求送信手段と、受信要求の送出に対し第2の電話端末から応答が返送された場合に、音楽データを第2の電話端末に対し通信ネットワークを介して送信する音楽データ送信手段とを備え、第2の電話端末は、第1の電話端末から通信ネットワークを介して音楽データの受信要求が到来した場合に、第1の電話端末から送られる当該音声データを音響再生する再生手段を備えるようにしたものである。
この構成によれば、第1の電話端末にて任意の音楽データが取得され、第2の電話端末からの応答に応じて第1の電話端末から第2の電話端末へ音楽データが通信ネットワークを介して伝送されることになり、第2の電話端末にて音楽データが音響再生される。従って、音楽ソースを有していない電話端末に必要に応じて音楽データを使用する機能を持たせることが可能となるとともに、第1及び第2の電話端末のユーザは通話中に高品質でムードのある音楽を楽しむことができる。
取得手段は、通信ネットワーク上の複数の音楽データを管理する音楽提供サーバとの通信により任意の音楽データを取得することを特徴とする。
この構成によれば、第1の電話端末にて第2の電話端末との間で通信コネクションを確立する際に、通信ネットワーク上の音楽提供サーバから任意の音楽データがダウンロードされるので、使用が想定される全ての音楽データをメモリに記憶しておく必要がなく、いつでもどこでも手軽に音楽データの取得を行うことができる。
取得手段は、複数の音楽データを記録する音楽記録装置から任意の音楽データを取得することを特徴とする。
この構成によれば、第1の電話端末のユーザが所有する音楽記録装置から任意の音楽データを第1の電話端末に入力し、第1の電話端末から第2の電話端末へ通信ネットワークを介して伝送することができる。このため、第1の電話端末のユーザが好みの音楽を選択して通話中の第2の電話端末のユーザに聴かせることができる。
音楽データ送信手段は、第2の電話端末からの応答に応じて、通信コネクションとは異なる音楽コネクションを第2の電話端末との間で確立し、この音楽コネクションを介して音楽データを第2の電話端末へ送信することを特徴とする。
この構成によれば、音声パケットの伝送と音楽データの伝送とをそれぞれ独立して並列的に制御することができ、これにより音声パケット及び音楽データの伝送を相互に影響を及ぼすことなく確実に行うことができる。また、音楽データは、音声パケット伝送用の通信コネクションとは別に専用の音楽コネクションで伝送されるので、電話プロトコルの制約を受けることがない。従って、音楽コネクションは広帯域な周波数帯域を確保することができるので、広帯域な周波数帯域により電話よりも高品位な音質で音楽を楽しみながら通話が可能となる。
音楽データ送信手段は、受信要求の送出に対する第2の電話端末からの応答に応じて、第2の電話端末が第1の電話端末と異なる種類の電話端末である場合に、音声パケットに音楽データを合成し、この合成データを通信コネクションを介して第2の電話端末へ送信することを特徴とする。
この構成によれば、第2の電話端末が第1の電話端末と種類が異なり、音楽コネクションを確立できないものであっても、第1の電話端末により音声パケットと音楽データとを合成し、通信コネクションを使用して音声パケット及び音楽データが第2の電話端末に伝送されるので、如何なるタイプの第2の電話端末であっても通話中に通話にあった音楽を楽しむことができる。
音楽データ送信手段は、受信要求の送出に対する第2の電話端末からの応答に応じて、音楽データを第2の電話端末で音響再生可能なデータフォーマットに変換する変換手段を備えることを特徴とする。
この構成によれば、変換可能な範囲で任意のデータフォーマットを使用可能となる。従って、如何なるタイプの電話端末を使用しても、通話中に通話にあった音楽を楽しむことができる。
以上詳述したようにこの発明によれば、通話を行なっている状態で、通話相手に対し任意の音楽を高品質で聴かせることができ、これによりユーザの娯楽性の向上を図り得る電話システム及び電話端末装置を提供することができる。
以下、この発明のIP電話システムがNTTフレッツ網を接続している場合の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1の実施形態におけるIP電話システムの概略構成図であり、CMA,CMBはユーザシステム、BTはSIPサーバ、SVはBGMサーバをそれぞれ示している。
ユーザシステムCMAは、IP電話機TAと、パーソナル・コンピュータPCと、ルータRTAとを備えている。
IP電話機TA及びパーソナル・コンピュータPCは、ルータRTA及び局舎ISPAを介してIPネットワークIPNに接続され、このIPネットワークIPNからさらに局舎ISPB、SIPサーバBT及びBGMサーバSVに接続される。
ユーザシステムCMBは、IP電話機TBと、ルータRTBとを備えている。IP電話機TBは、ルータRTB及び局舎ISPBを介してIPネットワークIPNに接続され、このIPネットワークIPNからさらに局舎ISPA、SIPサーバBT及びBGMサーバSVに接続される。
SIPサーバBTは、発着信に応じてIP電話機TAとIP電話機TBとの間を交換接続する機能を有する。
BGMサーバSVは、ユーザシステムCMA,CMBからの要求に応じて、BGMデータを配信するものである。
図2は、上記IP電話機TA,TBの外観図である。ここでは、IP電話機TAを代表して説明する。
IP電話機TAの前面パネル部には、LCD等を使用した表示部11が配置され、さらにこの表示部11の下方パネル部には、ダイヤルキー12、BGM開始・停止・中断などを制御する制御キー13が配設されている。この制御キー13には、BGM挿入用ボタン131及びミキシングボタン132が備えられる。
BGMボタン131は、押下に応じてBGM接続操作を行うためのものである。BGM接続状態はボタンの点灯色によって表示される。ミキシングボタン132は、押下に応じて音声にBGMをミキシングさせるためのものである。
また、IP電話機TAの前面パネル部の図中左側には、スピーカ、マイクロホンを備えたハンドセット14が配設されている。さらに、IP電話機TAには、ルータRTAに接続するためのコネクタ15が設けられる。
一方、IP電話機TAの回路構成は次のようになっている。図3はその構成を示すブロック図である。
同図に示すようにIP電話機TAは、基本機能として、ネットワーク制御部201と、コーディックDSP(Digital Signal Processor)202と、MPU203と、ROM204と、RAM205と、音声入力レベル変換部206と、音声入力A/D変換部207と、音声出力D/A変換部208と、BGMミキシング制御部209と、増幅部210と、キー入力制御部211とを備えている。
ネットワーク制御部201は、ルータRTAを介して接続されるIPネットワークIPNに関するインタフェース処理を行う。つまり、ネットワーク制御部201は、IPネットワークIPNから送られてきた伝送パケットから音声データや制御データを抽出し、音声データをコーディックDSP202へ、また制御データをMPU203へと与える。
また、ネットワーク制御部201は、BGMIP電話端末−BGMIP電話端末同士の接続の場合には、コーディックDSP202から与えられる音声データをIPネットワークIPN上の音声コネクションに送信し、BGMデータをBGMコネクションに送信する。なお、BGMIP電話端末−非BGMIP電話端末の接続の場合には、コーディックDSP202から与えられる音声データ及びBGMデータを合成してIPネットワークIPN上の音声コネクションに送信する。
コーディックDSP202は、ネットワーク制御部201から与えられる音声データを音声出力D/A変換部208へと与える。すると、音声データは、音声出力D/A変換部208でアナログ音声信号に変換され、BGMミキシング制御部209を介して増幅部210で所定レベル増幅され、上記ハンドセット14のスピーカ141から拡声出力される。
一方、上記ハンドセット14のマイクロホン142により入力された送話音声信号は、音声入力レベル変換部206を介して音声入力A/D変換部207で音声データに変換され、コーディックDSP202へと与えられる。コーディックDSP202は、音声入力A/D変換部207から与えられる音声データをIP制御部201へと与える。
また、コーディックDSP202は、IP制御部201から与えられるBGMデータを、BGM出力D/A変換部212へと与える。すると、音楽データは、BGM出力D/A変換部212でアナログ音声信号に変換され、BGMミキシング制御部209を介して増幅部210で所定レベル増幅され、上記ハンドセット14のスピーカ141から拡声出力される。
MPU203は、ROM204及びRAM205に記憶される制御プログラムまたは各種データに従ってソフトウェア処理によりIP電話機TAの各部の制御やIPネットワークIPNとの間での通信処理を行なう。また、MPU203は、制御キー13によりユーザからの音量値設定が受け付けられた場合に、音声入力レベル変換部206及び増幅部210に対し音量ボリューム値を設定ボリューム値に調整させるように音声入力選択制御部215及び外部出力選択制御部216を制御する。そして、その結果を表示部11に表示させる。なお、LED等の点灯或いは点滅を使用してもよい。
また、IP電話機TAには、図4に示すように、ヘッドセット16が接続可能である。すなわち、ヘッドセット16からの送話音声信号は、音声入力レベル変換部213を介して音声入力A/D変換部207で音声データに変換され、コーディックDSP202へと与えられる。また、ヘッドセット16への音声データは、コーディックDSP202から音声出力D/A変換部208へと与えられてアナログ音声信号に変換され、BGMミキシング制御部209を介して増幅部214で所定レベル増幅され、上記ヘッドセット16のスピーカから拡声出力される。
なお、ハンドセット14を使用するかヘッドセット16を使用するかについては、キー入力制御部211により受け付けられるユーザの入力指示に従って、音声入力選択制御部215及び外部出力選択制御部216により選択制御される。
さらに、スピーカやステレオデッキ等の外部機器17が接続される場合には、BGMデータは、BGM出力D/A変換部212から増幅部217へと与えられて、所定レベル増幅された後、外部機器17へ出力される。
また、上記IP電話機TAには、CDプレーヤ等の個人コンテンツサーバ18が接続可能となっている。すなわち、個人コンテンツサーバ18から再生出力されたBGMデータは、外部BGMアナログ入力レベル変換部218を介してD/A変換部219へと与えられてアナログBGM信号に変換され、BGMミキシング制御部209またはIP制御部201に供給される。
さらに、上記IP電話機TAには、外部BGMデジタル入力フォーマット変換部220が設けられている。外部BGMデジタル入力フォーマット変換部220は、IP電話機TBへのBGMデータ送信に際し、送信するBGMデータがIP電話機TBで取り扱い可能なデータフォーマットではない場合に、このデータフォーマットへのフォーマット変換を行う。
次に、以上のシステムにおける処理動作について説明する。
図5は、IP電話機TAと、SIPサーバBTと、BGMサーバSVと、IP電話機TBとの間における情報の送受信動作を示す概略シーケンス図である。IP電話機TAとIP電話機TBとBGMサーバSV間のコネクションの確立にはSIP(Session Initiation Protocol)プロトコルとSIP関連プロトコルを使用した場合について示す。
ユーザは、パーソナル・コンピュータPCを使用してIPネットワークIPN経由でBGMサーバSVに接続する。接続後、BGMとして使用する曲名を選択する。選択方法は、通話内容、アーティスト別などの情報をweb画面から入力し選択する。選択終了後、次の事項をBGMサーバSVに登録する。なお、登録情報としては、1:発信(自分の)IP電話番号 2:受信(相手)先IP電話番号 3:曲名(複数指定可能)4:挿入スケジュールである(図5(1))。
IP電話機TAにおいてユーザが、IP電話機TBのユーザと通話を行なうべくダイヤル操作を行なったとする。そうするとIP電話機TAからその通信確立要求信号がSIPサーバBTに送られる。この通信確立要求信号を受け取るとSIPサーバBTは、着信先のIP電話機TBを呼び出す。そして、これに対しIP電話機TBが応答すると、IP電話機TAとIP電話機TBとの間に音声コネクションを形成する(図5(2))。
かくして、IP電話機TAのユーザはIP電話機TBのユーザとの間で通話を行なうことが可能となる。
ここで、IP電話機TAのユーザはBGM挿入ボタン131を任意の時間に押すことができ、BGM挿入機能を使用する場合にはBGM挿入ボタン131を押す。BGM挿入希望側である発信側のIP電話機TAのBGM挿入ボタン131は接続準備を示す燈点灯する。
(BGMサーバコネクション)
音声コネクションの確立を確認したBGM挿入希望側である発信側IP電話機TAは、次にBGMサーバSVに対して接続要求を行う(図5(3))。この際、発信側のIP電話機TAのBGM挿入ボタン131は、接続中を示す榿点滅になる。
(BGMサーバSVの認証)
BGMサーバSVは、接続要求したIP電話機TAがユーザエージェントが正当なユーザであるかを判定する。判定には登録されているIP電話番号と接続を求めているIP電話機TAとのIP電話番号などの情報比較により判定を行なう。
(発信側BGMIP電話−BGMサーバコネクションの確立)
BGMサーバSVは発信者であるIP電話機TAが正当なユーザであると判定されると、BGMサーバSVとIP電話機TA間に音楽用広帯域コネクションが確立する。判定エラーとなった場合には、BGM挿入ボタン131は赤色点灯となり、BGMサーバSVへの接続が失敗したことを示す。
(受信側BGMIP電話へのBGMサーバコネクション指示)
BGMサーバSV間とのコネクションの確立を確認した発信側のIP電話機TAは、相手側のIP電話機TBに対してBGMサーバSVに接続するように要求する(図5(4))。この接続要求は、SIPのREFERメッセージにより送信される。このとき、発信側のIP電話機TAのBGM挿入ボタン131は緑色点滅する。受信側のIP電話機TBのBGM挿入ボタン131はBGM配信サーバ接続中を示す燈点滅になる。
(受信側のIP電話機TB−BGMサーバSV接続)
上記接続要求を受信したIP電話機TBは、BGMサーバSVに対して接続要求を行なう(図5(5))。すると、IP電話機TBのBGM挿入ボタン131は緑色点滅する。
(BGM配信サーバの判定)
IP電話機TBから接続要求を求められたBGMサーバSVは、接続を要求しているIP電話機TBが正当なIP電話機であるかを確認するために、登録されているBGM登録リスト情報を検索する。検索の結果、接続要求者(受信側BGMIP電話)が意図する正当なIP電話機であると判定されると、IP電話機TBとBGMサーバ間に音楽用広帯域コネクションが確立する。すると、IP電話機TBのBGM挿入ボタン131は緑色点灯する。
(受信側BGMコネクションの確立)
IP電話機TBとBGMサーバSV間に音楽用広帯域コネクションが確立すると、BGMサーバSVは発信側のIP電話機TAと受信側のIP電話機TBに対して音楽配信を開始する。
(受信側BGMコネクションの確立通知)
受信側のIP電話機TBとBGMサーバSV間に音楽用広帯域コネクションが確立されると、受信側のIP電話機TBから発信側のIP電話機TAに対して、コネクション結果が通知される。つまり、正常に接続された場合には発信側のIP電話機TAのBGM挿入ボタン131は緑色点灯となり、BGM接続完了を音声・または合図音を発信者側のスピーカ141に流す。失敗した場合には赤色点灯となり、音声・または合図音を発信者側のスピーカ141に流す。
(BGM配信コネクションの確立)
上記の手順が正常に終了するとBGM配信コネクションが確立する。通話コネクションとして「IP電話機TA−IP電話機TB」、BGMコネクションとして「発信BGM−BGMサーバ、受信BGMIP電話−BGMサーバ」が、それぞれ確立する。
(BGM音量調整)
BGMの音量は予めBGMサーバSV側で音量調整をして配信されているが、発信または受信側のIP電話機TA,TBの音量調整機能により任意に音量に調整することができる。上記では、BGMを通話時開始時から挿入する場合を示した。通話中に発信者または受信者がIP電話機TA,TBまたはパーソナル・コンピュータPCを操作してBGMサーバSVに接続して選曲を行いBGMを挿入することも可能である。選曲後、IP電話機TA,TBのBGM挿入ボタン131を押すことより、BGM要求側のIP電話機TAと相手側のIP電話機TBはBGMサーバSVとのコネクション確立動作を開始する。
次に、ルータRTA,RTBについて説明する。図6はルータRTA,RTBの構造図を示す。IPv4およびIPv6においてQos(Quality of Service)が十分に機能しているルータは高価である。このため、IP電話機TA,TB用に帯域を確保するため、ルータRTA、RTBにIP電話機TA,TBを接続する固定のポートを設ける。IP電話機TA,TBはこの特定ポートに接続することにより帯域を確保する。
以上のように上記第1の実施形態では、IP電話機TAにてIP電話機TBとの間で音声コネクションを確立する際に、IPネットワークIPN上のBGMサーバSVから任意のBGMデータをダウンロードし、IP電話機TBからの応答に応じてIP電話機TAとIP電話機TBとの間にBGMサーバSV経由のBGMコネクションを確立し、IP電話機TBにてIP電話機TAのユーザが希望するBGMデータを音響再生するようにしている。
従って、音楽ソースを有していないIP電話機TA,TBに必要に応じてBGMデータを使用する機能を持たせることが可能となるとともに、IP電話機TA,TBのユーザは通話中に高品質でムードのあるBGMを楽しむことができる。さらに、IPネットワークIPN上のBGMサーバSVから任意のBGMデータがダウンロードされるので、使用が想定される全てのBGMデータをIP電話機TAのRAM205に記憶しておく必要がなく、いつでもどこでも手軽にBGMデータの取得を行うことができる。
また、上記第1の実施形態では、IP電話機TA,TBにおいて、音声ボリューム調整機能により、不要なBGMはミュートすることが可能である。これにより受信者が真に必要なBGMデータのみを音響再生することができる。
また、上記第1の実施形態では、IP電話機TAとIP電話機TBとの間に、通話コネクションとBGMコネクションとを確立するようにしているので、音声パケットの伝送とBGMデータの伝送とをそれぞれ独立して並列的に制御することができ、これにより音声パケット及びBGMデータの伝送を相互に影響を及ぼすことなく確実に行うことができる。また、BGMデータは、音声パケット伝送用の通信コネクションとは別に専用のBGMコネクションで伝送されるので、電話プロトコル(8kHzサンプリング・音声帯域300Hz〜3.7kHz)の制約を受けることがない。従って、BGMコネクションは広帯域な周波数帯域を確保することができるので、広帯域な周波数帯域により電話よりも高品位な音質で音楽を楽しみながら通話が可能となる。
また、上記IP電話機TAに、外部BGMデジタル入力フォーマット変換部220を設け、IP電話機TBへのBGMデータのデータフォーマットをIP電話機TBで取り扱い可能なデータフォーマットに変換するようにしたことによって、データフォーマットがIP電話機ごとに異なる場合でも、BGMデータのデータフォーマットを統一することができる。
(第2の実施形態)
図7は、この発明の第2の実施形態におけるIP電話システムの概略構成図であり、CMCはユーザシステムを示している。なお、図7において、上記図1と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
ユーザシステムCMCは、IP電話機TCと、個人コンテンツサーバ18と、ルータRTCとを備えている。個人コンテンツサーバ18には、複数のBGMデータが記憶されており、ユーザによる入力指示操作に応じて任意のBGMデータを再生してIP電話機TCに入力する。
次に、以上のシステムにおける処理動作について説明する。
図8は、IP電話機TCと、SIPサーバBTと、IP電話機TBとの間における情報の送受信動作を示す概略シーケンス図である。IP電話機TCとIP電話機TBとのコネクションの確立にはSIP(Session Initiation Protocol)プロトコルとSIP関連プロトコルを使用した場合について示す。
サーバレス型BGMIP電話システムでは、IP電話機TC、ルータRTC、個人所有コンテンツサーバ18によりシステムが構成される。挿入するBGMは、個人コンテンツサーバ18から発信者のIP電話機TCを介して受信者に配信される。
すなわち、発信者は個人コンテンツサーバ18とIP電話機TCを接続する。そして、個人コンテンツサーバ18から聴きたい音楽を選択する。BGM選定後、通常のIP電話操作方法を用いてIP電話機TCを使用、音声コネクション確立が行われる。
発信側のIP電話機TCは、受信側のIP電話機TBと音声コネクションの確立を確認すると、BGM・BGMコネクションを張るための動作を開始する。
(個人コンテンツサーバとの接続)
BGMとして使用する曲目を個人コンテンツサーバ18から選択し、個人コンテンツサーバ18の出力端子とIP電話機TCを接続する。
(音声コネクションの確立)
IP電話機TCのユーザは、IP電話機TCを用いて相手のIP電話機TBへの発信操作を行なったとする。そうすると、SIPサーバBTは通常のIP電話の動作と同じようにIP電話機TC,TB間に音声コネクションを確立する(図8(1))。
(BGMコネクションの確立)
発信側のIP電話機TCと受信側のIP電話機TBとの間の音声コネクションが確立されたことが確認されると、発信側のIP電話機TCは、BGMコネクションの確立を行なう。IP電話機TCは、BGMコネクション情報を取得するために受信側のIP電話機TBに対して「Offerer」を送信する(図8(2))。発信側のBGM挿入ボタン131は、接続中を示す燈点滅する。
(BGMコネクションの判定)
発信側のIP電話機TCは、受信側のIP電話機TBからの回答(Answerer)情報を解析して、受信BGMIP電話がサポートしているコネクション情報に適合するBGMコネクションがあるかを判定する。
(BGMコネクションの確立)
適合するBGMコネクションがある場合には、IP電話機TCのボタンがBGM挿入ボタン131が緑色点灯に変わり、BGM挿入が可能であることを示す。またBGM接続完了を音声・または合図音を発信者側のスピーカ141に流す。また受信側のBGMIP電話ボタンが橙色点滅から緑色点灯に変わる。
(BGMの挿入)
発信者はBGM用コネクションが確立を確認すると所有しているBGMコンテンツサーバ18からIP電話機TCに対してBGMを入力する(再生)。
(BGMフォーマット変換)
オーディオ入力がアナログの場合には発信側BGMIP電話にてA/D変換、エンコードが実施される。エンコードされたデータは発信側においてもデコードされ、ハンドセット14のスピーカ141で視聴することができる。BGMの音量は、BGM音量制御機能により、任意の音量に設定することができる。
(BGMデータの送信)
エンコードされたBGMデータは、BGMコネクションにより受信側のIP電話機TBに転送される。
(受信側BGM音量調整)
受信側のIP電話機TBのBGM音量調整機能により、BGMの音量は任意に設定することができる。上記の例では、発信者が持つ個人BGMコンテンツを送信する場合について説明した。受信者側が持つ個人コンテンツをIP電話機TBの外部入力に接続することにより、受信者側からBGMを挿入することも可能である。受信者側からBGMも入力する場合は、受信者側でBGM挿入ボタン131を使用した操作を行うことによりBGMを挿入することができる。
以上のように上記第2の実施形態では、IP電話機TCのユーザが所有する個人コンテンツサーバ18から任意のBGMデータをIP電話機TCに入力し、IP電話機TCから通話相手のIP電話機TBへIPネットワークIPN上のBGMコネクションを介して伝送するようにしている。このため、IP電話機TCのユーザが好みのBGMを個人コンテンツサーバ18から選択して通話中のIP電話機TBのユーザに聴かせることができる。
(第3の実施形態)
図9は、この発明の第3の実施形態におけるIP電話システムの概略構成図であり、CMDはユーザシステムを示している。なお、図9において、上記図1と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
ユーザシステムCMDは、BGM機能を搭載していない電話機TDと、ルータRTDとを備えている。
次に、以上のシステムにおける処理動作について説明する。
IP電話機TAからIP電話機TDに対しBGM挿入要求を送信すると、受信側のIP電話機TDから発信側のIP電話機TAに対して電話機TDとBGMサーバSV間のコネクションの確立結果が通知される(受信側の電話機TDから応答がない場合がある)。
一定時間応答がないか、BGMサーバコネクション要請に対して失敗通知された場合には、BGM挿入要求を行ったIP電話機TAのBGM挿入ボタン131が赤色点灯となる。また音声にて受信側がBGM対応のIP電話機でないことが告げられる。すると、発信者は、BMG挿入ボタン131を再度押して、電話機に状態を確認したことをBGMIP電話に通知する。
(BGM挿入操作)
発信者は電話音質でのBGM挿入を希望する場合には、IP電話機TAのミキシングボタン132を押す。
(BGMと受信音声アナログミキシング処理)
図10は、IP電話機TAのミキシング処理の流れを示す図である。IP電話機TAにおいて、ミキシングボタン132が押されると、BGMサーバSVから取得したBGMを復調、D/A変換する。アナログ変換されたBGMデータは、BGMと受信音声アナログミキシングレベル調整器に入力される。ミキシングレベル調整器によりハンドセット14のスピーカ141から出力されるレベルが自動調整される。またミキシングレベル調整器を手動で変更することにより任意のレベルにBGMを設定することができる。
(BGMとマイク音声のアナログミキシング処理)
BGMサーバSVから受信したBGMデータのD/A変換後、マイク入力音声・BGMミキシングレベル調整器に入力される。マイク入力音声・BGMミキシングレベル調整器では、マイク入力音量レベルを基準にD/A変換後のBGMデータをBGMレベルに調整する。
(BGMとマイク入力音声のアナログミキシング処理)
マイク入力音声・BGMミキシングレベル調整器でレベル調整が完了したアナログBGM信号は、「音声+BGMミキシング器」に入力される。マイク入力音声とBGMは、「音声+BGMミキシング器」でミキシングされる。
(電話データへの変換)
音声とBGMがミキシングされた後、ミキシングデータは、電話音質フィルター変換器により通常のIP電話の音声変換手順に従い電話音質に変換される。
(ミキシングデータの送出)
変換されたマイク入力音声とBGMミキシングデータはLANパケットフレーム化される。フレーム化が完了すると家庭内ルータに向かって送信される。ここではアナログミキシングの場合を示したが、デジタルミキシングすることも可能である。
以上のように上記第3の実施形態では、通話相手がBGMIP電話に対応していない電話機TDであり、BGMコネクションを確立できないものであっても、IP電話機TAにより音声パケットとBGMデータとを合成し、音声コネクションを使用して音声パケット及びBGMデータを電話機TDに伝送するようにしている。
従って、如何なるタイプの電話機であっても電話品質ではあるが通話中に通話にあった音楽を楽しむことができる。
(第4の実施形態)
図11は、この第4の実施形態におけるIP電話システムの概略構成図である。なお、図11において、上記図9と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
(BGMコネクション確立の失敗)
IP電話機TCから電話機TDに対しBGM挿入要求を送信したとする。そして、BGM挿入ボタン131が榿点滅から緑色点灯変化せず、BGM挿入ボタン131が赤色点灯した場合には、BGM挿入が不可能である非BGMIP電話であることを示す。また音声にて相手側がBGMIP電話でないことが発信側のIP電話機TCから告げられる。発信者は、BMG挿入ボタン131を再度押して、電話機TDに状態を確認したことを通知する。
(サーバレス型BGMIP電話でのミキシング)
発信者は電話音質でのBGM挿入を希望する場合には、IP電話機TCのミキシングボタン132を押す。
(サーバレス型BGMIP電話でのミキシング処理開始)
図12は、IP電話機TCのミキシング処理の流れを示す図である。IP電話機TCのミキシングボタン132を押し、個人コンテンツサーバ18の再生を開始する。
(入力コンテンツの判定)
個人コンテンツサーバ18からのBGMデータ形式(デジタル・アナログ)により、IP電話機TCはその入力形式を判定する。
[コンテンツ入力がデジタルの場合]
(復調と増幅)
個人コンテンツサーバ18から取得したBGMを復調、D/A変換する。アナログ変換されたデータは増幅部210の受話器スピーカアンプで増幅される。
(受話器音へのミキシング)
D/A変換後のBGMデータは、ミキシングレベル調整器に入力される。ミキシングレベル調整器では、受信音声レベルを基準にD/A変換後のBGMデータを自動的に設定されたBGMレベルに増幅する。また手動操作によりBGMミキシングレベルを任意に調整することも可能である。出力制御器により出力先を選択する。
(マイク入力音声とBGMミキシング)
D/A変換後のBGMデータは、ミキシングレベル調整器で自動的にBGMミキシングレベル調整が行なわれる。ミキシングレベル調整完了したアナログBGM信号は、音声+BGMミキシング器に入力される。マイク入力音声とBGMは「マイク入力音声+BGMミキシング器」で適正なミキシングが行なわれる。
(送信データフォーマット変換)
マイク入力音声とBGMがミキシングされた後、ミキシングデータは、通常のIP電話の音声変換手順に従い電話音質に変換される。
(音声とBGM音楽ミキシングデータの送出)
変換されたミキシングデータはLANパケットフレーム化される。フレーム化が完了すると家庭内のルータRTCに向かって送信される。
[コンテンツ入力がアナログの場合]
(入力レベル変換)
入力されたアナログデータは、レベル変換器でレベル変換される。変換されたデータは送信ミキシングレベル調整器に入力される。
(受話器音へのミキシング)
D/A変換後のBGMデータは、ミキシングレベル調整器に入力される。ミキシングレベル調整器では、受信音声レベルを基準にD/A変換後のBGMデータを自動的に設定されたBGMレベルに増幅する。また手動操作によりBGMミキシングレベルを任意に調整することも可能である。出力制御器により出力先を選択する。
(マイク入力音声とBGMミキシング)
D/A変換後のBGMデータは、ミキシングレベル調整器で自動的にBGMミキシングレベル調整が行なわれる。ミキシングレベル調整完了したアナログBGM信号は、音声+BGMミキシング器に入力される。マイク入力音声とBGMは「マイク入力音声+BGMミキシング器」で適正なミキシングが行なわれる。
(送信データフォーマット変換)
音声とBGMがミキシングされた後、ミキシングデータは、通常のIP電話の音声変換手順に従い電話音質に変換される。
(音声とBGM音楽ミキシングデータの送出)
変換されたミキシングデータはLANパケットフレーム化される。フレーム化が完了するとルータRTCに向かって送信される。ここではマイク入力音声とBGM及び受信音声とBGMのミキシングについて、アナログミキシングの場合を示したがデジタルミキシングすることも可能である。
以上のように上記第4の実施形態であっても、上記第3の実施形態と同様の作用効果が得られ、電話音質ではあるがIP電話機TCのユーザが好みのBGMを個人コンテンツサーバ18から選択して通話相手の電話機TDのユーザに聴かせることができる。
(第5の実施形態)
図13は、この第5の実施形態におけるIP電話システムの概略構成図であり、CMEはユーザシステムである。なお、図13において、上記図1と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
ユーザシステムCMEは、電話機TEと、ルータRTEとを備えている。
電話機TEは、ルータRTEを介して公衆電話網PNWに接続され、この公衆電話網PNWからさらにユーザシステムCMAのルータRTAに接続される。
次に、上記システムの処理動作について説明する。
(BGM挿入手続き)
IP電話機TAは、通常の携帯電話または固定電話と同じように電話機TEとの間に音声コネクションを確立する。
(BGMコネクションの確立処理)
音声コネクションの確立を確認したIP電話機TAは、次にBGMサーバSVに対して接続要求を行う。すると、BGM挿入ボタン131は、接続中を示す橙点滅になる。
(BGMサーバの判定)
BGMサーバSVは、接続要求を行なっているIP電話機TAがユーザエージェントが正当なユーザであるかを判定する。判定には、登録されているIP電話番号と接続を求めているIP電話機TAとのIP電話番号との比較により判定を行なう。
(BGMサーバSVの認証)
BGMサーバSVに発信者であるIP電話機TAが正当なユーザであると判定されると、BGMサーバSVとIP電話機TA間に音楽用広帯域コネクションが確立される。判定エラーとなった場合には、IP電話機TAのBGM挿入ボタン131は赤色点灯となり、サーバへの接続が失敗したことを示す。
(非BGMIP電話であることの判定)
BGMサーバSV−IP電話機TA間にコネクションの確立を確認したIP電話機TAは、受信側の電話機TEに対して、BGMサーバSVに接続するように要求する。電話番号がIP電話番号ではなく、携帯または固定電話であることを判定するとBGM挿入ボタン131は赤色点灯する。
(受信先電話の通知)
IP電話機TAにおいて、BGM挿入ボタン131が赤色点灯なると音声にて相手側がBGMIP電話でないことが告げられる。発信者は、BMG挿入ボタン131を再度押して、電話機に状態を確認したことを通知する。
(非BGM対応電話へのBGM挿入操作)
発信者は電話音質でのBGM挿入を希望する場合には、IP電話機TAのミキシングボタン132を押す。
(BGMと受信音声アナログミキシング処理)
IP電話機TAにおいて、ミキシングボタン132が押されると、BGMサーバSVから取得したBGMを復調、D/A変換する。アナログ変換されたBGMデータは、BGMと受信音声アナログミキシングレベル調整器に入力される。ミキシングレベル調整器により受話器スピーカから出力されるレベルが自動調整される。またミキシングレベル調整器を手動で変更することにより任意のレベルにBGMを設定することができる。
(BGMとマイク音声のアナログミキシング処理)
BGMサーバSVから受信したBGMデータのD/A変換後、マイク入力音声・BGMミキシングレベル調整器に入力される。マイク入力音声・BGMミキシングレベル調整器では、マイク入力音量レベルを基準にD/A変換後のBGMデータをBGMレベルに調整する。
(BGMとマイク入力音声のアナログミキシング処理)
マイク入力音声・BGMミキシングレベル調整器でレベル調整が完了したアナログBGM信号は、「音声+BGMミキシング器」に入力される。マイク入力音声とBGMは「音声+BGMミキシング器」でミキシングされる。
(電話データへの変換)
音声とBGMがミキシングされた後、ミキシングデータは、電話音質フィルター変換器により通常のIP電話の音声変換手順に従い電話音質に変換される。
(ミキシングデータの送出)
変換されたマイク入力音声とBGMミキシングデータはLANパケットフレーム化される。フレーム化が完了すると家庭内のルータRTAに向かって送信される。ここではアナログミキシングの場合を示したが、デジタルミキシングすることも可能である。
以上のように上記第5の実施形態では、通話相手が携帯電話や既存の固定電話の電話機TEであり、BGMコネクションを確立できないものであっても、IP電話機TAにより音声パケットとBGMデータとを合成し、公衆電話網PNW上に確立された音声コネクションを使用して音声パケット及びBGMデータを電話機TEに伝送するようにしているので、電話品質ではあるが電話機TEのユーザは通話にあった音楽を楽しむことができる。
(第6の実施形態)
図14は、この第6の実施形態におけるIP電話システムの概略構成図である。なお、図14において、上記図7及び図13と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
(個人コンテンツサーバとの接続)
IP電話機TCのユーザは、BGMとして使用する曲目を個人コンテンツサーバ18から選択し、個人コンテンツサーバ18出力とIP電話機TCを接続する。
(BGM挿入準備)
BGM挿入機能を使用する場合には、IP電話機TCのユーザはBGM挿入ボタン131を押し、相手の電話機TEに発信要求を送出する。すると、BGM挿入ボタン131は、接続準備を示す榿点灯する。
(音声コネクションの確立)
IP電話機TCは通常の固定電話動作と同じように発信者と受信者間に音声コネクションを確立する。
(BGMコネクションの判定)
発信側のIP電話機TCと受信側の電話機TEとの音声コネクションが確立されたことが確認されると、発信側のIP電話機TCは、BGMコネクションの確立を実行する。IP電話機TCは、電話機TEが携帯電話・固定電話と判定すると、BGM挿入ボタン131を赤色点灯させる。また音声にて相手側がBGMIP電話でないことが告げられる。
(非BGMIP電話との接続確認)
発信者は、IP電話機TCのBGM挿入ボタン131を再度押して、電話機に状態を確認したことを通知する。
(非BGMIP電話へのBGM挿入)
発信者は電話音質でのBGM挿入を希望する場合には、IP電話機TCのミキシングボタン132を押す。
(ミキシング操作)
IP電話機TCにユーザがミキシングボタン132を押し、個人コンテンツサーバ18の再生を開始する。
(外部入力判定)
個人コンテンツサーバ18からのBGMデータ形式(デジタル・アナログ)により、IP電話機TCはその入力形式を判定する。
[コンテンツ入力がデジタルの場合]
(復調と増幅)
個人コンテンツサーバ18から取得したBGMを復調、D/A変換する。アナログ変換されたデータは受話器スピーカアンプで増幅される。
(受話器音へのミキシング)
D/A変換後のBGMデータは、ミキシングレベル調整器に入力される。ミキシングレベル調整器では、受信音声レベルを基準にD/A変換後のBGMデータを自動的に設定されたBGMレベルに増幅する。また手動操作によりBGMミキシングレベルを任意に調整することも可能である。出力制御器により出力先を選択する。
(マイク入力音声とBGMミキシング)
D/A変換後のBGMデータは、ミキシングレベル調整器で自動的にBGMミキシングレベル調整が行なわれる。ミキシングレベル調整完了したアナログBGM信号は、音声+BGMミキシング器に入力される。マイク入力音声とBGMは「マイク入力音声+BGMミキシング器」で適正なミキシングが行なわれる。
(送信データフォーマット変換)
マイク入力音声とBGMがミキシングされた後、ミキシングデータは、通常のIP電話の音声変換手順に従い電話音質に変換される。
(音声とBGM音楽ミキシングデータの送出)
変換されたミキシングデータはLANパケットフレーム化される。フレーム化が完了すると家庭内のルータRTCに向かって送信される。
[コンテンツ入力がアナログの場合]
(入力レベル変換)
入力されたアナログデータは、レベル変換器でレベル変換される。変換されたデータは送信ミキシングレベル調整器に入力される。
(受話器音へのミキシング)
D/A変換後のBGMデータは、ミキシングレベル調整器に入力される。ミキシングレベル調整器では、受信音声レベルを基準にD/A変換後のBGMデータを自動的に設定されたBGMレベルに増幅する。また手動操作によりBGMミキシングレベルを任意に調整することも可能である。出力制御器により出力先を選択する。
(マイク入力音声とBGMミキシング)
D/A変換後のBGMデータは、ミキシングレベル調整器で自動的にBGMミキシングレベル調整が行なわれる。ミキシングレベル調整完了したアナログBGM信号は、音声+BGMミキシング器に入力される。マイク入力音声とBGMは「マイク入力音声+BGMミキシング器」で適正なミキシングが行なわれる。
(送信データフォーマット変換)
音声とBGMがミキシングされた後、ミキシングデータは、通常のIP電話の音声変換手順に従い電話音質に変換される。
(音声とBGM音楽ミキシングデータの送出)
変換されたミキシングデータはLANパケットフレーム化される。フレーム化が完了すると家庭内のルータRTCに向かって送信される。ここではマイク入力音声とBGM及び受信音声とBGMのミキシングについて、アナログミキシングの場合を示したがデジタルミキシングすることも可能である。
以上のように上記第6の実施形態であっても、上記第5の実施形態と同様な作用効果が得られる。
(その他の実施形態)
なお、この発明は上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、上記各実施形態では、BGMを通話相手に送信する例について説明したが、その他ジャズやロック等であってもよい。
また、上記第1及び第2の実施形態において、電話音声とBGMまたは音楽をミキシングするようにしてもよい。上記BGMミキシング制御部209にてミキシングするポイントによってはBGM・音楽データの高品位音質が失われる。そこで、BGMIP電話では、BGM・音楽データの高品質特性を受話器内で最大限に発揮できるように、図15に示す如くミキシング制御処理を従来の電話音声処理後に実行することにより、電話音声とBGMまたは音楽の品質を損なうことなくミキシングできる。
一方、BGM・音楽データを電話と同じ処理系で処理した場合、電話音質である約4.1kHz(通過周波数帯域300Hz〜3.7kHz)のバンドパスフィルターを通過するため、高周波音域がカットされてしまう。このためBGMIP電話機では、電話音声処理とBGM・音楽処理を分離して実行する。電話音声、BGM・音楽ともにアナログ変換終了後の最終段階でBGMミキシング部209によりミキシングすることにより、変換ノイズなどの流入を防ぎ、クリアな音を再現する。BGMIP電話では音声及びBGMがデジタル化されているので、図16に示すようなデジタルミキシングする方法も考えられる。
その他、IP電話システムの構成や電話機の種類やその構成、BGMデータの送信手順等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
この発明の第1の実施形態におけるIP電話システムの概略構成図。 上記図1に示したIP電話機の構成を示す斜視図。 上記図1に示したIP電話機の機能構成を示すブロック図。 上記図1に示したIP電話機に接続可能な周辺機器の一例を示す斜視図。 同第1の実施形態におけるIP電話機と、主装置と、BGMサーバとの間における情報の送受信動作を示す概略シーケンス図。 上記図1に示したルータの構造図。 この発明の第2の実施形態におけるIP電話システムの概略構成図。 同第2の実施形態におけるIP電話機と、主装置との間における情報の送受信動作を示す概略シーケンス図。 この発明の第3の実施形態におけるIP電話システムの概略構成図。 同第3の実施形態において、IP電話機内で音声データとBGMデータとをミキシングする処理を説明するために示す図。 この発明の第4の実施形態におけるIP電話システムの概略構成図。 同第4の実施形態において、IP電話機内で音声データとBGMデータとをミキシングする処理を説明するために示す図。 この発明の第5の実施形態におけるIP電話システムの概略構成図。 この発明の第6の実施形態におけるIP電話システムの概略構成図。 この発明の第1及び第2の実施形態において、音声とBGMのアナログミキシング処理例を説明するために示す図。 この発明の第1及び第2の実施形態において、音声とBGMのデジタルミキシング処理例を説明するために示す図。
符号の説明
11…表示部、12…ダイヤルキー、13…制御キー、14…ハンドセット、15…コネクタ、16…ヘッドセット、18…個人コンテンツサーバ、131…BGM挿入ボタン、132…ミキシングボタン、141…スピーカ、142…マイクロホン、201…ネットワーク制御部、202…コーディックDSP、203…MCU、204…ROM、205…RAM、206…音声入力レベル変換部、207…音声入力A/D変換部、208…音声出力D/A変換部、209…BGMミキシング制御部、210…増幅部、211…キー入力制御部、212…BGM出力D/A変換部、215…音声入力選択制御部、216…外部出力選択制御部、220…外部BGMデジタル入力フォーマット変換部、TA,TB、TC…IP電話機、PC…パーソナル・コンピュータ、BT…SIPサーバ、SV…BGMサーバ、IPN…IPネットワーク、RTA〜RTE…ルータ。

Claims (17)

  1. 音声パケットを伝送する通信ネットワークに接続される複数の電話端末のうち第1の電話端末と第2の電話端末との間で通信コネクションを確立して通信を実行する電話システムにおいて、
    前記第1の電話端末は、
    互いに異なる複数の音楽データの中から任意の音楽データを選択的に取得する取得手段と、
    前記音楽データを取得した場合に、前記第2の電話端末に対し前記通信ネットワークを介して前記音楽データの受信要求を送信する要求送信手段と、
    前記受信要求の送出に対し前記第2の電話端末から応答が返送された場合に、前記音楽データを前記第2の電話端末に対し前記通信ネットワークを介して送信する音楽データ送信手段とを備え、
    前記第2の電話端末は、
    前記第1の電話端末から前記通信ネットワークを介して前記音楽データの受信要求が到来した場合に、前記第1の電話端末から送られる当該音声データを音響再生する再生手段を備えたことを特徴とする電話システム。
  2. 前記取得手段は、前記通信ネットワーク上の前記複数の音楽データを管理する音楽提供サーバとの通信により任意の音楽データを取得することを特徴とする請求項1記載の電話システム。
  3. 前記取得手段は、前記複数の音楽データを記録する音楽記録装置から任意の音楽データを取得することを特徴とする請求項1記載の電話システム。
  4. 前記再生手段は、音響再生される音楽データの音量を調整可能とすることを特徴とする請求項1記載の電話システム。
  5. 前記音楽データ送信手段は、前記第2の電話端末からの応答に応じて、前記通信コネクションとは異なる音楽コネクションを第2の電話端末との間で確立し、この音楽コネクションを介して前記音楽データを前記第2の電話端末へ送信することを特徴とする請求項1記載の電話システム。
  6. 前記要求送信手段は、前記受信要求に前記音楽データを受信するための前記音楽提供サーバへの接続要求を含めて前記第2の電話端末へ送信し、
    前記再生手段は、前記接続要求を受信した場合に、当該接続要求に従って前記音楽提供サーバとの間で前記通信コネクションとは異なる音楽コネクションの確立を行って前記音楽提供サーバから前記音楽データを受信して音響再生することを特徴とする請求項2記載の電話システム。
  7. 前記音楽データ送信手段は、前記受信要求の送出に対する前記第2の電話端末からの応答に応じて、前記第2の電話端末が前記第1の電話端末と異なる種類の電話端末である場合に、前記音声パケットに前記音楽データを合成し、この合成データを前記通信コネクションを介して前記第2の電話端末へ送信することを特徴とする請求項1記載の電話システム。
  8. 音声パケットを伝送する通信ネットワークに接続される複数の電話端末のうち第1の電話端末と第2の電話端末との間で通信コネクションを確立して通信を実行する電話システムで前記第1の電話端末として使用される電話端末装置において、
    互いに異なる複数の音楽データの中から任意の音楽データを選択的に取得する取得手段と、
    前記音楽データを取得した場合に、前記第2の電話端末に対し前記通信ネットワークを介して前記音楽データの受信要求を送信する要求送信手段と、
    前記受信要求の送出に対し前記第2の電話端末から応答が返送された場合に、前記音楽データを前記第2の電話端末に対し前記通信ネットワークを介して送信する音楽データ送信手段とを具備したことを特徴とする電話端末装置。
  9. 前記取得手段は、前記通信ネットワーク上の前記複数の音楽データを管理する音楽提供サーバとの通信により任意の音楽データを取得することを特徴とする請求項8記載の電話端末装置。
  10. 前記取得手段は、前記複数の音楽データを記録する音楽記録装置から任意の音楽データを取得することを特徴とする請求項8記載の電話端末装置。
  11. 前記音楽データ送信手段は、前記第2の電話端末からの応答に応じて、前記通信コネクションとは異なる音楽コネクションを第2の電話端末との間で確立し、この音楽コネクションを介して前記音楽データを前記第2の電話端末へ送信することを特徴とする請求項8記載の電話端末装置。
  12. 前記要求送信手段は、前記受信要求に前記音楽データを受信するための前記音楽提供サーバへの接続要求を含めて前記第2の電話端末へ送信することを特徴とする請求項9記載の電話端末装置。
  13. 前記音楽データ送信手段は、前記受信要求の送出に対する前記第2の電話端末からの応答に応じて、前記第2の電話端末が前記第1の電話端末と異なる種類の電話端末である場合に、前記音声パケットに前記音楽データを合成し、この合成データを前記通信コネクションを介して前記第2の電話端末へ送信することを特徴とする請求項8記載の電話端末装置。
  14. 前記音楽データ送信手段は、前記受信要求の送出に対する前記第2の電話端末からの応答に応じて、前記音楽データを前記第2の電話端末で音響再生可能なデータフォーマットに変換する変換手段を備えることを特徴とする請求項8記載の電話端末装置。
  15. 音声パケットを伝送する通信ネットワークに接続される複数の電話端末のうち第1の電話端末と第2の電話端末との間で通信コネクションを確立して通信を実行する電話システムで前記第2の電話端末として使用される電話端末装置において、
    前記第1の電話端末から前記通信ネットワークを介して前記音楽データの受信要求が到来した場合に、前記第1の電話端末から送られる当該音声データを音響再生する再生手段を備えたことを特徴とする電話端末装置。
  16. 前記再生手段は、前記受信要求に前記音楽データを受信するための音楽提供サーバへの接続要求が含まれている場合に、当該接続要求に従って前記音楽提供サーバとの間で前記通信コネクションとは異なる音楽コネクションの確立を行って前記音楽提供サーバから前記音楽データを受信して音響再生することを特徴とする請求項15記載の電話端末装置。
  17. 前記再生手段は、音響再生される音楽データの音量を任意に調整可能とすることを特徴とする請求項15記載の電話端末装置。
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