JP2007274203A - 情報管理方法、情報管理装置、データ中継装置および情報管理システム - Google Patents

情報管理方法、情報管理装置、データ中継装置および情報管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】状況や環境の変化、たとえば網設備の工事などにより変更されるアドレス情報を、動的に学習し、DNSサーバやルータ自身の設定情報に反映させること。
【解決手段】自己のアドレス情報が不定な複数のDNSサーバ1,2とルータ3,4を通信回線で接続してVPNなどの専用網10を構成し、各DNSサーバ1,2が名前登録パケットを用いて交換することで、共有して管理するDNSサーバ1,2のアドレス情報を含むDNS情報を、ルータ3,4の問い合わせに応じて提供する。ルータ3,4は、提供されたアドレス情報を動的に学習して、変更されたアドレス情報を不揮発性メモリに登録し、データ通信の際に利用する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、不定なアドレス情報が割り当てられた情報管理装置とデータ中継装置を接続して専用網を構成し、データ通信を行うためのアドレス情報を、共有して管理する情報管理方法、データ中継装置および情報管理システムに関するものである。
従来、DNS(Domain Name System)機能を利用し、ネットワークを構成するデータ中継装置としてのルータとアドレス管理用の情報管理装置としてのDNSサーバ間でMACアドレス情報をもとに特定の認証用パスワードを作成し、上記認証用パスワードを通信して認証を行った後、DNSサーバから通信に必要なアドレス情報を取得し、上記ネットワークを介してデータ通信を行うシステムがあった。
特開2005−286944号公報
しかしながら、ネットワークを構成する全てのルータとDNSサーバのアドレス情報が一時的に特定されるが動的に変更される不定のアドレス(以下、「不定アドレス」という)情報であると、通信を行うことができない。すなわち、ルータがDNSサーバに接続するためには、DNSサーバのIPアドレス情報が必要であるが、このアドレス情報が動的に変更されるアドレス情報であるため、DNSサーバのアドレス情報が変更されるたびに、ルータの設定を変更する必要がある。この場合、ルータは変更されたDNSサーバのアドレス情報がわからないため、その都度オペレータが電話などを利用してDNSサーバのアドレス情報を確認する必要があり、確認動作が煩雑になっていた。そこで、変更されることのない固定のアドレス情報が割り当てられたDNSサーバが少なくとも1台専用網に設置され、ルータは、最初にこのDNSサーバにデータ通信の相手先ルータのアドレス情報を問い合わせるサービスが考えられるが、このサービスでは、割り当てるべきアドレス情報が不足していると、固定アドレスの割り当てが困難になるとともに、この固定アドレスの提供を受けるサービスは費用が嵩むという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、状況や環境の変化により変更されるアドレス情報を、動的に学習し、情報管理装置やデータ中継装置自身の設定情報に反映させることができる情報管理方法、データ中継装置および情報管理システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる情報管理方法は、自己を示すアドレス情報が一時的に特定される不定なアドレス情報に設定される複数の情報管理装置とデータ中継装置とを接続して専用網を構成し、前記データ中継装置がデータ中継を行うための情報を、各情報管理装置が共有して管理するとともに、前記データ中継装置の問い合わせに応じて前記データ中継を行うための情報を提供する情報管理方法において、前記情報管理装置および前記データ中継装置が、各情報管理装置を示すアドレス情報を登録する第1の登録ステップと、前記情報管理装置が、各情報管理装置を示すアドレス情報が登録された他の前記情報管理装置と接続して、前記自己を示すアドレス情報を定期的に送信し、該アドレス情報を受信した前記他の情報管理装置が、該アドレス情報をもとに前記登録されたアドレス情報を更新する第1の更新ステップと、前記データ中継装置が、前記データ中継を行うための情報を問い合わせた情報管理装置から応答がない場合に、前記情報管理装置以外の他の情報管理装置と接続して、該情報管理装置を示すアドレス情報を問い合わせ、前記他の情報管理装置が前記データ中継装置からの問い合わせに応じて、前記登録されたアドレス情報の中から該当する前記情報管理装置を示すアドレス情報を送信して提供する第1の提供ステップと、を含むことを特徴とする。
また、請求項2の発明にかかる情報管理方法は、上記発明において、前記データ中継装置が、前記第1の提供ステップで提供された前記アドレス情報をもとに、前記登録されたアドレス情報を更新する第2の更新ステップを、さらに含むことを特徴とする。
また、請求項3の発明にかかる情報管理方法は、上記発明において、前記データ中継装置が、前記情報管理装置と接続して、定期的に該情報管理装置以外の他の情報管理装置を示すアドレス情報を問い合わせ、前記情報管理装置が前記データ中継装置からの問い合わせに応じて、前記登録されたアドレス情報の中から該当する前記他の情報管理装置を示すアドレス情報を送信して提供する第2の提供ステップと、前記データ中継装置が、前記第2の提供ステップで提供された前記アドレス情報をもとに、前記登録されたアドレス情報を更新する第3の更新ステップと、をさらに含むことを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかる情報管理方法は、上記発明において、前記データ中継装置が、各情報管理装置と接続して、前記自己を示すアドレス情報を定期的に送信し、該アドレス情報を受信した各情報管理装置が、前記アドレス情報を登録する第2の登録ステップを、さらに含むことを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかる情報管理装置は、自己を示すアドレス情報が一時的に特定される不定なアドレス情報に設定される少なくとも1つの情報管理装置と複数のデータ中継装置とに接続されて専用網を構成し、前記データ中継装置がデータ中継を行うための情報を、前記他の情報管理装置と共有して管理するとともに、前記データ中継装置の問い合わせに応じて前記データ中継を行うための情報を提供する情報管理装置において、各情報管理装置を示すアドレス情報を登録する第1の登録手段と、各情報管理装置を示すアドレス情報が登録された他の前記情報管理装置と接続して、前記自己を示すアドレス情報を定期的に送信するとともに、前記他の情報管理装置から定期的に送信される該他の情報管理装置を示すアドレス情報を受信し、該アドレス情報をもとに前記第1の登録手段で登録されたアドレス情報を更新する第1の更新手段と、前記接続されたデータ中継装置から受信した前記他の情報管理装置を示すアドレス情報の問い合わせに応じて、前記第1の登録手段で登録されたアドレス情報の中から該当する前記他の情報管理装置を示すアドレス情報を検索し、前記データ中継装置に送信して提供する第1の提供手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかるデータ中継装置は、自己を示すアドレス情報が一時的に特定される不定なアドレス情報に設定される複数の情報管理装置と他のデータ中継装置とに接続されて専用網を構成させ、データ通信を行うための情報を各情報管理装置に問い合わせるデータ中継装置において、各情報管理装置を示すアドレス情報を登録する第2の登録手段と、前記データ中継を行うための情報を問い合わせた情報管理装置から応答がない場合に、前記情報管理装置以外の他の情報管理装置と接続して、該情報管理装置を示すアドレス情報を問い合わせ、該問い合わせに応じて前記他の情報管理装置から提供された前記情報管理装置を示すアドレス情報をもとに、前記第2の登録手段で登録された前記アドレス情報を更新する第2の更新手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかるデータ中継装置は、上記発明において、前記情報管理装置と接続して、定期的に該情報管理装置以外の他の情報管理装置を示すアドレス情報を問い合わせ、該問い合わせに応じて前記情報管理装置から提供された前記他の情報管理装置を示すアドレス情報をもとに、前記第2の登録手段で登録された前記アドレス情報を更新する第3の更新手段を、さらに備えることを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかる情報管理システムは、自己を示すアドレス情報が一時的に特定される不定なアドレス情報に設定される複数の情報管理装置とデータ中継装置とを接続して専用網を構成し、前記データ中継装置がデータ中継を行うための情報を、前記各情報管理装置が共有して管理するとともに、前記データ中継装置の問い合わせに応じて前記データ中継を行うための情報を提供する情報管理システムにおいて、前記情報管理装置は、各情報管理装置を示すアドレス情報を登録する第1の登録手段と、各情報管理装置を示すアドレス情報が登録された他の前記情報管理装置と接続して、前記自己を示すアドレス情報を定期的に送信するとともに、前記他の情報管理装置から定期的に送信される該他の情報管理装置を示すアドレス情報を受信し、該アドレス情報をもとに前記第1の登録手段で登録されたアドレス情報を更新する第1の更新手段と、前記接続されたデータ中継装置から受信した前記他の情報管理装置を示すアドレス情報の問い合わせに応じて、前記第1の登録手段で登録されたアドレス情報の中から該当する前記他の情報管理装置を示すアドレス情報を検索し、前記データ中継装置に送信して提供する第1の提供手段と、を備え、前記データ中継装置は、各情報管理装置を示すアドレス情報を登録する第2の登録手段と、前記データ中継を行うための情報を問い合わせた情報管理装置から応答がない場合に、前記情報管理装置以外の他の情報管理装置と接続して、該情報管理装置を示すアドレス情報を問い合わせ、該問い合わせに応じて前記他の情報管理装置から提供された前記情報管理装置を示すアドレス情報をもとに、前記第2の登録手段で登録された前記アドレス情報を更新する第2の更新手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる情報管理システムは、上記発明において、前記データ中継装置は、前記情報管理装置と接続して、定期的に該情報管理装置以外の他の情報管理装置を示すアドレス情報を問い合わせ、該問い合わせに応じて前記情報管理装置から提供された前記他の情報管理装置を示すアドレス情報をもとに、前記第2の登録手段で登録された前記アドレス情報を更新する第3の更新手段を、をさらに備えることを特徴とする。
本発明にかかる情報管理方法、データ中継装置および情報管理システムは、自己のアドレス情報が不定な複数の情報管理装置とデータ中継装置を接続して専用網を構成し、前記情報管理装置が、他の情報管理装置と接続して、前記自己を示すアドレス情報を定期的に送信し、前記他の情報管理装置が、受信したアドレス情報をもとに登録されたアドレス情報を更新するとともに、前記データ中継を行うための情報を問い合わせた情報管理装置から応答がない場合に、前記データ中継装置が、他の情報管理装置と接続して、前記情報管理装置を示すアドレス情報を問い合わせて、前記他の情報管理装置から該当する前記情報管理装置を示すアドレス情報の提供を受けることで、状況や環境の変化により変更されるアドレス情報を、動的に学習し、情報管理装置やデータ中継装置自身の設定情報に反映させることができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる情報管理方法、データ中継装置および情報管理システムの実施の形態を図1〜図14の図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更実施の形態が可能である。
(実施の形態1)
図1は、本発明にかかる情報管理システムの実施の形態1の概略構成を示すシステム構成図である。図において、情報管理装置である複数のDNSサーバ1,2と、データ中継装置であるルータ3,4は、図示しない通信回線によってそれぞれ接続されてVPN(Virtual Private Network)などの専用網10を構成している。この専用網10内には、IPアドレス情報の配布を行うアドレス配布サーバ20があり、これらDNSサーバ1,2およびルータ3,4のIPアドレス情報は、状況や環境の変化に伴ってアドレス配布サーバ20によって変更される不定のIPアドレス情報が割り当てられている。この情報管理システムでは、初期設定時にIPアドレス情報として、たとえばDNSサーバ1には、「AAAA::A」が、DNSサーバ2には、「BBBB::B」が、ルータ3には、「CCCC::C」が、ルータ4には、「DDDD::D」がそれぞれ割り当てられている。各DNSサーバ1,2は、自身に割り当てられたアドレスと、自身のホスト名を、DNS情報として後述するDNSメモリ部に登録する。また、ルータ3,4は、各DNSサーバ1,2に割り当てられたアドレス情報と、DNSサーバ1,2のホスト名を、アドレスキャッシュ情報として後述するアドレスキャッシュ部に登録する。レコードの属性は、たとえばNSレコードで、またIPアドレスであればAAAAレコードで登録する。
DNSサーバ1,2は、専用網10を介して定期的に他のDNSサーバと通信を行って、自己のIPアドレス情報を他のDNSサーバに登録させる動作を行うとともに、他のDNSサーバのIPアドレス情報をアドレスキャッシュ情報として登録する動作を行う。
DNSサーバ1,2は、データ中継を行うための情報としてルータ3,4のアドレス情報を共有して管理し、ルータ3,4からの問い合せに応じて、問い合せ対象のルータのアドレス情報を、専用網10を介して問い合せ先のルータに提供している。これらDNSサーバ1,2は、図2のブロック図に示すように、同様の構成からなっている。図2において、DNSサーバ1,2は、インターフェース部11と、第1の登録手段としてのデータベース12と、第1の更新手段としてのアドレス通知部13と、同じく第1の更新手段としてのアドレス通知受信処理部14と、アドレス解決を行う第1の提供手段としてのDNSアドレス解決部15とから構成されている。アドレス通知部13、アドレス通知受信処理部14およびDNSアドレス解決部15は、専用網10を介して他のDNSサーバ、ルータ3,4と接続され、これらの装置との間でデータ通信を可能にしている。
データベース12は、DNSサーバのみが持つDNS情報で、たとえばドメイン名、IPアドレス、認証情報などが登録されるDNSメモリ部12aと、たとえばDNSサーバのドメイン名とIPアドレス情報との組み合わせ情報が登録されるアドレスキャッシュ部12bと、DNSサーバの動作設定、他のDNSサーバおよびハブルータ3,4と接続するための設定情報などを記憶するコンフィグメモリ部12cとから構成されている。このDNSメモリ部12aのDNS情報は、DNSサーバの要求に対して応答する際に参照されるもので、他のホスト(DNSサーバ)からの要求により登録されたDNS情報が動的に変更される。アドレスキャッシュ部12bは、不揮発性メモリからなり、ルータ3,4の全てが学習するもので、DNSサーバでは、最初に他のDNSサーバにDNS登録を行うために利用される。コンフィグメモリ部12cは、不揮発性メモリからなり、コンソール(端末装置)からの設定により変更されるが、動的には変化しない。
インターフェース部11は、たとえば外部の図示しない情報入力部と接続されており、プロバイダなどによってこのインターフェース部11にIPアドレスが割り当てられており、DNSメモリ部12aには、自身のDNS情報として、割り当てられたIPアドレスと、自身のホスト名とが登録される。
アドレス通知部13は、他のDNSサーバに対して、インターフェース部11から入力する自身のアドレス情報(DNS情報)を通知する機能を有する。ここで、宛先情報となる他のDNSサーバのアドレス情報は、アドレスキャッシュ部12bから参照される。なお、このDNS情報の通知は、たとえばHTTP(HyperText Transfer Protocol)の名前登録パケットを用いて定期的に行われている。
アドレス通知受信処理部14は、他のDNSサーバからこのDNSサーバのDNS情報の通知を受信した場合に、このDNS情報をたとえばNSレコードまたはAAAAレコードでDNSメモリ部12aに登録するとともに、アドレスキャッシュ部12bを更新する。
DNSアドレス解決部15は、他のホスト(他のDNSサーバ、ルータ3,4を含む)からDNSの名前解決要求パケットを受信した場合に、リクエストされた名前に該当するアドレス情報を、DNSメモリ部12aから検索してDNSの名前解決応答パケットを作成して通知する。
ルータ3,4は、例えばLANなどを介してデータ通信を行う図示しない他のルータや端末装置と接続されており、たとえばデータ中継を行うハブ(HUB)の機能を有するものと、このハブと上記したDNSサーバの機能を併せ持つものとがある。なお、DNSサーバの機能は上述したDNSサーバ1,2と同様なので、ここではハブの機能を図3のブロック図を用いて説明する。
ハブとしてのルータ3,4は、専用網10を介して定期的に全DNSサーバ1,2と通信を行って、自己のIPアドレスを全DNSサーバに登録させる動作を行うとともに、全DNSサーバ1,2のIPアドレスをアドレスキャッシュ情報として登録する動作を行う。また、ルータ3,4は、他のハブルータと接続する際には、この他のハブルータのIPアドレスを、DNSサーバ1,2を利用して学習し、このIPアドレスをもとに他のハブルータと通信を行う。
図3において、ルータ3,4は、インターフェース部31と、第2の登録手段としてのデータベース32と、アドレス通知部33と、アドレス解決を行う第2および第3の更新手段としてのDNSアドレス解決部34とから構成されている。アドレス通知部33およびDNSアドレス解決部34は、専用網10を介して他のDNSサーバ、ルータ3,4と接続され、これらの装置との間でデータ通信を可能にしている。また、ルータ3,4は、通信回線を介して接続された図示しない端末装置と他のルータおよびDNSサーバ1,2との間で暗号化されたデータ中継を行うための図示しない中継手段としてのデータ中継処理部を備えている。
データベース32は、たとえばDNSサーバのドメイン名とIPアドレスの組み合わせ情報が登録されるアドレスキャッシュ部32aと、ハブルータの動作設定(他のハブルータおよび後述するスポークルータとの接続設定を含む)、DNSサーバと接続するための設定情報などを記憶するコンフィグメモリ部32bとから構成されている。このアドレスキャッシュ部32aは、不揮発性メモリからなり、DNSサーバと接続する際などに参照されている。DNSサーバのIPアドレス変更の際に、他のDNSサーバにアドレス情報を問い合わせて取得することにより、動的に変更が可能となる。コンフィグメモリ部32bは、不揮発性メモリからなり、コンソール(端末装置)からの設定により変更されるが、動的には変化しない。
インターフェース部31は、インターフェース部11と同様に、外部の図示しない情報入力部と接続されており、プロバイダなどによってこのインターフェース部11に、割り当てられたDNSサーバ自身のIPアドレスが入力しており、アドレスキャッシュ部32aには、この自身のIPアドレス情報として、割り当てられたたとえばIPアドレスと、自身のホスト名とが登録される。
アドレス通知部33は、全てのDNSサーバ1,2のホストに対して、インターフェース部31から入力する自身のアドレス情報を通知する機能を有する。ここで、自身のアドレス情報を通知するために、DNSサーバのホストに割り当てられたアドレス情報(全部)をアドレスキャッシュ部32aに登録しておく必要がある。なお、このアドレス情報の通知は、たとえば定期的に行われている。
DNSアドレス解決部34は、プライマリDNSサーバから、DNSサーバのたとえばNSレコードを取得して、アドレスキャッシュ部32aに登録されているアドレスキャッシュ情報を更新してメンテナンスする。
次に、DNSサーバ1,2間でのアドレス情報の共有に関わる動作を、図4のシーケンスに基づいて説明する。図4において、各DNSサーバ1,2は、例えばコンソール(端末装置)の初期設定によって、インターフェース部11が他のDNSサーバのアドレス情報をアドレスキャッシュ情報として、アドレスキャッシュ部12bに登録する(ステップS101、S201)。なお、この実施の形態では、DNS1のアドレスキャッシュ部12bには、DNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」が、DNS2のアドレスキャッシュ部12bには、DNSサーバ1のアドレス情報「AAAA::A」が登録される。
そして、各DNSサーバ1,2は、IPアドレス登録動作を開始し(ステップS102、S202)、まず自身のアドレス情報をDNS情報として、DNSメモリ部12aに追加登録する(ステップS103、S203)。次に、DNSサーバ1,2は、DNS情報の通知を行う。このDNS情報の通知は、たとえば図5に示す、IPヘッダ、TCPヘッダ、HTTPリクエストから構成されるHTTPの名前登録パケットを用いて行われる。まず、DNSサーバ1のアドレス通知部13は、アドレスキャッシュ情報を参照して、IPヘッダの宛先がDNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」で、送信元がDNSサーバ1のアドレス情報「AAAA::A」で、ポート番号80を利用して自身の名前とアドレス情報「AAAA::A」が付加された名前登録パケットを作成して、DNSサーバ2へ送信する(ステップS104)。
DNSサーバ1から上記名前登録パケットを受信すると、DNSサーバ2のアドレス通知受信処理部14は、DNSサーバ1のアドレス情報「AAAA::A」をDNS情報として、DNSメモリ部12aに登録して登録が完了すると(ステップS204)、DNSサーバ2のアドレス通知部13は、アドレスキャッシュ情報を参照して、IPヘッダの宛先がDNSサーバ1のアドレス情報「AAAA::A」で、送信元がDNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」で、ポート番号80を利用して自身の名前とアドレス情報「BBBB::B」が付加された名前登録パケットを作成し、DNSサーバ1へ送信する(ステップS205)。
DNSサーバ2から上記名前登録パケットを受信すると、DNSサーバ1のアドレス通知受信処理部14は、DNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」をDNS情報として、DNSメモリ部12aに登録する(ステップS105)。このDNS情報の通知および登録動作は、定期的に行われている。
次に、状況や環境の変化、たとえば網設備の工事などにより、DNSサーバ2のアドレス情報が変更になった場合におけるDNSサーバ間でのアドレス情報の共有に関わる動作を図7のシーケンスに基づいて説明する。図7において、専用網10内のアドレス配布サーバ20からの設定により、DNSサーバ2のアドレス情報が「BBBB::B」から「XXXX::X」に変更されると、インターフェース部11は、このアドレス情報「XXXX::X」をDNS情報としてDNSメモリ部12aに登録して更新する(ステップS210)。
次に、DNSサーバ1では、アドレス通知部13から、IPヘッダの宛先がDNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」で、送信元がDNSサーバ1のアドレス情報「AAAA::A」で、ポート番号80を利用して自身の名前とアドレス情報「AAAA::A」が付加された名前登録パケットを、DNSサーバ2へ送信するが(ステップS110)、DNSサーバ2のアドレスが変化しているので、DNSサーバ2にはこの名前登録パケットが届かない。
次に、DNSサーバ2は、定期的に名前登録パケットを送信するが、既に自己のアドレス情報が変更になっているので、DNSサーバ2のアドレス通知部13は、IPヘッダの宛先がDNSサーバ1のアドレス情報「AAAA::A」で、送信元がDNSサーバ2のアドレス情報「XXXX::X」で、ポート番号80を利用して自身のDNS情報「XXXX::X」が付加された名前登録パケットを、DNSサーバ1へ送信する(ステップS211)。
DNSサーバ1では、DNSサーバ2から上記名前登録パケットを受信すると、アドレス通知受信処理部14は、DNSサーバ2のアドレス情報「XXXX::X」をDNS情報として、DNSメモリ部12aに登録して登録が完了すると(ステップS111)、DNSアドレス解決部15が名前解決パケットを作成する。ここで、名前解決パケットは、図6に示すように、IPヘッダと、UDPヘッダと、解決したいアドレス情報の要求か応答かを示すDNS Query/Responseとからなり、DNSサーバ1のDNSアドレス解決部15は、名前解決パケットのうち、IPアドレスの宛先がDNSサーバ2のアドレス情報「XXXX::X」で、送信元がDNSサーバ1のアドレス情報「AAAA::A」で、かつDNS Queryでアドレス解決したいDNS2の名前とレコードの属性を指定した名前解決要求パケットを、DNSサーバ2へ送信する(ステップS112)。
DNSサーバ1から上記名前解決要求パケットを受信すると、DNSサーバ2のDNSアドレス解決部15は、要求された名前、この場合にはたとえば自身のドメインに該当するDNS情報(アドレス情報)をDNSメモリ部12aから検索する。そして、DNSアドレス解決部15は、名前解決パケットのうち、IPアドレスの宛先がDNSサーバ1のアドレス情報「AAAA::A」で、送信元がDNSサーバ2のアドレス情報「XXXX::X」で、かつDNS Responseで要求に対応するアドレス情報「XXXX::X」を指定した名前解決応答パケットを、DNSサーバ1へ送信する(ステップS212)。
DNSサーバ2から上記名前解決応答パケットを受信すると、DNSサーバ1のDNSアドレス解決部15は、上記パケット中の指定されたアドレス情報「XXXX::X」がDNS2のアドレス情報であることを解決し、自身のアドレスキャッシュ部12bにこのアドレス情報を登録(たとえば上書き)することで、アドレスキャッシュ部のアドレス情報を更新する。なお、これ以降は、DNSサーバ1とDNSサーバ2とは、図5と同様に、上記名前登録パケットを用いて互いのアドレス情報の通知を定期的に行う。
このように、この実施の形態では、状況や環境の変化、たとえば網設備の工事などにより、いずれかのDNSサーバのアドレス情報が変更された場合には、アドレス変更されたDNSサーバから定期的に通知される名前登録パケットを受信することによって、変更されたアドレス情報を動的に検知し、サーバ自身のDNSメモリ部に登録されたDNS情報に反映させてアドレス情報を登録更新することができる。したがって、この実施の形態では、サーバ自身のDNS情報を動的に変更して、このDNS情報をシステム運用に利用することができ、人為的な設定変更を行うことなく、システムの運用を継続することができる。
また、この実施の形態では、アドレス変更されたDNSサーバに対して、このDNSサーバのDNS情報をアドレス情報とした名前解決パケットを通信することで、上記DNSサーバのアドレス情報を送信元のDNSサーバ側で動的に学習し、サーバ自身のアドレスキャッシュ部に登録されたアドレスキャッシュ情報に反映させて更新することができる。また、不揮発性メモリであるアドレスキャッシュ部に動的に学習したアドレス情報を登録させるので、電源のOFF/ONでもアドレス情報の消滅などはなく運用を継続できる。
なお、この実施の形態では、名前解決パケットを用いて変更されたDNSサーバのアドレス解決を行ってアドレスキャッシュ情報を更新したが、たとえばアドレス変更されたDNSサーバから定期的に通信される名前登録パケットの受信によって、検知されたアドレス情報をもとにアドレス通知受信処理部がアドレスキャッシュ部内のアドレスキャッシュ情報を更新することも可能である。
次に、ルータとDNSサーバ間で行われるアドレス解決の動作を、図8のシーケンスに基づいて説明する。なお、ルータ3,4はともに同じ動作を行うので、ここでは代表してルータ3とDNSサーバ1,2間で行われるアドレス解決の動作を説明する。
図8において、ルータ3でも、DNSサーバ1,2と同様に例えばコンソール(端末装置)の初期設定によって、インターフェース部31がDNSサーバ1,2のアドレス情報をアドレスキャッシュ情報として、アドレスキャッシュ部32aに登録する(ステップS301)。すなわち、この実施の形態では、ルータ3のアドレスキャッシュ部32aには、DNSサーバ1のアドレス情報「AAAA::A」とDNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」が登録される。
そして、ルータ3は、IPアドレス登録動作を開始し(ステップS302)、アドレス通知部33は、IPヘッダの宛先がDNSサーバ1のアドレス情報「AAAA::A」またはDNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」で、送信元がルータ3のアドレス情報「CCCC::C」で、ポート番号80を利用して自身の名前とアドレス情報「CCCC::C」が付加された名前登録パケットを、DNSサーバ1とDNSサーバ2へ送信する(ステップS303、S304)。
ルータ3から上記名前登録パケットを受信すると、DNSサーバ1,2のアドレス通知受信処理部14は、ルータ3のアドレス情報「CCCC::C」をDNS情報としてDNSメモリ部12aに登録する(ステップS120、S220)。このアドレス情報の通知および登録は、定期的に行われている。
次に、状況や環境の変化により、ルータ3のアドレス情報が変更になった場合におけるルータとDNSサーバ間で行われるアドレス解決の動作を、図9のシーケンスに基づいて説明する。図9において、アドレス配布サーバ20からの設定により、ルータ3のアドレス情報が「CCCC::C」から「YYYY::Y」に変更されると、アドレス通知部33は、インターフェース部31から変更されたアドレス情報「YYYY::Y」を取り込み、IPアドレス登録動作を開始し(ステップS310)、ステップS303,304と同様に、自身の名前とアドレス情報「YYYY::Y」が付加された名前登録パケットを作成して、DNSサーバ1とDNSサーバ2へ送信する(ステップS311、S312)。
ルータ3から上記名前登録パケットを受信すると、DNSサーバ1,2のアドレス通知受信処理部14は、ルータ3のアドレス情報「YYYY::Y」をDNS情報としてDNSメモリ部12aに登録して更新し(ステップS130、S230)、このアドレス情報の通知および登録を定期的に行う。
このように、この実施の形態では、状況や環境の変化によりいずれかのルータのアドレス情報が変更された場合には、アドレス変更されたルータから定期的に通知される名前登録パケットを受信することによって、変更されたアドレス情報を動的に検知し、サーバ自身のDNSメモリ部に登録されたDNS情報に反映させて登録することができる。したがって、上記のDNSサーバのアドレス変更と同様に、サーバ自身のDNS情報を動的に変更して、このDNS情報をシステム運用に利用することができ、人為的な設定変更を行うことなく、システムの運用を継続することができる。
また、上記のDNSサーバのアドレス変更と同様に、たとえばアドレス変更されたルータから定期的に通信される名前登録パケットの受信によって、検知されたアドレス情報をもとにアドレス通知受信処理部がアドレスキャッシュ部内のアドレスキャッシュ情報を更新することも可能である。
次に、状況や環境の変化により、DNSサーバ1のアドレス情報が変更になった場合におけるルータとDNSサーバ間で行われるアドレス解決の動作を、図10のシーケンスに基づいて説明する。なお、この実施の形態では、ルータ3のDNSアドレス解決部34が第3の更新手段の機能を有し、名前解決パケットを定期的に送信するように設定されている。図10において、アドレス配布サーバ20からの設定により、DNSサーバ1のアドレス情報が「AAAA::A」から「XXXX::X」に変更されると、アドレス情報の登録動作を行う(ステップS140)。ここでは、まずインターフェース部11が、このアドレス情報「XXXX::X」をDNS情報としてDNSメモリ部12aに登録してDNS情報を更新する。そして、アドレス通知部13は、IPヘッダの宛先がDNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」で、送信元がDNSサーバ1のアドレス情報「XXXX::X」で、ポート番号80を利用して自身のDNS情報「XXXX::X」が付加された名前登録パケットを、DNSサーバ2へ送信する。
DNSサーバ2では、DNSサーバ1から上記名前登録パケットを受信すると、アドレス通知受信処理部14は、DNSサーバ1のアドレス情報「XXXX::X」をDNS情報として、DNSメモリ部12aに登録して、アドレス変更の登録を完了する(ステップS240)。
次に、ルータ3は、アドレス通知部33から、IPヘッダの宛先がDNSサーバ1のアドレス情報「AAAA::A」またはDNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」で、送信元がルータ3のアドレス情報「CCCC::C」で、ポート番号80を利用して自身の名前とアドレス情報「CCCC::C」が付加された名前登録パケットを、DNSサーバ1とDNSサーバ2へ送信するが(ステップS320、S321)、DNSサーバ1のアドレスが変化しているので、DNSサーバ1にはこの名前登録パケットが届かない。
次に、ルータ3は、DNSアドレス解決部34から、IPアドレスの宛先がDNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」で、送信元がルータ3のアドレス情報「CCCC::C」で、かつDNS Queryでアドレス解決したいDNS1の名前とレコードの属性を指定した名前解決要求パケットを、DNSサーバ2へ定期的に送信する(ステップS322)。
ルータ3から上記名前解決要求パケットを受信すると、DNSサーバ2のDNSアドレス解決部15は、要求された名前、この場合にはたとえばDNS1のドメインに該当するDNS情報(アドレス情報)をDNSメモリ部12aから検索する。そして、DNSアドレス解決部15は、IPアドレスの宛先がルータ3のアドレス情報「CCCC::C」で、送信元がDNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」で、かつDNS Responseで要求に対応するアドレス情報「XXXX::X」を指定した名前解決応答パケットを、ルータ3へ送信する(ステップS241)。
DNSサーバ2から上記名前解決応答パケットを受信すると、ルータ3のDNSアドレス解決部34は、上記パケット中の指定されたアドレス情報「XXXX::X」がDNS1のアドレス情報であることを解決し、自身のアドレスキャッシュ部32aにこのアドレス情報を登録(たとえば上書き)することで、アドレスキャッシュ部32aのアドレス情報を更新して、アドレス変更の動作を完了する(ステップS323)。なお、これ以降は、ルータ3は、図9と同様に、上記名前登録パケットを用いてDNSサーバ1とDNSサーバ2にアドレス情報の通知を定期的に行うとともに、名前解決パケットを用いてDNSサーバ2にDNSサーバ1のアドレス情報の問い合わせおよびその提供を定期的に行う。
このように、この実施の形態では、状況や環境の変化によりいずれかのDNSサーバのアドレス情報が変更された場合には、アドレス変更されたDNSサーバ以外の他のDNSサーバに対し、ルータがアドレス変更されたDNSサーバのアドレス情報の問い合わせを行い、他のDNSサーバから上記アドレス情報の提供を受けるので、上記DNSサーバのアドレス情報を送信元のルータ側で動的に学習し、ルータ自身のアドレスキャッシュ部に登録されたアドレスキャッシュ情報に反映させて更新することができる。また、不揮発性メモリであるアドレスキャッシュ部に動的に学習したアドレス情報を登録させるので、電源のOFF/ONでもアドレス情報の消滅などはなく運用を継続できる。
なお、この実施の形態1では、ハブルータとDNSサーバの場合について説明したが、ハブルータに代えてDNSサーバも同様の機能を有することが可能であり、名前登録パケットによって他のDNSサーバの変更されたアドレスを取得する他、たとえば図10に示した名前解決パケットを他のDNSサーバと通信することで、他のDNSサーバの変更されたアドレスを取得することも可能となり、システムの汎用性が向上するという効果がある。
(実施の形態2)
図11は、本発明にかかる情報管理システムの実施の形態2の概略構成を示すシステム構成図である。なお、実施の形態1と同様の構成部分に関しては、同一符号を付記するものとする。図において、情報管理装置である複数のDNSサーバ1,2と、データ中継装置であるハブルータ3と、データ中継装置であるスポーク(SPOKE)ルータ5,6とが、図示しない通信回線によってそれぞれ接続されてVPNなどの専用網10を構成している。この実施の形態の場合も、上記実施の形態1と同様に、DNSサーバ1,2およびルータ3のアドレス情報が不定アドレスであるとともに、スポークルータ5,6のアドレス情報にも不定アドレスが割り当てられている。この情報管理システムにおいても、初期設定時にIPアドレスとして、たとえばスポークルータ5には、「EEEE::E」が、スポークルータ6には、「FFFF::F」がそれぞれ割り当てられている。なお、DNSサーバ1,2およびハブルータ3には、実施の形態1で示したアドレス情報と同じ内容のアドレス情報が割り当てられている。また、DNSサーバ1,2とハブルータ3の構成は、実施の形態1と同様なので、ここでは省略する。また、専用網10内には、図1と同様にアドレス配布サーバがある。
この実施の形態では、スポークルータ5,6は、ホストのハブルータ3を経由してデータ通信を行うこととする。このスポークルータ5,6は、ハブルータ3のアドレス情報に対してデータ通信を開始するが、このハブルータ3のアドレス情報は不定アドレスであるため、DNSサーバホスト、たとえばDNSサーバ1を利用して、ハブルータの名前からIPアドレス情報を導き出してから、データ通信を開始する。ただし、DNSサーバのアドレス情報も不定アドレスであるため、DNSサーバホストを複数、たとえば2台のDNSサーバ1,2を準備し、DNSサーバ1のアドレス情報が変更された場合に、別のDNSサーバ2に名前解決のための問い合わせを行う仕組みとする。
スポークルータ5,6は、図12のブロック図に示すように、同様の構成になっている。図12において、スポークルータ5,6は、第2の登録手段としてのデータベース51と、アドレス解決を行う第2および第3の更新手段としてのDNSアドレス解決部52とから構成されている。DNSアドレス解決部52は、専用網10を介してDNSサーバ1,2、ハブルータ3のホストと接続され、これらのホストとの間でデータ通信を可能にしている。
データベース51は、たとえばDNSサーバのドメイン名とIPアドレスの組み合わせ情報が登録されるアドレスキャッシュ部51aと、スポークルータの動作設定(ハブルータとの接続設定を含む)、DNSサーバと接続するための設定情報などを記憶するコンフィグメモリ部51bとから構成されている。このアドレスキャッシュ部51aは、不揮発性メモリからなり、DNSサーバと接続する際などに参照されている。DNSサーバのIPアドレス変更の際に、他のDNSサーバにアドレス情報を問い合わせて取得することにより、動的に変更が可能となる。コンフィグメモリ部51bは、不揮発性メモリからなり、コンソール(端末装置)からの設定により変更されるが、動的には変化しない。
DNSアドレス解決部52は、プライマリDNSサーバから、DNSサーバのたとえばNSレコードを取得して、アドレスキャッシュ部51aに登録されているアドレスキャッシュ情報を更新してメンテナンスする。
次に、スポークルータとDNSサーバ間で行われる名前解決の動作を、図13のシーケンスに基づいて説明する。なお、スポークルータ5,6はともに同じ動作を行うので、ここでは代表してスポークルータ5とDNSサーバ1,2間で行われるアドレス解決の動作を説明する。
図13において、スポークルータ5では、予めDNSサーバ1,2のアドレス情報をアドレスキャッシュ情報として、アドレスキャッシュ部51aに登録されている(ステップS401)。すなわち、この実施の形態では、スポークルータ5のアドレスキャッシュ部51aには、DNSサーバ1のアドレス情報「AAAA::A」とDNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」が登録されている。
そして、スポークルータ5は、名前解決動作を開始し(ステップS402)、DNSアドレス解決部52は、IPアドレスの宛先がDNSサーバ1のアドレス情報「AAAA::A」またはDNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」で、送信元がスポークルータ5のアドレス情報「EEEE::E」で、かつDNS Queryでアドレス解決したいハブルータ3の名前とレコードの属性を指定した名前解決要求パケットを、DNSサーバ1,2へ定期的に送信する(ステップS403、S404)。
スポークルータ5から上記名前解決要求パケットを受信すると、DNSサーバ1,2のDNSアドレス解決部52は、要求された名前、この場合にはたとえばハブルータ3のドメインに該当するDNS情報(アドレス情報「CCCC::C」)をDNSメモリ部12aから検索する。そして、DNSサーバ1,2のDNSアドレス解決部15は、IPアドレスの宛先がスポークルータ5のアドレス情報「EEEE::E」で、送信元がDNSサーバ1のアドレス情報「AAAA::A」またはDNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」で、かつDNS Responseで要求に対応するアドレス情報「CCCC::C」を指定した名前解決応答パケットを、スポークルータ5へ送信する(ステップS150、S250)。
DNSサーバ1,2から上記名前解決応答パケットを受信すると、スポークルータ5のDNSアドレス解決部52は、上記パケット中の指定された設定情報(ハブルータ3のアドレス情報「CCCC::C」)がハブルータ3のアドレス情報であることを解決し、ハブルータ3へのデータ通信を可能にする。
また、スポークルータ5は、DNSアドレス解決部52から、IPアドレスの宛先がDNSサーバ1のアドレス情報「AAAA::A」で、送信元がスポークルータ5のアドレス情報「EEEE::E」で、かつDNS Queryでアドレス解決したいDNS2の名前とレコードの属性を指定した名前解決要求パケットを、DNSサーバ1へ、またIPアドレスの宛先がDNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」で、送信元がスポークルータ5のアドレス情報「EEEE::E」で、かつDNS Queryでアドレス解決したいDNS1の名前とレコードの属性を指定した名前解決要求パケットを、DNSサーバ2へそれぞれ定期的に送信する(ステップS405、S406)。
この名前解決要求パケットを受信すると、DNSサーバ1のDNSアドレス解決部15は、要求された名前、この場合にはたとえばDNS2のドメインに該当するDNS情報(アドレス情報)をDNSメモリ部12aから検索する。そして、DNSアドレス解決部15は、IPアドレスの宛先がスポークルータ5のアドレス情報「EEEE::E」で、送信元がDNSサーバ1のアドレス情報「AAAA::A」で、かつDNS Responseで要求に対応するDNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」を指定した名前解決応答パケットを、スポークルータ5へ送信する(ステップS151)。
また、この名前解決要求パケットを受信すると、DNSサーバ2のDNSアドレス解決部15は、要求された名前、この場合にはたとえばDNS1のドメインに該当するDNS情報(アドレス情報)をDNSメモリ部12aから検索する。そして、DNSアドレス解決部15は、IPアドレスの宛先がスポークルータ5のアドレス情報「EEEE::E」で、送信元がDNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」で、かつDNS Responseで要求に対応するDNSサーバ1のアドレス情報「AAAA::A」を指定した名前解決応答パケットを、スポークルータ5へ送信する(ステップS251)。
次に、状況や環境の変化により、DNSサーバ1のアドレス情報が変更になった場合におけるスポークルータとDNSサーバ間で行われる名前解決の動作を、図14のシーケンスに基づいて説明する。図14において、アドレス配布サーバ20からの設定により、DNSサーバ1のアドレス情報が「AAAA::A」から「XXXX::X」に変更されると、アドレス情報の登録動作を行う。ここでは、まずインターフェース部11が、このアドレス情報「XXXX::X」をDNS情報としてDNSメモリ部12aに登録してDNS情報を更新する。そして、アドレス通知部13は、IPヘッダの宛先がDNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」で、送信元がDNSサーバ1のアドレス情報「XXXX::X」で、ポート番号80を利用して自身のDNS情報「XXXX::X」が付加された名前登録パケットを、DNSサーバ2へ送信する(ステップS152)。
DNSサーバ2では、DNSサーバ1から上記名前登録パケットを受信すると、アドレス通知受信処理部14は、DNSサーバ1のアドレス情報「XXXX::X」をDNS情報として、DNSメモリ部12aに登録して、DNSサーバ1のアドレス変更の登録を完了する(ステップS252)。
次に、スポークルータ5は、定期的にステップS405と同様の名前解決要求パケットを、DNSサーバ1へ送信するが(ステップS407)、DNSサーバ1のアドレスが変化しているので、DNSサーバ1にはこの名前登録パケットが届かない。
次に、スポークルータ5は、DNSアドレス解決部52から、IPアドレスの宛先がDNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」で、送信元がスポークルータ5のアドレス情報「EEEE::E」で、かつDNS Queryでアドレス解決したいDNS1の名前とレコードの属性を指定した名前解決要求パケットを、DNSサーバ2へ送信する(ステップS408)。
スポークルータ5から上記名前解決要求パケットを受信すると、DNSサーバ2のDNSアドレス解決部15は、要求された名前、この場合にはたとえばDNS1のドメインに該当するDNS情報(アドレス情報)をDNSメモリ部12aから検索する。そして、DNSアドレス解決部15は、IPアドレスの宛先がスポークルータ5のアドレス情報「EEEE::E」で、送信元がDNSサーバ2のアドレス情報「BBBB::B」で、かつDNS Responseで要求に対応するアドレス情報「XXXX::X」を指定した名前解決応答パケットを、スポークルータ5へ送信する(ステップS253)。
DNSサーバ2から上記名前解決応答パケットを受信すると、スポークルータ5のDNSアドレス解決部52は、上記パケット中の指定されたアドレス情報「XXXX::X」がDNS1のアドレス情報であることを解決し、自身のアドレスキャッシュ部51aにこのアドレス情報を登録(たとえば上書き)することで、アドレスキャッシュ部51aのアドレス情報を更新して、アドレス変更の動作を完了する(ステップS409)。なお、これ以降は、スポークルータ5は、図13のステップS405、S406と同様に、上記名前解決要求パケットを用いてDNSサーバ1とDNSサーバ2にアドレス情報の通知を定期的に行い(ステップS410、S411)、この名前解決要求パケットに対するDNSサーバ1,2から名前解決応答パケットを受信する(ステップS153、S254)。
このように、この実施の形態では、状況や環境の変化によりいずれかのDNSサーバのアドレス情報が変更された場合には、アドレス変更されたDNSサーバ以外の他のDNSサーバに対し、スポークルータがアドレス変更されたDNSサーバのアドレス情報の問い合わせを行い、他のDNSサーバから上記アドレス情報の提供を受けるので、上記DNSサーバのアドレス情報を送信元のスポークルータ側で動的に学習し、スポークルータ自身のアドレスキャッシュ部に登録されたアドレスキャッシュ情報に反映させて更新することができる。また、不揮発性メモリであるアドレスキャッシュ部に動的に学習したアドレス情報を登録させるので、電源のOFF/ONでもアドレス情報の消滅などはなく運用を継続できる。
なお、この実施の形態2では、スポークルータとDNSサーバの場合について説明したが、スポークルータに代えてハブルータも同様の機能を有することが可能であり、DNSサーバのアドレス情報が変更された場合、名前解決パケットを他のDNSサーバと通信することで、あるDNSサーバの変更されたアドレスを取得することも可能となり、システムの汎用性が向上するという効果がある。
本発明にかかる情報管理システムの実施の形態1の概略構成を示すシステム構成図である。 DNSサーバの構成の一例を示すブロック図である。 ハブルータの構成の一例を示すブロック図である。 DNSサーバ間でのアドレス情報の共有に関わる動作を説明するためのシーケンスの図である。 名前登録パケットのフォーマットを示す図である。 名前解決パケットのフォーマットを示す図である。 DNSサーバのアドレス情報が変更になった場合におけるDNSサーバ間でのアドレス情報の共有に関わる動作を説明するためのシーケンスの図である。 ルータとDNSサーバ間で行われるアドレス解決の動作を説明するためのシーケンスの図である。 ルータのアドレス情報が変更になった場合におけるルータとDNSサーバ間で行われるアドレス解決の動作を説明するためのシーケンスの図である。 DNSサーバのアドレス情報が変更になった場合におけるルータとDNSサーバ間で行われるアドレス解決の動作を説明するためのシーケンスの図である。 本発明にかかる情報管理システムの実施の形態2の概略構成を示すシステム構成図である。 スポークルータの構成の一例を示すブロック図である。 スポークルータとDNSサーバ間で行われる名前解決の動作を説明するためのシーケンスの図である。 DNSサーバのアドレス情報が変更になった場合におけるスポークルータとDNSサーバ間で行われる名前解決の動作を説明するためのシーケンスの図である。
符号の説明
1,2 DNSサーバ
3,4 ハブルータ
5,6 スポークルータ
10 専用網
11,31 インターフェース部
12,32,51 データベース
12a DNSメモリ部
12b,32a,51a アドレスキャッシュ部
12c,32b,51b コンフィグメモリ部
13,33,52 アドレス通知部
14 アドレス通知受信処理部
15,34 アドレス解決部
20 アドレス配布サーバ

Claims (9)

  1. 自己を示すアドレス情報が一時的に特定される不定なアドレス情報に設定される複数の情報管理装置とデータ中継装置とを接続して専用網を構成し、前記データ中継装置がデータ中継を行うための情報を、各情報管理装置が共有して管理するとともに、前記データ中継装置の問い合わせに応じて前記データ中継を行うための情報を提供する情報管理方法において、
    前記情報管理装置および前記データ中継装置が、各情報管理装置を示すアドレス情報を登録する第1の登録ステップと、
    前記情報管理装置が、各情報管理装置を示すアドレス情報が登録された他の前記情報管理装置と接続して、前記自己を示すアドレス情報を定期的に送信し、該アドレス情報を受信した前記他の情報管理装置が、該アドレス情報をもとに前記登録されたアドレス情報を更新する第1の更新ステップと、
    前記データ中継装置が、前記データ中継を行うための情報を問い合わせた情報管理装置から応答がない場合に、前記情報管理装置以外の他の情報管理装置と接続して、該情報管理装置を示すアドレス情報を問い合わせ、前記他の情報管理装置が前記データ中継装置からの問い合わせに応じて、前記登録されたアドレス情報の中から該当する前記情報管理装置を示すアドレス情報を送信して提供する第1の提供ステップと、
    を含むことを特徴とする情報管理方法。
  2. 前記データ中継装置が、前記第1の提供ステップで提供された前記アドレス情報をもとに、前記登録されたアドレス情報を更新する第2の更新ステップを、
    さらに含むことを特徴とする請求項1に記載の情報管理方法。
  3. 前記データ中継装置が、前記情報管理装置と接続して、定期的に該情報管理装置以外の他の情報管理装置を示すアドレス情報を問い合わせ、前記情報管理装置が前記データ中継装置からの問い合わせに応じて、前記登録されたアドレス情報の中から該当する前記他の情報管理装置を示すアドレス情報を送信して提供する第2の提供ステップと、
    前記データ中継装置が、前記第2の提供ステップで提供された前記アドレス情報をもとに、前記登録されたアドレス情報を更新する第3の更新ステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載の情報管理方法。
  4. 前記データ中継装置が、各情報管理装置と接続して、前記自己を示すアドレス情報を定期的に送信し、該アドレス情報を受信した各情報管理装置が、前記アドレス情報を登録する第2の登録ステップを、
    さらに含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報管理方法。
  5. 自己を示すアドレス情報が一時的に特定される不定なアドレス情報に設定される少なくとも1つの情報管理装置と複数のデータ中継装置とに接続されて専用網を構成し、前記データ中継装置がデータ中継を行うための情報を、前記他の情報管理装置と共有して管理するとともに、前記データ中継装置の問い合わせに応じて前記データ中継を行うための情報を提供する情報管理装置において、
    各情報管理装置を示すアドレス情報を登録する第1の登録手段と、
    各情報管理装置を示すアドレス情報が登録された他の前記情報管理装置と接続して、前記自己を示すアドレス情報を定期的に送信するとともに、前記他の情報管理装置から定期的に送信される該他の情報管理装置を示すアドレス情報を受信し、該アドレス情報をもとに前記第1の登録手段で登録されたアドレス情報を更新する第1の更新手段と、
    前記接続されたデータ中継装置から受信した前記他の情報管理装置を示すアドレス情報の問い合わせに応じて、前記第1の登録手段で登録されたアドレス情報の中から該当する前記他の情報管理装置を示すアドレス情報を検索し、前記データ中継装置に送信して提供する第1の提供手段と、
    を備えることを特徴とする情報管理装置。
  6. 自己を示すアドレス情報が一時的に特定される不定なアドレス情報に設定される複数の情報管理装置と他のデータ中継装置とに接続されて専用網を構成させ、データ通信を行うための情報を各情報管理装置に問い合わせるデータ中継装置において、
    各情報管理装置を示すアドレス情報を登録する第2の登録手段と、
    前記データ中継を行うための情報を問い合わせた情報管理装置から応答がない場合に、前記情報管理装置以外の他の情報管理装置と接続して、該情報管理装置を示すアドレス情報を問い合わせ、該問い合わせに応じて前記他の情報管理装置から提供された前記情報管理装置を示すアドレス情報をもとに、前記第2の登録手段で登録された前記アドレス情報を更新する第2の更新手段と、
    を備えることを特徴とするデータ中継装置。
  7. 前記情報管理装置と接続して、定期的に該情報管理装置以外の他の情報管理装置を示すアドレス情報を問い合わせ、該問い合わせに応じて前記情報管理装置から提供された前記他の情報管理装置を示すアドレス情報をもとに、前記第2の登録手段で登録された前記アドレス情報を更新する第3の更新手段を、
    さらに備えることを特徴とする請求項6に記載のデータ中継装置。
  8. 自己を示すアドレス情報が一時的に特定される不定なアドレス情報に設定される複数の情報管理装置とデータ中継装置とを接続して専用網を構成し、前記データ中継装置がデータ中継を行うための情報を、前記各情報管理装置が共有して管理するとともに、前記データ中継装置の問い合わせに応じて前記データ中継を行うための情報を提供する情報管理システムにおいて、
    前記情報管理装置は、各情報管理装置を示すアドレス情報を登録する第1の登録手段と、各情報管理装置を示すアドレス情報が登録された他の前記情報管理装置と接続して、前記自己を示すアドレス情報を定期的に送信するとともに、前記他の情報管理装置から定期的に送信される該他の情報管理装置を示すアドレス情報を受信し、該アドレス情報をもとに前記第1の登録手段で登録されたアドレス情報を更新する第1の更新手段と、前記接続されたデータ中継装置から受信した前記他の情報管理装置を示すアドレス情報の問い合わせに応じて、前記第1の登録手段で登録されたアドレス情報の中から該当する前記他の情報管理装置を示すアドレス情報を検索し、前記データ中継装置に送信して提供する第1の提供手段と、を備え、
    前記データ中継装置は、各情報管理装置を示すアドレス情報を登録する第2の登録手段と、前記データ中継を行うための情報を問い合わせた情報管理装置から応答がない場合に、前記情報管理装置以外の他の情報管理装置と接続して、該情報管理装置を示すアドレス情報を問い合わせ、該問い合わせに応じて前記他の情報管理装置から提供された前記情報管理装置を示すアドレス情報をもとに、前記第2の登録手段で登録された前記アドレス情報を更新する第2の更新手段と、を備えることを特徴とする情報管理システム。
  9. 前記データ中継装置は、前記情報管理装置と接続して、定期的に該情報管理装置以外の他の情報管理装置を示すアドレス情報を問い合わせ、該問い合わせに応じて前記情報管理装置から提供された前記他の情報管理装置を示すアドレス情報をもとに、前記第2の登録手段で登録された前記アドレス情報を更新する第3の更新手段を、をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の情報管理システム。
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