JP2007272413A - 検知タグ検出装置及び非検知領域形成装置 - Google Patents

検知タグ検出装置及び非検知領域形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007272413A
JP2007272413A JP2006095311A JP2006095311A JP2007272413A JP 2007272413 A JP2007272413 A JP 2007272413A JP 2006095311 A JP2006095311 A JP 2006095311A JP 2006095311 A JP2006095311 A JP 2006095311A JP 2007272413 A JP2007272413 A JP 2007272413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection
magnetic field
tag
field generation
detection area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006095311A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4846413B2 (ja
Inventor
Yuichi Iwakata
裕一 岩方
Tetsuro Moroya
徹郎 諸谷
Kunihiko Matsui
邦彦 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lintec Corp
CDN Corp
Original Assignee
Lintec Corp
CDN Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lintec Corp, CDN Corp filed Critical Lintec Corp
Priority to JP2006095311A priority Critical patent/JP4846413B2/ja
Publication of JP2007272413A publication Critical patent/JP2007272413A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4846413B2 publication Critical patent/JP4846413B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】検知領域の検出精度を保った状態で非検知領域を形成する。
【解決手段】交流磁界を発生させる交流磁界発生手段6と、近傍磁界の強度を電気信号に変換する電気信号変換手段7と、検知領域での検知タグの存在による磁界の歪みを、前記電気信号変換手段7で変換した電気信号に基づいて検出する磁界歪み検出手段8と、前記交流磁界発生手段6によって形成される検知領域の任意の領域を非検知領域にする非検知領域形成部3とを備え、当該非検知領域形成部3が、前記非検知領域側に設けられて、非検知領域を形成するための直流磁界を発生させる直流磁界発生手段10を備えて構成した。前記非検知領域形成部3の直流磁界発生手段10は、前記交流磁界発生手段6と1cm以上の距離を隔てて設けられた。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流磁界で覆われた検知領域で検知タグの存在を検出する検知タグ検出装置及び非検知領域形成装置に関し、例えば、万引き防止用の検知タグ検出用ゲート等に適用し得るものである。
例えば、万引き防止用の装置においては、検知タグが貼付された商品の購買者が、通常2枚の検知タグ検出用ゲートの間を通過する際に、検知タグ検出用ゲート側が検知タグから得たデータに基づいて、支払いが済んでいるか否かなどを判別するものである。例えば、支払いが済むと検知タグを通信できない状態に変化させることにより、支払いが済んでいるか否かを判別可能とする。
ここで、検知タグと検知タグ検出用ゲートとの通信に磁界を利用しているものがある(特許文献1参照)。このような磁界を利用した通信方式(一般にEM方式と呼ばれている)に従う検知タグを検出するために、従来では、例えば、幅が70cmで高さが150cm程度の平板状の2枚の検知タグ検出用ゲートを1m程度離して平行に設置していた。
特開平6−342065号公報
上述した従来の検知タグ検出用ゲートでは、発生する磁界は、図2に示すように、検知タグ検出部2の表裏両面で等方的であるため、表裏両面に検知領域21が形成されてしまい、裏表なく両面で検知タグの有無を検知してしまう。しかしながら、設置環境によっては、片側のみで検知可能にしたい場合がある。例えば、並列に多数配設された店のレジ等においては、隣り合うレジの間に検知タグ検出用ゲートを設けると、検知したい領域側のレジと反対側のレジを通過する検知タグに対して反応することがある。
この場合は、検知させたくない非検知領域側にアルミニウム板等の金属板を設置して、非検知側の磁界を遮蔽するという手法がとられる。しかしながらこの方法は、金属板に渦電流を発生させることで磁界を吸収して遮蔽するという原理であるため、金属板に発生した渦電流は雑音源になってしまう。
この結果、実際に検知したい検知領域での検出精度が低下してしまうという問題がある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、検知側の検出精度を保った状態で非検知領域を形成できる検知タグ検出装置及び非検知領域形成装置を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するために、請求項1の本発明の検知タグ検出装置は、交流磁界を発生させる交流磁界発生手段と、近傍磁界の強度を電気信号に変換する電気信号変換手段と、前記交流磁界発生手段で発生させた交流磁界で覆われた検知領域での検知タグの存在による磁界の歪みを、前記電気信号変換手段で変換した電気信号に基づいて検出する磁界歪み検出手段と、前記交流磁界発生手段によって形成される検知領域の任意の領域を非検知領域にする非検知領域形成手段とを備え、前記非検知領域形成手段が、前記交流磁界発生手段の非検知領域側に設けられて、前記交流磁界発生手段によって形成される検知領域の任意の領域を非検知領域にするための直流磁界を発生させる直流磁界発生手段を備えて構成されたことを特徴とする。
前記構成により、前記非検知領域側に設けられた前記非検知領域形成手段の直流磁界発生手段が直流磁界を発生させて、当該直流磁界が、前記交流磁界発生手段によって形成される検知領域の任意の領域を非検知領域とする。
請求項2の発明は、前記非検知領域形成手段の直流磁界発生手段が、前記交流磁界発生手段と1cm以上の距離を隔てて設けられたことを特徴とする。
前記構成により、前記交流磁界発生手段の非検知領域側に1cm以上の距離を隔てて設けられた直流磁界発生手段は、直流磁界を発生させて非検知領域を形成する。
請求項3の発明は、前記非検知領域形成手段の直流磁界発生手段が、検知タグの失効装置として機能することを特徴とする。
前記構成により、直流磁界発生手段が失効装置として機能して、前記検知タグが非検知領域を通過する際に当該検知タグを失効させる。
請求項4の発明は、前記交流磁界発生手段が磁界発生コイルであることを特徴とする。
前記構成により、前記交流磁界発生手段の磁界発生コイルに適宜電流を流して、所定の強さの交流磁界を発生させる。
請求項5の発明は、前記電気信号変換手段が、ループアンテナであることを特徴とする。
前記構成により、ループアンテナにより交流磁界の強度を電気信号に変換し、当該電気信号に基づいて前記磁界歪み検出手段で交流磁界の歪みを検出して前記検知タグの存在を検出する。
請求項6の発明は、前記直流磁界発生手段が磁界発生コイルであることを特徴とする。
前記構成により、前記直流磁界発生手段の磁界発生コイルに適宜電流を流して、所定の強さの直流磁界を発生させる。
請求項7の発明は、前記非検知領域形成手段の直流磁界発生手段の制御と前記交流磁界発生手段の制御とを入れ替えて、検知領域と非検知領域とを適宜変更する。
前記構成により、それまでの検知領域を非検知領域にしたい場合は、前記各磁界発生手段の制御を入れ替えて、それまで交流磁界を発生させていた交流磁界発生手段に直流磁界を発生させ、直流磁界を発生させていた直流磁界発生手段に交流磁界を発生させる。これにより、検知領域と非検知領域とを変更する。
請求項8の発明は、前記非検知領域形成手段の直流磁界発生手段が永久磁石で構成されたことを特徴とする。
前記構成により、前記永久磁石が安定した直流磁界を発生させ、前記非検知領域を形成する。
請求項9の発明は、交流磁界を発生させて、当該交流磁界内に存在する検知タグによる交流磁界の歪みを検出することで前記検知タグの存在を検出する検知領域のうち、前記検知タグの存在を検出しない非検知領域を形成する非検知領域形成装置であって、前記検知領域の任意の領域を非検知領域とするための直流磁界を発生させる直流磁界発生手段を備えたことを特徴とする。
前記構成により、前記直流磁界発生手段は、直流磁界を発生させて前記検知領域の任意の領域を非検知領域とする。
請求項10の発明は、前記直流磁界発生手段が磁界発生コイルで構成されたことを特徴とする。
前記構成により、前記直流磁界発生手段の磁界発生コイルに適宜直流電流を流して直流磁界を発生させて、前記非検知領域を形成する。
請求項11の発明は、前記直流磁界発生手段が永久磁石で構成されたことを特徴とする。
前記構成により、前記永久磁石が安定した直流磁界を発生させ、前記非検知領域を形成する。
前記非検知領域側に設けられた前記非検知領域形成手段の直流磁界発生手段によって発生した直流磁界が前記交流磁界発生手段で発生した磁界により形成された前記検知領域側の任意の領域を非検知領域とするため、非検知領域で検知タグを検知しなくなる。
前記交流磁界発生手段の非検知領域側に1cm以上の距離を隔てて設けられた直流磁界発生手段が、直流磁界を発生させて、非検知領域を形成するため、検知領域での検出精度を保った状態で、非検知領域で検知タグを検出しなくなる。
前記直流磁界発生手段が失効装置として機能して前記検知タグを失効させるため、処理済みの検知タグに対して誤って反応するのを防止することができる。
前記交流磁界発生手段の磁界発生コイルに適宜電流を流して交流磁界を発生させるため、所定の強さの交流磁界を容易に発生させることができる。また、前記直流磁界発生手段の磁界発生コイルに適宜電流を流して直流磁界を発生させるため、所定の強さの直流磁界を容易に発生させることができる。
ループアンテナにより交流磁界の強度を電気信号に変換し、当該電気信号に基づいて前記磁界歪み検出手段で交流磁界の歪みを検出して前記検知タグの存在を検出するため、確実に検知タグの存在を検出することができる。
前記非検知領域形成手段の直流磁界発生手段の制御と前記交流磁界発生手段の制御とを入れ替えて、検知領域と非検知領域とを適宜変更するようにしたので、使用態様等に応じて検知領域を設定することができる。
前記非検知領域形成手段の直流磁界発生手段が永久磁石で構成されて、安定した直流磁界を発生させるため、前記非検知領域を確実に形成することができる。
前記非検知領域形成装置の直流磁界発生手段が直流磁界を発生して、前記直流磁界発生手段を設ける任意の領域で非検知領域を形成することができる。
前記非検知領域形成装置の直流磁界発生手段の磁界発生コイルに適宜電流を流して直流磁界を発生させるため、所定の強さの直流磁界を容易に発生させることができる。
前記非検知領域形成装置の直流磁界発生手段が永久磁石で構成されて、安定した直流磁界を発生させるため、前記非検知領域を確実に形成することができる。
以下、本発明の一実施形態について説明する。本実施形態では、本発明に係る検知タグ検出装置を検知タグ検出用ゲート装置に適用した場合を例に図面を参照しながら詳述する。
図1は本実施形態の検知タグ検出用ゲート装置を表側から示す斜視図である。図3は本実施形態の検知タグ検出用ゲート装置を裏側から示す斜視図である。
本実施形態の検知タグ検出用ゲート装置1は、検知タグ検出部2と、非検知領域形成部3と、電気処理部4とから構成されている。
検知タグ検出部2は、検知領域に存在する検知タグ(図示せず)を検出するための装置である。この検知タグ検出部2は、板状に形成され、交流磁界発生手段6と、電気信号変換手段7とから構成されている。検知タグ検出部2は、木材、ガラス、合成樹脂パネル等の板状部材の表面に交流磁界発生手段6と電気信号変換手段7を設けるように構成してもよいし、2つの板状部材で交流磁界発生手段6と電気信号変換手段7を挟み込むように構成してもよい。前記合成樹脂パネルに用いる合成樹脂としては、特に限定するものではないが、例えばアクリル系、ゴム系、ウレタン系等を挙げることができる。板状部材の厚みは特に限定するものではなく、1cm〜10cnのものが好ましく、強度等を考慮して適宜選択すればよい。なお、検知タグは、軟磁性体と硬磁性体を重ねて構成されたものである。
交流磁界発生手段6は、交流磁界を発生させるための手段である。交流磁界発生手段6は、具体的には磁界発生コイルによって構成されている。交流磁界発生手段6は、例えば、上下方向が1200mm、幅方向(左右方向)が250mmの長方形状に巻回されている。交流磁界発生手段6は、電気処理部4による駆動交流電流によって交流磁界を発生させる。
磁界発生コイルの材質としては、例えば被覆導線、導電性ペーストや導電性インキ、金、銀、銅、アルミニウム等の金属を挙げることが出来る。
巻き回し回数は、10〜300回が好ましく、特に50〜200回が好ましい。
電気信号変換手段7は、近傍磁界の強度を電気信号に変換するための装置である。電気信号変換手段7は、2個のループアンテナ7A及び7Bによって構成されている。電気信号変換手段7は、ループアンテナ7A及び7B内を通過する交流磁界の強度を電気信号に変換する。
2個のループアンテナ7A及び7Bは、そのアンテナ面が交流磁界発生手段6のコイル面と同一平面上に、しかも、交流磁界発生手段6のコイル面内に、上下に設けられている。各ループアンテナ7A,7Bはそれぞれが、例えば、上下方向が450mm、幅方向(左右方向)が100mmの長円(上下端のそれぞれが半径40mmの円弧)状に同数ずつ巻回されている。
ループアンテナ7A及び7Bの材質としては、交流磁界発生手段6に用いた磁界発生コイルと同じものを用いることが出来る。巻き回し回数は、10〜300回が好ましく、特に50〜200回が好ましい。
各ループアンテナ7A,7Bは、個別に電気処理部4に接続されたり、図4に示すように、ループアンテナ7A及び7Bが縦続接続された状態で電気処理部4に接続されたりする。
図4は、上下に分かれて配置された2個のループアンテナ7A及び7Bの巻回方向が同一の場合の縦続接続例であり、両ループアンテナ7A及び7Bの第1出力端子(正負を取り得るが図面では「+」で表している)同士を接続すると共に、ループアンテナ7Aの第2出力端子(「−」で表している)を接地し、ループアンテナ7Bの第2出力端子を電気処理部4に接続する。
ここで、近傍に検知タグが存在しない場合のループアンテナ7A及び7Bの両出力端子間の誘起電圧をそれぞれV1、V2とすると、これら誘起電圧V1、V2には同様なノイズ成分が混入し、図4に示すような縦続接続により電気処理部4に入力された差電圧V1−V2は、ノイズ成分も相殺されてほぼ0となる。近傍に検知タグが存在する場合、ループアンテナ7Aの誘起電圧はV1からV1+ΔV1に変化し、ループアンテナ7Bの誘起電圧はV2からV2+ΔV2に変化し、電気処理部4には入力された差電圧はほぼΔV1−ΔV2となり、この差電圧ΔV1−ΔV2の時間的な変化などから、磁界分布に影響を与える検知タグの存在時に生じる磁気歪みを監視し、検知タグの存在を検出することができる。
各ループアンテナ7A、7Bを個別に電気処理部4に接続する装置であれば、電気処理部4が、ループアンテナ7A及び7Bの両出力端子間の誘起電圧の差電圧を例えば内蔵する差動増幅器などを用いて求める。
2個のループアンテナ7A及び7Bの誘起電圧の差電圧に基づいて、検知タグが近傍に存在することを検知する考え方については、特開2005−38134号公報に具体的に記載されている。この例を図5に基づいて説明する。図5中100は検知タグ検出用ゲートで、建物内の床102等に設けられている。前記検知タグ検出用ゲート100内には、検知タグ検出用ゲート100の内周に沿って巻回したループコイルからなる磁界発生コイル104が取りつけてある。この磁界発生コイル104に所定周波数の交流電力を供給することにより、所定周波数の交流磁界が磁界発生コイル104により誘起される。
前記磁界発生コイル104内には、複数(図5においては2個)のループアンテナ106、108が直列に接続され、これらにより第1の磁界検出用アンテナ110が構成されている。前記ループアンテナ106と、ループアンテナ108とはループが逆方向に巻かれている。前記、ループアンテナ108の末端引出し線112は、接地され、ループアンテナ106の一端114は出力回路116の入力側に接続されている。
前記第1の磁界検出用アンテナ110の下方には、第1の磁界検出用アンテナ110と同様の構成の第2の磁界検出用アンテナ118が設置されている。即ち、互いに逆方向に巻かれたループアンテナ120、122が設けられ、ループアンテナ122の末端引出し線124は接地されている。また、ループアンテナ118の一端126は前記出力回路116の入力側に接続されている。
前記出力回路116は、第1の磁界検出用アンテナ110の出力と、第2の磁界検出用アンテナ118の出力との差電圧を取出す回路構成になっている。この出力回路116の例としては、図5(b)(c)がある。図5(b)の出力回路116は、差動増幅回路を用いてノイズを相殺しながら両出力の差電圧を増幅して出力している。なお、V1、V2は磁界検出用アンテナ110、118の出力電圧、VOUTは出力回路116の出力電圧、Kは増幅率である。図5(c)の出力回路116は、第1の磁界検出用アンテナ110の出力の極性と、第2の磁界検出用アンテナ118の出力とを極性を逆にして直列に接続したもので、差動増幅回路と同様の作用をする。
図1,3中の電気処理部4は、交流磁界発生手段6を駆動して交流磁界を発生させたり、上述した差電圧を取り込んだりするものである。電気処理部4には、差電圧に基づいて、磁界分布に影響を与える検知タグが近傍に存在するか否かを判別する磁界歪み検出手段8が一体的に組み込まれている。また、電気処理部4は、例えば、差電圧をデジタル信号に変換して上位装置に送信するようなものであっても良い。電気処理部4はまた、検知タグ検出部2及び非検知領域形成部3を支持する基台となっている。この電気処理部4によって検知タグ検出部2と非検知領域形成部3とが1cm以上の距離を隔てて支持される。ここでは、検知タグ検出部2と非検知領域形成部3とを10cmの距離を隔てて支持している。
磁界歪み検出手段8は、交流磁界発生手段6で発生させた交流磁界で覆われた検知領域での検知タグの存在による磁界の歪みを、前記電気信号変換手段7で変換した電気信号に基づいて検出するための装置である。磁界歪み検出手段8は、電子回路等によって構成された公知の装置で、電気処理部4内に組み込まれている。
非検知領域形成部3は、交流磁界発生手段6で発生させる交流磁界で形成される前記検知領域以外の、検知タグを検出させない非検知領域を形成するための非検知領域形成手段である。この非検知領域形成部3は、前記交流磁界発生手段6の非検知領域側に設けられて、直流磁界を発生させる直流磁界発生手段10を備えて構成されている。
直流磁界発生手段10は磁界発生コイルによって構成されている。直流磁界発生手段10は、例えば、上下方向が1200mm、幅方向(左右方向)が410mmのほぼ長方形状に巻回されている。この直流磁界発生手段10の磁界発生コイルの大きさや巻数等は、発生させたい直流磁界の強さに合わせて設定される。直流磁界発生手段10を構成する磁界発生コイルは、交流磁界発生手段6に用いた磁界発生コイルと同じものを用いることが出来る。巻き回し回数は、10〜300回が好ましく、特に50〜200回が好ましい。直流磁界発生手段10は、電気処理部4による駆動(直流電流)によって直流磁界を発生する。この直流磁界発生手段10の直流磁界によって、検知タグの硬磁性材料を磁化させることにより、磁気歪信号が発生しなくなる。直流磁界は検知領域側にも発生するが、検知タグ検出部2と非検知領域形成部3とを1cm以上の距離を隔てて支持することで、非検知領域において検知タグの硬磁性材料を磁化させる強さの直流磁界を発生させることができると共に、検知領域において検知タグの硬磁性材料を磁化させることができない強さの直流磁界にすることができるようになる。このことにより、図6に示すように、検知タグ検出部2と非検知領域形成部3とによって、検知領域21と非検知領域22とが形成され、非検知領域22では検知タグが検知されなくなる。
以上のように構成された検知タグ検出用ゲート装置1は次のように作用する。
交流磁界発生手段6が電気処理部4によって駆動されて、検知タグ検出部2の表裏面両側(検知領域及び非検知領域)に交流磁界を発生させる。
さらにこれと同時に、非検知領域形成部3の直流磁界発生手段10が電気処理部4によって駆動されて、非検知領域形成部3の表裏面両側(検知領域及び非検知領域)に直流磁界を発生させる。そして、この直流磁界発生手段10による直流磁界は、検知タグ検出部2の交流磁界発生手段6による交流磁界よりも1cm以上非検知領域側に位置するため、非検知領域側は検知領域側に比べて強い直流磁界が発生する。この直流磁界により検知タグが磁化されて磁気歪信号が減衰されて、非検知領域が形成される。
この状態で、検知領域に検知タグが位置すると、それにより交流磁界が歪む。この交流磁界の歪みによって、電気信号変換手段7で変換した電気信号が変化する。磁界歪み検出手段8は、この交流磁界の歪みによる電気信号の変化に基づいて、交流磁界の歪みを検出し、検知タグの存在を検出する。
一方、非検知領域でも、検知タグが位置すると、検知領域と同様に検知タグによって交流磁界が歪むが、非検知領域では検知タグが磁化されてしまうため、交流磁界の歪みの程度も弱くなる。この結果、非検知領域では検知タグを検出しなくなる。
また、非検知領域を検知タグの失効装置として使用するときは、それに応じた強さの直流磁界を発生させるように設定する。検知タグを通過させる距離等も直流磁界の強さに応じて設定する。これにより、非検知領域に検知タグを通過させて、検知タグを失効させる。
また、検知領域と非検知領域とを入れ替えたい場合は、電気処理部4において、非検知領域形成部3の直流磁界発生手段10の制御と検知タグ検出部2の交流磁界発生手段6の制御とを入れ替える(交流電流と直流電流の入れ替え)。
これにより、交流磁界発生手段6で直流磁界が発生して、直流磁界発生手段10で交流磁界が発生し、検知領域と非検知領域とが入れ替わる。なお、このとき、直流磁界及び交流磁界の強度は電気処理部4による制御で適宜調整する。
[実験例]
次に、前記構成の検知タグ検出用ゲート装置1の具体的な実験例を示す。
ここでは、検知タグ検出部2として、検知タグ検出用ゲートEG−C30(リンテック株式会社製EMゲート)を用いた。非検知領域形成部3として、検知タグ検出用ゲートEG−C45(リンテック株式会社製EMゲート)を用いた。EG−C30の交流磁界発生手段6の寸法は、上下方向が1200mm、幅方向(左右方向)が250mmの長方形状に巻回されている。また、電気信号変換手段7の各ループアンテナ7A及び7Bの寸法は、上下方向が450mm、幅方向(左右方向)が100mmの長円(上下端のそれぞれが半径40mmの円弧)状に同数ずつ巻回されている。
EG−C45の非検知領域形成部3の磁界発生コイルに直流電流を流すことにより直流磁界発生手段10となる。直流磁界発生手段10は、上下方向が1200mm、幅方向(左右方向)が410mmのほぼ長方形状に巻回されている。
EG−C45にもEG−C30の電気信号変換手段7のループアンテナ7A及び7Bに相当するループアンテナを有しているが、今回の実験では、電流を流さず、EG−C45のループアンテナは使用していない。
これら検知タグ検出用ゲートEG−C30と検知タグ検出用ゲートEG−C45とは10cm離して設定した。検知タグEH-026(リンテック製EMタグ)を検知タグ検出用ゲートEG-C45(非検知領域形成部3)側から10cmのところ又は検知タグ検出用ゲートEG-C30(検知タグ検出部2)側から45cmのところに離して設置した。
測定は検知タグ検出用ゲートEG-C30(検知タグ検出部2)の電気信号変換手段7のループアンテナ7A及びループアンテナ7Bで得られた信号(電圧値)をフーリエ交換し、発振周波数の3、4、5次高調波信号のうち最大のものを測定値とした。さらに、検知タグ検出用ゲートEG-C30での検出の有無を確認した。
実験例1
検知タグ検出用ゲートEG-C30(検知タグ検出部2)の交流磁界発生手段6に1アンペアの交流電流を、検知タグ検出用ゲートEG-C45(非検知領域形成部3)の直流磁界発生手段10に1アンペアの直流電流を流した。
実験例2
直流磁界発生手段10に2アンペアの直流電流を流した以外は、実験例1と同様に測定を行った。
実験例3
直流磁界発生手段10に電流を流さなかった以外は、実験例1と同様に測定を行った。
これにより、測定した結果を表1に示す。
Figure 2007272413
この表1から分かるように、実施例1、2では、非検知領域で検知タグを検出されず、得られた信号も低かった。検知領域では得られた信号も強く、検知タグも検出された。一方比較例では、非検知領域、検知領域共に検知タグが検出され、得られた信号も強かった。
[効果]
以上のように、前記交流磁界発生手段6の前記非検知領域側に設けられた前記非検知領域形成部3の直流磁界発生手段10が直流磁界を発生させて、前記非検知領域を形成することができる。この結果、非検知領域で検知タグを誤って検出するのを防止することができる。
前記交流磁界発生手段6の非検知領域側に1cm以上(前記実験例では10cm)の距離を隔てて設けられた直流磁界発生手段10が、非検知領域で強い直流磁界を発生させて、検知領域での検出精度を保った状態で非検知領域を形成することができる。この結果、非検知領域で検知タグを誤って検知するのを防止することができる。
前記検知領域での交流磁界に前記検知タグが反応して交流磁界の歪みを発生させ、その歪みを検出することで、検知タグの存在を検出することができる。さらに、前記直流磁界発生手段10が失効装置として機能して前記検知タグを失効させるため、検知タグに反応するのを防止することができる。
前記交流磁界発生手段6及び直流磁界発生手段10の磁界発生コイルに適宜電流を流して交流磁界又は直流磁界を発生させるため、所定の強さの交流又は直流磁界を容易に発生させることができる。この結果、設置場所等の諸条件に応じて最適な強さの交流又は直流磁界を発生させ、検知タグ検出用ゲート装置1の設置場所に応じた検知領域及び非検知領域を形成することができる。即ち、交流磁界発生手段6と直流磁界発生手段10との間隔の調整と共に、交流又は直流磁界の強さを調整して、設置場所等の要求される条件に応じた検知領域及び非検知領域を形成することができる。
電気信号変換手段7の各ループアンテナ7A及び7B内の交流磁界の強度を電気信号に変換し、当該電気信号に基づいて前記磁界歪み検出手段8で交流磁界の歪みを検出して検知領域において確実に前記検知タグの存在を検出することができる。
前記非検知領域形成部3の直流磁界発生手段10の制御と前記検知タグ検出部2の交流磁界発生手段6の制御とを入れ替えて、検知領域と非検知領域とを適宜変更するようにしたので、検知タグ検出用ゲート装置1の表裏面のいずれの側にも検知領域を設定することができる。この結果、使用態様等の諸条件に応じて検知領域を設定することができる。
[変形例]
前記実施形態では、検知タグ検出部2及び非検知領域形成部3を支持する基台として電気処理部4を用いたが、他の板材等を基台として用いても良い。
また、基台として、検知タグ検出部2及び非検知領域形成部3を支持すると共に、これら検知タグ検出部2及び非検知領域形成部3の間隔を調整できる間隔調整機構を設けてもよい。この間隔調整機構としては、調整ネジ等の公知の技術を用いることができる。
前記実施形態では、前記非検知領域を形成する前記非検知領域形成部3を、前記電気処理部4によって前記検知タグ検出部2と一体的に設けたが、検知タグ検出部2と別部材として分離した構成としてもよい。即ち、前記検知領域のうち前記検知タグの存在を検出しない非検知領域を形成する非検知領域形成装置を、検知タグ検出部2の近傍で、非検知領域を形成したい位置に設けてもよい。例えば、図7に示すように、前記検知タグ検出部2のみを備えた検知タグ検出用ゲート装置11の近傍に、前記直流磁界発生手段10を備えた非検知領域形成装置12を備え、この非検知領域形成装置12のうち検知タグ検出用ゲート装置11の反対側(図7の右側)に非検知領域を形成するようにしてもよい。
また、図8に示すように、検知タグ検出用ゲート装置11の一側の二箇所の位置に非検知領域形成装置13を設けるようにしてもよい。さらに、図9に示すように、検知タグ検出用ゲート装置11の一側の二箇所の位置に、非検知領域形成装置14を斜めに設けるようにしてもよい。この場合、直流磁界の強さが十分である非検知領域形成装置14の周辺では検知タグ非検知領域が形成される。
さらに、平板状の検知タグ検出用ゲート装置に限らず、図10に示すように、四方に磁場を発生させて検知領域を形成する円柱状の検知タグ検出用ゲート装置16の場合も、非検知領域を形成したい位置に非検知領域形成装置17を設けて、この非検知領域形成装置17のうち検知タグ検出用ゲート装置16の反対側に非検知領域を形成するようにしてもよい。さらに、この非検知領域形成装置17の大きさや個数等も、形成したい非検知領域の数、大きさ等に応じて適宜設定する。
これらの場合も、上記実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
また、前記非検知領域形成部3の直流磁界発生手段10として、磁界発生コイルの代わりに、永久磁石で構成してもよい。このように、非検知領域形成部3の直流磁界発生手段10を永久磁石で構成することにより、安定した直流磁界を発生させるため、前記非検知領域を確実に形成することができる。前記永久磁石としては、硬磁性材料であれば特に限定されるものではなく、例えば炭素鋼、鉄、ニッケル、フェライト系、フェライト合金系、フェリクローム系、アルニコ系、希土類系等の磁石を用いることが出来る。
前記実施形態では、検知タグ検出装置として検知タグ検出用ゲート装置1を例に説明したが、本発明はこれに限らず、非検知領域を避けて検知領域で検知タグを検出する必要のある全ての装置に適用することができる。
前記実施形態では、検知タグ検出部2と非検知領域形成部3とを1cmの距離を隔てて配設したが、この1cmという間隔は、検知領域での検出精度を保ったまま、非検知領域を形成することが出来る間隔である。検知タグ検出部2と非検知領域形成部3の間隔が1cm未満になると、検知領域での検出精度を保つことが出来なくなる恐れがあるため、1cm以上が望ましい。
本発明の実施形態に係る検知タグ検出用ゲート装置を表側から示す斜視図である。 従来の検知領域を示すイメージ図である。 本発明の実施形態に係る検知タグ検出用ゲート装置を裏側から示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る2個のループアンテナの接続例を示すブロック図である。 検知タグ検出用ゲートの概略説明図である。 本発明の検知領域及び非検知領域を示すイメージ図である。 第1変形例を示す概略構成図である。 第2変形例を示す概略構成図である。 第3変形例を示す概略構成図である。 第4変形例を示す概略構成図である。
符号の説明
1:検知タグ検出用ゲート装置、2:検知タグ検出部、3:非検知領域形成部、4:電気処理部、6:交流磁界発生手段、7:電気信号変換手段、7A:ループアンテナ、7B:ループアンテナ、8:磁界歪み検出手段、10:直流磁界発生手段、21:検知領域、22:非検知領域。

Claims (11)

  1. 交流磁界を発生させる交流磁界発生手段と、
    近傍磁界の強度を電気信号に変換する電気信号変換手段と、
    前記交流磁界発生手段で発生させた交流磁界で覆われた検知領域での検知タグの存在による磁界の歪みを、前記電気信号変換手段で変換した電気信号に基づいて検出する磁界歪み検出手段と、
    前記交流磁界発生手段によって形成される検知領域の任意の領域を非検知領域にする非検知領域形成手段とを備え、
    前記非検知領域形成手段が、前記交流磁界発生手段の非検知領域側に設けられて、前記交流磁界発生手段によって形成される検知領域の任意の領域を非検知領域にするための直流磁界を発生させる直流磁界発生手段を備えて構成されたことを特徴とする検知タグ検出装置。
  2. 前記非検知領域形成手段の直流磁界発生手段が、前記交流磁界発生手段と1cm以上の距離を隔てて設けられたことを特徴とする請求項1に記載の検知タグ検出装置。
  3. 前記非検知領域形成手段の直流磁界発生手段が、検知タグの失効装置として機能することを特徴とする請求項1又は2に記載の検知タグ検出装置。
  4. 前記交流磁界発生手段が磁界発生コイルであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の検知タグ検出装置。
  5. 前記電気信号変換手段が、ループアンテナであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の検知タグ検出装置。
  6. 前記直流磁界発生手段が磁界発生コイルであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の検知タグ検出装置。
  7. 前記非検知領域形成手段の直流磁界発生手段の制御と前記交流磁界発生手段の制御とを入れ替えて、検知領域と非検知領域とを適宜変更することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の検知タグ検出装置。
  8. 前記非検知領域形成手段の直流磁界発生手段が永久磁石で構成されたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の検知タグ検出装置。
  9. 交流磁界を発生させて、当該交流磁界内に存在する検知タグによる交流磁界の歪みを検出することで前記検知タグの存在を検出する検知領域のうち、前記検知タグの存在を検出しない非検知領域を形成する非検知領域形成装置であって、
    前記検知領域の任意の領域を非検知領域とするための直流磁界を発生させる直流磁界発生手段を備えたことを特徴とする非検知領域形成装置。
  10. 前記直流磁界発生手段が磁界発生コイルで構成されたことを特徴とする請求項9に記載の非検知領域形成装置。
  11. 前記直流磁界発生手段が永久磁石で構成されたことを特徴とする請求項10に記載の非検知領域形成装置。
JP2006095311A 2006-03-30 2006-03-30 検知タグ検出装置及び非検知領域形成装置 Expired - Fee Related JP4846413B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006095311A JP4846413B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 検知タグ検出装置及び非検知領域形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006095311A JP4846413B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 検知タグ検出装置及び非検知領域形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007272413A true JP2007272413A (ja) 2007-10-18
JP4846413B2 JP4846413B2 (ja) 2011-12-28

Family

ID=38675174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006095311A Expired - Fee Related JP4846413B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 検知タグ検出装置及び非検知領域形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4846413B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015507945A (ja) * 2012-01-19 2015-03-16 セレブロテック メディカル システムズ インコーポレイテッド 流体変化を検出するための診断システム
US10743815B2 (en) 2012-01-19 2020-08-18 Cerebrotech Medical Systems, Inc. Detection and analysis of spatially varying fluid levels using magnetic signals
US11357417B2 (en) 2012-01-19 2022-06-14 Cerebrotech Medical Systems, Inc. Continuous autoregulation system

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002513189A (ja) * 1998-04-28 2002-05-08 センサーマティック・エレクトロニクス・コーポレーション 電子商品監視マーカー用多重使用不作動化装置
JP2005038134A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Lintec Corp 磁界検出用アンテナ、同アンテナを用いる検知タグ検出用ゲート
JP2006071610A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Lintec Corp 磁性物体検出装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002513189A (ja) * 1998-04-28 2002-05-08 センサーマティック・エレクトロニクス・コーポレーション 電子商品監視マーカー用多重使用不作動化装置
JP2005038134A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Lintec Corp 磁界検出用アンテナ、同アンテナを用いる検知タグ検出用ゲート
JP2006071610A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Lintec Corp 磁性物体検出装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015507945A (ja) * 2012-01-19 2015-03-16 セレブロテック メディカル システムズ インコーポレイテッド 流体変化を検出するための診断システム
JP2018020174A (ja) * 2012-01-19 2018-02-08 セレブロテック メディカル システムズ インコーポレイテッド 流体変化を検出するための診断システム
US10335054B2 (en) 2012-01-19 2019-07-02 Cerebrotech Medical Systems, Inc. Method for detecting fluid in cranuim via time varying magnetic field phase shifts
JP2019141679A (ja) * 2012-01-19 2019-08-29 セレブロテック メディカル システムズ インコーポレイテッド 流体変化を検出するための診断システム
US10743815B2 (en) 2012-01-19 2020-08-18 Cerebrotech Medical Systems, Inc. Detection and analysis of spatially varying fluid levels using magnetic signals
US11166671B2 (en) 2012-01-19 2021-11-09 Cerebrotech Medical Systems, Inc. Differentiation of fluid volume change
US11357417B2 (en) 2012-01-19 2022-06-14 Cerebrotech Medical Systems, Inc. Continuous autoregulation system
US11612331B2 (en) 2012-01-19 2023-03-28 Cerebrotech Medical Systems, Inc. Headset device for detecting fluid in cranium via time varying magnetic field phase shifts and harmonics of fundamental frequencies
US11723597B2 (en) 2012-01-19 2023-08-15 Cerebrotech Medical Systems, Inc. Detection and analysis of spatially varying fluid levels using magnetic signals

Also Published As

Publication number Publication date
JP4846413B2 (ja) 2011-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180172870A1 (en) Sensor, method for analysing measurement signal of sensor, and method for detecting object
RU2180129C2 (ru) Детектор для обнаружения присутствия магнитной метки
WO2013128803A1 (ja) 電流検出装置
US10110063B2 (en) Wireless power alignment guide
JP2010008050A (ja) 電流センサ
CN106716836A (zh) 感应式接近度传感器或距离传感器的传感器元件和用于操作所述传感器元件的方法
JP2018031768A (ja) 金属検出装置
JP4846413B2 (ja) 検知タグ検出装置及び非検知領域形成装置
CN103809008A (zh) Tmr电流传感器及电流检测方法
CN103575958A (zh) 用于测量交流电的直流分量的装置
JP4924798B2 (ja) 位置検出装置
US8345897B2 (en) Electromagnetic conversion unit
JP4032014B2 (ja) 磁界検出用アンテナ、同アンテナを用いる検知タグ検出用ゲート
DE60101435D1 (de) Gerät für magnetisch-induktive Kontrole von mehreren Stahlseilen
CN102369558B (zh) 磁性图案检测装置
KR101134124B1 (ko) 평면 검출기 및 매체 검출 장치
JP2008232745A (ja) 鉄片検出機
JP4452583B2 (ja) ループアンテナ装置
JP2000266785A (ja) 電流計測装置
KR100438211B1 (ko) 금속편 검출장치 및 그 방법
CN216561039U (zh) 金属探测装置
CN113612290A (zh) 充电基座、电子设备及车辆
JP2000035485A (ja) 金属体検知装置
JP2016197032A (ja) ガスメータ、ガスメータ外付用磁気センサモジュール、ガスメータの流量計測システム
CN114152988A (zh) 金属探测装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111012

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees