JP2007272322A - 拒否情報の通知回避システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンピュータの制御により実現されているユーザ間のコミュニケーションにおいて、知りたくない情報を偶然話題にしてしまう機会を減らす。
【解決手段】拒否情報の通知回避システムは、ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて保持する拒否情報保持部5と、ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて保持する既知情報保持部4と、既知情報保持部4により保持された各ユーザの既知情報と拒否情報保持部5により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが知りたくない情報を知っている相手を発見したり、あるユーザが保持する情報の受信を拒否する相手を発見したりするマッチング判断部6と、その相手が発見された場合にユーザに警告を与える警告出力部8とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、拒否情報の通知回避システム及び方法に係り、特にコンピュータの制御により実現されているユーザ間のコミュニケーションで用いるメッセージングシステム等に適用可能な拒否情報の通知回避システムに関する。
従来から、ビデオテープレコーダーやHDD(Hard Disk Drive)レコーダーでTV番組を録画し、あとから視聴するという状況は多くあった。しかし、たとえばサッカー中継のようなスポーツ試合の中継を録画し、後から視聴する場合に、試合結果を事前に知っていると視聴の楽しみが減ってしまうという問題があった。そのため、ユーザの要求として、知りたくない情報を知らせてほしくないというものがあり、この要求を満たす方法が求められてきた。
ユーザが情報を得る機会は、友達との会話、電話、メッセンジャー、メール、新聞、TV、WWWなどさまざまあるが、特にコンピュータの制御により実現されているコミュニケーションの場合は、知りたくない情報を知らせてほしくない技術が必要である。
本発明に関連する先行技術としては、特許文献1で提案されているコンテンツ抑制システムがある。このシステムは、録画するTV番組のキーワードを用いて、そのTV番組に関連するWWWのニュースやメールなどのコンテンツを判定し、そのコンテンツの出力を抑制するものである。
特開2005−210501号公報
しかしながら、従来のコンピュータの制御により実現されているユーザ間のコミュニケーション(ニュース配信も含む)において、以下のようなユーザが知りたくない情報項目を偶然話題にしてしまい、知りたくない情報項目を知ってしまう問題があった。
(1)通信相手が知りたくない情報項目を偶然話題にしてしまい、通信相手が知りたくない情報項目を教えてしまう。
(2)自分が知りたくない情報項目を通信相手が知っていて、通信相手が偶然話題にしてしまい、自分が知りたくない情報項目を知ってしまう。
特許文献1は、このような問題を必ずしも意図してなされたものではない。また、特許文献1は、ユーザが知りたくない情報項目は保持するが、ユーザが既に知っている情報項目は保持しておらず、後述する本発明の構成のように拒否情報項目と既知情報項目とを保持し、両情報項目のマッチングにより上記(1)と(2)の問題の解決を試みるものとは方式が相違する。
本発明は、このような従来の事情を考慮してなされたもので、コンピュータの制御により実現されているユーザ間のコミュニケーションにおいて、知りたくない情報を偶然話題にしてしまう機会を減らすことを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る拒否情報の通知回避システムは、ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて保持する拒否情報保持手段と、ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて保持する既知情報保持手段と、前記既知情報保持手段により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持手段により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが知りたくない情報を知っている相手を発見し、前記ユーザに警告を与える警告付与手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る拒否情報の通知回避システムは、ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて保持する拒否情報保持手段と、ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて保持する既知情報保持手段と、前記既知情報保持手段により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持手段により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが保持する情報の受信を拒否する相手を発見し、前記ユーザに警告を与える警告付与手段とを有することを特徴とする。
さらに、本発明に係る拒否情報の通知回避システムは、ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて保持する拒否情報保持手段と、ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて保持する既知情報保持手段と、前記既知情報保持手段により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持手段により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが知りたくない情報を知っている相手を発見し、前記ユーザに警告を与える一方、あるユーザが保持する情報の受信を拒否する相手を発見し、前記ユーザに警告を与える警告付与手段とを有することを特徴とする。
本発明において、前記警告付与手段は、前記既知情報保持手段により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持手段により保持された各ユーザの拒否情報とからマッチング処理を行うマッチング処理手段を有してもよい。
本発明において、外部システムから前記既知情報と前記拒否情報を取り込む処理手段をさらに有してもよい。
前記外部システムは、映像録画部を有する映像操作システムであり、前記処理手段は、前記映像操作システムと連携し、前記映像録画部に録画された情報を拒否情報として前記拒否情報保持手段に追加する手段を有してもよい。
前記外部システムは、映像再生部を有する映像操作システムであり、前記処理手段は、前記映像操作システムと連携し、前記映像再生部で再生された情報を、前記拒否情報保持手段に保持された拒否情報から削除すると共に、前記既知情報保持手段に追加する手段を有してもよい。
前記外部システムは、映像再生部を有する映像操作システムであり、前記処理手段は、前記映像操作システムと連携し、前記映像削除部で映像が削除されると、その映像に関連する情報を前記拒否情報保持手段に保持された拒否情報から削除する手段を有してもよい。
前記外部システムは、映画チケット販売システムであり、前記処理手段は、前記映画チケット販売システムと連携し、購入した映画チケットのタイトルを拒否情報として前記拒否情報保持手段に追加する手段を有してもよい。
前記外部システムは、映画視聴部を有する映画館システムであり、前記映画館システムと連携し、前記映画視聴部で視聴された映画のタイトルを、前記拒否情報保持手段に保持された拒否情報から削除すると共に、前記既知情報保持手段に追加する手段を有してもよい。
本発明において、前記警告付与手段は、前記ユーザが通信を開始する時点で警告を与える手段を有してもよい。前記警告付与手段は、与えた警告が無効になった場合、これを通知する手段を有してもよい。
また、本発明に係る拒否情報の通知回避システムは、ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて保持する拒否情報保持手段と、通信内容からユーザが既に知っている既知情報を解析する既知情報解析手段と、前記拒否情報保持手段により保持された各ユーザの拒否情報と前記既知情報解析手段により解析された通信内容とに基づいて、あるユーザが知りたくない拒否情報を知っている通信内容を発見し、これを遮断する通信遮断手段とを有することを特徴とする。
前記通信遮断手段は、前記ユーザが通信を開始しようとした時点で警告を与える手段を有してもよい。前記通信遮断手段は、前記ユーザとの通信を確立しない手段を有してもよい。前記通信遮断手段は、前記通信内容から前記拒否情報を削除する手段を有してもよい。前記通信遮断手段は、前記通信内容のうち前記拒否情報を他の情報で置き換える手段を有してもよい。前記通信遮断手段は、前記ユーザに警告を与えると共に、前記警告を受信したユーザに動作を決定するように促す手段を有してもよい。
本発明に係る拒否情報の警告情報判断装置は、外部に設けられた、ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて保持する拒否情報保持手段と、ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて保持する既知情報保持手段とを参照して、前記既知情報保持手段により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持手段により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが知りたくない情報を知っている相手を発見し、前記ユーザに警告を与える警告付与手段を有することを特徴とする。
本発明に係る拒否情報の通知回避方法は、ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて拒否情報保持部に保持するステップと、ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて既知情報保持部に保持するステップと、前記既知情報保持部により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持部により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが知りたくない情報を知っている相手を発見し、前記ユーザに警告を与えるステップとを有することを特徴とする。
また、本発明に係る拒否情報の通知回避方法は、ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて拒否情報保持部に保持するステップと、ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて既知情報保持部に保持するステップと、前記既知情報保持部により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持部により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが保持する情報の受信を拒否する相手を発見し、前記ユーザに警告を与えるステップとを有することを特徴とする。
また、本発明に係る拒否情報の通知回避方法は、ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて拒否情報保持部に保持するステップと、ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて既知情報保持部に保持するステップと、前記既知情報保持部により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持部により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが知りたくない情報を知っている相手を発見し、前記ユーザに警告を与える一方、あるユーザが保持する情報の受信を拒否する相手を発見し、前記ユーザに警告を与えるステップとを有することを特徴とする。
また、本発明に係る拒否情報の通知回避方法は、ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて拒否情報保持部に保持するステップと、通信内容からユーザが既に知っている既知情報を解析するステップと、前記拒否情報保持部により保持された各ユーザの拒否情報と解析された通信内容とに基づいて、あるユーザが知りたくない拒否情報を知っている通信内容を発見し、これを遮断するステップとを有することを特徴とする。
本発明に係る拒否情報の警告情報判断方法は、外部に設けられた、ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて保持する拒否情報保持手段と、ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて保持する既知情報保持手段とを参照するステップと、前記既知情報保持手段により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持手段により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが知りたくない情報を知っている相手を発見し、前記ユーザに警告を与えるステップとを有することを特徴とする。
本発明に係る拒否情報の通知回避プログラムは、コンピュータに、ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて拒否情報保持部に保持するステップと、ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて既知情報保持部に保持するステップと、前記既知情報保持部により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持部により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが保持する情報の受信を拒否する相手を発見し、前記ユーザに警告を与えるステップとを実行させることを特徴とする。
また、本発明に係る拒否情報の通知回避プログラムは、コンピュータに、ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて拒否情報保持部に保持するステップと、ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて既知情報保持部に保持するステップと、前記既知情報保持部により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持部により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが知りたくない情報を知っている相手を発見し、前記ユーザに警告を与える一方、あるユーザが保持する情報の受信を拒否する相手を発見し、前記ユーザに警告を与えるステップとを実行させることを特徴とする。
また、本発明に係る拒否情報の通知回避プログラムは、コンピュータに、ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて拒否情報保持部に保持するステップと、通信内容からユーザが既に知っている既知情報を解析するステップと、前記拒否情報保持部により保持された各ユーザの拒否情報と解析された通信内容とに基づいて、あるユーザが知りたくない拒否情報を知っている通信内容を発見し、これを遮断するステップとを実行させることを特徴とする。
また、本発明に係る拒否情報の通知回避プログラムは、コンピュータに、外部に設けられた、ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて保持する拒否情報保持手段と、ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて保持する既知情報保持手段とを参照するステップと、前記既知情報保持手段により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持手段により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが知りたくない情報を知っている相手を発見し、前記ユーザに警告を与えるステップとを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが知りたくない情報と知っている情報を登録することにより、ユーザ間のコミュニケーション(ニュース配信も含む)において、事前に知りたくない情報を知らせてしまう危険性を警告することができ、これにより、知りたくない情報を偶然話題してしまう機会を減らせることができる。
すなわち、本発明によれば、自分が知りたくない情報項目や知っている情報を登録し、自分が知りたくない情報項目を通信相手が知っている場合や、通信相手が知りたくない情報項目を自分が知っている場合に警告を出す。このため、ユーザ間のコミュニケーションにおいて、相手が何を知りたくないのか事前にわかるため、相手が知りたくない情報を偶然話題にしてしまうことを防げる。また、ユーザ間のコミュニケーションにおいて、自分が知りたくない情報を相手が知っていることがわかるため、自分が知りたくない情報を知る機会を減らせることができる。
以下、本発明に係る拒否情報の通知回避システム及び方法の種々の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明の第1の実施例について説明する。本実施例は、本発明に係る拒否情報の通知回避システムを具体的にメッセージングシステムに適用した例である。ここで、拒否情報とは、ユーザが知りたくない情報項目、既知情報とはユーザが既に知っている情報項目を表す。
図1に、本実施例の構成を示す。本実施例に係る拒否情報の通知回避システムは、機能上、本発明の要部を成す機能である拒否情報警告判断部10と、その他の周辺機能であるメッセージ送受信部20と、情報項目入力部30とを備える。
拒否情報警告判断部10は、既知情報保持部4と、拒否情報保持部5と、追加既知情報入力部1と、追加拒否情報入力部2と、削除拒否情報入力部3と、マッチング判断部6と、送受信者入力部7と、警告出力部8とを備える。
既知情報保持部4は、ユーザ識別子と、そのユーザ識別子が示すユーザの既知情報の組を0もしくは1つ以上保持する。拒否情報保持部4は、ユーザ識別子と、そのユーザ識別子が示すユーザの拒否情報の組を0もしくは1つ以上保持する。
追加既知情報入力部1は、情報項目入力部30からユーザ識別子とそのユーザ識別子が示すユーザの既知情報を入力として受け取り、ユーザ識別子と既知情報の組みを既知情報保持部4へ登録する機能をもつ。
追加拒否情報入力部2は、情報項目入力部30からユーザ識別子とそのユーザ識別子が示すユーザの拒否情報を入力として受け取り、ユーザ識別子と拒否情報の組みを拒否情報保持部5へ登録する機能をもつ。
削除拒否情報入力部3は、情報項目入力部30からユーザ識別子とそのユーザ識別子が示すユーザが削除したい拒否情報を入力として受け取り、ユーザ識別子と拒否情報の組を拒否情報保持部5から検索し、もし該当するユーザ識別子と拒否情報の組が検索された場合は、該当するユーザ識別子と拒否情報の組を拒否情報保持部5から削除する機能をもつ。
既知情報保持部4と拒否情報保持部5は、すべてのユーザの既知情報や拒否情報を保持しており、ユーザの識別子をキーに既知情報や拒否情報を取得することができる機能をもつ。
送受信者入力部7は、メッセージ送受信部20からメッセージ送信者のユーザ識別子とメッセージ受信者のユーザ識別子が誰であるかを受け取り、マッチング判断部6へ渡す。
マッチング判断部6は、メッセージ送信者のユーザ識別子とメッセージ受信者のユーザ識別子を受け取り、ユーザ識別子をキーに既知情報保持部4を検索することにより、メッセージ送信者やメッセージ受信者の既知情報や拒否情報を取得する。そして、マッチング判断部6は、取得された既知情報及び拒否情報から、(A)メッセージ送信者の拒否情報保持部5とメッセージ受信者の既知情報保持部4に一致する情報項目があるかどうかと、(B)メッセージ送信者の既知情報保持部4とメッセージ受信者の拒否情報保持部5に一致する情報項目があるかどうかのマッチング判断を行い、一致する情報項目を検索する機能をもつ。マッチング判断部6で一致した情報項目が検索された場合は、警告出力部8へ一致した情報項目と、(A)と(B)のどちらのマッチング判断で一致したかという情報を渡す。
警告出力部8は、マッチング判断部6から情報項目を受け取り、マッチング判断(A)で一致した情報項目に対しては、メッセージ受信者はメッセージ送信者が知りたくない情報項目を知っているという内容の警告メッセージを作成し、マッチング判断(B)で一致した情報項目に対しては、メッセージ送信者はメッセージ受信者が知りたくない情報項目を知っているという内容の警告メッセージを作成し、メッセージ送受信部20へ出力する。
メッセージ送受信部20は、警告メッセージを受け取り、表示する。
図2に、図1に示すメッセージングシステムに適用された拒否情報の通知回避システムを複数ユーザで利用する場合の構成を示す。各ユーザのユーザ端末部101、102、103に情報項目入力部30とメッセージ送受信部20が存在する。各ユーザ端末部101、102、103の情報項目入力部30とメッセージ送受信部20は、通信回線を介して一つの拒否情報警告判断部10へ接続されている。以降の例では、1対1のメッセージのやり取りについて説明するが、本発明を複数のユーザ端末部101、102、103間で利用するメッセージングシステムに適応してもよい。
次に、図3のフローチャートを参照して、本実施例の動作の流れについて説明する。
まず、複数のユーザ間で送受信されるメッセージによるコミュニケーションでは、(1)通信相手が知りたくない情報項目を偶然話題にしてしまい、通信相手が知りたくない情報項目を教えてしまう、(2)自分が知りたくない情報項目を通信相手が知っていて、通信相手が偶然話題にしてしまい、自分が知りたくない情報項目を知ってしまうという不都合な事態が生じることがあった。
その対策として、本実施例では、次の動作を行う。
まず、拒否情報警告判断部10は、情報項目入力部30から追加既知情報入力部1を介してメッセージ送信者又はメッセージ受信者の追加すべき既知情報が受信されたか否かを判定する(ステップSt1)。その結果、追加すべき既知情報が受信された場合(YES)、拒否情報警告判断部10は、その既知情報を既知情報保持部4に追加登録し(ステップSt2)、ステップSt1の処理に戻る。
上記ステップSt1の判定で、追加すべき既知情報が受信されていない場合(NO)、拒否情報警告判断部10は、情報項目入力部30から追加拒否情報入力部2を介してメッセージ送信者又はメッセージ受信者の追加すべき拒否情報が受信されたか否かを判定する(ステップSt3)。その結果、追加すべき拒否情報が受信された場合(YES)、拒否情報警告判断部10は、その拒否情報を拒否情報保持部5に追加登録し(ステップSt4)、ステップSt1の処理に戻る。
上記ステップSt3の判定で、追加すべき拒否情報が受信されていない場合(NO)、拒否情報警告判断部10は、情報項目入力部30から削除拒否情報入力部3を介してメッセージ送信者又はメッセージ受信者の削除すべき拒否情報が受信されたか否かを判定する(ステップSt5)。その結果、削除すべき拒否情報が受信された場合(YES)、拒否情報警告判断部10は、その拒否情報を拒否情報保持部5から削除し(ステップSt6)、ステップSt1の処理に戻る。
上記ステップSt5の判定で、削除すべき拒否情報が受信されていない場合(NO)、拒否情報警告判断部10は、メッセージ送受信部20からメッセージ送信者によるメッセージ送信イベントが受信されたか否かを判定する(ステップSt7)。その結果、メッセージ送信イベントが受信されていない場合(NO)、ステップSt1の処理に戻る。
上記ステップSt7の判定で、メッセージ送信イベントが受信された場合(YES)、拒否情報警告判断部10は、既知情報保持部4及び拒否情報保持部5からメッセージ送信者及びメッセージ受信者の既知情報及び拒否情報を取得し(ステップSt8)、マッチング判断部6により、前述したマッチング判断(A)及び(B)を行う(ステップSt9)。すなわち、(A)メッセージ送信者の拒否情報保持部5とメッセージ受信者の既知情報保持部4に一致する情報項目があるかどうか、(B)メッセージ送信者の既知情報保持部4とメッセージ受信者の拒否情報保持部5に一致する情報項目があるかどうかのマッチング判断を行う。このマッチング判断は、全ての既知情報と拒否情報において繰り返し実行する。
そして、拒否情報警告判断部10は、上記のマッチング判断により、マッチングする情報があるか否かを判断し(ステップSt10)、マッチングする情報がある場合、警告出力部8からメッセージ送受信部20を介して、メッセージ送信者及びメッセージ受信者に対して警告出力を行う(ステップS11)。
すなわち、マッチング判断(A)に合致する情報項目がある場合は、メッセージ送信者がメッセージを送信時に、メッセージ送信者が知りたくない情報項目をメッセージ受信者が知っているという警告を、メッセージ送信者に対して行うと共に、メッセージ受信者がメッセージを受信時に同様な警告をメッセージ受信者に対して行う。これにより、上記(1)の事態が発生することを低減する。
また、マッチング判断(B)に合致する情報項目がある場合は、メッセージ送信者がメッセージを送信時に、メッセージ受信者が知りたくない情報項目を、メッセージ送信者が知っているという警告を、メッセージ送信者に対して行うと共に、メッセージ受信者がメッセージを受信時に、同様な警告をメッセージ受信者に対して行う。これにより、上記(2)の事態が発生することを低減する。
次に、上記動作の詳細について、ユーザAとユーザB間でのメッセージのやり取りの状況を例にして説明する。
この例では、ユーザAが「サッカー試合X」を録画し、後日視聴する予定であるため「サッカー試合X」の試合結果を知りたくないものとする。ユーザBは「サッカー試合X」をすでに見ており、試合結果を知っているものとする。ここで、ユーザAのユーザ識別子をuserA、ユーザBのユーザ識別子をuserBとする。
最初に、ユーザAがユーザBへメッセージを送る場合の動作の流れを説明する。
まず、ユーザAは「サッカー試合X」の試合結果を知りたくないため、情報項目入力部30を介して拒否情報警告判断部10の追加拒否情報入力部2へ、「サッカー試合X」とuserAというユーザ識別子を送信する。また、ユーザAは追加すべき既知情報はないため、追加既知情報入力部1へは情報は送信されない。さらに、ユーザAは削除すべき拒否情報はないため、削除拒否情報入力部3へは情報は送信されない。
一方、ユーザBは「サッカー試合X」の試合結果を知っているため、情報項目入力部30を介して追加既知情報入力部1へ「サッカー試合X」とuserBというユーザ識別子を送信する。また、ユーザBは追加すべき拒否情報はないため、追加拒否情報入力部2へは情報は送信されない。さらに、ユーザBは削除すべき拒否情報はないため、削除拒否情報入力部3へは情報は送信されない。
すると、拒否情報警告判断部10は、追加既知情報入力部1により、ユーザAから追加するべき既知情報が受信されているか否かを判定する(ステップSt1)。その結果、ユーザBから「サッカー試合X」が追加するべき既知情報として受信されているため(YES)、受信した「サッカー試合X」とuserBとの組みを既知情報保持部4に追加する(ステップSt3)。この場合、ユーザAからは追加するべき既知情報が受信されていないため(NO)、既知情報保持部4への既知情報の追加は行われない。
次いで、拒否情報警告判断部10は、追加拒否情報入力部2により、追加するべき拒否情報が受信されているか否かを判定する(ステップSt3)。その結果、ユーザAから「サッカー試合X」が追加するべき拒否情報として受信されているため(YES)、受信した「サッカー試合X」とuserAとの組みを拒否情報保持部5に追加する(ステップSt4)。この場合、ユーザBからは追加するべき拒否情報が受信されていないため(NO)、拒否情報保持部5への拒否情報の追加は行われない。
次いで、拒否情報警告判断部10は、削除拒否情報入力部3により、削除するべき拒否情報が受信されているか否かを判定する(ステップSt3)。この場合、ユーザA、Bのいずれかからも削除するべき拒否情報が受信されていないため(NO)、拒否情報保持部5からの拒否情報の削除は行われない。
次いで、拒否情報警告判断部10は、メッセージ送受信部20を介してメッセージ送信イベントが受信されたか否かを判定する(ステップSt7)。
ここで、ユーザAは、ユーザBに対してメッセージを送るためにメッセージ送受信部20のユーザBへのメッセージ送信画面を開く。メッセージ送受信部20は、送受信者入力部7へ、送信者のユーザ識別子がuserA、受信者のユーザ識別子がuserBという入力を渡し、警告出力部8からの結果を待つ。このとき、送受信者入力部7は、送信者がuserA、受信者がuserBという入力を受け取り、マッチング判断部6へ、メッセージ送信者がuserAとメッセージ受信者がuserBという入力を渡す。
すると、拒否情報警告判断部10は、上記のユーザAからのメッセージ送信イベントを受信したと判定し(ステップSt7:YES)、マッチング判断部6により、既知情報保持部4及び拒否情報保持部5からユーザA及びユーザBの既知情報及び拒否情報を検索する(ステップSt8)。その際、メッセージ送信者であるuserAをキーに拒否情報保持部5が検索され、この例ではユーザAの拒否情報として「サッカー試合X」が取得される。また、メッセージ送信者であるuserAをキーに既知情報保持部4が検索され、この例ではユーザAの既知情報は取得されない。また、メッセージ受信者であるuserBをキーに拒否情報保持部5が検索され、この例ではユーザBの拒否情報は取得されない。さらに、メッセージ受信者であるuserBをキーに既知情報保持部4が検索され、この例ではユーザBの既知情報として「サッカー試合X」が取得される。
次いで、拒否情報警告判断部10は、マッチング判断部6により、メッセージ送信者であるユーザAのすべての拒否情報とメッセージ受信者であるユーザBのすべての既知情報から、一致する情報があるかどうかを比較し(ステップSt9、St10)、この例では「サッカー試合X」が合致すると判断する。また、メッセージ送信者であるユーザAのすべての既知情報とメッセージ受信者であるユーザBのすべての拒否情報から、一致する情報項目があるかどうかを比較し(ステップSt9、St10)、この例では何も合致しないと判断する。
その結果、拒否情報警告判断部10は、マッチング判断部6により、「サッカー試合X」はメッセージ送信者であるユーザAの拒否情報であり、メッセージ受信者であるユーザBの既知情報項目であることを、警告出力部8へ返す(ステップSt11)。
すると、警告出力部8は、マッチング判断部6からの返り値を受信し、「サッカー試合X」はメッセージ送信者であるユーザAの拒否情報であり、メッセージ受信者であるユーザBの既知情報であることから、ユーザA向けの「ユーザBはサッカー試合Xを知っています」という警告メッセージをメッセージ送受信部20へ出力する。これにより、メッセージ送受信部20は、警告メッセージを受信し、ユーザAからユーザBへのメッセージ送信画面に「ユーザBはサッカー試合Xについて既に知っています」という警告メッセージを表示する。
次に、上記の例とは逆にユーザBがユーザAへメッセージを送る場合の動作の流れについて、説明する。ここでは、ユーザAがユーザBへメッセージを送る場合と違う部分を中心に説明する。
この場合、上記のステップSt1〜St6の動作は、上述したユーザAがユーザBへメッセージを送る場合と同様な動作をする。
次いで、ユーザBは、ユーザAに対してメッセージを送るためにメッセージ送受信部20のユーザAへのメッセージ送信画面を開く。メッセージ送受信部20は、送受信者入力部へ、送信者がuserB、受信者がuserAという入力を渡し、警告出力部8からの結果を待つ。すると、送受信者入力部7は、送信者がuserB、受信者がuserAという入力を受け取り、マッチング判断部6へ、メッセージ送信者がuserBとメッセージ受信者がuserAという入力を渡す。
すると、拒否情報警告判断部10は、上記のユーザBからのメッセージ送信イベントを受信したと判定し(ステップSt7:YES)、マッチング判断部6により、既知情報保持部4及び拒否情報保持部5からユーザA及びユーザBの既知情報及び拒否情報を検索する(ステップSt8)。この際も、上述したユーザAがユーザBへメッセージを送る場合と同様な動作をする。
次いで、拒否情報警告判断部10は、マッチング判断部6により、メッセージ送信者であるユーザBのすべての拒否情報とメッセージ受信者であるユーザAのすべての既知情報から、一致する情報がないか比較し(ステップSt9、St10)、なにも合致しないと判断する。また、メッセージ送信者であるユーザBのすべての既知情報とメッセージ受信者であるユーザAのすべての拒否情報から、一致する情報がないか比較し、「サッカー試合X」が合致すると判断する。
その結果、拒否情報警告判断部10は、マッチング判断部6により、「サッカー試合X」はメッセージ受信者であるユーザAの拒否情報であり、メッセージ送信者であるユーザBの既知情報であることを、警告出力部8へ返す(ステップSt11)。
すると、警告出力部8は、マッチング判断部6からの返り値を受信し、「サッカー試合X」はメッセージ受信者であるユーザAの拒否情報であり、メッセージ送信者であるユーザBの既知情報であることから、ユーザB向けの「ユーザAはサッカー試合Xの話題を拒否しています」という警告メッセージをメッセージ送受信部20へ出力する。これにより、メッセージ送受信部20は、警告メッセージを受信し、ユーザBからユーザAへのメッセージ送信画面に「ユーザAはサッカー試合Xの話題を拒否しています」という警告メッセージを表示する。
従って、実施例によれば、次の効果が得られる。
(1)ユーザ間のコミュニケーションにおいて、相手が何を知りたくないのか事前にわかるため、相手が知りたくない情報を偶然話題にしてしまうことを防げる。
(2)ユーザ間のコミュニケーションにおいて、自分が知りたくない情報を相手が知っていることがわかるため、自分が知りたくない情報を知る機会を減らせることができる。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
本実施例に係る拒否情報の通知回避システムは、上述した第1の実施例の構成をTV番組などの映像を録画再生できる装置と組み合わせ、自動的に既知情報や拒否情報の追加や削除を実行するものである。図4に示した本実施例の構成のように、図1の情報項目入力部30と置き換えて、映像操作部40と動作ロジック処理部50を追加しても良い。
動作ロジック処理部50は、ロジック実行部51を保持する。ロジック実行部51は、外部からのイベントを受信し、受信したイベント用の動作ロジックを実行し、実行結果として、追加既知情報入力部1や追加拒否情報入力部2や削除拒否情報入力部3へ情報を渡す処理を行う。映像操作部40は、映像録画部41と映像再生部42と映像削除部43と録画データ保持部44を備える。動作ロジック処理部50のロジックは「イベント→ロジック」のような形式で記述されている。
図5〜図7を参照して、本実施例の動作ロジック処理部50のロジック処理について説明する。
まず、図5に示すように、動作ロジック処理部50は、映像録画イベントを受信すると(ステップSt21)、そのイベントに対するロジック処理として、映像を録画したユーザの識別子と映像の名称の組を追加拒否情報入力部2へ渡す(ステップSt22)。
また、図6に示すように、動作ロジック処理部50は、映像再生イベントを受信すると(ステップSt23)、そのイベントに対するロジック処理として、映像を再生したユーザの識別子と映像の名称の組を削除拒否情報入力部3と追加既知情報入力部1へ渡す(ステップSt24)。
さらに、図7に示すように、動作ロジック処理部50は、映像削除イベントを受信すると(ステップSt25)、そのイベントに対するロジック処理として、映像を録画したユーザの識別子と映像の名称の組を削除拒否情報入力部3へ渡す(ステップSt26)。
映像録画部41は、ユーザがTV番組などの映像を録画し、映像の名称と録画データを録画データ保持部へ保存する機能を持つ。映像録画部41は、映像を録画した場合に、映画録画イベントをロジック実行部へ渡す。
映像再生部42は、録画データ保持部44に保存されている録画データを再生する機能を持つ。映像再生部42は、録画データを再生した場合に、映像再生イベントをロジック実行部へ渡す。
映像削除部43は、録画データ保持部44に保存されている録画データを削除する機能を持つ。映像削除部43は、録画データを削除した場合に、映像削除イベントをロジック実行部51へ渡す。
ここで、本実施例の動作について説明する。
まず、ユーザAは、映像録画部41を利用して「ドラマ番組X 第1話」を録画する。すると、映像録画部41は、映像を録画したユーザの識別子がuserAであり、映像の名称が「ドラマ番組X 第1話」であるという映像録画イベントをロジック実行部51へ渡す。ロジック実行部51は、映像録画イベントを受け取り、追加拒否情報入力部2へ、userAと「ドラマ番組X 第1話」の組を渡す。追加拒否情報入力部2は、userAと「ドラマ番組X 第1話」の組を拒否情報保持部5へ追加する。
次に、ユーザは、映像再生部42を利用して、録画した「ドラマ番組X 第1話」のデータを再生する。すると、映像再生部42は、userAが「ドラマ番組X 第1話」を再生したという再生イベントをロジック実行部51へ渡す。ロジック実行部51は、削除拒否情報入力部3と追加既知情報入力部1へ、userAと「ドラマ番組X 第1話」の組を渡す。削除拒否情報入力部3は、拒否情報保持部5からuserAと「ドラマ番組X 第1話」の組を削除する。追加既知情報入力部1は、既知情報保持部4からuserAと「ドラマ番組X 第1話」の組を追加する。
これらの機能により、ユーザが例えば「ドラマ番組X 第1話」を録画した場合、自動的に拒否情報保持部5へ「ドラマ番組X 第1話」が追加されるため、ユーザはその録画した「ドラマ番組X 第1話」のデータを再生するまでは、「ドラマ番組X 第1話」の結果を知る機会を減らすことができる。また、既知情報保持部4や拒否情報保持部5への追加や削除はユーザの再生や録画や削除操作と連動しているため、ユーザが手動で既知情報保持部4や拒否情報保持部5への追加や削除をする必要がなくなる。
次に、本発明の第3の実施例について説明する。
本実施例に係る拒否情報の通知回避システムは、上述した第1の実施例の構成を映画のチケット販売システムや映画館の入館システムと組み合わせ、自動的に既知情報や拒否情報の追加や削除を実行するものである。図8に示した本実施例の構成のように、図4の映像操作部41をチケット販売部61と映画視聴部62に置き換えてもよい。
チケット販売部61は、チケットを購入した人のユーザ識別子と、映画のタイトルをチケット購入イベントとしてロジック実行部へ渡す機能をもつ。映画視聴部62は、映画を視聴した人のユーザ識別子と、映画のタイトルを映画視聴イベントとしてロジック実行部51へ渡す機能をもつ。
図9及び図10を参照して、本実施例の動作ロジック処理部50のロジック処理について説明する。
まず、図5に示すように、動作ロジック処理部50は、チケット購入イベントを受信すると(ステップSt31)、そのイベントに対するロジック処理として、購入者のユーザ識別子と映画のタイトルの組を追加拒否情報入力部2へ渡す(ステップSt32)。
また、図5に示すように、動作ロジック処理部50は、映画視聴イベントを受信すると(ステップSt33)、そのイベントに対するロジック処理として、視聴者のユーザ識別子と映画のタイトルの組を削除拒否情報入力部3と追加既知情報入力部1へ渡す(ステップSt34)。
これらの機能により、ユーザが例えば「X」という映画のチケットを購入した際は、自動的に拒否情報保持部5へ「X」が追加されるため、ユーザはその映画「X」を視聴するまで、「X」の結果を知る機会を減らすことができる。また、既知情報保持部4や拒否情報保持部5への追加や削除は、ユーザの映画チケット購入と映画館での映画の視聴と連動しているため、ユーザが手動で既知情報保持部4や拒否情報保持部5への追加や削除をする必要がなくなる。
次に、本発明の第4の実施例について説明する。
本実施例に係る拒否情報の通知回避システムは、1つ以上の外部システムとして、上述した第2の実施例の映像操作部40と第3の実施例のチケット販売部61及び映画視聴部62とを備えた構成において、既知情報や拒否情報の操作を1つ以上の外部システムからのイベントを受信し、ロジックを切り替え、実行することで、1つ以上の外部システムと拒否情報警告判断部10との連携を行うものである。図11に示した本実施例の構成のように、図4の構成の動作ロジック処理部50に動作ロジック保持部52を追加してもよい。
ロジック実行部51は、外部からのイベントを受信し、動作ロジック保持部52からイベントをキーに実行すべきロジックを取得する。動作ロジック保持部52は、イベントをキーにロジックを検索できる機能をもち、「イベント→ロジック」のような形式で記述されている。ロジック実行部51は、動作ロジック保持部52からロジックを取得した場合、実行し、実行結果として、追加既知情報入力部1や追加拒否情報入力部2や削除拒否情報入力部3へ情報を渡す処理を行う。
これらの機能により、1つ以上の外部システムとの連携が容易になる。また、新たに外部システムと連携を増やしたい場合は、動作ロジック保持部52へロジックを追加するだけで容易に連携が追加できる。
次に、本発明の第5の実施例について説明する。
本実施例に係る拒否情報の通知回避システムは、上述した第1の実施例の拒否情報警告判断部8において、拒否情報を含んだ通信を遮断するものである。図12に示した構成のように、図1の警告出力部8は、拒否情報を含んだ通信を遮断する機能をもった通信遮断部11で置き換えてもよい。
通信遮断部11は、メッセージ送受信者から受け取った、通信内容を監視している。通信遮断部11は、拒否情報と既知情報がマッチングするかの判断結果をマッチング判断部6から取得し、もし、送信者と受信者の間でマッチング条件(B)に合致する情報がある場合、通信内容に合致した情報が含まれないか監視する。もし、通信内容に合致した情報が含まれる場合、メッセージが送信される前に、その通信を遮断するようにメッセージ送受信部20へ命令を送信する。メッセージ送受信部20は、命令を受信し、通信を遮断する。また、通信を遮断したことをユーザへ表示してもよい。
これにより、受信者が拒否している情報が受信者に伝わることを防ぐことができる。
次に、本発明の第6の実施例について説明する。
本実施例に係る拒否情報の通知回避システムは、上述した第1の実施例において、拒否情報を含んだ通信に対して拒否情報をフィルタし、受信者から見えないようにするものである。図13に示した構成のように、図1の警告出力部8は、拒否情報をフィルタする機能をもったフィルタ部12で置き換えてもよい。
フィルタ部12は、メッセージ送受信者から受け取った、通信内容を監視している。フィルタ部12は、拒否情報と既知情報がマッチングするかの判断結果をマッチング判断部6から取得し、もし、送信者と受信者の間でマッチング条件(B)に合致する情報がある場合、通信内容に対して合致した情報を削除したり、特定の文字で置き換えたりするなどのフィルタ処理を行い、受信者から見えないようにする。
これにより、受信者が拒否している情報が受信者に伝わることを防ぐことができる。
次に、本発明の第7の実施例について説明する。
本実施例に係る拒否情報の通知回避システムは、上述した第1の実施例に係るメッセージングシステムにおいて、既知情報を送信者が送ったメッセージの内容から取得するものである。
図14に示した構成のように、図1の既知情報保持部4と追加既知情報入力部1は、通信監視部70で置き換えてもよい。
通信監視部70は、送信者が送ったメッセージの内容を監視しており、メッセージ内の情報を送信者の既知情報としてマッチング判断部6へ渡す機能を持っている。マッチング判断部6は、既知情報と拒否情報のマッチング処理を行うときに、既知情報保持部から送信者の既知情報を取得する代わりに、通信監視部70から送信者の既知情報を取得する。
以下に、本実施例の動作について、ユーザAがユーザBへインスタントメッセージを送信する例を用いて説明する。
拒否情報保持部5は、ユーザBの拒否情報として「ワールドカップ」「結果」という情報を登録しているとする。ユーザAのユーザ識別子をuserA、ユーザBのユーザ識別子をuserBとする。
まず、ユーザAは、メッセージ送受信部20を用いてユーザBへ「ワールドカップ見た?予想通り日本が2−1で勝ったね!」というメッセージを送信する。
メッセージ送受信部20は、メッセージがユーザBへ配送される前に、送信者がuserA、受信者がuserBであることを送受信者入力部7へ渡す。
マッチング判断部6は、送信者の既知情報を、通信監視部70から取得する。
通信監視部70は、メッセージの内容を言語解析することにより、「ワールドカップ」「予想通り」「日本」「2−1」「勝った」という文字列を抜き出し、マッチング判断部6へ返す。
マッチング判断部6は、「ワールドカップ」という情報が、送信者であるユーザAの既知情報と、受信者であるユーザBの拒否情報に合致すると判断する。
警告出力部8は、マッチング判断部6から「ワールドカップ」という情報が合致するということを取得し、「ユーザAからのメッセージに、ユーザBが拒否している情報が含まれている可能性があります」という警告をメッセージ送受信部20へ渡す。
メッセージ送受信部20は、ユーザBへメッセージが配送される前に、ユーザBのメッセージ表示画面に、警告出力部8から受け取った警告メッセージを表示する。ユーザBはメッセージ表示画面に表示された警告メッセージを見て、表示するか、表示しないかを決定する。
次に、本発明の第8の実施例について説明する。
本実施例に係る拒否情報の通知回避システムは、上述した第1の実施例において、拒否情報だけでなく、知りたい情報として要求情報を登録し、マッチング判断部が要求情報に対しても情報のマッチングを行うものである。なお、要求情報とは、ユーザが知りたい情報である。図15に示した構成のように、追加要求情報入力部81と削除要求情報入力部82と要求情報保持部83を追加しても良い。
要求情報保持部83は、ユーザ識別子と、そのユーザ識別子が示すユーザの要求情報の組を0もしくは1つ以上保持する。追加要求情報入力部81は、ユーザ識別子とそのユーザ識別子が示すユーザの要求情報を入力として受け取り、ユーザ識別子と要求情報の組を要求情報保持部へ登録する機能を持つ。削除要求情報入力部82は、ユーザ識別子とそのユーザ識別子が示すユーザが削除したい要求情報を入力として受け取り、ユーザ識別子と要求情報の組を要求情報保持部83から検索し、もし該当するユーザ識別子と要求情報の組が検索された場合は、該当するユーザ識別子と要求情報の組を要求情報保持部83から削除する機能をもつ。
マッチング判断部6では、前述したマッチング判断(A)と(B)のような拒否情報と既知情報のマッチングだけでなく、要求情報と既知情報のマッチング判断、すなわち(C)メッセージ送信者の要求情報保持部83とメッセージ受信者の既知情報保持部4に一致する情報項目があるかどうか、(D)メッセージ送信者の既知情報保持部4とメッセージ受信者の要求情報保持部83に一致する情報項目があるかどうかの判断を行う。このマッチング判断部6で一致した情報項目が検索された場合は、警告出力部8へ一致した情報項目、と(A)、(B)、(C)、(D)のどのマッチング判断で一致したかという情報を渡す。
警告出力部8は、マッチング判断部6から情報項目を受け取り、マッチング判断(C)で一致した情報項目に対しては、メッセージ受信者はメッセージ送信者が知りたい情報項目を知っているという内容の提言メッセージを作成し、マッチング判断(D)で一致した情報項目に対しては、メッセージ送信者はメッセージ受信者が知りたい情報項目を知っているという内容の提言メッセージを作成し、出力する。これにより、ユーザは警告メッセージを読むことにより、知りたい情報を知らせる機会を増やすことができる。
次に、図16のフローチャートを参照して、本実施例の動作の流れについて説明する。
まず、拒否情報警告判断部10は、情報項目入力部30から追加既知情報入力部1を介してメッセージ送信者又はメッセージ受信者の追加すべき既知情報が受信されたか否かを判定する(ステップSt71)。その結果、追加すべき既知情報が受信された場合(YES)、拒否情報警告判断部10は、その既知情報を既知情報保持部4に追加登録し(ステップSt72)、ステップSt71の処理に戻る。
上記ステップSt71の判定で、追加すべき既知情報が受信されていない場合(NO)、拒否情報警告判断部10は、情報項目入力部30から追加要求情報入力部81を介してメッセージ送信者又はメッセージ受信者の追加すべき要求情報が受信されたか否かを判定する(ステップSt73)。その結果、追加すべき要求情報が受信された場合(YES)、拒否情報警告判断部10は、その要求情報を要求情報保持部83に追加登録し(ステップSt74)、ステップSt71の処理に戻る。
上記ステップSt73の判定で、追加すべき要求情報が受信されていない場合(NO)、拒否情報警告判断部10は、情報項目入力部30から削除要求情報入力部82を介してメッセージ送信者又はメッセージ受信者の削除すべき要求情報が受信されたか否かを判定する(ステップSt75)。その結果、削除すべき要求情報が受信された場合(YES)、拒否情報警告判断部10は、その要求情報を要求情報保持部83から削除し(ステップSt76)、ステップSt71の処理に戻る。
上記ステップSt75の判定で、削除すべき要求情報が受信されていない場合(NO)、拒否情報警告判断部10は、メッセージ送受信部20からメッセージ送信者によるメッセージ送信イベントが受信されたか否かを判定する(ステップSt77)。その結果、メッセージ送信イベントが受信されていない場合(NO)、ステップSt71の処理に戻る。
上記ステップSt77の判定で、メッセージ送信イベントが受信された場合(YES)、拒否情報警告判断部10は、既知情報保持部4及び要求情報保持部83からメッセージ送信者及びメッセージ受信者の既知情報及び要求情報を取得し(ステップSt78)、マッチング判断部6により、前述したマッチング判断(C)及び(D)を行う(ステップSt79)。すなわち、(C)メッセージ送信者の要求情報保持部83とメッセージ受信者の既知情報保持部4に一致する情報項目があるかどうか、(D)メッセージ送信者の既知情報保持部4とメッセージ受信者の要求情報保持部83に一致する情報項目があるかどうかのマッチング判断を行う。このマッチング判断は、全ての既知情報と拒否情報において繰り返し実行する。
そして、拒否情報警告判断部10は、上記のマッチング判断により、マッチングする情報があるか否かを判断し(ステップSt80)、マッチングする情報がある場合、警告出力部8からメッセージ送受信部20を介して、メッセージ送信者及びメッセージ受信者に対して警告出力を行う(ステップS81)。
すなわち、マッチング判断(C)に合致する情報項目があった場合は、メッセージ受信者はメッセージ送信者が知りたい情報を知っているという内容の提言メッセージを作成して出力する。また、マッチング判断(D)に合致する情報項目があった場合は、メッセージ送信者はメッセージ受信者が知りたい情報項目を知っているという内容の提言メッセージを作成し、出力する。これにより、ユーザは警告メッセージを読むことにより、知りたい情報を知らせる機会を増やすことができる。
次に、本発明の第9の実施例について説明する。
本実施例に係る拒否情報の通知回避システムは、上述した第1の実施例において、拒否情報警告判断部10の機能を、情報を保持する部分とマッチング判断をする部分の2つに分割した構成になっているものである。図17に示した構成のように、図1の拒否情報警告判断部10を情報保持部100と警告判断部300に分割しても良い。なお、警告判断部300は、独立の装置として構成してもよい。
情報保持部100は、既知情報保持部4と、拒否情報保持部5と、追加既知情報入力部1と、追加拒否情報入力部2と、削除拒否情報入力部3の他に、新たな機能として既知情報出力部13と拒否情報出力部14を備える。
警告判断部300は、マッチング判断部6と、送受信者入力部7と、警告出力部8の他に、新たな機能として既知情報入力部15と拒否情報入力部16を備える。
既知情報出力部13と既知情報入力部15は、既知情報通信部201に接続されている。また、拒否情報出力部14と拒否情報入力部16は、拒否情報通信部202に接続されている。既知情報通信部201は、一つ以上の既知情報出力部13と一つ以上の既知情報入力部15と接続することができる。また、拒否情報通信部202も、一つ以上の拒否情報出力部14と一つ以上の拒否情報入力部16と接続することができる。
マッチング判断部6は、メッセージ送信者とメッセージ受信者の既知情報や拒否情報を取得する際に、既知情報入力部15や拒否情報入力部16へメッセージ送信者とメッセージ受信者の情報を渡す。
以降の例では、マッチング判断部6がメッセージ送信者(ユーザA)の既知情報を取得する際の流れを説明する。なお、ユーザAのユーザ識別子をuserAとする。
マッチング判断部6は、既知情報入力部15へ、メッセージ送信者のユーザ識別子としてuserAを渡す。既知情報入力部15は、マッチング判断部6からuserAを受け取り、既知情報通信部201に接続されているすべての既知情報出力部13へuserAを送信する。既知情報出力部13は、userAを受け取り既知情報保持部4からuserAをキーに既知情報を検索する。もし、既知情報が検索された場合は、既知情報通信部201を介して、既知情報入力部15へ情報を返す。既知情報入力部15は、既知情報を受け取り、マッチング判断部6へ既知情報を渡す。
マッチング判断部6がメッセージ送信者の拒否情報や、メッセージ受信者の既知情報や拒否情報を取得する際も同様の流れで取得する。
これにより、拒否情報保持部5と既知情報保持部4をユーザごとに持たせることができ、ユーザのプライバシー守ることができる。また、ユーザごとに拒否情報保持部5と既知情報保持部4を持たせる場合は、拒否情報保持部5や既知情報保持部4にユーザ識別子を保存しなくてもよい。
次に、本発明の第10の実施例について説明する。
本実施例に係る拒否情報の通知回避システムは、上述した第1の実施例において、拒否情報が削除された場合に、拒否情報の情報項目を知っているユーザへ、拒否情報が削除されたというメッセージを出すものである。図18に示した構成のように、拒否終了報告部91を追加してもよい。
図19を参照して、本実施例の動作について説明する。
まず、削除拒否情報入力部3で拒否情報が削除された場合に、削除された情報項目とユーザの識別子を拒否終了報告部91へ渡す(ステップSt91、St92)。拒否終了報告部91は、ユーザが拒否していた情報が解除になったことを表すためのメッセージ作成する(ステップSt93)。拒否終了報告部91は、メッセージを表示するべきユーザを検索するために、マッチング判断部6へ、削除された情報項目を渡す(ステップSt94)。マッチング判断部6は、(E)削除された情報項目を既知情報として持っているユーザの識別子を既知情報保持部4から検索し、マッチング判断(E)で検索されたユーザの識別子を拒否終了報告部91へ渡す(ステップSt95)。
拒否終了報告部91は、マッチング判断部6からユーザの識別子を受け取り、作成したメッセージとメッセージを表示するべきユーザをメッセージ送受信部20へ渡す(ステップSt96)。これにより、メッセージ送受信部20は、表示するべきユーザに対してメッセージを表示する。
次に、本発明の第11の実施例について説明する。
本実施例に係る拒否情報の通知回避システムは、上述した第1の実施例において、ユーザの評価機能を追加することにより、意地悪をするユーザを排除するものである。図20に示した構成のように、評価判断部92と評価入力部93と評価保持部94を追加してもよい。
図21を参照して、本実施例の動作について説明する。
まず、評価入力部93は、メッセージ送受信部20から評価を与える対象のユーザの識別子と、評価を上げるか下げるかを入力として受け取り、評価保持部94へ保存されているユーザの評価を変更する(ステップSt101、St102)。
次に、警告出力部8は、警告を出力する際に、評価判断部92へ警告を出力するユーザの識別子を渡す(ステップSt103、St104)。評価判断部92は、評価保持部94へユーザ識別子をキーにユーザの評価を取得し、もしユーザの評価が低いようであれば、警告出力部8へユーザの評価が低いという情報を返す(ステップSt105)。
警告出力部8は、評価判断部92から警告を出力するユーザの評価が低いという情報を得た場合は、そのユーザへの警告を抑制する(ステップSt106)。
これにより、ユーザがメッセージをやり取りしている際に、知りたくない情報項目を教えてくるユーザがいた場合に、対象となるユーザの評価を下げることや、自分が知りたくない情報を教えないでくれたユーザの評価を上げることができる。そして、評価が低いユーザは警告を無視して知りたくない情報を教えるような意地悪をするユーザであると判断し、警告を送信しないということができる。これにより、意地悪を防ぐことができる。
以上、本発明の各実施例を詳細に説明したが、本発明は、代表的に例示した上述の各実施例に限定されるものではなく、当業者であれば、特許請求の範囲の記載内容に基づき、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の態様に変形、変更することができる。これらの変形例や変更例も本発明の権利範囲に属するものである。
例えば、前述した各実施例に係る拒否情報の通知回避システムを構成する各部の少なくとも一部の機能は、プログラム制御で動作するプロセッサ(CPU)と、制御プログラムや制御データ等を格納する記憶領域を有するメモリ(ROM/RAM)と、各種入出力装置(例えば、ハードディスク等の外部記録装置、通信モデムやLANインタフェース等の通信装置、CRTや液晶ディスプレイ等の表示装置、キーボードやマウス等の入力装置等の各種周辺装置)とを用いて実現することが可能である。この場合、プロセッサ、メモリ、及び各種入出力装置の各構成要素は、本発明の範疇に含まれる。
また、前述した各実施例に係る拒否情報の通知回避システムを構成する各部の少なくとも一部の機能をプログラムコードを用いて実現する場合、かかるプログラムコード及びこれを記録する記録媒体は、本発明の範疇に含まれる。この場合のプログラムコードは、オペレーティングシステムや他のアプリケーションソフト等と共同して上記機能が実現される場合は、それらのプログラムコードも含まれる。また、記録媒体としては、前述したハードディスクやROMのほか、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができる。
本発明は、HDDレコーダー、映画チケット販売システム、インスタントメッセンジャーシステム、チャットシステム、メールシステム、RSS(Rich Site Summary)リーダー、Web上のニュース表示システム等の用途にも適用できる。
本発明の第1の実施例に係る拒否情報の通知回避システムの全体構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施例の拒否情報の通知回避システムを複数ユーザで利用する場合の構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施例の動作を説明する概略フローチャートである。 本発明の第2の実施例に係る拒否情報の通知回避システムの全体構成を示す概略ブロック図である。 第2の実施例の映像録画時の動作を説明する概略フローチャートである。 第2の実施例の映像再生時の動作を説明する概略フローチャートである。 第2の実施例の映像削除時の動作を説明する概略フローチャートである。 本発明の第3の実施例に係る拒否情報の通知回避システムの全体構成を示す概略ブロック図である。 第3の実施例のチケット購入時の動作を説明する概略フローチャートである。 第3の実施例の映画視聴時の動作を説明する概略フローチャートである。 本発明の第4の実施例に係る拒否情報の通知回避システムの全体構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第5の実施例に係る拒否情報の通知回避システムの全体構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第6の実施例に係る拒否情報の通知回避システムの全体構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第7の実施例に係る拒否情報の通知回避システムの全体構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第8の実施例に係る拒否情報の通知回避システムの全体構成を示す概略ブロック図である。 第8の実施例の動作を説明する概略フローチャートである。 本発明の第9の実施例に係る拒否情報の通知回避システムの全体構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第10の実施例に係る拒否情報の通知回避システムの全体構成を示す概略ブロック図である。 第10の実施例の動作を説明する概略フローチャートである。 本発明の第11の実施例に係る拒否情報の通知回避システムの全体構成を示す概略ブロック図である。 第11の実施例の動作を説明する概略フローチャートである。
符号の説明
1 追加既知情報入力部
2 追加拒否情報入力部
3 削除拒否情報入力部
4 既知情報保持部
5 拒否情報保持部
6 マッチング判断部
7 送受信者入力部
8 警告出力部
10 拒否情報警告判断部
20 メッセージ送受信部
30 情報項目入力部

Claims (28)

  1. ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて保持する拒否情報保持手段と、
    ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて保持する既知情報保持手段と、
    前記既知情報保持手段により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持手段により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが知りたくない情報を知っている相手を発見し、前記ユーザに警告を与える警告付与手段とを有することを特徴とする拒否情報の通知回避システム。
  2. ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて保持する拒否情報保持手段と、
    ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて保持する既知情報保持手段と、
    前記既知情報保持手段により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持手段により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが保持する情報の受信を拒否する相手を発見し、前記ユーザに警告を与える警告付与手段とを有することを特徴とする拒否情報の通知回避システム。
  3. ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて保持する拒否情報保持手段と、
    ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて保持する既知情報保持手段と、
    前記既知情報保持手段により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持手段により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが知りたくない情報を知っている相手を発見し、前記ユーザに警告を与える一方、あるユーザが保持する情報の受信を拒否する相手を発見し、前記ユーザに警告を与える警告付与手段とを有することを特徴とする拒否情報の通知回避システム。
  4. 前記警告付与手段は、前記既知情報保持手段により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持手段により保持された各ユーザの拒否情報とからマッチング処理を行うマッチング処理手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の拒否情報の通知回避システム。
  5. 外部システムから前記既知情報と前記拒否情報を取り込む処理手段をさらに有することを特徴とする請求項4記載の拒否情報の通知回避システム。
  6. 前記外部システムは、映像録画部を有する映像操作システムであり、
    前記処理手段は、前記映像操作システムと連携し、前記映像録画部に録画された情報を拒否情報として前記拒否情報保持手段に追加する手段を有することを特徴とする請求項5記載の拒否情報の通知回避システム。
  7. 前記外部システムは、映像再生部を有する映像操作システムであり、
    前記処理手段は、前記映像操作システムと連携し、前記映像再生部で再生された情報を、前記拒否情報保持手段に保持された拒否情報から削除すると共に、前記既知情報保持手段に追加する手段を有することを特徴とする請求項5記載の拒否情報の通知回避システム。
  8. 前記外部システムは、映像再生部を有する映像操作システムであり、
    前記処理手段は、前記映像操作システムと連携し、前記映像削除部で映像が削除されると、その映像に関連する情報を前記拒否情報保持手段に保持された拒否情報から削除する手段を有することを特徴とする請求項5記載の拒否情報の通知回避システム。
  9. 前記外部システムは、映画チケット販売システムであり、
    前記処理手段は、前記映画チケット販売システムと連携し、購入した映画チケットのタイトルを拒否情報として前記拒否情報保持手段に追加する手段を有することを特徴とする請求項5記載の拒否情報の通知回避システム。
  10. 前記外部システムは、映画視聴部を有する映画館システムであり、
    前記映画館システムと連携し、前記映画視聴部で視聴された映画のタイトルを、前記拒否情報保持手段に保持された拒否情報から削除すると共に、前記既知情報保持手段に追加する手段を有することを特徴とする請求項5記載の拒否情報の通知回避システム。
  11. 前記警告付与手段は、前記ユーザが通信を開始する時点で警告を与える手段を有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の拒否情報の通知回避システム。
  12. 前記警告付与手段は、与えた警告が無効になった場合、これを通知する手段を有することを特徴とする請求項11記載の拒否情報の通知回避システム。
  13. ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて保持する拒否情報保持手段と、
    通信内容からユーザが既に知っている既知情報を解析する既知情報解析手段と、
    前記拒否情報保持手段により保持された各ユーザの拒否情報と前記既知情報解析手段により解析された通信内容とに基づいて、あるユーザが知りたくない拒否情報を知っている通信内容を発見し、これを遮断する通信遮断手段とを有することを特徴とする拒否情報の通知回避システム。
  14. 前記通信遮断手段は、前記ユーザが通信を開始しようとした時点で警告を与える手段を有することを特徴とする請求項13記載の拒否情報の通知回避システム。
  15. 前記通信遮断手段は、前記ユーザとの通信を確立しない手段を有することを特徴とする請求項13又は14記載の拒否情報の通知回避システム。
  16. 前記通信遮断手段は、前記通信内容から前記拒否情報を削除する手段を有することを特徴とする請求項13又は14記載の拒否情報の通知回避システム。
  17. 前記通信遮断手段は、前記通信内容のうち前記拒否情報を他の情報で置き換える手段を有することを特徴とする請求項13又は14記載の拒否情報の通知回避システム。
  18. 前記通信遮断手段は、前記ユーザに警告を与えると共に、前記警告を受信したユーザに動作を決定するように促す手段を有することを特徴とする請求項13又は14記載の拒否情報の通知回避システム。
  19. 外部に設けられた、ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて保持する拒否情報保持手段と、ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて保持する既知情報保持手段とを参照して、
    前記既知情報保持手段により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持手段により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが知りたくない情報を知っている相手を発見し、前記ユーザに警告を与える警告付与手段を有することを特徴とする拒否情報の警告情報判断装置。
  20. ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて拒否情報保持部に保持するステップと、
    ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて既知情報保持部に保持するステップと、
    前記既知情報保持部により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持部により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが知りたくない情報を知っている相手を発見し、前記ユーザに警告を与えるステップとを有することを特徴とする拒否情報の通知回避方法。
  21. ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて拒否情報保持部に保持するステップと、
    ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて既知情報保持部に保持するステップと、
    前記既知情報保持部により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持部により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが保持する情報の受信を拒否する相手を発見し、前記ユーザに警告を与えるステップとを有することを特徴とする拒否情報の通知回避方法。
  22. ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて拒否情報保持部に保持するステップと、
    ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて既知情報保持部に保持するステップと、
    前記既知情報保持部により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持部により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが知りたくない情報を知っている相手を発見し、前記ユーザに警告を与える一方、あるユーザが保持する情報の受信を拒否する相手を発見し、前記ユーザに警告を与えるステップとを有することを特徴とする拒否情報の通知回避方法。
  23. ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて拒否情報保持部に保持するステップと、
    通信内容からユーザが既に知っている既知情報を解析するステップと、
    前記拒否情報保持部により保持された各ユーザの拒否情報と解析された通信内容とに基づいて、あるユーザが知りたくない拒否情報を知っている通信内容を発見し、これを遮断するステップとを有することを特徴とする拒否情報の通知回避方法。
  24. 外部に設けられた、ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて保持する拒否情報保持手段と、ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて保持する既知情報保持手段とを参照するステップと、
    前記既知情報保持手段により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持手段により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが知りたくない情報を知っている相手を発見し、前記ユーザに警告を与えるステップとを有することを特徴とする拒否情報の警告情報判断方法。
  25. コンピュータに、
    ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて拒否情報保持部に保持するステップと、
    ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて既知情報保持部に保持するステップと、
    前記既知情報保持部により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持部により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが保持する情報の受信を拒否する相手を発見し、前記ユーザに警告を与えるステップとを実行させることを特徴とする拒否情報の通知回避プログラム。
  26. コンピュータに、
    ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて拒否情報保持部に保持するステップと、
    ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて既知情報保持部に保持するステップと、
    前記既知情報保持部により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持部により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが知りたくない情報を知っている相手を発見し、前記ユーザに警告を与える一方、あるユーザが保持する情報の受信を拒否する相手を発見し、前記ユーザに警告を与えるステップとを実行させることを特徴とする拒否情報の通知回避プログラム。
  27. コンピュータに、
    ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて拒否情報保持部に保持するステップと、
    通信内容からユーザが既に知っている既知情報を解析するステップと、
    前記拒否情報保持部により保持された各ユーザの拒否情報と解析された通信内容とに基づいて、あるユーザが知りたくない拒否情報を知っている通信内容を発見し、これを遮断するステップとを実行させることを特徴とする拒否情報の通知回避プログラム。
  28. コンピュータに、
    外部に設けられた、ユーザが知りたくない拒否情報をユーザに関連付けて保持する拒否情報保持手段と、ユーザが既に知っている既知情報をユーザに関連付けて保持する既知情報保持手段とを参照するステップと、
    前記既知情報保持手段により保持された各ユーザの既知情報と前記拒否情報保持手段により保持された各ユーザの拒否情報とに基づいて、あるユーザが知りたくない情報を知っている相手を発見し、前記ユーザに警告を与えるステップとを実行させることを特徴とする拒否情報の警告情報判断プログラム。
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