JP2007271899A - 光モジュールの結合構造及びその組み立て方法 - Google Patents

光モジュールの結合構造及びその組み立て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ワーキングディスタンスを持つ光ファイバや、劈開面を持つ半導体光導波路を用いることが可能な光モジュールの結合構造を提供する。
【解決手段】光導波路支持基板1上に光導波路基板2が接着固定された光導波路支持基板1の両端部に、それぞれ対向し、且つ、光導波路基板2よりも互いに外側に突出して光導波路支持基板1上に接着固定されるファイバ調芯用支持体3a,3bの、それぞれ外側の面に入力側,出力側ファイバ支持体5,8が接着される。
【選択図】図1

Description

この発明は、光導波路が形成された光モジュールと光ファイバとの結合構造と、その結合構造の組み立て方法に関する。
従来の光モジュールの光導波路と光ファイバの結合構造としては、例えば特許文献1や特許文献2に開示されたようなものが知られている。図4に特許文献1に開示された1×4スプリッタモジュールの例を示す。導波路素子41の上に高弾性・耐熱型UV接着剤で石英製ダミー板42が接着されて導波路ブロック49が形成されている。その導波路ブロック49の一端と他端は、入射側光ファイバアレイ50と出射側光ファイバアレイ51とで挟まれている。入射側の単芯光ファイバ43が、単芯型V溝ブロック44のV溝上に配置され、その上から押さえ板45が接着されて入射側光ファイバアレイ50を形成している。出射側の4芯テープファイバ46が、4芯型V溝ブロック47の上に配置され、その上から出射側押さえ板48が接着されて出射側光ファイバアレイ51を形成している。導波路ブロック49の両端面と、その面と接する入射側,出射側光ファイバアレイ50,51の両端面とは、鏡面研磨等で鏡面仕上げした後に精密微動する調芯装置によって、光軸合わせ(調芯)が行なわれる。光軸合わせは、単芯光ファイバ43から光を入射し、出射側の4芯テープファイバ46からの出射光のパワーをモニターしながら行なわれる。光軸合わせ終了後に、例えば光ファイバのコアの屈折率とほぼ等しいエポキシ系UV接着剤によって導波路ブロック49と入射側,出射側の光ファイバアレイ50,51の端面とが接着固定されて1×4スプリッタモジュールを構成する。
特開平8−86933号公報(図1) 特開2005−17648号公報
しかしながら、上記したような導波路と光ファイバの結合構造では、導波路と入射側,出射側の光ファイバアレイとの端面を突き合わせて調芯固定するので、光ファイバのワーキングディスタンスがゼロの場合のみ高効率の光結合を可能にするものであり、先球ファイバなどのレンズ機構を備えたワーキングディスタンスを持つ光ファイバでは使用することが出来なかった。また、導波路ブロック49と、その面と接する入射側,出射側光ファイバアレイ50,51の両端面は、共に鏡面仕上げされている必要性が在ることから、劈開面(cleavage planes)を持つ半導体光導波路を用いることが出来なかった。
この発明による光モジュールの結合構造は、光導波路支持基板上に接着固定され、光導波路が形成された光導波路基板両端部に、それぞれ対向し、且つ、光導波路支持基板よりも互いに外側に突出して光導波路支持基板上に接着固定されるファイバ調芯用支持体と、そのファイバ調芯用支持体の互いの外側の面にそれぞれ外縁部が接着固定される入射側ファイバ支持体と出力側ファイバ支持体とを具備する。
その光モジュールの結合構造の組み立て方法は、光導波路基板に対して調芯された入力側,出力側ファイバ支持体の端面に対して、ファイバ調芯用支持体の互いに外側の面を突き合わせて、ファイバ調芯用支持体の位置を確定する工程と、そのファイバ調芯用支持体の互いの外側の面に、入力側,出力側ファイバ支持体のそれぞれの端面の外縁部を接着固定する工程とを有する。
以上のようにこの発明の光モジュールの結合構造によれば、光導波路基板が接着固定される光導波路支持基板上に、光ファイバと光導波路基板とを調芯するファイバ調芯用支持体が光導波路基板よりも互いに外側に突出して接着固定され、そのファイバ調芯用支持体の互いの外側の面に入力側,出力側ファイバ支持体の外縁部が接着固定されるので、光導波路基板と入力側,出力側ファイバ支持体の端面全面が接触しない構成である。したがって、ワーキングディスタンスを持つ光ファイバを用いることが出来ると共に、劈開面を持つ半導体光導波路を光導波路基板として用いることが可能な光モジュールの結合構造を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。各図面間において対応する部分には同じ参照符号を付し、重複した説明は行わない。
図1にこの発明による光モジュールの結合構造の実施例を示す。図1(a)は、実施例の斜視図、図1(b)は正面図、図1(c)は平面図である。この実施例は、1×2の光スイッチの例を示している。例えば、石英ガラス若しくはパイレックス(登録商標)ガラスが材料である光導波路支持基板1の上に、光導波路基板2が両端部を光導波路支持基板1より突出させて接着固定されている。光導波路基板2は、例えばInGaAsPなどの化合物半導体から成る。その光導波路基板2の両端部とそれぞれ対向して、ファイバ調芯用支持体3a、3bが、光導波路基板2よりも互いに外側に突出して光導波路支持基板1上に接着固定されている。この例では、ファイバ調芯用支持体3a,3bの、光導波路基板2の光導波方向と直交する断面形状が凹形状であり、ファイバ調芯用支持体3a,3bは光導波路基板2の両端部をそれぞれ跨ぐように光導波路支持基板1に固定される。入力側光ファイバ4の端部は、光ファイバを位置決めするV溝が形成された固定ブロック5aと5bとによって挟まれて、入力側ファイバ支持体5を形成している。例えば、ファイバ先端4aにレンズが設けられたワーキングディスタンスを持つ入力側光ファイバ4の場合、ファイバ先端4aは固定ブロック5bの端面よりも突出して固定される。固定ブロック5bは、固定ブロック5aよりも、ファイバ先端4a側に突出している。また固定ブロック5bの厚みと幅は、ファイバ調芯用支持体3aの外側端面と接着された際に十分な強度が得られる程度とされている。ファイバ調芯用支持体3aの凹形状断面と固定ブロック5bのファイバ先端突出側外縁部分とが接着固定されている。
光導波路基板2には、入力側光ファイバ4側から光信号が入射される光導波路6と、その入力された光信号を二股に分岐して光導波路基板2の他端に伝達する2本の光導波路6a,6bが形成されている。その二股に分岐した光導波路6a,6bの表面には、それぞれ薄膜ヒーター電極7aと7bが設けられている。薄膜ヒーター電極7a,7bに電流を流すことで光導波路6a,6bを加熱し、光導波路の屈折率を変化させることで光信号の位相を変えることが出来る。つまり、薄膜ヒーター電極7aを加熱すると光導波路6aの光を位相変調することができる。光導波路6a,6bから出力される光信号は、入力側ファイバ支持体5と同様に構成された出力側ファイバ支持体8によって支持された2本の出力側光ファイバ9a,9bに伝達される。つまり、出力側光ファイバ9a,9bの端部は、光ファイバを位置決めするV溝が形成された固定ブロック8aと8bとによって挟まれて接着固定され、出力側ファイバ支持体8を構成している。固定ブロック8bは、固定ブロック8aよりも光導波路支持基板1側に突出し、またその厚みと幅は、ファイバ調芯用支持体3bと対接接着した際に十分な強度が得られる程度とされている。出力側光ファイバ9a,9bの端部先端は、固定ブロック8bの端面よりも突出していている。ファイバ調芯用支持体3bの凹形状断面と、固定ブロック8bの外縁部分とが接着固定されている。
以上述べたように、ファイバ調芯用支持体3a,3bが光導波路基板2よりも互いに外側に突出して光導波路支持基板1上に接着固定され、且つこれらファイバ調芯用支持体3a,3bとそれぞれ対向する入力側,出力側ファイバ支持体5,8の外縁部とが接着固定されるので、光導波路基板2の端面と入力側,出力側ファイバ支持体5,8の端面とが直接接触しない構造である。したがって、ファイバ先端4aと光導波路6との間に間隔を持たせ、いわゆるワーキングディスタンスを持たせることもでき、また、劈開面を持つ半導体光導波路を光導波路基板として用いることも出来る。
図2に図1(c)に示すII−II切断線で切った断面を示す。光導波路支持基板1と光導波路基板2とは、例えば両者が対接する面に金属膜を蒸着して、その面を半田付けで接着するか、若しくはシリコーン系の熱硬化型接着剤による接着層20によって接着固定される。光導波路支持基板1に接着固定されるファイバ調芯用支持体3aは、光導波路基板2の光導波路6と入力側ファイバ支持体5で支持された入力側光ファイバ4との光軸を合わせる調芯用の部品であるので、調芯時に短時間で硬化する例えばエポキシ系のUV接着剤21で接着される。
なお、光導波路基板2の両端部を、光導波路支持基板1より突出させて接着固定される例を説明したが、これはその逆の関係で光導波路基板2が固定されるより好ましいからである。つまり、光導波路基板2の両端部が光導波路支持基板1の端部よりも内側に位置していると、ワーキングディスタンスがゼロの場合の接続が出来ない。上記したように、ワーキングディスタンスも持つ光ファイバの場合は、ファイバ先端4aが固定ブロック5bの端面よりも突出して接着固定されるので、光導波路基板2の両端部が光導波路支持基板1の端部よりも内側に位置していても理論的には接続が可能である。しかし、ワーキングディスタンスがゼロの場合、入力側,出力側ファイバ支持体5,8の光導波路基板2と接する面は、共に鏡面仕上げされ、誤差1μm以下で密着接続される。つまりワーキングディスタンスが在る場合と異なり、入力側,出力側ファイバ支持体5,8と光導波路基板2との両端面同士を密着固定する必要がある。したがって、光導波路基板2の両端部が光導波路支持基板1の端部よりも内側に位置していると接続不能になる。
ワーキングディスタンスが在る場合、理論的には接続できると説明したが、ファイバ先端4aの突出量は、固定ブロック5aと5bとを接着する際の接着剤が、ファイバ先端4aに回り込むのを防止するのが主な目的であり、その突出量をあまり大きくすることは出来ない。その突出量は入力側光ファイバ4の直径の2倍程度が好ましく、例えば、光ファイバケーブルの直径が125μmの場合、その突出量は250μm程度に設定される。このファイバ先端4aの突出量をこれ以上に設定することも構造上は可能であるが、あまり長くすると光ファイバの偏心によって、接続部の信頼性が悪化する問題が発生してしまう。また、組み立て中にファイバ先端を他の部品と接触させ、ファイバ先端を損傷させてしまう危険性も高まる。このように光ファイバの突出量には限界があるため、ワーキングディスタンスが在る場合でも、光導波路基板2の両端部が光導波路支持基板1の端部からワーキングディスタンスよりも大きく内側に位置していると好ましくない。ただ、光導波路基板2の両端部を、光導波路支持基板1より突出させて接着固定する必要はなく、光導波路基板2の両端部の位置を、光導波路支持基板1の端面と同一面を形成する位置にしてもよい。もちろん、例えば光導波路基板2を光導波路支持基板1に接着させる際の接着層20の光導波路基板2の端面への回り込みを嫌って、光導波路基板2の両端部の位置を、光導波路支持基板1の端面より突出させてもよい。なお、光導波路基板2の光導波路6a,6bの出力側のファイバ調芯用支持体3bと出力側ファイバ支持体8、及び出力側光ファイバ9a,9bの相互関係も入力側の対応する関係と同様である。
また、入力側,出力側ファイバ支持体5,8を構成する固定ブロック5b,8bを一方の固定ブロック5a,8aよりもファイバ延長方向の長さが大きく、また厚みもあつい例で示したが、この発明の光モジュールの結合構造はこの実施例に限定されない。ファイバ調芯用支持体3a,3bそれぞれに対して1個の部品の端面が接着される構成であればよい。例えば、固定ブロック5b,8bと固定ブロック5a,8aとの各接触面の延長線がファイバ調芯用支持体3a,3b内を通らないようにすれば、固定ブロック5b,8bを固定ブロック5a,8aより突出させなくてもよい。何故なら、固定ブロック5a,8aのファイバ調芯用支持体3a,3b側の端面が、ファイバ支持体とファイバ調芯用支持体の面接着に影響を与えないからである。
また、ファイバ調芯用支持体3a,3bの光導波方向と直交する方向の断面形状を凹形状とし、光導波路基板2に対して間隔を空けて光導波路支持基板1の上に接着固定される例を示した。この例では、光導波路基板2にファイバ調芯用支持体3a,3bが直接接触しないので、光導波路基板2の熱容量を大きくすることがない。上記したように、光の導波制御を薄膜ヒーター電極7a,7bによる加熱で行う場合には、光導波路基板2の熱容量が小さい方が制御速度を高める上で好ましい。しかし、図示しないが光導波制御を電界で行う方式の場合には、熱容量が問題にならないので、光導波路基板2にファイバ調芯用支持体3a,3bが直接接触するか否かについても問題に成らなくなる。
〔光モジュール結合構造の組立工程例〕
次に図1に示した光モジュールの結合構造の組立工程について説明する。図3に実施例の組立工程の一例を示して説明する。図3(a)は、光導波路支持基板1の上に光導波路基板2の両端部が接着剤20aと20bによって接着された状態の正面図である。図3(b)以降の組立工程は、図示していない調芯装置を用いて行われる。光導波路基板2が固定された光導波路支持基板1の両端表面にエポキシ系のUV接着剤21aと21bが塗布され、その上にファイバ調芯用支持体3aと3bが仮止めされる。この状態で、光導波路基板2が固定された面と反対側の光導波路支持基板1の面が、図示しない調芯装置の中央支持台の上に固定される。図3(c)の工程で入力側,出力側ファイバ支持体5,8と光導波路基板2との間の調芯がおこなわれる。入力側,出力側ファイバ支持体5,8のそれぞれが図示しない調芯ユニット台に固定支持され、入力側光ファイバ4から光信号を入力し、出力側光ファイバ9a,9bに出力される光信号のパワーを観測しながらコンピュータ制御で調芯ユニット上の入力側,出力側ファイバ支持体5,8を精密微動させて出力パワーが最大になるように調芯を行う。調芯ユニット台は、X,Y,Z軸の3軸とそれぞれの回転方向θX,θY,θZの合計6軸の自由度を持ち、サブミクロンの分解能で微動する。この図3(c)の工程では3軸の調芯が行なわれ、この工程が終了すると光ファイバのワーキングディスタンスに合わせたファイバ延長方向の位置が確定する。
図3(d)の工程で、ファイバ延長方向の位置が確定した入力側,出力側ファイバ支持体5,8に対するファイバ調芯用支持体3a,3bの位置を光導波路支持基板1に固定する。それぞれが調芯ユニット上に固定され、Z軸方向の位置が確定された入力側,出力側ファイバ支持体5,8の固定ブロック5b,8bの端面に対して、ファイバ調芯用支持体3a,3bのそれぞれの互いの外面を突き合わせる。固定ブロック5b,8bの端面に突き合わせられて位置が確定されたファイバ調芯用支持体3a,3bを、仮止めしているUV接着剤21aと21bに、図示しないUV照射ユニットから紫外線30を照射して硬化させ、光導波路支持基板1上に固定する。ファイバ調芯用支持体3a,3bを入力側,出力側ファイバ支持体5,8に突き合わせる方法は、原始的には人間の指で行われる。又は、ファイバ調芯用支持体3a,3bをそれぞれ、コンピュータ制御されたマニピュレータ(manipulator)によって入力側,出力側ファイバ支持体5,8に突き合わせて位置を確定させてもよい。この工程で、Z軸方向の調芯が終了する。レンズ付き光ファイバとしては、先球ファイバ、光ファイバの先端に分布屈折率型レンズを溶着したレンズドファイバ、GI(graded index)型マルチモードファイバを溶着したレンズドファイバ等が在るが、これらのワーキングディスタンスがここで設定される。つまりこの工程で、ファイバ先端4aと光導波路基板2の光導波路6との間隔が、5μm〜20μm程度のワーキングディスタンスの間隔に設定される。ワーキングディスタンスがゼロの場合は、光導波路基板2の端面と入力側,出力側ファイバ支持体5,8の端面とが密着固定される。
図3(e)の工程では、ファイバ延長方向の調芯が行われたファイバ調芯用支持体3aと3bの互いの外側の面に、UV接着剤31aと31bが塗布される。
図3(f)の工程では、ファイバ調芯用支持体3aと3bの外側の面に塗布されたUV接着剤31aと31bに、入力側,出力側ファイバ支持体5,8を当接させた状態で図3(c)と同じようにして調芯を行う。この工程では、ファイバ延長方向の調芯は図3(c)で済んでいるので、X軸,Y軸の2軸の面の位置調整が行われる。面内の調整が終わった段階で、図3(g)に示すようにUV照射ユニットから紫外線30を接着剤31aと31bに照射して光モジュールの結合構造を完成させる。
図3(c)で使われる入力側,出力側ファイバ支持体5,8と、図3(f)の工程で光モジュールの結合構造を完成させる入力側,出力側ファイバ支持体は、高精度に光軸合わせを行う上で同じ物である方が好ましい。しかし、例えば標準的な入力側,出力側ファイバ支持体を一対用意し、図3(e)に示した光導波路支持基板1にファイバ調芯用支持体3a,3bを固定する状態までの部品を作り貯めて置き、その部品に対して任意の入力側,出力側ファイバ支持体を一体化させて光モジュールの結合構造を完成させてもよい。
完成させた光モジュールの結合構造は、全体が例えば缶で封止されて光モジュール部品の製品となる。なお実施例は、1×2の光スイッチの例を示して説明を行ったが、この発明の光モジュールの結合構造を例えばn×nの光スイッチや、光モジュレータや光トランシーバ等に適用することも可能で在ることは言うまでもないことである。
この発明による光モジュールの結合構造の実施例を示す図、図1(a)は斜視図、図1(b)は正面図、図1(c)は平面図である。 図1(c)のII−II切断線で切った断面図。 実施例の光モジュールの結合構造の組立工程例を示す図、図3(a)は光導波路支持基板1の上に光導波路基板2が接着された状態の正面図、図3(b)は光導波路支持基板1の両端表面にエポキシ系のUV接着剤21aと21bが塗布されファイバ調芯用支持体3a,3bが仮止めされた状態の正面図、図3(c)は入力側,出力側ファイバ支持体5,8と光導波路基板2との間の調芯工程を示す図、図3(d)はファイバ調芯用支持体3a,3bを光導波路支持基板1に固定する工程を示す図、図3(e)はファイバ調芯用支持体3aと3bの互いの外側の面にUV接着剤が塗布された状態を示す図、図3(f)は入力側,出力側ファイバ支持体5,8の調芯工程を示す図、図3(g)は入力側,出力側ファイバ支持体5,8が接着固定され光ファイバの結合構造として完成した状態を示す図である。 特許文献1に開示された従来の光モジュールの光導波路と光ファイバの結合構造を示す図。

Claims (6)

  1. 光導波路支持基板と、
    上記光導波路支持基板上に接着固定され、光導波路が形成された光導波路基板と、
    上記光導波路基板の両端部とそれぞれ対向し、かつ上記光導波路支持基板よりも互いに外側に突出して上記光導波路支持基板上に接着固定されたファイバ調芯用支持体と、
    光ファイバの端部を固定支持し、上記それぞれのファイバ調芯用支持体の互いに外側の面にそれぞれ外縁部が接着固定される入力側ファイバ支持体と出力側ファイバ支持体と、
    を具備する光モジュールの結合構造。
  2. 請求項1に記載の光モジュールの結合構造において、
    上記ファイバ調芯用支持体の上記光導波路の光導波方向と直交する方向の断面形状が凹形状であり、ファイバ調芯用支持体は、上記光導波路基板と離れて上記光導波路支持基板上に接着固定されることを特徴とする光モジュールの結合構造。
  3. 請求項1又は2に記載の光モジュールの結合構造において、
    上記光導波路基板と上記ファイバ調芯用支持体が、上記光導波路支持基板に対して上記光導波方向に突出して接着固定されていることを特徴とする光モジュールの結合構造。
  4. 請求項2又は3に記載の光モジュールの結合構造において、
    上記ファイバ調芯用支持体に接着される上記入力側,出力側ファイバ支持体の端面よりも上記光ファイバの端部が突出していることを特徴とする光モジュールの結合構造。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の光モジュールの結合構造において、
    上記入力側,出力側ファイバ支持体は、光ファイバの端部を2つの固定ブロックによって挟持する構造であり、上記2つの固定ブロックの一方の端面が上記ファイバ調芯用支持体の外側の面に接着固定されることを特徴とする光モジュールの結合構造。
  6. 表面に光導波路基板が接着された光導波路支持基板の光導波方向両端部と対向して調芯された入力側ファイバ支持体と出力側ファイバ支持体のそれぞれの端面に対して、上記光導波路支持基板の光導波方向の端面よりも外側に突出した位置で、上記入力側,出力側ファイバ支持体の端面に対して上記ファイバ調芯用支持体の互いに外側の面を突き合わせて上記入力側と出力側のファイバ調芯用支持体の位置を確定する工程と、そのファイバ調芯用支持体の互いの外側の面に、上記入力側,出力側ファイバ支持体のそれぞれの端面の外縁部を接着固定する工程と、を有する光モジュールの結合構造の組み立て方法。
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