JP2007267292A - 携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯性を有して視認できる明るさの投影画像が得られ、操作し易い画像投影機能を持った携帯電話機を得る。
【解決手段】 携帯電話機本体に透過型液晶パネル23と投影レンズ26、LEDからなる光源部35を搭載し、透過型液晶パネル23と投影レンズ26はその搭載位置が携帯電話機本体から外部に向かって変動可能にし、透過型液晶パネル23の表示面が光源部35の光軸Qに対して略垂直な方向に固定し、投影レンズ26の光軸が光源部35の光軸Qと略同一線上となる位置に固定する。また、光源部35からの照射光は平行光にする。また、透過型液晶パネル23は携帯電話機に設けられているサブ液晶パネルを兼用するようにする。これにより、投影機能を有しない携帯電話機と同等の携帯性が得られ、視認できる明るさの投影画像が得られる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、携帯電話機に関し、特に、画像投影機能を持った携帯電話機に関する。
今日、携帯電話機においては様々な機能を持った携帯電話機が普及してきている。そのような中にあって、画像投影(プロジェクター)機能を持たせた携帯電話機の開発も進められてきている。携帯電話機に画像投影機能を持たせた技術の一つとして、下記の特許文献1に開示された技術を見ることができる。
特許公開平7−58814号公報
図11は上記特許文献1に示されたところの携帯電話機の平面図、図12は図11に示されたところの携帯電話機の使用状態を示す斜視図を示したものである。特許文献1に示された携帯電話機5は、図11に示されるように、電話機本体6の下部に角度調整用可動部7を介して投影部8を設けた構成をなしている。
この投影部8は電話機本体6の内部の画像処理部(図示はしていない)により作像された像を外部に投影する光学系を有し、投影部8の底部に設けられた光学系の投影レンズ14(図12参照)から投影する構成となっている。
また、電話機本体6には受話部9、送話部10、操作キー部11が設けられると共に、操作情報或いはガイダンス情報などを表示する表示部12が設けられている。
アンテナ13で受信された音声、映像のデジタル信号は演算処理部(図示していない)に入力され、演算処理部には音声処理部や画像処理部が接続され、画像処理部には投影部8が接続されている。そして、画像処理部は入力された信号を基に作像し、投影レンズ14を通して外部に画像を投影する。図12は白紙19に画像を投影した状態を示していて、角度調整用可動部7の角度を適宜に調整することで電話機本体6の操作性を損なうことなく、作業者が最適な状態で画像を観ることができるとされている。
しかしながら、特許文献1に記載の携帯電話機は電話機本体に角度調整用可動部と投影部を一体的に設けたものであるので携帯電話機自体が大きくなる。特許文献1においては角度調整用可動部及び投影部の構成や構造に関しての詳細な記述はされていないが、一般に、画像投影を行う場合に表示画像を照明する光源と画像を表示する液晶パネルなどのライトバルブと投影レンズを必要とし、且つ、光源、ライトバルブ、投影レンズの搭載位置には所望の距離間隔が必要とされる。また、ライトバルブの大きさにも限度を有する。現在プロジェクター用ライトバルブとして実用化されている小さいサイズの透過型液晶パネルとしては、画面対角サイズ14mm程度で液晶デバイスの外形寸法は20mm程度のものがある。特許文献1に記載の投影部には光源や画像投影用の液晶パネルなどが収納されていると推量するが、ライトバルブに上記した小さいサイズの透過型液晶パネルを用いたとしても、収納部の大きさは少なくとも20mm以上の厚みを持った大きさとなる。このようなことから、特許文献1に記載の電話機本体6の下部に角度調整用可動部7を介して投影部8を設けた構成のものは携帯電話機の形状が長くなり、且つ、投影部の厚み寸法は現状の一般的な携帯電話機自体の厚みよりも大きな寸法が必要となり、衣服のポケットなどに入れて携帯すると云う携帯電話機の携帯性に支障が生じてくる。また、ライトバルブに反射型液晶パネルや反射型表示デバイスを用いた場合も同様にライトバルブの外形寸法による影響から収納部は大きくなる。更に、反射型のライトバルブは光源からライトバルブに向かう光とライトバルブから投影レンズに向かう光で異なる光軸が使用されることが一般的であり、透過型のライトバルブよりも必要とする空間領域が大きくなり、投影部を小さくすることが困難となる。また、特許文献1においては、投影部は電話機本体の下部に限らず、電話機本体の正面、或いは背面など適宜な位置に配設しても良いとされているが、角度調整用可動部と投影部を一体的に設けた部分は大きな形状での凸形状となり、厚みも厚くなって、また、形状も凹凸した形状となって携帯電話機の携帯性に影響を及ぼしてくる。
また、画像を投影する場所(位置)やそのときの携帯電話機の操作し易い姿勢なども重要なファクターであり、投影画像が観やすい位置、場合によっては複数人の観察者の見やすい位置に画像が投影されて、且つ、携帯電話機の操作者にとって携帯電話機が操作し易い姿勢にあることが好ましい。その面から図11及び図12に示した特許文献1に記載された携帯電話機の投影部の配設位置を考えると、電話機本体の下部に投影部を配設する構成は、画像の投影位置を携帯電話機の真下近辺に持ってくる場合、操作者自身の体で投影光線を遮らないように携帯電話機を持った手を伸ばし体から離した状態で保持し投影操作を行う必要があり疲労し易いことも考えられる。また、この投影の位置としては複数の観察者には見づらい位置でもある。また、画像の投影位置を操作者の前方に投影する場合は、携帯電話機本体の操作キー部を下向けに向けるか、或いは、携帯電話機を上下逆に持って前方に投影部を向ける必要があり、操作キー部が見えなくなる、或いは操作キー部が操作しづらいと云う問題が生じる。
本発明の目的は、上記の課題に鑑みてなされたもので、携帯電話機の携帯性に影響を及ぼすことなく、且つ、携帯電話機を操作し易い姿勢の下で、観察者にとって見やすい位置に、視認できる明るさの画像を投影することができる携帯電話機を得ることにある。
上記の課題を解決するための手段として、本発明の携帯電話機の特徴は、画像投影用の光源がLEDであって、透過型液晶パネルと投影レンズを使用して画像投影機能を有する携帯電話機において、前記透過型液晶パネルと前記投影レンズは携帯電話機本体に搭載されていて、その搭載位置が前記携帯電話機本体から外部に向かって変動可能で、前記透過型液晶パネルの表示面が前記LEDからなる光源部の光軸に対して略垂直な方向で固定でき、前記投影レンズの光軸が前記LEDからなる光源部の光軸と略同一線上となる位置に固定できることを特徴とするものである。
また、本発明の携帯電話機の特徴は、画像投影用の光源がLEDであって、透過型液晶パネルと投影レンズを使用して画像投影機能を有する携帯電話機において、前記透過型液晶パネルは携帯電話機本体に搭載されていて、その搭載位置が前記携帯電話機本体から外部に向かって変動可能であると共に前記透過型液晶パネルの表示面が前記LEDからなる光源部の光軸に対して略垂直な方向で固定でき、前記投影レンズは前記携帯電話機本体に取付け取外し可能に別体で配設され、前記投影レンズの光軸が前記LEDからなる光源部の光軸と略同一線上となる位置に取付け固定できることを特徴とするものである。
また、本発明の携帯電話機の特徴は、前記携帯電話機本体はメイン表示パネルを有する第1筐体と操作パネルを有する第2筐体とがヒンジを介して折り畳み式に開閉可能な構成をなし、前記透過型液晶パネルと前記投影レンズは前記第1筐体側の前記メイン表示パネルを有する面側と対向する反対側の面側に搭載されることを特徴とするものである。
また、本発明の携帯電話機の特徴は、前記透過型液晶パネルは、前記携帯電話機本体に設けたサブ表示パネルを用いることを特徴とするものである。
また、本発明の携帯電話機の特徴は、前記LEDからなる光源部は前記ヒンジの近傍にあって前記第2筐体側に搭載していることを特徴とするものである。
また、本発明の携帯電話機の特徴は、前記LEDからなる光源部から発する光が、前記光源部の光軸に対して略垂直な方向に固定した前記透過型液晶パネルの表示面に向かって略平行光で入射することを特徴とするものである。
また、本発明の携帯電話機の特徴は、前記光源部のLEDの駆動電力を携帯電話機用充電器から供給することを特徴とするものである。
また、本発明の携帯電話機の特徴は、前記携帯電話機用充電器は、前記携帯電話機本体の前記操作パネルを有する第2筐体側に取付け取外し可能に固定できることを特徴とするものである。
本発明によれば以下の効果が得られる。本発明の携帯電話機はLEDの光源と透過型液晶パネルと投影レンズを携帯電話機本体に搭載しており、透過型液晶パネルと投影レンズの搭載位置が携帯電話機本体の外部に向かって変動可能になっている。即ち、画像の投影が行われるときは透過型液晶パネルと投影レンズの位置が動いて携帯電話機本体の外側(外部)に向かって起立する状態になって投影が行われる。また、画像の投影が行われないときは透過型液晶パネルと投影レンズは折り畳んで携帯電話機本体内に納められる。即ち、通常の携帯電話機の状態の形状に戻る。従って、携帯電話機の携帯性は何ら変わらず、良好な携帯性が得られる。また、本発明においては、LEDが小型で明るく、且つ、駆動電力が少ない特性を有することから投影の光源部をLEDでもって構成している。このことにより、光源部を小さく纏めることができて、携帯電話機の携帯性を損ねずにして投影機能を達成している。また、明るく視認することのできる投影画像が得られる。
また、携帯電話機本体の外部に向かって変動可能な透過型液晶パネルは、透過型液晶パネルの表示面がLEDからなる光源部の光軸に対して略垂直な方向で固定できる。透過型液晶パネルの表示面が光源部の光軸に対して略垂直な方向にあると、光源部からの入射光線で透過型液晶パネルを透過して出射する画像出射光線の変調のバラツキは小さく抑えられて投影画像の形状が透過型液晶パネルの画像形状と同じ形状が得られる。
また、携帯電話機本体の外部に向かって変動可能な投影レンズは、投影レンズの光軸がLEDからなる光源部の光軸と略同一線上となる位置に固定できる。投影レンズの光軸が光源部の光軸と略同一線上となる位置に固定することにより、投影画像にゆがみなどが発生せず、透過型液晶パネルの画像と同じ形状の投影画像をスクリーン上に拡大して映し出すことができる。
また、本発明の携帯電話機は、投影レンズを取付け取外し可能に配設することができる。投影画像を大きく映し出して、画面全体に鮮明な画像を得るためには高性能な投影レンズが必要となり、複数個のレンズを重ね合わせて使用することも行われるため、投影レンズの形状が大きくなる。投影レンズを着脱容易な構成にすることによって形状の大きなレンズも使用することができて、鮮明な大型の投影画像を得ることができる。また、この着脱構造は簡単な構造ででき、投影を行うとき以外は投影レンズを外して用いれば良いので、携帯電話機の携帯性に何ら影響を与えない。
また、本発明の携帯電話機は、透過型液晶パネルと投影レンズは携帯電話機本体の第1筐体側のメイン表示パネルを有する面側と対向する反対側の面側に搭載する。また、本発明の携帯電話機はLEDからなる光源部をヒンジの近傍の第2筐体側に搭載する。第1筐体と第2筐体を開くと、第2筐体に搭載した光源部と第1筐体に搭載した透過型液晶パネル、投影レンズが一直線上に配置された形をなす。第2筐体のヒンジの近傍の側面方向は光源部を搭載できる余裕もあり、第2筐体の厚みを大きく変えることなく、また、携帯性に影響を及ぼすことなく光源部を配設できる。また、光源部を搭載するヒンジの近傍の第2筐体の側面側は光源部、透過型液晶パネル、投影レンズを一直線に配列するに好適な位置にもある。更に、第1筐体と第2筐体を開くと、第1筐体に搭載した透過型液晶パネルと投影レンズはメイン表示パネルの裏側の面の位置に来ることになって、表側ではメイン表示パネルがはっきりと見える。また、第2筐体側の操作パネルも表側に来て見え、メイン表示パネルと操作パネルを見ながら操作が容易に行えるようになる。また、片手で第2筐体を保持しても投影光線を遮ることなく保持できる。操作者にとっては、携帯電話機がそのメイン表示パネル、操作パネルが良く見える姿勢になっており、また、投影画像も操作者の前方に映し出されることから、投影画像を見ながらも容易に操作ができる。
また、本発明の携帯電話機は、透過型液晶パネルに携帯電話機本体にもともと設けられているサブ表示パネルを用いることができる。近年の携帯電話機の多くにはメイン表示パネルの外にサブ表示パネルを用いている。本発明においては、このサブ表示パネルを透過型液晶パネルとして用いることで、搭載部品を共用し、搭載部品コストの低減を図ることができる。
また、本発明の携帯電話機による画像投影では、光源部からの光が透過型液晶パネルの表示面に略平行光で入射するようにしている。透過型液晶パネルの搭載位置は、透過型液晶パネルの表示面が光源部の光軸に対して略垂直な方向にあれば良く、光源部の光軸延長方向の位置には制約を受けない。そのため、透過型液晶パネルは第1筐体に光源部光軸延長上の任意の場所へ搭載できるという自由度を有する。透過型液晶パネルへの入射光を平行光線にすることにより、光源部からの出射光に光分散がなくなり、光の利用効率が高められて明るさ(輝度)が高められる。また、透過型液晶パネルからの画像出射光線に分散が少なくなることから投影レンズの径の大きさは小さくて済み、携帯電話機本体への収納スペースは狭いスペースで収納可能になる。また、透過型液晶パネルの表示面を光源部の光軸に対して略垂直な方向に固定する効果、投影レンズの光軸を光源部の光軸と略同一線上となる位置に固定する効果と相まって光源部の光軸の延長上に明るくて鮮明で透過型液晶パネルの画像と同じ形状の拡大投影画像が得られる。
また、長時間の投影を行うような場合には携帯電話機用充電器を用いてLEDに駆動電力を供給する。長時間のLED発光が可能となり、長時間の投影ができる。また、投影画像の明るさを明るくすることができる。
また、携帯電話機用充電器は第2筐体側に着脱可能に取付ける。携帯電話機用充電器は第2筐体の操作パネルの面と対向する反対側の面に取付けるようにする。この位置であると操作パネルの操作には支障を及ぼさず、また、投影にも支障を与えない。また、片手で保持することも可能であるので投影作業がやり易い。
(第1実施形態)以下、本発明を実施するための最良の形態について図を用いながら説明する。最初に本発明の第1実施形態に係る携帯電話機について図1〜図4を用いて説明する。尚、図1は本発明の第1実施形態に係る携帯電話機の折り畳んだ状態での斜視図、図2は図1における透過型液晶パネルと投影レンズの搭載位置を変動した状態での斜視図、図3は図1における携帯電話機で画像投影を行っている状態を模式図的に表した斜視図を示している。また、図4は図1における光源部からの照射光と透過型液晶パネル、投影レンズとの位置関係を説明する説明図を示している。
第1実施形態の携帯電話機40は、図1と図2に示すように、ヒンジ39を介して第1筐体20と第2筐体30が開いたり閉じたりできる、いわゆる折り畳み可能な携帯電話機である。この携帯電話機40の第1筐体20と第2筐体30を開いた時の状態は、図3に示すように、第1筐体はメイン表示パネル21を有していて、このメイン表示パネル21が表側に現れてくる。このメイン表示パネル21は各種の情報の表示が行われる。一方、第2筐体30は操作パネル31を有していて、この操作パネル31が表側に現れる。この操作パネルでは受信、発信操作や画像の表示切替操作、情報の入力操作などが行われる。また、第2筐体30には、ヒンジ39の近傍の所で、第2筐体の側面側にLEDからなる光源部35を搭載している。本発明においては、この第1筐体20と第2筐体30及びヒンジ39を含めて携帯電話機本体と呼ぶことにする。
再び図1に戻り、携帯電話機本体である第1筐体20と第2筐体30を折り畳んだ状態では、携帯電話機本体の第1筐体20側には透過型液晶パネル23と投影レンズ26が見える。この透過型液晶パネル23と投影レンズ26が搭載された面側は第1筐体20のメイン表示パネル21の面側と対向した反対側の面側に当たっている。ここで、透過型液晶パネル23と投影レンズ26は搭載位置が変動可能に搭載されている。
図2は透過型液晶パネル23と投影レンズ26の位置を変動した状態を示したものである。図2に示すように、透過型液晶パネル23は矢印で示した如く外部に向かって立ち上がり、そして、所要の位置で支持固定される。
投影レンズ26においても同様で、矢印で示した如く外部に向かって立ち上がり、そして、所要の位置で支持される。また、ここでの投影レンズ26はレンズを保持ケースに収納したものからなっている。また、この投影レンズ26は立ち上がった状態で後述する光源部の光軸に対して前後方向に、これは立ち上がった透過型液晶パネル23の表示面に対して前後方向にもなるが、微小の範囲で移動できるようになっている。この投影レンズ26の前後の移動によって投影画像のピント調整が行われる。この移動調整は図示していない移動調整機構によって行われる。
透過型液晶パネル23と投影レンズ26の外部に向かっての立ち上げの操作、或いは、元の状態に戻す操作は図示していないスイッチの操作で行われる。
このように、透過型液晶パネル23と投影レンズ26は搭載位置を変動可能に動かすことができる。この透過型液晶パネル23と投影レンズ26は画像投影を行う時に搭載位置を動かして使用する。携帯電話機40は透過型液晶パネル23に表示された画像を第2筐体30に設けた光源部35の光でもって投影し、投影レンズ26でもって画像を拡大して映し出す画像投影機能付きの携帯電話機になっている。画像の投影を行わない時は透過型液晶パネル23と投影レンズ26を元の位置に戻す。元の位置に戻すと図1に示すように平坦な表面になる。
ここで、第1実施形態での透過型液晶パネル23は、もともと携帯電話機に搭載されているサブ表示パネルを搭載位置変動可能の構造にして使用する。一般に、折り畳み式携帯電話機の多くはサブ表示パネルを搭載しており、電話やメールの着信時に相手側の電話番号や名前が表示されたり、着信ランプが点滅したりして、携帯電話機の機種に応じて様々なモードの表示がされている。本第1実施形態においては、このサブ表示パネルを透過型液晶パネルで構成してメイン表示パネルと同じ表示画像が現れるようにし、透過型液晶パネル23として使用している。
投影レンズ26は凸レンズを保持ケースに収納固定したものから構成している。本実施形態においては、凸レンズは直径約20mm、厚み約5mmのもの1枚を使用していて、透過型液晶パネル23に表示画面対角約15mmのものを使用したときにはスクリーン上には映像画面が対角350mmの大きさの画像を投影することができる。また、レンズの大きさが20mm、厚みが5mmのものであるならば第1筐体20内に充分搭載することができる。
光源部35は、図1、2及び図4に示すように、ヒンジ39の近傍にあって第2筐体30の側面部に搭載していて、光源部35からの照射光が透過型液晶パネル23に向かって出射する状態になって設けられている。また、光源部35はLEDを主要構成部品にして集光手段を設けたものから構成していて、LEDを用いることで小型化と高い照射明るさ、そして、低電圧駆動を図っている。また、LEDからの放射光は集光手段によって略平行光線に変えられ、光源部35から略平行光が出射するようになっている。また、この光源部35の位置は第1筐体20に搭載された透過型液晶パネル23、投影レンズ26とを結ぶ一直線上の位置に設けている。
透過型液晶パネル23に現れた表示画像の投影は図3に示すようなやり方で行う。携帯電話機本体の第1筐体20と第2筐体30を開き、第2筐体30の側面側で、ヒンジ39の近傍の所に搭載した光源部35からLEDの発光した光を透過型液晶パネル23に向けて照射する。光源部35から照射された光、例えば、図3においてP1、P2の光は透過型液晶パネル23を透過し、更に、投影レンズ26を透過してスクリーン41に到達する。そして、スクリーン41上に透過型液晶パネル23の画像が拡大して映し出される。
図4は光源部からの照射光と透過型液晶パネル、投影レンズとの位置関係を示した図で、光源部35の光軸をQ(図中、一点鎖線で示している)とすると、光源部35から照射される照射光、例えばP1、P2などの照射光は光源部35の光軸Qと平行な略平行光になって照射される。透過型液晶パネル23への入射光が平行光線であると光源部35からの出射光に光分散が少なくなり、光の利用効率が高められて明るさ(輝度)が高められ、投影画像の明るさが増す。また、透過型液晶パネル23からの画像出射光線に分散が少なくなることから投影レンズ26の径の大きさは小さくて済み、携帯電話機本体への収納スペースは狭いスペースで収納可能になる。また、第1筐体20への透過型液晶パネル23の搭載位置は、光軸Qの延長方向の位置には制約を受けないため、部品搭載位置における自由度が増すことになる。
また、透過型液晶パネル23の表示面は光源部35の光軸Qと略垂直になる位置で携帯電話機本体に支持固定されており、また、投影レンズ26の光軸は光源部35の光軸Qと略同一線上となる位置で携帯電話機本体にピント調整をした状態で支持固定されている。
この透過型液晶パネル23の表示面が光源部35の光軸Qと略垂直になる位置、及び投影レンズ26の光軸が光源部35の光軸Qと略同一線上となる位置は、前述したように、スイッチの操作によって透過型液晶パネル23と投影レンズ26を外部に向かっての立ち上げしたときにその固定される位置が透過型液晶パネル23の表示面が光源部35の光軸Qと略垂直になる位置、投影レンズ26の光軸を光源部35の光軸Qと略同一線上となる位置になっている。ここで、透過型液晶パネル23の表示面が光源部35の光軸Qに対して略垂直な方向にあると、透過型液晶パネル23からの画像出射光線の変調のバラツキは小さく抑えられて投影画像の形状が透過型液晶パネル23の画像形状と同じ形状が得られる。また、投影レンズ26の光軸が光源部35の光軸Qと略同一線上となる位置に固定することにより、投影画像にゆがみなどが発生せず、明るく、透過型液晶パネル23の画像と同じ形状の拡大投影画像が得られる。また、光源部35の出射光が平行光である効果と相まって明るさの明るい投影画像が得られる。
尚ここで、投影レンズ26の光軸を光源部35の光軸Qと同一線上となる位置に配設すると投影画像の中心は光源部35の光軸Qの延長線上に映し出される。しかし、投影レンズ26の搭載位置、投影画像の大きさ、及び投影レンズ26から投影画像までの距離の関係によっては、第1筐体20によって投影光線が遮られる場合もあり得る。この場合、透過型液晶パネル23の表示面中心に対する投影レンズ26の光軸を、投影レンズ26が所望の性能を発揮できる範囲内で、僅かに下方に位置をずらすことによって、第1筐体20によって投影光線が遮られない位置に画像を投影することができる。つまり、投影画像の中心は光源部35の光軸Q延長線上よりも下方に映し出される。本発明において、投影レンズ26の光軸を光源部35の光軸Qと略同一線上とする、略同一線上の位置は上記に述べた位置範囲を含めたものとして定義している。
第1実施形態においては、光源部35に全光束が約50lmのLEDを用いて、透過型液晶パネル23は表示画面対角が約15mmのものを用い、投影レンズ26は直径が約20mm、厚みは約5mmのものを用いることで、スクリーン41上には映像画面が対角350mmの大きさの投影画像を得ることができる。また、投影画像の明るさは約100lxの照度が得られ、昼間でも室内照明を消した状態で充分視認できる明るさの投影画像が得られる。
以上の構成をなすことにより、視認できる明るさの投影機能を持った携帯電話機40が得られる。また、投影を行わないときには透過型液晶パネル23と投影レンズ26は折り畳んで使用するので携帯電話機自体の大きさは投影機能のない携帯電話機の大きさと殆ど変わらず、良好な携帯性が得られる。背景技術で述べた従来技術での携帯電話機と比較すると、携帯電話機を小型に纏めることができ、携帯性を良好にする効果を得る。
また、投影作業は、投影操作者にとってメイン表示パネル21と操作パネル31が見える状態で投影作業ができる。しかも、片手に携帯電話機40を持ちながらできる。そしてまた、操作パネル31を容易に操作しながら投影作業が行えて、投影画像の切換えなども容易に可能となる。従って、第1実施形態の携帯電話機40は投影操作者にとって投影作業がやり易い姿勢を取った構成をなしている。
尚、第1実施形態においては、投影レンズ26は露出する状態で第1筐体に搭載しているが、携帯中におけるレンズへのキズ付着防止、衝撃によるレンズの割れ防止目的で保護カバーなどを設けて投影レンズ26の保護を行うことも可能である。投影作業を行うときには保護カバーを取り外して行えば良い。
(第2実施形態)次に、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機について図5〜図8を用いて説明する。尚、図5は本発明の第2実施形態における携帯電話機の折り畳んだ状態での斜視図、図6は図5における透過型液晶パネルの搭載位置を変動し、投影レンズを搭載した状態の斜視図、図7は図6における投影レンズの斜視図、図8は図1における光源部からの照射光と透過型液晶パネル、投影レンズとの位置関係を説明する説明図を示している。
第2実施形態の携帯電話機70は、前述の第1実施形態の携帯電話機と同様に、ヒンジ69を介して第1筐体50と第2筐体60が開閉できる折り畳み式の携帯電話機になっている。そして、図5、図6に示すように、第1筐体50には透過型液晶パネル53が搭載位置変動可能に搭載されており、投影レンズ56が着脱可能に搭載できるように搭載口50cを設けている。この透過型液晶パネル53と投影レンズ56は第1筐体50のメイン表示パネルの面側と対向する反対側の面側に搭載される。
図5において、第1筐体50と第2筐体60を折り畳んだときに透過型液晶パネル53が見え、また、投影レンズ56を着脱可能に搭載するための搭載口50cが見える。そしてここでは、第1筐体50と第2筐体60、ヒンジ69とでもって携帯電話本体を形成する。この搭載口50cは図7に示す投影レンズ56の突起部56cが挿嵌できる形状をなしていて、投影レンズ56の突起部56cを搭載口50cに挿嵌することで、投影レンズ56が第1筐体50に搭載されて図6に示す投影レンズ56が支持される。
また、透過型液晶パネル53の搭載構造は前述の第1実施形態での構造と同じ構造を取っており、図6に示すように、矢印で示した如く外部に向かっての起立した状態に立ち上がる。この立ち上げの操作、及び、元の状態に戻す操作は図示していないスイッチの操作で行われる。第2実施形態においては、この透過型液晶パネル53は、もともと携帯電話機に搭載されているサブ表示パネルを搭載位置変動可能の構造にして使用する。また、このサブ表示パネルを透過型液晶パネルで構成してメイン表示パネルと同じ表示画像が現れるようにし、透過型液晶パネル53として使用している。
投影レンズ56は、図7に示すように、保持ケース56b内に複数個のレンズ56aが配設されており、また、保持ケース56bには突起部56cが設けられている。そして、この突起部56cが前述した第1筐体50の搭載口50cに挿嵌できるようになっている。尚、図示はしていないが、保持ケース56b内で複数個のレンズ56aの一部または全ては微小の範囲で前後に移動できるようになっている。この保持ケース56b内のレンズ56aの移動によって、投影画像の大きさやピントの調整が行えるようになっている。この移動調整は図示していない投影レンズ56に設けた微動調整機構によって行われる。
投影レンズ56で複数のレンズを用いているのは投影画像の投影の精度や画像品質の良い大型の画像を得るためで、複数個用いるとレンズの厚みは厚くなり、前述の第1実施形態の如く第1筐体内に搭載するのが難しくなる。投影レンズ56を別体で形成し、第1筐体50と着脱可能に搭載することで、画像投影の精度や画像品質の良い大型の投影画像を得ることができる。
第1筐体50と第2筐体60を開くと第1筐体50側にメイン表示パネル51が表側に現れる。また、第2筐体60側にも操作パネル61が表側に現れる。このメイン表示パネル51、及び操作パネル61は前述の第1実施形態で用いた仕様のものと同じ仕様をなしている。また、第2筐体60にはヒンジ69の近傍にあって、第2筐体60の側面側に光源部65を搭載している。この光源部65は透過型液晶パネル53の表示画像を投影するために配設しているもので、LEDを主要構成部品にして、LEDの光を略平行光線に変換する集光手段を設けたものからなっている。この光源部65も前述の第1実施形態での光源部の仕様と同じ仕様をなしている。
画像投影を行うときは図8に示す状態にして行う。即ち、第1筐体50と第2筐体60を開いた状態で行う。光源部65の光軸をQ(図中、一点鎖線で示している)とすると、光源部65の光軸Qに対して透過型液晶パネル53の表示面が略垂直になる位置に固定し、投影レンズ56の光軸は光源部65の光軸Qと略同一線上となる位置で固定する。これは、予め第1筐体50側の透過型液晶パネル53の位置を動かしたときに、透過型液晶パネル53の表示面が光源部65の光軸Qに対して略垂直になるような位置に支持固定されるようにしている。投影レンズ56も同様で、投影レンズ56を第1筐体50に取付けたときに光源部65の光軸Qと略同一線上となる位置で固定されるようにしている。そして、第1筐体50と第2筐体60が一杯に開いたときに、透過型液晶パネル53の表示面が光源部65の光軸Qに対して略垂直になり、投影レンズ56の光軸が光源部65の光軸Qと略同一線上にくるようにしてある。また、投影レンズ56に設けた微動調整機構を操作して投影レンズ56内のレンズ56aを光源部65の光軸Qに沿って前後に移動させて、スクリーン41上に映し出される投影画像の大きさの調整や投影画像が鮮明になるようにピントの調整を行う。
光源部65から照射された平行光線は透過型液晶パネル53を透過して透過型液晶パネル53から画像光線が出射し、その画像光線が投影レンズ56によって画像の拡大が行われてスクリーン41上に鮮明で視認できる明るさの拡大画像が映し出される。
以上の構成をなした投影構造においては、透過型液晶パネル53への入射光が平行光線であることにより、光源部65からの出射光に光分散がなくなり、光の利用効率が高められて明るさ(輝度)が高められて明るさが増す。また、透過型液晶パネル53からの画像出射光線に分散が少なくなることから投影レンズ56のレンズの径の大きさを小さくすることが可能になる。また、第1筐体50への透過型液晶パネル53の搭載位置は、光軸Qの延長方向の位置には制約を受けないため、部品搭載位置における自由度が増すことになる。また、透過型液晶パネル53の表示面を光源部65の光軸Qに対して略垂直な方向に固定していることで、透過型液晶パネル53からの画像出射光線の変調のバラツキは小さく抑えられて投影画像の形状が透過型液晶パネル53の画像形状と同じ形状が得られる。また、投影レンズ56の光軸を光源部65の光軸Qと略同一線上となる位置に固定することで、投影画像にゆがみなどが発生せず、鮮明で明るく、透過型液晶パネル53の画像と同じ形状の拡大投影画像が得られる。そして、投影画像が見やすくなって、大勢の観察者が見やすい姿勢で画像を観察することができる。また、投影操作者にとっては、操作パネルが見やすい位置にあって携帯電話機本体が操作し易い姿勢で使用できるので操作がやり易いと云う効果を得る。
また、投影作業を行わない時は投影レンズ56を取外し、透過型液晶パネル53を折り畳んでおけば携帯電話機70の大きさは投影機能を有しない携帯電話機の大きさと殆ど変わらず、良好な状態の携帯性が得られる。
尚、第2実施形態においては、投影レンズ56に設けた突起部56cを第1筐体50の搭載口に挿嵌して固定する構造を取ったが、固定構造はこの構造に限るものではなく他の公知の固定構造を取っても構わない。例えば、L字型のフック構造などを用いることもできる。
また、突起部56cを挿嵌する第1筐体50の搭載口50cに搭載口50cを塞ぐ塞ぎカバーを取付けることも可能で、塞ぎカバーを設けるとゴミなどが入らないのでより好ましいものではある。投影作業を行うときは塞ぎカバーを取り外して行えば良い。
(第3実施形態)次に、本発明の第3実施形態に係る携帯電話機について図9、図10を用いて説明する。尚、図9は本発明の第3実施形態に係る携帯電話機に携帯電話機用充電器を用いた投影構造を説明する側面図で、携帯電話機用充電器は分かり易くするために断面図で示している。また、図10は図9における携帯電話機用充電器の斜視図を示している。
第3実施形態の携帯電話機は前述の第2実施形態で用いた携帯電話機を用いる。そして、2実施形態で用いた携帯電話機を用いて、その携帯電話機に携帯電話機用充電器を取付けて画像投影を行う。図9は携帯電話機用充電器80を携帯電話機70に取付けた時の状態を示したものである。図9に示すように、第1筐体50と第2筐体60とがヒンジを介して接続された携帯電話機本体の第2筐体60に携帯電話機用充電器80が着脱容易に取付けられる。図示はしていないが、第2筐体60側にある電力供給接続部に接続して携帯電話機用充電器80から携帯電話機本体に電力が供給される。
この携帯電話機用充電器80は長時間に渡る画像投影を行う場合に用いる。長時間に渡る画像投影を行う場合に光源部65のLEDに長時間に渡って電力を供給する必要があるので、この携帯電話機用充電器80から継続的に電力を供給して長時間に渡る投影ができるようにしたものである。また、画像の投影面積を大きくすると面積に反比例して画像の照度が低下するが、携帯電話機用充電器80からLEDに電力を供給することによって大面積でも明るい投影画像が得られるようにしたものである。
携帯電話機用充電器80の形状は、図10に示すように、凹部80bと凹部80cを設けた構造をなし、凹部80bには携帯電話機本体の第2筐体60が収納されて第2筐体60が固定される。また、凹部80cには透過型液晶パネル53、投影レンズ56などが納まるようになっている。また、この凹部80cの深さや幅は投影光をさえぎらないような寸法に設定している。尚、図示はしていないが、この携帯電話機用充電器80には携帯電話機本体の第2筐体60側にある電力供給接続部に接続する接続端子部を有しており、接続端子部が第2筐体60の電力供給接続部に接続して電力が携帯電話機本体側に供給されるようになっている。また、携帯電話機用充電器80と第2筐体60との着脱容易な固定方法は公知の方法を用いれば良く、例えば、スプリングによる保持機構を備えた開閉着脱方法などは簡単な方法として挙げることができる。
以上述べた携帯電話機用充電器80を用いることにより、長時間の画像投影を行うことができ、また、明るくて鮮明な大型画像を映し出すことができる。また、携帯電話機用充電器80を第2筐体60の下側に配設する構造を取っているので投影作業での操作性に何ら影響を及ぼさない。また、前述の第2実施形態で得られた効果と同じ効果が得られることは云うまでもない。
また、近年においては、携帯電話機にパソコン用ソフトウエアが表示できるようになってきている。携帯電話機用充電器からLEDへ電力を供給し、大面積の画像投影用の外付け投影レンズを使用することにより、小型のデータプロジェクターとして使用することができる。また、近年では、携帯電話機でもテレビ放送が受信できるようになってきている。携帯電話機用充電器からLEDへ電力を供給し、大面積の画像投影用の外付け投影レンズを使用することにより、小型のホームプロジェクターとして使用することができる。
以上、本発明の携帯電話機についての第1実施形態〜第3実施形態を説明した。第1実施形態〜第3実施形態の携帯電話機は何れもヒンジの付いた折り畳み式の携帯電話機であるが、ヒンジを持たない一体型の携帯電話機にも本発明は適用できる。一体型携帯電話機の表示パネルを透過型液晶パネルで構成し、そして、搭載位置を変動可能にし、投影レンズを着脱可能に別体で構成することにより、或いはまた、投影レンズを移動可能に搭載することにより本発明による構成での画像投影が行えるようになる。また、携帯性を損なうことなく、視認できる明るさの投影画像を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る携帯電話機の折り畳んだ状態での斜視図である。 図1における透過型液晶パネルと投影レンズの搭載位置を変動した状態での斜視図である。 図1における携帯電話機で画像投影を行っている状態を模式図的に表した斜視図である。 図1における光源部からの照射光と透過型液晶パネル、投影レンズとの位置関係を説明する説明図である。 本発明の第2実施形態における携帯電話機の折り畳んだ状態での斜視図である。 図5における透過型液晶パネルの搭載位置を変動し、投影レンズを搭載した状態の斜視図である。 図6における投影レンズの斜視図である。 図1における光源部からの照射光と透過型液晶パネル、投影レンズとの位置関係を説明する説明図である。 本発明の第3実施形態に係る携帯電話機に携帯電話機用充電器を用いた投影構造を説明する側面図で、携帯電話機用充電器は分かり易くするために断面図で示してある。 図9における携帯電話機用充電器の斜視図である。 従来の技術として、特許文献1に示されたところの携帯電話機の平面図である。 図11に示されたところの携帯電話機の使用状態を示す斜視図である。
符号の説明
20、50 第1筐体
21、51 メイン表示パネル
23、53 透過型液晶パネル
26、56 投影レンズ
30、60 第2筐体
31、61 操作パネル
35、65 光源部
39、69 ヒンジ
40、70 携帯電話機
41 スクリーン
56a レンズ
56b 保持ケース
56c 突起部
80 携帯電話機用充電器

Claims (8)

  1. 画像投影用の光源がLEDであって、透過型液晶パネルと投影レンズを使用して画像投影機能を有する携帯電話機において、前記透過型液晶パネルと前記投影レンズは携帯電話機本体に搭載されていて、その搭載位置が前記携帯電話機本体から外部に向かって変動可能で、前記透過型液晶パネルの表示面が前記LEDからなる光源部の光軸に対して略垂直な方向で固定でき、前記投影レンズの光軸が前記LEDからなる光源部の光軸と略同一線上となる位置に固定できることを特徴とする携帯電話機。
  2. 画像投影用の光源がLEDであって、透過型液晶パネルと投影レンズを使用して画像投影機能を有する携帯電話機において、前記透過型液晶パネルは携帯電話機本体に搭載されていて、その搭載位置が前記携帯電話機本体から外部に向かって変動可能であると共に前記透過型液晶パネルの表示面が前記LEDからなる光源部の光軸に対して略垂直な方向で固定でき、前記投影レンズは前記携帯電話機本体に取付け取外し可能に別体で搭載され、前記投影レンズの光軸が前記LEDからなる光源部の光軸と略同一線上となる位置に取付け固定できることを特徴とする携帯電話機。
  3. 前記携帯電話機本体はメイン表示パネルを有する第1筐体と操作パネルを有する第2筐体とがヒンジを介して折り畳み式に開閉可能な構成をなし、前記透過型液晶パネルと前記投影レンズは前記第1筐体側の前記メイン表示パネルを有する面側と対向する反対側の面側に搭載されることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電話機。
  4. 前記透過型液晶パネルは、前記携帯電話機本体に設けたサブ表示パネルを用いたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯電話機。
  5. 前記LEDからなる光源部は前記ヒンジの近傍にあって前記第2筐体側に搭載していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の携帯電話機。
  6. 前記LEDからなる光源部から発する光が、前記光源部の光軸に対して略垂直な方向に固定した前記透過型液晶パネルの表示面に向かって略平行光で入射することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の携帯電話機。
  7. 前記光源部のLEDの駆動電力を携帯電話機用充電器から供給することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の携帯電話機。
  8. 前記携帯電話機用充電器は、前記携帯電話機本体の前記操作パネルを有する第2筐体側に取付け取外し可能に固定できることを特徴とする請求項3又は7に記載の携帯電話機。
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