JP2007265286A - 有料コンテンツ配信システムにおける広告閲覧による報酬設定方法およびプログラム - Google Patents

有料コンテンツ配信システムにおける広告閲覧による報酬設定方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】広告の閲覧によって視聴者に報酬が与えられる有料コンテンツの配信システムにおいて、視聴者の広告を選択する自由を制限せずに、閲覧回数における広告間の偏りを解消する。
【解決手段】広告毎に閲覧された回数を記録し、その閲覧回数が少ないものの広告を閲覧した場合の報酬を大きく設定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、インターネット等を通じて行う映画等のコンテンツ配信システムにおいて、広告を閲覧することを条件に視聴料を割引く技術に関し、視聴者が閲覧する広告を選択可能な有料コンテンツ配信システムに関する。
現在、インターネットを通じて、広告を閲覧することを条件に無料でコンテンツを配信するサービスが知られている。例えば、非特許文献1に存在するサービスでは、初回に年齢、性別等の視聴設定をすることで動画、写真集等のコンテンツを広告主の負担により無料で視聴することができる。これらのサービスでは、コンテンツ配信システム運用者があらかじめ提供することを決めた広告を、コンテンツの冒頭や最中に割り込む形でコンテンツおよび広告を放映している。
一方、特許文献1に記載されているように有料のコンテンツを提供するサービスにおいても、視聴者が広告を閲覧することを選択可能とし、それを選択した場合には、視聴料を無料にする技術が知られている。
また、特許文献2には、単に広告を閲覧することが選択されるだけではなく、視聴者が閲覧したい広告を選択し、それを閲覧することで視聴料が割り引かれる技術も開示されている。
しかしながら、非特許文献1のサービスでは、コンテンツ提供システム運用者があらかじめ放映する広告を組み込んで放映するため、視聴者にとっては興味のない広告であっても閲覧しなければならない。
また、特許文献1に開示された技術では、広告を閲覧しないでコンテンツを視聴することができるが、その場合には視聴料を払わなければならない。さらに、視聴者が広告を閲覧することを選択した場合にはコンテンツとともに広告が閲覧可能となるが、視聴者は、自分がどの広告を閲覧するかを選択することはできない。
特許文献2に開示された技術では、視聴者が好きな広告だけを閲覧しつつ、無料もしくは割引された視聴料でコンテンツを視聴できるが、閲覧される可能性が少ない広告の広告主にとっては、計画的に広告が放映されるテレビなどとの場合とは異なり、広告配信の機会が著しく限られてしまうおそれがある。また、この文献には、広告の閲覧に対する報酬として視聴料の割引がなされるが、閲覧した広告と割引額との関係については特には記載されていない。
上記において、「閲覧される可能性が少ない広告」とは、例えば以下のようなものが考えられる。
(a)作成されてから間もない広告
(b)あまり知られていない企業の広告
(c)発売前などで商品名がまだほとんど知られていない広告
(d)業務内容が一般大衆向けでない企業の広告
これらの広告は、たとえ広告のタイトルが閲覧可能な広告として画面に表示されていても視聴者の興味を引かずに閲覧を選択されない可能性が高い。この結果、このような広告が閲覧される頻度は低くなる。一方、既にテレビ放送などで放映されている広告や、人気商品の広告などはそれを確認しようとして視聴者が興味を示して閲覧される頻度が高くなる傾向にある。したがって、上記(a)〜(d)のタイプの広告の広告主にとって、閲覧する広告を選択可能な有料コンテンツ配信サービスは、広告媒体としてテレビなどと比べて魅力のないものとなる可能性がある。
http://www.gyao.jp/ をURLとするウエブサイト 特開2002−300556号公報 特開2003−209822号公報
本発明の目的は、広告の閲覧により視聴料を割り引く等の報酬を視聴者に与える有料コンテンツ配信システムにおいて、視聴者が閲覧する広告を選択する自由を制限することなく、広告間での閲覧される頻度の偏りを小さくして、有料コンテンツ配信サービスの広告媒体としての有効性を向上させる技術を提供することである。
この目的を達成するため、本発明は、広告の閲覧に対する報酬を、広告の過去の閲覧回数に応じて設定する手段を設ける。
また、本発明によれば、閲覧される回数が少ない広告に対して大きな報酬を設定する。
本発明によれば、大きな報酬を獲得してコンテンツを視聴することを望む視聴者は、閲覧回数が少なく報酬の大きい広告を閲覧するようになるので、広告主より依頼された全ての広告に関して、視聴者の好みや先入観に依存して発生する、広告が閲覧される回数における偏りがない状態で広告を提供する機会を増やすことができる。
さらに、本発明によれば、広告間での閲覧の回数における偏りが少なくなるために、特定の広告にアクセスが集中することが少なくなりシステムの負担が軽減される効果もある。
また、自動的に、広告閲覧に対する報酬が設定されるため、運用者の負担が軽くなる。
さらに、本発明によれば、広告主は、広告料を支払って運用者に広告を依頼するにあたり、視聴者が自己の広告を閲覧する回数が低すぎるために広告効果が期待できないという懸念を抱くことなく、システム運用者に広告を依頼することができるという効果もある。
以下に、一例として、本発明を実施するための最も代表的な実施形態を示す。
本実施形態においては、広告の閲覧に対する報酬を割引料金とするものであるが、直接割引を行うのではなく、ポイントを付与し、ポイント還元により視聴料の支払いを可能としたり、景品をサービスするように変更することも可能である。
本実施形態は、運用会社に設置されたサーバとして使用されるコンピュータ上のCPU(中央処理装置)、記憶装置、入力装置、出力装置、およびサーバの外部に設けられた記憶装置を用いて実現することが可能である。
最初に、本発明が利用される環境を説明する。
図1は、本発明に係るシステムが運用される環境を示す図である。
図1において、視聴者1は、PC(パーソナルコンピュータ)、携帯電話、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)等の視聴者端末4を使って、有料コンテンツ配信システム運用会社(以下、単に「運用会社」という。)2がサーバ6によりインターネット5を介して配信する有料コンテンツ(以下、単に「コンテンツ」という。)の視聴および広告コンテンツ(以下、単に「広告」という。)の閲覧を行う。この配信を最初に受けるときには、視聴者1は運用会社2と、課金額の請求のタイミング等に関して契約を結ぶ。また、この契約時に、視聴者1の氏名、契約者ID等の個人情報が運用会社2のシステムに登録される。広告主3は、特に記載していないが広告主3の所有するシステムを用いて運用会社2のサーバ6が有する広告管理DBに対して広告を供給する。図1では、広告主3と運用会社2とはインターネット5を介して接続されているが、広告主3がサーバ6の広告管理DBにアクセスできるものであれば、どのような接続の形態を採用することもできる。また、図1では、視聴者1および広告主3は単数として示されているが、実際にはそれぞれ複数存在するものとする。
次に、図1に示した本発明が実施される環境において、視聴者1が、運用会社2から配信されるコンテンツの選択をし、一定期間単位(例えば1ヶ月)で、コンテンツ視聴料を請求されるまでの概略的な手順を図2を参照して説明する。
最初に、運用会社2は、視聴者1に対してコンテンツリストを提示し、視聴するコンテンツの選択を促す(301)。この際、サーバ6は、視聴者1に視聴したいコンテンツの選択を促す視聴コンテンツ選択画面(図示せず。)を視聴者端末4上に表示する。これに対し視聴者1は、視聴するコンテンツを選択し、運用会社2に通知する(302)。
次に、運用会社2は、選択したコンテンツに加えて広告を閲覧するかを視聴者1に問い合わせる(303)。これに対して視聴者1は広告を閲覧するか否かを運用会社2に通知する(304)。
304で視聴者1が広告を閲覧しない旨を運用会社2に通知した場合には、視聴者1は従来の技術において有料コンテンツを視聴するのと同じ方法でコンテンツを視聴し、それに対する視聴料を割り引きを受けずに支払う。
一方、304にて視聴者1が広告を閲覧する旨を通知した場合は、運用会社2は視聴者1に対して、閲覧可能な広告のリストを提示する。その際、リスト上には、閲覧した場合にコンテンツの視聴料から割り引かれる額、すなわち割引額であって、広告毎に設定された割引額が、広告名とともに表示される(305)。この表示は、例えば図4に示されるような広告選択画面によってなされる。また、この割引額は後述する広告閲覧回数カウントテーブル等を参照することで取得される。
視聴者1は、305にて提示された広告から、自分が閲覧したい広告を選択し、運用会社2に通知する(306)。
運用会社2は、306で閲覧を選択された広告に応じた割引額を算出し、その額を302で選択されたコンテンツの視聴料から差し引くことで算出した割引後の視聴料、すなわち課金額を視聴者に提示する(307)。この提示は、例えば図5に示されるような課金額算出提示画面によってなされる。
視聴者1は307で提示された課金額を支払うことでコンテンツを視聴するか否かを運用会社2に通知する(308)。
この通知にて視聴者1が提示された課金額を支払うことでコンテンツを視聴することを行わない旨を通知した場合は、視聴者はコンテンツの視聴を取りやめるか、もしくはコンテンツおよび/または広告を再度選択することができる。
一方、308にて視聴者1が提示された課金額を支払うことでコンテンツを視聴する旨を通知した場合は、運用会社2は選択されたコンテンツおよび広告の配信を開始し、広告閲覧回数カウントテーブル206を更新する。また、このタイミングで、視聴者1によるコンテンツの視聴および広告の閲覧に基づいた課金情報を保持し、視聴料金請求や料金収納管理に用いる課金情報管理データベースが更新される(309)。
課金額に基づいてを視聴料金を請求するためのタイミング(例えば、契約時に決められた請求日)に、運用会社2は、単位期間あたりの課金額を課金情報管理データベースにより視聴者1毎に算出し、請求する(310)。
なお、視聴料金の請求のための処理は、本発明の範囲外であるので、以下においては、課金情報管理データベースも含めて、詳細には説明をしない。
次に、図3〜図15を用いて、図2において示した各手順を実現する本発明における具体的な処理を説明する。
図3は運用会社2に設置される、本発明に係るサーバの機能構成を示すブロック図である。この図における矢印線は、データの流れを示す。
図3において、サーバ6は、コンテンツ/広告選択受付手段201、ポイントテーブル202、ポイント更新手段203、表示手段204、課金額算出手段205、広告閲覧回数カウントテーブル206、契約者管理テーブル207、視聴/閲覧状況管理テーブル208、コンテンツ管理DB209、および広告管理DB210を含む。
コンテンツ/広告選択受付手段201は、視聴者1による、視聴者端末4を介した視聴の対象としてのコンテンツと閲覧の対象としての広告の選択を視聴者端末4から受け付け、選択されたコンテンツ/広告に関する情報を視聴/閲覧状況管理テーブル208に出力するとともに、広告が閲覧されたときに、広告閲覧回数カウントテーブル206上において閲覧された広告の閲覧回数を1だけインクリメントする。ポイントテーブル202は、各広告が閲覧された回数と、広告の閲覧の報酬として割り当てられる割引額との関係が設定されるテーブルである。ポイント更新手段203は、広告閲覧回数カウントテーブル206から各広告の閲覧回数を取得し、その閲覧回数に応じた割引額をポイントテーブル202より取得し、これを表示手段204に出力する。また、このポイント更新手段203は、視聴者1が閲覧する広告を選択したときに、視聴者1が選択した広告に割り当てられた割引額を視聴/閲覧状況管理テーブル208に出力する。表示手段204は、コンテンツ管理DB209および広告管理DB210に保存されているコンテンツおよび広告の一部を選択し、視聴者端末4に選択対象として提示する。その際、選択対象としての広告の提示の際には上記ポイント更新手段203が出力した、各広告に割り当てられた割引額を各広告に付加して提示する。また、表示手段204は、課金額算出手段205によって算出された課金額を視聴者端末4に提示する。課金額算出手段205は、視聴者1に対する課金額を算出し、表示手段204に出力する。広告閲覧回数カウントテーブル206は、広告が閲覧された回数とそれに応じた割引額を広告毎に保持する。契約者管理テーブル207は、各視聴者1が最初にサーバ6によるコンテンツの配信を受ける際に取得された視聴者1の氏名等を保持する。視聴/閲覧状況管理テーブル208は、視聴者1と、その視聴者1が視聴したコンテンツおよび閲覧した広告を表すID、その視聴/閲覧の月日およびその時点での広告閲覧よる割引額を保持する。コンテンツ管理DB209は、サーバ6が配信する全てのコンテンツと、その視聴料を保持する。広告管理DB210は、広告主3によって配信を依頼された全ての広告を保持する。
これらのテーブルおよびデータベースとしては、リレーショナルデータベースを採用することもできるし、ポイントテーブル202のように単なる表としてメモリ上に保持することが可能なものもある。
図4は、図2の305にて視聴者1に対して提示される広告リストを含む広告選択画面の一例を示すものである。この画面では、「広告リスト(希望の広告を選択して下さい。)」のタイトルが示され、視聴者1が閲覧することが選択可能な広告であって、表示手段204が広告管理DB210より取得した広告の広告名、その広告を閲覧した場合に視聴料から割り引かれる割引額、これらに対応したチェックボックス、「もどる」ボタン、「OK」ボタン、および、閲覧することが選択された広告に応じた割引額の合計額を表示する領域が含まれる。視聴者1は閲覧したい広告に対応する上記チェックボックスを選択状態にすることで、その広告を閲覧することを選択することができる。図4の例では、視聴者1は、「(1)自動車A」、「(2)DVDプレーヤーB」、および「(3)シャンプーC」の3つの広告を閲覧することを選択しており、これらの広告に応じた割引額の合計額が、「割引額合計」を表示する領域に「65」として表示されている。また、視聴者1は、「もどる」ボタンを押下することでコンテンツの視聴に加えて広告の閲覧を行うかを問う画面(図示せず。)に戻ることができ、「OK」ボタンを押下することで図5に示す課金額算出/提示画面を呼び出すことができる。
図5は、図2の307にて視聴者1に対して提示される課金額を提示する課金額算出/提示画面の一例を示すものである。この画面では、「ご利用明細(内容をご確認下さい)」のタイトルと、視聴者1が視聴することを選択したコンテンツのコンテンツ名、そのコンテンツの割引前の視聴料、視聴者1が閲覧することを選択した広告の広告名、「もどる」ボタン、「OK」ボタン、および、上記割引前の視聴料から、図4で選択した広告に応じた割引額の合計額を差し引いた額、すなわち課金額を表示する領域が含まれる。図5の例では、視聴者1が視聴することを選択したコンテンツとして「映画A」、その、割引前の視聴料である「500」、視聴者1が図4で選択した広告名として、「自動車A」、「DVDプレーヤーB」および「シャンプーC」とこれらの各項目に応じた割引額として「50」、「5」および「10」と表示され、上記割引前の視聴料から、上記各割引額の合計額を差し引いた「435」が、課金額を表示する領域に表示されている。また、視聴者1は、「戻る」ボタンを押下することで、図4の広告選択画面に戻ることができ、「OK」ボタンの押下によって、コンテンツの視聴等を開始することができる。
ここで、本実施形態にて用いられる、一例としてのテーブルおよびデータベースを説明する。
図6は広告管理DB210を示す。この広告管理DB210では、運用会社2が広告主3に依頼された全ての広告の広告名と、そのファイル名、およびそれらに対応した広告IDとが保持される。先に図4、図5で示した画面で視聴者1により広告が選択されると、その選択された広告の広告IDがサーバ6で取得され、それに対応するファイル名にて保存されている広告が視聴者端末4に配信される。
図7は、ポイントテーブル202を示す。このポイントテーブル202では、広告が閲覧された回数と、その閲覧回数の広告を閲覧した場合の割引額が保持される。これらの数値は、運用会社2によって決定され、予めサーバの入力手段により入力されて設定される。
図8は、コンテンツ管理DB209を示す。このコンテンツ管理DB209では、運用会社2が視聴者1に対して配信可能な全てのコンテンツの、コンテンツ名、そのファイル名、その視聴料、およびそれらに対応するコンテンツIDが保持される。このコンテンツIDに対応するコンテンツが配信すべきコンテンツとして選択された場合、そのコンテンツIDに対応するファイル名にて保存されているコンテンツが配信される。
図9は、広告閲覧回数カウントテーブル206を示す。この広告閲覧回数カウントテーブル206では、図6の広告管理DB210で割り振られた広告IDと、そのIDを持つ広告が閲覧された回数が保持される。この閲覧回数は、コンテンツ/広告選択受付手段201によって更新される。そして、先に述べたように、ポイント更新手段203は、この広告閲覧回数カウントテーブルとポイントテーブル202を参照することにより、各広告を閲覧した場合の現在の割引額を求めることができる。
例えば、図4に例示された自動車Aの広告の閲覧が選択されたとすると、その広告IDが11111であり、この広告IDをキーにして広告閲覧回数カウントテーブル206をサーチするとその現在の閲覧回数が50回であることが分かる。そして、ポイントテーブル202を参照すると、閲覧回数50回は閲覧回数範囲100回以下に該当することから、割引額50を求めることができる。
図10は、契約者管理テーブル207を簡略化して示すものである。この契約者管理テーブル207には、各契約者の氏名等とそれに対応する契約者IDが保持される。ログイン時には視聴者1は契約者IDを入力することにより契約済みであることを、この契約者管理テーブルを用いてチェックされる。
ログイン時に入力された契約者IDは、引き続き行われる視聴/閲覧のための一連のトランザクション処理で参照するためにトランザクション用のワークエリアに保持されるが、当該トランザクションを識別するキーとして利用することも可能である。
図11は、視聴/閲覧状況管理テーブル208を示す。この視聴/閲覧状況管理テーブル208は、各視聴/閲覧トランザクション毎に生成され、上述の視聴/閲覧トランザクション用のワークエリア上で保持され、視聴者1がコンテンツを視聴するときに閲覧すると選択した広告1つに対して1つのレコードが割り当てられる。図11には、3つのトランザクションの視聴/閲覧状況管理テーブル208が例示されている。レコードの項目は、視聴/閲覧した視聴者1の契約者ID、その時視聴したコンテンツのコンテンツID、閲覧した広告の広告ID、およびその時点における広告閲覧による割引額である。これらの項目の内容は、コンテンツ/広告選択受付手段201およびポイント更新手段203が、視聴者端末4を介した視聴者1の選択に従って書き込む。この視聴/閲覧状況管理テーブル208は、図2に示した309のコンテンツ・広告の配信が行われ、1回の視聴/閲覧トランザクションが終了すると、課金情報が視聴の日付とともに図示しない課金情報データベースに入力された後、削除される。
図12は、視聴者1によるコンテンツ選択の受付から、コンテンツおよび広告の配信までのサーバ6における処理を示すフローチャートである。
まず、サーバ6はSTART処理にて、本発明のサーバが提供するウエブサイトにログインした人物の確認を行い、視聴者1の氏名を取得する。この氏名は、視聴者1による、契約時に登録された契約者IDの入力を受付け、当該契約者IDを基に契約者管理テーブルにアクセスすることにより取得される。そして、先に述べたように、ログイン時に入力された契約者IDは、引き続き行われる視聴/閲覧のための一連のトランザクション処理で参照するためにトランザクション用のワークエリアに保持される。
S601で、サーバ6は表示手段204を用いてコンテンツ管理DB209より選択した配信可能なコンテンツおよびその視聴料を提示するコンテンツ選択画面(図示せず)を視聴者端末4に表示し、視聴者1の選択を促す。視聴者1が選択したコンテンツのコンテンツIDはコンテンツ/広告選択受付手段201によって、既存の種々の手法により取得することができる。コンテンツ/広告選択受付手段201は、入力を受け付けた契約者IDとともに、コンテンツIDを含むレコードからなる、視聴/閲覧状況管理テーブル208を生成する。この時点では、広告IDおよび閲覧時の割引額としては何も書き込まれない。
S602では、サーバ6は、視聴者1がコンテンツの視聴に加えて広告の閲覧を行うか否かを判定する。これは、表示手段201が視聴者端末4上に、視聴者1がコンテンツの視聴に加えて広告の閲覧を行うかを問う画面(図示せず)を表示し、「はい」ボタンまたは「いいえ」ボタンの押下を受け付けることでおこなわれる。
サーバ6は、S602で視聴者1は広告を閲覧しないと判定した場合は、視聴者端末4上に、視聴/閲覧状況管理テーブル208上の該当するレコードでのコンテンツIDを基にコンテンツ管理DBにアクセスし、該当するコンテンツを配信する(S603)。この場合、サーバ6は視聴者1に対して広告を配信することはなく、視聴料に対する割引を行うことはない。また、視聴/閲覧状況管理テーブル208に書き込まれた、該当する契約者IDおよびコンテンツIDが設定されたレコードの広告IDとしては例えばゼロといった、広告が閲覧されていなことを表す値が設定され、閲覧時の割引額としてはゼロが設定される。
サーバ6は、S602で視聴者1が広告の閲覧を行うと判定した場合は、表示手段204を使って、例えば図4に示すような広告選択画面を視聴者端末4上に表示する(S604)。この広告選択画面では、視聴者1が閲覧可能な広告と、それぞれの広告の閲覧に対する報酬として割り当てられる割引額が提示されている。これらの広告選択画面に表示される広告は、広告管理DB210から適宜選択される。そして、選択された広告の閲覧による割引額は、それらの広告の広告IDをキーとして広告閲覧回数テーブルからそれぞれの閲覧回数を取得し、該閲覧回数を基にポイントテーブル202を参照することにより得られる。
なお、得られた割引額は、視聴/閲覧トランザクション用のワークエリアに保持しておき、閲覧する広告が選択されたときに視聴/閲覧状況管理テーブル208の該広告に対応したレコードに書き込むことができる。
S605では、サーバ6はコンテンツ/広告選択受付手段201を介して、視聴者1が閲覧する広告の選択を受け付ける。選択された広告を受け付けた後、コンテンツ/広告選択受付手段201は、S601で生成された視聴/閲覧状況管理テーブル208に視聴者1によって選択された広告の広告IDを書き込む。この際、選択された広告が複数であれば、図11に、コンテンツIDが「AAAAA」のコンテンツに対して広告IDが「11111」、「22222」および「33333」の3つのレコードが生成されているように、選択された広告ごとにレコードが生成される。また、このタイミングで、S604で視聴/閲覧トランザクション用のワークエリアに保持しておいた割引額であって、視聴/閲覧状況管理テーブル208上レコードが生成された広告の割引額を、視聴/閲覧状況管理テーブル208の該当するレコード上に記録する。
S606では、視聴/閲覧状況管理テーブル208に記録された閲覧時の割引額を合計することにより合計割引額を算出する。この割引額は、課金額算出手段205が、視聴/閲覧状況管理テーブル208から、S605で生成された当該一回の視聴/閲覧トランザクションにかかるレコード上の閲覧時の割引額を合計することで算出される。
S607では、サーバ6は課金額算出手段205を使って課金額を算出し、この課金額を表示手段204を使って提示し、この課金額を対価としてコンテンツを視聴するか否かを視聴者1から受け付ける。この提示の際、例えば図5のような課金額算出/提示画面が視聴者端末4に表示される。
上記課金額は、視聴/閲覧トランザクション用のワークエリアに保持されたコンテンツIDをキーとしてコンテンツ管理DBをサーチして得られたコンテンツの視聴料から上記S606で算出した合計割引額を差し引くことで算出される。このとき、一の視聴/閲覧トランザクションで、同一のコンテンツIDが複数存在する場合には1のコンテンツIDに関してのみその視聴料が取得される。
次に、S608で、サーバ6は、S607にて提示された課金額に対する視聴者1の対応を受け付ける。この処理は、上記課金額算出/提示画面上での視聴者1による「もどる」ボタンの押下または「OK」ボタンの押下に基づいて行われる。視聴者1が「もどる」ボタンを押下した場合(「もどる」の場合)には、サーバ6は、S606で生成した視聴/閲覧状況管理テーブル208上の広告ID、割引額等のデータをキャンセルしてS604で表示した広告選択画面を、再度、視聴者端末4上に表示し、S604以降の処理を実行する。この広告選択画面上で視聴者1は広告を選択しなおすことが可能となる。一方、上記課金額算出/提示画面上で視聴者1が「OK」ボタンを押下した場合(「OK」の場合)には、サーバ6はS609のステップを実行する。また、このS608で視聴者1が課金額算出/提示画面上の「もどる」を押下した場合は、サーバ6は、S604ではなく、S601のコンテンツ選択に係る処理から再度実行することも可能である。
サーバ6は、S609で、それぞれS601とS605で取得したコンテンツIDおよび広告IDを基にコンテンツ管理DB209および広告管理DB210を参照することで、該当するコンテンツと広告を配信する。このとき、コンテンツ/広告選択受付手段201は、広告閲覧回数カウントテーブル206上で、選択された広告の閲覧回数を1だけインクリメントし、処理を終了する。
ここまで、一回の視聴/閲覧トランザクションにおいて1のコンテンツのみが視聴される場合を想定して説明してきたが、ここで、一回の視聴/閲覧トランザクションにおいて複数のコンテンツが選択され配信されることを可能とする場合を以下に説明する。例えば視聴者は一つの有料コンテンツをその場で視聴するだけでなく、複数の有料コンテンツを一括的にダウンロードして、後に視聴する場合もあるからである。この場合、図12のS601では複数のコンテンツを選択可能とし、S602からS605は、選択されたコンテンツごとに繰り返される。そしてこの場合の視聴/閲覧状況管理テーブルは図14に示すものとなり、S606とS607の処理は図13に示すものとなる。
図13は、一回の視聴/閲覧トランザクションにおいて複数のコンテンツが視聴もしくは配信される場合の課金額算出処理を示すフローチャートである。
図14は、第二の視聴/閲覧状況管理テーブルの一例を示す。この第二の視聴/閲覧状況管理テーブルは、視聴者1が、1回の視聴/閲覧トランザクションで複数のコンテンツを選択しうる場合の視聴/閲覧状況管理テーブルである。この第二の視聴/閲覧状況管理テーブルは、視聴/閲覧状況管理テーブル208と同様に各視聴/閲覧トランザクション毎に生成され、視聴/閲覧トランザクション用のワークエリア上で保持され、視聴者1がコンテンツを視聴するときに閲覧すると選択した広告1つに対して1つのレコードが割り当てられる。保持する項目は、購入番号、契約者ID、コンテンツID、閲覧時の割引額、および広告IDである。購入番号は、同一のコンテンツIDに対して同一の購入番号値が割り振られる。これらの項目の内容は、視聴/閲覧状況管理テーブル208の場合と同様にコンテンツ/広告選択受付手段201等が、視聴者端末4を介した視聴者1の選択に従って書き込む。この第二の視聴/閲覧状況管理テーブルは、図2に示した309のコンテンツ・広告の配信が行われ、1回の視聴/閲覧トランザクションが終了すると、課金情報が視聴の日付とともに図示しない課金情報データベースに入力された後、削除される。図14では、1つの視聴/閲覧トランザクションで、契約者IDとして「aaaaa」を持つ視聴者1が「AAAAA」、「BBBBB」および「CCCCC」のコンテンツIDを持つ3つのコンテンツを視聴することと、「11111」および「33333」の広告IDを持つ広告を2回、「22222」および「44444」の広告IDを持つ広告を1回、閲覧する場合を示す。
図13は、一度に複数のコンテンツの選択を可能とする場合の課金額算出/提示フローである。
図13において、S701で、課金額算出手段205は、当該視聴者1が視聴することを選択したコンテンツの購入番号を第二の視聴/閲覧状況管理テーブルから順次抽出する。
S702で、上記抽出された購入番号に対応するコンテンツIDをキーとしてその視聴料を、コンテンツ管理DB209より抽出する。図14の例では、1人の視聴者1に関して「AAAAA」のコンテンツIDが3つと「BBBBB」のコンテンツIDが2つ、「CCCCC」のコンテンツIDが1つ記録されているが、視聴料が抽出されるのは、「AAAAA」、「BBBBB」および「CCCCC」に関して1回づつであることは勿論である。
各購入番号に対して上記S701、S702を実行した後、S703で、上記抽出されたコンテンツの視聴料を合計して、コンテンツの視聴料としての合計金額を算出する。図14の例では、「AAAAA」、「BBBBB」および「CCCCC」のコンテンツIDを持つコンテンツの視聴料はそれぞれ、500円、700円、300円であるため、これらの合計額である、1500円が、合計視聴料となる。
S704で、S701で抽出した購入番号に対応する広告IDを基に第二の視聴/閲覧状況管理テーブルを参照することでその広告IDを持つ広告の割引額を抽出する。
S705で、上記抽出した割引額を合計し、割引額としての合計額を算出する。例えば上記図14の視聴者1が、「11111」および「33333」の広告IDを持つ広告を2回、「22222」および「44444」の広告IDを持つ広告を1回閲覧し、これらの広告に対応する閲覧時の割引額がそれぞれ50円、10円、5円、20円である場合、50円と10円の割引がそれぞれ2回、5円と20円の割引がそれぞれ1回なされるため、割引合計額は、145円となる。
S706で、S703で算出したコンテンツの視聴料としての合計金額からS705で算出した割引額としての合計金額を差し引くことで、課金額を算出する。上記の例では、1500円(合計視聴料)から145円(合計割引額)を差し引くことで、1355円の課金額が算出される。
これにより、視聴者1が、一回の視聴/閲覧トランザクションで複数のコンテンツを視聴することを選択した場合の課金額を算出することができる。
ここで、広告の閲覧に対する報酬としての視聴料の割引の額を設定する方法として、上述された閲覧回数による設定に加え、広告主の意向に従って割引額を設定する方法を説明する。この方法は、広告主が、閲覧回数とは無関係に、閲覧されることを強く望む広告を運用会社2が依頼された場合等に用いることができる。
この方法は、上述した構成に、第二のポイントテーブルを加えることと、広告閲覧回数カウントテーブル206上に、特定広告フラグという項目を加えることで実施可能であり、データ処理において上述した構成における処理と異なる点は、ポイント更新手段203が割引額設定のために参照するテーブルが異なる点のみであるため、この相違点だけを説明する。
運用会社2が、閲覧されることが強く望まれる広告を依頼された際、あるいはすでに依頼を受けている広告に関して、より頻繁な提供を依頼されたとき、運用会社2は、その広告の、広告閲覧回数カウントテーブル206での特定広告フラグをオンにする。サーバ6は、上記のように広告閲覧回数カウントテーブル206上のいずれかのレコードの特定広告フラグがオンにされたとき、当該レコード上の広告IDを含む新たなレコードが第二のポイントテーブル上に生成される。そして運用会社2は、この広告IDに対応する割引額として任意の割引額を設定する。
そして、視聴者1に対して各広告に割り当てられた割引額を提示する必要が生じたとき、ポイント更新手段203は、上記特定広告フラグがオンとなっている広告IDに関して、この第二のポイントテーブルを参照することで割引額を取得し、これを広告閲覧回数カウントテーブル206上のそのレコードでの割引額として設定する。上述したように、この第二のポイントテーブルには広告コンテンツの閲覧回数とそれに応じた割引額ではなく、特定広告フラグがオンとなっている広告IDとそれに応じた任意の割引額が設定されている。この構成において、運用会社2は、広告主3によって閲覧が強く望まれる広告に高い割引額を設定することによって、閲覧回数とは無関係に、例外的にこのような広告が閲覧される可能性を高めることができる。ただし、このように広告主の意向等によって特定の広告が閲覧される可能性を高める処置は、この処置によって広告間での閲覧回数における偏りが生じない程度において成されることは勿論である。
図15は、上記第二のポイントテーブルを示す。この第二のポイントテーブルでは、特定の広告IDとそれに対応する割引額とが保持される。この割引額は運用会社2によって設定される。
上記において説明した実施態様では、広告の閲覧に対する報酬は、その広告が閲覧された回数に応じて設定された割引額であるが、この広告が閲覧された回数に応じて設定されるものは割引額に限らず、例えば割引ポイントといった、それに基づいて割引額を算出することができるもの、もしくはそれを相応な景品に換算できるようなものであればどのようなものでもよい。その場合、上記実施態様において割引額としていたものをポイントとし、図5に示した課金額算出/提示画面を視聴料と今回の広告閲覧によるポイントの合計を提示するものとすればよい。
また、割引額による報酬とポイント獲得による報酬の両方を用意しておき、どちらかのタイプの報酬を視聴者に選択可能なようにしてもよい。
(付記1)
広告の閲覧により視聴者に報酬を与える有料コンテンツ配信システムにおいて広告の閲覧に対する報酬を設定する処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記コンピュータに、
広告の閲覧回数範囲とそれに応じた報酬を設定したポイントテーブルを生成するステップと、
広告毎の閲覧回数を記録する広告閲覧回数カウントテーブルを生成するステップと、
視聴する有料コンテンツおよび閲覧する広告の選択を受け付けるステップと、
広告閲覧回数カウントテーブルをサーチすることで、前記閲覧することが選択された広告の、前記広告毎に記録された閲覧回数を参照するステップと、
前記参照された閲覧回数に応じて前記ポイントテーブルから報酬を取得するステップと、
前記選択された広告の閲覧回数を更新するステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
(付記2)
前記広告の閲覧に対する報酬が前記有料コンテンツの視聴料に対する割引である、
ことを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記3)
前記ポイントテーブル上で、値の小さい閲覧回数範囲には大きい報酬を設定する、
ことを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記4)
前記視聴する有料コンテンツおよび閲覧する広告の選択を受け付けるステップにおいて、
前記ポイントテーブルから取得した割引額を、前記広告とともに提示するステップを含む、
ことを特徴とする付記2記載のプログラム。
(付記5)
前記有料コンテンツ配信システムは、有料コンテンツと視聴料とを対応付けたコンテンツ管理テーブルを備え、
前記視聴する有料コンテンツおよび閲覧する広告の選択を受け付けるステップにおいて、
前記コンテンツ管理テーブルから前記有料コンテンツの視聴料を取得し、当該視聴料を前記有料コンテンツとともに提示するステップを含む、
ことを特徴とする付記2記載のプログラム。
(付記6)
前記有料コンテンツ配信システムは、前記有料コンテンツの視聴者と、前記視聴することが選択された有料コンテンツと、前記閲覧することが選択された広告と、前記広告が選択された時点での前記割引額とを対応付ける視聴閲覧テーブルを備え、
前記受け付けた前記視聴する有料コンテンツおよび閲覧する広告の選択に応じて、前記視聴することが選択された有料コンテンツの視聴者と、前記視聴することが選択された有料コンテンツと、前記閲覧することが選択された広告と、前記広告が選択された時点での前記割引額とを対応付けて、前記視聴閲覧テーブルに記録するステップを含む、
ことを特徴とする付記2記載のプログラム。
(付記7)
前記有料コンテンツ配信システムは、有料コンテンツと視聴料とを対応付けたコンテンツ管理テーブルを備え、
前記視聴することが選択された有料コンテンツのIDをキーとして、前記コンテンツ管理テーブルをサーチすることで、前記有料コンテンツの視聴料を取得するステップと、
前記閲覧することが選択された広告のIDをキーとして、前記視聴閲覧テーブルをサーチすることで、前記広告が選択された時点での前記割引額を取得するステップと、
前記取得された視聴料から前記取得された広告が選択された時点での割引額を差し引くことで、前記選択された有料コンテンツの視聴に対する課金額を算出するステップとを含む、
ことを特徴とする付記6記載のプログラム。
(付記8)
前記有料コンテンツ配信システムは、特定の広告とその広告の閲覧に対する特定の報酬とを対応付けた第二のポイントテーブルを備え、
前記広告閲覧回数カウントテーブルは、各広告が特定広告に該当するか否かを示す特定広告フラグのための項目を備え、
前記閲覧回数を参照するために前記広告閲覧回数カウントテーブルをサーチするステップにおいて、
前記特定広告フラグがオンとされているか否かをサーチし、前記特定広告フラグがオンとされている場合には前記第二のポイントテーブルをサーチすることで、前記特定の広告の閲覧に対する特定の報酬を取得するステップ含む、
ことを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記9)
前記広告の閲覧に対する報酬がその数に応じて金額あるいは景品と交換可能なポイントである、
ことを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記10)
前記広告の閲覧に対する報酬の形態を、前記有料コンテンツの視聴者が選択することができる、
ことを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記11)
広告の閲覧により視聴者に報酬を与える有料コンテンツ配信システムにおける広告の閲覧に対する報酬を自動的に設定する方法において、
広告の閲覧回数をカウントし、
閲覧された回数が少ない広告の閲覧に対して大きい報酬を設定する、
ことを特徴とする報酬設定方法。
(付記12)
前記広告の閲覧に対する報酬が前記有料コンテンツの視聴料に対する割引である、
ことを特徴とする付記11記載の報酬設定方法。
(付記13)
前記広告の閲覧に対する報酬がその数に応じて金額あるいは景品と交換可能なポイントである、
ことを特徴とする付記11記載の報酬設定方法。
(付記14)
前記広告の閲覧に対する報酬の形態を、前記有料コンテンツの視聴者が選択することができる、
ことを特徴とする付記11記載の報酬設定方法。
(付記15)
特定の広告の閲覧に関しては、閲覧された回数と無関係に、閲覧に対する報酬を設定する、
ことを特徴とする付記11記載の報酬設定方法。
本発明に係るシステムが運用される環境を示す図である。 本発明における視聴者とシステム運用会社との間における処理のシーケンス図である。 本発明における、運用会社に設置されるサーバの機能構成を示すブロック図である。 本発明において視聴者に閲覧する広告の選択を促す広告選択画面を示す図である。 本発明において視聴者に課金額を提示する課金額算出/提示画面である。 本発明における広告管理DBを示す。 本発明におけるポイントテーブルを示す。 本発明におけるコンテンツ管理DBを示す。 本発明における広告閲覧回数カウントテーブルを示す。 本発明における契約者管理テーブルを示す。 本発明における視聴/閲覧状況管理テーブルを示す。 本発明における視聴者によるコンテンツの選択からコンテンツの視聴の開始までの処理を示すフローチャートである。 本発明における視聴者に対する課金額を算出し提示する処理を示すフローチャートである。 本発明における第二の視聴/閲覧状況管理テーブルを示す。 本発明における第二のポイントテーブルを示す。
符号の説明
1 視聴者
2 有料コンテンツシステム運用会社
3 広告主
4 視聴者端末
5 インターネット
6 サーバ
201 コンテンツ/広告選択受付手段
202 ポイントテーブル
203 ポイント更新手段
204 表示手段
205 課金額算出手段
206 広告閲覧回数カウントテーブル
207 契約者管理テーブル
208 視聴/閲覧状況管理テーブル
209 コンテンツ管理DB
210 広告管理DB

Claims (3)

  1. 広告の閲覧により視聴者に報酬を与える有料コンテンツ配信システムにおいて広告の閲覧に対する報酬を設定する処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記コンピュータに、
    広告の閲覧回数範囲とそれに応じた報酬を設定したポイントテーブルを生成するステップと、
    広告毎の閲覧回数を記録する広告閲覧回数カウントテーブルを生成するステップと、
    視聴する有料コンテンツおよび閲覧する広告の選択を受け付けるステップと、
    広告閲覧回数カウントテーブルをサーチすることで、前記閲覧することが選択された広告の、前記広告毎に記録された閲覧回数を参照するステップと、
    前記参照された閲覧回数に応じて前記ポイントテーブルから報酬を取得するステップと、
    前記選択された広告の閲覧回数を更新するステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記有料コンテンツ配信システムは、特定の広告とその広告の閲覧に対する特定の報酬とを対応付けた第二のポイントテーブルを備え、
    前記広告閲覧回数カウントテーブルは、各広告が特定広告に該当するか否かを示す特定広告フラグのための項目を備え、
    前記閲覧回数を参照するために前記広告閲覧回数カウントテーブルをサーチするステップにおいて、
    前記特定広告フラグがオンとされているか否かをサーチし、前記特定広告フラグがオンとされている場合には前記第二のポイントテーブルをサーチすることで、前記特定の広告の閲覧に対する特定の報酬を取得するステップ含む、
    ことを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  3. 広告の閲覧により視聴者に報酬を与える有料コンテンツ配信システムにおける広告の閲覧に対する報酬を自動的に設定する方法において、
    広告の閲覧回数をカウントし、
    閲覧された回数が少ない広告の閲覧に対して大きい報酬を設定する、
    ことを特徴とする報酬設定方法。
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