JP2007265218A - ユーザ監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】端末の不正使用の抑止効果が高く、不正使用者の特定を容易とするユーザ監視システムを提供する。
【解決手段】コンピュータシステム200の利用を許可された正規ユーザAがPC端末Pを用いてログインした後、PC端末Pの他者による使用を抑止するためのユーザ監視システム100は、正規ユーザに関する所定の監視基準データを保存するデータベース12と、PC端末Pを実際に操作している使用者に対する監視データを一定時間間隔で取得し、取得した監視データを正規ユーザAの監視基準データと照合してその一致/不一致を判断する監視データ処理部16と、監視データ処理部16の不一致判断によってPC端末Pへの入力をロックするロック処理部20を具備し、さらにこの監視データを監視履歴データベース24に保存し、事後的に参照することができる構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータシステムに正規のユーザが所定の端末を用いてログインした後にその端末の他者による使用を抑止するためのユーザ監視システムに関する。
コンピュータシステムでは、利用可能なユーザを予め登録しておき、ユーザは所定の端末を用いてそのコンピュータシステムに一定の認証方法によってログインすることで、そのコンピュータシステムを使用することができるようになっている。ここで、ログインの方法としては、ID番号とパスワードの組み合わせによる認証が一般的であり、特にセキュリティの厳しいコンピュータシステムでは、指紋認証や静脈認証等の生体認証が用いられている。
その後、正規ユーザは所用でその場を離れなければならないことがある。その際に、例えば、スクリーンセーバーロック等により、使用している端末が他人に使用されないようにする防御方法が知られている(例えば、非特許文献1参照)。このスクリーンセーバーロックは、予め定められた時間を過ぎても何らの入力・操作がない場合に、作業画面を隠すスクリーンセーバーを起動すると同時に、パスワード再入力やICカードの無線データ読み取り或いは携帯電話のディスプレイに表示された二次元バーコード等の入力とその認証無しには、操作画面を再表示させることをできないようにする処理である。
しかしながら、正規ユーザが席を離れてからスクリーンセーバーロックが掛かるまでには一定の時間が必要であるから、スクリーンセーバーロックが掛かる前に他者が端末を操作した場合には、その後も正常に端末の操作を行うことができる。そして、正規ユーザが端末に戻ったときにスクリーンセーバーロックが掛かっていれば、その間の不正使用を確認することは困難であり、不正使用者を断定することも極めて困難である。
SONY JAPAN、"Felica"、PaSoRiサポート、スクリーンセーバーロック、[平成18年3月14日検索]、インターネット<URL:http://www.sony.co.jp/Products/felica/pcrw/sslock.html>
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、端末の不正使用を抑止する効果が高いユーザ監視システムを提供することを目的とする。また本発明は、不正使用者の特定を容易とするユーザ監視システムを提供することを目的とする。
本発明によれば、所定のコンピュータシステムにその利用を許可された正規ユーザが所定の端末を用いてログインした後,該端末の他者による使用を抑止するためのユーザ監視システムであって、前記正規ユーザに関する所定の監視基準データを保存するデータベースと、前記端末を実際に操作している使用者に対する監視データを一定時間間隔で取得し,取得した監視データを前記正規ユーザの監視基準データと照合してその一致/不一致を判断する監視データ処理部と、前記監視データ処理部の不一致判断によって前記端末への入力をロックするロック処理部とを具備することを特徴とするユーザ監視システムが提供される。
このユーザ監視システムにおいては、端末はその使用者の顔写真を撮影するカメラを備えている構成とし、監視基準データとして正規ユーザの顔写真を用い、監視データとしてこのカメラにより撮影され監視データ処理部へ送信される使用者の顔写真を用いることが好ましい。ロック処理部による端末のロック後には、正規ユーザを特定するための所定の認証データの入力を端末の使用者に要求し、その要求に応じて入力されたデータが正規ユーザに係る認証データと一致した場合に端末のロック状態を解除するロック解除部が好適に設けられる。
監視データ処理部の不一致判断の根拠となった監視データ、この監視データの取得以降ロック解除部によるロック解除前に取得された監視データ、これらの監視データの取得時間に関するデータを保存する監視履歴データベースを具備し、監視履歴データベースに保存されたデータは端末を用いて照会できる構成とすることが好ましい。
本発明によれば、正規ユーザが端末を離れたときに、他人がその端末を使用しようとしても、継続的にその端末の使用者を監視するデータを取得しており、短時間で使用者が正規ユーザでないことが認識されて端末への入力がロックされるので、端末の不正使用を抑止することができる。また、監視データとして顔写真を用いることによって、不正使用者の特定が容易となり、その不正使用者に対して所定の対処を取ることができるようになる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1にコンピュータシステム200のユーザ監視システム100の概略構成を表すブロック図を示す。ここで、ユーザAはコンピュータシステム200の正規ユーザであり、コンピュータシステム200とネットワーク接続されたパーソナルコンピュータ端末(PC端末)Pを操作して、このコンピュータシステム200にログインするものとする。また、このコンピュータシステム200は、PC端末Pのみでなく、複数のPC端末P,P,・・・,Pからログインが可能となっており、各PC端末P〜Pには固有の識別番号が付されているとする。
ユーザ監視システム100は、コンピュータシステム200の利用を予め許可された複数の正規ユーザがそれぞれコンピュータシステム200にログインするための認証データおよびこれら複数の正規ユーザに関する監視基準データを保存しているデータベース12と、コンピュータシステム200へのログインを許可するための認証データの入力をユーザAに要求し、この要求に応じてユーザAが入力した認証データをデータベース12に保存された認証データと照合し、ユーザAのログインの可否を判断するログイン処理部14を有している。
データベース12に保存されている監視基準データとは、ユーザAがPC端末Pを用いてコンピュータシステム200にログインした後に、そのPC端末Pを実際に操作している使用者がユーザAであるか否かを確認するための基準となるデータであって、具体的にはユーザAの顔写真データが挙げられる。したがって、データベース12には複数の正規ユーザの顔写真データが保存されている。以下、監視基準データは顔写真データであるとして説明することとする。
データベース12に保存される認証データとしては、ID番号およびパスワードの組み合わせや、指紋,指の静脈,瞳の虹彩等の生体認証データ、ICカード登録データから選ばれた1または複数のデータが好適に用いられる。ICカード登録データは、ID番号とパスワードの組み合わせや、生体認証データである場合もあり、これらに加えて、コンピュータシステム200の正規利用ユーザであることを証明するための会社名と社員番号や、コンピュータシステム200の登録番号や利用期限等の情報が含まれていてもよい。
ログイン処理部14はユーザAのコンピュータシステム200へのログインを許可した際には、ユーザAの顔写真データをデータベース12から取り出し、この顔写真データとログイン許可の信号を、後述する監視データ処理部16へ送信する。
ログイン処理部14はまた、ユーザAのコンピュータシステム200へのログインが許可されたときに、PC端末Pとコンピュータシステム200との間を通信可能に保持する。さらにログイン処理部14は、ユーザAのコンピュータシステム200の利用を終了する際のログアウト処理をも司り、PC端末Pからのログアウト信号を受信すると、PC端末Pとコンピュータシステム200との間の通信を遮断する。
なお、ログイン処理部14は、ログイン処理時にPC端末Pの識別番号を取得する。
ユーザ監視システム100はまた、ユーザAのコンピュータシステム200へのログインが許可された後に、PC端末Pを実際に操作している使用者に対する監視データとしての顔写真を一定時間間隔で撮影し、撮影された顔写真データをユーザAの監視基準データである顔写真データと照合してその一致/不一致を判断する監視データ処理部16を有している。
この監視データ処理部16へ顔写真データを送信するために、PC端末Pにはカメラ18が取り付けられている。ログイン処理部14によるログイン許可の信号が監視データ処理部16に送信され、監視データ処理部16はこの信号に基づいてカメラ18に撮影開始のための信号を送信し、カメラ18はこの信号にしたがってPC端末Pの使用者の顔写真撮影を開始する。
監視データ処理部16へはログイン処理部14からPC端末Pの識別番号が送信され、監視データ処理部16は、この識別番号と撮影画像をリンクさせる。
後に詳細に説明するように、撮影時間の間隔が短ければ短いほど不正な使用者を排除する効果は大きくなる。PC端末Pの使用者は、通常、PC端末Pのディスプレイを見ているので、カメラ18はこのディスプレイの枠の部分に内蔵させるかまたはディスプレイの周辺に取り付けることが望ましい。
監視データ処理部16はメモリ(図示せず)を備えており、ログイン処理部14がログインを許可した際にログイン処理部14から送信されてくるユーザAの顔写真データをこのメモリに一時的に記憶し、カメラ18から送信されてくる使用者の顔写真データと照合する構成となっている。
なお、ログイン処理部14はログイン許可の信号のみを監視データ処理部16に送信し、監視データ処理部16はこの信号を受信すると、データベース12にアクセスし、ユーザAの顔写真データを取り出してメモリに一時的に記憶し、このメモリに記憶された顔写真データと、カメラ18から送信されてくる使用者の顔写真データとを照合する構成としてもよい。
なお、監視データ処理部16は直接にデータベース12にアクセスして、そこに保存されたユーザAの顔写真データとカメラ18から送信された使用者の顔写真データとを照合する構成としてもよい。
ユーザ監視システム100はさらに、監視データ処理部16が不一致判断を行った場合に、その信号を監視データ処理部16から受信して、PC端末Pへの入力をロックするロック処理部20と、ロック処理部20によってPC端末Pへの入力がロックされたことを示す信号を受信すると、PC端末Pを再び使用可能な状態とするために、ユーザAを特定するための所定の認証データの入力をPC端末Pの使用者に要求し、その要求に応じて入力された認証データがユーザAに係る認証データと一致した場合に、PC端末Pのロック状態を解除するロック解除部22をさらに有している。
ロック処理部20はさらに、PC端末Pのディスプレイに表示されていた操作画面を隠す。そして、このディスプレイにはロック解除部22が要求する認証データに関する表示がなされる。
ロック解除部22がPC端末Pの実際の使用者に要求する所定の認証データは、ユーザAがコンピュータシステム200へのログインに用いた認証データである必要はない。例えば、コンピュータシステム200へのログインにIDとパスワードが用いられたとしても、データベース12にその他の認証データ、例えば、指紋等の生体認証データが登録されていれば、そのような生体認証データの入力を要求してもよい。これにより、ロック解除時のセキュリティレベルを上げることができる。
ユーザ監視システム100はさらにまた、監視データ処理部16の不一致判断の根拠となった顔写真データ、およびこの顔写真データが撮影された時点以降でロック解除部22によるPC端末Pのロック解除前に撮影された顔写真データ、ならびにこれらの監視データの取得時間に関するデータを保存する監視履歴データベース24を備えている。この監視履歴データベース24に保存されたデータは、PC端末P〜Pにより監視データ処理部16を通して照会可能となっている。
ロック処理部20の動作はPC端末Pが不正使用者により操作されたことを意味しているので、このような不正使用者に関する撮影画像を保存しておくことで、事後的に、不正使用者を特定することが容易となる。
次にユーザ監視システム100による一連の処理フローについて、図2のフローチャートを参照して説明する。その前提として、ユーザAに関する認証データおよびユーザ情報は、コンピュータシステム200の利用申請を予め行っておくことにより、データベース12に保存されているものとする。
ユーザAは、PC端末Pを用いて、ディスプレイにコンピュータシステム200へのログイン画面を表示させる操作を行う(ST1)。ログイン処理部14はこのログイン画面を表示させるための信号を受けると、PC端末Pのディスプレイにログイン画面に表示し、ユーザAにコンピュータシステム200へのログインを許可するための認証データの入力を要求する(ST2)。ここでは、ログイン処理部14は、ID番号とパスワードの2つの文字列の入力を要求するものとする。
ユーザAがID番号とパスワードを入力すると(ST3)、ログイン処理部14は、入力されたID番号とパスワードをデータベース12に保存された認証データと照合して認証する(ST4)。前述の通り、ユーザAは正規ユーザであるから、監視データ処理部16はユーザAのログインを許可する(ST5)。なお、ST3においてID番号とパスワードの入力に誤りがある場合には、ログイン処理部14はID番号とパスワードの再入力を要求する。
ログイン処理部14は、ログインを許可するとデータベース12にアクセスしてユーザAの監視基準データである顔写真データを取り出し、この顔写真データとログイン許可を示す信号を監視データ処理部16に送信する(ST6)。また、ログイン処理部14はPC端末Pの識別番号を取得するとともにPC端末Pとコンピュータシステム200とを接続し、ユーザAによるコンピュータシステム200の利用を可能とする。
監視データ処理部16はログイン処理部14から送られてきたユーザAの顔写真データとPC端末Pの識別番号をメモリに記憶し、また、カメラ18に撮影開始のための信号を送信する。カメラ18はこの信号にしたがって使用者の顔写真撮影を一定時間間隔で開始する(ST7)。カメラ18の撮影間隔が短いと、ユーザAがPC端末Pを離れた後に他人がPC端末Pを使用したとしても、PC端末Pにロックがかかるまでの時間が短くなる。そのためカメラ18による撮影時間の間隔はできるだけ短いことが好ましく、例えば、10秒間隔で写真を撮影する設定とすることができる。このような間隔で写真撮影を行っても、ユーザAには何らPC端末Pを操作する上での障害は生じない。
カメラ18の撮影画像はPC端末Pの使用者の監視データとしてその撮影の度に監視データ処理部16へ送信され、監視データ処理部16はこの撮影画像をメモリに記憶するとともに、メモリに記憶されたユーザAの顔写真データと照合する(ST8)。
このST8の処理において、撮影画像とメモリに記憶されたユーザAの顔写真データとが一致した場合にはPC端末Pの使用者の監視を継続する。ユーザAの顔写真データと一致した撮影画像は一定時間経過後、例えば、撮影間隔の10倍の時間がその撮影時から経過したときに、メモリから消去される。
PC端末Pの使用者の監視継続中に、PC端末Pからログアウト処理を要求する信号がログイン処理部14に送信された場合には、ログイン処理部14はPC端末Pとコンピュータシステム200との間の通信を切断し、監視データ処理部16にログアウト処理の実行を示す信号を送信する(ST9)。この信号を受信した監視データ処理部16はカメラ18によるPC端末Pの使用者の写真撮影を終了する。
一方、監視データ処理部16は、ST8の処理において不一致判断を行った場合、例えば、ユーザAがPC端末Pから離れたときにPC端末Pを別の者が使用した場合には、この不一致判断がなされたことを示す信号をロック処理部20に送信し、ロック処理部20はこれにしたがってPC端末Pへの入力を不可能にするロック処理を行う(ST10)。これによりユーザAに代わってPC端末Pを操作しようとした不正使用者によるPC端末Pの操作を防止することができる。また、このようにしてPC端末Pがロックされることによって、不正使用に対する抑止力が生じる。
監視データ処理部16は、この不一致判断の根拠となった撮影画像およびこの撮影画像が撮影された時以降の撮影画像、撮影時間(日時分(秒))ならびにPC端末Pの識別番号を監視履歴データベース24へ送信し、監視履歴データベース24はこれらをリンクさせて保存する。そして、監視データ処理部16はカメラ18によるPC端末Pの使用者の撮影を継続し、こうして撮影された撮影画像は監視履歴データベース24に逐次送信されて保存される(ST11)。
このような撮影画像の保存は、ロック解除部22によってPC端末Pのロックが解除されるまで継続して行われる。こうしてPC端末Pを操作しようとした不正使用者に関する撮影画像および撮影環境に関する情報が監視履歴データベース24に保存されるので、このデータを解析することにより、事後的に不正使用者を容易に特定することでき、例えば、不正使用者に関するデータを所定の機関へ提出等することができ、その者によるこれ以降の不正使用を防止することができる。なお、このデータ解析はPC端末Pのロックが解除された後に行うことができる。
ロック処理部20はPC端末Pへの入力がロックされたことを示す信号をロック解除部22へ送信する(ST12)。ロック解除部22は、PC端末Pを再び使用可能な状態とするために、ユーザAを特定するための所定の認証データの入力をPC端末Pの使用者に要求する(ST13)。例えば、ID番号とパスワードの再入力を要求する。
これに応じて入力された認証データがユーザAの認証データと一致する場合には、ロック解除部22は、PC端末Pのロック状態が解除され、PC端末PはST7の正常状態に戻り、再び、PC端末Pの使用者の監視が行われる(ST14)。このときPC端末Pのディスプレイに、監視履歴データベース24のデータ検索を行う画面が表示されるようにしてもよいし、先の作業画面が表示されるようにしてもよい。
一方、ST13で入力された認証データがユーザAの認証データと一致しない場合には、この入力要求が繰り返され、例えば、所定回数の入力エラーが生じた場合にはPC端末Pをシャットダウンする措置が採られる。通常、PC端末Pのロック解除はユーザAによって行われるために、このシャットダウン処理は図2には示していない。他のPC端末P,P,・・・,Pについても同様に監視処理が行われ、その監視結果は監視履歴データベース24に保存される。
以上、本発明の実施の形態および実施例について説明したが、本発明はこのような形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で種々変形して実施可能である。
上記説明においては監視基準データおよび監視データとして顔写真データを取り上げたが、例えば、PC端末の使用者に一定の負荷は掛かるけれども、監視データとして、定期的にまたはランダムな時間間隔で、指紋等の認証データを入力することを要求する構成とすることもできる。また、例えば、PC端末ではマウスを用いて操作を行う場合が多いことから、マウスのボタンに指紋認証機能を持たせて、一定の時間間隔で指紋認証が行われるように構成してもよい。
ユーザ監視システムの概略構成を示すブロック図。 ユーザ監視システムによる一連の処理を示すフローチャート。
符号の説明
12…データベース、14…ログイン処理部、16…監視データ処理部、18…カメラ、20…ロック処理部、22…ロック解除部、24…監視履歴データベース、100…ユーザ監視システム、200…コンピュータシステム。

Claims (4)

  1. 所定のコンピュータシステムにその利用を許可された正規ユーザが所定の端末を用いてログインした後、該端末の他者による使用を抑止するためのユーザ監視システムであって、
    前記正規ユーザに関する所定の監視基準データを保存するデータベースと、
    前記端末を実際に操作している使用者に対する監視データを一定時間間隔で取得し、取得した監視データを前記正規ユーザの監視基準データと照合してその一致/不一致を判断する監視データ処理部と、
    前記監視データ処理部の不一致判断によって前記端末への入力をロックするロック処理部とを具備することを特徴とするユーザ監視システム。
  2. 前記端末はその使用者の顔写真を撮影するカメラを備え、
    前記監視基準データは前記正規ユーザの顔写真であり、前記監視データは前記カメラによって撮影されて前記監視データ処理部に送信される前記使用者の顔写真であることを特徴とする請求項1に記載のユーザ監視システム。
  3. 前記ロック処理部による前記端末のロック後に、前記正規ユーザを特定するための所定の認証データの入力を該端末の使用者に要求し、その要求に応じて入力されたデータが該正規ユーザに係る認証データと一致した場合に、前記端末のロック状態を解除するロック解除部をさらに具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のユーザ監視システム。
  4. 前記監視データ処理部の不一致判断の根拠となった監視データ、および該監視データの取得以降前記ロック解除部によるロック解除前に取得された監視データ、ならびにこれらの監視データの取得時間に関するデータを保存する監視履歴データベースをさらに具備し、
    前記監視履歴データベースに保存されたデータは、前記端末を用いて照会可能であることを特徴とする請求項3に記載のユーザ監視システム。
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