JP2007264822A - マイクロプロセッサシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】マイクロプロセッサの命令実行を停止させると同時に周辺回路を停止させ、この停止状態においてもマイクロプロセッサからレジスタの読み出しが可能であるマイクロプロセッサシステムを提供する。
【解決手段】ブレイク回路部を有するマイクロプロセッサと、機能回路部及びレジスタ部を有する周辺回路と、機能回路部に供給されるクロック信号を制御するクロック制御回路と、クロック信号をマイクロプロセッサ、レジスタ部及びクロック制御回路に供給するクロック生成回路と、を有し、ブレイク回路部は、ブレイクアドレスへのアクセスが発生したときにプログラムの実行を停止させると同時にクロック制御回路にブレイク信号を出力し、クロック制御回路が機能回路部に対するクロック信号の供給を停止することによって、マイクロプロセッサのプログラムの実行停止と機能回路部の停止とを同期させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロプロセッサシステムに関し、特にインサーキットエミュレータ(In-Circuit Emulator)によって問題解析・調査を行うのに好適なマイクロプロセッサシステムに関する。
近時、携帯電話及び通信機能を有する携帯機器は、機能及び性能の向上により、ソフトウェア及びハードウェア共に規模が増大し、複雑化する傾向にある。このため、開発段階で生じた問題は複雑であり、またその解析及び原因究明に多大な時間を要し、開発スケジュールが遅延することも少なくない。しかしながら、携帯機器の普及により各機器メーカーによる競争が激化している中、利益を上げるには、商品をタイムリーに市場へ投入する必要があり、このような開発スケジュールの遅延は、市場への商品投入を遅らせ、せっかくのビジネスチャンスを逃してしまう。開発スケジュールの遅延を起こさず商品をタイムリーに市場へ投入することが利益増加に繋がるため、開発段階で生じた問題を早期に解決することが重要になっている。
従来、プロセッサとその周辺回路で構成されるシステムの開発では、ロジックアナライザ及びオシロスコープ等の測定器による外部信号の状態のモニターしたデータ、並びに、プロセッサを外部から制御するインサーキットエミュレータ(In-Circuit Emulator、以下ICEと記す)を使用してLSI(Large Scale Integration:半導体集積回路)内部のレジスタ及びメモリをダンプしたデータを元に問題の解析を行っている。
しかしながら、集積技術の向上により、機能毎にあった複数のLSIが、1つのLSIに集約されるようになり、これによってLSI間を繋ぐ信号がLSI外部に出力されることが無くなり、外部信号をモニターすることによる問題解析が難しくなっている。
また、ソフトウェアの機能分担比率が増加し、ソフトウェア関連の問題発生率が高まったことで、LSI内部レジスタ及びメモリの読み出しを行うことが問題解析・調査の中心になってきている。
上述のようなICEによってLSI内部のレジスタ及びメモリの読み出しを行う問題調査手法では、プロセッサの命令実行を停止させるブレイク機能を使用して、任意の処理でプロセッサを停止させた後、LSI内部のレジスタ及びメモリを読み出すが、プロセッサを停止させるだけではプロセッサの周辺回路を停止させることができないため、周辺回路の状態が遷移し、レジスタ内のデータが更新され、プロセッサの位相と周辺回路の位相がずれるため、問題発生時のレジスタデータを読み出すことができず、問題の調査が困難になる。特に、通信機器等は機器外部の状態によって周辺回路の状態が変わるため、プロセッサを停止させた時点における周辺回路の状態を保持することが難しいという問題点がある。
この問題を解決すべく、特許文献1に開示されている技術は、特権割り込みと特権割り込みからの復帰命令を有し、特権割り込みを受け付けてから復帰命令の実行が終了するまでの間有効である特権モード信号を出力するマイクロプロセッサにおいて、マイクロプロセッサが出力する周辺回路へのクロック信号を特権モード信号によりマスクするかしないかを選択できるマスク回路を設けている。これにより、ICEによってプログラムのデバッグを行うためのマイクロプロセッサのプログラム実行停止状態(ブレイク状態)時において、周辺回路を停止させるか動作させるか選択でき、どちらにおいても動作可能であるというものである。
また、特許文献2に開示されている技術は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)及び周辺機能を1チップ上に構成したワンチップマイコンにおいて、周辺機能用クロックジェネレータとCPU用クロックジェネレータとを夫々独立に備え、ICEモニタプログラムを配置する特定アドレス領域を検出する手段(アドレスコンパレータ)を設け、このアドレスコンパレータにより周辺機能用クロックジェネレータのPC(Program Counter)値を絶えず監視し、このPC値と特定アドレス領域とがマッチすると、周辺機能用クロックジェネレータが周辺機能へのクロック信号の供給を停止し、PC値がアンマッチになると、周辺機能へのクロック信号の供給を再開する機能を有するものである。
特開平02−287840号公報 特開平04−190431号公報
しかしながら、上述の従来技術においては、周辺回路へのクロック信号の供給が停止されると、これに伴いレジスタへのクロック信号の供給も停止される。近時のSOC(System on Chip)及びワンチップマイコン等は、バス・スピードの高速化に伴い、バス・インターフェイスがクロック同期式回路になっており、レジスタの読み出しにもクロック信号の供給が必要である。このため、周辺回路へのクロック信号の供給が停止されるとレジスタの読み出しができないという問題点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、マイクロプロセッサの命令実行を停止させると同時に周辺回路を停止させ、この停止状態においてもマイクロプロセッサからレジスタの読み出しが可能であるマイクロプロセッサシステムを提供することを目的とする。
本発明に係るマイクロプロセッサシステムは、ブレイク回路部を有するマイクロプロセッサと、機能回路部及びレジスタ部を有する周辺回路と、前記機能回路部に供給されるクロック信号を制御するクロック制御回路と、前記クロック信号を前記マイクロプロセッサ、前記レジスタ部及び前記クロック制御回路に供給するクロック生成回路と、を有し、前記ブレイク回路部は、予め設定された任意のアドレスへのアクセスが発生したときに前記マイクロプロセッサの命令実行部を停止させることによってプログラムの実行を停止させると同時に前記クロック制御回路にブレイク信号を出力し、前記クロック制御回路は前記ブレイク信号に応じて前記機能回路部に対する前記クロック信号の供給を停止することによって、前記マイクロプロセッサのプログラムの実行停止と前記機能回路部の停止とを同期させることを特徴とする。
これにより、周辺回路の機能回路部のクロック信号の供給とレジスタ部のクロック信号の供給とを分離し、マイクロプロセッサのプログラムの実行停止と同時に周辺回路の機能回路部のクロック信号の供給を停止させることで周辺回路とマイクロプロセッサのプログラムの実行停止タイミングを同期させることができる。
前記レジスタ部は、前記機能回路部が停止したときの前記機能回路部の実行状態の情報を保持し、前記マイクロプロセッサのプログラムの実行及び前記機能回路部の停止状態において、外部から接続したインサーキットエミュレータにより、前記マイクロプロセッサの機能をエミュレートすることによって、前記レジスタ部のデータを読み出すことができる。
マイクロプロセッサのプログラムの実行停止中においても、マイクロプロセッサ及び周辺回路内のレジスタ部に対するクロック信号の供給は停止されていないため、外部からインサーキットエミュレータによってマイクロプロセッサを制御することによって、レジスタ部に保持されたマイクロプロセッサのプログラムの実行が停止する直前の周辺回路の情報を読み出すことができる。
前記任意のアドレスへのアクセスは、外部から前記インサーキットエミュレータによって行うことができる。
また、前記マイクロプロセッサのプログラムの実行の停止は、外部信号によって行うこともできる。
前記マイクロプロセッサの外部からメモリが接続され、前記マイクロプロセッサ、前記周辺回路及び前記メモリがバス接続されていてもよい。
前記マイクロプロセッサの前記プログラムの実行再開は、前記インサーキットエミュレータから前記マイクロプロセッサを制御することによって行われることが好ましい。
本発明によれば、マイクロプロセッサのブレイク機能又はこれと同等の機能を使用してマイクロプロセッサのプログラム実行停止を行い、このプログラム実行停止のタイミングと周辺回路の動作停止のタイミングとを同期させることで、マイクロプロセッサのプログラム実行停止する直前の周辺回路の実行状態がレジスタ部に保持され、周辺回路の機能回路部とレジスタ部とのクロック信号の供給を分離していることで、マイクロプロセッサの実行停止状態においてもマイクロプロセッサからレジスタの読み出しが可能であるため、システムでの問題解析・調査を容易にすることができる。
次に、本発明の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の第1実施形態に係るマイクロプロセッサシステムの構成を示すブロック図である。本実施形態に係るマイクロプロセッサシステムは、マイクロプロセッサ(以下プロセッサと記す)010、周辺回路020、クロック生成回路040及びクロック制御回路050によって構成され、外部からインサーキットエミュレータ(ICE:In-Circuit Emulator)030がプロセッサ010に接続されている。
プロセッサ010は、ブレイク回路部011を備えることによって、予め設定された任意のアドレスへのアクセスが発生したときに命令実行部が停止させ、処理(プログラムの実行)を停止させるブレイク機能(以下ブレイク機能と記す)を有している。
ブレイク回路部011は、予めICE030によってプロセッサ010を停止する任意のアドレス(以下ブレイクアドレスと記す)が設定されることにより、プロセッサ010がプログラムを実行中にブレイクアドレスへのアクセスが発生すると、プロセッサ010の命令実行部を停止させることによってプログラムの実行を停止させる(ブレイク状態)と同時にクロック制御回路050にブレイク信号012を出力する。
周辺回路020は、機能回路部021及びレジスタ部022を有している。機能回路部021は任意の機能を有する回路部である。また、レジスタ部022は機能回路部021の実行状態の保持を行うものであり、外部からの読み込み及び書き込みが可能である。
クロック生成回路040は、プロセッサ010、周辺回路020内のレジスタ部022、及びクロック制御回路050にクロック信号041を供給する。
クロック制御回路050は、周辺回路020内の機能回路部021に供給されるクロック信号を制御するものであり、ブレイク回路部011からブレイク信号012が入力されると、このブレイク信号012に応じて機能回路部021に対するクロック信号の供給を停止する。
これらによって本実施形態に係るマイクロプロセッサシステムが構成され、このマイクロプロセッサシステムのプロセッサ010には、外部からICE(In-Circuit Emulator)030が接続されている。
ICE030はプロセッサ010の機能をホストコンピュータからエミュレートすることでデバッグを行うものであり、プロセッサ010がブレイク状態であっても、クロック信号041が供給されていれば、外部からICE030によってプロセッサ010を制御することができる。
次に、上述の如く構成された本実施形態に係るマイクロプロセッサシステムの動作について説明する。プロセッサ010がプログラムを実行中に、予めICE030によって設定されたブレイクアドレスへのアクセスが発生すると、ブレイク回路部011はプロセッサ010の命令実行部を停止させ、プログラムの実行を停止させると同時にクロック制御回路050にブレイク信号012を出力する。
ブレイク信号012が入力されたクロック制御回路050は、周辺回路020内の機能回路部021に対するクロック信号041の供給を停止する。機能回路部021は、クロック信号041の供給が停止された時点で動作を停止する。このとき、プロセッサ010及び周辺回路020内のレジスタ部022に対しては、クロック生成回路040からのクロック信号041の供給が継続している。
即ち、プロセッサ010及び周辺回路020内の機能回路部021の動作は停止しており、機能回路部021に対するクロック信号の供給は停止され、プロセッサ010及び周辺回路020内のレジスタ部022に対してはクロック生成回路040からのクロック信号が供給されている状態となっている。よって、外部から接続したICE030によりプロセッサ010を制御し、周辺回路020内のレジスタ部022のデータを読み出すことができる。
これにより、プロセッサ010自体が有するブレイク機能を使用してプロセッサ010のプログラム実行停止のタイミングと周辺回路020内の機能回路部021の動作停止のタイミングとを同期させることで、プロセッサ010がプログラムの実行を停止した時点の機能回路部021の実行状態の情報をレジスタ部022が保持し、この状態においてもプロセッサ010及びレジスタ部022に対してはクロック信号041が供給されているため、外部からICE030によってプロセッサ010を制御し、レジスタ部022のデータを読み出すことができる。これにより、プロセッサ010がプログラムの実行を停止した時点における機能回路部021の情報をレジスタ部022から読み出すことができるため、マイクロプロセッサシステムでの問題解析・調査を容易にすることができる。
また、プロセッサ010のプログラム実行停止は、ブレイク機能によるものではなく、外部信号等によってなされてもよい。
次に、本発明の第2実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。図2は本実施形態に係るマイクロプロセッサシステムの構成を示すブロック図である。マイクロプロセッサシステムとしての通信装置100は、無線で基地局200と通信を行うものであり、LSI300、メモリ400、無線部500及びクロック生成回路600によって構成される。
LSI300は、プロセッサ310、周辺回路320及びクロック制御回路330によって構成される。プロセッサ310、メモリ400及び周辺回路320はバス接続されており、これらの間で夫々のデータの読み出しが行え、また、夫々に対しデータの書き込みが行える。プロセッサ310は、ブレイク回路311が内蔵されていることにより、バス接続されたメモリ400又はLSI300の内部回路のブレイクアドレスへのアクセスが発生すると、プロセッサ310の命令実行部を停止させ、処理を停止させる(ブレイク機能)。
ブレイク回路部311は、予めICE700によってプロセッサ310を停止する任意のアドレス(ブレイクアドレス)が設定されることにより、プロセッサ310がプログラムを実行中にブレイクアドレスへのアクセスが発生すると、プロセッサ310の命令実行部を停止させると同時にクロック制御回路330にブレイク信号312をローレベルに変化させる。
周辺回路320は、通信装置100を動作させるための機能を有する機能回路部321と、プロセッサ310からの設定値及び機能回路部321の実行状態のデータを格納するレジスタ部322とによって構成される。
クロック生成回路600は、プロセッサ310、周辺回路320内のレジスタ部322、及びクロック制御回路330にクロック信号を供給する。
クロック制御回路330は、周辺回路320内の機能回路部321に供給されるクロック信号を制御するものであり、機能回路部321に供給されるクロック生成回路600からのクロック信号を制御する論理回路で構成されている。ブレイク回路部311からクロック制御回路330にブレイク信号312がローレベルになると、このブレイク信号312に応じて機能回路部321に対するクロック信号の供給を停止する。
これらによって本実施形態に係るマイクロプロセッサシステム(通信装置100)が構成され、この通信装置100のプロセッサ310には、外部からICE700が接続されている。
ICE700はプロセッサ310の機能をホストコンピュータからエミュレートすることでデバッグを行うものであり、プロセッサ310がブレイク状態であっても、クロック信号が供給されていれば、外部からICE700によってプロセッサ310を制御することができる。
次に、上述の如く構成された本実施形態に係るマイクロプロセッサシステム(通信装置100)の動作について説明する。通信装置100を起動すると、プロセッサ310はメモリ400からプログラムを読み出し、これを実行する。プロセッサ310が、予めICE700によってブレイク回路311に設定されたブレイクアドレスへアクセスすると、ブレイク回路311はプロセッサ310の命令実行部を停止させ、プログラムの実行を停止させると同時にブレイク信号312をローレベルに変化させる。
ローレベルになったブレイク信号312は、クロック制御回路330内のFF(Flip-Flop:フリップフロップ)回路331に入力する。このときクロック生成回路600からのクロック信号はNOT回路333によって反転されクロック制御回路330内のFF回路331に入力するため、FF回路331からの出力信号はクロック生成回路600からのクロック信号の立ち下がりエッジと同期する。AND回路332は、このFF回路331から出力信号とクロック生成回路600からのクロック信号とにより機能回路部321へのクロック信号をローレベルにする。即ち、機能回路部321に対してクロック信号の供給が停止され、機能回路321の動作が停止する。これにより、プロセッサ310のプログラム実行停止と周辺回路320内の機能回路部321の動作停止のタイミングが同期する。
機能回路部321は、クロック信号の供給が停止されると、無線部500から信号が入力されてもクロック信号の供給が停止された時点における状態を保持し続ける。このとき、プロセッサ310及び周辺回路320内のレジスタ部322に対しては、クロック生成回路600からのクロック信号の供給が継続されているため、通信装置100の外部から接続したICE700によりプロセッサ310を制御し、メモリ400及びレジスタ部322のデータを読み出すことによって、プロセッサ310がプログラムの実行を停止した時点におけるメモリ400の情報及び機能回路部321の実行状態の情報を確認することができる。
マイクロプロセッサシステムが停止した状態から動作を再開する場合は、ICE700によって外部からプロセッサ310を制御し、プロセッサ310の動作を再開する。このとき同時にブレイク回路311がブレイク信号312をハイレベルに変化させる。
ハイレベルになったブレイク信号312は、クロック制御回路330内のFF回路331に入力する。このときクロック生成回路600からのクロック信号はNOT回路333によって反転されクロック制御回路330内のFF回路331に入力するため、FF回路331からの出力信号はクロック生成回路600からのクロック信号の立ち下がりエッジと同期する。AND回路332は、このFF回路331から出力信号とクロック生成回路600からのクロック信号とにより機能回路部321へのクロック信号をクロック生成回路600からのクロック信号と同じにする。即ち、機能回路部321に対してクロック信号の供給が再開される。これにより、プロセッサ310のプログラム実行再開と周辺回路320内の機能回路部321の動作再開のタイミングが同期した状態でマイクロプロセッサシステム全体の動作が再開する。
プロセッサ310自体が有するブレイク機能と論理回路とを使用して、プロセッサ310のプログラム実行停止のタイミングと周辺回路320内の機能回路部321の動作停止のタイミングとを同期させることでプロセッサ310がプログラムの実行を停止した時点の機能回路部321の実行状態を保持し、この状態においてもプロセッサ310及び周辺回路320内のレジスタ部322に対してはクロック信号が供給されているため、外部からICE700によってプロセッサ310を制御し、周辺回路320内のレジスタ部322のデータを読み出せる。これにより、プロセッサ310がプログラムの実行を停止した時点の周辺回路320の情報をメモリ400及びレジスタ部322から読み出すことができるため、マイクロプロセッサシステムでの問題解析・調査を容易にすることができる。
なお、プロセッサ310のプログラム実行停止は、ブレイク機能によるものではなく、外部信号等によってなされてもよい。
本発明の第1実施形態に係るマイクロプロセッサシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るマイクロプロセッサシステムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
010 ; プロセッサ
011 ; ブレイク回路部
012 ; ブレイク信号
020 ; 周辺回路
021 ; 機能回路部
022 ; レジスタ部
030 ; インサーキットエミュレータ(ICE:In-Circuit Emulator)
040 ; クロック生成回路
041 ; クロック信号
050 ; クロック制御回路
100 ; 通信装置
200 ; 基地局
300 ; LSI
310 ; プロセッサ
311 ; ブレイク回路
312 ; ブレイク信号
320 ; 周辺回路
321 ; 機能回路部
322 ; レジスタ部
330 ; クロック制御回路
331 ; FF(Flip-Flop:フリップフロップ)回路
332 ; AND回路
333 ; NOT回路
400 ; メモリ
500 ; 無線部
600 ; クロック生成回路
700 ; インサーキットエミュレータ(ICE:In-Circuit Emulator)

Claims (6)

  1. ブレイク回路部を有するマイクロプロセッサと、機能回路部及びレジスタ部を有する周辺回路と、前記機能回路部に供給されるクロック信号を制御するクロック制御回路と、前記クロック信号を前記マイクロプロセッサ、前記レジスタ部及び前記クロック制御回路に供給するクロック生成回路と、を有し、前記ブレイク回路部は、予め設定された任意のアドレスへのアクセスが発生したときに前記マイクロプロセッサの命令実行部を停止させることによってプログラムの実行を停止させると同時に前記クロック制御回路にブレイク信号を出力し、前記クロック制御回路は前記ブレイク信号に応じて前記機能回路部に対する前記クロック信号の供給を停止することによって、前記マイクロプロセッサのプログラムの実行停止と前記機能回路部の停止とを同期させることを特徴とするマイクロプロセッサシステム。
  2. 前記レジスタ部は、前記機能回路部が停止したときの前記機能回路部の実行状態の情報を保持し、前記マイクロプロセッサのプログラムの実行及び前記機能回路部の停止状態において、外部から接続したインサーキットエミュレータにより、前記マイクロプロセッサの機能をエミュレートすることによって、前記レジスタ部のデータを読み出すことを特徴とする請求項1に記載のマイクロプロセッサシステム。
  3. 前記任意のアドレスへのアクセスは、外部から前記インサーキットエミュレータによって行われることを特徴とする請求項1又は2に記載のマイクロプロセッサシステム。
  4. 前記マイクロプロセッサのプログラムの実行の停止は、外部信号によって行われることを特徴とする請求項1又は2に記載のマイクロプロセッサシステム。
  5. 前記マイクロプロセッサの外部からメモリが接続され、前記マイクロプロセッサ、前記周辺回路及び前記メモリがバス接続されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のマイクロプロセッサシステム。
  6. 前記マイクロプロセッサの前記プログラムの実行再開は、外部から前記インサーキットエミュレータによって前記マイクロプロセッサを制御することによって行われることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のマイクロプロセッサシステム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011108182A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Le Tekku:Kk インサーキットエミュレータ用アダプタおよびインサーキットエミュレータ

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