JP2007264145A - 現像剤カートリッジ、現像装置、及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤カートリッジ、現像装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】現像剤カートリッジの開口部が完全に開口していないことに起因して発生するカスレ印刷を防止することが可能な現像剤カートリッジ、現像装置、及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】現像剤を収容する現像剤収容体25と、現像剤収容体25に収容された現像剤を供給する開口部29と、開口部29を開閉するキャップ27と、通信機能を備えるRFIDタグ37と、キャップ27の動作に連動して、RFIDタグ37の通信を遮断する位置と、RFIDタグ37の通信を可能とする位置とに移動する遮断部材39とを備える。
【選択図】 図6

Description

本発明は、現像剤カートリッジ、現像装置、及びこれらを備える画像形成装置に関する。
従来、現像装置、及び画像形成装置から着脱自在な現像剤カートリッジでは、現像剤を収容する現像剤収容室の、例えば底部に設けられた開口部を、所定の蓋部材を用いて開口状態とし、現像剤収容室から現像装置に現像剤を供給している。この様な現像剤カートリッジとしては、特許文献1に開示された現像剤カートリッジがある。
特開2002−72657公報
しかし、現像剤カートリッジの開口部が完全に開口せず、十分な量の現像剤が現像装置に流入していない状態でも印刷作業を行ってしまう為、現像装置内部の現像剤が不足し、これに起因したカスレ印刷が発生してしまうという問題があった。
そこで、本発明はこの様な実情に鑑みてなされたものであり、現像剤カートリッジの開口部が完全に開口していないことに起因して発生するカスレ印刷を防止することが可能な現像剤カートリッジ、現像装置、及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、本発明に係る現像剤カートリッジは、現像剤を収容する現像剤収容体と、前記現像剤収容体に収容された現像剤を供給する開口部と、前記開口部を開閉する開閉部材と、通信機能を備える記憶部材と、前記開閉部材の動作に連動して、前記記憶部材の通信を遮断する位置と、前記記憶部材の通信を可能とする位置とに移動する移動部材とを備えることを特徴としている。
この様な構成を備える現像剤カートリッジを用いることによって、記憶部材の通信状況に基づいて現像剤収容体を開閉する開閉部材の状態を検出することができる為、現像剤不足によるカスレ印刷が発生することを防止することができる。
この様に、本発明によれば、現像剤カートリッジの開口部が完全に開口していないことに起因して発生するカスレ印刷を防止することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
第1の実施の形態に係る画像形成装置は、現像剤カートリッジに検出部材を設け、画像形成装置が検出部材の検出結果に基づいて、現像剤カートリッジから現像装置に現像剤が流入しているか否かを判断することが可能な画像形成装置に関する。
図1に示す様に、第1の実施の形態に係る画像形成装置1は、スタッカ3に堆積した用紙P等の記録媒体を所定の媒体搬送経路に従って搬送し、当該用紙P上に、情報処理装置等の外部装置から入力された画像情報に基づく現像剤画像を印刷する。
媒体搬送経路上には、現像剤画像を現像する現像装置5C,5M,5Y,5K、露光装置7、及び転写ローラ9が設けられている。そして、これら現像装置5C,5M,5Y,5K、及び転写ローラ9の媒体搬送方向における下流には、用紙P上に転写した現像剤画像を定着する定着装置11が設けられている。そして、これら各部によって表面に、画像情報に基づく現像剤画像が印刷された用紙Pは、画像形成装置1の外表に設けられたスタッカ12に排出され、ユーザに提供される。
現像装置5C,5M,5Y,5Kはそれぞれ、シアン、マゼンタ、イエロ、ブラック色の現像剤画像を現像する。そしてこれら現像装置5C,5M,5Y,5Kは、媒体搬送L上に順次配列され、用紙Pが搬送されるタイミングで、現像剤画像を現像する。尚、これら現像装置5C,5M,5Y,5Kは同一の構成を有する為、以下では現像装置5と総称して詳細な説明を行う。
現像装置5は、所定の筐体の内部に、露光装置7によって表面に潜像画像が露光される感光体ドラム13と、感光体ドラム13の表面を帯電する帯電ローラ15と、感光体ドラム13の表面に露光された、画像情報に基づく潜像画像上に現像剤を付着させ、現像剤画像を現像する現像ローラ17と、現像ローラ17に現像剤を供給する供給ローラ19と、現像ローラ17の表面に付着した現像剤を均す現像ブレード21とを配置して形成される。そして、この様な現像装置5には、現像装置5に現像剤を供給する現像剤カートリッジ22が設けられている。
この様にして形成された現像装置5における、感光体ドラム13と対向する位置には、所定のバイアス電圧を印加された転写ローラ9が配置されており、感光体ドラム13、及び転写ローラ9によって用紙Pを挟持搬送することで、用紙P上に現像剤画像を転写する。
定着装置11は、図示せぬハロゲンランプ等を内部に備える定着ローラ23と、定着ローラ23と共に用紙Pを挟持搬送する加圧ローラ26とを備える。そして定着装置11まで搬送された用紙P表面に付着した現像剤は、定着ローラ23表面の熱、及び加圧ローラ26によって加えられる圧力によって用紙P上に定着する。
感光体ドラム13は、露光装置7によって露光された、画像情報に基づく潜像画像を担持する像担持手段である。
帯電ローラ15は、図示せぬ電源から供給されたバイアス電圧に基づいて感光体ドラム13の表面に所定の帯電電位にする。
供給ローラ19は、現像剤カートリッジ22から現像装置5内部に流入した現像剤を、現像ローラ17に供給する。
現像ローラ17は、供給ローラ19から供給された現像剤を、感光体ドラム13上に露光された潜像画像上に付着することで、感光体ドラム13上に現像剤画像を現像する。
現像剤カートリッジ22は、内部に現像装置5に供給する現像剤を備える。また、現像剤カートリッジ22は、現像装置5と着脱自在に形成されている。そして、現像剤カートリッジ22は、内部を中空とした、現像剤を収容する現像剤収容体25と、現像剤収容体25と、現像装置5とが連通する様に現像剤収容体25を開閉する開閉部材としてのキャップ27とを備える。
現像剤収容体25は、例えばシアン、マゼンタ、イエロ、又はブラックの何れか一色の現像剤を収容しており、現像剤カートリッジ22は、現像剤収容体25に収容する現像剤の色に対応する現像装置5に装着される。そして、現像剤収容体25の側面には、図2に示す様に、キャップ27を矢印A方向に挿入する穴が設けられている。また、現像剤収容体25の底面には、現像剤カートリッジ22を現像装置5に装着した際に、現像剤収容体25の内部の現像剤を現像装置5に供給する開口部29が設けられている。
キャップ27は、開口部29を開閉することで、開口部29から現像装置5に流出する現像剤を調整する。そして、キャップ27は、現像剤収容体25の側面に形成された穴と同一の断面形状を有するカートリッジシャッタ30と、カートリッジシャッタ30の一旦に設けられたハンドル33とを備える。カートリッジシャッタ30は、開口部29と略同一形状の開口部を備える開閉部材30bと、開閉部材30bに設けられた複数のリブ30aを備える。この様なカートリッジシャッタ30は、ハンドル33と固定されており、ハンドル33が回動することによりハンドル33と同期して回動する。そして、例えばハンドル33が回動して、開口部31と開口部29とが連通すると共に、リブ30aが上方に位置した状態となると、現像剤カートリッジ22内部の現像剤は、リブ30aの間を通り抜けてカートリッジシャッタ30の内部に流入する。そして現像剤カートリッジ22の内部に流入した現像剤は、開口部31及び開口部29を通じて現像装置5に供給される。また、例えばハンドル33が回動して、開口部31と開口部29とが非連通状態となると、開閉部材30bの壁面が開口部29を塞ぐため、現像剤カートリッジ22から現像装置5への現像剤の供給は停止する。
この様な現像剤カートリッジ22では、図3に示す様に、キャップ27を現像剤収容体25に挿入し、ハンドル33を矢印B方向に移動させることで、図4に示す様に、開口部29と開口部31とを連通状態とし、開口部29と開口部31とが連通状態となると、開口部29、及び開口部31を通じて現像剤が、現像剤収容体25から現像装置5に流出する。一方、ハンドル33を矢印C方向に移動させ、図5に示す様に、開口部29と開口部31とを非連通状態とすると、開口部29はカートリッジシャッタ30の開閉部材30bの壁面によって塞がれる為、現像剤収容体25内部の現像剤は、現像装置5に流出しなくなる。このとき、現像剤収容体25の壁面に設けられた突起部25a、25bによってハンドル33の回転角度を制限することで、カートリッジシャッタ30の回転角度は制限される。すなわち、ハンドル33の側面が突起25aに当接している状態では、排出口29と排出口35とは連通状態となる。一方、ハンドル33の側面が突起25bに当接している状態では、排出口29と排出口35とは非連通状態となる。
また、図2に示す様に、現像剤カートリッジ22の上面には、記憶部材としてのRFID(Radio Frequency Identification)タグ37を固定する固定領域S1が設けられている。そして、通常、現像剤カートリッジ22を使用する場合は、固定領域S1は、例えばポリスチレン製の保護蓋38によって覆われている。
この様な固定領域S1には、図6に示す様に、RFIDタグ37が固定されている。また、固定領域S1には、RFIDタグ37から発する電磁波信号を遮断する移動部材としての遮断部材39が設けられている。
遮断部材39は、一端が固定領域S1に回動支持された略長方形の板状の部材である。そして、遮断部材39は、固定領域S1に固定されたポスト41を軸に回動することで図6に示す様に、遮断部材39とRFIDタグ37とが重ならない位置、及び図7に示す様に遮断部材39とRFIDタグ37とが重なる位置に移動する。また、遮断部材39の端部における、遮断部材39とRFIDタグ37とが重なる位置には、例えば銅板によって形成されたシールド43が固定されている。そして、シールド43が、RFIDタグ37と重なる位置にある場合、RFIDタグ37から発信される電磁波信号は遮断される。一方、シールド43が、RFIDタグ37と重ならない位置にある場合は、RFIDタグ37から発信される電磁波信号は遮断されない。
また、この様な遮断部材39の、シールド43が固定されている端部とは異なる端部には、突起部45が形成されており、ハンドル33が矢印B方向に移動することでハンドル33が突起部45を押すこととなる。そして、突起部45がハンドル33によって押されると、遮断部材39はポスト41を軸に回動し、シールド43はRFIDタグ37と重ならない位置に移動する。また、ハンドル33を矢印C方向に移動することで、ハンドル33は突起部45から離れる。このとき、遮断部材39は、例えばポリスチレン製のトーションスプリング47の復元力によって、遮断部材39は、シールド43とRFIDタグ37とが重なる位置まで押し戻される。
トーションスプリング47の支点は、ポスト41に挿入されており、一端が遮断部材に設けられた突起部39aに引掛けられており、他端が固定領域S1に設けられた突起部40に引掛けられている。そして、突起部45にハンドル33が当接していない状態では、トーションスプリング47は、突起部39aと、突起部40との間で所定の角度をもって開く方向に付勢する為、遮断部材39は、RFIDタグ37と重なる位置に固定される。一方、ハンドル33が矢印B方向に移動し、ハンドル33がポスト41を押した場合、トーションスプリング47は、突起部39aと突起部40との間で縮小し、遮断部材39は、RFIDタグ37と重ならない位置に移動する。
そして、現像剤カートリッジ22では、現像剤収容体25から現像装置5に現像剤が流入可能な状態、すなわち開口部29と開口部31とが連通している状態で、遮断部材39はRFIDタグ37と重なる位置に位置し、RFIDタグ37から発信される電磁波を遮断する。一方、現像剤収容体25から現像装置5に現像剤が流入不可能な状態、すなわち開口部29と開口部31とが連通していない状態で、遮断部材39はRFIDタグ37と重ならない位置に位置し、RFIDタグ37から発信される電磁波は、RFIDアンテナ49によって受信される。
RFIDアンテナ49は、RFIDタグ37から発信した電磁波信号を受信する。そしてRFIDアンテナ49は、画像形成装置1における現像剤カートリッジ22の上部に設けられている。そして、図8に示す様に、RFIDアンテナ49は、画像形成装置1を構成する各部の制御を行う制御部51と接続されており、RFIDアンテナ49は、RFIDタグ37から電磁波信号を受信しているか否かに関する情報を制御部51に供給する。
制御部51は、現像剤カートリッジ22が正規品であるか否かを判断する電磁波信号を、RFIDアンテナ49を介してRFIDタグ37に送信する。ここで送信される電磁波信号は、RFIDタグ37に記憶された製造情報を要求する信号である。そして、この電磁波信号を受信したRFIDタグ37は、製造時にRFIDタグ37に記憶された製造情報を、RFIDアンテナ49を介して制御部51に送信する。そして、制御部51は、電磁波信号に含まれる情報を判断部53に供給する。判断部53は、制御部51から供給された電磁波信号に含まれる情報に基づいて、現像剤カートリッジ22が正規品であるか否かの判断を行う。そして、判断部53は、当該判断結果を制御部51に供給する。制御部51は、判断部53による判断結果を表示部55に表示してユーザに通知する。例えば制御部51が、現像剤カートリッジ22が正規品でないと判断した場合は、表示部55にその旨、及び印刷動作を中止する旨を表示する。
また、制御部51は、RFIDアンテナ49からRFIDタグ37に対して、現像剤カートリッジ22の製造時の現像剤収容量、及び現段階までの累積現像剤使用量に関する情報を要求する。RFIDタグ37は、これに応じて、自身が記憶している現像剤容量、及び累積現像剤使用量を、電磁波信号としてRFIDアンテナ49に送信する。そして、RFIDアンテナ49は、受信した電磁波信号を制御部51に供給する。そして、制御部51は、受信した内容を記憶部57に記憶する。そして、制御部51は、現像剤の使用量を計測し、印刷終了時に、印刷時における現像剤の使用量の計測結果、及び記憶部57に記憶された現像剤容量、並びに累積現像剤使用量に基づいて、印刷終了後の累積現像剤使用量を計算する。そして、制御部51は、この計算結果をRFIDタグ37に書き込むことで、RFIDタグ37に記憶された現像剤残量を更新する。この書き込みは、制御部51が、RFIDアンテナ49を介してRFIDタグ37に電磁波信号を送信することによって行われる。
以下、上述の構成を備える画像形成装置1の一連の動作について詳細な説明をする。
先ず、ユーザが現像剤カートリッジ22を、現像装置5の指定箇所にセットし、ハンドル33を矢印B方向に移動させる。そして、ハンドル33が矢印B方向に移動すると、これに連動してカートリッジシャッタ30は回転し、開口部29と開口部31とが連通した状態となる。これと同時に、ハンドル33がポスト41を押すことで、遮断部材39が回動し、RFIDタグ37は、RFIDアンテナ49と通信可能な状態となる。
その後、ユーザによって画像形成装置1の電源が投入されると、制御部51は、RFIDアンテナ49を介して、RFIDタグ37に記憶された情報を要求する。この要求を受信するとRFIDタグ37は、RFIDタグ37に記憶された製造時の現像剤カートリッジ22の製造情報、現像剤収容量、及び累積現像剤使用量に関する情報を、RFIDアンテナ49を介して制御部51に送信する。
次に、制御部51は、製造情報を判断部53に供給し、現像剤収容量、及び累積現像剤使用量を記憶部57に記憶する。
次に、判断部53は、RFIDタグ37に記憶されていた製造情報が、正規の現像剤カートリッジ22の製造情報であるか否かを判断する。そして、この判断結果を制御部51に供給する。
判断部53による判断結果が、現像剤カートリッジ22が正規品ではない旨の結果である場合、制御部51は、表示部55にその旨、及び印刷作業を中止する旨の表示を表示する。一方、判断部53による判断結果が、現像剤カートリッジ22が正規品である旨の結果である場合、制御部51は、製造時の現像剤収容量、及び累積現像剤使用量から算出した現像剤残量を表示部55に表示させる。その後、制御部51は、図示せぬ情報処理装置から印刷情報が入力されるまで待機状態となる。
情報処理装置から印刷情報が入力されると、画像形成装置1は、一連の印刷作業を行う。そして、制御部51は、印刷作業時に使用された現像剤の量を計測する。
その後、制御部51は、一連の印刷作業が終了したと判断した場合、使用された現像剤の量、及び記憶部57に記憶された、印刷作業前の累積現像剤量に基づいて、印刷作業後の累積現像剤量を算出し、記憶部57に記憶する。そして、画像形成装置1の電源が切られる際に、制御部51は、記憶部57に記憶された累積現像剤量を、RFIDアンテナ49を介してRFIDタグ37に書き込み、一連の処理を終了する。
このとき、現像剤カートリッジ22を現像装置5にセットする際に、ハンドル33が十分に移動されず、カートリッジシャッタ30が十分に回転せず、開口部29と開口部31とが完全に連通していない状態となると、遮断部材39のシールド43がRFIDタグ37と重なった状態となり、RFIDタグ37から発信される電磁波信号を遮るため、RFIDタグ37とRFIDアンテナ49とは通信することができない。この様な状態で、画像形成装置1の電源が投入されても制御部51は、RFIDタグ37に記憶された情報を読み取ることができないので、制御部51はRFIDタグ37を認識することができないとして表示部55にその旨を表示し、ユーザに異常を知らせることが可能となる。
この様に、画像形成装置1では、RFIDタグ37とRFIDアンテナ49とを用いて現像剤カートリッジ22と通信を行うことで、現像剤カートリッジ22の状態を画像形成装置1が把握することが可能となる。そして、画像形成装置1は、現像剤カートリッジ22から現像装置5に現像剤が流出することができない状態にあると判断した場合は、印刷を中止すると共に、これをユーザに通知することができる為、現像装置5内部に現像剤が不足することに因るカスレ印刷の発生を防止することができる。
また、画像形成装置1では、電源が投入される度に、RFIDタグ37に記憶された累積現像剤使用量の読み込みを行う為、画像形成装置1の電源がオフ状態のときに現像剤カートリッジ22が交換された場合でも、画像形成装置1は現像剤カートリッジ22内部の正確な現像剤残量を計測することが可能となる。
以下、本発明を適用した第2の実施の形態について詳細な説明をする。第2の実施の形態では、画像形成装置1と同一の構成を有する箇所がある為、該箇所については第1の実施の形態と同一符号を付して詳細な説明を省略する。
第1の実施の形態に係る画像形成装置では、遮断部材39を用いてRFIDタグ37とRFIDアンテナ49の通信を遮断する構成としたが、第2の実施の形態では、図9に示す様に、遮断部材39と同一の方法で固定領域S2に形成された可動部材61を備え、この可動部材61上にRFIDタグ63が固定されている。
具体的には、可動部材61は、一端が固定領域S2に回動支持された略長方形の板状の部材である。そして、可動部材61は、固定領域S2に固定されたポスト41を軸に回動することで図9に示す様に、RFIDタグ63が通信可能領域S3に入る位置、及び図10に示す様にRFIDタグ63が通信可能領域S3に入らない位置の間で移動する。
通信可能領域S3は、RFIDタグ63とRFIDアンテナ49との間で通信が行える領域であり、この領域はRFIDタグ63とRFIDアンテナ49との伝送方式に合せて決定される。そして、通信可能領域S3は、RFIDタグ63とRFIDアンテナ49の伝送方式が決定することにより定められる領域である為、通信可能領域S3の大きさに合せて可動部材61のサイズや、RFIDタグ63の位置を適宜変更する必要がある。
そして、この様な構成によれば、ハンドル33が矢印B方向に移動し、RFIDタグ63が通信可能領域S3の範囲内にある場合は、RFIDタグ63とRFIDアンテナ49は通信可能となる。そして、この様な状態では、上述の様に開口部29と開口部31とが連通状態となる為、現像剤カートリッジ22内部の現像剤は現像装置5に流出する。
一方、ハンドル33が矢印C方向に移動し、RFIDタグ63が通信可能領域S3の範囲外にある場合は、RFIDタグ63とRFIDアンテナ49は通信を行うことができない。そして、この様な状態では、上述の様に開口部29と開口部31とが非連通状態となる為、現像剤カートリッジ22内部の現像剤は現像装置5に流出しない。
この様に、第2の実施の形態では、RFIDタグ63を通信可能領域S3の範囲内、又は範囲外に移動させることで、画像形成装置は現像剤カートリッジの状態を把握することが可能となる。
また、第1の実施の形態の効果に加え、第2の実施の形態では、RFIDタグ63の近辺に金属製部品からなるシールド43を設ける必要がない為、RFIDタグ63とRFIDアンテナ49の通信状態を安定させることが可能となる。
尚、上述の実施の形態では本発明をLEDプリンタに適用して詳細な説明を行ったが、本発明は現像剤を使用して媒体に印刷を行うレーザプリンタ、ファクシミリ、複写機、多機能端末の画像形成装置にも適用することができる。
第1の実施の形態として示す画像形成装置の断面図であり、同画像形成装置の構成について説明する為の図である。 同画像形成装置に着脱可能な現像剤カートリッジの斜視図であり、同現像剤カートリッジの構成について説明する為の図である。 同現像剤カートリッジの斜視図であり、同現像剤カートリッジの構成について説明する為の図である。 同現像剤カートリッジのX−X´断面の断面図であり、同現像剤カートリッジの動作について説明する為の図である。 同現像剤カートリッジのX−X´断面の断面図であり、同現像剤カートリッジの動作について説明する為の図である。 同現像剤カートリッジの要部斜視図であり、同現像剤カートリッジの構成について説明する為の図である。 同現像剤カートリッジの要部斜視図であり、同現像剤カートリッジの構成について説明する為の図である。 同画像形成装置のブロック図であり、同画像形成装置の制御系統について説明する為の図である。 第2の実施の形態として示す同現像剤カートリッジの要部斜視図であり、同現像剤カートリッジの構成について説明する為の図である。 第2の実施の形態として示す同現像剤カートリッジの要部斜視図であり、同現像剤カートリッジの構成について説明する為の図である。
符号の説明
1 画像形成装置
3 スタッカ
5 現像装置
7 露光装置
9 転写ローラ
11 定着装置
12 スタッカ
13 感光体ドラム
15 帯電ローラ
17 現像ローラ
19 供給ローラ
20 クリーニングローラ
21 現像ブレード
22 現像剤カートリッジ
24 定着ローラ
25 現像剤収容体
25a 突起部
26 加圧ローラ
27 キャップ
29 流出口
30 カートリッジシャッタ
30a リブ
30b 開閉部材
33 ハンドル
35 流出口
37 RFIDタグ
38 保護蓋
39 遮断部材
39a 突起部
40 突起部
41 ポスト
43 シールド
45 突起部
47 トーションスプリング
49 RFIDアンテナ
51 制御部
53 判断部
55 表示部
57 記憶部
61 可動部材
63 RFIDタグ
S1 固定領域
S2 固定領域
S3 通信可能領域

Claims (6)

  1. 現像剤を収容する現像剤収容体と、
    前記現像剤収容体に収容された現像剤を供給する開口部と、
    前記開口部を開閉する開閉部材と、
    通信機能を備える記憶部材と、
    前記開閉部材の動作に連動して、前記記憶部材の通信を遮断する位置と、前記記憶部材の通信を可能とする位置とに移動する移動部材とを備えること、
    を特徴とする現像剤カートリッジ。
  2. 前記記憶部材は、RFIDタグであること、
    を特徴とする請求項1記載の現像剤カートリッジ。
  3. 現像剤を収容する現像剤収容体と、
    前記現像剤収容体に収容された現像剤を供給する開口部と、
    前記開口部を開閉する開閉部材と、
    通信機能を備える記憶部材と、
    前記開閉部材の動作に連動して、前記記憶部材の通信を遮断する位置と、前記記憶部材の通信を可能とする位置とに移動する移動部材とを備える現像剤カートリッジと、
    前記現像剤カートリッジに収容された前記現像剤を使用して所定の現像剤画像を現像する現像部材とを備えること、
    を特徴とする現像装置。
  4. 現像剤を収容する現像剤収容体と、
    前記現像剤収容体に収容された現像剤を供給する開口部と、
    前記開口部を開閉する開閉部材と、
    通信機能を備える記憶部材と、
    前記開閉部材の動作に連動して、前記記憶部材の通信を遮断する位置と、前記記憶部材の通信を可能とする位置とに移動する移動部材とを備える現像剤カートリッジと、
    前記現像剤カートリッジに収容された前記現像剤を使用して所定の現像剤画像を現像する現像装置と、
    前記記憶部材の通信状態に応じて前記現像装置の動作を制御する制御部とを備えること、
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 前記記憶部材との通信結果を前記制御部に供給する受信部を備え、
    前記移動部材は、前記開閉部材の動作に連動して、前記記憶部材と前記受信部との間に移動することで前記記憶部材と前記受信部との通信を遮断すること、
    を特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記記憶部材との通信結果を前記制御部に供給する受信部を備え、
    前記移動部材は、前記開閉部材の動作に連動して、前記記憶部材を、前記受信部が前記記憶部と通信可能な範囲外、又は前記記憶部材と前記受信部とが通信可能な範囲内に移動すること、
    を特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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