JP2007262740A - 両開き戸 - Google Patents

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Abstract

【課題】
定規縁を廃止した上で召し合わせ部の気密性や遮光性が維持でき、しかも美観にも優れた両開き戸を提供すること。
【解決手段】
主戸11と副戸21とから構成される両開き戸で、その召し合わせ部33を構成する双方の縦框12,22に段差面15と係止面25とを設けて、これらの接触によって閉止状態を維持することで、従来の両開き戸に用いられていた定規縁を使用しなくても気密性や遮光性が確保され、同時にストッパとしての機能も兼ね備えることができる。そのためノブ17などの付属品を除いて戸11,21の表裏両面とも全体を平面状に仕上げることが可能になり、従来にはない斬新な美観を有するようになる。さらに舌片16と逃げ溝26を設けて、この間に弾性部材28を配置することで、気密性や遮光性の更なる向上も可能である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、建物の出入口や室内に設置される両開き戸に関する。
戸は玄関など、屋外と屋内との境界のほか廊下と部屋との境界など、建物の様々な箇所で使用されており、その形態は多様であるが、大まかには引き戸と開き戸に分類することができる。引き戸は鴨居や敷居に沿って一次元的に移動できる極めて簡単な構造で、多くの場所で使用されているが、戸袋を設ける必要があるため設置場所に制約があり、また戸袋を用いない引き違い戸は開口面積が小さくなる。一方の開き戸はヒンジを支点として回動によって開閉を行うため、ヒンジ周辺の寸法精度が悪いと開閉が困難になるという問題はあるが、戸袋が不要で設置場所の制約を受けにくい。
開き戸は戸袋が不要であり、周辺の空間に制約がある場合でも開口面積を確保しやすいが、その開口面積を広げると当然ながら戸の面積も大きくなり、開閉に力を要するなどの問題が出てくる。そこで戸を二枚に分割した両開き戸にすることで、普段は片方の戸だけを使用して、自転車の出し入れや大形家具の搬入といった場合には両方の戸を開放するといった柔軟な対応ができ、利便性に優れている。
広く普及している両開き戸の構造例を図5に示す。この場合は、建物の壁面に組み込まれた枠体の中に二枚の戸が組み込まれており、普段は面積の大きい主戸だけが使用され、副戸は特別な場合のみ使用される。このような両開き戸は、双方の戸の縦框が対向している召し合わせ部が構成されるが、戸を閉止した際にも、その構造上、召し合わせ部には若干の隙間を設ける必要がある。しかしこの隙間は気密性や遮光性を阻害するため、対策として主戸の縦框には、上下に連なる定規縁が取り付けられている。定規縁はストッパとしての機能も兼ね備えており、両開き戸には不可欠な構成要素だが、主戸から突出しているため、衣服や荷物が引っ掛かり綻びや傷が発生する恐れがあるほか、大形家具などを通過させる際、接触によって定規縁が破壊されることがあり、その結果極めて稀だが戸全体を交換する場合もある。
戸は必然的に多くの人々の視線を集めるため、機能性だけではなくデザインも極めて重要な要素である。そのため家屋の新築などの際、規格品の戸ではなく独自性のあるものを使用したいという要望も根強く、建具メーカを中心に斬新なデザインを鋭意開発している。しかし戸という性質から凝った装飾は周囲との調和が取れず却って美観を悪化させる恐れがあり、シンプルでしかも機能性にも優れた美観の追求が重要視されている。なお戸については、建具のほか、冷蔵庫や車輌など様々な分野で技術開発が行われており、それに関する特許公報も多数存在しるが、以下の特許文献は目的等が本発明と類似している。
実開昭51−135947号公報
本発明はこうした実情を基に開発されたもので、定規縁を廃止した上で召し合わせ部の気密性や遮光性が維持でき、しかも美観にも優れた両開き戸の提供を目的としている。
前記の課題を解決する請求項1記載の発明は、いずれもヒンジを支点として回動可能な主戸と副戸とから構成される両開き戸であって、主戸の周縁部に配置されている縦框の召し合わせ部側には、主戸の厚さ方向に対して交角を有する段差面と、該段差面の先縁に接している先端面と、該段差面の後縁に接している後退面と、が形成され、副戸の周縁部に配置されている縦框の召し合わせ部側には、主戸の段差面に接触可能な係止面と、主戸の先端面に対向する後退面と、主戸の後退面に対向する先端面と、が形成され、主戸の段差面と、副戸の係止面との接触により閉止状態になることを特徴とする両開き戸である。
本発明は、戸の縁部に取り付けられたヒンジを支点として回動する開き戸であり、さらに一枚の開き戸で構成されるのではなく、観音開きと称される両開き戸に対象を限定している。なお主戸と副戸とは、二枚の開き戸を識別するため便宜上付与した名称であり、必ずしも主戸の方が大形である必要はなく、双方の大きさが同一である場合、また主戸の方が小さい場合もあり得る。この主戸と副戸は、壁面に固定された枠体にヒンジを介して取り付けられており、一方あるいは両方の戸を開放することで、人や荷物の通行が可能になる。
主戸の周縁部に配置されている縦框とは、戸の左右両側に配置されている縦框のうち、ヒンジの反対にあり回動時に最も周縁部となる方を指しており、戸が閉止した状態で縦框が向かい合っている空間を召し合わせ部とする。また段差面は、主戸の縦框を上から見た場合において、戸の厚さ方向に対して平行ではなく交角を有するように形成された面を指す。この交角は最低でも30度程度は必要であり、理想的には厚さ方向と直交することが望ましい。なお段差面は、主戸の上下全域に同一形状で形成すべきだが、デザイン等との兼ね合いで局所的に変更することも可能である。
段差面は、主戸の表面と裏面との中間に形成されるため、段差面に隣接して表側と裏側に二つの平面が形成される。その二つの平面のうち、主戸の周縁側に張り出している方を先端面、他方のヒンジに近い方を後退面と規定しており、先端面と後退面のいずれも、主戸の厚さ方向および上下方向に広がっている。したがって先端面と後退面とは平行ながらも段差面によって張り出し方が食い違っており、主戸の召し合わせ部は入り組んだ形状になっている。
主戸と対になる副戸も、ヒンジを支点として回動できる点は共通であり、その召し合わせ部には、双方の戸を閉止状態にした際、主戸の段差面に接触する係止面が形成されている。当然ながら段差面と係止面とが局地的に点接触していれば良い訳ではなく、基本的には上下方向に連続して接触している必要がある。したがって戸を閉止した際、係止面が段差面に面接触できるよう双方を平行に揃えることが望ましいが、上下方向に連続して接触可能であれば、ある程度の交角を有していても良い。なお主戸の段差面および副戸の係止面は、接触によって戸の移動を拘束するストッパの役割も兼ねている。
また副戸には前記の係止面を始めとして、これに隣接する後退面と先端面が主戸と同様に形成されており、戸の閉止時には、主戸側の先端面と副戸側の後退面とが対向する状態になり、且つ主戸側の後退面と副戸側の先端面とが対向する状態になる。しかし戸の回動時に干渉が生じることを防止するため、戸を閉止した際、双方の先端面と後退面との間には、若干の隙間が必要である。
このように構成することで、主戸と副戸の双方を閉止した際、主戸の段差面と副戸の係止面とが上下方向の全域において接触するため、召し合わせ部が密閉状態になり、空気の流通を大幅に削減できるほか、双方の先端面と後退面との食い違いにより遮光性も確保される。つまり縦框を本発明のように構成することで、従来の定規縁と同様の機能を兼ね備えることが可能になる。
請求項2記載の発明は、主戸および副戸の先端面のいずれか一方には、他方の戸に向けて突出している舌片が形成され、且つ他方の戸の後退面には、舌片が入り込むための逃げ溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載の両開き戸である。舌片はいずれかの戸の先端面の一部を相手方に向けて延長させたものである。そのため相手方の戸には、戸を閉止した際に舌片との干渉を防止するため、後退面の一部を矩形状に切り欠いた逃げ溝を形成している。これによって召し合わせ部がより入り組んだ形状になり、気密性や遮光性が一層向上するほか、戸の施錠や閉止のため召し合わせ部を貫通する掛金具を覆い隠すこともできる。
請求項3記載の発明は、舌片と逃げ溝との間には、舌片と逃げ溝の双方に接触可能な弾性部材が組み込まれていることを特徴とする請求項2記載の両開き戸である。舌片と逃げ溝とは、戸を閉止した場合でも互いに干渉しない構成にする必要があるが、この箇所に弾性部材を組み込むことで気密性がさらに向上する。なお弾性部材はゴムや軟質樹脂を使用したもので、主戸または副戸のいずれか一方または両方に取り付けることが可能であり、気密性を確保するため戸の上下全域に配置するのが好ましい。これによって戸を閉止する際、舌片と逃げ溝によって弾性部材が自然な状態で押し潰されるため、経年による劣化が少なく、長期間高水準の気密性が維持される。
請求項4記載の発明は、先端面と後退面との段差は5〜15mmの範囲であり、且つ先端面の幅は10〜20mmの範囲であることを特徴とする請求項2または3記載の両開き戸である。先端面と後退面との段差とは、上からの視点で戸先方向に対する両面の間隔を意味しており、また先端面の幅とは、戸の厚さ方向の長さを意味している。戸の寸法をこのように限定することで、美感がより一層向上する。
請求項1記載の発明のように、主戸と副戸とから構成される両開き戸において、その召し合わせ部を構成する双方の縦框に段差面と係止面とを設けて、この段差面と傾斜面との接触によって閉止状態を維持することで、従来の両開き戸に使用されていた定規縁を廃止しても気密性や遮光性が確保され、同時にストッパとしての機能も兼ね備えることができる。そのためノブなどの付属品を除いて戸の表裏両面とも全体を平面状に仕上げることが可能になり、従来にはない極めて簡素で単純な外観になるため、必然的に多くの人々の注目を集めて顧客の満足度が向上する。また機能面においても定規縁がないため、戸を通過する際、衣服や荷物に綻びや破損が発生するといった恐れも解消される。他にも、段差面や係止面などは縦框の加工時に一括して形成できるため、本発明に伴う費用の増加は限定的であり、さらに定規縁を一切廃止することで、これに関わる加工や組み立ての費用を軽減できる。
請求項2記載の発明のように、舌片を設けることで召し合わせ部の断面形状が更に入り組むことから、気密性や遮光性が一段と向上するほか、召し合わせ部の内部が戸の表面および裏面のいずれにも露見しないため、戸の内外から施錠用の掛金具を操作することが難しくなり、防犯面においても優れている。
請求項3記載の発明のように、段差面と係止面との接触に加えて、弾性部材による密閉を加えることで、戸に大きな風圧が作用した場合でも召し合わせ部からの空気の流通を完全に防止でき、室外と室内とを区切る過酷な環境で使用される場合でも十分な気密性を保ち、現在普及しつつある高気密高断熱といった高品位の建築物にも対応可能である。また請求項4記載の発明のように寸法を数値限定することで、気密性の維持と美感の向上を高い水準で両立させることができる。
図1は、本発明による両開き戸のうち、請求項1記載の発明に基づく構成を示しており、図1(A)は全体を示す斜視図で、図1(B)は召し合わせ部33付近の拡大横断面図で、図1(C)は戸が閉止した状態における召し合わせ部33付近の拡大横断面図である。図1(A)に描かれた両開き戸は、奥側にある面積の大きい主戸11と、手前側にある面積の小さい副戸21とから構成されており、通常は主戸11のみを開閉して出入りを行い、大形家具の搬入といった特別な場合のみ副戸21も開き開口面積を確保する。また主戸11および副戸21は、ヒンジ32を介して枠体31に回動可能な状態で取り付けられており、図の表面側にだけ開放可能である。なお枠体31は本来、建物の壁面に埋め込まれるもので、竣工後はその側面だけが露見する。そのほか主戸11の表面には上下に長い窓18が二段形成され、開閉時のためのノブ17も取り付けられている。そして縦框12,22は、主戸11および副戸21の外縁に垂直に配置されており、召し合わせ部33に面している端面は、本発明による特異な形状に加工されている。
主戸11と副戸21との召し合わせ部33は、図1(B)のような構造になっている。まず主戸11の縦框12の端面には、先端面13と、段差面15と、後退面14と、から成る計三面が形成されており、先端面13と後退面14は、いずれも主戸11の厚さ方向および上下方向に広がる平滑な面であるが、この中間に形成された段差面15は主戸11の厚さ方向に直交しており且つ上下方向に広がる平滑な面である。したがって先端面13と後退面14とは段差面15によって食い違いが生じている。
一方の副戸21は表面側から順番に、後退面23、係止面25、先端面24、が形成されており、後退面23と先端面24は、いずれも副戸21の厚さ方向および上下方向に広がる平滑な面であるが、この中間に形成された係止面25は副戸21の厚さ方向に直交しており且つ上下方向に広がる平滑な面である。主戸11および副戸21が閉止した際は図1(C)のように、副戸21の係止面25に主戸11の段差面15が面接触しており、これによって密閉性が確保される。また先端面13と後退面23は若干の空間を隔てて対向しており、同様に後退面14と先端面24も若干の空間を隔てて対向しており遮光性も確保される。
図2は、本発明による両開き戸のうち、請求項3記載の発明に基づく構造を示しており、図2(A)は全体を示す斜視図で、図2(B)は召し合わせ部33付近の詳細を示している。この両開き戸は、手前側にある面積の大きい主戸11と、奥側にある面積の小さい副戸21とから構成され、各戸11,21はヒンジ32を介して枠体31に取り付けられており、図の手前側にのみ開放可能である。また主戸11の表面には上下に長い窓18が二段形成されているほか、開閉時のためのノブ17も取り付けられている。
主戸11と副戸21との召し合わせ部33は、図2(B)のような構造になっている。まず主戸11の縦框12の端面には、先端面13と、段差面15と、後退面14と、舌片16と、が形成されており、先端面13と後退面14はいずれも主戸11の厚さ方向および上下方向に延びる平滑な面であるが、この中間に形成された段差面15は主戸11の厚さ方向に直交し且つ上下方向に延びる平滑な面である。また先端面13には、副戸21に向けて突出する舌片16が形成されている。一方の副戸21は表面側から順番に、逃げ溝26、後退面23、係止面25、先端面24などから構成され、他に逃げ溝26の掘り下げを局地的に深くした保持溝27も形成されている。
弾性部材28は、ゴム板の両端を半円形に折り曲げたU字状断面で、その半分は保持溝27の中に差し込まれており、自らの弾性によって固定されている。また保持溝27から外に張り出している部分は、主戸11の舌片16に接触するよう位置調整されており、主戸11を閉止すると弾性部材28が自然な状態で押し潰されて高度な気密性が維持される。したがって本発明を玄関用の戸に使用する場合でも室内の快適性を確実に維持できる。そのほか戸の閉止状態の維持や施錠のため、召し合わせ部33を貫く掛金具34を使用する場合、これを先端面13および後退面23を通過させることで、その両側が係止面25や舌片16によって遮蔽されるため、防犯の面でも優れている。
また図2(B)に記載された寸法は、請求項4記載の発明に基づくもので、先端面24と後退面23との間には5〜15mmの段差を設けて、且つ先端面24の幅は10〜20mmとすると、構造上の無理がなく美感にも優れている。なお実際の製作に当たっては、先端面24と後退面23との段差を6mm、先端面24の幅を12mmとする場合が多い。
図3は、図2の両開き戸が閉止した状態を示しており、図3(A)は召し合わせ部33付近の拡大斜視図で、図3(B)は横断面図である。これらの図のように、主戸11の段差面15が副戸21の係止面25に接触することで主戸11の移動を拘束しており、さらに遮光性と密閉性が確保されている。また先端面13と後退面23は若干の空間を隔てて向かい合っているが、戸の開閉に問題がない範囲で空間を狭くしても問題はなく、さらに対向する両面を必ずしも平行に構成する必要はない。これは後退面14と先端面24についても同様である。また一端が保持溝27に差し込まれ他端が逃げ溝26に突き出ている弾性部材28は、舌片16と接触する際、半円形状に成形された端部を押し縮めるような状態になるため、戸の表面側に風圧が作用した場合、弾性部材28の端部が押し広げられて舌片16に密着するため、暴風雨のような荒天にも優れている。
図4は、本発明による他の構造例を示す横断面図であり、図4(A)は図2に示す形態から弾性部材28を省略したもので、図4(B)は図4(A)の戸が閉止した状態で、図4(C)は段差面15を傾斜させた場合を示している。図4(A)は弾性部材28を用いていないが、主戸11の縦框12には、先端面13の一部を副戸21に向けて突出した舌片16を形成している。一方の副戸21の後退面23は、表面側の一部を矩形状に切り欠いた逃げ溝26を形成している。そしてこの形態の戸を閉止すると図4(B)のような状態になり、召し合わせ部33が入り組むため気密性や遮光性が向上する。そのほか図4(C)は舌片16や弾性部材28などを使用しない図1に類似した形態だが、段差面15および係止面25が戸の厚さ方向に対して直交しておらず、約75度の交角を有している。このような場合でも召し合わせ部の密閉性や遮光性に問題はなく、戸の端部に特有の美観を備えることができる。
本発明による両開き戸のうち、請求項1記載の発明に基づく構成を示しており、(A)は全体を示す斜視図で、(B)は召し合わせ部付近の拡大横断面図で、(C)は戸が閉止した状態における召し合わせ部付近の拡大横断面図である。 本発明による両開き戸のうち、請求項3記載の発明に基づく構造を示しており、(A)は全体を示す斜視図で、(B)は召し合わせ部付近の詳細を示している。 図2の両開き戸が閉止した状態を示しており、(A)は召し合わせ部付近の拡大斜視図で、(B)は横断面図である。 本発明による他の構造例を示す横断面図であり、(A)は図2に示す形態から弾性部材を省略したもので、(B)は(A)の戸が閉止した状態で、(C)は段差面を傾斜させた場合を示している。 従来から広く普及している両開き戸の構造例を示しており、(A)は全体を示す斜視図で、(B)はその横断面図である。
符号の説明
11 主戸
12 縦框(主戸側)
13 先端面(主戸側)
14 後退面(主戸側)
15 段差面
16 舌片
17 ノブ
18 窓
21 副戸
22 縦框(副戸側)
23 後退面(副戸側)
24 先端面(副戸側)
25 係止面
26 逃げ溝
27 保持溝
28 弾性部材
31 枠体
32 ヒンジ
33 召し合わせ部
34 掛金具

Claims (4)

  1. いずれもヒンジ(32)を支点として回動可能な主戸(11)と副戸(21)とから構成される両開き戸であって、
    主戸(11)の周縁部に配置されている縦框(12)の召し合わせ部(33)側には、主戸(11)の厚さ方向に対して交角を有する段差面(15)と、該段差面(15)の先縁に接している先端面(13)と、該段差面(15)の後縁に接している後退面(14)と、が形成され、
    副戸(21)の周縁部に配置されている縦框(22)の召し合わせ部(33)側には、前記段差面(15)に接触可能な係止面(25)と、前記の先端面(13)に対向する後退面(23)と、前記の後退面(14)に対向する先端面(24)と、が形成され、
    前記主戸(11)の段差面(15)と、前記副戸(21)の係止面(25)との接触により閉止状態になることを特徴とする両開き戸。
  2. 前記両先端面(13,24)のいずれか一方には、他方の戸(21,11)に向けて突出している舌片(16)が形成され、且つ該他方の戸(21,11)の後退面(23,14)には、前記舌片(16)が入り込むための逃げ溝(26)が形成されていることを特徴とする請求項1記載の両開き戸。
  3. 前記舌片(16)と、前記逃げ溝(26)との間には、舌片(16)と逃げ溝(26)の双方に接触可能な弾性部材(28)が組み込まれていることを特徴とする請求項2記載の両開き戸。
  4. 前記先端面(13,24)と前記後退面(14,23)との段差は5〜15mmの範囲であり、且つ該先端面(13,24)の幅は10〜20mmの範囲であることを特徴とする請求項2または3記載の両開き戸。



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