JP2007261926A - 燃料電池用の改質装置用バーナ - Google Patents
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Abstract
【課題】加熱室形成容器の周縁部を接続する溶接作業の簡略化によるコストダウンを可能にし、しかも、加熱室形成容器の周縁部における気密性を所望どおりに維持することが可能な燃料電池用の改質装置用バーナ。
【解決手段】原燃料ガスを燃料電池用の水素含有ガスに改質するための改質装置が、周縁部を溶接により接続されて形成された加熱室形成容器19と、加熱室形成容器19の側壁に沿って隣接して配置された改質反応室3とを備え、燃料ガス噴出用の噴出孔25を有するバーナ本体26が、加熱室形成容器19内に配置されて改質反応室3を加熱するように構成されている燃料電池用の改質装置用バーナ13で、バーナ本体26に燃料ガスを供給する燃料供給管27が、加熱室形成容器19の改質反応室3と反対側の側壁を貫通して外部に突出するように配設されている。
【選択図】図3
【解決手段】原燃料ガスを燃料電池用の水素含有ガスに改質するための改質装置が、周縁部を溶接により接続されて形成された加熱室形成容器19と、加熱室形成容器19の側壁に沿って隣接して配置された改質反応室3とを備え、燃料ガス噴出用の噴出孔25を有するバーナ本体26が、加熱室形成容器19内に配置されて改質反応室3を加熱するように構成されている燃料電池用の改質装置用バーナ13で、バーナ本体26に燃料ガスを供給する燃料供給管27が、加熱室形成容器19の改質反応室3と反対側の側壁を貫通して外部に突出するように配設されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、原燃料ガスを燃料電池用の水素含有ガスに改質するための改質装置が、周縁部を溶接により接続されて形成された加熱室形成容器と、その加熱室形成容器の側壁に沿って隣接して配置された改質反応室とを備え、燃料ガス噴出用の噴出孔を有するバーナ本体が、前記加熱室形成容器内に配置されて前記改質反応室を加熱するように構成されている燃料電池用の改質装置用バーナに関する。
このような改質装置用バーナとしては、従来、バーナ本体に燃料ガスを供給する燃料供給管が、加熱室形成容器の底部壁、つまり、周縁部を溶接により接続されて形成された加熱室形成容器において、その周縁部に近接する底部壁を貫通して外部に突出するように配設された構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記公報に記載の改質装置用バーナでは、溶接により接続するべき周縁部近くの底部壁を燃料供給管が貫通するため、その燃料供給管が邪魔になって、加熱室形成容器の周縁部を溶接により接続するに際して円板電極を使用するシーム溶接を採用することができなかった。そこで、加熱室形成容器の周縁部をスポット溶接により接続し、さらに、スポット溶接の外側をティグ(TIG)溶接により接続して、加熱室形成容器の周縁部における気密性を保持していたのが実情である。
したがって、従来の改質装置用バーナでは、加熱室形成容器を作製するのにスポット溶接とティグ溶接との2度にわたる溶接作業を要し、それが改質装置用バーナのコストアップを招く一因となっていた。
したがって、従来の改質装置用バーナでは、加熱室形成容器を作製するのにスポット溶接とティグ溶接との2度にわたる溶接作業を要し、それが改質装置用バーナのコストアップを招く一因となっていた。
本発明は、このような従来の問題点に着目したもので、その目的は、加熱室形成容器の周縁部を接続する溶接作業の簡略化によるコストダウンを可能にし、しかも、加熱室形成容器の周縁部における気密性を所望どおりに維持することが可能な燃料電池用の改質装置用バーナを提供することにある。
本発明の燃料電池用の改質装置用バーナは、原燃料ガスを燃料電池用の水素含有ガスに改質するための改質装置が、周縁部を溶接により接続されて形成された加熱室形成容器と、その加熱室形成容器の側壁に沿って隣接して配置された改質反応室とを備え、燃料ガス噴出用の噴出孔を有するバーナ本体が、前記加熱室形成容器内に配置されて前記改質反応室を加熱するように構成されているものであって、
本発明の第1の特徴構成は、前記バーナ本体に燃料ガスを供給する燃料供給管が、前記加熱室形成容器の前記改質反応室と反対側の側壁を貫通して外部に突出するように配設されている点を特徴とする。
本発明の第1の特徴構成は、前記バーナ本体に燃料ガスを供給する燃料供給管が、前記加熱室形成容器の前記改質反応室と反対側の側壁を貫通して外部に突出するように配設されている点を特徴とする。
すなわち、燃料供給管が、溶接により接続するべき加熱室形成容器の周縁部から離れた側壁を貫通して外部に突出するように配設されているので、従来では不可能とされていたシーム溶接により加熱室形成容器の周縁部を接続することができ、溶接作業の簡略化によるコストダウンを図ることができる。
そして、円板電極を使用するシーム溶接によれば、加熱室形成容器の周縁部を気密に接続することができ、かつ、燃料供給管が貫通する加熱室形成容器の側壁は、加熱室形成容器に隣接する改質反応室側の側壁ではなくて、改質反応室と反対側の側壁であるため、改質反応室と加熱室との間の気密性も確実に保持される。
そして、円板電極を使用するシーム溶接によれば、加熱室形成容器の周縁部を気密に接続することができ、かつ、燃料供給管が貫通する加熱室形成容器の側壁は、加熱室形成容器に隣接する改質反応室側の側壁ではなくて、改質反応室と反対側の側壁であるため、改質反応室と加熱室との間の気密性も確実に保持される。
本発明の第2の特徴構成は、上記第1の特徴構成に加えて、前記加熱室形成容器を挟んで前記改質反応室とは反対側に断熱材を介して水蒸気生成室形成容器が配置され、前記燃料供給管が、前記加熱室形成容器の側壁を貫通したのちに屈曲されて、前記断熱材内を通って外部に突出されている点を特徴とする。
すなわち、改質装置の加熱室形成容器を挟んで改質反応室とは反対側に断熱材を介して水蒸気生成室形成容器が配置され、その断熱材内を通って燃料供給管が外部に突出されているので、加熱室と水蒸気生成室とを断熱状態に維持するのに必要不可欠な断熱材を有効に利用して、燃料供給管を合理的に配設することができる。
本発明の第3の特徴構成は、上記第1または第2の特徴構成に加えて、前記加熱室形成容器と改質室形成容器が、仕切り体を共用する状態でその両側に皿状容器を配設して形成され、その仕切り体と両皿状容器の周縁部が溶接により接続されている点を特徴とする。
すなわち、加熱室形成容器と改質室形成容器が、仕切り体を共用する状態でその両側に皿状容器を配設して形成され、その仕切り体と両皿状容器の周縁部が溶接により接続されているので、仕切り体と両皿状容器の周縁部との接合にシーム溶接を採用することにより、仕切り体と両皿状容器の周縁部をシーム溶接により一挙に、かつ、気密性良く接続することができる。
本発明による燃料電池用の改質装置用バーナの実施の形態を図面に基づいて説明する。
この改質装置用バーナは、炭化水素系の原燃料ガスを改質して、水素リッチな水素含有ガスを生成する改質装置に組み込まれるもので、改質装置自体は、燃料電池に対して発電反応用として供給する高純度水素ガスを生成する流体処理装置に組み込まれる。
その流体処理装置Pは、図1および図2に示すように、天然ガスなどの炭化水素系の原燃料ガスを脱硫処理する脱硫反応部1と、水を加熱して水蒸気を生成する水蒸気生成部2と、脱硫反応部1で脱硫処理された原燃料ガスを水蒸気生成部2からの水蒸気を用いて水素ガスと一酸化炭素ガスとを含む水素リッチな水素含有ガスに改質処理する改質反応室としての改質反応部3と、その改質反応部3からの水素含有ガスに含まれる一酸化炭素ガスを水蒸気を用いて二酸化炭素ガスに変成処理する変成反応部4と、その変成反応部4からの水素含有ガス中に残っている一酸化炭素ガスを選択的に酸化処理する選択酸化反応部5などを備え、一酸化炭素ガス含有量の少ない高純度水素ガスを生成するように構成してある。
この改質装置用バーナは、炭化水素系の原燃料ガスを改質して、水素リッチな水素含有ガスを生成する改質装置に組み込まれるもので、改質装置自体は、燃料電池に対して発電反応用として供給する高純度水素ガスを生成する流体処理装置に組み込まれる。
その流体処理装置Pは、図1および図2に示すように、天然ガスなどの炭化水素系の原燃料ガスを脱硫処理する脱硫反応部1と、水を加熱して水蒸気を生成する水蒸気生成部2と、脱硫反応部1で脱硫処理された原燃料ガスを水蒸気生成部2からの水蒸気を用いて水素ガスと一酸化炭素ガスとを含む水素リッチな水素含有ガスに改質処理する改質反応室としての改質反応部3と、その改質反応部3からの水素含有ガスに含まれる一酸化炭素ガスを水蒸気を用いて二酸化炭素ガスに変成処理する変成反応部4と、その変成反応部4からの水素含有ガス中に残っている一酸化炭素ガスを選択的に酸化処理する選択酸化反応部5などを備え、一酸化炭素ガス含有量の少ない高純度水素ガスを生成するように構成してある。
前記流体処理装置Pは、さらに、燃料ガスを燃焼させて改質反応部3を加熱する燃焼反応部6、改質反応部3から排出される水素含有ガスを通流させて改質反応部3を加熱する改質部加熱用通流部7、燃焼反応部6から排出される燃焼排ガスを通流させてその燃焼排ガスにより水蒸気生成部2を加熱する加熱用排ガス通流部8、その加熱用排ガス通流部8から排出される燃焼排ガスを通流させてその燃焼排ガスにより変成反応部4を冷却する冷却用排ガス通流部9、改質部加熱用通流部7から排出される高温の水素含有ガスにより脱硫反応部1にて脱硫された後の原燃料ガスを加熱する脱硫後原燃料用熱交換器Ea、その脱硫後原燃料用熱交換器Eaによる熱交換後の水素含有ガスにより脱硫反応部1にて脱硫処理する原燃料ガスを加熱する脱硫前原燃料用熱交換器Eb、および、冷却用排ガス通流部9から排出される燃焼排ガスの排熱を燃焼反応部6に供給される燃料ガスと燃焼用空気に回収するエコノマイザEcを備えている。
前記エコノマイザEcは、冷却用排ガス通流部9から排出される燃焼排ガスを通流させる排熱源排ガス通流部10の一方側に、燃焼反応部6に供給される燃料ガスを通流させる燃料ガス通流部11を、他方側に、燃焼反応部6に供給される燃焼用空気を通流させる燃焼用空気通流部12を設けて熱交換自在に構成してある。
すなわち、燃焼反応部6は、後に詳しく説明するように、改質装置用バーナ13と燃焼用空気供給管14を備え、燃料ガス通流部11からの燃料ガスを改質装置用バーナ13に供給し、燃焼用空気通流部12からの燃焼用空気を燃焼用空気供給管14に供給して、改質装置用バーナ13により燃料ガスを燃焼させて、隣接する改質反応部3を加熱するように構成してある。
その改質反応部3には、炭化水素系の原燃料ガスを水蒸気を用いて水素ガスと一酸化炭素ガスとを含む水素リッチな水素含有ガスに改質処理するルテニウム、ニッケル、白金などの改質反応用触媒15を充填してあり、例えば、原燃料ガスがメタンガスを主成分とする天然ガスベースの都市ガス(13A)であれば、改質反応用触媒15の触媒作用により、600〜750℃の範囲の改質処理温度の下で水素含有ガスに改質する。
すなわち、燃焼反応部6は、後に詳しく説明するように、改質装置用バーナ13と燃焼用空気供給管14を備え、燃料ガス通流部11からの燃料ガスを改質装置用バーナ13に供給し、燃焼用空気通流部12からの燃焼用空気を燃焼用空気供給管14に供給して、改質装置用バーナ13により燃料ガスを燃焼させて、隣接する改質反応部3を加熱するように構成してある。
その改質反応部3には、炭化水素系の原燃料ガスを水蒸気を用いて水素ガスと一酸化炭素ガスとを含む水素リッチな水素含有ガスに改質処理するルテニウム、ニッケル、白金などの改質反応用触媒15を充填してあり、例えば、原燃料ガスがメタンガスを主成分とする天然ガスベースの都市ガス(13A)であれば、改質反応用触媒15の触媒作用により、600〜750℃の範囲の改質処理温度の下で水素含有ガスに改質する。
前記流体処理装置Pを構成する各部、つまり、脱硫反応部1、水蒸気生成部2、改質反応部3、変成反応部4、選択酸化反応部5、燃焼反応部6、改質部加熱用通流部7、加熱用排ガス通流部8、冷却用排ガス通流部9、排熱源排ガス通流部10、燃料ガス通流部11、および、燃焼用空気通流部12などは、周辺部を溶接により接続された扁平状の容器などにより構成され、それら多数の容器などが横方向に積層状に並べられ、その並び方向両端に一対の保持板16を押し付け配置し、それら一対の保持板16を図外のボルトとナットにより締め付けて構成してある。
例えば、改質反応部3、燃焼反応部6、および、改質部加熱用通流部7の場合であれば、図3および図4に示すように、燃焼反応部6の加熱室が加熱室用皿状容器17と仕切り体としての仕切り部材18からなる加熱室形成容器19により構成され、改質反応部3の改質室が改質用皿状容器20と仕切り部材18からなる改質室形成容器21により構成されている。
例えば、改質反応部3、燃焼反応部6、および、改質部加熱用通流部7の場合であれば、図3および図4に示すように、燃焼反応部6の加熱室が加熱室用皿状容器17と仕切り体としての仕切り部材18からなる加熱室形成容器19により構成され、改質反応部3の改質室が改質用皿状容器20と仕切り部材18からなる改質室形成容器21により構成されている。
すなわち、加熱室形成容器19と改質室形成容器21は、仕切り部材18を共用する状態でその仕切り部材18の両側に加熱室用皿状容器17と改質室用皿状容器20を配設して形成され、図5に示すように、その仕切り部材18と両皿状容器17,20の周縁部をシーム溶接により接続されて構成されている。
そして、改質室形成容器21を構成する改質室用皿状容器20に通流部用皿状容器22が溶接されて、前記改質部加熱用通流部7が構成され、さらに、加熱室形成容器19を挟んで改質反応部3と反対側には、断熱材23を介して水蒸気生成室形成容器24が配置されている(図2参照)。
そして、改質室形成容器21を構成する改質室用皿状容器20に通流部用皿状容器22が溶接されて、前記改質部加熱用通流部7が構成され、さらに、加熱室形成容器19を挟んで改質反応部3と反対側には、断熱材23を介して水蒸気生成室形成容器24が配置されている(図2参照)。
前記加熱室形成容器19内に配置される改質装置用バーナ13は、燃料ガス噴出用の燃料噴出孔25をパイプ長手方向に沿って多数有するパイプ状のバーナ本体26とそのバーナ本体26に燃料ガスを供給する燃料供給管27、つまり、燃料ガス通流部11からの燃料ガスをバーナ本体26に供給する燃料供給管27とを備えている。
前記加熱室形成容器19内には、改質装置用バーナ13のバーナ本体26に対向して、燃焼用空気供給管14も配置され、その燃焼用空気供給管14には、燃焼用空気を噴出する多数の空気噴出孔28がパイプの長手方向に沿って設けられ、互いに対向するバーナ本体26と燃焼用空気供給管14どうしが、図3に示す側面視において、互いに当接するように配置され、かつ、バーナ本体26の燃料噴出孔25から噴出される燃料ガスと燃焼用空気供給管14の空気噴出孔28から噴出される燃焼用空気が、互いに所定の角度で衝突して混合するように構成してある。
前記加熱室形成容器19内には、改質装置用バーナ13のバーナ本体26に対向して、燃焼用空気供給管14も配置され、その燃焼用空気供給管14には、燃焼用空気を噴出する多数の空気噴出孔28がパイプの長手方向に沿って設けられ、互いに対向するバーナ本体26と燃焼用空気供給管14どうしが、図3に示す側面視において、互いに当接するように配置され、かつ、バーナ本体26の燃料噴出孔25から噴出される燃料ガスと燃焼用空気供給管14の空気噴出孔28から噴出される燃焼用空気が、互いに所定の角度で衝突して混合するように構成してある。
前記燃焼用空気供給管14に燃焼用空気流通部12からの燃焼用空気を供給するための空気搬送管29が設けられ、その空気搬送管29には、起動用の燃料ガスとしてメタンガスを主成分とする原燃料ガス、つまり、都市ガス(13A)を供給する起動用燃料ガス供給管30を接続してあり、その起動用燃料ガス供給管30にバルブVが設けてある。
前記燃料供給管27と空気搬送管29は、加熱室形成容器19の改質反応部3と反対側の側壁を貫通し、側壁を貫通したのちに隣接する断熱材23内において屈曲され、その断熱材23内を通って外部に突出されている。
そして、この改質装置により改質されて流出した水素含有ガスは、脱硫後原燃料用熱交換器Ea、脱硫前原燃料用熱交換器Eb、変成反応部4、選択酸化反応部5を順に流れて、例えば、電解質層として高分子膜を用いた高分子型の燃料電池Gに供給される。燃料電池Gでは、選択酸化反応部5からの高純度水素ガスが燃料極に供給され、反応用送風機31からの空気が酸素極に供給されて、水素含有ガス中の水素と空気中の酸素との電気化学反応により発電される。さらに、燃料電池Gの燃料極から排出されたオフガスが、エコノマイザEcの燃料ガス通流部11、燃料供給管27を通流して改質装置用バーナ13のバーナ本体26に供給されるのである。
なお、図中、32は燃焼用空気を送風する送風機であり、33は脱硫後の原燃料ガスに水蒸気を混合させるためのエジェクタである。
前記燃料供給管27と空気搬送管29は、加熱室形成容器19の改質反応部3と反対側の側壁を貫通し、側壁を貫通したのちに隣接する断熱材23内において屈曲され、その断熱材23内を通って外部に突出されている。
そして、この改質装置により改質されて流出した水素含有ガスは、脱硫後原燃料用熱交換器Ea、脱硫前原燃料用熱交換器Eb、変成反応部4、選択酸化反応部5を順に流れて、例えば、電解質層として高分子膜を用いた高分子型の燃料電池Gに供給される。燃料電池Gでは、選択酸化反応部5からの高純度水素ガスが燃料極に供給され、反応用送風機31からの空気が酸素極に供給されて、水素含有ガス中の水素と空気中の酸素との電気化学反応により発電される。さらに、燃料電池Gの燃料極から排出されたオフガスが、エコノマイザEcの燃料ガス通流部11、燃料供給管27を通流して改質装置用バーナ13のバーナ本体26に供給されるのである。
なお、図中、32は燃焼用空気を送風する送風機であり、33は脱硫後の原燃料ガスに水蒸気を混合させるためのエジェクタである。
〔別実施形態〕
先の実施形態では、加熱室形成容器19を挟んで改質反応部3とは反対側に水蒸気生成室形成容器24を配置した例を示したが、水蒸気生成室形成容器24に代えて、他の容器を配置することもできる。
また、加熱室形成容器19と改質室形成容器21が仕切り部材18を共用する状態でその両側に加熱室用皿状容器17と改質室用皿状容器20を配設して構成した例を示したが、例えば、2つの皿状容器の周縁部をシーム溶接により接続して加熱室形成容器を構成し、同様に、2つの皿状容器の周縁部をシーム溶接により接続して改質室形成容器を構成するなど、加熱室形成容器19と改質室形成容器21の具体的な構成については種々の改変が可能である。
先の実施形態では、加熱室形成容器19を挟んで改質反応部3とは反対側に水蒸気生成室形成容器24を配置した例を示したが、水蒸気生成室形成容器24に代えて、他の容器を配置することもできる。
また、加熱室形成容器19と改質室形成容器21が仕切り部材18を共用する状態でその両側に加熱室用皿状容器17と改質室用皿状容器20を配設して構成した例を示したが、例えば、2つの皿状容器の周縁部をシーム溶接により接続して加熱室形成容器を構成し、同様に、2つの皿状容器の周縁部をシーム溶接により接続して改質室形成容器を構成するなど、加熱室形成容器19と改質室形成容器21の具体的な構成については種々の改変が可能である。
3 改質反応室
13 改質装置用バーナ
17 加熱室用皿状容器
18 仕切り体
19 加熱室形成容器
20 改質室用皿状容器
23 断熱材
24 水蒸気生成室形成容器
25 燃料ガス噴出用の噴出孔
26 バーナ本体
27 燃料供給管
G 燃料電池
13 改質装置用バーナ
17 加熱室用皿状容器
18 仕切り体
19 加熱室形成容器
20 改質室用皿状容器
23 断熱材
24 水蒸気生成室形成容器
25 燃料ガス噴出用の噴出孔
26 バーナ本体
27 燃料供給管
G 燃料電池
Claims (3)
- 原燃料ガスを燃料電池用の水素含有ガスに改質するための改質装置が、周縁部を溶接により接続されて形成された加熱室形成容器と、その加熱室形成容器の側壁に沿って隣接して配置された改質反応室とを備え、燃料ガス噴出用の噴出孔を有するバーナ本体が、前記加熱室形成容器内に配置されて前記改質反応室を加熱するように構成されている燃料電池用の改質装置用バーナであって、
前記バーナ本体に燃料ガスを供給する燃料供給管が、前記加熱室形成容器の前記改質反応室と反対側の側壁を貫通して外部に突出するように配設されている燃料電池用の改質装置用バーナ。 - 前記加熱室形成容器を挟んで前記改質反応室とは反対側に断熱材を介して水蒸気生成室形成容器が配置され、前記燃料供給管が、前記加熱室形成容器の側壁を貫通したのちに屈曲されて、前記断熱材内を通って外部に突出されている請求項1に記載の燃料電池用の改質装置用バーナ。
- 前記加熱室形成容器と改質室形成容器が、仕切り体を共用する状態でその両側に皿状容器を配設して形成され、その仕切り体と両皿状容器の周縁部が溶接により接続されている請求項1または2に記載の燃料電池用の改質装置用バーナ。
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US8320191B2 (en) | 2007-08-30 | 2012-11-27 | Infineon Technologies Ag | Memory cell arrangement, method for controlling a memory cell, memory array and electronic device |
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2006
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9030877B2 (en) | 2007-08-30 | 2015-05-12 | Infineon Technologies Ag | Memory cell arrangement, method for controlling a memory cell, memory array and electronic device |
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