JP2007261813A - エレベータシステムのかごのスケジューリング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】かごの集合および乗場呼びの集合を含むエレベータシステムのかごのスケジューリング方法を提供する。
【解決手段】各かご212毎に、乗場呼び211がかごに割り当てられた唯一の乗場呼びである場合には待ち時間が独立して求められる。各かご毎に、可能な未割り当ての乗場呼びhおよび割り当て済みの乗場呼びgの各対の相互遅延ΔW(h|g)が求められる。待ち時間と相互遅延とが合算される。次いで、その和が最小になるように、かごの集合に対して割り当てが行われる。
【選択図】図2

Description

本発明は、包括的にはエレベータかごのスケジューリングに関し、特に再割り当て方式に従って動作する、スケジューリング方法に関する。
エレベータかごのスケジューリングは、建物内のエレベータ群に対しての実用的最適化問題である。その目的は、待ち時間、総移動時間、特定のしきい値を超えて待っている人々の割合、またはサービスの公正性等の1つまたは複数の性能基準を最適化するように、到着する乗客をかごに割り当てることである。
エレベータかごのスケジューリングは、非常に多くの可能解(解空間)、新たに到着する乗客の行先階が未知であること及び将来の乗客の到着時間が未知であることから生じる不確定性により、難しい組み合わせ最適化問題である。
最も一般的に受け入れられている最適化基準は、到着する乗客の平均待ち時間(AWT)である。G. C. Barney著「Elevator Traffic Handbook」(Spon Press, London, 2003)、G. R. Strackosch著「Vertical transportation: elevators and escalators」(John Wiley & Sons, Inc., New York, NY, 1998)、並びにG. Bao、C. G. Cassandras、T. E. Djaferis、A. D. Gandhi、及びD. P. Looze著「Elevator dispatchers for downpeak traffic」(Technical report, University of Massachusetts, Department of Electrical and Determiner Engineering, Amherst, Massachusetts, 1994)。
別の重要な考慮事項は、スケジューラが動作する基準となる社会的慣習である。国によっては、たとえば日本では、各割り当ては到着する乗客の乗場呼び時に行われ、その割り当ては乗客にサービスが提供されるまで変わらない。これは即時方式(immediate policy)と呼ばれる。また国によっては、たとえば米国では、システムは、再割り当てがスケジューリングを向上させる場合には乗場呼びを別のかごに再割り当てすることができる。これは再割り当て方式(reassignment policy)と呼ばれる。再割り当て方式はスケジューリングの計算の複雑性を増大させるが、さらなる自由度を利用して、AWTの大きな改良を達成することができる。
実際には、乗客の不満足度はAWTに応じて超線形的に増大すると考えられる。目的関数を最小化すると、短時間の待ち時間よりも長時間の待ち時間に対してはるかに強くペナルティーが課され、過度に長い待ち時間の低減を助ける。M. Brand及びD. Nikovski著「Risk-averse group elevator scheduling」(Technical report, Mitsubishi Electric Research Laboratories, Cambridge, Massachusetts, 2004)及びBrand他により2002年6月3日に出願された「Method and System for Dynamic Programming of Elevators for Optimal Group Elevator Control」という名称の、米国特許出願第10/161,304号=米国特許出願公開第2003/0221915号明細書(両方とも参照により本明細書に援用される)を参照のこと。
別の方法は、既存の乗客及び将来の乗客のAWTを求める。Nikovski他著「Decision-theoretic group elevator scheduling」(13th International Conference on Automated Planning and Scheduling, June 2003)及びNikovski他により2003年6月24日に出願された「Method and System for Scheduling Cars in Elevator Systems Considering Existing and Future Passengers」という名称の米国特許出願第10/602,849号=米国特許出願公開第2004/0262089号明細書(両方とも参照により本明細書に援用される)。この方法は「動的プログラミングによるエンプティシステムアルゴリズム(Empty the System Algorithm by Dynamic Programming)」(ESA−DP)法と呼ばれる。
ESA−DP法は、かなり厳密な待ち時間推定を求める。この方法は、まだサービス提供されていない乗客またはまだ行先階を指示していない乗客の未知の行先階から発生する不確実性を考慮に入れる。この方法はシステムを離散状態マルコフ連鎖で表し、動的プログラミングを使用して、システムの起こり得るすべての将来の状態にわたって平均されたAWTを求める。大きな状態空間にもかかわらず、この方法の性能は、建物の階数及びシャフト数において一次式的であり、且つ到着する乗客数において二次式的である。
ESA−DP法の実行時間は完全に、最新のマイクロコントローラの実行可能範囲内にあり、その解の質は、他のスケジューリング法と比較して大幅な改良をもたらす。しかし、この方法は、再割り当て方式に従って動作するエレベータシステムのさらなる可能性を利用していない。
本発明の方法では、かごの集合及び乗場呼びの集合を含むエレベータシステムのかごをスケジューリングする。各かご毎に、乗場呼びがかごに割り当てられた唯一の乗場呼びである場合には待ち時間が独立して求められる。各かご毎に、可能な乗場呼びh及び乗場呼びgの各対の相互遅延ΔW(h|g)が求められる。待ち時間と相互遅延とが合算される。次いで、その和が最小になるように、かごの集合に対して割り当てが行われる。
本発明の実施の形態は、再割り当て方式に従って動作するエレベータシステムにおいてエレベータかごをスケジューリングする方法を提供する。
エレベータのスケジューリングの問題は、未割り当ての乗場呼びHの集合で特徴付けられ、ここで、集合Hの中の各乗場呼びhは、到着階f及び所望の方向d(上または下)を定義するタプル(f,d)とされる。乗場の集合には、エレベータシステムのかごの集合に割り当てられるべきである。
かごcの状態は、かごの現在位置、速度、方向、乗車人数、及び乗場呼びの集合によって決まり、これらはかごの移動を制約する。したがって、特定のかごcについて、かごcが乗客にサービス提供することができる乗場呼びの固有の順序を<で示す。すなわち、かごcが呼びhよりも先に呼びhにサービスする場合のみ、hである。
一般に、かごがn個の未割り当て乗場呼びにサービスすることができる異なる順序はn!個ある。対応するスケジューリング問題は、単一のかごの場合であってもNP困難であることが分かっている。しかし本発明では、かごは常に、現在方向へのサービスを要求しているすべての乗客がサービス提供されるまで、現在方向に移動し続けるという、広く使用されている仮定に従う。かごは、空になった後に方向を逆にすることができる。
各乗場呼びhについて、かごcが乗場呼びhにサービス提供するのにかかる待ち時間をW(h)で示す。この時間は、かごcの現在の状態及びエレベータシステムの特定の運動学、たとえば加速度、最大速度、ドア開閉時間、及び開始遅延に依存する。ここでは、これらのすべてのパラメータが、移動時間を十分に正確に予測できるようにスケジューラにとって既知であるものと仮定する。
さらに、乗客の待ち時間は、同じかごに割り当てられる他の乗場呼びに強く依存する。スケジューラはこれら乗場呼びを計数する必要もある。新たに到着する乗客の行先階が未知であることから発生する不確実性により、待ち時間を正確に予測することはできない。したがって、遅延を待ち時間の統計学的予測で置き換える。
乗場呼びHの任意の部分集合Rについて(R⊂H)、かごcに対する乗場呼びhの予想待ち時間は、集合R中の乗場呼びにもかごcが割り当てられる場合、W(h|R)で示される。乗場呼びの追加はかごを遅くすることしかできないため、
Figure 2007261813
が真であり、h<g(ここで、gは割り当て済みの乗場呼びである)の場合、乗場呼びgは、かごcが乗場呼びhをサービス提供した後に乗場呼びgをサービス提供する場合には乗場呼びhの乗客(複数可)を減速させないため、W(h|R∪{g})=W(h|R)である。
本発明では、W(h|R)を、参照により本明細書に援用されるESA−DP法を使用して効率的に求めることができる。しかし、W(h|R)及びW(h|R)の個々の予測だけで、Wc(h|R∪R)を容易に求めることはできない。
乗場呼び集合Hをm個のかごに割り当てることは、i≠jであり、且つ
Figure 2007261813
の場合に
Figure 2007261813
であるように、乗場呼び集合Hをm個の別個の部分集合{H、H,…,H}に分けることである。所与のかご割り当てについて、乗場呼びhに割り当てられたかごをc(h)と示す。
特定の判断ステップにおいてAWTを最小化することは、現在サービス提供されている全乗客の残余待ち時間の和を最小化することと同じである。したがって本発明では、所与の割り当て集合{H、H,…,H}の目的関数Fを
Figure 2007261813
と定義することができる。
この目的関数を最小化して、スケジューリング問題に最良解を見つけることが望まれる。
分岐限定法
分岐限定法(B&B)は、探索ツリーを使用して困難な最適化問題を統計的に解くプロセスである。B&Bは、欲張り探索法及び動的プログラミングが失敗した際に有効である。B&Bは横型探索と同様である。しかし、探索ツリーのすべてのノードが子ノードとして拡張するわけではない。むしろ、所定の基準により、どのノードを拡張するか、及び最適解がいつ見つかったかが決まる。その時点での最良解ほどは良くない部分解が破棄される。A. H. Land及びA. G. Doig著「An Automatic Method for Solving Discrete Programming Problems」(Econometrica, vol. 28, pp. 497-520, 1960)(本明細書に参照により援用される)を参照のこと。
本発明では、B&Bプロセスを使用してエレベータスケジューリングの大規模組み合わせ最適化問題を解く。指数的に増大する解の数が多くの場合、明示的な列挙を妨げるが、B&Bプロセスの問題空間の部分を探索する能力は高い頻度で、実用サイズの問題に対して厳密解を暗示的にもたらす。
B&Bプロセスは、問題空間のまだ探索されていない部分集合のプール、及びそれまでに得られた最良解を保持する。問題空間の未探索部分集合は通常、動的に生成される探索ツリーのノードとして表される。最初に、B&Bプロセスは、すべての可能な割り当てを表す単一のルートノードを有する探索ツリー及び初期最良解を使用する。各反復で探索ツリーの特定の1つのノードを処理し、各反復は3つの主要構成要素、すなわち次に処理するノードの選択、限定、及び分岐に分けることができる。
B&Bプロセスは一般的パラダイムであり、様々な可能性がこれらの各ステップに、またそれぞれの順序にも存在する。たとえば、ノード選択が部分問題の限界に基づく場合、分岐は次に処理するノードを選択した後の最初の操作であり、すなわち「熱心な戦略(eager strategy)」である。一方、ノード選択及び分岐後に必要であれば後で限界を求めてもよく、すなわち「怠惰な戦略(lazy strategy)」である。
最適化問題の種類に応じて、限定によって行われる作業は、部分集合全体の目的関数値の下限を求めることである。考察されている部分集合がその時点での最良解よりも良好な解を含み得ないと確定することができる場合、部分集合全体が破棄される。
分岐は、現在の探索空間を空ではない部分集合に、通常は現在の解の1つまたは複数の成分を特定の値に割り当てることによって分ける。新たに作成された各部分集合は探索ツリー中のノードで表され、まだ解かれていない部分集合のプールに加えられる。このプールが単一解から成っている場合、その単一解が最良解と比較される。2つの解のうち良好なほうが保持され、他方は破棄される。分岐限定法は、まだ解かれていない部分問題がなくなったときに終了する。このときに、見つかった最良解が大域最適解であることが保証される。
図1及び図2は、本発明の一実施の形態により保持されるB&B探索ツリー例100を示す。ツリーは、すべての可能な割り当てを表す最上位ルートノード101、部分割り当てを表す子ノード103を有する1つまたは複数の中間親ノード102、及び完全な割り当てを表す最下位リーフノード104を有する。最初に、最上位ノードはルートノードとリーフノードの両方であることに留意されたい。ノードは上から下の順に処理される。いずれのリーフでも、ノードが評価されて現在の解が求められる。ノード及びそのノードよりも下の部分ツリーの全体は、その現在の解がその部分ツリー内のかごのいずれの割り当ての最良解も改良し得ない場合には破棄され、改良し得る場合には、そのノードは、子ノードを生成することによって拡張され、ツリーはさらに派生する。
かごcへのn個の乗場呼びhの集合Hの可能な各割り当てをベクトル(c,c,…,c)110で表す。すなわち、可能な割り当てはm個の別個の部分集合に分けられる。可能な解ベクトルは、B&B探索ツリー100として保持される。かごcには、割り当て済み乗場呼びの場合には範囲1≦c≦mの値が割り当てられ、未割り当ての乗場呼びの場合には−1が割り当てられる。完全なあらゆる解ベクトルが有効な割り当てに対応する。すなわち1≦i≦nのすべてにおいて、かごc>−1である。したがって、解空間のサイズは指数的であり、より正確にはサイズはmである。
図2に概略的に示し、対応する疑似コードを図3に示すように、本発明では、ESA−DPプロセス210を本発明のスケジューリング方法のB&Bプロセス220と組み合わせて、再割り当て方式に従ってn個の乗場呼びの集合211をm個のかごの集合212に割り当てる。本発明では、反復毎に最初の未割り当て乗場呼びを選択し、目的関数値を限定し、必要であれば分岐する。残りの探索空間は、呼びをかごの1つに割り当てることによってm個の等サイズの部分問題に分けられ、そうしてm個の子ノード102が生成される。
解ベクトル201がまず、即時方式に従ってESA−DPプロセスを使用して、乗客の各かごへの待ち時間を合算してその解ベクトルの初期最良解s 202を求める(210)ことによって評価される。
まだ解かれていない部分問題の集合は、スタックSを使用して保持される。最初に、ルートノード101の空割り当てx={−1}nがスタックSにプッシュ(push)される(301)。即時割り当て方式に従ってEAS−DP法を使用して、部分解201の初期最良解202を求める(210)。
リーフノード104に遭遇したとき(302)は常に、すなわち、乗場呼び毎に特定のかごが割り当てられたときは常に、この割り当ての平均待ち時間の予測を求める。現在の割り当ての解がそれまでに見つかった最良解よりも良好な場合のみ、現在の割り当てで、それまでに見つかった最良解を置き換える(303)。
部分割り当てが、下限bを求めること(304)によって評価される。下限は最良解と比較される(305)。下限bがそれまでの目的関数Fの最良解の値よりも大きい場合、そのノードに対するそれ以上の処理は止められ、スタックからポップ(pop)されたリーフノードが効率的に破棄される。
下限bがそれまでの目的関数Fの最良解の値よりも大きくない場合、最初の未割り当て乗場呼びを利用可能なかごの1つに割り当て、その割り当てをスタックにプッシュする(307)ことによってm個の子ノードを生成する(306)。次に処理するノードは常にスタックSの一番上にあるため、この手法は縦型怠惰B&B戦略に相当する。
実際には、乗場呼びへのかご割り当てを最初から最後の順に、乗場呼びが発せられた階までの距離に従ってソートし、その割り当てを逆順でスタックにプッシュし、それによってスタックの一番上にある最も有望なかご割り当てを最初に処理する。
本発明のB&Bプロセスの成功は主に2つの構成要素、すなわち(a)最適化プロセスの初期に良好な解を入手できること、及び(b)各分岐ノードの厳しい限界を求める手段によって実現される。本発明では、厳しい限界を、最適化されている、すなわち本発明の手法で最小化されている変数の最適値にかなり近い下限と定義する。
本発明では、即時方式のESA−DP法及び最も有望な割り当ての縦型評価を用いて(a)を実現する。
厳しい限界を求めることは自明ではない。部分解の下限bを求める一方法は、未割り当て乗場呼びを無視し、ESA−DPプロセスを適用することである。しかし、この手法は2つの重要な問題を考慮に入れていない。各乗場呼びには必然的にかごの1つが割り当てられ、この割り当ての結果としての他の乗客の待ち時間の増大を考慮に入れる必要がある。各乗場呼びは、後にサービスされる乗場呼びに対して遅延をもたらす可能性があり、これは待ち時間を統計学的に予想するに際して考慮に入れる必要がある。
本発明では、任意の未割り当て乗場呼びhに対して常に、
Figure 2007261813
によって、すなわち、任意のかごが、他の乗場呼びが同かごに割り当てられていないと仮定して、特定の階に到着するために必要な最短時間によってペナルティーを課すことができる。しかし、この限界では、明示的な列挙なしでは探索ツリーの大部分を破棄することが許されない。これは、より一般的な不等式W(h|Q∪R)≧W(h|R)の特殊なケースである
Figure 2007261813
ことに基づき、式中、集合Qは未割り当て乗場呼びを含み、
Figure 2007261813
は空集合である。
すでに分かっているかごcへの割り当ての集合をHで示す。上記手法を、Rを乗場呼びHの全体集合の範囲にわたるものとしながら、W(h|H)≧max(h|R)に一般化することができる。実際には、すべての部分集合を考慮することは実行不可能である。それに代えて、本発明では、|R|≦pであるような部分集合Rに対してのみ、W(h|R)を事前に決定する。ここで、pは小さな整数、たとえば1、2、または3である。これは、濃度pの可能なすべての部分集合の数がpに基づいて指数的に増大するためである。これで、部分割り当て
Figure 2007261813
から得られる呼びhのペナルティP(h)を
Figure 2007261813
により求めることができる。
乗場呼びH∪Qの集合の下限は(但し、Hは既知の割り当て、要素の未知の割り当ては集合Q)は、
Figure 2007261813
である。本発明では、乗場呼びを特定の順序(h,h,…,h)で処理するため(h∈H)、h後に処理される乗場呼びh(すなわち、j≧i)を省くことによって、W(h|R)を求めるための事前処理手続きをさらにスピードアップすることができる。hの限界に関心があるときは常に、これら乗場呼びはまだ特定のかごに割り当てられておらず、P(h)を求めるために使用することができない。したがって、単一の乗場呼びhのESA−DP210に必要な呼びの数は、
Figure 2007261813
から
Figure 2007261813
に大幅に低減することができる。
乗場呼びhのかごの1つへの割り当ては、hであれば乗場呼びhに影響を及ぼさない。単一のかごcについて、乗場呼びを厳密に<によって与えられる順序で処理することが最適である。これは、各乗場呼びが最適化プロセスにおいて後に処理される呼びに対して遅延を発生させ、限界を連続して増大させることができるためである。しかし、一般に、この順序はかご毎に異なり、以下に説明する実施の形態においてヒューリスティック(発見的手法により)に求められる。
したがって、本発明ではまた、F(H)を求めることをその下限
Figure 2007261813
で置き換えることができる。これは、限界を求めるために必要な時間及び下限の厳しさの両方を低減する。その結果、探索空間はより非効率的に、より小さな増分で刈り込まれる。
将来の乗客を無視することで、B&Bプロセスの両方のバージョンは、可能なすべての割り当ての集合にわたって最小の予想AWTを有する割り当てで終了する。しかし、この方法の複雑さは著しく、中規模の建物に対して実行不可能になる恐れがある。また、この方法は、エレベータシステム内のセンサによって提供される現実世界の「スナップショット」に対して効果があり、解の価値は、時間が経過し、システムが変化するにつれて、たとえば新たな乗客が到着する場合、またはかごがそれ以上は特定の階で停止できない(以前はできた)場合に低減する。
AWTを直接最小化することに代えて使用することができる異なる代理の基準について説明する。代理の基準は、限界の増分計算によってより効率的なB&B手続きを可能にする。
各乗場呼びのすべての制約を考慮することに代えて、本発明では、遅延を、同じかごに割り当てられたp個の最も不良な乗場呼びに制限することによって制約のいくつかを故意に無視することができる。或る意味では、これは、
Figure 2007261813
を求める従来の最短近接かごヒューリスティックの拡張である。
本発明では、所与の割り当てH=Hの待ち時間推定を、
Figure 2007261813
で置き換える。すなわち、すべての乗場呼びを待ち時間を求める際に考慮するのではなく、有界濃度の部分集合Rを使用する。一般に、この手続きは待ち時間を実際よりも短く推定し、pを増大することでより良好な結果が得られるものと予想することができる。しかし、この式の重要な特徴は、B&B探索ツリーを降下しながら待ち時間を増分的に求めることが可能なことである。これは、探索ツリーでより上位のノードについて求められた待ち時間を使用して、より下位のノードの待ち時間を求めることができることを意味する。
図4の疑似コードが示すように、本発明では、濃度pの乗場呼びRの可能なすべての部分集合Rを、この部分集合を部分集合S(i=1,…,n)に分けられるように列挙し(400)、ここでSは、乗場呼びhから成る部分集合R、及びhの前に処理された乗場呼びの部分集合R’(すなわち、|R’|<p)のみを含む。空集合Sから開始して(401)、各乗場呼びは順に処理される(402)。各乗場呼びについてまず、前の反復中に生成されたすべての集合S(j=1〜i−1)の和集合Tを形成する(403)。次いで、厳密にp未満の濃度を有するTのすべての部分集合R’にわたって繰り返し(404)、新たな乗場呼びhをR’に加える(405)。
さらに、B&B探索ツリー内の各ノードに行列Aを保持する。行列の要素Ac,hは、かごcに割り当てられた乗場呼びhに対して最大で濃度pの任意の部分集合Rにより発生する最大遅延を含み、このノードに固定割り当てが与えられている場合、これは最初は
Figure 2007261813
である。
乗場呼びhをかごの1つに割り当てることにより、新たなノードをB&B探索ツリーに挿入するときは常に、行列Ac,gがc≠c(h)について変わらないままであることを保証する。行列の行c(h)のみを、すべての割り当て済み乗場呼びgに対して
Figure 2007261813
を求めることによって更新することができる。割り当てが分かっている各乗場呼びgの限界は
Figure 2007261813
において入手可能であり、未割り当て乗場呼びhの限界はminc,hで求めることができる。この方法は上述した限界手続きに適用することも可能であるが、ここでは、
Figure 2007261813
によりリーフノードでの目的関数の値を求めることもでき、B&Bプロセス中にESA−DP手続きへの呼出しを省くことができる。
しかし、事前処理手続きの計算複雑性はpにおいて指数的に増大し、pが小さい場合、残余待ち時間を実際よりも大幅に短く見積もる。
対単位での遅延最小化
本発明の別の実施の形態では、同じかごに割り当てられた乗場呼び間の対単位での遅延の和を直接最小化する。割り当て済みの乗場呼びgにより乗場呼びhにもたらされる遅延をΔW(h|g)で示す。すなわち、
Figure 2007261813
である。ここで、目的関数
Figure 2007261813
を作る。
この目的関数では、乗場呼びhを指示している乗客がかごcに割り当てられた場合に経験するであろう真の待ち時間W(h|H)は、これもまた同じかごに割り当てられたH中の他のすべての乗客により、これらの各乗客がhに発生させる個々の対単位の遅延から成る和
Figure 2007261813
で置き換えられている。
しかし、この置き換えは常に正確であるわけではなく、多くの理由により正確な待ち時間推定に対応しない。かごが、このかごに割り当てられた連続した2つの乗場呼び間で最大速度に到達可能な場合、この置き換えは常に正確である。このような場合、個々の乗場呼びは独立して動作し、それぞれの結合遅延はそれぞれの個々の遅延の和に等しい。
しかし、より典型的には、たとえば、呼びが2つの隣接した階から発せられる場合、かごは連続した2つの呼びの間で最大速度に達することはできない。このような場合では、位置及び乗場呼び間の相互作用に応じて、G({H,H,…,H})はF({H,H,…,H})を実際よりも大きく、または小さく見積もり、分岐限定プロセスで使用される厳密な下限として機能できない。しかし、本発明のこの実施の形態では、G({H,H,…,H})を最小化すべき目的関数としてそのまま使用し、この目的関数の厳しい下限を効率的に求める方法について以下に説明する。
さらに、分岐限定プロセスアルゴリズムの実際の実行時間をスピードアップする。値W(h|g)を、ΔW(h|g)及びΔW(g|h)のうちの一方のみが非ゼロであることを利用することによって効率的に事前に求めることができる。本発明ではまた、B&Bプロセス中に目的関数を増分的に求め、中間結果を目的関数に対する厳しい下限として使用することができる。事前処理手続きは別として、B&B評価中にESA−DPプロセスをさらに呼び出す必要はない。
目的関数である式(3)を求めるために、ルートノード101が
Figure 2007261813
で初期化された探索ツリーの各ノードについて、行列Wを保持する。最適化プロセスでの各インスタンスにおいて、Wc,hは、
Figure 2007261813
とそれまでにかごcに割り当てられたすべての乗場呼びの個々の遅延との和を含む。
したがって、各ノードの行列Wを親ノードから伝搬することができ、乗場呼びhをかごc(h)に割り当てるときに、
Figure 2007261813
を各要素
Figure 2007261813
に加えることにより、伝搬行W(h)を更新することができる。要約すると、このステップを使用して、乗場呼びhをかごcに割り当てるときに、この乗場呼びがそれまでに同じかごに割り当てられていたすべての乗場呼びに対して発生させるであろう遅延を考慮に入れる。
Figure 2007261813
を任意の部分割り当てとする(但し、固定かごはPであり、Q中の要素は未知の割り当てである)。本発明では、
Figure 2007261813
を定義し、中間ノードの下限及びリーフノード104での目的関数の値の両方を
Figure 2007261813
によって求めることができる。
本発明を好ましい実施の形態の例として説明したが、他の各種適合及び変更を本発明の精神及び範囲内で行うことが可能なことを理解されたい。
本発明の一実施の形態による分岐限定プロセスが使用する探索ツリーの図である。 本発明の一実施の形態によるエレベータかごをスケジューリングするシステム及び方法のブロック図である。 本発明の一実施の形態による方法の疑似コードを示す。 乗場呼びの可能なすべての部分集合を列挙する疑似コードを示す。

Claims (6)

  1. かごの集合及び乗場呼びの集合を含むエレベータシステムのかごのスケジューリング方法であって、
    各かご毎に、前記乗場呼びが前記かごに割り当てられた唯一の乗場呼びである場合には各乗場呼びの待ち時間を独立して求めるステップと、
    各かご毎に、可能な乗場呼びh及び乗場呼びgの各対の相互遅延ΔW(h|g)を求めるステップと、
    各かご毎に、前記待ち時間と前記相互遅延との和を求めるステップと、
    前記和が最小化されるように、前記乗場呼びを前記かごの集合に割り当てるステップと、
    を備えたエレベータシステムのかごのスケジューリング方法。
  2. 前記和は、
    Figure 2007261813
    に従って求められ、式中、cはm個のかごのうちの1つであり、Hは前記かごの集合に割り当てられるべき前記乗場呼びの集合であり、
    Figure 2007261813
    は、前記乗場呼びが前記かごcに割り当てられた唯一の乗場呼びである場合の乗場呼びhの前記待ち時間であり、
    Figure 2007261813
    は乗場呼びgが乗場呼びhに対して発生させる前記遅延である、請求項1に記載のエレベータシステムのかごのスケジューリング方法。
  3. (h|g)は、ΔW(h|g)及びΔW(g|h)のうちの一方のみが非ゼロであるため、前もって求められる、請求項2に記載のエレベータシステムのかごのスケジューリング方法。
  4. 前記かごの集合に対する前記乗場呼びの集合の可能な各割り当てを、探索ツリー中のノードとして保持される解ベクトルで表すステップと、
    初期最良解及び前記探索ツリーを使用して、各解ベクトルに分岐限定プロセスを適用し、前記最小化された和を求めるステップと、
    をさらに備えた、請求項1に記載のエレベータシステムのかごのスケジューリング方法。
  5. 前記最小化された和に近い厳しい限界を使用して前記探索ツリーの大部分を刈り取るステップをさらに備えた、請求項4に記載のエレベータシステムのかごのスケジューリング方法。
  6. 前記和は、前記探索ツリーを探索している間に増分的に求められる、請求項4に記載のエレベータシステムのかごのスケジューリング方法。
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