JP2007261611A - コンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】容積、重量が嵩む円筒状の貨物を確実に格納でき、保安性に優れたコンテナを提供すること。
【解決手段】移送方向に延設される長方形状の底壁部110と、底壁部の短辺から立設される2つの端壁部と、底壁部の長辺から立設される2つの側壁部と、天井部とを備えて直方体形状をなし、架台20に固定されたキャスク10を一列に並べて配置して格納し移送に供されるコンテナ100であって、底壁部110には、架台20が嵌め込まれると共に、周縁部に架台20側面に形成されたフォーク挿入孔25を覆い隠す周縁部を備えた架台設置部410を備え、側壁部には、人間の出入りが可能である共に、前記キャスク10の搬出が不可能な大きさの点検用開口と、該点検用開口を開閉する点検用扉を備え、前記天井部には、架台20が載置されたキャスク10を上方から搬入搬出可能な貨物用開口と、該貨物用開口を開閉する貨物用扉を備えた。
【選択図】図7

Description

本発明は、コンテナに係り、特に移送方向に延設される長方形状の底壁部と、底壁部の短辺から立設される前壁部及び後壁部と、底壁部の長辺から立設される2つの側壁部と、天井部とを備えて全体直方体形状をなし、例えば毒物、劇物、放射性物質などの危険物からなる貨物や、高価な美術品、骨董品などからなる特殊な貨物であって、架台に固定されたものを底壁部上に一列に並べて配置して格納し、移送するために利用可能なコンテナに関する。以下、これらの貨物を危険物貨物と表現し説明する。
貨物として危険物搬送容器があり、このような容器は、所定の貨物の保護及び耐久性、耐衝撃性を備えるため大きさが嵩む上重量が大きい。このような容器はコンテナ内に収納され海上や陸上を輸送される。ここで、このような容器を海上あるいは陸上輸送する際には、図11に示すように、コンテナ100に危険物搬送容器をトレーラトラック50に格納し、このトレーラを移送するようにしている。陸上輸送の際には、コンテナ100をトレーラ51に載置しトラクタ52で牽引することにより輸送を行う。
陸上輸送の際には、コンテナ100は、前記容器が収納された状態でトレーラ51に載置され、一般路を走行するため、法令に指定される所定の幅寸法、高さ寸法内に納められ、また軸重も所定の値以下でなければならない。
また、このような容器を貨物とするときには、容器をコンテナに法令に従って確実に固定することが必要であり、また、この固定状態は必要に応じて確認される。従って、コンテナ内に検査者が容易に出入りできることが望まれる。
さらに、コンテナ内への容器の載置、取り出しは、所定の荷積み荷下ろし個所においては、天井クレーンなどを用いて容易に行えることが望ましいが、保安上の要請から上記所定の以外の場所でコンテナから容器容易に取り出せるような構造は好ましくない。
このような貨物であるキャスクについて、特許文献1に記載がある。即ち特許文献1には、通常輸送あるいは通常貯蔵時においても安全性を確保することができる放射性物質の輸送貯蔵キャスクについて記載されている。
また、このようなキャスクを運搬する車両について、特許文献2に記載がある。即ち、特許文献2には、駆動装置と、後方に開口する平面形状略コ字状の支持台とを有する車両であって、該支持台の左右両側方に互いに平行な支柱を立設一体化すると共に、各支柱上部には任意にその上下昇降が可能な昇降可能部を設け、さらに昇降可能部同士のそれぞれの対向する面には水平方向に突出、収納自在であって、キャスク上部のトラニオンに係合する突出部を形成したキャスク運搬車について記載されている。
また、円筒形状の重量貨物を運搬する方法については、特許文献3に記載がある。即ち特許文献3には、上面に円状重量物の保持部と下面にフォーク挿入部とを有するパレットを用い、コンテナに荷積みの際には、フォーク挿入部に挿入したフォークでコンテナ内にパレットごと円筒状重量物を収容し、円筒状重量物の収容を終えたコンテナを輸送手段により輸送し、荷下ろしする際にはパレットごと円筒状重量物を牽引手段によりコンテナ内から引き出して取り出す輸送方法について記載されている。
特開2005−024514号公報 特開平9−2133号公報 特開2004−083101号公報
しかしながら、従来このような貨物を陸上輸送あるいは海上輸送するに際して上記条件を満足する、即ち、重量物である貨物を所定個所で容易に荷積み荷下ろしできる一方それ以外の場所では荷下ろしすることができないよう保安上の配慮をすると共に、トレーラに載置して陸上輸送することができるコンテナはなかった。そこで本発明は、容積、重量が嵩む貨物を容易かつ確実に格納でき、保安性に優れ、トレーラによる陸上輸送ができるコンテナを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、移送方向に延設される長方形状の底壁部と、底壁部の短辺から立設される2つの端壁部と、底壁部の長辺から立設される2つの側壁部と、天井部とを備えて直方体形状をなし、架台に固定された貨物を底壁部上に一列に並べて配置して格納し移送に供されるコンテナであって、前記底壁部には前記架台が嵌め込まれると共に、周縁部に前記架台側面に形成されたフォーク挿入孔を覆い隠す遮蔽部が形成された貨物保持凹部を備え、前記天井部には、前記架台に載置された貨物を上方から搬入搬出可能な貨物用開口と、該貨物用開口を開閉する貨物用扉を備え、前記側壁部には、人間の出入りが可能である共に、前記貨物の搬出が不可能な大きさの点検用開口と、該点検用開口を開閉する点検用扉を備えたことを特徴とするコンテナである。
請求項2の発明は、請求項1記載のコンテナにおいて、前記貨物用開口は前記天井部の全域を開口部とし、前記貨物用扉は2枚のウイング扉板をそれぞれ前記長壁部の上部を軸として開閉する観音開きとなるよう構成したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2記載のるコンテナにおいて、前記貨物用扉を開閉駆動する油圧機構と、この油圧機構の開閉動操作を行う操作部とを備え、油圧機構及び操作部をコンテナ内部に配置したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3記載のコンテナにおいて、前記操作部には、操作部の操作を禁止する施錠装置が設けられていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1記載のコンテナにおいて、前記点検用扉には、点検用扉を施錠する錠装置を備え、この錠装置は、扉の外側には部材が突出しないよう点検用扉内に配置されたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1記載のコンテナにおいて、前記載置凹部には、前記架台をワンタッチで載置凹部に固定する固定手段を備えることを特著とする。
本発明に係るコンテナによれば、重量や容積が嵩む複数個の貨物を1列に並べて配置して格納するに際して、天井部に形成した貨物搬入搬出可能な貨物用扉から天井クレーンなどで容易にコンテナに積み降ろしすることができる他、点検用扉から貨物の積載状態を確認することができる。また、この点検用扉からは貨物を出すことができないから、貨物用扉から貨物の積み降ろし設備がある所定の個所以外では貨物を下ろすことができず保安上優れている。さらに、架台のフォーク挿入孔は、載置凹部の周縁部で覆い隠されているから、重ねて所定個所以外での荷下ろしを防止することができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1は実施例に係るコンテナの図であり、(a)は平面と、底面を示す図、(b)は側面図、(c)は断面図、図2は図1に示したコンテナの点検扉の開閉状態を示す図であり、(a)は平面と、底面を示す図、(b)は側面図、(c)は断面図、図3は図1に示したコンテナの構成をコンテナの油圧配管状態と共に示す斜視図、図4は図1に示したコンテナの概略構成を示した骨格図である。
本例に係るコンテナ100の構成について説明する。本例に係るコンテナ100は、図4に示すように、長方形状の底壁部110、対向する左右の側壁部120,130、及び対向する2枚の端壁部140,150からなる略6面体をなしており、毒物、劇物、放射性物質などの危険物からなる貨物や、高価な美術品、骨董品などからなる特殊な貨物等を収納したキャスク10を搭載した架台20を3台載置することができる。
コンテナ100は、H型材からなる桁材111,112,梁材113,114で底壁部110の4辺を形成し、この底壁部110の隅部に4角パイプ材の4本の支柱121,122,131,132を立設し、この支柱121,122,131,132の上端を連結するように断面コ字状材の桁材161,162、梁材141,151を配置して6面体の辺を構成してなる。
そして、前記底壁部110はH型材で構成された桁材111,112,113,114で構成される他、底板115、コ字材からなる桟材116,117で形成した枠体400が配置されている(図9参照)。
この枠体400は前記架台20の正方形状の底部が入り込む載置凹部として3個所に架台設置部410が配列され、各架台設置部410の周囲には、図8に示すように、周縁部421,422,423,424が立設されている。
また、前記側壁部120は、桁材111、支柱121,122、桁材161を4辺として壁板材を備えて構成される。また、同様に側壁部130は、桁材112、支柱131,132、桁材162を4辺として壁板材を備えて構成される。なお、側壁部120及び側壁部130は、図示しない中柱及び壁板材を備えている。本例では、これらの側壁部120,130には、それぞれ3つの点検用開口125,135が開設され、それぞれの点検用開口125,135には、それぞれ点検用扉170が配置されている。本例では、この点検用開口125,135は検査員が出入りできる程度の大きさであり、かつ、前記架台20及びキャスク10が取り出せないような大きさに形成されている。なお、検査は例えばキャスク10と架台20とを結合する固縛棒30をテストハンマで打撃しその音色で固縛棒30の緊張度を判断したり、目視確認により架台20と枠体400との取り付け状態を確認したりすることにより行う。
点検用扉170は2つの扉板171、172が手動で外側に観音開きに開くよう構成されている。即ち、それぞれの扉板171、172は、蝶番173、174で側壁部120に開閉可能に取り付けられている。また、扉板171、172には開閉用ハンドル176と、この開閉用ハンドル176内に配置されたロック装置175が取り付けられており扉板171、172を閉状態で固定して、図示していない鍵で施解錠することができるものとしている。本例では、ロック装置175はコンテナ100の外部に部材を突出させることがないので、道路運送法等で定められた陸上輸送における制限範囲の幅をこえることがない。
また、本例では端壁部140は前記支柱121,131、梁材113、梁材141を四辺として板状部材を備えて壁をなしている。同様に端壁部150は前記支柱122,132、桁材114、梁材151を四辺として板状部材を備えて壁をなしている。
また、天井部160は前記桁材161、桁材162、梁材141、梁材151を四辺とするものであり、その全面を貨物用開口165としている。本例では、天井部160には、前記貨物用開口の全体を開閉する貨物用扉180が設けられている。本例では、この貨物用扉180は上側に開く観音開き状の2枚のウイング扉181,182から構成されており、ウイング扉181は桁材161を回動中心とし、ウイング扉182は桁材162を回動中心として回動して貨物用開口を開閉する。
本例では、ウイング扉181は梁材141に配置された油圧シリンダ221、及び梁材151に配置された油圧シリンダ222で回転駆動される。同様にウイング扉182は梁材141に配置された油圧シリンダ223、及び梁材151に配置された油圧シリンダ224で回転駆動される。
本例では4本の油圧シリンダ221,222,223,224は、図5に示す油圧駆動装置200で駆動される。この油圧駆動装置200は、前記油圧シリンダ221,222,223,224の他、作動油を蓄留するオイルタンク211、モータ213で駆動され作動油を圧送する油圧ポンプ212、各油圧シリンダ221,222,223,224の作動を制御するソレノイドバルブ215,216からなる油圧パワーユニット210を備えている。本例では油圧パワーユニット210は、図3に示すようにコンテナ100の内部に配置され、各油圧シリンダ221,222,223,224への圧油管230、240が前記コンテナ100の内部に沿って配管されている。
本例では、油圧パワーユニット210はモータ213及びソレノイドバルブ215,216を制御装置300で駆動制御される。本例では制御装置300は、図5に示すように、電源である充電池311と、前記モータ213をオンオフ制御するバッテリーリレー312及びマグネットスイッチ313を操作する主スイッチ321と、前記ウイング扉181,182の開閉を行う2つの操作スイッチ322,323とを備えてなる。
本例において、上記油圧駆動装置200及び制御装置300は、コンテナ100の内部に配置されており、制御装置300の各スイッチをスイッチボックス内に配置し、このスイッチボックスの扉を施錠できるものとする。従って本例に係るコンテナ100では、外部から各種スイッチを操作して貨物用扉180を開くことはできない。
本例によれば、キャスク10を搭載した架台20をコンテナ100内に格納したり、取り出したりするため、貨物用扉180を開くためには、コンテナ100内において、スイッチボックスを開き、主スイッチ321をオン状態として、モータ213で油圧ポンプ212を駆動しつつ、操作スイッチ322,323を開操作する。するとソレノイドバルブ215,216が作動して、油圧シリンダ221,222,223,224が伸張してウイング扉181,182が開状態となる。
逆にウイング扉181,182を閉状態とするには、主スイッチ321をオン状態として、モータ213で油圧ポンプ212を駆動しつつ、操作スイッチ322,323を閉操作する。するとソレノイドバルブ215,216が作動して、油圧シリンダ221,222,223,224が縮小してウイング扉181,182が閉状態となる。
次に、コンテナ100内に収納される貨物であるキャスク10を搭載する架台20について説明する。図7は図1に示したコンテナへの容器の積載状態を示す斜視図、図8は枠体に架台を設置した状態を示す模式斜視図である。
架台20はステンレス等製の角パイプ材で直方体状をなすよう前記キャスク10を搭載するのに十分な強度を備えて構成される。本例では、架台20は、図7に示すように、正方形状の基台21と、この21の四隅に立設される4本支柱22と、この4本の支柱22の先端に配置された略正方形状の上部枠体23と、前記基台21と上部枠体23との間を斜めに連結する補強体24とを備えて構成される。また、架台20の2つの対向する側面には、フォークリフトのフォークを差し入れるフォーク挿入孔25が設けられている。さらに、本例では、基台21の四隅には、前記固縛棒30取り付け用の金具32が取り付けられている。
一方キャスク10にも固縛棒30取り付け用の金具31が取り付けられており、金具31と金具32との間に固縛棒30を配置することによりキャスク10は架台20に強固に取り付けられる。
次にキャスク10が固縛棒30で固定された架台20のコンテナ100への設置について説明する。本例において、キャスク10を搭載した架台20はボルト28及びナット29でコンテナ100の底壁部110に固定される。即ち、本例では、図7及び図8に示すように、架台20は架台設置部410の周囲の周縁部421,422,423,424の内部に配置される。本例では、図8に示すように、架台20を架台設置部410に嵌め込んだとき、周縁部421及び周縁部423は遮蔽部として、架台20のフォーク挿入孔25が覆い隠す。
また、架台20の底部には4個所のボルト挿通孔27が開設されており、架台設置部410に4個所ボルト挿通孔411が開設されている。即ち、図9に示すように、架台20の基台21には、ボルト挿通孔27が開設されており、また、枠体400を構成する桟材116,117のうち、桟材116にはボルト挿通孔411が開設され、これらのボルト挿通孔411及びボルト挿通孔27を貫通してボルト28が挿入され、桟材116下部に配置されたナット29にねじ込まれる。これにより、架台20はコンテナ100内の架台設置部410に確実に固定されることになる。
従って本例に係るコンテナ100によれば、重量や容積が嵩む複数個のキャスクを1列に並べて配置して格納するに際して、天井部に形成した貨物搬入搬出可能な貨物用扉から天井クレーンなどで容易にコンテナに積み降ろしすることができる他、点検用扉からキャスクの積載状態を確認することができる。また、この点検用扉からは貨物を出すことができないから、貨物用扉から貨物の積み降ろし設備がある所定の個所以外では貨物を下ろすことができず保安上優れている。さらに、架台のフォーク挿入孔は、載置凹部の周縁部で覆い隠されているから、重ねて所定個所以外での荷下ろしを防止することができる。
図10は他の例に係るコンテナへの容器の積載状態を示す斜視図である。本例では、架台20の架台設置部410への固定方法が上述の例と異なる。本例では、架台20と架台設置部410とは枠体400の外部から挿入される固縛金具430によってワンタッチで固定される。ここで本例では、固縛金具430の側面には雌ネジ孔431が形成されている。
本例では、架台20の下部には、前記固縛金具430の挿入孔25が4個所に形成され、また、枠体400には各架台設置部410につき4個所の固縛金具430の貫通孔440が開設されている他、前記430を挿入孔440に挿入したとき雌ネジ孔431が位置する各個所にボルト挿通孔441が形成されている。
本例では、架台20を架台設置部410に固定するには、架台20を架台設置部410に設置した後、所定数の固縛金具430を、各挿通孔440を介して架台20の挿入孔25に挿入して、図示していないボルトをボルト挿通孔441から雌ネジ孔431にねじ込む。これにより、架台20は架台設置部410に確実に固定される。なお、本例では、架台20の枠体400への固定を固縛金具430で行うようにしたが、他の型式の固定手段を使用してもよい。
従って本例によれば、上記第1の例に示したコンテナと同様の効果を奏する他、架台を枠体に固縛金具を用いて容易に固定することができる
実施の形態に係るコンテナの図であり、(a)は平面と、底面を示す図、(b)は側面図、(c)は断面図である。 図1に示したコンテナの点検扉の開閉状態を示す図であり、(a)は平面と、底面を示す図、(b)は側面図、(c)は断面図である。 図1に示したコンテナの構成をコンテナの油圧配管状態と共に示す斜視図である。 図1に示したコンテナの概略構成を示した骨格図である。 図1に示したコンテナの油圧回路を示す図である。 図1に示したコンテナの電気回路を示す図である。 図1に示したコンテナへの容器の積載状態を示す斜視図である。 図1に示したコンテナの枠体に架台を設置した状態を示す模式斜視図である。 図1に示したコンテナと容器との結合状態を示す斜視図である。 他の例に係るコンテナへの容器の積載状態を示す斜視図である。 本発明に係るコンテナのトレーラへの積載状態を示す図である。
符号の説明
10・・・キャスク
20・・・架台
21・・・基台
22・・・支柱
23・・・上部枠体
24・・・補強体
25・・・挿入孔
27・・・ボルト挿通孔
28・・・ボルト
29・・・ナット
30・・・固縛棒
31・・・金具
32・・・金具
50・・・トレーラトラック
51・・・トレーラ
52・・・トラクタ
100・・・コンテナ
110・・・底壁部
111,112,113,114・・・桁材
115・・・底板
116,117・・・桟材
120,130・・・側壁部
121,122,131,132・・・支柱
130・・・側壁部
131,132・・・支柱
140・・・端壁部
141・・・梁材
150・・・端壁部
151・・・梁材
160・・・天井部
165・・・貨物用開口
161,162・・・桁材
170・・・点検用扉
171、172・・・扉板
173、174・・・蝶番
175・・・ロック装置
176・・・開閉用ハンドル
180・・・貨物用扉
181,182・・・ウイング扉
200・・・油圧駆動装置
210・・・油圧パワーユニット
211・・・オイルタンク
212・・・油圧ポンプ
213・・・モータ
215,216・・・ソレノイドバルブ
221,222,223,224・・・油圧シリンダ
300・・・制御装置
311・・・充電池
312・・・バッテリーリレー
313・・・マグネットスイッチ
321・・・主スイッチ
322,323・・・操作スイッチ
400・・・枠体
410・・・架台設置部
411・・・ボルト挿通孔
421,422,424・・・周縁部
423・・・周縁部(遮蔽部)
430・・・固縛金具
431・・・雌ネジ孔
440・・・貫通孔
441・・・ボルト挿通孔

Claims (6)

  1. 移送方向に延設される長方形状の底壁部と、底壁部の短辺から立設される2つの端壁部と、底壁部の長辺から立設される2つの側壁部と、天井部とを備えて直方体形状をなし、架台に固定された貨物を底壁部上に一列に並べて配置して格納し移送に供されるコンテナであって、
    前記底壁部には、前記架台が嵌め込まれると共に、周縁部に前記架台側面に形成されたフォーク挿入孔を覆い隠す遮蔽部が形成された貨物保持凹部を備え、
    前記側壁部には、人間の出入りが可能である共に、前記貨物の搬出が不可能な大きさの点検用開口と、該点検用開口を開閉する点検用扉を備え、
    前記天井部には、前記架台に載置された貨物を上方から搬入搬出可能な貨物用開口と、該貨物用開口を開閉する貨物用扉を備え、
    ことを特徴とするコンテナ。
  2. 前記貨物用開口は前記天井部の全域を開口部とし、前記貨物用扉は2枚のウイング扉板をそれぞれ前記長壁部の上部を軸として開閉する観音開きとなるよう構成したことを特徴とする請求項1記載のコンテナ。
  3. 前記貨物用扉を開閉駆動する油圧機構と、この油圧機構の開閉動操作を行う操作部とを備え、油圧機構及び操作部をコンテナ内部に配置したことを特徴とする請求項1または2記載のコンテナ。
  4. 前記操作部には、操作部の操作を禁止する施錠装置が設けられていることを特徴とする請求項3記載のコンテナ。
  5. 前記点検用扉には、点検用扉を施錠する錠装置を備え、この錠装置は、扉の外側には部材が突出しないよう点検用扉内に配置されたことを特徴とする請求項1記載のコンテナ。
  6. 前記載置凹部には、前記架台をワンタッチで載置凹部に固定する固定手段を備えることを特徴とする請求項1記載のコンテナ。
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