JP2007260239A - 電子内視鏡 - Google Patents

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慎一 河野
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Abstract

【課題】常に安定した受信状態で電波通信を行うことができ、的確な診断に供することができる電子内視鏡を提供する。
【解決手段】電子内視鏡10の操作部16の後端部上面16cに、受け球31を介して中空球体26が回転自在に取り付けられている。中空球体26の内部には、パラボラアンテナ32が収容されている。パラボラアンテナ32の一次輻射器34から輻射された電波14は、反射器33の放物面33aで反射されて、放物面33aの対称軸方向と平行な方向に出射される。中空球体26の下端部には、重り38が取り付けられている。電子内視鏡10が操作されて水平方向に対して傾けられると、中空球体26は、重り38の自重によって、放物面33aが常に鉛直方向上向きに向くように、受け球31により回転する。電波14は、常に鉛直方向上向き、つまり受信アンテナ13の方向に出射される。
【選択図】図2

Description

本発明は、被検体の被観察部位の画像を表す信号を電波で送信する電子内視鏡に関する。
従来から、医療分野において、電子内視鏡を利用した医療診断が盛んに行われている。電子内視鏡の被検体内に挿入される挿入部先端には、CCDなどの撮像素子が内蔵されている。このCCDにより取得した撮像信号に対して、プロセッサ装置で信号処理を施すことで、被検体内の画像(以下、内視鏡画像という場合がある。)が生成される。術者は、この内視鏡画像をモニタで観察して、電子内視鏡を操作しながら診断を行う。
従来、電子内視鏡とプロセッサ装置とは、信号ケーブルにより接続されていたが、最近、信号ケーブルを取り除いたいわゆるワイヤレス電子内視鏡システムも考案されている(特許文献1および2参照)。このシステムでは、信号を電波に変調する変調部、および電波を送信する送信部を電子内視鏡に、電波を受信する受信部、および電波を元の信号に復調する復調部をプロセッサ装置にそれぞれ設け、電波によって信号の遣り取りを行えるようにしている。
ワイヤレス電子内視鏡システムは、電子内視鏡の使用時に、信号ケーブルによる操作の制約がなくなり、操作性が向上する。そのうえ、信号ケーブルを用いた従来の電子内視鏡システムでは、電子内視鏡側の患者回路とプロセッサ装置側の二次回路との間で約4kVの絶縁耐圧を維持することが必須となるが、ワイヤレス電子内視鏡システムでは、電子内視鏡とプロセッサ装置との間に信号ケーブルによる電気的接続が存在しないため、上記のように高い絶縁耐圧を維持する構成が不要となる。
特開昭60−48011号公報 特開2001−46334号公報
電子内視鏡は、挿入部を患者に挿入して被観察部位に先端を到達させる際など、診断時に様々な方向に向けられる。このため、電波を用いて信号の遣り取りを行う場合、電子内視鏡の向きによっては電波の受信状態が悪くなることがあった。電波の受信状態に障害があると、内視鏡画像がノイズで乱れたり、場合によっては内視鏡画像が生成されなかったりして、的確な診断を行うことができない。しかしながら、特許文献1、および2に記載の電子内視鏡では、電波の受信障害に関する問題が考慮されていない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、常に安定した受信状態で電波通信を行うことができ、的確な診断に供することができる電子内視鏡を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、被検体の被観察部位の画像を取得し、前記画像を表す信号を電波で送信する電子内視鏡において、前記電波を送信するためのパラボラアンテナと、前記パラボラアンテナにより前記電波が指向する方向が常に一定の向きとなるように、前記パラボラアンテナの向きを調整する調整機構とを備えることを特徴とする。
前記調整機構は、前記パラボラアンテナを保持する中空球体と、前記中空球体に設けられた重りと、前記中空球体を回転自在に支持する回転支持手段とからなることが好ましい。
前記調整機構は、前記パラボラアンテナを保持する中空球体と、前記パラボラアンテナに設けられた重りとからなり、前記パラボラアンテナは、外面の一部が前記中空球体の内面と同一の球状に形成されており、前記中空球体内を摺動することが好ましい。
本発明の電子内視鏡によれば、電波を送信するためのパラボラアンテナと、パラボラアンテナにより電波が指向する方向が常に一定の向きとなるように、パラボラアンテナの向きを調整する調整機構とを備えるので、常に安定した受信状態で電波通信を行うことができる。したがって、内視鏡画像がノイズで乱れたり、内視鏡画像が生成されなかったりすることがなく、的確な診断に供することができる。
図1において、電子内視鏡システム2は、電子内視鏡10、およびプロセッサ装置11から構成される。プロセッサ装置11には、電子内視鏡システム2が設置される部屋の天井12に設けられた受信アンテナ13が接続されている。電子内視鏡10とプロセッサ装置11とは、この受信アンテナ13を介して、例えば、送信周波数2.5GHzの電波14を用いて信号の遣り取りを行う。
電子内視鏡10は、被検体内に挿入される挿入部15と、挿入部15の基端部分に連設された操作部16とを備えている。挿入部15の先端に連設された先端部15aには、被検体内の被観察部位の像光を取り込むための対物レンズ17と像光を撮像するCCD18、および照射レンズ19と被検体内照明用のLED20(ともに図3参照)が内蔵されている。CCD18により取得された被検体内の画像は、プロセッサ装置11に接続されたモニタ21に内視鏡画像として表示される。
先端部15aの後方には、複数の湾曲駒を連結した湾曲部15bが設けられている。湾曲部15bは、操作部16に設けられたアングルノブ16aが操作されて、挿入部15内に挿設されたワイヤが押し引きされることにより、上下左右方向に湾曲動作する。これにより、先端部15aが被検体内の所望の方向に向けられる。
湾曲部15bの後方には、可撓性を有する軟性部15cが設けられている。軟性部15cは、先端部15aが被観察部位に到達可能なように、且つ術者が操作部16を把持して操作する際に支障を来さない程度に患者との距離を保つために、数mの長さを有する。
操作部16の下方には、水が貯留される貯水タンク22と、エアーが貯留されるエアーボンベ23とが内蔵されたカートリッジ24が着脱自在に取り付けられている。これら貯水タンク22、エアーボンベ23に貯留された水、エアーは、操作部16の送水/送気ボタン16bの操作に連動して、電子内視鏡10内部に配設された送水パイプ、送気パイプを通って、先端部15aに形成された洗浄ノズル(図示せず)から対物レンズ17に向けて噴射される。これにより、対物レンズ17の表面に付着した汚物などの除去や、被検体内への送気を行うことが可能となっている。ここで、カートリッジ24は、電子内視鏡10を使用する際に操作者の手の付け根が当接する位置に取り付けられており、電子内視鏡10の操作性を安定化させる役割も果たしている。なお、符号25は、処置具が挿通される鉗子口である。
操作部16の後端部上面16cには、電波14を透過する材料からなる中空球体26が配されている。図2に示すように、中空球体26は、後端部上面16cに穿たれた穴30に略半分が埋没した状態で、穴30の縁に一部が露呈するように埋設された受け球31によって、後端部上面16cに回転自在に取り付けられている。受け球31は、後端部上面16cに平行な中空球体26の中心線Lに関して、上下対称で円周を等分する位置に計6個、または上下左右対称な位置に計8個設けられており、中空球体26が穴30から抜け出ないように保持している。
中空球体26の内部には、パラボラアンテナ32が収容されている。パラボラアンテナ32は、放物面33aを有する反射器33、および放物面33aの焦点に配置された一次輻射器34から構成される。放物面33aの反対側の反射器33の外面33bは、中空球体26と同一の球状に形成されている。外面33bは、中空球体26の内面26aに固着されている。
一次輻射器34には、例えば、1/2波長ダイポールアンテナやホーンアンテナなどが用いられている。一次輻射器34から輻射された電波14は、放物面33aで反射されて、放物面33aの対称軸方向と平行な方向に出射される。
一次輻射器34には、給電線35が接続されている。給電線35は、反射器33、中空球体26、および後述する重り38に穿たれた穴に挿通され、送信部47(図3参照)の給電器(図示せず)に繋がれている。給電線35は、中空球体26の下半分および重り38が収容される空隙36内で線巻き37に接続されている。線巻き37には、中空球体26の回転に伴って重り38が空隙36内で移動可能な長さの給電線35が、撓まないように引っ張られて収容されている。
中空球体26の下端部には、重り38が取り付けられている。重り38は、放物面33aの焦点から放物面33aに下ろした垂線上に重心が位置するように設けられている。電子内視鏡10が水平方向に平行な状態では、中空球体26は、重り38の自重によって図示する状態で静止している。この状態から電子内視鏡10が操作されて水平方向に対して傾けられると、中空球体26は、重り38の自重によって、放物面33aが常に鉛直方向上向きに向くように、空隙36で規制される範囲内で受け球31により回転する。また、中空球体26の回転に伴って、線巻き37から給電線35が引き出される。これにより、電波14は、常に鉛直方向上向き、つまり受信アンテナ13の方向に出射される。なお、中空球体26、受け球31、および重り38の各部材は、請求項1に記載の調整機構39を構成している。
図3において、CPU40は、電子内視鏡10全体の動作を統括的に制御する。CPU40には、電子内視鏡10の動作を制御するための各種プログラムやデータが記憶されたROM41が接続されている。CPU40は、このROM41から必要なプログラムやデータを読み出し、電子内視鏡10の動作制御を行う。
また、CPU40には、タイミングジェネレータ(TG)42が接続されている。TG42は、CCD18、後述するAFE44、パラレル/シリアル変換部(P/S)45に接続されており、これら各部にタイミング信号(クロックパルス)を送信する。CCD18、AFE44、およびP/S45は、TG42から送信されるタイミング信号に基づいて動作する。
LED20には、駆動部43が接続されている。駆動部43は、CPU40の制御の下に、LED20をオン/オフ駆動させる。LED20から発せられた光は、照射レンズ19を介して被検体内の被観察部位に照射される。なお、先端部15aではなく操作部16の内部にLED20を配し、ライトガイドで先端部15aに導光する構成としてもよい。
CCD18は、対物レンズ17から入射した被観察部位の像光を撮像面に結像させ、各画素からこれに応じた撮像信号を出力する。AFE44は、CCD18から入力された撮像信号に対して、相関二重サンプリング、増幅、およびA/D変換を施して、撮像信号をデジタルの画像信号に変換する。
P/S45は、AFE44から入力されるデジタルの画像信号を、パラレルデータからシリアルデータに変換する。また、P/S45は、TG42からのタイミング信号による画像信号の垂直、水平同期信号をシリアル変換する。
変調部46は、P/S45から出力されたシリアルデータに、例えば、4値PSK(QPSK)方式を用いてデジタル直交変調を施し、電波14を表すRF信号に変調する。送信部47は、変調部46で変調されたRF信号に応じた高周波電流を、給電器で一次輻射器34に給電する。これにより、パラボラアンテナ32から電波14が受信アンテナ13に向けて発せられる。
コネクタ48には、バッテリ49が接続されている。バッテリ49の電力は、CPU40により制御される電力供給部50から、電子内視鏡10の各部に供給される。なお、図1には示していないが、操作部16の後部には、バッテリ49を収納するバッテリ収納室が設けられており、コネクタ48はその内部に配されている。
図4において、CPU60は、プロセッサ装置11全体の動作を統括的に制御する。CPU60には、プロセッサ装置11の動作を制御するための各種プログラムやデータが記憶されたROM61が接続されている。CPU60は、このROM61から必要なプログラムやデータを読み出し、プロセッサ装置11の動作制御を行う。
受信部62は、受信アンテナ13で受信された電波14をRF信号に復調し、これを増幅する。復調部63は、RF信号にデジタル直交検波を施して、RF信号を変調部46で変調される前の画像信号に復調する。同期分離部64は、CPU60の制御の下に、復調部63で復調された画像信号から、振幅分離によって同期信号を分離し、 続いて周波数分離により水平同期信号と垂直同期信号とを分離する。
画像信号処理部65は、画像信号からデジタルのビデオ信号を生成する。ビデオ信号処理部66は、画像信号処理部65で生成されたビデオ信号に対して、マスク生成やキャラクタ情報付加などの各種画像処理を施す。バッファ67は、ビデオ信号処理部66で各種画像処理が施され、モニタ21に内視鏡画像として表示されるビデオ信号を一旦格納する。
上記のように構成された電子内視鏡システム2で被検体内を観察する際には、挿入部15を被検体内に挿入し、LED20をオンして被検体内を照明しながら、CCD18による内視鏡画像をモニタ21で観察する。
このとき、対物レンズ17から入射した被観察部位の像光は、CCD18の撮像面に結像され、これによりCCD18から撮像信号が出力される。CCD18から出力された撮像信号は、AFE44で相関二重サンプリング、増幅、およびA/D変換が施され、デジタルの画像信号に変換される。
AFE44から出力されたデジタルの画像信号は、P/S45によりシリアルデータに変換される。P/S45から出力されたシリアルデータは、変調部46でデジタル直交変調が施され、RF信号となる。RF信号は、送信部47の給電器から給電線35を介して一次輻射器34に給電されて、パラボラアンテナ32から電波14として発せられる。このとき、電子内視鏡10の傾きに応じて、放物面33aが鉛直方向上向きに向くように、中空球体26が受け球31により回転されるので、電波14が常に鉛直方向上向きに出射される。
一方、プロセッサ装置11では、パラボラアンテナ32から発せられた電波14が受信アンテナ13で受信されると、受信部62で電波14がRF信号に復調され、増幅される。そして、復調部63で、受信部62で増幅されたRF信号にデジタル直交検波が施され、RF信号が変調部46で変調される前の画像信号に復調される。
復調部63で復調された画像信号は、CPU60の制御の下に、同期分離部64で同期分離が施される。そして、画像信号処理部65でデジタルのビデオ信号として出力される。画像信号処理部65で出力されたビデオ信号は、ビデオ信号処理部66で各種画像処理が施され、バッファ67に一旦格納されて、モニタ21に内視鏡画像として表示される。
以上説明したように、パラボラアンテナ32を用い、調整機構39によって電波14が受信アンテナ13の向きに常に出射されるようにしたので、電子内視鏡10の向きによって電波14の受信状態が悪くなることがない。また、電波14の送信周波数を例えば2.5MHzとすると、パラボラアンテナ32のサイズは高々1.5cm程度でよいので、電子内視鏡10を操作する際に邪魔になることがない。
なお、上記実施形態で例示した調整機構39は一例であり、例えば、図5に示す調整機構70のような変形が可能である。図5において、中空球体71は、略半分が埋没するように後端部上面16cに固定され、埋設された下部の大半に穴72が形成されている。穴72は、中空球体71の中心から斜め下方向に引いた線を、鉛直方向に平行な中空球体71の中心を通る軸に対して回転させたときに、線と中空球体71との交点が描く軌跡の形状、つまり、鉛直方向から見て円形となっている。
中空球体71の内部には、パラボラアンテナ73が収容されている。パラボラアンテナ73は、パラボラアンテナ32と同様に、放物面74aを有する反射器74、および放物面74aの焦点に配置された一次輻射器75から構成される。放物面74aの反対側の反射器74の外面74bは、中空球体71と同一の球状に形成されている。パラボラアンテナ73は、外面74bが中空球体71の内面71aに接した状態で、中空球体71内を摺動する。
反射器74の端部は、パラボラアンテナ73が中空球体71内で反転しないように、後端部上面16cに平行な中空球体71の中心線Lを跨ぐように延設されている。また、放物面74aの焦点から放物面74aに下ろした垂線上の反射器74の下部には、パラボラアンテナ73が中空球体71から抜け出ないように、穴72の端面に当接するストッパ76が設けられている。
一次輻射器75には、給電線77が接続されている。給電線77は、反射器74、後述する重り80、およびストッパ76に穿たれた穴に挿通され、送信部47の給電器に繋がれている。給電線77は、中空球体71の一部が埋没された後端部上面16cの箇所に形成された空隙78内で線巻き79に接続されている。線巻き79には、中空球体71内でパラボラアンテナ73が摺動可能な長さの給電線77が、撓まないように引っ張られて収容されている。
パラボラアンテナ73には、重り80が埋設されている。重り80は、放物面74aの焦点から放物面74aに下ろした垂線上に重心が位置するように設けられている。電子内視鏡10が水平方向に平行な状態では、パラボラアンテナ73は、重り80の自重によって図示する状態で静止している。この状態から電子内視鏡10が操作されて水平方向に対して傾けられると、パラボラアンテナ73は、重り80の自重によって、放物面74aが常に鉛直方向上向きに向くように、ストッパ76で規制される範囲内で、中空球体71内を摺動する。また、パラボラアンテナ73の摺動に伴って、線巻き79から給電線77が引き出される。これにより、調整機構39の場合と同様に、電波14は、常に鉛直方向上向きに出射される。なお、パラボラアンテナ73の滑りをよくするために、中空球体71の内面71aに潤滑剤を塗布してもよい。また、重り80をパラボラアンテナ73に埋設せずに、重り38のように反射器74の下部にぶら下げるようにしてもよい。
また、図6に示すパラボラアンテナ90を用いてもよい。パラボラアンテナ90は、放物面91aを有する第1反射器91、放物面91aの焦点に支柱92を介して設置され、双曲面93aを有する第2反射器93、および第1反射器91の表面付近に配置された一次輻射器94から構成される、いわゆるカセグレン型のアンテナである。
なお、天井12から電子内視鏡10が操作される高さまでの鉛直方向の距離を2.5m、受信アンテナ13を中心とする電子内視鏡10の水平方向の操作範囲を2mと仮定した場合、受信アンテナ13の指向角は約120°であればよく、受信アンテナ13としては、パラボラアンテナ、ダイポールアンテナ、八木・宇田アンテナなどの種々のアンテナを用いることができる。
電子内視鏡システムの構成を示す概略図である。 調整機構の概略構成を示す拡大断面図である。 電子内視鏡の構成を示すブロック図である。 プロセッサ装置の構成を示すブロック図である。 調整機構の別の実施形態を示す拡大断面図である。 パラボラアンテナの別の実施形態を示す断面図である。
符号の説明
2 電子内視鏡システム
10 電子内視鏡
11 プロセッサ装置
13 受信アンテナ
14 電波
21 モニタ
26、71 中空球体
26a、71a 内面
31 受け球
32、73、90 パラボラアンテナ
33、74 反射器
33b、74b 外面
38、80 重り
39、70 調整機構
40 CPU
46 変調部
47 送信部
60 CPU
62 受信部
63 復調部

Claims (3)

  1. 被検体の被観察部位の画像を取得し、前記画像を表す信号を電波で送信する電子内視鏡において、
    前記電波を送信するためのパラボラアンテナと、
    前記パラボラアンテナにより前記電波が指向する方向が常に一定の向きとなるように、前記パラボラアンテナの向きを調整する調整機構とを備えることを特徴とする電子内視鏡。
  2. 前記調整機構は、前記パラボラアンテナを保持する中空球体と、
    前記中空球体に設けられた重りと、
    前記中空球体を回転自在に支持する回転支持手段とからなることを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡。
  3. 前記調整機構は、前記パラボラアンテナを保持する中空球体と、
    前記パラボラアンテナに設けられた重りとからなり、
    前記パラボラアンテナは、外面の一部が前記中空球体の内面と同一の球状に形成されており、前記中空球体内を摺動することを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡。
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JP2013253833A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Ricoh Co Ltd 通信装置、及び通信システム
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