JP2007258919A - 映像品質推定装置および映像品質推定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】精度よく映像品質を推定する。
【解決手段】測定区間Tの始端から1GOP時間の区間を先頭領域TSとする。先頭領域TSをn分割(n≧2)してn個のGOP開始パケット位置(P1〜Pn)を定める。n個のGOP開始パケット位置毎に、1GOP時間中の映像フレームの構成情報(M,N)を含む映像符号化情報に基づいて、測定区間Tの終端までの各映像フレームの位置および種別を仮に定める。n個のGOP開始パケット位置毎に、仮に定めた映像フレームの位置および種別に基づいて、無効パケットがどの種別の映像フレームに属しているのかを判断し、測定時間Tの終端までの無効フレーム数を算出する。このn個のGOP開始パケット位置毎に算出された無効フレーム数に基づいて測定区間T内の映像品質を推定する。
【選択図】 図7

Description

この発明は、ネットワークを介する通信端末間の映像通信サービスにおける映像品質を推定する映像品質推定装置および映像品質推定方法に関するものである。
近年、インターネット網など通信ネットワークが広帯域化する中、映像配信サービスやテレビ会議などの映像系のサービス(映像通信サービス)が普及しつつある。これらの映像通信サービスでは、映像信号を高能率圧縮符号化し、パケット列に変換して、映像配信クライアントや双方向映像通信サービスクライアントなどの通信端末へ送るようにしている。
例えば、フレーム間予測を用いずフレーム内で符号化処理を行うI(Intra Picture )フレーム、動き補償予測を使い過去から現在を予測し符号化処理を行うP(Predictive Picture)フレーム、双方向予測を使い順方向および逆方向予測し符号化処理を行う(Bidirectionally Predictive Picture)Bフレームという3種類のフレームにより映像信号を高能率圧縮符号化し、この高能率圧縮符号化した映像信号をパケット列に変換し、ネットワークを介して映像配信クライアントや双方向映像通信サービスクライアントへ送るようにしている。
この場合、例えば、ネットワークでパケット損失が生じると、映像配信クライアントや双方向映像通信サービスクライアントなどの通信端末での復号に際し前後のフレーム情報を使うことから、1パケットの損失による映像品質の劣化が1映像フレームにとどまらず、複数の映像フレームに及ぶことがある。このような場合、次の映像フレームではパケット損失が生じていないにも拘わらず、復号された映像では品質劣化が生じており、ユーザが実際に体感する映像品質(ユーザ体感品質)が大きく低下する。これは、I,P,BフレームのGOP(Group of pictures )構成、すなわち符号化された一群の映像フレームに対応する1構成単位時間中の映像フレームの構成に依存する。
GOP構成は、IまたはPの出現周期Mと、Iの出現周期Nとの組み合わせで表現される。GOP構成の一例を図11に示す。この例は、M=3,N=15の場合のGOB構成を示したものであり、1秒間30フレームの映像の場合、1GOP構成のフレーム数は15であるので、1GOP時間(1構成単位時間)は0.5秒となる。
このように、1パケットの損失であっても、ユーザ体感品質は劣化した映像フレームの種別によって異なる。そこで、ユーザ体感品質を精度よく推定する方法として、ネットワークおよび通信端末での無効パケット(損失パケット,順序逆転パケット,遅着パケット)を検出し、無効パケットが属する映像フレームおよびその映像フレームの影響を受けて劣化する映像フレームの数を無効フレーム数として算出し、この無効フレーム数の測定対象区間(例えば、10秒)内の総送信フレーム数に対する割合を無効フレーム率として求め、この無効フレーム率からユーザ体感品質を推定する方法が考えられている(非特許文献1,2,3参照)。この方法を用いれば、非特許文献3で報告されているように、無効パケット率でユーザ体感品質を推定する場合に比べ、品質推定精度が向上する。
この方法では、無効パケットが属する映像フレームの情報を無効パケットのヘッダ情報やペイロード情報から得ている。無効パケットを構成する損失パケット,順序逆転パケットおよび遅着パケットのうち、順序逆転パケットおよび遅着パケットについては、パケット自体は存在するため、そのパケットが属する映像フレームの情報をヘッダ情報やペイロード情報から得ることは可能である。
増田,富永:"無効パケット率による映像品質推定方法",信総大,B-11-15,March 2004. 富永,増田,林:"映像フレーム情報を考慮したネットワーク品質尺度による映像品質推定",信総大,BS-6-2,March 2005. 増田,富永,林:"無効フレーム率を用いたインサービス映像品質管理法",信学技報,CQ2005-59,September 2005.
しかしながら、上述した方法において、損失パケットについては、パケットが損失しているために、そのパケットが属する映像フレームの情報をヘッダ情報やペイロード情報から得ることはできない。この場合、損失パケットの前後のパケットからそのパケットが属する映像フレームの情報を類推することになるが、例えば前後のパケットも損失しているような場合は推定が困難であり、映像品質(ユーザ体感品質)の推定精度が低下する。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、無効パケットが属する映像フレームの情報をヘッダ情報やペイロード情報から得ることなく、また損失パケットの前後のパケットが損失しているような場合であっても、精度よく映像品質を推定することができる映像品質推定装置および映像品質推定方法を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、ネットワークを介する通信端末間の映像通信サービスにおける映像品質を推定する映像品質推定装置において、符号化された1群の映像フレームに対応する1構成単位時間中の映像フレームの構成情報を含む映像符号化情報を通信端末より収集する映像符号化情報収集手段と、映像品質の測定対象区間の始端から1構成単位時間幅の区間を先頭領域とし、この先頭領域をn分割(n≧2)してn個の1構成単位時間の開始位置を仮に定める1構成単位時間開始位置決定手段と、n個の1構成単位時間の開始位置毎に、映像符号化情報に基づいて、その開始位置以降の各映像フレームの位置および種別を仮に定める仮設定手段と、ネットワークおよび通信端末での無効パケットの発生情報を収集する無効パケット発生情報収集手段と、n個の1構成単位時間の開始位置毎に、仮設定手段によって仮に定められた映像フレームの位置および種別に基づいて、その開始位置以降に発生した無効パケットがどの種別の映像フレームに属しているのかを判断し、その無効パケットが属する映像フレームおよびその映像フレームの影響を受けて劣化する映像フレームの数を無効フレーム数として算出する無効フレーム数算出手段と、n個の1構成単位時間の開始位置毎に算出された無効フレーム数に基づいて測定対象区間内の映像品質を推定する映像品質推定手段とを設けたものである。
この発明において、通信端末を双方向映像通信サービスクライアント、映像信号を符号化する際の1構成単位をGOPとした場合、双方向映像通信サービスクライアントより1GOP時間中の映像フレームの構成情報を含む映像符号化情報(符号化方式、帯域、IまたはPの出現周期M、Iの出現周期N、映像フレームの種別毎の構成パケット数など)を収集する。そして、映像品質の測定対象区間(例えば、10秒)の始端から1GOP時間幅の区間を先頭領域とし、この先頭領域をn分割(例えば、10分割)してn個のGOP時間の開始位置(1構成単位時間の開始位置)を仮に定める。なお、1GOP時間は、映像符号化情報から、例えばGOP構成をM=3,N=15、1秒間30フレームの映像の場合、0.5秒というようにして求められる。
そして、このn個のGOP時間の開始位置毎に、1GOP時間中の映像フレームの構成情報を含む映像符号化情報に基づいて、その開始位置以降の各映像フレームの位置および種別を仮に定める。例えば、1GOP時間内の総パケット数に対する映像フレームの種別毎の総パケット数の比率を映像フレーム種類別構成パケット比率として求め、1GOP時間内の総パケット数、映像フレーム種類別構成パケット比率および1GOP時間中の映像フレームの配列(I,P,Bフレームの配列)に基づいて、n個のGOP時間の開始位置毎にそれ以降の各映像フレームの位置および種別を仮に定める。
この場合、映像フレーム種類別構成パケット比率は、映像符号化情報から得られる映像フレームの種別毎の構成パケット数およびGOP構成から映像フレームの種別毎の総パケット数を求め、この映像フレームの種別毎の総パケット数をトータルしてGOP内の総パケット数を求め、映像フレームの種別毎の総パケット数をGOP内の総パケット数で除して求めるようにしてもよいし、GOP内の総パケット数もしくは帯域と映像フレーム種類別構成パケット比率との関係を定めたテーブルを用意しておき、このテーブルから求めるようにしてもよい。また、GOP内の総パケット数もしくは帯域と映像フレーム種類別構成パケット比率との関係を表す推定式を予め作成しておき、この推定式から求めるようにしてもよい。
そして、n個のGOP時間の開始位置毎に、仮に定められた映像フレームの位置および種別に基づいて、無効パケットがどの種別の映像フレームに属しているのかを判断し、その無効パケットが属する映像フレームおよびその映像フレームの影響を受けて劣化する映像フレームの数を無効フレーム数として算出する。これにより、n個のGOP時間の開始位置を1つずつずらしながら、合計n個の無効フレーム数が算出される。
ここで、無効フレーム数の算出に際しては、GOP時間の開始位置毎に、そのGOP時間の開始位置から測定対象区間の終端までの区間を算出対象区間とする方式(方式1)と、GOP時間の開始位置毎に、そのGOP時間の開始位置から測定対象区間の時間幅の区間を算出対象区間とする方式(方式2)とが考えられる。
方式1の場合、GOP時間の開始位置を1つずつずらすと、無効フレーム数の算出対象区間が少しずつ短くなる。しかし、1GOP時間が0.5秒、測定対象区間が10秒というように、測定対象区間が1GOP時間に対してかなり長いような場合、GOP時間の開始位置毎に算出される無効フレーム数の誤差は小さく、映像品質の推定精度への影響は少ない。
方式2の場合、GOP時間の開始位置を1つずつずらしても、無効フレーム数の算出対象区間は短くなることがなく、常に一定の時間幅(測定対象区間の時間幅)が確保される。したがって、方式2とすることにより、方式1とする場合よりも、映像品質の推定精度のアップが望める。測定対象区間が短い場合には方式2とするとよい。
本発明において、測定対象区間は原理的には1GOP時間以上あればよいが、1GOP時間が例えば0.5秒というように短い場合には、1GOP時間に対して測定対象期間をかなり長くした方がよい。また、1GOP時間が例えば8秒というように長い場合には、2GOP時間以上とすることが望ましい。
本発明において、測定対象区間内の映像品質の推定は、n個のGOP時間の開始位置毎に算出された無効フレーム数に基づいて行われる。例えば、n個のGOP時間の開始位置毎に算出された無効フレーム数の平均値を無効フレーム数期待値とし、この無効フレーム数期待値の測定対象区間内の総送信フレーム数に対する割合を無効フレーム率期待値として求め、この無効フレーム率期待値を予め定められている無効フレーム率と映像品質との関係を示す映像品質推定モデルに代入して、測定対象区間内の映像品質の推定値を得る。
なお、無効フレーム数期待値は、n個のGOP時間の開始位置毎に算出された無効フレーム数の最大値としたり、75%値(最大値の75%)とするなどとしてもよい。無効フレーム数の最大値を無効フレーム数期待値とすることによって、最悪時を想定して、品質管理を行うことが可能となる。75%値を無効フレーム数期待値とすることによって、安全側に品質管理を行うことが可能となる。また、無効フレーム率と映像品質との関係を示す映像品質推定モデルは、サービス帯域,コンテンツの違い毎に求めておいてもよい。また、映像品質推定モデルは、モデル式として作成しておくようにしてもよいし、テーブルとして用意しておくようにしてもよい。
また、本発明において、符号化する際の1構成単位はGOPに限られるものではない。なお、GOPは、GOV(Group of video)と呼ばれることもある。また、本発明は、映像品質推定装置としてではなく、映像品質推定方法として実現することも可能である。
本発明によれば、符号化された一群の映像フレームに対応する1構成単位時間中の映像フレームの構成情報を含む映像符号化情報を通信端末より収集し、映像品質の測定対象区間の始端から1構成単位時間幅の区間を先頭領域とし、この先頭領域をn分割してn個の1構成単位時間の開始位置を仮に定め、このn個の1構成単位時間の開始位置毎に、1構成単位時間中の映像フレームの構成情報を含む映像符号化情報に基づいて、その開始位置以降の各映像フレームの位置および種別を仮に定め、無効パケットがどの種別の映像フレームに属しているのかを判断し、無効パケットが属する映像フレームおよびその映像フレームの影響を受けて劣化する映像フレームの数を無効フレーム数として算出し、このn個の1構成単位時間の開始位置毎に算出された無効フレーム数に基づいて測定対象区間内の映像品質を推定するようにしたので、無効パケットが属する映像フレームの情報をヘッダ情報やペイロード情報から得ることなく、また損失パケットの前後のパケットが損失しているような場合であっても、精度よく映像品質を推定することができるようになる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明に係る映像品質推定装置を利用した映像通信サービスシステムの一例を示すシステム構成図である。なお、本実施の形態において、映像品質とはユーザ体感品質を表し、主観評価実験によって得られた主観評価値(例えば、MOS:Mean Opinion Score)のことを指す。
図1において、10は本発明に係る映像品質推定装置、20(20−1,20−2)は双方向映像通信サービスクライアント(以下、双方向ユーザ端末と呼ぶ)、30は映像配信サーバ、40は映像配信サーバ30からの映像の配信を受ける映像配信クライアント(以下、映像配信端末と呼ぶ)であり、これらの装置はネットワーク50を介して相互に接続されている。
図2は映像品質推定装置10の内部構成の要部を示すブロック図である。映像品質推定装置10は、双方向ユーザ端末20や映像配信サーバ30から映像符号化情報(符号化方式,帯域,映像フレームの構成情報,映像フレームの種別毎の構成パケット数など)を収集する映像符号化情報収集部11と、双方向ユーザ端末20や映像配信端末40から無効パケット(損失パケット,順序逆転パケット,遅着パケット)の発生情報を収集する無効パケット発生情報収集部12と、映像符号化情報収集部11が収集した映像符号化情報に基づいて後述する映像フレーム種類別構成パケット比率を算出する映像フレーム種類別構成パケット比率算出部13と、映像符号化情報収集部11が収集した映像符号化情報、映像フレーム種類別構成パケット比率算出部13で算出された映像フレーム種類別構成パケット比率および無効パケット発生情報収集部12が収集した無効パケットの発生情報に基づいて後述する無効フレーム率期待値を算出する無効フレーム率期待値算出部14と、無効フレーム率と映像品質との関係を映像品質推定モデルとして格納した映像品質推定モデルDB15と、無効フレーム率期待値算出部14で算出された無効フレーム率期待値から映像品質推定モデルDB15に格納されている映像品質推定モデルに従って映像品質推定値を求める映像品質推定部16とを備えている。
なお、映像品質推定装置10は、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して図2に示した各部の機能を実現させるプログラムとによって実現される。また、この例では、映像品質推定モデルDB15に、符号化方式,コンテンツ,帯域などの条件毎に無効フレーム率と映像品質との関係を示すモデル式を作成し、これを映像品質推定モデルとして格納している。
図3は、映像品質推定モデルの例であり、無効フレーム率が求まると、映像品質(MOS)を算出することができる。無効フレーム率に対する映像品質推定モデルとしては、例えば、次式のような指数関数で表されることが分かっている。
Y=y0+A1*exp(−x/t1)+A2*exp(−x/t2) ・・・・(1)
Y:ユーザ体感品質(MOS)、x:無効フレーム率、y0,A1,A2,t1,t2:定数。
〔実施の形態1(方式1)〕
以下、図5に示すフローチャートに従って、映像品質推定装置10が有する本実施の形態特有の機能について、双方向ユーザ端末20における映像品質を推定する場合を例にとって説明する。
〔映像符号化情報収集部〕
映像品質推定装置10において、映像符号化情報収集部11は、双方向ユーザ端末20から映像信号を符号化する際の符号化方式,帯域,映像フレームの構成情報,映像フレームの種別毎の構成パケット数などの映像符号化情報を収集する(ステップ101)。この例では、双方向ユーザ端末20での符号化方式を高能率圧縮符号化とし、映像フレームの構成情報としてGOP構成(M,N)が収集されるものとする。
なお、映像フレームの種別毎の構成パケット数は、映像配信サービスの場合には、予め想定されるジャンルの映像コンテンツについてデータ収集してもよいし、サービスで実際に利用されるコンテンツの情報をデータ収集してもよい。また、双方向映像通信サービスの場合には、予め想定されるジャンルの映像コンテンツ(例えば、遠隔授業,自由会話など)のサンプル映像を用いて、映像フレームの種別毎のパケット数情報を収集しておいてもよい。
〔映像フレーム種類別構成パケット比率算出部〕
映像フレーム種類別構成パケット比率算出部13は、映像符号化情報収集部11が収集した映像符号化情報を入力とし、この映像符号化情報に基づいて映像フレーム種類別構成パケット比率を算出する(ステップ102)。
この例では、映像符号化情報から得られる映像フレームの種別毎の構成パケット数(I,P,Bの各フレームを構成するパケット数)およびGOP構成から映像フレームの種別毎の総パケット数を求め、この映像フレームの種別毎の総パケット数をトータルしてGOP内の総パケット数を求め、映像フレームの種別毎の総パケット数をGOP内の総パケット数で除して、Iフレームの映像フレーム種類別構成パケット比率、Pフレームの映像フレーム種類別構成パケット比率、Bフレームの映像フレーム種類別構成パケット比率を求める。
なお、GOP内の総パケット数もしくは帯域と映像フレーム種類別構成パケット比率との関係(図4参照)を定めたテーブルを用意しておき、このテーブルからI,P,B各フレームの映像フレーム種類別構成パケット比率を求めるようにしてもよい。また、GOP内の総パケット数もしくは帯域と映像フレーム種類別構成パケット比率との関係を表す推定式を予め作成しておき、この推定式からI,P,B各フレームの映像フレーム種類別構成パケット比率を求めるようにしてもよい。
〔無効パケット発生情報収集部〕
無効パケット発生情報収集部12は、10秒を測定区間(測定対象区間)とし、この測定区間内の無効パケットの発生情報を双方向ユーザ端末20から収集する(ステップ103)。無効パケットとは、ネットワーク50における損失パケットおよび順序逆転パケットならびに双方向ユーザ端末20におけるバッファ溢れによる遅着パケットを合計したものである。本実施の形態では、双方向ユーザ端末20で無効パケットの発生情報を収集し、この収集した無効パケットの発生情報を映像品質推定装置10からの要求に応じて映像品質推定装置10へ転送するという方法をとる。なお、この転送には、制御パケットとして、例えば「IETF RFC3611」に記載されているRTCPXRを用いる。
〔無効フレーム率期待値算出部〕
無効フレーム率期待値算出部14は、映像符号化情報と映像フレーム種類別構成パケット比率と無効パケットの発生情報に基づいて、次のようにして無効フレーム率期待値を算出する(ステップ104)。図6にステップ104における無効フレーム率期待値の算出処理の詳細を示す。
先ず、測定区間(図7(a)に示すT(T1))の始端から1GOP時間の区間(図7(b)に示すTS)を先頭領域とする(ステップ201)。1GOP時間は、イントラリフレッシュ時間ともいい、映像符号化情報から求められる。MPEG−2の場合、1GOP時間は0.5秒以内が望ましいとされており、M=3,N=15というGOP構成であれば、IまたはPの出現周期Mが3フレーム、Iの出現周期Nが15フレームであることが分かるので、1秒間30フレームの映像の場合、1GOP時間は0.5秒として求められる。リアルタイムかつ双方向の映像通信サービスなど、遅延に厳しいアプリケーションの場合は、1GOP時間を短くとる場合が多い。一方、遅延にそれほど厳しくないアプリケーションの場合には、1GOP時間が3秒あるいはそれ以上の場合もあり得る。
次に、ステップ201で定めた先頭領域TSをパケット数によりn分割(この例では、n=10)して、n個のGOP開始パケット位置(GOP時間の開始位置)P1〜Pnを仮に定める(図7(c):ステップ202)。すなわち、1GOP時間内の総パケット数より、10個のGOP開始パケット位置を仮に決定する。例えば、1GOP時間内の総パケット数が1000個である場合、10個のGOP開始パケット位置は、「1」,「101」,「201」,「301」,「401」,「501」,「601」,「701」,「801」,「901」番目のパケットとされる。
そして、GOP開始パケット位置の順番を示すパラメータをm=1とし(ステップ203)、m=1番目のGOP開始パケット位置P1より、1GOP時間内の総パケット数,映像フレーム種類別パケット比率およびGOP構成(1GOP時間中の映像フレームの配列)に基づいて、測定区間Tの終端までの各映像フレームの位置および種別を仮に定める(ステップ204)。
例えば、GOP構成がM=3,N=15である場合には、1GOP時間中の映像フレームの配列が「IBBPBBPBBPBBPBB」となる。ここで、1GOP時間内の総パケット数が1000個であり、そのときのIフレームの映像フレーム種類別パケット比率が例えば10%として求められていると、Iフレームとなるパケット番号は1番から100番となる。同様にして、Pフレーム、Bフレームについて、パケット番号を求める。
そして、このGOP開始パケット位置P1に対して仮に定められた映像フレームの位置および種別に基づいて、GOP開始パケット位置P1から測定期間Tの終端までの区間で発生した無効パケットがどの種別の映像フレームに属しているのかを判断し(ステップ205)、その無効パケットが属する映像フレームおよびその映像フレームの影響を受けて劣化する映像フレームの数をGOP開始パケット位置P1での無効フレーム数FNG1 として算出する(ステップ206)。
例えば、発生した無効パケットが90番目のパケットであれば、Iフレームに属していると判断し、101番目のパケットであればBフレームに属していると判断し、その映像フレームの種別とGOP構成に基づいて無効フレーム数を算出し、測定区間Tの終端までの無効パケットに対する無効フレーム数を積算する。
そして、m=m+1=2としてステップ204へ戻り(ステップ208)、ステップ207においてm=nとなるまで、ステップ204〜206の処理を繰り返す。これにより、2番目のGOP開始パケット位置P2での無効フレーム数FNG2 、3番目のGOP開始パケット位置P3での無効フレーム数FNG3 というように、GOP開始パケット位置を1つずつずらしながら、n番目のGOP開始パケット位置Pnまで、合計n個の無効フレーム数(FNG1 〜FNGn)が算出される。
全てのGOP開始パケット位置での無効フレーム数が算出されると(ステップ207のYES)、すなわちGOP開始パケット位置P1〜Pnでの無効フレーム数FNG1 〜FNGn が算出されると、この無効フレーム数FNG1 〜FNGn より無効フレーム数期待値を求める(ステップ209)。この例では、無効フレーム数FNG1 〜FNGn の平均値を無効フレーム数期待値として求める。そして、測定区間T内の総送信フレーム数を求め、この測定区間T内の総送信フレーム数に対する無効フレーム数期待値の割合を無効フレーム率期待値として算出する(ステップ210)。
なお、この例では、無効フレーム数FNG1 〜FNGn の平均値を無効フレーム数期待値として求めるようにしたが、無効フレーム数FNG1 〜FNGn の最大値を無効フレーム数期待値として求めるようにしてもよく、75%値(最大値の75%)を無効フレーム数期待値として求めるようにしてもよい。無効フレーム数の最大値を無効フレーム数期待値とすることによって、最悪時を想定して、品質管理を行うことが可能となる。75%値を無効フレーム数期待値とすることによって、安全側に品質管理を行うことが可能となる。
〔映像品質推定部〕
映像品質推定部16は、無効フレーム率期待値算出部14で算出された無効フレーム率期待値を入力とし、映像品質推定モデルDB15に格納されている映像品質推定モデルに従って測定区間T内の映像品質推定値を求める。
この場合、映像品質推定部16は、映像符号化情報収集部11からの映像符号化情報を参照し、その映像符号化情報に含まれる符号化方式,コンテンツ,帯域などの条件に合致した映像品質推定モデルを映像品質推定モデルDB15から選択する(図5:ステップ105)。
そして、この選択した映像品質推定モデルに無効フレーム率期待値算出部14からの無効フレーム率期待値を代入して、測定区間T(T1)内の映像品質の推定値を求める(ステップ106)。
以下同様にして、次の測定区間T(T2)についても、映像品質の推定を行う。この場合、ステップ107のYESに応じてステップ103へ戻り、測定区間T内の無効パケット発生情報の収集(ステップ103)、測定区間Tにおける無効フレーム率期待値の算出(ステップ104)、映像品質推定モデルの選択(ステップ105)、映像品質推定モデルに無効フレーム率期待値を代入しての映像品質推定値の算出(ステップ106)を繰り返す。なお、この例では、映像品質推定モデルをモデル式としたが、無効フレーム率と映像品質との関係をテーブルとして用意しておくようにしてもよい。
このようにして、本実施の形態では、n個のGOP開始パケット位置毎に測定区間Tの終端までの各映像フレームの位置および種別を仮に定め、この仮に定めた各映像フレームの位置および種別から無効パケットがどの種別の映像フレームに属しているのか判断し、測定区間T内の映像品質の推定を行うので、無効パケットが属する映像フレームの情報をヘッダ情報やペイロード情報から得ることなく、また損失パケットの前後のパケットが損失しているような場合であっても、精度よく映像品質を推定することができるようになる。
〔実施の形態2(方式2)〕
実施の形態1(方式1)では、図7の説明図からも分かるように、GOP開始パケット位置を1つずつずらすと、無効フレーム数の算出対象区間Txが少しずつ短くなる。これは、無効フレーム数の算出対象区間TxをGOP開始パケット位置から測定区間Tの終端までとしているためである。1GOP時間が0.5秒、測定区間Tが10秒というように、測定区間Tが1GOP時間に対してかなり長いような場合、GOP開始パケット位置毎に算出される無効フレーム数の誤差は小さく、映像品質の推定精度への影響は少ない。しかし、測定区間Tが短くなると、映像品質の推定精度への影響が心配される。
これに対して、実施の形態2(方式2)では、図10に示すように、全てのGOP開始パケット位置について、そのGOP開始パケット位置から測定区間Tの時間幅の区間を無効フレーム数の算出対象区間Txとする。すなわち、GOP開始パケット位置毎に、そのGOP開始パケット位置から測定区間Tの時間幅の区間を算出対象区間Txとし、この算出対象区間Tx内の無効フレーム数を算出する。この場合、次の測定区間Tの一部が無効フレーム数の算出対象区間Txに含まれることになるが、無効フレーム数の算出対象区間Txは短くなることがなく、常に一定の時間幅(測定区間Tの時間幅)が確保される。したがって、方式2とすることにより、方式1とする場合よりも、映像品質の推定精度のアップが望める。測定区間Tが短い場合には方式2とするとよい。
図8に図5に対応する実施の形態2のフローチャートを示す。図9に図6に対応する実施の形態2のフローチャートを示す。実施の形態2では、ステップ103’において「測定区間+1GOP時間」の無効パケット発生情報を収集する。また、ステップ204’において、GOP開始パケット位置毎に、測定区間Tの時間幅の区間の各映像フレームの位置および種別を仮に定めるようにする。また、ステップ205’において、GOP開始パケット位置毎に、測定区間Tの時間幅の区間の無効パケットがどの種類の映像フレームに属しているのかを判断する。また、ステップ206’において、GOP開始パケット位置毎に、測定区間Tの時間幅の区間内の無効フレーム数を算出する。
なお、上述した実施の形態では、測定区間Tを10秒としたが、原理的には1GOP時間以上あればよい。1GOP時間が例えば0.5秒というように短い場合には、1GOP時間に対して測定対象期間をかなり長くした方がよい。また、1GOP時間が例えば8秒といように長い場合には、2GOP時間以上とすることが望ましい。
また、上述した実施の形態では、先頭領域TSを10分割するようにしたが、10分割に限られるものではなく、2分割以上であればよい。
また、上述した実施の形態では、双方向ユーザ端末20における映像品質を推定する場合を例にとって説明したが、映像配信端末40における映像品質も同様にして推定される。
また、図5,図6、図8,図9に示したフローチャートは一例であり、各種の変形が自在であることは言うまでもない。
本発明に係る映像品質推定装置を含む映像通信サービスシステムの一例を示すシステム構成図である。 この映像通信サービスシステムにおける映像品質推定装置の内部構成の要部を示すブロック図である。 映像品質推定モデル(無効フレーム率と映像品質との関係)の一例を示す図である。 GOP内の総パケット数もしくは帯域と映像フレーム種類別構成パケット比率との関係を示す図である。 映像品質推定装置における映像品質の推定処理(実施の形態1(方式1))の過程を示すフローチャートである。 映像品質の推定処理(実施の形態1(方式1))における無効フレーム率期待値の算出処理の詳細を示すフローチャートである。 映像品質の推定処理(実施の形態1(方式1))における無効フレーム率期待値の算出処理を説明するためのタイムチャートである。 映像品質推定装置における映像品質の推定処理(実施の形態2(方式2))の過程を示すフローチャートである。 映像品質の推定処理(実施の形態2(方式2))における無効フレーム率期待値の算出処理の詳細を示すフローチャートである。 映像品質の推定処理(実施の形態2(方式2))における無効フレーム率期待値の算出処理を説明するためのタイムチャートである。 GOP構成の一例(M=3,N=15の場合)を示す図である。
符号の説明
10…映像品質推定装置、11…映像符号化情報収集部、12…無効パケット発生情報収集部、13…映像フレーム種類別構成パケット比率算出部、14…無効フレーム率期待値算出部、15…映像品質推定モデルDB、16…映像品質推定部、T…測定区間(測定対象区間)、TS…先頭領域、Tx…算出対象区間、P1〜Pn…GOP開始パケット位置。

Claims (7)

  1. ネットワークを介する通信端末間の映像通信サービスにおける映像品質を推定する映像品質推定装置において、
    符号化された1群の映像フレームに対応する1構成単位時間中の映像フレームの構成情報を含む映像符号化情報を前記通信端末より収集する映像符号化情報収集手段と、
    映像品質の測定対象区間の始端から前記1構成単位時間幅の区間を先頭領域とし、この先頭領域をn分割(n≧2)してn個の1構成単位時間の開始位置を仮に定める1構成単位時間開始位置決定手段と、
    前記n個の1構成単位時間の開始位置毎に、前記映像符号化情報に基づいて、その開始位置以降の各映像フレームの位置および種別を仮に定める仮設定手段と、
    前記ネットワークおよび前記通信端末での無効パケットの発生情報を収集する無効パケット発生情報収集手段と、
    前記n個の1構成単位時間の開始位置毎に、前記仮設定手段によって仮に定められた映像フレームの位置および種別に基づいて、その開始位置以降に発生した前記無効パケットがどの種別の映像フレームに属しているのかを判断し、その無効パケットが属する映像フレームおよびその映像フレームの影響を受けて劣化する映像フレームの数を無効フレーム数として算出する無効フレーム数算出手段と、
    前記n個の1構成単位時間の開始位置毎に算出された無効フレーム数に基づいて前記測定対象区間内の映像品質を推定する映像品質推定手段と
    を備えることを特徴とする映像品質推定装置。
  2. 請求項1に記載された映像品質推定装置において、
    前記無効フレーム数算出手段は、
    前記1構成単位時間の開始位置毎に、その開始位置から前記測定対象区間の終端までの区間を算出対象区間とし、この算出対象区間内の無効フレーム数を算出する
    ことを特徴とする映像品質推定装置。
  3. 請求項1に記載された映像品質推定装置において、
    前記無効フレーム数算出手段は、
    前記n個の1構成単位時間の開始位置毎に、その開始位置から前記測定対象区間の時間幅の区間を算出対象区間とし、この算出対象区間内の無効フレーム数を算出する
    ことを特徴とする映像品質推定装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載された映像品質推定装置において、
    前記仮設定手段は、
    1構成単位時間内の総パケット数に対する映像フレームの種別毎の総パケット数の比率を映像フレーム種類別構成パケット比率として求め、その1構成単位時間内の総パケット数、前記フレーム種類別構成パケット比率および前記1構成単位時間中の映像フレームの配列に基づいて、前記n個の1構成単位時間の開始位置毎にそれ以降の各映像フレームの位置および種別を仮に定める
    ことを特徴とする映像品質推定装置。
  5. 請求項1〜3の何れか1項に記載された映像品質推定装置において、
    前記映像品質推定手段は、
    前記n個の1構成単位時間の開始位置毎に算出された無効フレーム数の平均値を無効フレーム数期待値とし、この無効フレーム数期待値の前記測定対象区間内の総送信フレーム数に対する割合を無効フレーム率期待値として求め、この無効フレーム率期待値を予め定められている無効フレーム率と映像品質との関係を示す映像品質推定モデルに代入して、前記測定対象区間内の映像品質の推定値を得る
    ことを特徴とする映像品質推定装置。
  6. 請求項1〜3の何れか1項に記載された映像品質推定装置において、
    前記映像品質推定手段は、
    前記n個の1構成単位時間の開始位置毎に算出された無効フレーム数の最大値を無効フレーム数期待値とし、この無効フレーム数期待値の前記測定対象区間内の総送信フレーム数に対する割合を無効フレーム率期待値として求め、この無効フレーム率期待値を予め定められている無効フレーム率と映像品質との関係を示す映像品質推定モデルに代入して、前記測定対象区間内の映像品質の推定値を得る
    ことを特徴とする映像品質推定装置。
  7. ネットワークを介する通信端末間の映像通信サービスにおける映像品質を推定する映像品質推定方法において、
    符号化された1群の映像フレームに対応する1構成単位時間中の映像フレームの構成情報を含む映像符号化情報を前記通信端末より収集する第1ステップと、
    映像品質の測定対象区間の始端から前記1構成単位時間幅の区間を先頭領域とし、この先頭領域をn分割(n≧2)してn個の1構成単位時間の開始位置を仮に定める第2ステップと、
    前記n個の1構成単位時間の開始位置毎に、前記映像符号化情報に基づいて、その開始位置以降の各映像フレームの位置および種別を仮に定める第3ステップと、
    前記ネットワークおよび前記通信端末での無効パケットの発生情報を収集する第4ステップと、
    前記n個の1構成単位時間の開始位置毎に、前記仮設定手段によって仮に定められた映像フレームの位置および種別に基づいて、その開始位置以降に発生した前記無効パケットがどの種別の映像フレームに属しているのかを判断し、その無効パケットが属する映像フレームおよびその映像フレームの影響を受けて劣化する映像フレームの数を無効フレーム数として算出する第5ステップと、
    前記n個の1構成単位時間の開始位置毎に算出された無効フレーム数に基づいて前記測定対象区間内の映像品質を推定する第6ステップと
    を備えることを特徴とする映像品質推定装置。
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