JP2007254758A5 - - Google Patents

Claims (19)

1. ラジカル重合によって製造されたビニル系重合体であって、重合性の炭素−炭素二重結合を有する基を１分子あたり１個、その分子末端に有するマクロモノマー（Ｉ）
   を単独で重合させることにより製造される、枝分かれした重合体。
2. ラジカル重合によって製造されたビニル系重合体であって、重合性の炭素−炭素二重結合を有する基を１分子あたり１個、その分子末端に有するマクロモノマー（Ｉ）と、重合性の炭素−炭素二重結合を有する基を１分子あたり２個以上有する多官能化合物とを共重合することにより製造される、枝分かれした重合体。
3. 重合性の炭素−炭素二重結合を有する基が、一般式（１）：
   −ＯＣ（Ｏ）Ｃ（Ｒ）＝ＣＨ_２ （１）
   （式中、Ｒは水素、または、炭素数１〜２０の１価の有機基を表す。）
   で表される基である請求項１または２に記載の枝分かれした重合体。
4. Ｒが水素、または、メチル基である請求項３記載の枝分かれした重合体。
5. マクロモノマー（Ｉ）の主鎖は、リビングラジカル重合により製造されたビニル系重合体からなるものである請求項１〜４のいずれか１項に記載の枝分かれした重合体。
6. マクロモノマー（Ｉ）の主鎖は、連鎖移動剤を用いたビニル系モノマーの重合により製造されたビニル系重合体からなるものである請求項１〜４のいずれか１項に記載の枝分かれした重合体。
7. マクロモノマー（Ｉ）の主鎖が（メタ）アクリル系重合体である請求項１〜６のいずれか１項に記載の枝分かれした重合体。
8. マクロモノマー（Ｉ）の重合体主鎖がアクリル酸エステル系重合体である請求項７記載の枝分かれした重合体。
9. マクロモノマー（Ｉ）の主鎖がスチレン系重合体である請求項１〜６のいずれか１項に記載の枝分かれした重合体。
10. マクロモノマー（Ｉ）の数平均分子量が３０００以上である請求項１〜９のいずれか１項に記載の枝分かれした重合体。
11. ゲルパーミエーションクロマトグラフィーで測定したマクロモノマー（Ｉ）の重量平均分子量（Ｍｗ）と数平均分子量（Ｍｎ）の比（Ｍｗ／Ｍｎ）の値が１．８未満である請求項１〜１０のいずれか１項に記載の枝分かれした重合体。
12. マクロモノマー（Ｉ）を重合させる方法がラジカル重合である請求項１〜１１のいずれか１項に記載の枝分かれした重合体。
13. マクロモノマー（Ｉ）を重合させる方法が、活性エネルギー線により重合を開始する重合である請求項１〜１１のいずれか１項に記載の枝分かれした重合体。
14. マクロモノマー（Ｉ）を重合させる方法が、加熱により重合を開始する重合である請求項１〜１１のいずれか１項に記載の枝分かれした重合体。
15. マクロモノマー（Ｉ）を重合させる方法がアニオン重合である請求項１〜１１のいずれか１項に記載の枝分かれした重合体。
16. 重合性の炭素−炭素二重結合を有する基を１分子あたり２個以上有する多官能化合物が、重合性の炭素−炭素二重結合を有する基を１分子あたり２個以上分子末端に有する重合体（ＩＩＩ）である請求項２記載の枝分かれした重合体。
17. 請求項１〜１６のいずれか１項に記載の枝分かれした重合体を主成分とする熱可塑性エラストマー。
18. 請求項１〜１６のいずれか１項に記載の枝分かれした重合体を主成分とする耐衝撃性改良材。
19. 請求項１〜１６のいずれか１項に記載の枝分かれした重合体を主成分とする粘着剤。