JP2007254045A - 移載装置 - Google Patents

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JP2007254045A JP2006077071A JP2006077071A JP2007254045A JP 2007254045 A JP2007254045 A JP 2007254045A JP 2006077071 A JP2006077071 A JP 2006077071A JP 2006077071 A JP2006077071 A JP 2006077071A JP 2007254045 A JP2007254045 A JP 2007254045A
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Masahiro Makimura
正博 牧村
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Murata Machinery Ltd
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Abstract


【構成】 スライドフォークのトップユニット12に駆動ローラ16を設置し、トップユニット12の進退方向と逆方向に等速で駆動ローラ16を回転させる。荷積みの場合トップユニット12の前進と上昇を同時に、荷下ろしの場合トップユニット12の後退と下降を同時に行う。
【効果】 移載装置の昇降と前後進を並行して行い、移載時間を短縮する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、スタッカークレーンや天井走行車、有軌道台車、無人搬送車などの搬送台車に搭載して、あるいは単独で使用する移載装置に関し、特に移載時間の短縮に関する。
スタッカークレーンや有軌道台車等に用いられる移載装置にはスライドフォークやスカラアームなどがあり、移載の手順は移載装置の前進、移載装置の昇降、移載装置の後退の3段階からなっている。そして移載装置の昇降の段階で棚や固定の台などの移載相手との間で物品の受け渡しが行われ、移載装置の前後進中に物品の受け渡しを行うと水平方向に大きな力が物品に加わる。このため移載装置の前後進と昇降とは別々に行う必要がある。
なお特許文献1は、スタッカークレーンの昇降台の床面に物品搬送用のコンベヤを設け、側面に物品を挟み込んで移載するスライドフォークを設けることを提案している。このようにすると、コンベヤのストローク分物品を先に移動させてから、スライドフォークで残るストローク分物品を移動させればよいので、スライドフォークのストロークを短くできる。
特開2005−138949号公報
この発明の課題は、移載装置の移載時間を短縮することにある。
請求項2,3の発明での追加の課題は、そのための具体的な構成を提供することにある。
この発明は、物品の支持部と、前記支持部を昇降させるための昇降手段と、前記支持部を前後進させるための前後進手段とを備えた移載装置において、前記支持部に、移載する物品を支持すると共に、該物品を移載相手と受け渡しする際に、前記支持部の前後進と逆方向にかつ実質的に等速で、物品を支持部に対して相対移動させるための相対移動手段を設けたことを特徴とする。
好ましくは、前記相対移動手段が前記支持部上に設けた複数のフリーローラからなる。
また好ましくは、前記相対移動手段が前記支持部上に設けた動力コンベヤからなる。
この発明の移載装置で物品を荷積みする場合、支持部を前進と同時に上昇させる。ここで相対移動手段が物品に接触すると、相対移動手段は物品を支持部の前進を打ち消すように運動させるので、物品は水平方向には実質的に静止したまま、支持部で持ち上げられる。また物品を荷下ろしする場合、支持部は後退と下降を同時に行い、相対移動手段により物品は支持部の後退と逆方向に運動して水平方向にはほぼ静止している。この状態で物品は相対移動手段から移載相手に受け渡され、この時水平方向の衝撃は働かず、滑らかに受け渡される。以上のように支持部の昇降と前後進を同時に行うことができるので、移載時間を短縮できる。また物品を移載相手と受け渡しする際に、水平方向の衝撃が加わらない。
相対移動手段を複数のフリーローラとすると低コストである。物品の荷積み時に、相対移動手段のフリーローラが物品に接触すると、物品を水平方向に移動させるだけの摩擦力をフリーローラから物品に及ぼすことが無く、フリーローラが支持部の前進を打ち消す方向に回転して、物品を支持部に対して水平方向逆向きにかつほぼ等速で移動させる。
相対移動手段を動力コンベヤとすると、支持部の前後進と逆向きに支持部の速度に近い速度で物品を移動させるのが容易である。また物品の受け渡しを行う際以外はコンベヤをロックすると、物品が支持部上で不用意に移動することがない。
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。
図1〜図6に、実施例とその変形とを示す。各図において、2はスタッカークレーンで、走行レール4に沿って走行し、一対のマスト6,6に沿って昇降台8を昇降させる。昇降台8には例えば一対のスライドフォーク10,10を設置し、各スライドフォーク10はトップユニット12とその下側の図示しないミドルユニット並びにボトムユニット13とからなる。トップユニット12には、相対移動手段の例としての動力ローラコンベヤ14を設置する。15は制御部で、スタッカークレーン2の走行,昇降台8の昇降,スライドフォーク10の前後進並びに動力ローラコンベヤ14を制御する。20は移載相手の棚側の支柱で、22は棚受けで、パレット24などの物品を支持する。実施例で移載する物品は引きずりながら移載することが難しい重量物が好ましく、パレット24はその例である。
図2,図3により実施例の動作を説明する。図2の26は段ボールで、トップユニット12は速度vで前進しながら速度uで同時に上昇し、棚受け22からパレット24を荷積みする。この時、動力ローラコンベヤ14の駆動ローラ16はトップユニット12の前進速度vと等速で逆方向に回転し、駆動ローラ16が上昇してパレット24の底面に接触すると、パレット24を動力ローラコンベヤ14でトップユニット12の前進方向と逆向きに等速で搬送しようとし、パレット24に水平方向の力を及ぼさない。このためパレット24側から見ると、水平方向の衝撃無しで水平方向に沿って元の位置を保ったまま、速度uで上昇するトップユニット12に荷積みされることになり、滑らかに棚受け22からトップユニット12への移載できる。
トップユニットの動作は図3に示すようになり、棚受けからトップユニットへ物品を荷積みする場合、トップユニットを前進させるのと同時に昇降台毎上昇させ、例えばトップユニットの上昇期間中、動力ローラコンベヤをトップユニットの前進速度と等速で逆方向に駆動する。そして例えば時刻T1でパレットと動力ローラコンベヤとが接触し、トップユニットが前進しながら上昇して時刻T2に前進を完了し、時刻T3に後退を完了するとする。この時、少なくとも時刻T1からT2までの時間、移載のサイクルタイムを短縮することができる。ただしパレットがローラコンベヤに接触する時間を事前に正確に知ることは困難なので、実用的には支持部の上昇時間に相当する時間だけ移載時間を短縮できる。
なお動力ローラコンベヤを駆動する必要があるのは、時刻T1の直前からトップユニットの前進を完了する時刻T2付近までの期間である。また図3では、トップユニットの上昇と前進とを同時に完了させているが、これらの終了時刻が異なっていても良い。さらに実施例では、動力ローラコンベヤをトップユニットと等速で逆方向に駆動するが、これらの速度は±数%程度異なっていても良い。また実施例でのトップユニットの上昇は、昇降台の上昇により行われ、前進や後退はボトムユニットに対するトップユニットの相対移動で行われ、昇降台の昇降やトップユニットの前後進並びに動力ローラコンベヤの運動は、制御部により制御される。
図3の下側に、トップユニットから棚受けへのパレットの荷下ろし動作を示す。トップユニットは時刻T2までの間前進し、次いで時刻T3までの間後退する。この間にトップユニットの下降とコンベヤの運動とを行い、動力ローラコンベヤはトップユニットの後退速度と逆向きに等速で駆動される。そして図3の時刻T4にパレットが動力ローラコンベヤから棚受けへ受け渡しされるものとする。すると少なくとも時刻T2から時刻T4までの分だけ移載時間を短縮でき、実用的には支持部の下降時間分移載時間を短縮できる。以上のように実施例では、トップユニットの前進または後退と、その昇降並びにコンベヤの動作を同時に並行して行うことにより、トップユニットの昇降をその前後進とは別の時間帯に行う場合に比べて、移載時間を短縮できる。
駆動ローラ16はチェーンなどで駆動しても良いが、好ましくは駆動ローラ16内に駆動用のモータと変速機並びにブレーキのユニットを設けて、駆動ローラ16を駆動する期間以外はブレーキで駆動ローラ16をロックする。駆動モータを駆動ローラ16内に内蔵させることにより、トップユニット12を薄くでき、またトップユニットの昇降時以外は駆動ローラ16をロックすることにより、パレット24がトップユニット12に対し不用意に滑ることを防止できる。
図4に変形例のトップユニット30を示し、他の点は実施例と同様である。トップユニット30にはフリーローラ32を複数設け、昇降自在なストッパ34を設けてトップユニット30を昇降させて、パレットを受け渡しする際以外はコンベヤ34を上昇させて、パレットが不用意にスライドするのを防止する。
トップユニット30の場合、荷積み時にトップユニット30を前進させながら上昇させ、フリーローラ32がパレットの底面と接触すると、フリーローラ32はパレットから加わる摩擦力により回転して、パレットの水平方向位置を動かさずに荷積みすることができる。また荷下ろし時にトップユニット30を後退させると、パレットには慣性力が働くので、トップユニットに対してパレットは棚受け側に前進しながら下降し、パレットの底面が棚受けに接した段階でフリーローラ32から離れて受け渡しが行われる。ただし図4のフリーローラ32で軽量物品を移載すると、フリーローラ32と物品間の摩擦力で、受渡時に物品がトップユニット30と共に水平方向に移動することが起こり得る。これに対してトップユニットに動力コンベヤを設けると、軽量物から重量物まで水平方向に物品を移動させずに、物品を受け渡しできる。
図1,図2の実施例では、動力ローラコンベヤ14を用いたが、コンベヤの種類は任意である。他のコンベヤを用いた変形例を図5に示すと、40は新たなトップユニットで、42はベルトコンベヤのベルト、43は駆動プーリ、44はアイドラプーリで、他の点は実施例と同様である。
実施例では昇降台に搭載したスライドフォークを説明したが、スライドフォーク以外のタイプの移載装置にも適用することができる。図6のスカラアーム50は、リフタ51により昇降し、52は駆動モータ、53は第1関節、54は第2関節、55は第3関節で、56,57はアームであり、58がハンドである。そしてハンド58の上面に駆動ローラ60を設けて、図1〜図3の実施例と同様に動作させる。この場合ハンド58は図6の矢印に示すように、左右方向に運動し、駆動ローラ60はハンド58の移動方向と逆方向に等速で運動する。
実施例では以下の効果が得られる。
(1) 移載装置の前後進とその昇降とを同時に行うことにより、移載時間を短縮できる。
(2) 物品を受け渡しする際に、物品に水平方向の力が加わらず、滑らかに受け渡しできる。
実施例のスライドフォーク10やスカラアーム50は、スタッカークレーン2の昇降台8に限らず、例えば天井走行車や有軌道台車あるいは地上を無軌道で走行する無人搬送車などの他の搬送台車に搭載しても良い。またスライドフォーク10やスカラアーム50を、搬送台車に搭載せずに、単独で地上側固定の移載装置として用いても良い。この場合、スライドフォーク10には適宜の昇降手段を設けるものとする。
昇降台に駆動ローラ付きのスライドフォークを搭載した実施例のスタッカークレーンと、受渡先の棚とを示す要部平面図 棚から図1のスライドフォークへ物品を受け渡しする際の動作を示す図 実施例での動作パターンを示す図で、荷積み動作と荷下ろし動作とを示す。 スライドフォークのトップユニットにフリーローラを設けた変形例の要部平面図 スライドフォークのトップユニットにベルトコンベヤを設けた変形例の要部平面図 スカラアームのハンドに動力ローラコンベヤを用いた実施例の平面図
符号の説明
2 スタッカークレーン
4 走行レール
6 マスト
8 昇降台
10 スライドフォーク
12,30 トップユニット
14 動力ローラコンベヤ
15 制御部
16 駆動ローラ
20 支柱
22 棚受け
24 パレット
26 段ボール
32 フリーローラ
34 ストッパ
40 トップユニット
42 ベルト
43 駆動プーリ
44 アイドラプーリ
50 スカラアーム
51 リフタ
52 駆動モータ
53〜55 関節
56,57 アーム
58 ハンド
60 駆動ローラ

Claims (3)

  1. 物品の支持部と、前記支持部を昇降させるための昇降手段と、前記支持部を前後進させるための前後進手段とを備えた移載装置において、
    前記支持部に、移載する物品を支持すると共に、該物品を移載相手と受け渡しする際に、前記支持部の前後進と逆方向にかつ実質的に等速で、物品を支持部に対して相対移動させるための相対移動手段を設けたことを特徴とする、移載装置。
  2. 前記相対移動手段が前記支持部上に設けた複数のフリーローラからなることを特徴とする、請求項1の移載装置。
  3. 前記相対移動手段が前記支持部上に設けた動力コンベヤからなることを特徴とする、請求項1の移載装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105084017A (zh) * 2015-07-21 2015-11-25 广运机电(苏州)有限公司 铁板自动取出系统以及方法
CN105129299A (zh) * 2015-07-21 2015-12-09 广运机电(苏州)有限公司 铁板自动供料系统以及方法
CN105173506B (zh) * 2015-07-21 2017-09-05 广运机电(苏州)有限公司 货架自动存取栈板系统以及方法

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