JP2007252476A - 生体音取得装置 - Google Patents

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Yasunori Wada
安則 和田
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Abstract

【課題】装置本体を小型にすると皮膚に貼着する貼着部の面積も小さくなり、装置を貼着した部位の皮膚が装置の自重により引っ張られて伸びてしまう。これにより、皮膚に貼着した装置は部位から垂れ下がって不安定な状態で維持されることになり、生体音を正確に取得することができない。
【解決手段】生体音取得装置1は、円柱形状で一端面が開口した収納部2と、ダイアフラム3の収納部2に接着した面と対向する面側に設けられた貼着部4とを備え、前記貼着部4の面積が前記収納部2の面積よりも大きい構成とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、被験者に直接貼着することにより、生体音を取得することができる生体音取得装置に関する。
従来の聴診器は、患者(被験者)の身体に直接当てがった集音部により身体内で発する微かな心音、血管音、肺胞音、呼吸音等の診断情報となる生体音を取得し、この生体音を集音部に連設された管路部を介して耳部まで伝搬させ、医師が耳部に伝搬された生体音を聞くことにより患者の健康状態を診断するものである。
しかしながら、この聴診器による診断方法では、医師が患者の身体に集音部を当てがいながら生体音を取得して患者の健康状態を診断するので、診断中は医師と患者が直接対面し続けていなければならず、例えば、睡眠時に発する生体音を一晩中かけて取得して患者の病状を診断する場合のように、長時間に亘る生体音を必要とする診断には適していなかった。
そこで、近年、聴診器などの生体音取得装置により取得した患者の生体音を、デジタル音響信号としてサーバに保存しておくことにより、そのデジタル音響信号を医師や患者が随時再生することのできる生体音取得システムが開発されている(例えば、特許文献1参照)。この生体音取得システムによれば、患者は自宅にいながら生体音を随時サーバに保存することが可能となるので、睡眠中の生体音をまとめてサーバに保存しておくことができ、長時間に亘って生体音の取得が必要な診断には好適である。
また、本体の一端に貼着部を設け、この貼着部を患者の所定の部位(例えば喉、顎)に直接貼着して患者の嚥下音を取得することができる生体音取得装置も開発されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−93381号公報 特開2005−304890号公報
長時間に亘り患者の生体音を取得する場合、生体音取得装置を同じ部位に保持し続けなければならないため、上記のような患者に直接貼着することができるタイプのものを用いることが好ましい。特に、睡眠中に取得する場合は、患者は本体を保持したまま睡眠することが困難であるため、貼着タイプのものを用いる必要がある。このような貼着タイプの生体音取得装置は、貼着している間、極力患者の邪魔にならないように小型であることが好ましい。
しかしながら、装置本体を小型にすると患者に貼着する貼着面積も小さくなり、装置を貼着した部位の皮膚が装置の自重により引っ張られて伸びてしまうという課題が発生した。このように患者の皮膚が伸びてしまうと、該皮膚に貼着した装置は部位から垂れ下がって不安定な状態で維持されることになり、生体音を正確に取得することができないという課題が発生した。また、貼着面積が小さいと、取得する生体音の周波数特性が悪く、低周波側の感度が低下する不都合もあった。
医師は取得した生体音に基づいて患者の健康状態を診断するが、このように生体音が正確に取得できないと、患者の病状を誤って判断してしまう誤診の可能性が高まり、また、この誤診を防止するためには、何度も生体音を取得し直さなければならないという煩雑な作業が必要であった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、装置自体を小型に維持しつつ、生体音を正確に取得することができる生体音取得装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の生体音取得装置は、被験者から発せられた生体音を取得する生体音取得装置であって、生体音を取得する集音部と、該集音部を収納する収納部と、該収納部の一端面に設けられ、前記収納部を被験者に貼着する貼着部とを備え、前記貼着部の面積が前記収納部の面積よりも大きいことを特徴とする。
本発明の生体音取得装置は、皮膚に貼着する貼着部の面積が収納部の面積よりも大きいので、皮膚に貼着した装置が垂れ下がり難くなり、本体を小型に維持しつつも、正確な生体音を取得することができる。また、低周波数側の感度低下を小さく抑えることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明の実施の形態において用いる用語や記載により、本発明の技術的範囲が限定されることはない。
図1は、患者の生体音を取得する生体音取得装置1の概略断面図である。図1に示すように、生体音取得装置1は、円柱形状で一端面が開口した収納部2と、該収納部2の開口面を閉塞するように収納部2に密着したダイアフラム3(本発明における振動板)とを備えて構成されている。
収納部2には、コイルや磁石などから構成される変換部5と、上面及び下面が開口した円錐形状の空気室壁6と、変換部5により得た電気信号をデジタル信号に変換したり、外部端末(図示せず)に送信する素子9と、変換部5及び素子9を搭載した基盤7と、変換部5及び素子9に電源を供給する電池8とが収納されている。なお、本発明における集音部は、変換部5、空気室壁6により構成される。
ダイアフラム3は、PET(Polyethylene Terephthalate)、PP(Polypropylene)、塩ビをはじめとする樹脂などの材料により形成された薄い隔膜であり、被験者の動きに伴って変化する表面体Hの形状に追従するようになっている。ダイアフラム3の収納部2に接触した面と対向する対向面側には、患者の皮膚に貼着するための貼着部4がダイアフラム3の全面に亘って設けられている。
貼着部4は、粘着剤や接着剤により構成されており、この貼着部4によりダイアフラム3及び収納部2を患者の皮膚に一体的に貼着することが可能となる。したがって、貼着部4をダイアフラム3の収納部2に対向する面の全面に亘って設けることで、ダイアフラム3及び収納部2を確実に患者の表面体Hに貼着させることができる。
このように構成された生体音取得装置1の作用を説明する。
生体音取得装置1は、ダイアフラム3に設けられた貼着部4により患者の所定の部位に貼着されている。患者が呼吸や嚥下などを行うことにより生体音を発すると、この生体音の波長に合わせてダイアフラム3が微小振動する。ダイアフラム3の微小振動は空気室壁6を伝って変換部5に伝搬される。そして、生体音の振動が変換部5により電気信号に変換され、素子9によりデジタル信号に変換されて、図示しない外部装置に送信される。送信された生体音は外部装置に保存される。
医師は、外部装置に保存された患者の生体音を、例えば、表示装置に表示させたり、スピーカにより出力することで、患者の健康状態を診断することができる。また、外部装置に生体音を解析する解析機能を設け、当該解析により診断を行い、診断結果を出力するように構成しても良い。
ここで、本発明における面積の定義について説明する。図2(a)は、図1に示す生体音取得装置1の上面図であり、図2(b)は、図1に示す生体音取得装置1の斜視図である。
本発明における貼着部の面積及び収納部の面積とは、生体音取得装置1を上面から見た時のそれぞれの投影面積に該当する。すなわち、図2(a)に示す上面図において、貼着部4の直径をA、収納部2の直径をBとしたとき、貼着部4の面積はπ(A/2)2、収納部2の面積はπ(B/2)2となる。そして、本発明の生体音取得装置1においては、π(A/2)2>π(B/2)2となるように構成している。
このように、貼着部4の面積が収納部2の面積よりも大きい構成とすることにより、生体音取得装置1の自重が患者の皮膚に集中的にかからず広範囲に渡って均一に分散されることになる。したがって、生体音取得装置1を患者に貼着したとき、装置の自重が分散されて該自重により皮膚は伸び難くなるため、生体音取得装置1を安定した状態で維持しながら生体音を取得することが可能となる。
なお、本発明の収納部2の大きさはその直径が0.5cm〜3.0cmで好ましく用いられる。このとき、貼着部4は収納部2の直径よりも1%以上、100%未満であることが好ましく、更に好ましくは収納部2の直径の5〜30%である。表面体Hに貼着された生体音取得装置1を下方へ引っ張る力としては、収納部2に収納された部材にかかる重力、伝送のためのリード線にかかる重力及びこのリード線に加わる力がある。
また、本発明においては、例えば、図3(a)、(b)、(c)に示すように、収納部2の形状は円柱形に限られることはなく、半球形、直方体形、あるいは円錐を逆さにした形などであっても良く、また、貼着部4も円形、長方形、楕円形などでも良い。すなわち、貼着部4の面積が収納部2の面積よりも大きいのであれば、それぞれどういった形状であっても構わない。
また、ダイアフラム3は、その面積が貼着部4の面積と同一になるように、すなわち、収納部2よりも大きくなるように構成すると、得られる生体音の精度が向上するので好ましいが、これに限られることなく、例えば、図4に示すように、ダイアフラム3を収納部2の一端面と同じ面積となるように形成しておき、貼着部4だけ収納部2より大きくする構成であっても良いことは言うまでもない。
本発明の生体音取得装置の概略断面図である。 図2(a)は、図1に示す生体音取得装置の上面図である。図2(b)は、図1に示す生体音取得装置の斜視図である。 生体音取得装置の他の形状を示す斜視図である。図3(a)は、収納部が半球形、貼着部が円形の例である。図3(b)は、収納部が直方体形、貼着部が長方形の例である。図3(c)は、収納部が円錐形、貼着部が楕円形の例である。 ダイアフラムを収納部と同じ面積となるように形成した生体音取得装置の斜視図である。
符号の説明
1 生体音取得装置
2 収納部
3 ダイアフラム
4 貼着部
5 変換部
6 空気室壁

Claims (4)

  1. 被験者から発せられた生体音を取得する生体音取得装置であって、生体音を取得する集音部と、該集音部を収納する収納部と、該収納部の一端面に設けられ、前記収納部を被験者に貼着する貼着部とを備え、前記貼着部の面積が前記収納部の面積よりも大きいことを特徴とする生体音取得装置。
  2. 前記生体音により振動する振動板を備え、前記貼着部は前記振動板を介して前記収納部の一端面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の生体音取得装置。
  3. 前記振動板の面積が前記収納部の面積よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の生体音取得装置。
  4. 前記貼着部は、前記貼着部の略全面に亘って前記振動板と接触していることを特徴とする請求項3に記載の生体音取得装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010115431A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Asahi Kasei Corp 体内音取得装置
JP2011019799A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Asahi Kasei Corp 電子聴診器

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