JP2007251370A - Mac多重のリアルタイムフロー制御方法と装置並びにプログラム - Google Patents

Mac多重のリアルタイムフロー制御方法と装置並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】論理チャネルの伝送レートを算出し、リアルタイムでの最適なフロー制御を実現可能とする方法とシステムの提供。
【解決手段】無線制御装置(1)のメディアアクセス制御部(3)に、論理チャネル(c)のフロー制御を行うフロー制御部(11)を備え、フロー制御部(11)は、無線基地局装置で決定されFP(Frame Protocol)レイヤで通知されるトランスポートチャネル(d)の最大伝送レートと、無線リンク制御部(2)の論理チャネル(c)毎の受信バッファ蓄積量のそれぞれの通知情報から、前記論理チャネル(c)の伝送レートを算出し、無線リンク制御部(2)の論理チャネル(c)に伝送レートの通知をFPレイヤで行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、移動体パケット通信ノードシステムにおけるMAC多重のリアルタイムフロー制御方法と装置並びにプログラムに関する。
従来のMAC(Media Access Control)多重のフロー制御においては、
(a)トランスポートチャネルの最大伝送レートを各論理チャネルに対して均等に分割する均等分割や、
(b)各論理チャネルに対し最大伝送レートを割り当てておき、メディアアクセス制御部にて、最大伝送レートにシェイピングを行うレート制限、
が一般的に採用される。
なお、特許文献1には、第三世代携帯電話通信システム(Rel99)に、異なるQoSを有するトラフィックとしてHSDPA(High Speed Downlink Packet Access;高速ダウンリンクアクセス)のトラフィックをサポートする方法が開示されている。また特許文献2には、UTRAN(Universal mobile telecommunication services terrestrial radio access network;汎用移動通信サービス地上無線アクセスネットワーク)のネットワーク要素にHSDPAデータをIubインタフェース経由で送信するための方法が開示されている。しかしながら、特許文献1、2には、データリンクレイヤで行われるMAC多重の論理チャネルの伝送レートのリアルタイム制御については、記載されていない。
特開2003−229901号公報 特開2005−501494号公報
前述した従来のシステムは、次のような問題点を有する。
上記(a)の場合、最大伝送レートを均等分割することで、伝送レートの分割損が発生する。
例えば、トランスポートチャネルに2つの論理チャネルAとBを多重している状態で、トランスポートチャネルの最大伝送レート=10の場合には、AとBの論理チャネルに対して5を割り当てるが、2つの論理チャネルAとBの受信バッファ蓄積量がそれぞれ、A=8、B=2の場合、各論理チャネルの伝送レートが5に割り当てられていることから、A=5、B=2の伝送レートで送信する。
このとき、MAC多重後のトランスポートチャネルの伝送レートは、5+2、すなわち合計=7となり、最大伝送レート=10に対して、3の損失が出てしまう。論理チャネルAの受信バッファには、3が残っている状態となり、最適なフロー制御が行われているとはいえない。
一方、上記(b)の場合、各論理チャネルが最大伝送レートでデータ送信した場合、その論理チャネルを単純に多重すると、トランスポートチャネルの最大伝送レートを超えてしまうことから、各論理チャネルの伝送レートを、最大伝送レート以下に抑えるシェイピングが必要となる。
更に、シェイピングを行うことで溢れたパケットデータは、メディアアクセス制御部にバッファリングする必要から、シェイピング用のデータバッファを設ける必要があり、メモリ量の増加に繋がる。
また、トランスポートチャネルの最大伝送レートに対するシェイピングでは、論理チャネル間の伝送レートを最適に割り当てることはできない。
本発明は、前記課題を解決するために創案されたものであって、その目的は、最適に各論理チャネルの伝送レートを算出し、最適なフロー制御を実現可能とする装置とシステム並びに方法とプログラムを提供することにある。本発明の他の目的は、上記最適なフロー制御をリアルタイムで実現可能とする装置とシステム並びに方法とプログラムを提供することにある。
本願で開示される発明は、前記課題を解決するため、概略以下の構成とされる。
本発明は、メディアアクセス制御部に、フロー制御部を備え、無線基地局装置で決定され、FPレイヤで通知されるトランスポートチャネルの最大伝送レートと、無線リンク制御部の論理チャネル毎の受信バッファ蓄積量により、パケット通信中の状態変化を、FPレイヤで通知する構成としたことで、リアルタイムなフロー制御を可能としており、トランスポートチャネルの最大伝送レートを各論理チャネルに対し最適に割り当てることを可能としている。
本発明の1つの側面(アスペクト)に係る装置は、無線基地局装置とコアネットワークとにそれぞれ所定のインタフェースで接続される無線制御装置であって、データリンクレイヤのプロトコル処理を行うメディアアクセス制御部及び無線リンク制御部を備え、前記無線リンク制御部は、論理チャネル毎の受信バッファを備え、前記メディアアクセス制御部は、論理チャネルのフロー制御を行うフロー制御部を備え、前記フロー制御部は、前記無線基地局装置側で決定されFP(Frame Protocol)レイヤにて通知されるトランスポートチャネルの最大伝送レートと、前記無線リンク制御部の論理チャネル毎の受信バッファの蓄積量のそれぞれの通知情報から、前記論理チャネルの伝送レートを算出し、前記無線リンク制御部の論理チャネルに対する伝送レートの通知をFPレイヤで行う。
本発明において、前記フロー制御部は、前記トランスポートチャネルの最大伝送レートと、前記論理チャネルの受信バッファ蓄積量のうちのいずれか1つでも新たな通知を受けた場合に、前記論理チャネルの伝送レートを算出し、前記無線リンク制御部の論理チャネルへの伝送レートの通知をリアルタイムで行う。
本発明において、前記フロー制御部は、パケット通信中にリアルタイムに変化するトランスポートチャネルの最大伝送レートと、前記複数の論理チャネルの受信バッファ蓄積量に基づき、前記複数の論理チャネルの伝送レートを、前記最大伝送レートを前記複数の受信バッファ蓄積量の比で分割した値にそれぞれ設定するようにしてもよい。
本発明において、パケット通信中にリアルタイムに変化するトランスポートチャネルの最大伝送レートをXとし、第1、第2の論理チャネルの受信バッファ蓄積量をY(b)、Y(c)とし、第1、第2の伝送レートZ(b)、Z(c)を、それぞれ、
Z(b)={X/(Y(b)+Y(c))}×Y(b)、
Z(c)={X/(Y(b)+Y(c))}×Y(c)、
で求める。
本発明において、前記メディアアクセス制御部は、前記無線制御装置内の無線リンク制御部から送信される複数の論理チャネルを1つのトランスポートチャネルに多重して前記無線基地局装置に伝送する制御を行い、前記フロー制御部により前記論理チャネルのフロー制御が行われる。前記メディアアクセス制御部で前記多重を行わない場合、フロー制御部は、1つの論理チャネルにトランスポートチャネルの最大伝送レートを割り当てる。
本発明において、前記フロー制御部が、データリンクレイヤで伝送される、他の任意の情報、例えば論理チャネルの優先度情報を用いて、前記論理チャネルの伝送レートを算出するようにしてもよい。
本発明の他の側面(アスペクト)に係る移動体パケット通信システムは、無線基地局装置と、前記側面で説明した本発明に係る無線制御装置とを備える。
本発明に係る移動体パケット通信システムは、無線基地局装置と、前記無線基地局装置と接続する前記無線制御装置を有する。
本発明の他の側面に係る方法によれば、無線基地局装置とコアネットワークとにそれぞれ所定のインタフェースで接続される無線制御装置が、移動体パケット通信システムでのパケット通信時、データリンクレイヤで行われるMAC(Media Access Control)多重において、FP(Frame Protocol)レイヤにて、パケット通信のフロー制御を行う、ことを特徴とする、移動体パケット通信ノードにおけるMAC多重のリアルタイムフロー制御方法が提供される。
本発明に係る方法は、無線基地局装置とコアネットワークとにそれぞれ所定のインタフェースで接続される無線制御装置のメディアアクセス制御部内に配設されたフロー制御部が、前記無線基地局装置で決定されFP(Frame Protocol)レイヤで通知されるトランスポートチャネルの最大伝送レートと、前記無線制御装置の無線リンク制御部の論理チャネル毎の受信バッファ蓄積量のそれぞれの通知情報から、前記論理チャネルの伝送レートを算出し、
前記フロー制御部が、前記無線リンク制御部の論理チャネルに伝送レートの通知をFPレイヤで行う、
上記各工程を含む。
本発明に係る方法において、前記フロー制御部は、前記トランスポートチャネルの最大伝送レート、論理チャネルの受信バッファ蓄積量のうち、いずれかでも新たな通知を受けた場合に、前記論理チャネルへの最適な伝送レートを算出し、論理チャネルへの伝送レートの通知をリアルタイムで行う。
本発明に係る方法において、前記フロー制御部は、パケット通信中にリアルタイムに変化するトランスポートチャネルの最大伝送レートと、複数の論理チャネルの受信バッファ蓄積量に基づき、前記複数の論理チャネルの伝送レートを、前記最大伝送レートを前記複数の受信バッファ蓄積量の比で分割した値にそれぞれ設定する。
本発明に係る方法において、前記メディアアクセス制御部は、前記無線制御装置内の無線リンク制御部から送信される複数の論理チャネルを1つのトランスポートチャネルに多重して前記無線基地局装置に伝送する制御を行い、前記フロー制御部により前記論理チャネルのフロー制御が行われる。前記メディアアクセス制御部で前記多重を行わない場合、フロー制御部は、1つの論理チャネルにトランスポートチャネルの最大伝送レートを割り当てる。
本発明の他の側面に係るコンピュータプログラムは、無線基地局装置とコアネットワークとにそれぞれ所定のインタフェースで接続され、データリンクレイヤのプロトコル処理を行うメディアアクセス制御部内に、論理チャネルのフロー制御を行うフロー制御部を備えた無線制御装置を構成するコンピュータに、前記フロー制御部での処理として、前記無線基地局装置で決定されFP(Frame Protocol)レイヤで通知されるトランスポートチャネルの最大伝送レートと、前記無線制御装置内の無線リンク制御部の論理チャネル毎の受信バッファ蓄積量のそれぞれの通知情報から、前記論理チャネルの伝送レートを算出する処理と、
前記無線リンク制御部の論理チャネルに伝送レートの通知をFPレイヤで行う処理と、
を実行させるプログラムよりなる。
本発明によれば、トランスポートチャネルの最大伝送レートと多重元の各論理チャネルの受信バッファ蓄積量を用いているため、最適に各論理チャネルの伝送レートを算出することができる。
本発明によれば、パケット通信中の状態変化をリアルタイムにFPレイヤにて通知しているので、各論理チャネルの伝送レートをリアルタイムに算出し、FPレイヤで通知することができる。
本発明によれば、簡易な計算式で各論理チャネルの伝送レートを算出しており、フロー制御部を構成を簡易化することができる。
上記した本発明について更に詳細に説述すべく、添付図面を参照して説明する。本発明は、移動体パケット通信ノードシステムにて行われるパケット通信時のデータリンクレイヤで行われるMAC多重において、FP(Frame Protocol)レイヤにて、パケット通信のフロー制御を実現することで、各論理チャネルの送信レートをリアルタイムで制御することを可能とし、トランスポートチャネルの伝送能力を最大限に有効活用できるようにしている。
本発明の一実施の形態によれば、図2を参照すると、システム/サービス固定の最大伝送レート、無線/有線区間の動的な最大伝送レートなどにより決定された「最大伝送レート」、多重元となる論理チャネルの「受信バッファ蓄積量」とが、FPレイヤで、メディアアクセス制御部3内のフロー制御部11に通知される。
無線制御装置(Raido Network Controller;「RNC」ともいう)において、メディアアクセス制御部3内のフロー制御部11が、通知された情報を基に、各論理チャネルcの最適な伝送レートを算出し、算出された伝送レートは、リアルタイムで、各論理チャネルcへ、FPレイヤにて通知される。以下、実施例に即して説明する。
図1は、本発明の一実施例のシステム構成を示す図である。図1を参照すると、本実施例の移動体パケット通信ノードにおいて、無線制御装置1は、交換機ネットワークであるコアネットワーク4と、Iuインタフェースaを介して接続され、セル内の移動機6の無線で送受信を行う無線基地局装置(Base Tranceiver Station;「BTS」ともいう)5とIubインタフェースbを介して接続され、主に、無線リソースの管理、無線基地局装置5の制御を行う。
無線制御装置1のメディアアクセス制御部3と無線リンク制御部2は、データリンクレイヤ(レイヤ2)のプロトコル処理を行う。
図2は、本発明の一実施例の無線制御装置1の一例として、MAC多重時のパケット通信下りデータ転送の装置構成が示されている。
図2において、無線リンク制御部2にて、論理チャネルcが組立/生成され、メディアアクセス制御部3では、論理チャネルcとトランスポートチャネルdの対応をとり、Iubインタフェースbを介して、無線基地局装置5へパケットデータ通信が行われる。
無線リンク制御部2は、Iuインタフェースaから流入したパケットデータを一旦受信バッファ7に格納する。
無線リンク制御部2の受信バッファ7に格納されたパケットデータは、固定ビット長のデータユニットに組立てを行い、RLC−PDU(Radio Link Control−Protocol Data Unit)8(「rPDU」として図示)として、無線リンク制御部2から、メディアアクセス制御部3へ送信される。
RLC−PDU8の送信は、無線伝送能力(Capacity)に従い、一定時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)に何個のRLC−PDU8を送信するかによって、送信レート制御を行う。
メディアアクセス制御部3では、無線リンク制御部2から送信されたRLC−PDU8を、MAC−PDU(Media Access Control−Protocol Data Unit)9(「mPDU」として図示)に変換し、トランスポートチャネルdにマッピングを行い、無線基地局装置5に送信する。
MAC多重時のパケット通信下りデータ転送では、無線リンク制御部2から送信される複数の論理チャネルcを、メディアアクセス制御部3で、1つのトランスポートチャネルdに多重(MAC多重)して、データ転送が行われる。
論理チャネルcの識別は、メディアアクセス制御部3にて、MAC−PDU Headerに付与されるC/Tフィールド10のパラメータ値により行われる。
各論理チャネルcの伝送レートは、メディアアクセス制御部3内のフロー制御部11にて決定される。
無線リンク制御部2では、MAC多重の実施の有無は意識することはなく、メディアアクセス制御部3のフロー制御部11にて、各論理チャネルcのフロー制御が行われる。
図3は、本発明の一実施例におけるシーケンス例としてのFPレイヤによるフロー制御シーケンスが示されている。
図3の[I]には、MAC多重なしによるFPレイヤによる制御シーケンスが模式的に示しており、Iubインタフェースbから、最大伝送レート・通知(a)にて、トランスポートチャネル(a)の最大伝送レートが、メディアアクセス制御部3内のフロー制御部11へ通知される。
フロー制御部11では、MAC多重なしであるため、Iubインタフェースbから通知された最大伝送レートを対応する1つの論理チャネル(a)に全て割り当て、伝送レート・通知(a)にて、無線リンク制御部2へ通知する。図3に示す例では、トランスポートチャネル(a)の最大伝送レートが10の場合、1つの論理チャネル(a)の送信レートは10、トランスポートチャネル(a)の最大伝送レートが5の場合、1つの論理チャネル(a)の送信レートが5に設定される例が模式的に示されている。
図3の[II]〜[IV]では、MAC多重ありによるFPレイヤによる制御シーケンスを示しており、メディアアクセス制御部3内のフロー制御部11では、
Iubインタフェースbからのトランスポートチャネル(b)+(c)の最大伝送レート・通知(b)+(c)の最大伝送レートと、
論理チャネル(b)、(c)から受信バッファ蓄積量・通知(b)、(c)の受信バッファ蓄積量、
の各通知から、最適な伝送レートを算出し、論理チャネル(b)と(c)に割り当て、伝送レート・通知(b)、(c)にて無線リンク制御部の論理チャネル(b)、(c)へ通知する。
また、フロー制御部11では、
トランスポートチャネル(b)+(c)の最大伝送レート、論理チャネル(b)の受信バッファ蓄積量、
論理チャネル(c)の受信バッファ蓄積量
の中で、いずれか1つでも、新たな通知があった場合には、論理チャネル(b)、(c)への最適な伝送レートを算出し、論理チャネル(b)、(c)への伝送レート・通知(b)、(c)を行う。
例えば図3の[II]では、Iubインタフェースからの最大伝送レート、論理チャネル(b)、(c)からの受信バッファ蓄積量の各通知により、最適な伝送レートを算出し、論理チャネル(b)、(c)への伝送レート・通知(b)、(c)を行う。図3の[III]では、論理チャネル(b)からの受信バッファ蓄積量の各通知により、論理チャネルの最適な伝送レートを再割り当てし、論理チャネル(b)、(c)への伝送レート・通知(b)、(c)を行う。図3の[IV]では、論理チャネル(c)からの受信バッファ蓄積量の各通知により、論理チャネルの最適な伝送レートを再割り当てし、論理チャネル(b)、(c)への伝送レート・通知(b)、(c)を行う。
フロー制御部11での論理チャネル(b)、(c)への最適な伝送レートの算出方法については、後述する。
次に図3のFPレイヤによるフロー制御シーケンスの[II]〜[IV]のMAC多重時のメディアアクセス制御部3内のフロー制御部11における最適な伝送レートの算出方法について、パケット通信中にリアルタイムに変化するトランスポートチャネル(b)+(c)の最大伝送レート(「X」で表す)、論理チャネル(b)の受信バッファ蓄積量(b)(「Y(b)」で表す)、論理チャネル(c)の受信バッファ蓄積量(c)(「Y(c)」で表す)のFPレイヤの通知により、メディアアクセス制御部3のフロー制御部11が算出し、無線リンク制御部2へFPレイヤにて通知する論理チャネル(b)、(c)の伝送レート(Z(b)、Z(c)で表す)について、図4に表形式で示した、フロー制御部における伝送レート算出を使用して説明する。なお、図4において、最大伝送レート、受信バッファ蓄積量、伝送レートは数字の重み付けで示す。また()付の数字は前の状態のままであることを示す。
図4のIIでは、X=10、Y(b)=14、Y(c)=6がフロー制御部11に通知された例を示す。
論理チャネル(b)、(c)の伝送レートZ(b)、Z(c)は、それぞれ次式(1)、(2)で算出される。
Z(b)={X/(Y(b)+Y(c))}×Y(b) ・・・(1)
Z(c)={X/(Y(b)+Y(c))}×Y(c) ・・・(2)
式(1)、(2)に、X=10、Y(b)=14、Y(c)=6を代入することで、Z(b)=7、Z(c)=3を算出することができる。
図4のIIIでは、IIのパケット通信状態における、論理チャネル(b)の受信バッファ蓄積量Y(b)が14から6に変化した例を示す。
Y(b)の状態が変化したことを契機に、各論理チャネルの伝送レートを、式(1)、式(2)により、算出する。その結果、Z(b)=5、Z(c)=5が得られる。
図4のIVでは、IIIのパケット通信状態において、トランスポートチャネル(b)+(c)の最大伝送レートXが10から4に変化した例を示す。
トランスポートチャネル(b)+(c)の最大伝送レートXの状態が変化したことを契機に、各論理チャネルの伝送レートを、式(1)、式(2)により算出する。その結果、Z(b)=2、Z(c)=2が得られる。
このように、各論理チャネルへの伝送レートの割り当ては、トランスポートチャネルの最大伝送レート、各論理チャネルの受信バッファ蓄積量の比率により算出することで、最適なフロー制御が可能となる。
上記した本実施例の作用効果を以下に説明する。
本実施例においては、トランスポートチャネルの最大伝送レートと多重元の各論理チャネルの受信バッファ蓄積量を用いているので、最適に各論理チャネルの伝送レートを算出することができる。
本実施例においては、パケット通信中の状態変化をリアルタイムにFPレイヤにて通知しているので、各論理チャネルの伝送レートをリアルタイムに算出し、FPレイヤで通知することができる。
本実施例においては、単純な式で各論理チャネルの伝送レートを算出できるので、フロー制御部が容易な構成にて実現できる。
本発明の他の実施例について説明する。本発明の他の実施例においては、その基本的構成は、前記した実施例と同様であるが、メディアアクセス制御部にフロー制御部を設け、データリンクレイヤにてフロー制御を実現していることから、フロー制御部に他の情報(例えばサービス特有の論理チャネル毎のプライオリティ等)を用いて伝送レート決定することも容易に実現することができる。
移動体パケット通信ノードシステムの高速なパケット通信サービスの一例として、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)がある。HSDPAでは、ユーザに対する高速なパケット通信サービスが提供されることから、MAC多重におけるパケット通信サービスでのフロー制御方式が重要になるが、本発明のフロー制御により最適に、且つリアルタイムにフロー制御を行うことが可能になる。
以上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例の構成にのみ制限されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の一実施例のシステム構成を示す図である。 本発明の一実施例の無線制御装置の構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施例におけるFPレイヤによるフロー制御シーケンスを模式的に示す図である。 本発明の一実施例のフロー制御部での伝送レート算出を一覧形式で例示した図である。
符号の説明
1 無線制御装置
2 無線リンク制御部
3 メディアアクセス制御部
4 コアネットワーク
5 無線基地局装置
6 移動機
7 受信バッファ
8 RLC−PDU
9 MAC−PDU
10 C/Tフィールド
11 フロー制御部
a Iuインタフェース
b Iubインタフェース
c 論理チャネル
d トランスポートチャネル

Claims (22)

  1. 無線基地局装置とコアネットワークとにそれぞれ所定のインタフェースで接続される無線制御装置であって、
    データリンクレイヤのプロトコル処理を行うメディアアクセス制御部内に、論理チャネルのフロー制御を行うフロー制御部を備え、
    移動体パケット通信時、データリンクレイヤで行われるMAC(Media Access Control)多重において、FP(Frame Protocol)レイヤにて、パケット通信のフロー制御を行う、ことを特徴とする無線制御装置。
  2. 無線基地局装置とコアネットワークとにそれぞれ所定のインタフェースで接続される無線制御装置であって、
    データリンクレイヤのプロトコル処理を行うメディアアクセス制御部及び無線リンク制御部を備え、
    前記無線リンク制御部は、論理チャネル毎の受信バッファを備え、
    前記メディアアクセス制御部は、論理チャネルのフロー制御を行うフロー制御部を備え、
    前記フロー制御部は、前記無線基地局装置側で決定されFP(Frame Protocol)レイヤにて通知されるトランスポートチャネルの最大伝送レートと、前記無線リンク制御部の論理チャネル毎の受信バッファ蓄積量のそれぞれの通知情報から、前記論理チャネルの伝送レートを算出し、前記無線リンク制御部の論理チャネルに対する伝送レートの通知をFPレイヤで行う、ことを特徴とする無線制御装置。
  3. 前記フロー制御部は、前記トランスポートチャネルの最大伝送レートと、前記無線リンク制御部の複数の論理チャネルの受信バッファ蓄積量のうちのいずれか1つでも新たな通知を受けた場合に、前記論理チャネルの伝送レートを算出し、前記無線リンク制御部の論理チャネルへの伝送レートの通知をリアルタイムで行う、ことを特徴とする請求項2記載の無線制御装置。
  4. 前記フロー制御部は、パケット通信中にリアルタイムに変化するトランスポートチャネルの最大伝送レートと、前記複数の論理チャネルの受信バッファ蓄積量に基づき、前記複数の論理チャネルの伝送レートを、前記最大伝送レートを前記複数の受信バッファ蓄積量の比で分割した値にそれぞれ設定する、ことを特徴とする請求項2記載の無線制御装置。
  5. 前記メディアアクセス制御部は、前記無線制御装置内の無線リンク制御部から送信される複数の論理チャネルを1つのトランスポートチャネルに多重して前記無線基地局装置に伝送する制御を行い、前記フロー制御部により前記論理チャネルのフロー制御が行われる、ことを特徴とする請求項2記載の無線制御装置。
  6. 前記メディアアクセス制御部で前記多重を行わない場合、前記フロー制御部は、1つの論理チャネルにトランスポートチャネルの最大伝送レートを割り当てる、ことを特徴とする請求項5記載の無線制御装置。
  7. 前記フロー制御部は、データリンクレイヤで伝送される、論理チャネルの優先度情報を用いて、前記論理チャネルの伝送レートを算出する、ことを特徴とする請求項2記載の無線制御装置。
  8. 無線基地局装置と、請求項1乃至7のいずれか一に記載の無線制御装置とを備えた移動体パケット通信システム。
  9. 無線基地局装置とコアネットワークとにそれぞれ所定のインタフェースで接続される無線制御装置が、移動体パケット通信システムでのパケット通信時、データリンクレイヤで行われるMAC(Media Access Control)多重において、FP(Frame Protocol)レイヤにて、パケット通信のフロー制御を行う、ことを特徴とする、移動体パケット通信ノードにおけるMAC多重のリアルタイムフロー制御方法。
  10. 無線基地局装置とコアネットワークとにそれぞれ所定のインタフェースで接続される無線制御装置のメディアアクセス制御部内に配設されたフロー制御部が、前記無線基地局装置で決定されFP(Frame Protocol)レイヤで通知されるトランスポートチャネルの最大伝送レートと、前記無線制御装置の無線リンク制御部の論理チャネル毎の受信バッファ蓄積量のそれぞれの通知情報から、前記論理チャネルの伝送レートを算出し、
    前記フロー制御部が、前記無線リンク制御部の論理チャネルに伝送レートの通知をFPレイヤで行う、
    上記各工程を含む、ことを特徴とする、移動体パケット通信ノードにおけるMAC多重のフロー制御方法。
  11. 前記フロー制御部は、前記トランスポートチャネルの最大伝送レート、論理チャネルの受信バッファ蓄積量のうち、いずれかでも新たな通知を受けた場合に、前記論理チャネルへの最適な伝送レートを算出し、論理チャネルへの伝送レートの通知をリアルタイムで行う、ことを特徴とする請求項10記載の、移動体パケット通信ノードにおけるMAC多重のフロー制御方法。
  12. 前記フロー制御部は、パケット通信中にリアルタイムに変化するトランスポートチャネルの最大伝送レートと、複数の論理チャネルの受信バッファ蓄積量に基づき、前記複数の論理チャネルの伝送レートを、前記最大伝送レートを前記複数の受信バッファ蓄積量の比で分割した値にそれぞれ設定する、ことを特徴とする請求項10記載の、移動体パケット通信ノードにおけるMAC多重のフロー制御方法。
  13. 前記メディアアクセス制御部は、前記無線制御装置内の無線リンク制御部から送信される複数の論理チャネルを1つのトランスポートチャネルに多重して前記無線基地局装置に伝送する制御を行い、前記フロー制御部により前記論理チャネルのフロー制御が行われる、ことを特徴とする請求項10記載の、移動体パケット通信ノードにおけるMAC多重のフロー制御方法。
  14. 前記メディアアクセス制御部で前記多重を行わない場合、前記フロー制御部は、1つの論理チャネルにトランスポートチャネルの最大伝送レートを割り当てる、ことを特徴とする請求項13記載の、移動体パケット通信ノードにおけるMAC多重のフロー制御方法。
  15. 前記フロー制御部は、データリンクレイヤで伝送される、論理チャネルの優先度情報を用いて、前記論理チャネルの伝送レートを算出する、ことを特徴とする請求項10記載の、移動体パケット通信ノードにおけるMAC多重のフロー制御方法。
  16. 無線基地局装置とコアネットワークとにそれぞれ所定のインタフェースで接続され、データリンクレイヤのプロトコル処理を行うメディアアクセス制御部内に、論理チャネルのフロー制御を行うフロー制御部を備えた無線制御装置を構成するコンピュータに、
    前記フロー制御部での処理として、
    前記無線基地局装置で決定されFP(Frame Protocol)レイヤで通知されるトランスポートチャネルの最大伝送レートと、前記無線制御装置内の無線リンク制御部の論理チャネル毎の受信バッファ蓄積量のそれぞれの通知情報から、前記論理チャネルの伝送レートを算出する処理と、
    前記無線リンク制御部の論理チャネルに伝送レートの通知をFPレイヤで行う処理と、
    を実行させるプログラム。
  17. 請求項16記載のプログラムにおいて、
    前記無線リンク制御部から送信される複数の論理チャネルを1つのトランスポートチャネルに多重して前記無線基地局装置に伝送し、論理チャネルのフロー制御を行う前記メディアアクセス制御部での処理を、前記コンピュータに実行させるプログラム。
  18. 請求項16記載のプログラムにおいて、
    前記フロー制御部での処理として、前記トランスポートチャネルの最大伝送レート、論理チャネルの受信バッファ蓄積量のうち、いずれかでも新たな通知を受けた場合に、前記論理チャネルへの最適な伝送レートを算出し、論理チャネルへの伝送レートの通知をリアルタイムで行う処理を、前記コンピュータに実行させるプログラム。
  19. 請求項16記載のプログラムにおいて、
    前記フロー制御部での処理として、パケット通信中にリアルタイムに変化するトランスポートチャネルの最大伝送レートと、複数の論理チャネルの受信バッファ蓄積量に基づき、前記複数の論理チャネルの伝送レートを、前記受信バッファ蓄積量の比で前記最大伝送レートを分割した値にそれぞれ設定する処理を、前記コンピュータに実行させるプログラム。
  20. 請求項16記載のプログラムにおいて、
    前記メディアアクセス制御部の処理として、前記無線制御装置内の無線リンク制御部から送信される複数の論理チャネルを1つのトランスポートチャネルに多重して前記無線基地局装置に伝送する制御を行う処理を、前記コンピュータに実行させるプログラム。
  21. 請求項20記載のプログラムにおいて、
    前記メディアアクセス制御部で前記多重を行わない場合、前記フロー制御部が、1つの論理チャネルにトランスポートチャネルの最大伝送レートを割り当てる処理を、前記コンピュータに実行させるプログラム。
  22. 請求項16記載のプログラムにおいて、
    前記フロー制御部が、データリンクレイヤで伝送される、論理チャネルの優先度情報を用いて、前記論理チャネルの伝送レートを算出する処理を、前記コンピュータに実行させるプログラム。
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