JP2007250752A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子部品が内蔵されたモジュールに冷却板を接触させて、複数のモジュールを個々に液冷する場合、点検時にモジュールを1個毎に取り外す必要が有り、整備性が劣るという問題があった。
【解決手段】冷媒流路を有した冷却部12と基板回路が実装され、長手方向に一様断面を有したフレームにより構成される格子状のシャーシに、モジュール9が複数個装着されたブロック4を挿入し、ブロックに内部発生熱を放熱する放熱板42を設けて、フレームの冷却部とブロックの放熱板を当接させるように電子機器を構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の電子部品が実装され、液冷を行う電子機器に関する。
従来の電子機器は、冷媒の流れる冷却板に複数のエレクトロニクスモジュール(以下、モジュール)を接触させて、モジュール内部の電子部品を所定温度以下に維持するように冷却を行っていた。この冷却板は、薄肉平板で囲まれた矩形断面の流路が構成され、この流路内を冷媒が輸送される。冷媒が流路を流れ出すと冷却板の内圧が上昇し、内圧上昇により薄肉平板が膨張して、薄肉平板の表面がモジュールに密着する。これによって、モジュールと冷却板との接触面に介在する空気層を減じ、接触熱抵抗を小さくして、モジュールに実装された電子部品の発熱を抑えることができる。(例えば特許文献1参照)
特公平3−22074号公報(第3頁、図3)
しかし、従来の電子機器では、冷却板の表面に個々のモジュールを接触させていたので、モジュールの点検時にモジュールを1個毎に取り外す必要があり、メンテナンス性に劣るという問題があった。例えば、複数のアンテナ素子を有したアクティブフェーズドアレイアンテナでは、各アンテナ素子に対応したモジュールの個数が、アンテナ素子に応じて数百個あり、モジュール取り外しの作業効率が著しく悪かった。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、電子機器を構成する複数のモジュールの交換作業を軽減することのできる、電子機器の液冷構造を得ることを目的とする。
この発明による電子機器は、複数の隔室の周囲がそれぞれ壁面で取り囲まれて格子形状をなした枠体、枠体壁面の内部に配管された冷媒流路、枠体の隔室毎に設けられた回路基板、及び枠体の隔室毎に設けられ回路基板に接続された枠体側コネクタ、を有した筐体と、複数の電子部品、当該電子部品を内部に収容した容器、当該電子部品に接続されたブロック側コネクタ、及び当該電子部品と熱的に直接もしくは間接的に接続され冷媒の封入された内部流路が設けられるとともに容器の外表面に設けられた放熱板、を有した複数のブロックと、を備え、上記ブロックは、上記放熱板が枠体壁面に当接し、上記ブロック側コネクタが枠体側コネクタに嵌合した状態で、上記枠体の隔室内に挿入されて着脱可能に保持されたものである。
また、放熱板は、薄肉平板で囲まれて内部流路が形成され、薄肉平板の膨張作用により枠体の壁面に当接するものであっても良い。
また、ブロックは、内部に配管され、放熱板との間で冷媒を輸送する液管と、液管に接続され、冷媒を循環させるポンプとを有したものであっても良い。
この発明による電子機器は、複数の電子部品をブロック内部に実装し、ブロック内部の発生熱を放熱する冷媒の封入された放熱板を、ブロックの外表面に取り付けて、放熱板を筐体の壁面に接触させて冷却するので、ブロック内部の発熱性を有した複数の電子部品を効率的に冷却することができるとともに、発熱性を有した複数の電子部品を、ブロック単位で一度に着脱することが可能となり、整備性が向上するという効果を奏する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における電子機器を示す斜視図である。図2は、図1の矢視AA断面図である。
この実施の形態1による電子機器は、シャーシ10と、シャーシ10の裏面に設けられた平板状のバックプレート11と、シャーシ10に装着された複数のブロック4と、を備えて構成される。シャーシ10は、縦フレーム12と横フレーム13、14、15とを組合わせて、格子状の枠体が形成されている。すなわち、シャーシ10は、縦横フレームの壁面に周囲を取り囲まれて、矩形状の隔室が複数個構成されている。各隔室には、直方体形状のブロック4が収納されている。ブロック4は、直方体形状の容器600を有しており、容器600の内部に、発熱性の電子部品を実装したモジュール9が複数個装着されている。モジュール9は、ブロック4に対して着脱可能に取り付けられている。
モジュール9は、複数の電子回路を収納した金属容器や、高周波回路に実装された基板や、回路部品等の、纏まった単位で取り扱われるものであり、纏まった機能を有している。例えば、電子機器が、複数のアンテナ素子を有したアクティブフェーズドアレイアンテナを構成する場合、モジュール9は各アンテナ素子に対応した送受信機を構成する機能モジュールとして動作する。この際、モジュール9には、例えば、アンテナ素子、マイクロ波スイッチ、移相器、受信系の低雑音増幅器、送信系の高出力増幅器等のマイクロ波回路や、配線基板等の所定の機能を有した電子回路が構成される。
図2に示すように、縦フレーム12は、冷却部121と基板実装部122を備えた、長手方向に一様断面の壁面で構成される。冷却部121の壁面は中空構造で、冷媒となる冷却液61の流れる流路が形成される。また、基板実装部122は、一端部のフランジにコネクタ(枠体側コネクタ)51が実装され、側壁面に各ブロックとの電気信号の授受を行う回路基板5が収容される。コネクタ51は回路基板5に接続されている。基板実装部122のフランジは、コネクタ51を装着するための穴60が設けられている。
図1の矢印22は、シャーシ10の内部を冷却液が流れる方向を示したものである。シャーシ10の上下面を構成する横フレーム14、15には、冷却液入口部16と冷却液出口部17が備えられる。ここで、電子機器の外部から供給される冷却液61が冷却液入口部16から入り、横フレーム14で各縦フレーム12に分配される。各縦フレーム12に分配された冷却液61は、横フレーム15で合流し、冷却液出口部17で電子機器の外部に排出されるように、縦フレーム12と横フレーム14、15が接続される。また、横フレーム13は、縦フレーム12、および横フレーム14、15を接続する構造強度部材として作用する。
ブロック4は、容器600のフロントエンドに、シャーシ10の上面に結合されるフランジ継手を有した、フロントパネル650が設けられる。フロントパネル650には、コネクタ(ブロック側コネクタ)44が装着される。コネクタ44は、ブロック4に装着された複数のモジュール9に接続され、モジュール9内部の電子部品に接続されている。また、コネクタ44は、コネクタ51に着脱可能に嵌合されて、ブロック外部の回路基板5との間で電気信号の授受を行う。ブロック4は、容器600の内部に、モジュール9を収納するモジュール実装部41を有する。モジュール実装部41には、冷却板7と流路65が取り付けられている。冷却板7は薄肉平板にて構成され、内部に冷却液が流れる流路6が形成される。流路65は、各モジュール9の周辺を通過するように配管される。なお、モジュール9との密着性がそれ程必要でなければ、冷却板7は必ずしも冷却液によって膨張するものでなくても良く、内部に流路が配管されたものであれば良い。
ブロック4における容器600の側面には、中央部からフロントエンドと反対のバックエンド側にかけて、放熱板42が取り付けられている。放熱板42は薄肉平板にて構成され、内部に流路63を有する。また、放熱板42の流路63は流路65を介して冷却板7の流路6に接続されて、相互に閉じた流路を構成している。モジュール9は、放熱面が冷却板7に接触し密着するようにモジュール実装部41の内部に取り付けられ、フロントパネル650にねじ締結される。ポンプ43は、放熱板42の流路63とモジュール実装部41内の冷却板7の流路6との間で、冷却液(冷媒)62の流れを発生させ、上記閉じた流路内で冷却液62を循環できる構成となっている。また、流路6内部の冷却液62が加圧され、冷却板7が膨張する。このため、冷却板7はモジュール9の放熱面に密着する。また、図示は略すが、ブロック4の両側に装着された放熱板42は、流路65を通じてブロック4内外に設けられた他の流路とともに、閉じられた循環ループを形成するように接続されている。
なお、必要とされる冷却性能によっては、次に示すいくつかの態様があっても良い。
例えば、冷却板7を設ける代わりに、モジュール実装部41内のモジュール9の近傍に流路65を配置して、流路65を冷却用配管として機能させるものであっても良い。モジュール9はヒートシンクを介在して流路65に熱的に接続される。この場合、冷却用配管としての流路65はモジュール9の放熱面に密着しないので、冷却板7に比べて排熱効果が劣るが、比較的簡単な構造で、流路63を放熱板42の流路63に接続することができる。
また、他の態様として、冷却板7の代わりにヒートパイプ(図示せず)を設けたものであっても良い。流路65をヒートパイプに熱的に接続することによって、ヒートパイプと放熱板42との間で熱交換ができるように構成する。この場合、ヒートパイプは、ヒートシンクを介在してモジュール9に熱的に接続されるように配置すれば良い。
さらに、他の態様として、冷却板7と流路65を設ける代わりに、モジュール9と放熱板42の間を熱的に接続するヒートポンプ(図示せず)を設けたものであっても良い。ヒートポンプは、例えば伝熱性の高いアルミや銅等からなる伝熱パイプと、伝熱パイプに接続されたペルチェ素子とを用いて構成する。
いずれの態様にしても、ブロック4の外部表面に放熱板42を配置して、ブロック4の内部に、放熱板42に熱伝達する伝熱経路を設けて、この伝熱経路を通じて複数のモジュール9のそれぞれの近傍を冷却するように構成すれば良い。
この実施の形態1は以上のように構成され、次のように動作する。
ブロック4は、格子状に配置されたシャーシ10の各隔室内に、挿入、もしくは抜去される。この際、放熱板42と縦フレーム12との間には隙間が設けられ、図1の21の挿抜方向にブロック4の挿抜が可能となる。一方、ブロック4をシャーシ10に装着した状態においては、流路63内部の冷却液62が加圧され、放熱板42が膨張する。このため、シャーシ10の冷却部121と放熱板42は密着する。放熱板42を膨張させるための構造については、後述する。また、ブロック4は、フロントパネル650のフランジ継手がフレーム10の上面に当接し、図示しないねじにより締結される。
また、ブロック4をシャーシ10に装着する際、ブロック4のコネクタ44が回路基板5のコネクタ51に嵌合する。これによって、モジュール9とブロック4外部との電気信号の授受が可能となる。
発熱性の電子部品を内蔵したモジュール9を所定の温度に保持するために、ブロック4とシャーシ10の間で、冷却液61、62を用いて、次のように放熱を行う。
モジュール9で発生した熱は、近傍で当接した冷却板7に熱伝導する。冷却板7に伝導した熱は、冷却板7の内部を流れる冷却液62を媒介として、熱伝達により放熱板42に熱移送される。ポンプ43は、冷却板7と放熱板42の間で冷却液62を移送する。放熱板42は冷却部121に当接しているため、冷却液62の熱は放熱板42を介して冷却部121に伝達される。冷却部121は、放熱板42から伝達された熱を、冷却液61を媒介として熱移送し、冷却液61の流れと共に冷却液出口部17から外部に排出する。
ここで重要なのは、直方体形状のブロック4の外部表面に放熱板42を設け、放熱板42をブロック4の内部に設けた複数の発熱性の電子部品とそれぞれ熱的に接続し、放熱板42を内部の冷却液によって膨張させ、シャーシ10に密着させることによって、ブロック4内部の複数の電子回路で発生した熱を、効率的にシャーシ10に放熱することである。これにより、発熱部位をブロック外表面に露出させなくても良い。また、ブロック4の容器600は直方体形状なので、発熱性の電子部品を内部に多数配置することができる。
以上説明したように、この実施の形態1では、複数の発熱性の電子部品を、外部表面に放熱板42を備えた容器600の内部に実装して、ブロック4を構成している。
すなわち、縦横フレームの壁面により周囲が矩形状に取り囲まれた隔室が複数配列され格子形状をなしたシャーシ10と、シャーシ10壁面の内部に配管された冷媒の流路61と、シャーシ10の隔室毎に設けられた回路基板5、及びシャーシ10の隔室毎に設けられ、回路基板5に接続されたシャーシ10側のコネクタ51を有したシャーシ10と、電子部品を実装した複数のモジュール9、各モジュール9に接続されたブロック側のコネクタ44、及びモジュール9内部の電子部品と熱的に直接もしくは間接的に接続され冷媒の封入された内部流路が設けられ外表面に設けられた放熱板42を有した複数のブロック4を備える。ブロック4は、放熱板42がシャーシ10の壁面に当接し、ブロック側のコネクタ44がシャーシ10側のコネクタ51に嵌合した状態で、シャーシ10の各隔室内に挿入されて着脱可能に保持されている。
また、ブロック4内部の電子部品で発生した熱は、冷却液の封入された閉じた流路を通じて、ポンプ43によって放熱板42に熱移送される。この移送された熱は、放熱板42とシャーシ10との接触熱伝導によってシャーシ10に伝達され、シャーシ10の内部流路を介して外部に放熱される。
これによって、ブロック内部に実装された複数の電子部品で発生した熱を、効率的に外部に移送することができる。さらに、ブロック4の挿抜によって、複数のモジュール9をブロック単位で一度に着脱することができるので、モジュール9の交換時や試験時等において整備性が飛躍的に向上する。
また、ブロック4を長手方向に一様断面のフレーム10にて構成されるため、フレームに押出材、引抜材を適用して、安価にフレームを製造することが可能となる。さらに電子機器を構成するブロックの数の変更が発生した場合においても、押出材、引抜材の長さの変更により容易に電子機器の構成を変更することが可能となる。
また、ブロック4のバックプレート11側において、放熱板42の膨張によってフレーム10とブロック4の間で接触力が発生する。このため、フロントパネル650をフレーム10に固定すれば、ブロック4はフレーム10に強固に保持されるため、ブロック4を挿抜する際の作業性を低下させることなく、かつブロック保持部の耐振性、耐衝撃性を向上させることができる。さらに、バックプレート11がフレーム10に接合されると、バックエンド側が閉口され、フレーム10の機械強度がさらに向上する。
なお、バックプレート11側は、ブロック4を挿抜する作業者からはアクセスが難しいが、フレーム10のフロントエンド側からのみ、ブロック4の挿抜と固定作業が行える点で、整備性に優れている。このため、フレーム10のバックエンド側からねじを挿入してブロック4を固定する必要がなく、バックプレート11を用いてフレーム10を強固に結合できる。
また、ブロック4の放熱部に膨張する放熱板42を適用しているので、ブロック4からフレーム10への高い放熱性能を得ることができる。特に、電子機器が大型化し、フレーム10の平面が歪んだ場合においても、放熱板42の膨張によってブロック4の放熱部がフレーム10と密接に接触するので、ブロック4からフレーム10の冷却部121への十分な放熱性能を確保することができる。
次に、放熱板42を膨張させるための構造について説明する。
図3はこの本発明の実施の形態2におけるブロックの図である。図3(a)は外観図、図3(b)は図3(a)の矢視BB断面図である。
モジュール実装部41内の冷却板7に接続された流路65は、連通孔48、49に水密的に接続されている。ポンプ43と放熱板42、ポンプ43と連通孔48、及び放熱板42と連通孔49は、配管47で相互に水密的に接続されている。ポンプ43内は図中の点線のように流路が形成されている。配管47には冷却液62の流路が構成されている。また、ブロック4内部で配管47に接続された流路65(図中一点鎖線で示す)には、分岐管を構成するシリンダ454が接続されている。シリンダ454の内部には、プラグ451が挿入される。プラグ451は外周にOリング453が嵌合されている。プラグ451はOリング453によりシリンダ454に圧入されており、シリンダ454内部流路の水密を保持しながら、ボルト46により上下に摺動できる構成となっている。このシリンダ454とプラグ451とOリング453とで、流路内部の圧力開放部が構成される。
ブロック4の内外を循環する流路6、63には、冷却液62が充填されている。冷却液は通常非圧縮性であり、圧力により体積が殆ど変化しない。このことを利用して、プラグ451をシリンダ454内部に押し込むことにより、各冷却流路を構成する部材の中で、最も剛性の低い放熱板42を膨張させることができる。また、冷却板7に剛性の低い薄肉板を用いて流路6を構成する場合、プラグ451の押し込みに応じて冷却板7も同時に膨張する。
ブロック4をシャーシ10より挿抜する際には、プラグ451を押し込まず、放熱板42を膨張させないことで、放熱板42とフレーム10の冷却部121との間に隙間が設けられ、ブロック4の着脱性を確保することができる。一方、ブロック4をシャーシ10に装着した状態においては、ボルト46をねじ込んでシリンダ454内でプラグ451を押し込み、放熱板42を膨張させることで、放熱板42とフレーム10の冷却部121とを密着させることができる。
以上により、ブロック4内の冷却液の流路6に接続されたシリンダ454のプラグ451の押し込み量を、ブロック抜去時とブロック挿入時とで変化させることにより、放熱板42を膨張させることができ、放熱板42とシャーシ10との接触熱抵抗を低減する効果を得ることができる。
実施の形態2.
図4は、この本発明の実施の形態2におけるブロック4の図である。図4(a)はブロック4をシャーシ10に装着途中の状態を示す図、図4(b)はブロック4をシャーシ10に装着した状態を示す図である。
この実施の形態2では、シリンダ454がバックプレート11側に設けられ、プラグ452がシリンダ455に挿入され、プラグ452の端部がバックエンド側のブロック外形よりバックプレート11側に突出していること以外は、実施の形態2と同様の構成である。
ブロック4をシャーシ10に装着する際、ブロック4が図4(a)の挿入方向23の方向に挿入されると、プラグ452がバックプレート11と接触することにより、図4(b)の挿入方向24の方向に押し込まれる。このようにプラグ452が押し込まれることにより、実施の形態2と同様に放熱板42が膨張し、放熱板42とフレーム10の冷却部を密着させることができる。
一方、ブロック4をシャーシ10から抜去する際、ブロック4が図4(a)の挿入方向23と逆方向に移動すると、プラグ452とバックプレート11の接触によるプラグ452の拘束力が解放され、放熱板42の膨張による応力が解放されて、放熱板42が膨張前の元の状態に戻る。これによって、プラグ452が図4(b)の挿入方向24と反対方向に突き出る。このようにしてプラグ452が突き出るとともに、放熱板42とフレーム10の冷却部121接触面との間に隙間が生じる。
以上により、ブロック4をフレーム10に装着する際、ブロック4内の冷却液の流路6に接続されたシリンダ455内でプラグ452が押し込まれることにより、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、ブロック4の装着に応じてブロック4内の冷却液の流路6に接続されたシリンダ455内でプラグ452が押し込まれることから、プラグを押し込むためのねじ締め等の作業を伴うことなく、放熱板42を膨張させることができるので、整備性がさらに向上する。
この発明の実施の形態1による電子機器を示す図である。 この発明の実施の形態1によるブロックとフレームの構造を示す図である。 この発明の実施の形態1によるブロックの接続構造を示す図である。 この発明の実施の形態2によるブロックの構造を示す図である。
符号の説明
4 ブロック、5 基板、9 モジュール、10 シャーシ、11 バックプレート、12 縦フレーム、13 横フレーム、14 横フレーム、15 横フレーム、16冷却液入口部、17冷却液出口部、21 挿抜方向、22 冷却液の流れ、23 挿入方向、24 挿入方向、41 モジュール実装部、42放熱板、43 ポンプ、44 コネクタ、46 ボルト、47 配管、61 冷却液、62 冷却液、63 流路、65 流路、121 冷却部、122 基板実装部、451 プラグ、452 プラグ、453 Oリング、454 シリンダ、455 シリンダ、600 容器。

Claims (6)

  1. 複数の隔室の周囲がそれぞれ壁面で取り囲まれて格子形状をなした枠体、枠体壁面の内部に配管された冷媒流路、枠体の隔室毎に設けられた回路基板、及び枠体の隔室毎に設けられ回路基板に接続された枠体側コネクタ、を有した筐体と、
    複数の電子部品、当該電子部品を内部に収容した容器、当該電子部品に接続されたブロック側コネクタ、及び当該電子部品と熱的に直接もしくは間接的に接続され冷媒の封入された内部流路が設けられるとともに容器の外表面に設けられた放熱板、
    を有した複数のブロックと、
    を備え、
    上記ブロックは、上記放熱板が枠体壁面に当接し、上記ブロック側コネクタが枠体側コネクタに嵌合した状態で、上記枠体の隔室内に挿入されて着脱可能に保持されたことを特徴とする電子機器。
  2. 放熱板は、薄肉平板で囲まれて内部流路が形成され、薄肉平板の膨張作用により上記枠体の壁面に当接することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. ブロックは、一端部に上記枠体の壁面上部に結合するための継手を有し、他端部側の側面に上記枠体の壁面に当接する上記放熱板を設けたことを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. ブロックは、
    内部に配管され、上記放熱板との間で冷媒を輸送する液管と、
    上記液管に接続され、冷媒を循環させるポンプとを有したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ1項に記載の電子機器。
  5. ブロックは、
    内部に配管され、上記放熱板との間で冷媒を循環輸送する液管と、
    上記液管に接続され、冷媒を循環させるポンプと、
    上記液管に接続されたシリンダと、
    上記シリンダ内に圧入され、シリンダ内面で水密を保持して摺動するプラグと、を備えたことを特徴とする請求項2もしくは請求項3記載の電子機器。
  6. シリンダは、上記ブロック内部の他端部側に設けられ、
    プラグは、上記ブロックの他端部に突出し、上記枠体の隔室内へのブロックの挿抜に応じて上記シリンダ内を摺動するように設けられたことを特徴とする請求項2もしくは請求項5記載の電子機器。
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