JP2007246524A - 自己乳化ロウとラテックスポリマーを含有するマスカラ組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 マスカラ組成物を睫毛に適用することによる、睫毛の長さ、ボリューム又はカールを高めるための方法の提供。
【解決手段】ラテックスポリマー、組成物の重量の少なくとも15%の量の自己乳化ロウ、及び水を含有するマスカラ組成物であって、前記自己乳化ロウが、PEG-6ミツロウ、PEG-8ミツロウ、PEG-12ミツロウ又はPEG-12カルナウバロウを含んでなるマスカラ組成物。さらに、ラテックスポリマーがアクリル酸エチルエステル及びメタクリル酸メチルエステルを含んでなるマスカラ組成物。
【選択図】なし
【解決手段】ラテックスポリマー、組成物の重量の少なくとも15%の量の自己乳化ロウ、及び水を含有するマスカラ組成物であって、前記自己乳化ロウが、PEG-6ミツロウ、PEG-8ミツロウ、PEG-12ミツロウ又はPEG-12カルナウバロウを含んでなるマスカラ組成物。さらに、ラテックスポリマーがアクリル酸エチルエステル及びメタクリル酸メチルエステルを含んでなるマスカラ組成物。
【選択図】なし
Description
(発明の背景)
化粧品産業では、マスカラに関して、2つの基本的性質を増加させること、すなわち睫毛のボリューム又は厚みを増大させることと、マスカラ付着時間を長くすることに、その試みの多くを集中させている。米国特許第5874072号には、水溶性皮膜形成ポリマーを有する水性エマルションの形態で、水不溶性のコポリマーの混合物を含有するマスカラが教示されている。米国特許第6248336号には、水性エマルション中の不溶性ポリマー物質と、ポリビニルピロリドン/ヘキサデカンコポリマーを含む親油性の油成分を含有してなるエマルションの形態の、改善された使用特性を有するマスカラ組成物が教示されている。また米国特許第6534047号には、カチオン性ポリマー、アニオン性ポリマー、及び(メタ)アクリル酸C1-C6アルキルの水性分散液を含有する、ケラチン繊維のコートのための化粧品用組成物が教示されている。これら特許には、組成物により、良好な睫毛の被覆性、伸長性、カール性、並びに良好な保持力を有する均質なメークアップ結果に素早く至ることが教示されている。
化粧品産業では、マスカラに関して、2つの基本的性質を増加させること、すなわち睫毛のボリューム又は厚みを増大させることと、マスカラ付着時間を長くすることに、その試みの多くを集中させている。米国特許第5874072号には、水溶性皮膜形成ポリマーを有する水性エマルションの形態で、水不溶性のコポリマーの混合物を含有するマスカラが教示されている。米国特許第6248336号には、水性エマルション中の不溶性ポリマー物質と、ポリビニルピロリドン/ヘキサデカンコポリマーを含む親油性の油成分を含有してなるエマルションの形態の、改善された使用特性を有するマスカラ組成物が教示されている。また米国特許第6534047号には、カチオン性ポリマー、アニオン性ポリマー、及び(メタ)アクリル酸C1-C6アルキルの水性分散液を含有する、ケラチン繊維のコートのための化粧品用組成物が教示されている。これら特許には、組成物により、良好な睫毛の被覆性、伸長性、カール性、並びに良好な保持力を有する均質なメークアップ結果に素早く至ることが教示されている。
米国特許第6503521号には、三種の皮膜形成剤:すなわち水に可溶性又は分散性の少なくとも一の粘着質の皮膜形成剤;油に可溶性の少なくとも一の粘着質の皮膜形成剤;及び少なくとも一の付加的な水溶性又は水分散性皮膜形成剤を使用し、ボリュームを増大させるマスカラが教示されている。米国特許第6726917号には、繊維、顔料、さらには少なくとも一の粘着質の皮膜形成剤が水に可溶性又は分散性で、少なくとも一の粘着質の皮膜形成剤が水素化ポリイソブテン類、アジピン酸/ジエチレングリコール/グリセリンの架橋ポリマー、ポリエチレン類、及びポリビニルラウラート類から選択される油に可溶性である少なくとも二の皮膜形成剤を含有し、睫毛を伸長させ及び/又は睫毛にボリュームを付与するためのマスカラが教示されている。
(発明の概要)
本発明の第一の態様は、ラテックスポリマー、組成物の重量の少なくとも15%の量の自己乳化ロウ、及び水を含有するマスカラ組成物を対象とする。いくつかの実施態様では、組成物は添加される乳化剤を含有しない。
本発明の第一の態様は、ラテックスポリマー、組成物の重量の少なくとも15%の量の自己乳化ロウ、及び水を含有するマスカラ組成物を対象とする。いくつかの実施態様では、組成物は添加される乳化剤を含有しない。
本発明の第二の態様は、ラテックスポリマー、組成物の重量の少なくとも15%の量の自己乳化ロウ、及び水の混合物の調製を必要とする、マスカラ組成物の調製方法を対象とする。マスカラ組成物は、適切な容器に、場合によってはアプリケータと組合せて包装することができる。
本発明の第三の態様は、ラテックスポリマー、組成物の重量の少なくとも15%の量の自己乳化ロウ、及び水を含有するマスカラ組成物を睫毛に適用することによる、睫毛の長さ、ボリューム又はカールを高めるための方法を対象とする。
自己乳化ロウが存在しているため、例えばトリエタノールアミン (TEA)ステアラート及びステアリン酸グリセリル(これらはマスカラの一般的な成分である)のような添加される乳化剤は任意成分である。よって、本発明のマスカラ組成物は、処方が比較的簡単である。またラテックスポリマーと自己乳化ロウの組合せは、いくつかの付加的な利点をもたらす、すなわち素早い伸長、ボリュームの増加、付着の長時間化及びカール、クリーミーなテクスチャー(経時的に凝集したり増粘したりしない)、水での容易な除去性を付与すると考えられる。
(発明の詳細な説明)
本発明のマスカラの一成分は自己乳化ロウであり、これは、ここで使用される場合、少なくとも一の乳化剤成分、例えば非イオン性乳化剤を含む化学的に変性されたロウを意味する。
本発明のマスカラの一成分は自己乳化ロウであり、これは、ここで使用される場合、少なくとも一の乳化剤成分、例えば非イオン性乳化剤を含む化学的に変性されたロウを意味する。
自己乳化ロウのロウ成分は、動物由来のロウ、植物由来のロウ、鉱物由来のロウ、及び合成由来のロウからの一又は複数の化粧品的又は皮膚科学的に許容可能なロウを含む。動物由来のロウの例には、ミツロウ、ラノリンロウ、及びイボタロウ(Chinese insect wax)が含まれる。植物由来のロウの例には、ライスワックス、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、オーリクリーロウ(ouricurry wax)、コルク繊維ロウ、サトウキビロウ、モクロウ、ハゼロウ(sumach wax)及び綿ロウが含まれる。鉱物由来のロウの例には、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、モンタンロウ、及びオゾケライトが含まれる。合成由来のロウの例には、ポリオレフィンロウ、例えばポリエチレンロウ、フィッシャー-トロプシュ合成法により得られたロウ、ロウ質コポリマー及びそれらのエステル、及びシリコーン及びフルオロワックスが含まれる。あるいは、動物又は植物由来の水素化油が自己乳化ロウ中に存在していてもよい。
自己乳化ロウは、多くの製造者及び供給者から商業的に得られる。本発明の実施に有用な商業的に入手可能な自己乳化ロウには、次のものが含まれる:PEG-20ソルビタンミツロウ(アトラス(Atlas)G-1726、ユニケマ社(Uniqema);ニッコール(Nikkol)GBW-125、ニッコウ社(Nikko))、PEG-6ミツロウ(エストール(ESTOL)375、ユニケマ社)、PEG-8ミツロウ(アピフィル(Apifil)、ガッテホセ社(Gattefosse))、PEG-12ミツロウ及びPEG-12カルナウバロウ。
自己乳化ロウは、組成物の重量の少なくとも15%、一般的には15%〜約50%、又はそれ以上、いくつかの実施態様では約20%〜約30%、又は約20%〜25%の範囲の量でマスカラ中に存在している。
本発明のマスカラの他の成分はラテックスポリマーであり、これは、ここで使用される場合、ポリマーの水性分散液を意味する。本発明で有用なラテックスポリマーの例には、ここでは(メタ)アクリレートコポリマーと称される(メタ)アクリル酸及びそのエステルのコポリマーが含まれる。いくつかの実施態様では、コポリマーはアクリレートコポリマーであり、これは、ここで使用される場合、アクリル酸、メタクリル酸、及びそれらの単純エステル、例えば低級アルキルエステル、特にメチル、エチルエステル及びエチルヘキシルエステルからなる群から選択される2又はそれ以上のモノマーのコポリマーを意味する。水性分散液の形態で存在し得るこれらのコポリマーは、種々の供給源から商業的に入手可能であり、ワックハー社(Wackherr)のコバクリル(Covacryl)A15及びコバクリルE14、BASF社のルビフレックス・ソフト(Luviflex Soft)、BASF社のルビマー(Luvimer)36D、ナショナル・スターチ社(National Starch)のヨドソール(Yodosol)GH800、及びBFグッドリッチ社(Goodrich)のカルボセット(Carboset)XL-40が含まれる。いくつかの実施態様では、アクリレートコポリマーは、アクリル酸エチルエステルとメタクリル酸メチルエステルからなる水性分散液であり、商品名ダイトゾール(Daitosol)5000AD(CAS #2135-39-1、約50%の固形物含有量を有する水性エマルション)として、大東化成(Daito Kasei)から商業的に入手可能である。
他の(メタ)アクリレートコポリマーには、限定されるものではないが、アクリレートコポリマー(ダイトゾール5000SJの商品名で大東化成から販売されているアクリレート/アクリル酸エチルヘキシルのコポリマー)、ブチルアクリレート/ヒドロキシプロピルジメチコーンアクリレートコポリマー(グラント・インダストリーズ・インク(Grant Industries, Inc.)のグラナクリシル(Granacrysil)BAS)、アクリレート/C12−C22アルキルメタクリラートのコポリマー(ISP社のアリアンズ(Allianz)OPT)、イソドデカンとアクリレートのコポリマー(フェニックス社(Phoenix)のギオバレズ(Giovarez)AC-5099M)、及びアクリレート/オクチルアクリルアミドのコポリマー(ナショナル・スターチ&ケミカル社(National Starch & Chemical Company)のデルマクリル(Dermacryl)-79)が含まれる。
マスカラ中に存在するラテックスポリマーの量(販売されていることがある水性分散液を含む)はマスカラの重量に対し、一般的に約0.1〜約40%、いくつかの実施態様においては約0.5〜約30%、又は約5〜約20%の範囲である。
本発明のマスカラ組成物は、所定量の水分を、一般的には約0.1%〜約50%、いくつかの実施態様では約1%〜約20%の範囲で含有し、よってこれは水性相を構成する。水(及びラテックスポリマー)に加えて、水性相は水混和性溶媒(一般的には、25℃で50重量%を越える水混和性を有する)をさらに含有してもよく、その例には、1〜5の炭素原子を有する低級モノアルコール類、例えばエタノール又はイソプロパノール、2〜8の炭素原子を有するグリコール類、例えばプロピレングリコール、エチレングリコール、ブチレングリコール及びジプロピレングリコール、C3−C4ケトン類、及びC2−C4アルデヒド類が含まれる。
本発明の組成物は、本発明のマスカラ処方物中の他の成分と共に、均質で安定した混合物を形成する限り、任意の他の化粧品的又は皮膚科学的に許容可能で、一般的には生理学的に許容可能な油、例えば、鉱物、動物、植物又は合成由来の炭素ベース、炭化水素ベース、フルオロ及び/又はシリコーン油を単独で又は混合物として含有してもよい。この成分は、ロウと共に、マスカラ組成物の液状脂肪相を構成する。
油の他に、本発明の組成物は少なくとも一の適切な(例えば化粧品的又は皮膚科学的に許容可能な)成分、特に添加剤及びアジュバント、例えばポリマー、ロウ、増粘剤、乳化剤、保湿剤、着色剤、分散促進剤(例えば、加水分解されたコーンスターチ)、フィラー(例えばパウダー及び真珠母)、繊維、サンスクリーン剤、保存料、キレート剤(例えばEDTA及びその塩、特にナトリウム及びカリウム塩)、酸化防止剤(例えばBHT、トコフェロール)、精油、香料、中和剤又はpH調節剤(例えば2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール(AMPD)及び水酸化ナトリウム)、及び化粧品用活性剤及び皮膚用活性剤、消泡剤、エモリエント、ビタミン類、微量元素、及び必須脂肪酸をさらに含有してよい。これらの成分は、水相又は脂肪相に溶解又は分散してよい。
ポリマー、例えば皮膜形成ポリマーの例には、次のものが含まれる:タンパク質、例えば植物由来のタンパク質、特に小麦又は大豆タンパク質;ガム類(例えばアカシアガム);キチン又はキトサンのアニオン性、カチオン性、両性又は非イオン性ポリマー;植物由来のポリマー、例えば加水分解されたコーンスターチ、セルロースポリマー、例えばヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、及びセルロースの第4級化誘導体;アクリル酸及びメタクリル酸のポリマー又はコポリマーを含むアニオン性ポリマー、例えばポリアクリレート類又はポリメタクリラート類、及びそれらの塩(例えばナトリウム塩);ビニルポリマー、例えばポリビニルピロリドン類、メチルビニルエーテルと無水マレイン酸のコポリマー、酢酸ビニルとクロトン酸のコポリマー、ビニルピロリドンと酢酸ビニルのコポリマー;ビニルピロリドンとカプロラクタムのコポリマー;及びポリビニルアルコール;及び第4級化ポリマー(典型的にはカチオン性ポリマーであるが、両性及び双性イオン性ポリマーも含まれる)、例えばポリクオタニウム(polyquaternium)-4、ポリクオタニウム-6、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-8、ポリクオタニウム-9、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-22、ポリクオタニウム-32、ポリクオタニウム-39、ポリクオタニウム-44及びポリクオタニウム-47が含まれる。
組成物は、自己乳化ロウのロウ成分とは異なる付加的なロウをさらに含有してよい。本発明での使用に適切な化粧品的に許容可能なロウがここに開示され、天然及び合成ロウ等が含まれる。ロウは、K82H(コスター・コイネン社(Koster Keunen)から入手可能)等の一又は複数の乳化剤との物理的混合物として添加することができる。
粘度は油相増粘剤又は液状脂肪相をゲル化させるのに有用な薬剤を添加することによって調節され得る。ゲル化剤は、ポリマー形態のゲル化剤、及び鉱物形態のゲル化剤から選択されてよい。ゲル化剤は、化学的網状化を介し、いくつかの他の場合では物理的網状化を介して、その機能を果たし得る。ゲル化剤として変性クレー類を使用してよく、具体例には、C10〜C22脂肪酸の塩化アンモニウムで変性したヘクトライト類、例えばクオタニウム(quaternium)-18ベントナイト(bentonite)として既知のジステアリルジメチルアンモニウムクロリドで変性したヘクトライト、例えばレオックス社(Rheox)からベントーン(Bentone)34の名称で製造販売されている製品、サザンクレイ社(Southern Clay)で製造販売されているクレイトーン(Claytone)XL、クレイトーン34及びクレイトーン40、サザンクレイ社からクレイトーンHT、クレイトーンGR及びクレイトーンPSの名称で製造販売されている、クオタニウム-18ベンザルコニウムベントナイト類の名称で知られている変性クレー類、ステアラルコニウム(stearalkonium)ベントナイト類として知られている、ステアリルジメチルベンゾイルアンモニウムクロリドで変性したクレー類、例えばサザンクレイ社からクレイトーンAPA及びクレイトーンAFの名称で製造販売されている製品、及びレオックス社で製造販売されているバラゲル(Baragel)24が含まれる。他の鉱物性ゲル化剤には、シリカ、例えばヒュームドシリカが含まれる。ヒュームドシリカは、約5nm〜200nmの範囲の粒子径を有していてもよい。
使用され得る水溶性増粘剤又はゲル化剤には、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリビニルアルコール、架橋したアクリレート類(例えばカルボポール(Carbopol)982)、疎水性の変性アクリレート類(例えばカルボポール1382);ポリアクリルアミド類、例えばセピック社(SEPPIC)からセピゲル(Sepigel)305(CTFA名:ポリアクリルアミド/C13-C14イソパラフィン/ラウレス(Laureth)7)又はシムルゲル(Simulgel)600(CTFA名:アクリルアミド/アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウムコポリマー/イソヘキサデカン/ポリソルバート80)の名称で販売されている架橋コポリマー;場合によっては架橋及び/又は中和されていてよい2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸のポリマー及びコポリマー;セルロース誘導体、例えばヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、エチルセルロース及びヒドロキシメチルセルロース;多糖類及びガム類、例えば天然ガム、特にキサンタンガム、菌核粒子、カラギーナン及びペクチン;多糖類樹脂、例えばデンプン及びその誘導体、ヒアルロン酸とその塩、クレー類、特にモンモリロナイト類、ヘクトライト類、ベントナイト類、及びラポナイト類(laponites)、架橋したポリアクリル酸、例えばグッドリッチ社(Goodrich)からの製品「カルボポール」、ヒスパノ・キミカ社(Hispano Quimica)又はガーディアン社(Guardian)から「ヒスパゲル(Hispagel)」又は「ルブラゲル(Lubragel)」の名称で販売されているポリグリセリル(メタ)アクリレートポリマー、架橋したアクリルアミドのポリマー及びコポリマー、例えばヘキスト社(Hoechst)から「ボゼポール(Bozepol)C」又は「PAS5161」、セピック社から「セピゲル305」の名称で販売されているもの、アライド・コロイド社(Allied Colloid)から「サルケア(Salcare)SC95」の名称で販売されている、架橋したメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドのホモポリマー、及び会合性ポリマー、特に会合性ポリウレタン類が含まれる。
増粘剤/ゲル化剤は、一般的に約0.05重量%〜20重量%、いくつかの実施態様では約0.5重量%〜約10重量%の範囲の量で存在している。
組成物が添加される乳化剤(すなわち、ここで記載したような自己乳化ロウの乳化成分以外のもの)を含有している場合、それは、典型的には組成物の1.5重量%以下の量で存在している。本発明での使用に適切な乳化剤には、化粧品的に許容可能な非イオン性、アニオン性、カチオン性及び両性乳化剤が含まれる。
また本発明の組成物は、保湿剤をさらに含有していてよい。具体例には、乳酸ナトリウム、マンニトール、アミノ酸、ヒアルロン酸、ラノリン、尿素、ワセリン、及びそれらの混合物が含まれる。他の例には、ポリオール類、例えばグリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、ポリグリセリン、ポリエチレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、1,3-ブチレングリコール、1,4-ブチレングリコール及びソルビトールが含まれる。これらの薬剤は、組成物の重量に対して、一般的には約0.1%〜15%、いくつかの場合には約2.0%〜約10%の範囲の量で、本発明の組成物に存在している。
着色剤は、親油性染料、親水性染料、伝統的な顔料、及び化粧品用又は皮膚用組成物に通常使用されている真珠光沢剤、及びそれらの混合物から選択されてよい。着色剤は、任意の形状、例えば球状、卵形、板状(platelet)、不規則な形状、及びそれらが混合した形状を有するものであってよい。顔料は、場合によっては例えばシリコーン類、過フッ化化合物、レシチン、及びアミノ酸で表面処理されていてもよい。
脂溶性染料には、例えばスーダンレッド(Sudan Red)、D&Cレッド17、D&Cグリーン6、大豆油、スーダンブラウン(Sudan Brown)、D&Cイエロー11、D&Cバイオレット2、D&Cオレンジ5、キノリンイエロー及びアナトーが含まれる。水溶性染料は、例えばビート根汁又はメチレンブルーである。
顔料は、白色顔料、有色顔料、無機顔料、有機顔料、被覆顔料、非被覆顔料、ミクロンサイズの顔料、及びミクロンサイズではない顔料から選択され得る。無機顔料としては、二酸化チタン、表面処理されていてもよい酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化クロム、マンガンバイオレット、ウルトラマリンブルー、水和クロム、及びフェリックブルーを挙げることができる。有機顔料としては、カーボンブラック、D&C型の顔料、コチニールカルミンをベースにしたレーキ類、バリウムをベースにしたレーキ類、ストロンチウムをベースにしたレーキ類、カルシウムをベースにしたレーキ類、及びアルミニウムをベースにしたレーキ類を挙げることができる。
真珠光沢顔料は、例えば白色の真珠光沢顔料、例えばチタンで被覆されたマイカ、及びオキシ塩化ビスマスで被覆されたマイカ、有色の真珠光沢顔料、例えば酸化鉄を有するチタンマイカ、例えばフェリックブルー及び/又は酸化クロムを有するチタンマイカ、上述したタイプの有機顔料を有するチタンマイカ、及びオキシ塩化ビスマスをベースとした真珠光沢顔料、干渉顔料、及びゴニオクロマティック(goniochromatic)顔料から選択され得る。
着色剤は、組成物の全重量に対して、一般的に約0.01%〜約50%、いくつかの実施態様では約0.01%〜30%、約0.01%〜20%、及び約3%〜約10%の範囲の量で存在している。
また、本発明の組成物は、分散促進剤、例えば多糖類樹脂、特にKAMAインターナショナルコープ(International Corp)(ジョージア州、ダルース(Duluth, GA))から入手可能なKM13をさらに含有してよい。
フィラー、パウダー及び真珠母も、典型的には組成物のテクスチャー、及びマット/光沢効果を変化させるために、処方物に添加することができる。フィラーは、ラメラ状又は非ラメラ状、無機又は合成で、無色又は白色の粒子を意味すると理解されるべきである。真珠母は、特にある種の軟体動物により貝殻の内部に生成されたか合成等された、真珠光沢のある粒子を意味するものと理解されるべきである。これらの成分の代表例には、マイカ、シリカ、カオリン、酸化鉄、二酸化チタン、ポリアミドパウダー、ポリアミドパウダー、例えばナイロン(登録商標)(アトケム社(Atochem)のオルガゾール(Orgasol)、ポリ-アラニンパウダー、ポリエチレンパウダー、テトラフルオロエチレンポリマーパウダー、例えばテフロン(登録商標)、デンプン(例えば加水分解されたコーンスターチ)、窒化ホウ素、中空ポリマーのミクロスフィア、例えば塩化ポリビニリデン/アクリロニトリルのもの、例えばエクスパンセル(Expancel(登録商標))(ノーベルインダストリー社(Nobel Industrie))、アクリル酸ポリマー、例えばポリトラップ(Polytrap)(登録商標)(ダウ・コーニング社(Dow Corning))、ポリメチルメタクリラート粒子及びシリコーン樹脂のマイクロビーズ(例えば、東芝(Toshiba)のトスパール(Tospearls(登録商標))、炭酸水素マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、中空シリカのミクロスフィア(マプレコス社(Maprecos)のシリカビーズ(登録商標))、及びガラス又はセラミックのマイクロカプセルが含まれる。フィラー(類)が存在する場合、それらは、組成物の全重量に対して一般的には約0.1重量%〜約25重量%、いくつかの実施態様では約1重量%〜約20重量%の範囲の量で存在している。
いくつかの実施態様では、マスカラはある種の繊維をさらに含有していてもよい。本発明で有用な繊維は、天然及び合成繊維から選択されてよい。天然繊維には、限定されるものではないが、綿、絹、羊毛、及び他のケラチン繊維が含まれる。合成繊維には、限定されるものではないが、ポリエステル、レーヨン、ナイロン、及び他のポリアミド繊維が含まれる。繊維は、組成物の重量の約0.01%〜約10%の範囲の一般的量で、組成物に存在していてもよい。
保存料の代表例には、アルキル基が1、2、3、4、5又は6の炭素原子、好ましくは1〜4の炭素原子を有するパラ-ヒドロキシ安息香酸アルキル、例えばパラ-ヒドロキシ安息香酸メチル(メチルパラベン)、パラ-ヒドロキシ安息香酸エチル(エチルパラベン)、パラ-ヒドロキシ安息香酸プロピル(プロピルパラベン)、パラ-ヒドロキシ安息香酸ブチル(ブチルパラベン)、及びパラ-ヒドロキシ安息香酸イソブチル(イソブチルパラベン)、及びフェノキシエタノールが含まれる。保存料の混合物、例えばニパ社(Nipa)からニパスタット(Nipastat)の名称で販売されている、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン及びブチルパラベンの混合物、及びニパ社からフェノニプ(Phenonip)の名称で販売されているフェノキシエタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン及びブチルパラベンの混合物、ISPからリクアパー・オプティマ(Liquapar Optima)の名称で販売されているフェノキシエタノール、メチルパラベン、イソプロピルパラベン、イソブチルパラベン、及びブチルパラベンの混合物も有用である。保存料は、組成物の重量の約0.01%〜約15%の範囲の一般的量で存在していてよい。
本発明のマスカラ組成物は、適切なアプリケータ、典型的にはブラシを用いて、睫毛(つけまつげを含む)に適用することができる。
次の実施例は、本発明をさらに例証することを意図している。それらは決して本発明を限定することを意図しているものではない。特に示さない限りは、全ての部は重量基準である。
このマスカラ処方物は次の手順により調製した:65〜70℃でミツロウを溶かし、ホモジナイズを開始し;メチルパラベンを添加し、5分混合し;ゆっくりとカーボンブラック粉砕物を添加し、15〜20分混合し;ブチレングリコールを添加し、5分混合し;さらに加熱下でパドル混合に移し;ポリメタクリル酸ナトリウムを添加し、10分混合し;保存料を添加し、5分混合し;水に溶解させたポリクオタニウム-10(副相としてこれを調製)を添加し、10分混合し;AMPDを添加し、5分混合し;65℃でダイトゾールをゆっくりと添加し、5〜10分混合し;熱を除去し、混合し続け;約45℃で変性アルコールを添加し;40〜42℃でバッチを落とした。(ここで実証されるマスカラのための)カーボンブラック粉砕物は、カーボンブラック(20%)、水(74.4%)、アカシア(5%)、メチルパラベン(0.3%)及びイミダゾリジニル尿素(0.3%)を含有する分散液の形態(特殊化粧品成分(Distinctive Cosmetic Ingredients)、商品名ナノスペアス・インク・ブラック(NANOSPERSE INK BLACK)LO AQ)で商業的に得た。
このマスカラ処方物を、次の手順により調製した:65〜70℃でミツロウを溶かし、ホモジナイズを開始し;メチルパラベンを添加し、5分混合し;ゆっくりとカーボンブラック挽粉物を添加し、15〜20分混合し;ブチレングリコールを添加し、5分混合し;なお加熱下でパドル混合に移し;ポリメタクリル酸ナトリウムを添加し、10分混合し;保存料を添加し、5分混合し;水酸化ナトリウムを添加し、5分混合し;水に溶解させたポリクオタニウム-10(副相としてこれを調製)を添加し、10分混合し;65℃でダイトゾールをゆっくりと添加し、5〜10分混合し;加熱を止め、混合し続け;約45℃で変性アルコールを添加し;40〜42℃でバッチを落とした。
このマスカラ処方物を、次の手順により調製した:75〜80℃でステアリン酸C20−40アルキルとミツロウを溶かし、ホモジナイズを開始し;メチルパラベンを添加し、5分混合し;黒酸化鉄を添加し、60分、ホモジナイザー下で分散させ;ブチレングリコールを添加し、5分混合し;水にアカシアを添加することによりA2相を調製し(室温にて)、15分、加熱下にて混合し、分散液を得;A1相にA2相を添加し、15分ホモジナイズし;バッチを、なお加熱下でのパドル式ライトニングミキサーに切り替え;ポリメタクリル酸ナトリウムを添加し、10分混合し;保存料を添加し、5分混合し;水酸化ナトリウムを添加し、5分混合し;水に溶解させたポリクオタニウム-10(副相としてこれを調製)を添加し、10分混合し;(65℃で)ダイトゾールをゆっくりと添加し、5〜10分混合し;PMMA(ポリメチルメタクリラート)を添加し、20分混合することにより分散させ;加熱を止め、混合し続け;約45℃で変性アルコールを添加し、40〜42℃でバッチを落とした。
マスカラ処方物を、次の手順により調製した:75〜80℃でステアリン酸C20−40アルキル/乳化剤の混合物とミツロウを溶かし、ホモジナイズを開始し;メチルパラベンを添加し、5分混合し;カーボンブラック分散液をゆっくりと添加し、15〜20分混合し;ブチレングリコールを添加し、5分混合し;なおも加熱下で混合物をパドルミキサーに移し;ポリメチルメタクリル酸ナトリウムを添加し、10分混合し;フェノニプを添加し、5分混合し;水酸化ナトリウム溶液を添加し、5分混合し;水に溶解させたポリクオタニウム-10(副相としてこれを調製)を添加し、10分混合し;65℃でPMMAを添加し、5分混合し;65℃でダイトゾールをゆっくりと添加し、5〜10分混合し;45℃でアルコールを添加し、40〜42℃でバッチを落とした。
特許文献及び非特許文献の双方とも、明細書に引用された全ての文献は、この発明に関連する当業者のレベルの指標である。これら全ての文献は、個々の文献が出典明示により特にかつ個々に援用されているのと同程度に、出典明示によりここに援用される。
ここで本発明を特定の実施態様に関して説明したが、これらの実施態様は、本発明の原則及び応用の単なる例示であると理解されなければならない。よって、例示された実施態様に対して多くの変更をなすことができ、添付の特許請求の範囲によって定まる本発明の要旨及び範囲から逸脱しないで他の構成を案出することができるものと理解されなければならない。
Claims (20)
- ラテックスポリマーと、組成物の重量の少なくとも15%の量の自己乳化ロウと、水を含有するマスカラ組成物。
- 前記自己乳化ロウが、PEG-6ミツロウ、PEG-8ミツロウ、PEG-12ミツロウ又はPEG-12カルナウバロウを含んでなる、請求項1に記載のマスカラ組成物。
- 前記自己乳化ロウが、PEG-20ソルビタンミツロウを含んでなる、請求項1に記載のマスカラ組成物。
- 前記自己乳化ロウが、組成物の全重量に対して、約20%〜約30%の量で存在している、請求項1に記載のマスカラ組成物。
- 前記自己乳化ロウが、組成物の全重量に対して、約20%〜約25%の量で存在している、請求項1に記載のマスカラ組成物。
- 前記ラテックスポリマーがアクリレートコポリマーを含んでなる、請求項1に記載のマスカラ組成物。
- 前記ラテックスポリマーがアクリル酸エチルエステル及びメタクリル酸メチルエステルを含んでなる、請求項1に記載のマスカラ組成物。
- 前記ラテックスポリマーが、アクリレート/アクリル酸エチルヘキシルのコポリマーを含んでなる、請求項1に記載のマスカラ組成物。
- 前記ラテックスポリマーが、前記組成物の全重量に対して、約0.5%〜約30%の量で存在している、請求項1に記載のマスカラ組成物。
- 着色剤をさらに含有する、請求項1に記載のマスカラ組成物。
- 前記ラテックスポリマー以外のポリマーをさらに含有する、請求項1に記載のマスカラ組成物。
- 中和剤をさらに含有する、請求項1に記載のマスカラ組成物。
- 添加される乳化剤をさらに含有する、請求項1に記載のマスカラ組成物。
- 前記自己乳化ロウに含まれる前記ロウとは異なる他のロウをさらに含有する、請求項1に記載のマスカラ組成物。
- 前記他のロウがステアリン酸C20−40アルキルである、請求項14に記載のマスカラ組成物。
- 前記自己乳化ロウがミツロウを含み、前記ラテックスポリマーがアクリレートコポリマー又はアクリレート/アクリル酸エチルヘキシルのコポリマーを含み、さらに着色剤を含有している、請求項1に記載のマスカラ組成物。
- 時間及び温度の適切な条件下で、ラテックスポリマーと、組成物の重量の少なくとも15%の量の自己乳化ロウと、水の混合物を調製して、マスカラを製造することを含んでなる、マスカラ組成物の調製方法。
- ラテックスポリマーと、組成物の重量の少なくとも15%の量の自己乳化ロウと、水を含有するマスカラ組成物を睫毛に適用することを含む、睫毛の長さ、ボリューム又はカールを高めるための方法。
- マスカラ組成物が、前記自己乳化ロウに含まれる前記ロウとは異なる他のロウをさらに含有している、請求項18に記載の方法。
- 前記他のロウがステアリン酸C20−40アルキルを含む、請求項19に記載の方法。
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