JP2007246158A - Partially releasable carton - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、部分的に剥離可能なカートンに関し、特に、商品の関連情報もしくは、隠蔽したい情報等を商品に添付することなく、カートンに記載して販売する場合に、好適に使用できるカートンに関する。 The present invention relates to a carton that can be partially peeled, and more particularly, to a carton that can be suitably used when information related to a product or information that is desired to be concealed is written and sold in the carton.
従来、カートン等で包装された商品に、説明書や、あるいはサービスとして例えば食品などの場合には、料理用のレシピ等を記載したリーフレット等を添えて販売する際には、内容物を収納して包装するカートンに添付したり、あるいは、カートンの中に内容物と共に収納されて包装されることが一般的に行なわれている。また、販促商品の場合、ベタ付けのプレミアム商品と共に応募シールがカートンに添付されたり、あるいは、カートンの中に内容物と共に包装されたりしている。 Conventionally, when a product packed in a carton or the like is sold with a manual or a leaflet describing a recipe for cooking in the case of food, for example, as a service, the contents are stored. Generally, it is attached to a carton to be packaged, or is stored and packaged together with the contents in the carton. In the case of a promotional product, the application sticker is attached to the carton together with the solid premium product, or is packed with the contents in the carton.
しかしながら、カートンの外側に添付する場合、見栄えが悪く、外観を損なうという欠点があり、さらには、商品の輸送途上の衝撃や、摩擦により添付されたリーフレット等が脱落するという問題がある。また、カートンの中に内容物と共に包装する場合、万一、リーフレット等の封入ミスが発生しても気づくことがないという問題がある。さらに、リーフレット等を添付したり、封入するには、リーフレット等を準備する作業、リーフレット等をカートンに入れる等の作業が増え、煩雑である。一方、ボトル詰め商品の場合には、外付けして販促効果をあげるために、ボトルの首部に簡単に装着できると共に、外観がスマートで、ボトルのデザインを隠すことも防止できるようにした板紙からなる景品等添付用の容器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1は、ボトル商品には有効な形態であるが、カートンに適用するにはカートンの梱包形態や輸送形態等の解決すべき課題があり、適用は難しい。
本発明の目的は、カートンの所定箇所に剥離可能な部分を設けると共に、そこに記載スペースを設けて、その部分を剥離することにより、記載スペースに予め記載された情報等を見ることが可能となる部分剥離可能なカートンを提供することにある。 The object of the present invention is to provide a part that can be peeled off at a predetermined position of the carton, and provide a description space there, and peel off that part, so that it is possible to see information or the like previously described in the description space It is to provide a partially peelable carton.
本発明者は、上記課題を達成するために、研究の結果、カートンとリーフレット等を一体化することに着目し、カートンを積層体として、その積層体に剥離可能な箇所を部分的に形成し、その部分を記載スペースにすることにより課題を解決した。すなわち、請求項1記載の本発明は、外面から順に表面紙層と熱可塑性樹脂層と裏面紙層が積層された積層体からなるカートンであって、前記表面紙層の前記熱可塑性樹脂層に対向する面に剥離層を部分的に設け、該剥離層と前記熱可塑性樹脂層間で剥離可能に積層され、前記剥離層形成領域に少なくとも前記表面紙層及び前記剥離層を貫通する半抜き線を刻設していることを特徴とするものである。
As a result of research, the present inventor paid attention to the integration of a carton and a leaflet as a result of research, and formed a carton as a laminate and partially formed a peelable portion on the laminate. The problem was solved by making the part a description space. That is, the present invention according to
また、請求項2記載の本発明は、請求項1記載の部分剥離可能なカートンにおいて、前記表面紙層と前記剥離層との間に印刷層が形成されていることを特徴とするものである
The invention according to
また、請求項3記載の本発明は、請求項1又は2記載の部分剥離可能なカートンにおいて前記裏面紙層の前記熱可塑性樹脂層と対向する面に印刷層が形成されていることを特徴とするものである。
Further, the present invention according to
また、請求項4記載の本発明は、請求項1〜3いずれか記載の部分剥離可能なカートンにおいて前記熱可塑性樹脂層がポリオレフィン系樹脂からなることを特徴とするものである。 According to a fourth aspect of the present invention, in the partially peelable carton according to any one of the first to third aspects, the thermoplastic resin layer is made of a polyolefin resin.
本発明は、表面紙層の熱可塑性樹脂層に対向する面に剥離層を部分的に設け、該剥離層と前記熱可塑性樹脂層間で剥離可能に積層され、前記剥離層形成領域に少なくとも前記表面紙層及び前記剥離層を貫通する半抜き線を刻設している構成とすることによって、半抜き線より表面紙層を摘み剥離すると、剥離層と熱可塑性樹脂層との界面で容易に剥離ができるという効果がある。また、表面紙層と剥離層との間、さらには裏面紙層の熱可塑性樹脂層と対向する面に印刷層を形成することができ、この印刷層に記載された情報が、半抜き線より表面紙層を剥離すると視認できるとともに、情報記載スペースが拡大されるという効果を奏するものである。 In the present invention, a release layer is partially provided on a surface of the surface paper layer facing the thermoplastic resin layer, and is peelably laminated between the release layer and the thermoplastic resin layer, and at least the surface of the release layer is formed in the release layer forming region. By adopting a configuration in which a paper layer and a half-cut line penetrating the release layer are provided, if the surface paper layer is picked and peeled from the half-cut line, it is easily peeled off at the interface between the release layer and the thermoplastic resin layer. There is an effect that can be. In addition, a printed layer can be formed between the front surface paper layer and the release layer, and further on the surface of the back surface paper layer facing the thermoplastic resin layer. When the surface paper layer is peeled off, it is visible and the information description space is expanded.
また、上記情報記載スペースがカートンと一体化されることにより、情報を記載したリーフレット等を添付する必要がなくなり、リーフレット等が脱落することもなく、また添付ミスが防止できると共に、リーフレット等をカートンに入れるための準備する作業、入れる作業等の煩雑作業が不要となり、作業の効率化、納期の短縮化が図れるという効果を奏するものである。 In addition, since the information description space is integrated with the carton, it is not necessary to attach a leaflet or the like that describes information, the leaflet or the like is not dropped, and an attachment mistake can be prevented. Thus, there is no need for complicated work such as preparation work and putting work, so that the work efficiency and the delivery time can be shortened.
以下、図面を用いて本発明の一実施形態を説明する。図1は本発明の部分剥離可能なカートンの一実施形態を示す斜視図、図2は図1におけるX−X断面図、図3は本発明の部分剥離可能なカートンを部分剥離した状態を説明する斜視図であって、1は本発明の部分剥離可能なカートン、2は積層体、3は表面紙層、5は罫線、6は半抜き線、7は剥離片、8は熱可塑性樹脂層、9は裏面紙層、4、10、12は印刷層、11は剥離層をそれぞれ表す。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 is a perspective view showing an embodiment of a partially peelable carton according to the present invention, FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line XX in FIG. 1, and FIG. 3 is a partially peeled state of the partially peelable carton according to the present invention. 1 is a partially peelable carton of the present invention, 2 is a laminate, 3 is a surface paper layer, 5 is a ruled line, 6 is a half-cut line, 7 is a peeled piece, and 8 is a thermoplastic resin layer. , 9 represents the back paper layer, 4, 10, and 12 represent the print layer, and 11 represents the release layer.
本発明の部分剥離可能なカートン1は、図1に示すように積層体2(図2参照)の表面紙層3の外面に印刷層4が形成され、カートンの一パネルに最小短辺が一パネルの一つの罫線5に接するように矩形と台形を組合せた略6角形状に半抜き線6を刻設により、部分剥離可能な剥離片7が設けられている。
In the partially
部分剥離可能なカートン1を構成する積層体2は図2に示すように、外面から順に表面紙層3と熱可塑性樹脂層8と裏面紙層9が積層されている。さらに表面紙層の外面には印刷層4が形成され、反対面の熱可塑性樹脂層8に対向する面には印刷層10、剥離層11が順次、部分的に設けられ、裏面紙層9の熱可塑性樹脂層8と対向する面に印刷層12が形成され、剥離層11と熱可塑性樹脂層8の層間で剥離可能に積層され、表面紙層3、印刷層10及び剥離層11を貫通する半抜き線6が刻設されている。
As shown in FIG. 2, the
半抜き線6は少なくとも剥離層11まで貫通していればよいものであるが、熱可塑性樹脂層8に達していてもよい。また、半抜き線6の形状は図1の形状に限定されるものではなく、円形、楕円形、矩形、三角形等の任意の形状にすることができる。半抜き線6を設ける位置は、いずれのパネルに設けてもよいが、半抜き線6の一部は、罫線に接する部分を設けることが好ましい。そうすることにより、該部分が剥離片7を剥離する際の剥離口となって一層容易に剥離できる。剥離片7の大きさは、記載する内容により、適宜決めればよく、また、剥離片7は、複数のパネルに設けてもよい。印刷層10は、印刷層4に同調させて文字や図形等の情報を記載でき、例えば、内容物が料理の素材等であれば、料理のレシピなどを記載するのに好適に使用できるものである。そうすることにより、リーフレット等を別添付する必要がなくなり、添付ミスが防げると共に、添付するのに必要な準備作業や入れる作業等がなくなり、合理化できるものである。また、表面紙層3と印刷層10との間に銀インキ、墨インキ、白インキあるいはそれらを組合せて重ね印刷して隠蔽層を設けてもよい。そうすることにより、印刷層10が表面紙層3を通して見えることがなくなり、表面紙層3の厚みを薄くすることもでき、積層体の減容化、コストダウンなど好都合である。印刷層12は、さらに、情報を消費者に供給したいときに、記載スペースとして使用できる。また、印刷層10、12はなくてもよく、顧客の要求度にしたがって、任意に選択できる。尚、表面紙層3及び裏面紙層9の熱可塑性樹脂層8と対向する面には、コロナ放電処理やポリエチレンイミン系、有機チタン系、イソシアネート系等のアンカー剤をコーティングして設けてもよい。
The half-
次に、本発明の部分剥離可能なカートン1に用いる積層体2について説明する。表面紙層3には印刷適性のある紙であれば特に限定されるものではなく、例えば、上質紙、模造紙、クラフト紙等の非塗工紙、アート紙、コート紙等の片面又は両面塗工紙、アルミ蒸着紙、合成紙、プラスチックフィルムやアルミ蒸着されたプラスチックフィルムやアルミ箔と非塗工紙や塗工紙との貼合紙などが挙げられる。表面紙層3の剥離層11を設ける面には塗工紙のコート面とすることが好ましく、非塗工面とする場合には、目止め層を設けてもよい。紙の坪量は30g/m2 〜150g/m2 が好ましく、30g/m2 〜105g/m2 がより好ましい。裏面紙層9には坪量30〜400g/m2 の紙や板紙を用いることができる。表面紙層3と裏面紙層9は、それぞれの坪量の和が180〜550g/m2 になるように紙を選択することが好ましく、180〜505g/m2 がより好ましい。
Next, the
熱可塑性樹脂層8には、透明性のあるポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ乳酸等の生分解性樹脂等を用いることができる。ポリオレフィン系樹脂としては、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、アイオモマー及びエチレン−酢酸ビニル共重合体、シングルサイト触媒を用いて重合したエチレン−αオレフイン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体等のエチレンとの共重合体等を用いることができる。
For the
剥離層11には、透明性のある樹脂が好適に用いられ、例えばアクリル系樹脂、塩ビ・酢ビ共重合樹脂、硝化綿、セルロース系樹脂、ポリアミド樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、環化ゴム樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、塩化ゴム樹脂、ブチラール樹脂、塩ビ・アクリル共重合樹脂、セラック、アルキッド樹脂等を用いることができる。また、上記樹脂を組合わせて混合してもよい。さらに、これらの樹脂にシリコンを適量添加してもよい。剥離層11と熱可塑性樹脂層8との剥離強度は0.05〜1N/15mm幅が好ましく、0.05〜0.4N/15mm幅がより好ましい。0.05N/15mm幅未満になるとカートンで包装された商品の輸送時の振動による衝撃やハンドリング時の外力により剥離片7が一部剥離することがある。1N/15mm幅を超えると消費者が剥離片7を剥離しにくくなり不都合が生じる。
For the
次に、積層体2の製造方法について説明する。表面紙層3の両面には公知のグラビアインキ、オフセットインキ、シルクスクリーンインキ等によりグラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷等の印刷方式により、デザインや表示事項が印刷され、印刷層4と10が見当合せして形成され、印刷層10の上には、印刷層4、10と見当合せをして剥離層11が形成され排紙部で巻取られる。剥離層11の塗布量は1〜10g/m2 が好ましい。一方、裏面紙層9にも表面紙層3と同様に公知のグラビアインキ、オフセットインキ、シルクスクリーンインキ等によりグラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷等の印刷方式により、デザインや表示事項が印刷されて巻取られる。印刷層12は表面紙層3の印刷層4との流れ方向の見当合せは難しく、ウェブの幅方向の見当合せでよいデザインや表示事項にするのが望ましい。
Next, the manufacturing method of the
つぎに、エクストルージョンラミネーターで印刷された表面紙層3の巻取と印刷された裏面紙層9の巻取とを巻き戻しながら剥離層11と印刷層12との面をTダイ押出機を用いて熱可塑性樹脂を熱溶融押出して熱可塑性樹脂層8を形成してサンドウィッチラミネーションを行い、積層体2の巻取が作製される。熱可塑性樹脂層8の厚みは5μm〜30μmが好適である。積層体2の巻取は、所定の寸法に断才された後、通常の紙打抜刃、紙押罫型、半抜き線切刃等を備えた抜型等を使用し、積層体に所定の形状に罫線、半抜き線6等を刻設しながら打抜き加工を施してブランク板を製造する。半抜き線6は、一部が罫線に接するように設けることが好ましい。尚、半抜き線6は断才前の工程で半抜き線6を設けたロータリーダイカッターを用いて形成してもよい。次いで、該ブランク板の所定の箇所に、例えば、アクリル系エマルジョン接着剤等を所定の箇所に塗布し、しかる後所定の箇所を貼り合わせて製函して部分剥離可能なカートン1のブランクを製造することができる。而して、上記のように製造した部分剥離可能なカートン1のブランクを起函して、食品等の内容物をカートン内に装填し、開口部を密閉して、商品が製造される。
Next, the surface of the
つぎに、図3を用いて、部分剥離可能なカートン1の剥離片7の剥離方法について説明する。商品を購入した消費者は、罫線5と接した半抜き線6の部分より指又は爪で剥離片7の一部を剥離して、該剥離部分を指で摘み剥離すると、熱可塑性樹脂層8と剥離層11との界面で剥離されて、剥離片7が部分剥離可能なカートン1から分離される。そして、分離された剥離片7に設けられた印刷層10が剥離層11を透して視認でき、さらに裏面紙層9に設けられた印刷層12が熱可塑性樹脂層8を透して視認することができ、情報が得られるものである。尚、印刷層10、12には例えば、キャンペーンとしてアタリ、ハズレなどのクジを隠蔽情報として記載するなどして利用できる。
Next, a peeling method of the
本発明について、以下に実施例をあげて、さらに詳しく説明する。 The present invention will be described in more detail with reference to the following examples.
表面紙層3に両面コート紙80g/m2 を用いて、外面に8色グラビア印刷機を使用して1ユニットから6ユニットで所定のデザインを6色印刷し印刷層4を形成し、7ユニット目で、反対面に所定の情報を1色印刷し印刷層10を形成し、最終の8ユニット目でアクリル系の樹脂をトルエン/酢酸エチル/メチルエチルケトンの混合溶剤で希釈した剥離剤液を見当合わせして所定の箇所に部分的に印刷して剥離層11を形成し、希釈溶剤を乾燥フードで揮発乾燥させて巻取を作製した。一方、裏面紙層9にコートボール250g/m2 の板紙を用いてコート面に8色グラビア印刷機を使用して1ユニットから3ユニットで所定のデザインや情報を印刷して印刷層12を形成して希釈溶剤を乾燥フードで揮発乾燥させて巻取を作製した。その後、エクストルージョンラミネーターで印刷された表面紙層3の巻取と印刷された裏面紙層9の巻取とを巻き戻しながら剥離層11と印刷層12との面をTダイ押出機を用いて低密度ポリエチレンを樹脂温330℃で熱溶融押出して厚さ30μmの熱可塑性樹脂層8を形成してサンドウィッチラミネーションを行い、積層体2の巻取を作製した。その後、積層体2の巻取を断才機で所定の寸法に断才して枚葉とした。枚葉となった積層体2を打抜き機で紙打抜刃、紙押罫型、半抜き線切刃等を備えた抜型等を使用し、積層体に所定の形状に罫線、半抜き線6等を刻設しながらブランク板を作製した。製函機でブランク板の所定の箇所に、アクリル系エマルジョン接着剤を塗布し、しかる後所定の箇所を貼り合わせて製函して部分剥離可能なカートン1のブランクを作製した。その後、ブランクを起函させて、開口部のフラップをホットメルトで接着させて空箱の部分剥離可能なカートン1を作製した。
Using a double-side coated paper 80g / m 2 on the
剥離層11にアクリル系樹脂100重量部に対してシリコーンを5重量部混合してトルエン/酢酸エチル/メチルエチルケトンの混合溶剤で希釈した剥離剤液を印刷して形成し、実施例1と同じ部分剥離可能なカートン1を作製した。剥離層11以外は実施例1と同じとした。
The
実施例1、実施例2で作製した部分剥離可能なカートン1の剥離片7の剥離層11と熱可塑性樹脂層8との剥離強度を引張り試験機((株)島津製作所製、型式:オートグラフS−300)を用いてJIS−Z0238に準じた試験方法(剥離速度:300mm±20mm/分、剥離角度:90度)で測定した。実施例1の剥離強度は、0.9N/15mm幅であり、実施例2の剥離強度は、0.1N/15mm幅であった。次に、実施例1及び実施例2の部分剥離可能なカートン1の剥離片7を指で剥離し官能評価したところ、いずれも容易に剥離片7を剥離することができ、剥離片7に形成された印刷層12及び裏面紙層9に形成された印刷層12を明確に視認することができた。
Tensile tester (manufactured by Shimadzu Corporation, Model: Autograph) was used to determine the peel strength between the
1 部分剥離可能なカートン
2 積層体
3 表面紙層
4、10、12 印刷層
5 罫線
6 半抜き線
7 剥離片
8 熱可塑性樹脂層
9 裏面紙層
11 剥離層
DESCRIPTION OF
Claims (4)
The partially peelable carton according to claim 1, wherein the thermoplastic resin layer is made of a polyolefin resin.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006076235A JP2007246158A (en) | 2006-03-20 | 2006-03-20 | Partially releasable carton |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006076235A JP2007246158A (en) | 2006-03-20 | 2006-03-20 | Partially releasable carton |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007246158A true JP2007246158A (en) | 2007-09-27 |
Family
ID=38590857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006076235A Withdrawn JP2007246158A (en) | 2006-03-20 | 2006-03-20 | Partially releasable carton |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007246158A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012096825A (en) * | 2010-11-01 | 2012-05-24 | Kazuyuki Kubota | Pocket structure of large and small film bag and box |
-
2006
- 2006-03-20 JP JP2006076235A patent/JP2007246158A/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012096825A (en) * | 2010-11-01 | 2012-05-24 | Kazuyuki Kubota | Pocket structure of large and small film bag and box |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20090602 |