JP2007245891A - 車載制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信を阻害することを防止することができる車載制御装置を提供すること。
【解決手段】CANプロトコルに則った車載LANシステムにおけるバスラインを介して通信を行うものであり、送信信号が入力されるTxと、スタンバイ信号が入力されるSTBとを備えるトランシーバ33と、それぞれ異なる電源状態を取りうるものであり、送信信号を出力するTx1,Tx2と、トランシーバ33の動作状態を指示するスタンバイ信号を出力するPort1,Port2とを備えるCPU53a,CPU53bと、トランシーバ33と共通の電源が供給されるものであり、CPU53a,CPU53bのうち、少なくとも一方のCPUにおける電源状態がオフとなりTx1とPort1、又Tx2とPort2が共にロウレベルとなった場合に、トランシーバ33によるバスラインへの出力を停止する調整回路43とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車載制御装置に関するものである。特に、CANプロトコルに則った車載LANシステムに接続された車載制御装置に関するものである。
従来、ネットワークシステム(車載LANシステム)に接続されるものであり、CANプロトコルに則って通信を行うことによりデータ授受を行う車載制御装置があった。
この車載制御装置としては、多機能化及び処理の複雑化などに伴ってCPUを複数設けて、さらに、省スペース化、コストダウンを目的として高価なトランシーバを1つだけ備えるもがあった。図17は、第1の従来技術における車載制御装置の構成を示すブロック図である。図18は、第2の従来技術における車載制御装置の構成を示すブロック図である。
図17に示す車載制御装置100は、サージの侵入を防止する保護回路10、波形を整え、ノイズを取り除くチョークコイル20、バスラインを介して信号の伝達を行うトランシーバ30、車載制御装置としての制御処理などを実行するものであり同一の電源(IG)で動作するCPU50a、CPU50bなどを備える。
一方、図18に示す車載制御装置200は、サージの侵入を防止する保護回路11、波形を整え、ノイズを取り除くチョークコイル21、バスラインを介して信号の伝達を行うトランシーバ31、車載制御装置としての制御処理などを実行するものであり複数の電源状態(+BとIGなど)で動作するCPU51a、CPU51bなどを備える。
特開2003−289578号公報
近年、ネットワークシステムでは、IGオフ(キーオフ)中にも、乗員へサービス(セキュリティーシステムやワイヤレスドアロック等)を実現するために、IGオン中以外にもデータの授受(通信)を必要とする車載制御装置が増加してきた。
このように、IGオフ中においても通信する車載制御装置が混在したネットワークシステムにおいて図17に示す車載制御装置100がネットワークに接続されている場合、車載制御装置100はIGオフ(キーオフ)の過程でバスラインに対して本来の通信とは異なるドミナント信号を出力してしまい、IGオフ中の他の車載制御装置間の通信を妨害してしまうという問題が発生する。
また、図18に示す車載制御装置200は、複数の電源状態で動作するCPU51a及びCPU51bが混在する構成になっている。そして、先に電源がオフになったCPU51aもしくはCPU51bは、電源オフによってLレベル(ドミナント)を出力してしまう。したがって、他方のCPU51aもしくはCPU51bの通信はもちろんバスライン上に接続された全ての車載制御装置の通信を妨害してしまうという問題が発生する。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、通信を阻害することを防止することができる車載制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の車載制御装置は、CANプロトコルに則った車載LANシステムに接続される車載制御装置であって、車載LANシステムにおけるバスラインを介して通信を行うものであり、送信信号が入力される送信端子と、スタンバイ信号が入力されるスタンバイ端子とを備えるトランシーバと、それぞれ異なる電源状態を取りうるものであり、送信信号を出力する信号出力端子と、トランシーバの動作状態を指示するスタンバイ信号を出力するスタンバイ出力端子とを備える複数のコントローラと、トランシーバと共通の電源が供給されるものであり、複数のコントローラのうち、少なくとも一方のコントローラにおける電源状態がオフとなり信号出力端子及びスタンバイ出力端子が共にロウレベルとなった場合に、トランシーバによるバスラインへの出力を停止する調整回路とを備えることを特徴とするものである。
このように、複数のコントローラのうち、少なくとも一方のコントローラにおける電源状態がオフとなり信号出力端子及びスタンバイ出力端子が共にロウレベルとなった場合に、トランシーバによるバスラインへの出力を停止する調整回路を備えることによって、一つのコントローラへの電源状態がオフとなった場合や一つのコントローラが故障した場合であってもバスラインをドミナントレベルに固定することがなく、他のコントローラ及びバスラインに接続された他の電子制御装置の通信を阻害することを防止することができる。
また、請求項2に記載の車載制御装置では、コントローラは、少なくとも送信信号を出力する際に、スタンバイ信号を出力するものであり、調整回路は、スタンバイ信号を受信した時のみトランシーバを通信可能状態とすることを特徴とするものである。
このように、調整回路は、コントローラが送信信号を出力する際に出力したスタンバイ信号を受信した時のみトランシーバを通信可能状態とすることによって実現することができる。
また、請求項3に示すように、コントローラは、信号出力端子は送信信号を送信しない時はハイレベルであり、スタンバイ出力端子は通信する時にハイレベル、通信しない時にロウレベルとなるものであり、トランシーバは、スタンバイ端子がロウレベルの時に通信可能状態となるものであり、調整回路は、スタンバイ出力端子がハイレベルである時にスタンバイ端子をロウレベルにすることによって、他のコントローラ及びバスラインに接続された他の電子制御装置の通信を阻害することを防止することができる。
また、請求項4に示すように、コントローラは、信号出力端子は送信信号を送信しない時はハイレベルであり、スタンバイ出力端子は通信する時にロウレベル、通信しない時にハイレベルとなるものであり、トランシーバは、スタンバイ端子がハイレベルの時に通信可能状態となるものであり、調整回路は、スタンバイ出力端子がロウレベルである時にスタンバイ端子をハイレベルにすることによって、他のコントローラ及びバスラインに接続された他の電子制御装置の通信を阻害することを防止することができる。
また、請求項5に示すように、コントローラは、信号出力端子は送信信号を送信しない時はロウレベルであり、スタンバイ出力端子は通信する時にハイレベル、通信しない時にロウレベルとなるものであり、トランシーバは、スタンバイ端子がロウレベルの時に通信可能状態となるものであり、調整回路は、スタンバイ出力端子がハイレベルである時にスタンバイ端子をロウレベルにすることによって、他のコントローラ及びバスラインに接続された他の電子制御装置の通信を阻害することを防止することができる。
また、請求項6に示すように、コントローラは、信号出力端子は送信信号を送信しない時はロウレベルであり、スタンバイ出力端子は通信する時にロウレベル、通信しない時にハイレベルとなるものであり、トランシーバは、スタンバイ端子がハイレベルの時に通信可能状態となるものであり、調整回路は、スタンバイ出力端子がロウレベルである時にスタンバイ端子をハイレベルにすることによって、他のコントローラ及びバスラインに接続された他の電子制御装置の通信を阻害することを防止することができる。
請求項3乃至請求項6に示すように、トランシーバ、コントローラ、調整回路は、それぞれ正論理、負論理に適宜対応させて設けることができる。
また、請求項7に記載の車載制御装置では、CANプロトコルに則った車載LANシステムに接続される車載制御装置であって、車載LANシステムにおけるバスラインを介して通信を行うものであり、送信信号が入力される送信端子と、スタンバイ信号が入力されるスタンバイ端子とを備えるトランシーバと、それぞれ同一の電源状態を取り、消費電力の少ないスリープモードを有するものであり、送信信号を出力する信号出力端子と、トランシーバの動作状態を指示するスタンバイ信号を出力するスタンバイ出力端子とを備える複数のコントローラと、複数のコントローラがスリープモードになった場合、信号出力端子のレベルとスタンバイ出力端子のレベルとに応じて、送信端子及びスタンバイ端子を所定のレベルにすることによって、トランシーバの動作を停止して、トランシーバがドミナントを出力しないようにする調整回路とを備えることを特徴とするものである。
このように、複数のコントローラがスリープモードになった場合、送信端子及びスタンバイ端子を所定のレベルにすることによって、トランシーバの動作を停止して、トランシーバがドミナントを出力しないようにする調整回路を備えることによって、同一の電源状態を取るコントローラがスリープモードに移行するタイミングがずれた場合であっても、他のコントローラ及びバスラインに接続された他の電子制御装置の通信を阻害することを防止することができる。
また、請求項8に示すように、コントローラは、信号出力端子は送信信号を送信しない時はハイレベルであり、スタンバイ出力端子は通信する時にロウレベル、通信しない時にハイレベルとなるものであり、トランシーバは、スタンバイ端子がロウレベルの時に通信可能状態となるものであり、調整回路は、複数のコントローラが全てスリープモードである場合、スタンバイ端子をハイレベルに維持することによってトランシーバの動作を停止して、送信端子をハイレベルに維持すことによってトランシーバがドミナントを出力しないようにすることによって、他のコントローラ及びバスラインに接続された他の電子制御装置の通信を阻害することを防止することができる。
また、請求項9に示すように、コントローラは、信号出力端子は送信信号を送信しない時はハイレベルであり、スタンバイ出力端子は通信する時にハイレベル、通信しない時にロウレベルとなるものであり、トランシーバは、スタンバイ端子がハイレベルの時に通信可能状態となるものであり、調整回路は、複数のコントローラが全てスリープモードである場合、スタンバイ端子をロウレベルに維持することによってトランシーバの動作を停止して、送信端子をハイレベルに維持すことによってトランシーバがドミナントを出力しないようにすることによって、他のコントローラ及びバスラインに接続された他の電子制御装置の通信を阻害することを防止することができる。
また、請求項10に示すように、コントローラは、信号出力端子は送信信号を送信しない時はロウレベルであり、スタンバイ出力端子は通信する時にロウレベル、通信しない時にハイレベルとなるものであり、トランシーバは、スタンバイ端子がロウレベルの時に通信可能状態となるものであり、調整回路は、複数のコントローラが全てスリープモードである場合、スタンバイ端子をハイレベルに維持することによってトランシーバの動作を停止して、送信端子をハイレベルに維持すことによってトランシーバがドミナントを出力しないようにすることによって、他のコントローラ及びバスラインに接続された他の電子制御装置の通信を阻害することを防止することができる。
また、請求項11に記載の車載制御装置では、コントローラは、信号出力端子は送信信号を送信しない時はロウレベルであり、スタンバイ出力端子は通信する時にハイレベル、通信しない時にロウレベルとなるものであり、トランシーバは、スタンバイ端子がハイレベルの時に通信可能状態となるものであり、調整回路は、複数のコントローラが全てスリープモードである場合、スタンバイ端子をロウレベルに維持することによりトランシーバの動作を停止して、送信端子をハイレベルに維持することによりトランシーバがドミナントを出力しないようにすることによって、他のコントローラ及びバスラインに接続された他の電子制御装置の通信を阻害することを防止することができる。
請求項8乃至請求項11に示すように、トランシーバ、コントローラ、調整回路は、それぞれ正論理、負論理に適宜対応させて設けることができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態における車載制御装置の概略構成を示すブロック図である。図2は、本発明の第1の実施の形態における車載制御装置の動作を示すタイムチャートである。
本実施の形態における車載制御装置(以下、ECUとも称する)300は、CAN(Controller Area Network)プロトコルに則った車載LANシステムに接続されるECUである。CANは、ISO11519およびISO11898として国際規格化された通信プロトコルであり、車載機器間のデータ通信等に広く使われている。また、車載LANシステムには、CANプロトコルに則って通信を行う複数のECU(ECU300など)がバスラインを介して通信接続されている。
CANプロトコルでは、バスラインとして、CAN−HラインとCAN−Lラインとからなる2線式通信ラインが使用され、その2線式通信ラインの両端には終端抵抗が接続される。そして、CANプロトコルにおいて、データを送信するECU(ECU300など)は、トランシーバ33によりCAN−HラインとCAN−Lラインとに電圧差を生じさせ、その電圧差でバスライン上にデータ“1”、“0”を通信する。
また、CANプロトコルでは、論理0はドミナント(優勢)レベルと規定されており、ドミナントレベルを出力するCPUもしくはECUがバスラインを占有することになっている。したがって、バスラインがドミナントレベルに固定されて占有されると、その他のECUもしくはCPUは通信が一切できなくなる。
そこで、本実施の形態におけるECU300は、図1に示すように、保護回路13、チョークコイル23、トランシーバ33、調整回路43、CPU53a、CPU53bなどを備える。
保護回路13は、外部からのサージの侵入を防止す回路である。チョークコイル23は、波形を整え、ノイズを取り除く回路である。
トランシーバ33は、バスラインを介して信号の伝達(通信)を行う回路である。トランシーバ33は、CPU53aのTx1(信号出力端子)及びCPU53bのTx2(信号出力端子)からの送信信号が入力されるTx(送信端子)、CPU53aのPort1(スタンバイ出力端子)及びCPU53bのPort2(スタンバイ出力端子)からのスタンバイ信号が入力されるSTB(スタンバイ端子)を備える。さらに、トランシーバ33は、受信信号を出力するRx、バスラインのCAN−HラインとCAN−Lラインの電圧差を生じることによって信号を送信するためのバスH端子及びバスL端子などを備える。このトランシーバ33は、スタンバイ端子のレベルがロウレベルの時に動作、すなわち通信可能状態となるものである。
CPU53a、CPU53bは、送信信号を出力するTx1,Tx2(信号出力端子)、トランシーバ33の動作状態を指示するスタンバイ信号を出力するPort1,Port2(スタンバイ出力端子)などを備える。このTx1,Tx2は、送信信号のない時はハイレベルを出力する。また、Port1,Port2は、通信時のみハイレベルとなり、通信不要時はロウレベルとなる。
そして、CPU53a、CPU53bは、車載制御装置として自動車の各部を制御するための制御処理などの実行や他のECUと通信を行うための処理を実行するものであり、CANプロトコルによるCAN通信を制御するCANコントローラを内蔵している。
また、CPU53a、CPU53bは、それぞれ異なる電源状態(電源1、電源2)を取りうるものである。異なる電源状態とは、+B電源とIG電源などによる電源状態である。例えば、CPU53aがドア、ルームランプ、ドアロックなどの制御処理を実行するものである場合、電源1は+B電源となる。この場合、CPU53aは、+Bオンから(ACCオン、IGオンも)制御処理を実行する。一方、CPU53bが電動シート、ワイパー、ライトなどの制御処理を実行するものである場合、電源2はIG電源となる。この場合、CPU53bは、IGオンのみで制御処理を実行する。
調整回路43は、トランシーバ33と同一の電源系統に接続され、アンド回路やオア回路などの論理回路からなり、CPU53a、CPU53bの故障や、いずれか一方のみの電源状態がオフとなった場合に、本来の通信以外でバスラインをドミナントに固定するのを防止する回路である。すなわち、調整回路43は、複数のCPU53a、CPU53bのうち、少なくとも一方のCPU53aあるいはCPU53bにおける電源状態がオフとなりTx1あるいはTx2及びPort1あるいはPort2が共にロウレベルとなった場合に、トランシーバ33によるバスラインへの出力を停止する回路である。
ここで、図2に示すタイムチャートを用いて車載制御装置300の動作を説明する。
CPU53a、CPU53bは、Tx1,Tx2から送信信号を出力するときなど通信中は、Port1及びPort2をハイレベルにする。CPU53aが通信中である場合は、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の入力1は送信信号に応じた信号、アンド回路の入力2はハイレベルとなり、トランシーバ33のTxには送信信号に応じた信号が入力され、STBはロウレベルとなる。逆に、CPU53bが通信中である場合は、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の入力1はハイレベル、アンド回路の入力2は送信信号などに応じた信号となり、トランシーバ33のTxには送信信号に応じた信号が入力され、STBはロウレベルとなる。なお、トランシーバ33のSTBがロウレベルである場合に受信信号があるとトランシーバ33のRxから出力される。
また、CPU53a及びCPU53bのうち少なくとも一方の電源がオフになった場合について説明する。例えば、CPU53aの電源がオフになった場合は、CPU53aのTx1はロウレベルとなり、Port1はロウレベルのままとなる。しかしながら、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の入力1はハイレベルに保持されると共に、トランシーバ33のSTBはハイレベルに保持される。
また、このような状況において、電源がオンであるCPU(CPU53b)が通信すると、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の入力1はハイレベル、入力2は送信信号に応じた信号となり、トランシーバ33のTxには送信信号に応じた信号が入力され、STBはロウレベルとなる。
したがって、一方のCPUの電源がオフであった場合においても他方の電源がオンであるCPUは通信が可能となる。さらに、一方のCPUの電源がオフであった場合、電源がオンであるCPUが通信しない限り、トランシーバ33は、Txにロウレベル(ドミナント)が入力されず、さらに通信可能状態(STBがロウレベル)とならない。よって、ECU300は、通信以外でバスラインをドミナントレベルに固定することを防止することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態における車載制御装置の概略構成を示すブロック図である。図4は、本発明の第2の実施の形態における車載制御装置の動作を示すタイムチャートである。
第2の実施の形態における車載制御装置300は、上述の第1の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第2の実施の形態において、上述の第1の実施の形態と異なる点はトランシーバの正論理と負論理とが異なる点である。
トランシーバ33は、スタンバイ端子のレベルがハイレベルの時に動作、すなわち通信可能状態となるものである。CPU53a、CPU53bにおけるTx1,Tx2は、送信信号のない時はハイレベルを出力する。また、Port1,Port2は、通信時のみハイレベルとなり、通信不要時はロウレベルとなる。
ここで、図4に示すタイムチャートを用いて車載制御装置300の動作を説明する。
CPU53a、CPU53bは、Tx1,Tx2から送信信号を出力するときなど通信中は、Port1及びPort2をロウレベルにする。CPU53aが通信中である場合は、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の入力1は送信信号に応じた信号、アンド回路の入力2はハイレベルとなり、トランシーバ33のTxには送信信号に応じた信号が入力され、STBはハイレベルとなる。逆に、CPU53bが通信中である場合は、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の入力1はハイレベル、アンド回路の入力2は送信信号に応じた信号となり、トランシーバ33のTxには送信信号に応じた信号が入力され、STBはハイレベルとなる。なお、トランシーバ33のSTBがハイレベルである場合に受信信号があるとトランシーバ33のRxから出力される。
また、CPU53a及びCPU53bのうち少なくとも一方の電源がオフになった場合について説明する。例えば、CPU53aの電源がオフになった場合は、CPU53aのTx1及びPort1は共にロウレベルとなる。しかしながら、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の入力1はハイレベルに保持されると共に、トランシーバ33のSTBはロウレベルに保持される。したがって、トランシーバ33は、通信以外でバスラインをドミナントレベルに固定することを防止することができる。
また、このような状況において、電源がオンであるCPU(CPU53b)が通信すると、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の入力1はハイレベル、入力2は送信信号に応じた信号となり、トランシーバ33のTxには送信信号に応じた信号が入力され、STBはハイレベルとなる。
したがって、一方のCPUの電源がオフであった場合においても他方の電源がオンであるCPUは通信が可能となる。さらに、一方のCPUの電源がオフであった場合、電源がオンであるCPUが通信しない限り、トランシーバ33は、Txにロウレベル(ドミナント)が入力されず、さらに通信可能状態(STBがハイレベル)とならない。よって、ECU300は、通信以外でバスラインをドミナントレベルに固定することを防止することができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図5は、本発明の第3の実施の形態における車載制御装置の概略構成を示すブロック図である。図6は、本発明の第3の実施の形態における車載制御装置の動作を示すタイムチャートである。
第3の実施の形態における車載制御装置300は、上述の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第3の実施の形態において、上述の実施の形態と異なる点はCPUとトランシーバの正論理と負論理とが異なる点である。
トランシーバ33は、スタンバイ端子のレベルがロウレベルの時に動作、すなわち通信可能状態となるものである。CPU53a、CPU53bにおけるTx1,Tx2は、送信信号のない時はロウレベルを出力する。また、Port1,Port2は、通信時のみハイレベルとなり、通信不要時はロウレベルとなる。
ここで、図6に示すタイムチャートを用いて車載制御装置300の動作を説明する。
CPU53a、CPU53bは、Tx1,Tx2から送信信号を出力するときなど通信中は、Port1及びPort2をハイレベルにする。CPU53aが通信中である場合は、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の入力1は送信信号に応じた信号、アンド回路の入力2はロウレベルとなり、トランシーバ33のTxには送信信号からハイレベル、ロウレベルが反転した信号が入力され、STBはロウレベルとなる。逆に、CPU53bが通信中である場合は、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の入力1はロウレベル、アンド回路の入力2は送信信号からハイレベル、ロウレベルが反転した信号となり、トランシーバ33のTxには送信信号からハイレベル、ロウレベルが反転した信号が入力され、STBはロウレベルとなる。なお、トランシーバ33のSTBがロウレベルである場合に受信信号があるとトランシーバ33のRxから出力される。
また、CPU53a及びCPU53bのうち少なくとも一方の電源がオフになった場合について説明する。例えば、CPU53aの電源がオフになった場合は、CPU53aのTx1及びPort1は共にロウレベルのままとなる。しかしながら、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の入力1はロウレベルに保持されると共に、トランシーバ33のSTBはロウレベルに保持され、Txにはハイレベルが入力される。したがって、トランシーバ33は、通信以外でバスラインをドミナントレベルに固定することを防止することができる。
また、このような状況において、電源がオンであるCPU(CPU53b)が通信すると、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の入力1はロウレベル、入力2は送信信号に応じた信号となり、トランシーバ33のTxには送信信号からハイレベル、ロウレベルが反転した信号が入力され、STBはロウレベルとなる。
したがって、一方のCPUの電源がオフであった場合においても他方の電源がオンであるCPUは通信が可能となる。さらに、一方のCPUの電源がオフであった場合、電源がオンであるCPUが通信しない限り、トランシーバ33は、Txにロウレベル(ドミナント)が入力されず、さらに通信可能状態(STBがロウレベル)とならない。よって、ECU300は、通信以外でバスラインをドミナントレベルに固定することを防止することができる。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図7は、本発明の第4の実施の形態における車載制御装置の概略構成を示すブロック図である。図8は、本発明の第4の実施の形態における車載制御装置の動作を示すタイムチャートである。
第4の実施の形態における車載制御装置300は、上述の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第4の実施の形態において、上述の実施の形態と異なる点はCPUとトランシーバの正論理と負論理とが異なる点である。
トランシーバ33は、スタンバイ端子のレベルがハイレベルの時に動作、すなわち通信可能状態となるものである。CPU53a、CPU53bにおけるTx1,Tx2は、送信信号のない時はロウレベルを出力する。また、Port1,Port2は、通信時のみロウレベルとなり、通信不要時はハイレベルとなる。
ここで、図8に示すタイムチャートを用いて車載制御装置300の動作を説明する。
CPU53a、CPU53bは、Tx1,Tx2から送信信号を出力するときなど通信中は、Port1及びPort2をロウレベルにする。CPU53aが通信中である場合は、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の入力1は送信信号に応じた信号、アンド回路の入力2はロウレベルとなり、トランシーバ33のTxには送信信号からハイレベル、ロウレベルが反転した信号が入力され、STBはハイレベルとなる。逆に、CPU53bが通信中である場合は、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の入力1はロウレベル、アンド回路の入力2は送信信号に応じた信号となり、トランシーバ33のTxには送信信号に応じた信号が入力され、STBはハイレベルとなる。なお、トランシーバ33のSTBがハイレベルである場合に受信信号があるとトランシーバ33のRxから出力される。
また、CPU53a及びCPU53bのうち少なくとも一方の電源がオフになった場合について説明する。例えば、CPU53aの電源がオフになった場合は、CPU53aのTx1はロウレベルのまま、Port1はロウレベルとなる。しかしながら、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の入力1はロウレベルに保持されると共に、トランシーバ33のSTBはロウレベルに保持され、Txにはハイレベルが入力される。したがって、トランシーバ33は、通信以外でバスラインをドミナントレベルに固定することを防止することができる。
また、このような状況において、電源がオンであるCPU(CPU53b)が通信すると、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の入力1はロウレベル、入力2は送信信号に応じた信号となり、トランシーバ33のTxには送信信号からハイレベル、ロウレベルが反転した信号が入力され、STBはハイレベルとなる。
したがって、一方のCPUの電源がオフであった場合においても他方の電源がオンであるCPUは通信が可能となる。さらに、一方のCPUの電源がオフであった場合、電源がオンであるCPUが通信しない限り、トランシーバ33は、Txにロウレベル(ドミナント)が入力されず、さらに通信可能状態(STBがハイレベル)とならない。よって、ECU300は、通信以外でバスラインをドミナントレベルに固定することを防止することができる。
(第5の実施の形態)
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。図9は、本発明の第5の実施の形態における車載制御装置の概略構成を示すブロック図である。図10は、本発明の第5の実施の形態における車載制御装置の動作を示すタイムチャートである。
第5の実施の形態における車載制御装置300は、上述の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第5の実施の形態において、上述の実施の形態と異なる点は複数のCPUが同一の電源状態を取りうる点である。
本実施の形態におけるECU300は、図9に示すように、保護回路13、チョークコイル23、トランシーバ33、調整回路43、CPU53a、CPU53bなどを備える。これらの回路は、CPU53a、CPU53bがスリープモードであっても電源が供給されTx端子はハイレベルを保持できるものである。
CPU53a、CPU53bは、消費電力の少ないスリープモードを有し、それぞれ同一の電源状態を取りうるものである。例えば、CPU53a、CPU53b共に+B電源である場合や、CPU53a、CPU53b共にIG電源である場合などである。また、CPU53a、CPU53bにおけるTx1,Tx2は、送信信号のない時はハイレベルを出力する。また、Port1,Port2は、通信時のみロウレベルとなり、通信不要時はハイレベルとなる。
トランシーバ33は、スタンバイ端子のレベルがロウレベルの時に動作、すなわち通信可能状態となるものである。
ここで、図10に示すタイムチャートを用いて車載制御装置300の動作を説明する。
CPU53a、CPU53bは、Tx1,Tx2から送信信号を出力するときなど通信中は、Port1及びPort2をロウレベルにする。CPU53aが通信中である場合は、トランシーバ33のTxには送信信号に応じた信号が入力され、STBはロウレベルとなる。CPU53bに関しても同様であるため説明を省略する。なお、トランシーバ33のSTBがロウレベルである場合に受信信号があるとトランシーバ33のRxから出力される。
また、CPU53a及びCPU53bがスリープモードになった場合、CPU53a及びCPU53bのTx1,Tx2及びPort1,Port2は共にハイレベルが保持される。そして、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の出力はハイレベルに保持され、STBに繋がるアンド回路の出力もハイレベルに保持される。
したがって、同一の電源状態を有するCPUがスリープモードになるタイミングがずれた場合においても、CPUが通信しない限り、トランシーバ33は、Txにロウレベル(ドミナント)が入力されず、さらに通信可能状態(STBがロウレベル)とならない。よって、ECU300は、通信以外でバスラインをドミナントレベルに固定することを防止することができる。
(第6の実施の形態)
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。図11は、本発明の第6の実施の形態における車載制御装置の概略構成を示すブロック図である。図12は、本発明の第6の実施の形態における車載制御装置の動作を示すタイムチャートである。
第6の実施の形態における車載制御装置300は、上述の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第6の実施の形態において、上述の実施の形態と異なる点はトランシーバの正論理と負論理とが異なる点である。
トランシーバ33は、スタンバイ端子のレベルがハイレベルの時に動作、すなわち通信可能状態となるものである。CPU53a、CPU53bにおけるTx1,Tx2は、送信信号のない時はハイレベルを出力する。また、Port1,Port2は、通信時のみハイレベルとなり、通信不要時はロウレベルとなる。
ここで、図12に示すタイムチャートを用いて車載制御装置300の動作を説明する。
CPU53a、CPU53bは、Tx1,Tx2から送信信号を出力するときなど通信中は、Port1及びPort2をハイレベルにする。CPU53aが通信中である場合は、トランシーバ33のTxには送信信号に応じた信号が入力され、STBはハイレベルとなる。CPU53bに関しても同様であるため説明を省略する。なお、トランシーバ33のSTBがハイレベルである場合に受信信号があるとトランシーバ33のRxから出力される。
また、CPU53a及びCPU53bがスリープモードになった場合、CPU53a及びCPU53bのTx1,Tx2は共にハイレベルを保持し、Port1,Port2は共にロウレベルのままとなる。そして、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の出力はハイレベルに保持され、STBに繋がるアンド回路の出力もロウレベルに保持される。
したがって、同一の電源状態を有するCPUがスリープモードになるタイミングがずれた場合においても、CPUが通信しない限り、トランシーバ33は、Txにロウレベル(ドミナント)が入力されず、さらに通信可能状態(STBがハイレベル)とならない。よって、ECU300は、通信以外でバスラインをドミナントレベルに固定することを防止することができる。
(第7の実施の形態)
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。図13は、本発明の第7の実施の形態における車載制御装置の概略構成を示すブロック図である。図14は、本発明の第7の実施の形態における車載制御装置の動作を示すタイムチャートである。
第7の実施の形態における車載制御装置300は、上述の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第7の実施の形態において、上述の実施の形態と異なる点はCPUとトランシーバの正論理と負論理とが異なる点である。
トランシーバ33は、スタンバイ端子のレベルがロウレベルの時に動作、すなわち通信可能状態となるものである。CPU53a、CPU53bにおけるTx1,Tx2は、送信信号のない時はロウレベルを出力する。また、Port1,Port2は、通信時のみロウレベルとなり、通信不要時はハイレベルとなる。
ここで、図14に示すタイムチャートを用いて車載制御装置300の動作を説明する。
CPU53a、CPU53bは、Tx1,Tx2から送信信号を出力するときなど通信中は、Port1及びPort2をロウレベルにする。CPU53aが通信中である場合は、トランシーバ33のTxには送信信号からハイレベル、ロウレベルが反転した信号が入力され、STBはロウレベルとなる。CPU53bに関しても同様であるため説明を省略する。なお、トランシーバ33のSTBがロウレベルである場合に受信信号があるとトランシーバ33のRxから出力される。
また、CPU53a及びCPU53bがスリープモードになった場合、CPU53a及びCPU53bのTx1,Tx2は共にロウレベルとなり、Port1,Port2は共にハイレベルを保持する。そして、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の出力はハイレベルに保持され、STBに繋がるアンド回路の出力もハイレベルに保持される。
したがって、同一の電源状態を有するCPUがスリープモードになるタイミングがずれた場合においても、CPUが通信しない限り、トランシーバ33は、Txにロウレベル(ドミナント)が入力されず、さらに通信可能状態(STBがロウレベル)とならない。よって、ECU300は、通信以外でバスラインをドミナントレベルに固定することを防止することができる。
(第8の実施の形態)
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。図15は、本発明の第8の実施の形態における車載制御装置の概略構成を示すブロック図である。図16は、本発明の第8の実施の形態における車載制御装置の動作を示すタイムチャートである。
第8の実施の形態における車載制御装置300は、上述の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第8の実施の形態において、上述の実施の形態と異なる点はCPUとトランシーバの正論理と負論理とが異なる点である。
トランシーバ33は、スタンバイ端子のレベルがハイレベルの時に動作、すなわち通信可能状態となるものである。CPU53a、CPU53bにおけるTx1,Tx2は、送信信号のない時はロウレベルを出力する。また、Port1,Port2は、通信時のみハイレベルとなり、通信不要時はロウレベルとなる。
ここで、図12に示すタイムチャートを用いて車載制御装置300の動作を説明する。
CPU53a、CPU53bは、Tx1,Tx2から送信信号を出力するときなど通信中は、Port1及びPort2をハイレベルにする。CPU53aが通信中である場合は、トランシーバ33のTxには送信信号に応じた信号が入力され、STBはハイレベルとなる。CPU53bに関しても同様であるため説明を省略する。なお、トランシーバ33のSTBがハイレベルである場合に受信信号があるとトランシーバ33のRxから出力される。
また、CPU53a及びCPU53bがスリープモードになった場合、CPU53a及びCPU53bのTx1,Tx2、及びPort1,Port2は共にロウレベルのままとなる。そして、調整回路43におけるトランシーバ33のTxに繋がるアンド回路の出力はハイレベルのまま保持され、STBに繋がるアンド回路の出力もロウレベルに保持される。
したがって、同一の電源状態を有するCPUがスリープモードになるタイミングがずれた場合においても、CPUが通信しない限り、トランシーバ33は、Txにロウレベル(ドミナント)が入力されず、さらに通信可能状態(STBがハイレベル)とならない。よって、ECU300は、通信以外でバスラインをドミナントレベルに固定することを防止することができる。
本発明の第1の実施の形態における車載制御装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における車載制御装置の動作を示すタイムチャートである。 本発明の第2の実施の形態における車載制御装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における車載制御装置の動作を示すタイムチャートである。 本発明の第3の実施の形態における車載制御装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態における車載制御装置の動作を示すタイムチャートである。 本発明の第4の実施の形態における車載制御装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態における車載制御装置の動作を示すタイムチャートである。 本発明の第5の実施の形態における車載制御装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施の形態における車載制御装置の動作を示すタイムチャートである。 本発明の第6の実施の形態における車載制御装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施の形態における車載制御装置の動作を示すタイムチャートである。 本発明の第7の実施の形態における車載制御装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施の形態における車載制御装置の動作を示すタイムチャートである。 本発明の第8の実施の形態における車載制御装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第8の実施の形態における車載制御装置の動作を示すタイムチャートである。 第1の従来技術における車載制御装置の概略構成を示すブロック図である。 第1の従来技術における車載制御装置の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
13 保護回路、23 チョークコイル、33 トランシーバ、43 調整回路、53a CPU、53b CPU、300 ECU

Claims (11)

  1. 別電源
    CANプロトコルに則った車載LANシステムに接続される車載制御装置であって、
    前記車載LANシステムにおけるバスラインを介して通信を行うものであり、送信信号が入力される送信端子と、スタンバイ信号が入力されるスタンバイ端子とを備えるトランシーバと、
    それぞれ異なる電源状態を取りうるものであり、前記送信信号を出力する信号出力端子と、前記トランシーバの動作状態を指示するスタンバイ信号を出力するスタンバイ出力端子とを備える複数のコントローラと、
    前記トランシーバと共通の電源が供給されるものであり、前記複数のコントローラのうち、少なくとも一方のコントローラにおける電源状態がオフとなり前記信号出力端子及び前記スタンバイ出力端子が共にロウレベルとなった場合に、前記トランシーバによる前記バスラインへの出力を停止する調整回路を備えることを特徴とする車載制御装置。
  2. 前記コントローラは、少なくとも前記送信信号を出力する際に、前記スタンバイ信号を出力するものであり、前記調整回路は、前記スタンバイ信号を受信した時のみ前記トランシーバを通信可能状態とすることを特徴とする請求項1に記載の車載制御装置。
  3. 前記コントローラは、前記信号出力端子は前記送信信号を送信しない時はハイレベルであり、前記スタンバイ出力端子は通信する時にハイレベル、通信しない時にロウレベルとなるものであり、
    前記トランシーバは、前記スタンバイ端子がロウレベルの時に通信可能状態となるものであり、
    前記調整回路は、前記スタンバイ出力端子がハイレベルである時に前記スタンバイ端子をロウレベルにすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車載制御装置。
  4. 前記コントローラは、前記信号出力端子は前記送信信号を送信しない時はハイレベルであり、前記スタンバイ出力端子は通信する時にロウレベル、通信しない時にハイレベルとなるものであり、
    前記トランシーバは、前記スタンバイ端子がハイレベルの時に通信可能状態となるものであり、
    前記調整回路は、前記スタンバイ出力端子がロウレベルである時に前記スタンバイ端子をハイレベルにすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車載制御装置。
  5. 前記コントローラは、前記信号出力端子は前記送信信号を送信しない時はロウレベルであり、前記スタンバイ出力端子は通信する時にハイレベル、通信しない時にロウレベルとなるものであり、
    前記トランシーバは、前記スタンバイ端子がロウレベルの時に通信可能状態となるものであり、
    前記調整回路は、前記スタンバイ出力端子がハイレベルである時に前記スタンバイ端子をロウレベルにすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車載制御装置。
  6. 前記コントローラは、前記信号出力端子は前記送信信号を送信しない時はロウレベルであり、前記スタンバイ出力端子は通信する時にロウレベル、通信しない時にハイレベルとなるものであり、
    前記トランシーバは、前記スタンバイ端子がハイレベルの時に通信可能状態となるものであり、
    前記調整回路は、前記スタンバイ出力端子がロウレベルである時に前記スタンバイ端子をハイレベルにすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車載制御装置。
  7. CANプロトコルに則った車載LANシステムに接続される車載制御装置であって、
    前記車載LANシステムにおけるバスラインを介して通信を行うものであり、送信信号が入力される送信端子と、スタンバイ信号が入力されるスタンバイ端子とを備えるトランシーバと、
    それぞれ同一の電源状態を取り、消費電力の少ないスリープモードを有するものであり、前記送信信号を出力する信号出力端子と、前記トランシーバの動作状態を指示するスタンバイ信号を出力するスタンバイ出力端子とを備える複数のコントローラと、
    前記複数のコントローラがスリープモードになった場合、前記信号出力端子のレベルと前記スタンバイ出力端子のレベルとに応じて、前記送信端子及び前記スタンバイ端子を所定のレベルにすることによって、前記トランシーバの動作を停止して、当該トランシーバがドミナントを出力しないようにする調整回路と、
    を備えることを特徴とする車載制御装置。
  8. 前記コントローラは、前記信号出力端子は前記送信信号を送信しない時はハイレベルであり、前記スタンバイ出力端子は通信する時にロウレベル、通信しない時にハイレベルとなるものであり、
    前記トランシーバは、前記スタンバイ端子がロウレベルの時に通信可能状態となるものであり、
    前記調整回路は、前記複数のコントローラが全てスリープモードである場合、前記スタンバイ端子をハイレベルに維持することによって前記トランシーバの動作を停止して、前記送信端子をハイレベルに維持すことによって前記トランシーバがドミナントを出力しないようにすることを特徴とする請求項7に記載の車載制御装置。
  9. 前記コントローラは、前記信号出力端子は前記送信信号を送信しない時はハイレベルであり、前記スタンバイ出力端子は通信する時にハイレベル、通信しない時にロウレベルとなるものであり、
    前記トランシーバは、前記スタンバイ端子がハイレベルの時に通信可能状態となるものであり、
    前記調整回路は、前記複数のコントローラが全てスリープモードである場合、前記スタンバイ端子をロウレベルに維持することによって前記トランシーバの動作を停止して、前記送信端子をハイレベルに維持すことによって前記トランシーバがドミナントを出力しないようにすることを特徴とする請求項7に記載の車載制御装置。
  10. 前記コントローラは、前記信号出力端子は前記送信信号を送信しない時はロウレベルであり、前記スタンバイ出力端子は通信する時にロウレベル、通信しない時にハイレベルとなるものであり、
    前記トランシーバは、前記スタンバイ端子がロウレベルの時に通信可能状態となるものであり、
    前記調整回路は、前記複数のコントローラが全てスリープモードである場合、前記スタンバイ端子をハイレベルに維持することによって前記トランシーバの動作を停止して、前記送信端子をハイレベルに維持すことによって前記トランシーバがドミナントを出力しないようにすることを特徴とする請求項7に記載の車載制御装置。
  11. 前記コントローラは、前記信号出力端子は前記送信信号を送信しない時はロウレベルであり、前記スタンバイ出力端子は通信する時にハイレベル、通信しない時にロウレベルとなるものであり、
    前記トランシーバは、前記スタンバイ端子がハイレベルの時に通信可能状態となるものであり、
    前記調整回路は、前記複数のコントローラが全てスリープモードである場合、前記スタンバイ端子をロウレベルに維持することによって前記トランシーバの動作を停止して、前記送信端子をハイレベルに維持すことによって前記トランシーバがドミナントを出力しないようにすることを特徴とする請求項7に記載の車載制御装置。
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