JP2007243952A - 無線lanにおいてトラフィック予測を用いる適応edcaアルゴリズム - Google Patents

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Abstract

【課題】無線LANにおいて、特にVBR送信用にQoSサポートを増加させるためのシステム及び方法。
【解決手段】本発明の方法は、送信キューにある特定のアクセスカテゴリついて少なくとも一つのフレームをバッファし、無線メディアへのアクセスのために競合に基づいた手続を実行し、送信キューにある少なくとも一つのフレームサイズを計算し、フレームの既知パターンを使用して無線メディアへの送信キューにある少なくとも一つのフレームの送信中に時間領域又はウェーブレット領域予測アルゴリズムを使用して送信キューに到着する少なくとも一つの将来のフレームサイズを予測し、送信キューにある少なくとも一つのフレームサイズ及び少なくとも一つの予測された将来のフレームサイズに基づいてTXOPを調節する。
【選択図】図2A

Description

本発明は、無線ネットワークに関係し、特に無線LANにおいてトラフィック予測を用いる適応EDCAアルゴリズムを提供する。
無線通信の利便性により、ユーザは更に多くのサポートを必要としている。無線ネットワークアドレス上の代表的なアプリケーションにはビデオストリーミング、ビデオ会議又は通信教育等がある。しかし、利用可能な無線帯域幅が制限されているため、IEEE802.11ネットワークではサービス品質(QoS:Quality of Service)管理がますます重要になっている。
IEEE802.11eは、音声及びビデオ等、帯域幅に影響を受けやすいアプリケーションをサポートする無線装置のためのQoSメカニズムを定義するよう提案している。
最初のIEEE802.11メディアアクセス制御(MAC:Media Access Control)プロトコルでは、無線局に対し二つの通信モードが設計された。第1のモードは分散制御機能(DCF:Distributed Coordination Function)で、キャリアセンス多元接続/衝突回避方式(CSMA/CA:Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)に基づいており、リッスン・ビフォア・トーク(listen before talk)と呼ばれる。無線局は、ネットワーク上で待機時間の間待機し、それからデータ送信及び衝突検知を開始する。第2のモードは集中制御機能(PCF:Point Coordination Function)で、時間に影響を受けやすいトラフィックフローをサポートする。無線アクセスポイントは定期的にビーコンフレームを送信することによって、無線ネットワークに特有のネットワーク識別子及び管理パラメータを通信する。ビーコンフレームを送信する間、PCFは時間を非競合期間と競合期間とに分割する。PCFを使用する無線局は、非競合期間中にデータを送信する。
DCF及びPCFは、トラフィックタイプ又はトラフィックソース間で違いがないため、IEEEはQoSを促進するために両制御のモードに対する拡張を提案した。これらの変更は、重要なサービス要求を満たすと同時に、現在のIEEE802.11の標準規格の古いバージョンとの上位互換性を持たせるようにしている。
拡張分散制御アクセス(EDCA:Enhanced Distribution Coordination Access)は、トラフィックカテゴリの概念を導入する。無線局はEDCAを使用して、メディアが対応するトラフィックカテゴリによって定義される待ち時間の間アイドル状態であることを検出した後、データ送信しようとする。優先度の高いトラフィックカテゴリの方が優先度の低いトラフィックカテゴリより待ち時間が短い。サービスに対する保証があるわけではないが、EDCAは確率的な優先度に基づくメカニズムを確立するために、トラフィックカテゴリに基づいて帯域幅を割り当てる。
IEEE802.11eEDCA標準規格は、トラフィックを4つのアクセスカテゴリ(AC:Access Category)、すなわち、音声、ビデオ、ベストエフォート及びバックグラウンドにグループ化することによって、異なるQoSを提供している。上位レイヤからの各フレームは、優先度の値(0〜7)を保持し、MACレイヤに伝えられる。優先度の値に基づいて、フレームはMACレイヤで4つのACに割り当てられる。音声ACは優先度が最も高く、ビデオACは優先度が2番目に高く、ベストエフォートACは優先度が3番目に高く、バックグラウンドACは優先度が最も低い。各ACは、AC自体の送信キュー及びAC自体のメディアアクセスパラメータのセットを有する。トラフィックの優先度の設定は、メディアアクセスパラメータ、すなわち、AIFS間隔、コンテンションウィンドウ(CW:Contention Window)及び送信権(TXOP:Transmission Opportunity)を使用して、優先度の高いACの方が優先度の低いACより比較的多くのメディアアクセスの機会を有することを保障する。
一般に、フレーム送信間隔(AIFS:Arbitration Interframe Space)は、無線局がバックオフ又は送信する前に、メディアがアイドル状態であることを検出しなければならない時間間隔である。優先度の高いACほど短いAIFS間隔を使用する。コンテンションウィンドウ(CW、CWmin及びCWmax)は無線局がメディアにアクセスできるまでのバックオフタイムスロットの数を示す。CWは、最小値CWminから開始して、最大値CWmaxに達するまで送信に失敗する度に2倍になる。つまり、CWは送信が再試行制限を越えるまで最大値CWmaxを保持する。優先度順位の高いACほど小さいCWmin及びCWmaxを使用する。TXOPは、各ACがメディアへのアクセスできた後に、フレーム送信が許可される最大持続時間を示す。衝突のオーバーヘッドを減少させるため、合計送信時間がTXOPの持続時間を越えない限り、取得した1つのTXOPの接続時間内で更に衝突することなく多数のフレームを送信できる。
二つの無線局が互いを監視できないことによって、無線局による送信が衝突する可能性を減少させるために、仮想キャリア検知メカニズムが標準に定義される。ある無線局がトランザクションを開始する前に、無線局は送信要求(RTS:Request To Send)と呼ばれる短い制御パケットを最初に送信する。この制御パケットは、送信元アドレス、宛先アドレス及び後続のトランザクションの持続時間(すなわちデータパケット及び各々のACK)を含む。次に、宛先となる無線局は送信クリア(CTS:Clear to Send)と呼ばれる応答制御パケットで応答する(メディアが空いている場合)。この応答制御パケットは、同じ持続時間の情報を含める。RTS及び/又はCTSを受信した全ての無線局は、仮想キャリア検知インジケータを設定する。すなわち、任意の持続時間についてネットワーク割り当てベクトル(NAV:Network Allocation Vector)を設定してメディアを検出するときに、物理キャリア検知とともにNAVを使用する。仮想キャリア検知メカニズムは、RTS送信の短い持続時間の間、送信局から「隠れている」無線局による受信側領域での衝突の可能性を減少させるが、これは無線局がCTSを監視し、トランザクション終了までメディアを使用中として「予約」することによる。RTSの持続時間の情報によって応答した無線局の範囲外にある無線局によるACKの間に発生する衝突から送信側を保護する。RTS及びCTSは短いフレームであるため、これらのフレームはデータパケット全体が送信される場合よりも速く認識されるので(データパケットがRTSより大きいと仮定する)、仮想キャリア検知メカニズムは、衝突のオーバーヘッドを減少させる。仮想キャリア検知メカニズムの規格では、短いデータパケット、すなわち、RTS閾値より短いパケットについては、RTS/CTSのトランザクションなしで送信することができる。
これらのメディアアクセスパラメータを用いて、EDCAは次のように動作する。送信局が何らかの送信を開始する前に、送信局は、最初に少なくともAIFS間隔の間、チャネルが物理的及び仮想的にアイドル状態であることを検出する必要がある。AIFS間隔の後にチャネルが依然としてアイドル状態であれば、送信局はバックオフカウンタを使用してバックオフ手続を呼び出し、ランダムな数のバックオフ時間スロットをカウントダウンする。送信局はチャネルがアイドル状態であると検出される限り、バックオフカウンタを1ずつデクリメントする。バックオフカウンタがゼロに達すると、送信局はRTS送信を開始し、受信局からのCTS送信を待つ。送信局が受信局からのCTS送信を受信すると、送信局はトランザクションを開始する。無線局は、合計送信時間がTXOP持続時間を越えない限り、競合することなく、複数のフレームを送信できる。
バックオフ手続を呼び出し中に、送信局でチャネルが使用中であると検出した場合、送信局は、現在のバックオフ手続を中断して、再びAIFS間隔の間、チャネルがアイドル状態であると検出されるまで、バックオフカウンタを一時停止する。AIFS間隔の後に、チャネルが依然としてアイドル状態であれば、送信局は、残っているバックオフカウンタのデクリメントを再開する。送信が失敗する度に、CWmaxに達するまでCWを2倍にする。送信が成功した後には、CWをCWminにする。各ACについてQoS制御のレベルは、メディアアクセスパラメータ及びネットワーク内で競合する無線局数の組み合わせにより決定される。
非APQoS無線局(QSTAs:Non−AP QoS Stations)で使用されるEDCAパラメータのデフォルト値は以下の表のように識別される。TXOP_Limit値が0というのは、単一のMACサービスデータユニット(MSDU:MAC Service Data Unit)又はMACプロトコルデータユニット(MPDU:MAC Protocol Data Unit)が交換するRTS/CTS又は、自身へのCTSに加えて、それぞれのTXOPにおける任意の速度で送信できることを表す。
Figure 2007243952
IEEE802.11eは、最初のIEEE802.11によるメディアアクセス制御を拡張しているが、包括的にQoSをサポートするために、多数の解決すべき課題が存在する。例えば、前述したように、合計送信時間がEDCA TXOP持続時間を越えない限り競合することなく、取得したEDCA TXOP接続時間の一つを使用して、複数のフレームを送信することができる。図1は、従来技術による複数フレームの送信トランザクションの図100であり、単一のTXOP持続時間の間における多数のトランザクションである(IEEE802.11eの規格においてEDCA競合なしバースト(CFB:Contention Free Burst)と一般に呼ばれる。図1に示されるように、静的なTXOP持続時間125の間、送信側110は3個のフレーム、すなわち、フレーム105a〜105cを受信側115へ送信可能である(受信側の確認応答、すなわち、ACK120a〜120cを含む)。TXOP持続時間は、ビデオ通信の特性とは関係無く静的である。これは固定ビットレート(CBR:Constant Bit Rate)通信では効率的だが(一定のフレームサイズと到着時刻を示す)、可変ビットレート(VBR:Variable Bit Rate)通信に対しては効率的ではない。例えば、多くのリアルタイムビデオアプリケーション、例えば、ビデオ会議又はビデオストリーミングは、時間変動のフレームサイズと到着時刻を示す。十分なEDCA TXOP持続時間がない場合、スループット低下、遅延時間増大又は送信側バッファのオーバフローによるパケットロス増加等が起こる。任意の長いEDCA TXOP持続時間は、多くのビデオフレーム送信をサポートできるが、許容される無線局の少なさからネットワーク容量が減少する。
そこで、無線LANにおいて、特にVBR送信用にQoSサポートを増加させるためのシステム及び方法が必要とされる。
本発明の代表的な一形態によると、時間的に変化するVBR送信で静的なTXOP持続時間の課題を解決するため、適応型EDCAアルゴリズムは、アクセスカテゴリ(AC)例えばビデオアクセスカテゴリについて、現在の送信キュー長及び少なくとも一つの予測される到着フレームサイズに基づいて、動的にEDCA TXOP持続時間を調整する。適応型EDCAアルゴリズムは、ネットワーク容量を劣化させることなく(例えばネットワークに受け入れられる無線局数)、限られたバンド幅のネットワークにおけるスループット、遅延及びビット誤り率に関して送信のQoSを改善できる。
また、本発明の他の実施形態によると、送信キューに特定のアクセスカテゴリについて少なくとも一つのフレームをバッファするステップと、無線メディアへアクセスするために競合に基づいた手続を実行するステップと、送信キューにある前記少なくとも一つのフレームサイズを計算するステップと、前記無線メディア上で送信キューにある前記少なくとも一つのフレームの送信中に前記送信キューに到着すると予想される将来の少なくとも一つのフレームサイズを予測するステップと、前記送信キューにある前記少なくとも一つのフレームサイズ及び前記少なくとも一つの予測された将来のフレームサイズに基づいてMACレイヤ時間値を調整するステップとを含む方法を提供する。
アクセスカテゴリはビデオアクセスカテゴリを含む。少なくとも一つの将来のフレームサイズを予測するステップは到着フレームの既知のパターンを使用し当該パターンに基づいて前記少なくとも一つの将来のフレームサイズを予測するステップを含む。前記少なくとも一つの将来のフレームサイズを予測するステップは時間領域予測アルゴリズムを使用するステップを含む。前記少なくとも一つの将来のフレームサイズを予測するステップはウェーブレット領域予測アルゴリズムを使用する。前記少なくとも一つの将来のフレームサイズを予測するステップはフレームのタイプに基づいてフレームサイズを予測するステップを含む。フレームのタイプはMPEGフレームを含む。MACレイヤ時間値はTXOPを含む。本方法はさらに送信キューにある前記少なくとも一つのフレームサイズ及び前記少なくとも一つの将来のフレームサイズを加算して合計を生成し、合計を推定送信時間に変換するステップを含む。また、本方法は送信オーバーヘッド時間を用いるステップを含む。
さらに別の実施形態によると、本発明は特定のアクセスカテゴリについて少なくとも一つのフレームをバッファするための送信キューと、無線メディアへアクセスするための競合に基づいた手続を実行するための競合部と、送信キューにある前記少なくとも一つのフレームサイズを計算するためのキュー長部と、無線メディア上へ前記送信キューにある少なくとも一つのフレームの送信中に送信キューへ到着すると予測される少なくとも一つの将来のフレームサイズを予測するためのフレームサイズ予測部と、送信キューにある前記少なくとも一つのフレームサイズ及び前記少なくとも一つの予測された将来のフレームサイズに基づいてMACレイヤ持続時間値を調整するための調整部とを含むシステムを提供する。
アクセスカテゴリはビデオアクセスカテゴリを含む。フレームサイズ予測部は到着フレームの既知のパターンを用い当該パターンに基づいて前記少なくとも一つの将来のフレームサイズを予測する。フレームサイズ予測部は時間領域予測アルゴリズムを使用する。フレームサイズ予測部はウェーブレット領域予測アルゴリズムを使用する。フレームサイズ予測部はフレームのタイプに基づいてフレームサイズを予測する。フレームのタイプはMPEGフレームを含む。MACレイヤ時間値はTXOPを含む。本システムはさらに送信キューにある前記少なくとも一つのフレームサイズ及び前記少なくとも一つの将来のフレームサイズを加算して合計を生成するための加算部と、合計を推定送信時間に変換するための予測部とを含む。予測部は送信オーバーヘッド時間を用いる。
さらに別の実施形態によると、本発明は送信キューにある特定のアクセスカテゴリについて少なくとも一つのフレームをバッファするための手段と、無線メディアへアクセスするための競合に基づいた手続を実行するための手段と、送信キューにある前記少なくとも一つのフレームサイズを計算するための手段と、無線メディア上へ前記送信キューにある少なくとも一つのフレームの送信中に送信キューへ到着すると予想される少なくとも一つの将来のフレームサイズを予測するための手段と、送信キューにある少なくとも一つのフレームサイズ及び前記少なくとも一つの予測された将来のフレームサイズに基づいてMACレイヤ時間値を調整するための手段とを含むシステムを提供する。
適応型EDCAアルゴリズムが現在の送信キュー長及びアクセスカテゴリ(AC)、例えばビデオアクセスカテゴリ等の予測される少なくとも一つの到着フレームサイズに基づいて、EDCA TXOP持続時間を動的に調整することによって、適応型EDCAアルゴリズムは、ネットワーク容量を減少させることなく(例えばネットワークで受け入れ可能な無線局数)、限られた帯域幅のネットワークにおいて高スループット、低遅延及び低ビット誤り率を実現できる。
以下の説明は、当業者が本発明を実施し使用することができるように提供され、特定の用途及びその要件に関連して提供されるものである。実施形態に対する様々な変更が当業者には可能であり、本明細書で定義される一般原理は、これら及びその他の実施形態並びに用途へ、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく適用される。つまり、本発明は図示した実施形態に制限されることを意図するものではなく、本明細書に開示される原理、特徴及び教示と整合する最大範囲に認容されるべきものである。
時間とともに変化するVBR送信において静的なTXOP持続時間の課題を解決するために、実施形態において、適応型EDCAアルゴリズムが現在の送信キュー長及びアクセスカテゴリ(AC)、例えばビデオアクセスカテゴリ等の予測される少なくとも一つの到着フレームサイズに基づいて、EDCA TXOP持続時間を動的に調整する。適応型EDCAアルゴリズムはネットワーク容量を減少させることなく(例えばネットワークに受け入れ可能な無線局数)限られたバンド幅のネットワークにおいてのスループット、遅延及びビット誤り率に関して送信のQoSを改善する。
図2Aは本発明の実施形態の適応型TXOPメカニズムによる単一のACでのMACレイヤのアーキテクチャ200を示すブロック図である。アーキテクチャ200は、単一のAC、例えばビデオACでの上位レイヤ処理部202及びMACレイヤ処理部204を含む。
上位レイヤ処理部202は、全ての種類のフレーム、例えばデータフレーム、オーディオフレーム又はビデオフレーム等を生成する。上位レイヤ処理部202は、フレームを8つの優先度レベルに分類して、特定のACのフレーム、例えばフレーム206をそのACのMACレイヤ処理部204へ転送する。これ以外に、フレームはMACレイヤ処理部204内部で優先度レベルに基づいて分割することができる。フレーム206はビデオフレームを含み、ビデオフレームはI、P及びBフレームを含む。MACレイヤ処理部204はビデオAC専用である。
特定のACのためのMACレイヤ処理部204は、AC送信キュー208を含み、キュー208は、例えばFIFOバッファへ、上位レイヤ処理部202からのフレーム206を受信してバッファする。MACレイヤ処理部204は、AC送信キュー208に結合された競合調停部210も含む。AC送信キュー208が少なくとも一つのフレーム206を受信すると、競合調停部210は、例えばAIFS又はCW等、EDCA競合調停手続を開始して無線メディアへのアクセスを取得する。メディアへのアクセスができるようになると、競合調停部210はTXOP、NAV又はRTS/CTS等に関連する転送手続を開始する。
また、MACレイヤ処理部204は、キュー長判定部212及びフレーム長予測部214も含む。キュー長判定部212はAC送信キュー208を監視して、無線メディア上へ転送準備ができているフレーム206のサイズを判定する。例えば、フレーム206がAC送信キュー208で保留されている場合、キュー長判定部212はフレームサイズを加算する。フレーム長予測部214は、送信セッション中にAC送信キュー208へ到着すると予想される少なくとも次のフレーム206のサイズを予測する。フレーム長予測部214は、例えば静的なMPEGのGoPパターン等において、到着するフレーム206のパターン216が分かる。各種類の例えば、後述するIフレーム、Pフレーム及びBフレームのAC送信キュー208へ到着するフレーム206のサイズをモニターする。
フレーム長予測部214は、過去及び現在のフレーム206のサイズを用いて、次に到着するフレーム206のサイズを予測することができる。例えば、現在のビデオ状態がかなり複雑な場合、AC送信キュー208にある過去及び現在のIフレーム206は大きいので、次に到着するIフレームも大きいであろうと予測される。例えば、到着するIフレーム206の予測サイズは、過去のIフレーム206から平均して求めることができる。別の例では、到着するフレーム206の予測サイズは時間領域又はウェーブレット領域のNLMSアルゴリズムに基づいて求まる。時間領域又はウェーブレット領域のアルゴリズムについては、後述する図6でウェーブレット領域のNLMSアルゴリズムを用いた例について説明する。
また、MACレイヤ処理部204は、加算ブロック218、EDCA TXOP推定部220及びTXOP調整部を含む。加算ブロック218は、キュー長判定部212によって決定されたAC送信キュー208のキュー長及びフレーム長予測部214によって決定された予測到着フレーム206を合計する。EDCA TXOP推定部220は、送信キュー長及び予測到着フレーム206長の合計フレームサイズを全てのオーバーヘッド時間(例えばRTS/CTS及び全てのACK)を含む送信持続時間に変換して適応型TXOP(ATXOP:Adaptive TXOP)持続時間値を生成する。変換には無線メディアの予測転送スピードを用いる。TXOP調整部222は、MACレイヤ処理部204にあるTXOPの値を調整する。
キュー長の決定、将来のフレーム長予測、TXOPの推定、及び/又はTXOPの調整は、連続して動作することができ、競合調停部210からの要求時又は競合調停部210によるRTS送信の認識後等に開始することができる。
図2Bは本発明のMPEG−1の実施形態によるMACレイヤビデオACの構造を示すブロック図250である。図2Bのブロック図について説明する前に、まずMPEG−1をについて簡単に説明する。ビデオ信号を一定のピクチャ(フレーム)レートに圧縮するMPEGエンコーダは、可変ビットレートで符号化ストリームを生成する。圧縮中に3種類のフレーム、すなわち、Iフレーム(イントラフレーム)、Pフレーム(予測フレーム)及びBフレーム(双方向予測フレーム)が生成され、各々は異なる符号化方法を用いる。IフレームはPフレームより多くのビットを有し、PフレームはBフレームより多くのビットを有する。符号化の後、各フレームは、グループオブピクチャ(GOP:Group of Pictures)と呼ばれる定められた周期シーケンス、例えばIBBPBBPBBPBBに配列される。図3は、配列が長さ12のIBBPBBPBBPBBI(第2のIフレームは第2のGOPのはじまりである)となっているGOPのパターン300の例を示す。
I、P及びBフレームの圧縮レートが異なる結果、MPEGビデオストリームは大きく変動する時系列になる。図4は図3に示したフレームの繰り返しシーケンス例(フレーム番号412による)でのフレームサイズ402の例である。この例では、Iフレーム404は33キロバイトから36キロバイトの間で可変するフレームサイズを有する。Pフレーム406は15キロバイトから18キロバイトの間で可変するフレームサイズを有する。Bフレーム408は8から13キロバイトの間の可変フレームサイズを有する。フレーム1〜12は、繰り返されるフレームパターンの最初のグループオブピクチャ(GOP)410を構成する。
MACレイヤビデオACのブロック図250は、ビデオAC送信キュー258を含む。ビデオAC送信キュー258は、MPEG−1符号化ビデオストリームフレーム256(例えばI、P及びBフレーム)を上位レイヤ処理部252から受信する。ビデオアクセスカテゴリ競合部260は、例えばAIFS又はCWを含むEDCA競合調停手続を実行する。
本発明の実施形態で、ビデオアクセスカテゴリ競合部260が競合に勝つと、ビデオアクセスカテゴリ競合部260は持続時間計算/予測部を起動する。
本発明の実施形態で、持続時間計算/予測部は、受信キュー長判定部262及びフレームサイズ予測部264を含む。受信キュー長判定部262は、ビデオAC送信キュー258に保留されているフレームの送信キュー長を決定する。フレームサイズ予測部264は、上位レイヤ処理部252から次に到着するフレームサイズを予測する。
フレームサイズ予測部264は、3種類の特定のフレームのタイプに、専用の3個のフレームサイズ予測部264、すなわち、Iフレーム予測部266、Pフレーム予測部268及びBフレーム予測部270を含む。Iフレーム予測部266は、ビデオAC送信キュー258にある過去及び現在のIフレーム256のIフレームサイズの情報を受け取り、次に到着するIフレームの予測Iフレームサイズを生成する。Pフレーム予測部268は、ビデオAC送信キュー258にある過去及び現在のPフレーム256のPフレームサイズの情報を受け取り、次に到着するPフレームの予測Pフレームサイズを生成する。Bフレーム予測部270は、ビデオAC送信キュー258にある過去及び現在のBフレーム256のBフレームサイズの情報を受け取り、次に到着するBフレームの予測Bフレームサイズを生成する。
本発明の実施形態で、フレームサイズ予測部264が、Iフレーム、Pフレーム及びBフレームの予測をそれぞれ分離しているのは、異なるフレームのタイプが異なる統計的特性を有するためである。良好な予測結果を得るためには、差分予測を用いて変動雑音を補償する。フレームサイズ予測部264はビデオフレームの既知のパターン、例えば静的なMPEGのGOPパターンを用いて、次のビデオフレームサイズを推定する。MPEG−1のGOPは、I、P及びBフレームの決定パターンを有するので、フレームのパターンは次のビデオフレームのタイプ及びビデオサイズの予測に利用できる。
加算部274は、受信キュー長判定部262によって決定されたビデオAC送信キュー258にあるフレーム256の長さ及びフレームサイズ予測部264によって予測された次に到着するフレーム256の長さを加算する。EDCA TXOP推定部276は、加算部274から加算情報を受け取り、適応型TXOP(ATXOP)持続時間値を生成する。EDCA TXOP推定部276は、RTS、CTS及びACK等を含む全てのオーバーヘッド時間を用いてATXOP持続時間値を生成する。TXOP調整部278は、EDCA TXOP推定部276からATXOP持続時間値を受け取り、TXOPを調節する。
フレームサイズ予測部264は、平均法、時間領域又はウェーブレット領域の手法を適用することができる。LMS予測アルゴリズムの例及びウェーブレット領域予測アルゴリズムの例を以下で説明する。ウェーブレット領域予測アルゴリズムの例は図6を参照して説明する。
図5は本発明の実施形態による適応型EDCA TXOP持続時間の間の複数フレームの送信トランザクションのタイミング図500である。タイミング図500では、4フレームのトランザクション、すなわち、単一の適応型TXOP(ATXOP)持続時間515の間に発生するフレーム1、フレーム2、フレーム3及びフレーム4について送信側505の事象と受信側510の事象を示す。図5で示されているように、EDCA ATXOP持続時間515は送信キューの3個のフレームを送信するための送信時間520(すなわちフレーム1、フレーム2及びフレーム3と各々のACK)と、予測された次に到着するフレーム(すなわちフレーム4とそのACK)を送信するための送信時間525とに分割できる。
上述したように、ビデオ予測部225は、LMS予測アルゴリズム又はウェーブレット領域予測アルゴリズムを適用することができる。
LMS予測器:kステップ先のLMS線形予測アルゴリズムは、x(n)の現在及び過去の値の線形結合に基づいてx(n+k)を推定することを含む。p次予測器を、以下のように表すことができる。
Figure 2007243952
ここで、Wnは、時間で変化し且つ
Figure 2007243952
である場合に平均二乗誤差ξを最小化することにより更新される予測係数ベクトルである。X(n)、Wn及びe(n)は、μがステップサイズである場合、数式3〜数式6に定義される。
Figure 2007243952
Figure 2007243952
Figure 2007243952
Figure 2007243952
正規化LMS(NLMS:Normalized LMS)はLMSを変更したものであり、ここで、Wn+1は、‖X(n)‖2=X(n)T X(n)である場合、
Figure 2007243952
として更新される。時刻nにおいて、e(n)を計算するためにx(n+k)の値は利用できないため、数式7の代りにe(n−k)を使用する。
ウェーブレット領域NLMS予測器:トラフィック解析のためにウェーブレット変換を使用することができる。ウェーブレット変換は、適応予測と結合された場合、時間領域変換に比べて利点を示す。基本的に、解析するウェーブレットファミリ自体のスケールが不変である特徴、すなわち他の解析方法には共有されない特性を有する。
ビデオフレームを分解するために、アトゥルーウェーブレット変換を使用してもよい。アトゥルーハール変換は、そのままの近似及び詳細な情報を生成するために、ダウンサンプリング効果を除去することにより冗長情報を利用する。アトゥルーウェーブレット変換を使用して、スケールjにおけるスケーリング係数を以下のように取得することができる。
Figure 2007243952
Figure 2007243952
ここで、1≦j≦Jであり、hは、コンパクトな台を持つローパスフィルタである。スケールjにおけるウェーブレット係数を、信号の連続する平滑化されたバージョンの差を
Figure 2007243952
としてとることによって得ることができる。ベクトル
Figure 2007243952
は、分解レベルJまでの信号のアトゥルーウェーブレット変換を表す。信号を、ウェーブレット係数とスケーリング係数との線形結合として再構成することができる。
Figure 2007243952
Daubechiesファミリのウェーブレットフィルタ、B3スプラインフィルタ等の多くのウェーブレットフィルタが利用可能である。ここでは、アトゥルーウェーブレット変換を実装するためにハールウェーブレットフィルタを選択する。ハールウェーブレットフィルタを選択する主な理由は、任意の時刻tにおいて、スケーリング係数及びウェーブレット係数を計算するために時刻tの後の情報が使用される必要がない(これは、時系列予測における望ましい特徴である)ためである。ハールウェーブレットは、単純なフィルタh=(1/2;1/2)を使用する。より高いスケールでのスケーリング係数を、より低いスケールでのスケーリング係数から容易に取得することができる。
実施の形態では、ウェーブレット領域NLMS予測方式は、まず、ビデオフレームをIサブグループ、Pサブグループ及びBサブグループに分離し、アトゥルーハールウェーブレット変換を使用して各サブグループを異なるスケールに分割する。そして、各スケールにおいてウェーブレット係数及びスケーリング係数が個々に予測される。最後に、元のフレームの予測された値は、予測されたウェーブレット係数とスケーリング係数との和として構成することができる。係数の予測は以下のように表すことができる。
Figure 2007243952
Figure 2007243952
ここで、NLMSはNLMS予測器を表し、次数はNLMS予測器の長さである。図5は、本発明の実施の形態によるウェーブレット分解及び係数予測メカニズム500のアーキテクチャの例を示す。
ウェーブレット領域NLMS予測を使用することは、その時間領域を用いた予測に比較して利点を有するということが当業者には理解できる。例えば、NLMS予測は、ウェーブレット変換と結合した場合、異なる時間のスケールにおける相関構造の利用を可能にし、これは、時間領域では容易に検査することができない。また、ウェーブレット変換を使用することにより、NLMS予測が、時間領域の変換より高速に収束するのが容易になる。その結果、ウェーブレット領域NLMS予測アルゴリズムは、計算の複雑性が低く、より適切な精度を達成することができる。
図7は、本発明の実施形態によるトラフィック予測を用いた適応型EDCAの処理700を示すフローチャートである。まず処理700は、ステップ705で、MACレイヤが優先度レベル付きの到着フレームを受信することによって開始する。MACレイヤは、ステップ710で優先度レベルに基づいて、到着フレームをトラフィックカテゴリにグループ分けする。AC送信キュー208、例えばビデオAC送信キュー258は、ステップ715でACフレーム206、例えばビデオフレーム256をバッファする。競合調停部210、例えばビデオアクセスカテゴリ競合部260は、ステップ720で競合調停手続を実行して無線メディアへのアクセスの競合を調停する。キュー長判定部212、例えば受信キュー長判定部262は、ステップ725で送信キュー208にあるフレームサイズを計算する。フレーム長予測部214、例えば将来のビデオフレームサイズ予測部264は、ステップ730で次に到着するフレームサイズを予測する。なお、ステップ730は、到着フレームの既知のパターン216、例えばMPEG−1フレームのGOPパターンを用いて、次のフレームのタイプを予測する。また、ステップ730は、フレームのタイプに基づいてフレームサイズ予測を実行する。例えば、Iフレームサイズ予測部266、Pフレームサイズ予測部268及びBフレームサイズ予測部270を用いる。加算ブロック218、例えば加算ブロック274は、ステップ735で送信キューのサイズと予測された将来のフレームサイズとを合計する。EDCA TXOP推定部220、例えばEDCA TXOP推定部276は、ステップ740で合計フレームサイズをATXOP持続時間に変換する。なお、ステップ740は、無線メディアの平均、現在、ネゴシエーション、セット及びその他の送信速度に基づいて変換係数を用いる。また、ステップ740は、フレームサイズの予測が幾らか低い場合に、推定された持続時間に余分な時間を少し追加する。TXOP調整部222、例えばTXOP調整部278は、ステップ745で推定された持続時間に基づいてMACレイヤのTXOP値を調整する。そして、処理700は終了する。
上記システム及び方法は、適応型TXOP持続時間について説明したが、その他のEDCAパラメータを代わりに及び/又は追加して適応できることが当業者には理解できる。また、上記システム及び方法は、単一の将来フレームを予測するとして説明したが、その他の実施形態で一つ又はそれ以上の将来のフレームサイズに基づいてTXOP及び/又はその他のEDCAパラメータを変更できることが当業者には理解できる。
図8は、コンピュータシステム800の詳細を示すブロック図であり、各無線局はその一例であってもよい。コンピュータシステム800は、例えば通信チャネル820に接続されたIntel Pentium(登録商標)マイクロプロセッサ又はMotorola Power PC(登録商標)マイクロプロセッサ等のプロセッサ805を含む。コンピュータシステム800は、更にキーボード又はマウス等の入力デバイス810、例えばブラウン管ディスプレイ等の出力デバイス815、通信デバイス825、磁気ディスク等のデータ記憶装置830及びランダムアクセスメモリ(RAM)等のメモリ835を含み、各々通信チャンネル820に接続されている。通信インタフェース825は一般にインターネットと呼ばれる広域ネットワークなどのネットワークへ接続されてもよい。データ記憶装置830及びメモリ835は、別のユニットであるように示されているが、データ記憶装置830及びメモリ835は同一ユニットの部分、分散ユニット、仮想メモリ又はその他であってもよいことを当業者には理解できる。
データ記憶装置830及び/又はメモリ835は、例えばMicrosoft Windows NT(登録商標、以下同じ)又はWindows95オペレーティングシステム(OS)、IBM(登録商標) OS/2オペレーティングシステム、MAC OS、又はUNIX(登録商標)オペレーティングシステム等のオペレーティングシステム840及び/又はその他のプログラム845を格納することができる。好適な実施形態は、前述した以外のプラットホーム及びオペレーティングシステム上に実装してもよい。実施形態は、JAVA(登録商標)言語、C言語、及び/又はC++言語、又はその他のプログラミング言語を使用して、場合によってはオブジェクト指向プログラミング手法を使用して記述してもよい。
コンピュータシステム800は、追加の情報、ネットワーク接続、追加メモリ、追加のプロセッサ、LAN、ハードウェアチャネル、インターネット、又はイントラネット上で情報を転送するための入出力ラインなども含むことができることは当業者には理解できる。プログラム及びデータは、これ以外の方法でシステムにより受信されて格納されることも当業者には理解できる。コンピュータで読み取り可能な記憶媒体(CRSM)読み取り装置850、例えば磁気ディスクドライブ、ハードディスクドライブ、光磁気読み取り装置又はCPU等が、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体(CRSM)855、例えば磁気ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク又はRAM等に接続される。したがって、コンピュータシステム800は、CRSM読み取り装置850を経由して、プログラム及び/又はデータを受信することができる。更に、本明細書で用いている「メモリ」という用語は、永久又は一時的いずれかに関わらず全てのデータ記憶媒体を包含することが意図されている。
本発明の好適な実施形態についての前述の説明は、一例に過ぎず、上述した実施形態及び方法のその他の変形及び変更が前述した開示に鑑みて可能である。ネットワークサイトは別個の独立したサイトとして説明しているが、これらのサイトは統合サイトの一部であってもよく、各々が複数サイトの部分を含んでもよく、又は単一及び複数サイトの組み合わせを含んでもよいことが当業者には理解できる。本明細書で説明した各種実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、又はこれらの所望の組み合わせを用いて実施をしてもよい。これに関して、本明細書で説明した各種機能を実施することが可能な任意の種類の論理を利用してもよい。プログラムされた汎用デジタルコンピュータを用いて、特定用途向けの集積回路を用いて、又は相互接続された在来の構成要素及び回路のネットワークを用いて構成要素を実施してもよい。接続は有線、無線又はモデム等であってもよい。本明細書で説明した実施形態は、網羅的又は制限的なものとすることを意図していない。
デフォルトのEDCA TXOPウィンドウ中の複数フレーム送信トランザクションのタイミング図である。 本発明の実施形態によるアクセスカテゴリについて適応型EDCAメカニズムを実現するMACレイヤのアーキテクチャを示すブロック図である。 は本発明のMPEGの実施形態によるビデオアクセスカテゴリについての適応型EDCAメカニズムを実現するMACレイヤのアーキテクチャを示すブロック図である。 Iフレーム、Pフレーム及びBフレームのシーケンス例を示す図である。 図3のIフレーム、Pフレーム及びBフレームのシーケンスに対するフレームサイズの例を示すグラフである。 本発明の実施形態による適応型EDCA TXOPウィンドウ間の複数フレーム送信トランザクションのタイミング図である。 本発明の実施形態によるウェーブレット領域NLMS予測子の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるトラフィック予測を用いた適応型EDCAの方法を示すフローチャートである。 コンピュータシステムのブロック図である。

Claims (21)

  1. 送信キューにある特定のアクセスカテゴリについて少なくとも一つのフレームをバッファするステップと、
    無線メディアへアクセスするため競合に基づいた手続を実行するステップと、
    前記送信キューにある前記少なくとも一つのフレームサイズを計算するステップと、
    前記無線メディアへの前記送信キューにある前記少なくとも一つのフレームの送信中に前記送信キューに到着すると予想される少なくとも一つの将来のフレームサイズを予測するステップと、
    前記送信キューにある前記少なくとも一つのフレームサイズ及び前記少なくとも一つの予測された将来のフレームサイズに基づいてMACレイヤ時間値を調節するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記アクセスカテゴリはビデオアクセスカテゴリを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも一つの将来のフレームサイズを予測するステップは、到着フレームの既知のパターンを使用し、前記パターンに基づいて前記少なくとも一つの将来のフレームサイズを推定するステップを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記少なくとも一つの将来のフレームサイズを予測するステップは、時間領域予測アルゴリズムを適用することを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記少なくとも一つの将来のフレームサイズを予測するステップは、ウェーブレット領域予測アルゴリズムを適用することを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 前記少なくとも一つの将来のフレームサイズを予測するステップは、フレームのタイプに基づいてフレームサイズを予測することを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  7. 前記フレームのタイプはMPEGフレームを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記MACレイヤ時間値はTXOPを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記送信キューにある前記少なくとも一つのフレームサイズ及び前記少なくとも一つの予測された将来のフレームサイズを加算して合計を生成するステップと、前記合計を推定送信時間に変換するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 送信オーバーヘッド時間を用いるステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 特定のアクセスカテゴリについて少なくとも一つのフレームをバッファするための送信キューと、
    無線メディアへのアクセスのために競合に基づいた手続を実行するための競合部と、
    前記送信キューにある前記少なくとも一つのフレームサイズを計算するためのキュー長部と、
    前記送信キューにある前記少なくとも一つのフレームの前記無線メディアへの送信中に前記送信キューへ到着すると予想される少なくとも一つの将来のフレームサイズを予測するためのフレームサイズ予測部と、
    前記送信キューにある前記少なくとも一つのフレームサイズ及び前記少なくとも一つの予測された将来のフレームサイズに基づいてMACレイヤ持続時間値を調節するための調節部と、
    を含むことを特徴とするシステム。
  12. 前記アクセスカテゴリはビデオアクセスカテゴリを含むことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 前記フレームサイズ予測部は到着フレームの既知のパターンを使用して前記パターンに基づき前記少なくとも一つの将来のフレームサイズを推定することを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  14. 前記フレームサイズ予測部は時間領域予測アルゴリズムを適用することを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  15. 前記フレームサイズ予測部はウェーブレット領域予測アルゴリズムを適用することを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  16. 前記フレームサイズ予測部はフレームのタイプに基づいてフレームサイズを予測することを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  17. 前記フレームのタイプはMPEGフレームを含むことを特徴とする請求項16に記載のシステム。
  18. 前記MACレイヤ時間値はTXOPを含むことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  19. 前記送信キューにある前記少なくとも一つのフレームサイズ及び前記少なくとも一つの将来のフレームサイズを加算して合計を生成するための加算部と、前記合計を推定送信時間に変換するための推定部とをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  20. 前記推定部は送信オーバーヘッド時間を用いることを特徴とする請求項19に記載のシステム。
  21. 送信キューにある特定のアクセスカテゴリについて少なくとも一つのフレームをバッファするための手段と、
    無線メディアへのアクセスのために競合に基づいた手続を実行するための手段と、
    前記送信キューにある前記少なくとも一つのフレームサイズを計算するための手段と、
    前記無線媒体への前記送信キューにある前記少なくとも一つのフレームの送信中に前記送信キューへ到着すると推定される少なくとも一つの将来のフレームサイズを予測するための手段と、
    前記送信キューにある前記少なくとも一つのフレームサイズ及び前記少なくとも一つの予測された将来のフレームサイズに基づいてMACレイヤ時間値を調節するための手段と、
    を含むことを特徴とするシステム。
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