JP2007243661A - アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】広角度にわたり高利得を実現できるアンテナを提供する。
【解決手段】ダイポールアンテナ3と接地導体7とで構成される第1のアンテナにおいては、ダイポールアンテナ3に対して接地導体7と反対側の方向の利得が高くなる。ダイポールアンテナ4と接地導体7とで構成される第2のアンテナにおいては、ダイポールアンテナ4に対して接地導体7と反対側の方向の利得が高くなる。つまり第1のアンテナと第2のアンテナとでは、水平面内において利得が高い方向が互いに異なる。切換回路8がダイポールアンテナ3への給電とダイポールアンテナ4への給電とを繰返して切換えることでアンテナ1は広範囲にわたり高利得を得ることが可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明はアンテナに関し、特に、広角度にわたり高利得を実現できるアンテナに関する。
近年、無線LAN(Local Area Network)が広く普及している。無線LANには2.4GHz帯および5.2GHz帯の電波が利用される。普及率の高い2.4GHz帯に対応した無線LAN用の製品だけでなく、5.2GHz帯に対応した無線LAN用の製品も市場に投入されている。よって無線LANに使用されるアンテナも2.4GHz帯および5.2GHz帯の一方または両方の周波数帯に対応して送信または受信可能であることが要求される。
無線LANに用いられるアンテナは広角度で電波の送信または受信を行なう必要がある。このため無線LANに用いられるアンテナは一般的に水平面方向に無指向性を有する。しかし、一般的に無指向性のアンテナは水平面内のどの方向に対しても利得が小さくなる。つまり、無指向性のアンテナを受信アンテナに用いた場合には水平面内のどの方向に対しても受信感度が小さくなるという問題が生じる。そこでこのような問題を解決して、広角度にわたり高利得を実現するためのアンテナが従来から提案されている。
たとえば、特開2005−223404号公報(特許文献1)には、多周波数アンテナが開示される。この多周波数アンテナは、1つの基板上に第1および第2周波数用ダイポールアンテナが形成される。この多周波数アンテナには長方形の基板が用いられる。長方形の長手方向に沿って第1および第2周波数用ダイポールアンテナが配置される。
また、特開2002−271135号公報(特許文献2)には、コリニアアンテナが開示される。このコリニアアンテナは、誘電体基板の表面および裏面にそれぞれ形成される2つの導線からなるレッヘル線路と、誘電体基板の表面および裏面のそれぞれに、レッヘル線路と平行に形成されたエレメントからなるダイポールアンテナとを備える。このコリニアアンテナではダイポールアンテナはレッヘル線路に沿って複数段縦列配置される。
これらのアンテナでは無指向性のアンテナユニットが鉛直方向に複数並べられている。これによりアンテナ全体の利得が高くなるので広角度にわたり高利得を実現できる。
特開2005−223404号公報 特開2002−271135号公報
上述したアンテナではアンテナユニットと受信装置(または送信装置)との伝送距離が長くなりやすい。アンテナユニットと受信装置(または送信装置)との距離が長くなるほど伝送経路の途中で電力の損失が生じやすくなる。よって上述のアンテナではアンテナユニットを多数配置しても実際のアンテナの利得が予想される利得よりも小さくなる可能性がある。
さらに無線LAN用のアンテナは部屋の隅等の様々な場所に設置される可能性がある。このため無線LAN用のアンテナはできる限り小型であることが好ましい。しかし上述のアンテナでは特定の方向の寸法が他の方向の寸法に比較して長くなる。よって上述のアンテナは容易に小型化できないことが想定される。
本発明の目的は、広角度にわたり高利得を実現できるアンテナを提供することである。
本発明は要約すればアンテナであって、誘電体と、接地導体と、第1および第2のダイポールアンテナとを備える。誘電体は、所定の方向に垂直な第1および第2の主表面を有する。接地導体は、第1の主表面に設けられ、一方向に延在する。第1および第2のダイポールアンテナは、第1の放射素子と、第2の放射素子とを各々有する。第1の放射素子は、第1の主表面に設けられ、接地導体に沿って延在する。第2の放射素子は、第2の主表面に設けられ、所定の方向から見た場合に第1の放射素子と同一直線上に配置される。第1および第2のダイポールアンテナは、所定の方向から見た場合に接地導体を挟むように配置される。
好ましくは、アンテナは切換回路をさらに備える。切換回路は、第1のダイポールアンテナへの給電と第2のダイポールアンテナへの給電との切換えを繰返す。
より好ましくは、切換回路は、繰返して送られる指示に応じて、第1のダイポールアンテナへの給電と、第2のダイポールアンテナへの給電とを切換える。
より好ましくは、切換回路は、ダイバーシティ回路である。
より好ましくは、切換回路は、第2の主表面に搭載される。
さらに好ましくは、接地導体は、所定の方向から見た場合に、切換回路に重なるように設けられる。
好ましくは、上述のいずれかのアンテナは、第1の主表面に対向して設けられる反射器をさらに備える。
より好ましくは、反射器において第1の主表面に対向する部分の面積は、第1の主表面の面積の80%以上に設定される。
本発明のアンテナによれば、広角度にわたり高利得を実現できる。
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1のアンテナをアンテナの前方から見た平面図である。図2は、実施の形態1のアンテナをアンテナの後方から見た平面図である。
図1および図2を参照して、アンテナ1は、たとえば無線LANに用いられるアンテナである。アンテナ1に適した周波数帯は2.4GHz帯、5.2GHz帯のいずれでもよい。なお、アンテナ1に適した周波数帯は上述の周波数帯に限定されず、たとえばUHF(Ultrahigh Frequency)帯であってもよい。さらにアンテナ1は送信アンテナおよび受信アンテナの両方に使用可能である。
アンテナ1は所定の方向に垂直な表面2Aおよび裏面2Bを有する誘電体基板2を備える。「所定の方向」とは図1において紙面に垂直な方向であり、アンテナ1を設置した際におけるアンテナの前後方向に対応する。裏面2Bと表面2Aとは、本発明における「第1の主表面」と「第2の主表面」とにそれぞれ対応する。なお図1の誘電体基板2以外にたとえば樹脂等により形成された誘電体フィルムが本発明のアンテナに適用可能である。
アンテナ1は、さらに、放射素子3A,3B,4A,4Bと、線路5A,5B,6A,6Bと、接地導体7とを備える。
接地導体7は誘電体基板2の裏面2Bに設けられ、一方向に延在する。なお接地導体7の延在方向はたとえばアンテナ1を設置した際に鉛直方向に等しくなるよう設定される。
放射素子3B,4Bは誘電体基板2の裏面2Bに設けられ、接地導体7に沿って延在する。放射素子3A,4Aは誘電体基板2の表面2Aに設けられる。放射素子3Aは紙面に垂直な方向から見た場合に放射素子3Bと同一直線上に配置される。放射素子4Aは紙面に垂直な方向から見た場合に放射素子3Bと同一直線上に配置される。放射素子3B,4Bの各々は本発明のアンテナにおける「第1の放射素子」に対応する。放射素子3A,4Aの各々は本発明のアンテナにおける「第2の放射素子」に対応する。
放射素子3A,3Bはダイポールアンテナ3を構成する。放射素子4A,4Bはダイポールアンテナ4を構成する。ダイポールアンテナ3,4は本発明のアンテナにおける第1および第2のダイポールアンテナにそれぞれ対応する。
線路5A,6Aは表面2Aに設けられる。線路5B,6Bは裏面2Bに設けられる。線路5Aは紙面に垂直な方向から見た場合に線路5Bと重なるように形成される。線路6Aは紙面に垂直な方向から見た場合に線路6Bと重なるように形成される。線路5A,5Bはダイポールアンテナ3の給電線路として機能する。線路6A,6Bはダイポールアンテナ4の給電線路として機能する。
線路5Aの一方端は放射素子3Aに接続されて他方端は切換回路8に接続される。線路6Aの一方端は放射素子4Aに接続されて他方端は切換回路8に接続される。線路5Bの一方端は放射素子3Bに接続されて他方端は接地導体7に接続される。線路6Bの一方端は放射素子4Bに接続されて他方端は接地導体7に接続される。
放射素子3A,3B,4A,4Bの各々の長さは、互いに等しく、アンテナ1が送信または受信を行なう電波帯の中心波長λの約1/4の長さに設定される。周波数帯が2.4GHz帯の場合にはλ/4は約30mmとなる。
なお、放射素子と給電線路とのインピーダンス整合を行なう際に誘電体基板2の誘電率の影響を考慮する必要がある。インピーダンス整合を良好に行なうために各放射素子の長さはλ/4よりもわずか(たとえば数%程度)に短く設定される。
アンテナ1は、さらに、ダイポールアンテナ3への給電とダイポールアンテナ4への給電との切換を繰返す切換回路8を備える。ここで「給電」とはアンテナ1と受信装置(または送信装置)との間での高周波電力の伝送を意味する。本実施の形態では切換回路8はアンテナ1の外部から繰返して送られる指示に応じて、ダイポールアンテナ3への給電と、ダイポールアンテナ4への給電とを切換える。なおアンテナ1を送信アンテナとして使用する場合には、切換回路8はアンテナ1の外部から繰返して送られる指示に応じて、ダイポールアンテナ3による電波の送信と、ダイポールアンテナ4による電波の送信とを切換える。アンテナ1を受信アンテナとして使用する場合には、切換回路8はアンテナ1の外部から繰返して送られる指示に応じて、ダイポールアンテナ3による電波の受信と、ダイポールアンテナ4による電波の受信とを切換える。たとえば切換回路8は所定の時間間隔(たとえば数百分の1秒間隔)で切換わる外部からの指示に応じてダイポールアンテナ3による電波の受信と、ダイポールアンテナ4による電波の受信とを切換える。
切換回路8は表面2Aに搭載される。これによりアンテナ1の全体の大きさを小型化することが可能になる。なお、切換回路8は誘電体基板2上に設けられていなくてもよい。また、アンテナ1に接続される送信機または受信機が切換回路8の機能を実現してもよい。この場合にはアンテナ1において切換回路8は不要になる。
接地導体7は紙面に垂直な方向から見た場合に切換回路8と重なるように設けられる。接地導体7は実質的に切換回路8におけるアースパターンの役割を果たす。よって、接地導体7の面積が大きいほど切換回路8の動作を安定させることが可能になる。接地導体7の幅LAは切換回路8の幅に応じて適切に定められる。たとえば幅LAは約10mmに設定される。
アンテナ1は、さらに誘電体基板2の表面2A上に設けられる線路9を備える。線路9は切換回路8に接続される。アンテナ1には、たとえば同軸ケーブルである給電ケーブル10が接続される。同軸ケーブルの外部導体は接地導体7に接続される。同軸ケーブルの芯線(内部導体)は線路9に接続される。
放射素子3A,3B,4A,4Bと線路5A,5B,6A,6B,9と、接地導体7とは、たとえば表面および裏面に設けられた金属箔に対してマスキングおよびエッチングが行なわれることで作製可能である。
ダイポールアンテナ3の中心軸から接地導体7の外縁までの長さと、ダイポールアンテナ4の中心軸から接地導体7の外縁までの長さは等しい。これらの長さLは約λ/4である。よって接地導体7はダイポールアンテナ3の反射器として機能するとともに、ダイポールアンテナ4の反射器として機能する。よってダイポールアンテナ3および接地導体7は指向性アンテナを構成する。同様にダイポールアンテナ4と接地導体7とは指向性アンテナを構成する。なお、以下ではダイポールアンテナ3と接地導体7で構成されるアンテナを「第1のアンテナ」とも称し、ダイポールアンテナ4と接地導体7で構成されるアンテナを「第2のアンテナ」とも称する。
第1のアンテナにおいては、ダイポールアンテナ3に対して接地導体7と反対側の方向の利得が高くなる。第2のアンテナにおいては、ダイポールアンテナ4に対して接地導体7と反対側の方向の利得が高くなる。つまり第1のアンテナと第2のアンテナとでは、水平面内において利得が高い方向が互いに異なる。切換回路8がダイポールアンテナ3への給電とダイポールアンテナ4への給電とを繰返して切換えることでアンテナ1は広範囲にわたり高利得を得ることが可能になる。
また、線路5A,6Aは一直線上に設けられる。同様に線路5B,6Bは一直線上に設けられる。よって接地導体7の延在方向が鉛直方向に等しくなるようにアンテナ1を設置した際に、ダイポールアンテナ3,4の高さは互いに等しくなる。これによりアンテナ1のサイズを大きくすることなく、アンテナ1の利得を高めることができる。
なおアンテナ1において切換回路8を設けずにダイポールアンテナ3,4の両方から同時に電波を受信した場合(あるいは電波を送信した場合)には利得が低下する等の現象が発生する。切換回路8がダイポールアンテナ3への給電とダイポールアンテナ4への給電とを切換えることでアンテナ1は広範囲にわたり高利得を得ることができる。
図3は、図1に示す切換回路8の構成例を示す回路図である。なお切換回路8は図3に示す構成とは異なる構成を有していてもよい。
図3を参照して、切換回路8は、端子T1〜T3と、インピーダンス整合部11〜14と、コンデンサC1〜C4と、ダイオードD1〜D3と、抵抗R1,R2と、コイルL1とを含む。
端子T1,T2はダイポールアンテナ3,4にそれぞれ接続される。インピーダンス整合部11〜14は伝送線路の一部であり、インピーダンス整合が良好に行なわれるように幅および長さが設定される。インピーダンス整合部11は端子T1とコンデンサC1の一方端とを接する。インピーダンス整合部12は端子T2とコンデンサC4の一方端とを接続する。
コンデンサC1の他方端にはコイルL1の一方端が接続される。コイルL1の他方端と接地ノードとの間にはコンデンサC2および抵抗R1が並列に接続される。
コンデンサC1の他方端には、さらにダイオードD1のカソードが接続される。ダイオードD1のアノードとインピーダンス整合部13の一方端との間には抵抗R2とコンデンサC3とが並列に接続される。また、ダイオードD1のアノードと端子T3との間にはインピーダンス整合部14が接続される。端子T3は図1の線路9に接続される。
インピーダンス整合部13の他方端にはダイオードD2のアノードと、ダイオードD3のアノードと、コンデンサC4の他方端とが接続される。ダイオードD2のカソードと、ダイオードD3のカソードとは接地ノードに接続される。
切換回路8における選択動作を概略的に説明する。端子T3には、たとえば受信機(図示せず)から切換信号SWが入力される。なお、切換信号SWの電圧は3Vと0Vとの間で繰返し切換わる。これにより端子T3から出力される信号をダイポールアンテナ3から出力される信号とダイポールアンテナ4から出力される信号との間で繰返し切換えることができる。
ダイポールアンテナ3から出力される信号を端子T3から取り出す際には切換信号SWの電圧は3Vに設定される。これによりダイオードD1が導通するのでダイポールアンテナ3からの信号はノードN1に達する。ノードN1に達した信号は2つに分割される。2つの信号の一方は端子T3に到達し、他方はダイオードD2のアノードおよびダイオードD3のアノードに達する。
また、端子T3に3Vの直流電圧が印加されているので、ダイオードD2,D3が導通する。ダイオードD2,D3のアノード電圧はほぼ接地電圧レベルに等しくなる。ノードN1からダイオードD2のアノードまでの伝送距離はλ/4に設定される。ダイオードD2のアノードに達した信号はダイオードD2を通り接地ノードに流れる。これによりダイポールアンテナ4側からは信号が出力されていない状態となる。
一方、ダイポールアンテナ4から出力される信号を端子T3から取り出す際には切換信号SWの電圧が0Vに設定される。このときにはダイオードD1〜D3は非導通となるためダイポールアンテナ4が受信した信号が端子T3から出力される。
なお、ダイポールアンテナ3,4が電波を送信する場合、切換回路8は端子T3を介して送信機(図示せず)から切換信号SWを受ける。上述の動作と同様に、切換信号SWの電圧が3Vの場合には送信機から送られた信号はダイポールアンテナ3から送信される。切換信号SWの電圧が0Vの場合には送信機から送られた信号はダイポールアンテナ4から送信される。
図4は、図1および図2のアンテナ1における第1のアンテナと第2のアンテナの水平面指向性を示す図である。水平面とは図1および図2のアンテナ1において接地導体7の延在方向が鉛直方向に等しくなるときに接地導体7に直交する平面を指す。
図4を参照して、曲線P1は第1のアンテナ(ダイポールアンテナ3と接地導体7とで構成されるアンテナ)の指向性を示す曲線であり、曲線P2は第2のアンテナ(ダイポールアンテナ4と接地導体7とで構成されるアンテナ)の指向性を示す曲線である。
なお図4に示される0度の方向は図1および図2のアンテナ1において、裏面2Bから上述の「所定の方向」に沿って表面2Aに向かう方向を意味する。図4に示される−180度の方向とは図1および図2のアンテナ1において、表面2Aから上述の「所定の方向」に沿って裏面2Bに向かう方向を意味する。図4に示される90度の方向とは図1および図2のアンテナ1において、線路5Aに沿って接地導体7からダイポールアンテナ3に向かう方向である。図4に示される−90度の方向とは図1および図2のアンテナ1において、線路6Aに沿って接地導体7からダイポールアンテナ4に向かう方向である。
曲線P1,P2から第1のアンテナと第2のアンテナとでは指向性が強くなる方向がそれぞれ+90°方向と−90°方向であることが分かる。つまり第1のアンテナと第2のアンテナとでは互いに反対方向に強い指向性を有する。
また、曲線P1,P2から、切換回路8により第1のアンテナへの給電と第2のアンテナへの給電とを切換えた場合のレベルの偏差は約−2.5dB程度であることが分かる。つまり図4からアンテナ1を無指向性アンテナとして用いることが可能であることが分かる。
図5は、第1および第2のアンテナの利得を示す図である。
図5を参照して、曲線G1,G2は周波数に対する第1および第2のアンテナの最大利得の変化をそれぞれ示す。図5のグラフにおいて周波数の範囲は2.35〜2.55GHzである。この周波数の範囲は2.4GHz帯の範囲に含まれる。曲線G1,G2から分かるように、第1および第2のアンテナの最大利得はともに2.35〜2.55GHzの範囲にわたり、ほぼ4dBiとなる。
なおこの利得の値は無指向性アンテナを鉛直方向に2段並べて構成されるコリニアアンテナから得られる利得の値にほぼ匹敵する。つまり、アンテナ1はコリニアアンテナの半分の高さを有しながらコリニアアンテナと同等の性能を有する。このようにアンテナ1は従来のアンテナと同等の性能を有しながら、従来のアンテナよりも小型である。
図6は、第1および第2のアンテナにおけるVSWR(電圧定在波比)を示す図である。なおアンテナと受信機(または送信機)との間のインピーダンス整合が良好であるほどVSWRの値は低くなる。
図6を参照して、曲線V1,V2は周波数に対する第1および第2のアンテナのVSWRの変化をそれぞれ示す。図6のグラフにおいて周波数の範囲は2.35〜2.55GHzである。
曲線V1,V2から分かるように、第1および第2のアンテナのVSWRの値はともに2.35〜2.55GHzの範囲にわたりほぼ1.4以下であり、実用の際に支障が生じないレベルである。
このように実施の形態1のアンテナは、異なる方向に強い指向性を有する第1および第2のアンテナと、第1のアンテナへの給電と第2のアンテナへの給電との切換えを繰返す切換回路とを備える。よって実施の形態1のアンテナを受信アンテナとして用いる場合には様々な方向から電波が到来しても高感度でその電波を受信できる。また、実施の形態1のアンテナを送信アンテナとして用いる場合には様々な方向に強く電波を放射することができる。つまり、実施の形態1のアンテナは広角度にわたり高利得を実現できる。
また、実施の形態1のアンテナは、従来のアンテナに比べて鉛直方向の高さを小さくすることが可能になる。
[実施の形態2]
図7は、実施の形態2のアンテナの構成を示す図である。
図7および図1を参照して、アンテナ1Aは切換回路8に代えてダイバーシティ回路8Aを備える点でアンテナ1と異なる。なおアンテナ1Aにおいてダイバーシティ回路8A以外の部分の構成はアンテナ1の対応する部分の構成と同様である。また、アンテナ1Aにおいて誘電体基板2の裏面2B側の構成は図2に示すアンテナ1の構成と同様である。よって以下ではダイバーシティ回路8Aについて説明し、アンテナ1Aの他の部分については説明を繰返さない。
アンテナ1Aが受信アンテナの場合、ダイバーシティ回路8Aはダイポールアンテナ3が受信した電波とダイポールアンテナ4が受信した電波とのうちの強度が高いほうの電波を選択する動作を繰返す。これによりアンテナ1Aは様々な方向から到来する電波を高感度で受信することができる。
図8は、図7のダイバーシティ回路8Aの構成例を示す回路図である。なおダイバーシティ回路8Aは図7に示す構成とは異なる構成を有していてもよい。
図8を参照して、ダイバーシティ回路8Aは、スイッチ21と、分岐器22と、検波器23と、CPU(Central Processing Unit)24と、コンデンサ25と、チョークコイル26と、電源部27とを含む。
CPU24はスイッチ21を制御する。これによりダイポールアンテナ3の出力とダイポールアンテナ4の出力とのうちのいずれか一方の出力がスイッチ21から出力される。
CPU24は動作開始時にはダイポールアンテナ3,4の受信レベルを比較して、受信レベルの高いほうのダイポールアンテナを選択する。CPU24は選択結果に基づいてスイッチ21を制御する。このとき、たとえば図8に示すようにダイポールアンテナ4からの出力が取り出されるようにスイッチ21が設定されたとする。
次にCPU24は分岐器22および検波器23を介してダイポールアンテナ4の受信レベルを常時(たとえば一定の間隔で繰返して)監視する。たとえばCPU24はダイポールアンテナ4の受信レベル(ダイポールアンテナ4が受信した電波の強度)の値をしきい値とを比較する。このしきい値は、たとえば受信機(図示せず)で信号処理を可能にするための受信機の入力レベルの値である。
ダイポールアンテナ4の受信レベルの値がしきい値以上である場合には、CPU24はスイッチ21の状態を変化させない。一方、ダイポールアンテナ4の受信レベルの値がしきい値を下回る場合には、CPU24はダイポールアンテナ3の受信レベルの値を取得するためスイッチ21を切換える。CPU24は分岐器22および検波器23を介して得たダイポールアンテナ3の受信レベルの値を上述のしきい値と比較する。
ダイポールアンテナ3の受信レベルの値がしきい値以上である場合にはCPU24はスイッチの状態をそのままに保つ。これによりダイポールアンテナ3からの出力が受信機に送られる。しかし、ダイポールアンテナ3の受信レベルの値がしきい値を下回る場合には、CPU24は再びスイッチを切換えて、ダイポールアンテナ4の受信レベルとしきい値とを比較する。CPU21は、ダイポールアンテナ3,4のいずれかのアンテナの受信レベルがしきい値以上になるまでスイッチ21を繰返して切換える。
コンデンサ25およびチョークコイル26は電源部27に対して電源電圧を供給するために設けられる。たとえば図示しない電源挿入器(パワーインサータ)から線路9を介して電源部27に電源電圧が供給される。たとえば電源部27には15Vの直流電圧が供給される。たとえば電源部27は15Vの直流電圧を3.3Vの直流電圧に変換してCPU24に供給する。
なお、CPU24への電源供給方法は他の方法であってもよい。たとえばCPU24はダイバーシティ回路8Aに設けられた電源端子(図示せず)を介して外部の電源装置(図示せず)から電源電圧を受けてもよい。
また、アンテナ1Aが送信アンテナの場合にはダイバーシティ回路8Aにおいて分岐器22と、検波器23とは不要になる。この場合にはCPU24は所定の時間間隔(たとえば数百分の1秒間隔)でスイッチ21の切換えを行ない、ダイポールアンテナ3からの信号の送信とダイポールアンテナ4からの信号の送信とを切換える。
このように実施の形態2のアンテナは互いに異なる指向性を有する第1および第2のアンテナと、ダイバーシティ回路とを備える。ダイバーシティ回路は第1のアンテナへの給電と第2のアンテナへの給電とを選択する動作を自動的に繰返す。これにより実施の形態2のアンテナを受信アンテナとして用いる場合には様々な方向から電波が到来しても高感度でその電波を受信できる。また、実施の形態2のアンテナを送信アンテナとして用いる場合には様々な方向に強く電波を放射することができる。つまり、実施の形態2のアンテナは広角度にわたり高利得を実現できる。
[実施の形態3]
図9は、実施の形態3のアンテナの構成を示す図である。
図9を参照して、アンテナ1Bは、誘電体基板2の裏面2Bに対向して設けられる反射器31をさらに備える点で実施の形態1のアンテナ(図1および図2のアンテナ1)と異なる。
アンテナ1Bにおいて誘電体基板2の表面2A側の構成は図1に示すアンテナ1の構成と同様である。また、アンテナ1Bにおいて誘電体基板2の裏面2B側の構成は図2に示すアンテナ1の構成と同様である。つまりアンテナ1Bにおいて反射器31以外の部分の構成はアンテナ1と同様である。よってアンテナ1Bにおける反射器31以外の部分の構成の説明は以後繰返さない。
反射器31はたとえば金属板により構成される。反射器31において誘電体基板2の裏面2Bに対向する部分の面積を調整したり、誘電体基板2の裏面2Bを基準とした反射器31までの高さHを調整したりすることでアンテナ1Bの指向性を調整することが可能になる。
以下、実施の形態3のアンテナの特性を説明する。なお以下の図10〜図12の各図に示される特性は、アンテナ1Bにおける高さHを約λ/4(約30mm)に設定し、かつ、反射器31において誘電体基板2の裏面2Bに対向する部分の面積を裏面2Bの面積の約80%に設定したときに得られる特性である。
図10は、図9のアンテナ1Bにおける第1のアンテナと第2のアンテナの水平面指向性を示す図である。なお、アンテナ1Bにおける第1のアンテナはアンテナ1における第1のアンテナと同様の構成を有し、ダイポールアンテナ3と接地導体7とからなる。アンテナ1Bにおける第2のアンテナはアンテナ1における第2のアンテナと同様であり、ダイポールアンテナ4と接地導体7とからなる。
図10を参照して、曲線P1Bは第1のアンテナ(ダイポールアンテナ3と接地導体7とで構成されるアンテナ)の指向性を示す曲線であり、曲線P2Bは第2のアンテナ(ダイポールアンテナ4と接地導体7とで構成されるアンテナ)の指向性を示す曲線である。なお図10に示される方向(0度方向等)は図4に示す方向と同一方向である。
曲線P1B,P2Bから第1のアンテナと第2のアンテナとでは指向性が強くなる方向がそれぞれ+45°方向と−45°方向であることが分かる。
図11は、第1および第2のアンテナの利得を示す図である。
図11を参照して、曲線G1B,G2Bは周波数に対する第1および第2のアンテナの最大利得の変化をそれぞれ示す。図11のグラフにおいて周波数の範囲は2.35〜2.55GHzである。
曲線G1B,G2Bから分かるように、第1および第2のアンテナの最大利得はともに2.35〜2.55GHzの範囲にわたり、ほぼ6dBiとなる。なお図11に示される利得の値は図5に示される利得の値(約4dBi)よりも高い。図10および図11かアンテナ1Bは反射器31を備えることでアンテナ1Bの前方の利得を高めることができることが分かる。
なお、一般的に反射器の面積が大きくなるほどアンテナの前方(アンテナに対して反射器と反対側の方向)の指向性を強めることが可能になる。よって図9の反射器31の面積は大きい程好ましい。図11に示すように、反射器31の面積は、好ましくは誘電体基板2の面積の80%以上である。より好ましくは反射器31が誘電体基板2の裏面2Bを覆うように、反射器31の面積は誘電体基板2の裏面2Bの面積の100%以上に設定される。
図12は、第1および第2のアンテナにおけるVSWRを示す図である。
図12を参照して、曲線V1B,V2Bは周波数に対する第1および第2のアンテナのVSWRの変化をそれぞれ示す。図12のグラフにおいて周波数の範囲は2.35〜2.55GHzである。
曲線V1B,V2Bから分かるように、第1および第2のアンテナのVSWRの値はともに2.35〜2.55GHzの範囲にわたりほぼ1.5以下である。図12と図6とから実施の形態3のアンテナと実施の形態1のアンテナとではVSWRの値はほぼ同じ程度であることが分かる。すなわち実施の形態3のアンテナにおいてもインピーダンス整合は良好である。
なお、図9に示すアンテナ1Bにおいて、切換回路8に代えて図8に示すダイバーシティ回路8Aが設けられてもよい。この場合、アンテナ1Bは反射器31が設けられる点で図7のアンテナ1Aと異なるが、アンテナ1Bの他の部分の構成については、アンテナ1Aの対応する部分の構成と同様となる。よってダイバーシティ回路8Aを備えるアンテナ1Bに関する以後の説明は繰返さない。
以上のように実施の形態3のアンテナは実施の形態1のアンテナあるいは実施の形態2のアンテナに反射器をさらに追加した構成を有する。実施の形態3のアンテナは反射器の面積、あるいはアンテナ本体から反射器までの距離を調整することで指向性を調整することが可能になる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
実施の形態1のアンテナをアンテナの前方から見た平面図である。 実施の形態1のアンテナをアンテナの後方から見た平面図である。 図1に示す切換回路8の構成例を示す回路図である。 図1および図2のアンテナ1における第1のアンテナと第2のアンテナの水平面指向性を示す図である。 第1および第2のアンテナの利得を示す図である。 第1および第2のアンテナにおけるVSWR(電圧定在波比)を示す図である。 実施の形態2のアンテナの構成を示す図である。 図7のダイバーシティ回路8Aの構成例を示す回路図である。 実施の形態3のアンテナの構成を示す図である。 図9のアンテナ1Bにおける第1のアンテナと第2のアンテナの水平面指向性を示す図である。 第1および第2のアンテナの利得を示す図である。 第1および第2のアンテナにおけるVSWRを示す図である。
符号の説明
1,1A,1B アンテナ、2 誘電体基板、2A 表面、2B 裏面、3,4 ダイポールアンテナ、3A,3B,4A,4B 放射素子、5A,5B,6A,6B,9 線路、7 接地導体、8 切換回路、8A ダイバーシティ回路、10 給電ケーブル、11〜14 インピーダンス整合部、21 スイッチ、22 分岐器、23 検波器、26 チョークコイル、27 電源部、31 反射器、25,C1〜C4 コンデンサ、D1〜D3 ダイオード、L1 コイル、N1 ノード、R1,R2 抵抗、T1〜T3 端子。

Claims (8)

  1. 所定の方向に垂直な第1および第2の主表面を有する誘電体と、
    前記第1の主表面に設けられ、一方向に延在する接地導体と、
    前記第1の主表面に設けられ、前記接地導体に沿って延在する第1の放射素子と、前記第2の主表面に設けられ、前記所定の方向から見た場合に前記第1の放射素子と同一直線上に配置される第2の放射素子とを各々有し、前記所定の方向から見た場合に前記接地導体を挟むように配置される第1および第2のダイポールアンテナとを備える、アンテナ。
  2. 前記第1のダイポールアンテナへの給電と前記第2のダイポールアンテナへの給電との切換えを繰返す切換回路をさらに備える、請求項1に記載のアンテナ。
  3. 前記切換回路は、繰返して送られる指示に応じて、前記第1のダイポールアンテナへの給電と、前記第2のダイポールアンテナへの給電とを切換える、請求項2に記載のアンテナ。
  4. 前記切換回路は、ダイバーシティ回路である、請求項2に記載のアンテナ。
  5. 前記切換回路は、前記第2の主表面に搭載される、請求項2に記載のアンテナ。
  6. 前記接地導体は、前記所定の方向から見た場合に、前記切換回路に重なるように設けられる、請求項5に記載のアンテナ。
  7. 前記第1の主表面に対向して設けられる反射器をさらに備える、請求項1から6のいずれか1項に記載のアンテナ。
  8. 前記反射器において前記第1の主表面に対向する部分の面積は、前記第1の主表面の面積の80%以上に設定される、請求項7に記載のアンテナ。
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