JP2007243602A - 電子装置の制御装置および制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御装置は、各電子装置の動作状態を管理する管理手段と、いずれかの前記電子装置を制御するための2以上の制御指示を入力する入力手段を含む。また、制御装置は、入力された前記2以上の制御指示により制御されることになる電子装置を特定する特定手段と、入力された前記2以上の制御指示のうち、特定された前記電子装置の前記動作状態に反映されていない制御指示を抽出する抽出手段を含む。さらに、制御装置は、抽出された前記制御指示を、特定された前記電子装置に送信する送信手段とを含む。
【選択図】図1
Description
複数の電子装置を制御する制御装置であって、
各電子装置の動作状態を管理する管理手段と、
いずれかの前記電子装置を制御するための2以上の制御指示を入力する入力手段と、
入力された前記2以上の制御指示により制御されることになる電子装置を特定する特定手段と、
入力された前記2以上の制御指示のうち、特定された前記電子装置の前記動作状態に反映されていない制御指示を抽出する抽出手段と、
抽出された前記制御指示を、特定された前記電子装置に送信する送信手段と
を含むことを特徴とする制御装置が提供される。
前記管理手段は、各電子装置に対して送信された制御指示を履歴として記憶する履歴記憶手段を含み、
前記抽出手段は、記憶されている前記履歴に基づいて、前記動作状態に反映されていない制御指示を抽出することを特徴とする。
前記特定手段は、
入力された制御指示が、複数の電子装置に対して共通する制御指示であったときは、前記履歴上、最後に同様のまたは他の制御指示が送信された電子装置を、入力された制御指示を送信すべき対象として特定することを特徴とする。
順番に送信される複数の制御指示を1つにまとめたマクロ制御指示を登録する登録手段をさらに含み、
前記抽出手段は、前記マクロ制御指示が入力されると、該マクロ制御指示に含まれる複数の制御指示のうち、特定された前記電子装置の前記動作状態に反映されていない制御指示を抽出することを特徴とする。
入力された前記制御指示が、特定された前記電子装置の前記動作状態に既に反映されている制御指示であった場合は、該制御指示を既に反映済みであることまたは送信済みであることを警告する警告手段をさらに含むことを特徴とする。
前記警告に対して、該警告の対象となった前記制御指示を前記動作状態に反映させることを希望する意思表示が入力されたときは、前記送信手段は、該制御指示を送信し、かつ、前記管理手段は、管理している前記動作状態を修正することを特徴とする。
前記電子装置の1つがテレビ受像機である場合に、
前記テレビ受像機が備える外部入力端子の数をカウントするために、所定の制御指示が入力されるまで、該テレビ受像機に対して入力切替指示を繰り返し前記送信手段により送信させる送信制御手段と、
前記所定の制御指示が入力されるまでに送信された前記入力切替指示の数をカウントするカウント手段と
を含むことを特徴とする。
映像機器が接続されている外部入力端子を特定するために、
前記送信手段は、前記映像機器に対する電源投入指示を送信し、次に、所定の制御指示が入力されるまで、前記テレビ受像機に対して入力切替指示を繰り返し送信することを特徴とする。
前記入力手段は、
音声を入力するためのマイクと、
入力された音声をデジタル信号に変換する変換手段と、
各電子装置を制御するための制御指示の音声データを記憶した記憶手段と、
記憶されている前記音声データと、入力された前記音声のデジタル信号とを比較することで音声認識を実行する音声認識手段と
を含むことを特徴とする。
前記音声認識の認識率とは無関係な条件であって、入力された制御指示を無視するための条件が満たされたか否かを判定する判定手段と、
前記条件が満たされると、入力された前記制御指示を無視することを意味する音声メッセージを出力する音声出力手段と
をさらに含むことを特徴とする。
複数の電子装置を制御する制御装置であって、
各電子装置の動作状態を管理する管理手段と、
各電子装置の動作と、該動作を実行する上での前提動作とを関連付けて記憶する記憶手段と、
いずれかの前記電子装置を制御するための制御指示を入力する入力手段と、
入力された前記制御指示に対応する動作に関連付けられている前提動作を特定する特定手段と、
特定された前記前提動作のうち、前記動作状態に反映されていない前提動作を抽出する抽出手段と、
抽出された前記前提動作を実行するための制御指示を、対応する電子装置に送信する送信手段と
を含むことを特徴とする。
図1は、実施形態に係る制御システムの一例を示す図である。本実施形態において、制御装置100は、各種の電子装置を遠隔制御する。電子装置としては、例えば、テレビ受像機101、DVD記録再生装置102、ビデオ記録再生装置103、エアコン104および照明器具105などがある。もちろん、本発明は、これらの例示的な電子装置以外の電子装置に対しても適用できることはいうまでもない。
図3は、実施形態に係る電子装置の遠隔制御方法を示す例示的なフローチャートである。
図4は、実施形態に係る制御対象の特定処理を示す例示的なフローチャートである。この特定処理は、上述したステップS304の具体例を説明すべく、ステップS304をサブルーチン化したものである。
図8は、実施形態に係る未反映制御指示の抽出処理を示す例示的なフローチャートである。この抽出処理は、上述したステップS305の具体例を説明するために、ステップS305をサブルーチン化したものである。
図10は、実施形態に係る警告処理の一例を示す図である。この警告処理は、上述したステップS806の具体例を説明するために、ステップS806をサブルーチン化したものである。
暴走モードは、音声認識率や動作状態の推定の誤りに起因して、ユーザの感情が悪化することを抑制するための動作モードである。なお、暴走モードに入ると、CPU201は、一時的に、所定のメッセージを出力するとともに、入力された制御指示に関する処理をスキップする。
最近のテレビ受像機は、2以上の外部入力端子を備えていることが珍しくない。外部入力端子は、映像信号や音声信号を他の映像機器から入力するための端子である。このようなテレビ受像機では、外部入力端子の数を把握するのが面倒である。とりわけ、取扱説明書などを紛失してしまうと、直接、テレビ受像機の裏側を覗き込む必要がある。大型のテレビ受像機であれば、裏側を覗き込むことすら困難であろう。そこで、本実施形態では、制御装置100を利用することで、テレビ受像機などの外部入力端子をカウントする技術を提案する。
最近のテレビ受像機には多数の映像機器を接続できるようになっている。しかし、注意力を欠くと、どの外部入力端子にどの映像機器を接続したかが分からなくなってしまう。そこで、本実施形態では、どの外部入力端子にどの映像機器が接続されているかを事後的に特定する技術を提案する。
所望の電子装置において所望の動作を達成するためには、予め前提となる動作も達成されていなければならない。例えば、ビデオを再生する場合、ビデオの電源がONになっていること、テレビの入力が外部入力端子に切り替えられていること、テレビの電源がONになっていることは、その前提動作といえる。この場合、ユーザが全ての制御指示を入力するのは面倒であろう。例えば、「ビデオ再生」と入力するだけで、必要な他の動作が全て達成されれば便利である。しかしながら、上述したように、無駄な制御指示の送信は回避されるべきである。そこで、本実施形態では、未反映の制御指示を抽出する他の具体例について説明する。
Claims (14)
- 複数の電子装置を制御する制御装置であって、
各電子装置の動作状態を管理する管理手段と、
いずれかの前記電子装置を制御するための2以上の制御指示を入力する入力手段と、
入力された前記2以上の制御指示により制御されることになる電子装置を特定する特定手段と、
入力された前記2以上の制御指示のうち、特定された前記電子装置の前記動作状態に反映されていない制御指示を抽出する抽出手段と、
抽出された前記制御指示を、特定された前記電子装置に送信する送信手段と
を含むことを特徴とする制御装置。 - 前記管理手段は、各電子装置に対して送信された制御指示を履歴として記憶する履歴記憶手段を含み、
前記抽出手段は、記憶されている前記履歴に基づいて、前記動作状態に反映されていない制御指示を抽出することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 前記特定手段は、
入力された制御指示が、複数の電子装置に対して共通する制御指示であったときは、前記履歴上、最後に制御指示が送信された電子装置を、入力された該制御指示を送信すべき対象として特定することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。 - 順番に送信される複数の制御指示を1つにまとめたマクロ制御指示を登録する登録手段をさらに含み、
前記抽出手段は、前記マクロ制御指示が入力されると、該マクロ制御指示に含まれる複数の制御指示のうち、特定された前記電子装置の前記動作状態に反映されていない制御指示を抽出することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の制御装置。 - 入力された前記制御指示が、特定された前記電子装置の前記動作状態に既に反映されている制御指示であった場合は、該制御指示を既に反映済みであることまたは送信済みであることを警告する警告手段をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載された制御装置。
- 前記警告に対して、該警告の対象となった前記制御指示を前記動作状態に反映させることを希望する意思表示が入力されたときは、前記送信手段は、該制御指示を送信し、かつ、前記管理手段は、管理している前記動作状態を修正することを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
- 前記電子装置の1つがテレビ受像機である場合に、
前記テレビ受像機が備える外部入力端子の数をカウントするために、所定の制御指示が入力されるまで、該テレビ受像機に対して入力切替指示を繰り返し前記送信手段により送信させる送信制御手段と、
前記所定の制御指示が入力されるまでに送信された前記入力切替指示の数をカウントするカウント手段と
を含むことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の制御装置。 - 映像機器が接続されている外部入力端子を特定するために、
前記送信手段は、前記映像機器に対する電源投入指示を送信し、次に、所定の制御指示が入力されるまで、前記テレビ受像機に対して入力切替指示を繰り返し送信することを特徴とする請求項7に記載の制御装置。 - 前記入力手段は、
音声を入力するためのマイクと、
入力された音声をデジタル信号に変換する変換手段と、
各電子装置を制御するための制御指示の音声データを記憶した記憶手段と、
記憶されている前記音声データと、入力された前記音声のデジタル信号とを比較することで音声認識を実行する音声認識手段と
を含むことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の制御装置。 - 前記音声認識の認識率とは無関係な条件であって、入力された制御指示を無視するための条件が満たされたか否かを判定する判定手段と、
前記条件が満たされると、入力された前記制御指示を無視することを意味する音声メッセージを出力する音声出力手段と
をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の制御装置。 - 前記送信手段は、無線送信手段であることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の制御装置。
- 複数の電子装置を制御する制御方法であって、
各電子装置の動作状態を管理する管理工程と、
いずれかの前記電子装置を制御するための2以上の制御指示を入力する入力工程と、
入力された前記2以上の制御指示により制御されることになる電子装置を特定する特定工程と、
入力された前記2以上の制御指示のうち、特定された前記電子装置の前記動作状態に反映されていない制御指示を抽出する抽出工程と、
抽出された前記制御指示を、特定された前記電子装置に送信する送信工程と
を含むことを特徴とする制御方法。 - 複数の電子装置を制御する制御装置であって、
各電子装置の動作状態を管理する管理手段と、
各電子装置の動作と、該動作を実行する上での前提動作とを関連付けて記憶する記憶手段と、
いずれかの前記電子装置を制御するための制御指示を入力する入力手段と、
入力された前記制御指示に対応する動作に関連付けられている前提動作を特定する特定手段と、
特定された前記前提動作のうち、前記動作状態に反映されていない前提動作を抽出する抽出手段と、
抽出された前記前提動作を実行するための制御指示を、対応する電子装置に送信する送信手段と
を含むことを特徴とする制御装置。 - 複数の電子装置を制御する制御方法であって、
各電子装置の動作と、該動作を実行する上での前提動作とを関連付けて記憶する記憶工程と、
各電子装置の動作状態を管理する管理工程と、
いずれかの前記電子装置を制御するための制御指示を入力する入力工程と、
入力された前記制御指示に対応する動作に関連付けられている前提動作を特定する特定工程と、
特定された前記前提動作のうち、前記動作状態に反映されていない前提動作を抽出する抽出工程と、
抽出された前記前提動作を実行するための制御指示を、対応する電子装置に送信する送信工程と
を含むことを特徴とする制御方法。
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