JP2007242701A - アレスタ - Google Patents

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Takeshi Iwaida
武 岩井田
Kazuhiro Saito
和弘 齋藤
Kazuhisa Adachi
和久 足立
Nobuyuki Sema
信幸 瀬間
Shinan Ou
士楠 汪
Junichi Shinagawa
潤一 品川
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SWCC Corp
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Abstract

【課題】アレスタの放圧能力の向上を図る。
【解決手段】本発明のおけるシール蓋Fは、円盤状のシール蓋本体F1と、シール蓋本体F1の外周部に連設され、かつそれ自身の板厚がシール蓋本体F1の厚さより薄く形成された環状の薄厚部F2とを備えている。
このようなシール蓋Fの下部円筒部52下面への当接・固定により、OリングP2によってブッシング2の下部挿入孔52aが封止されると共に、ブッシング2のテーパ内面53aとゴムモールド体67のテーパ外面67bとの嵌合部に所定の面圧が付与される。
このような構成のアレスタにおいては、シール蓋の一部に放圧用の弱点部としての薄厚部F2ないし薄厚部F2の凹溝F2aにOリングP2が設けられていることから、アレスタに公称放電電流を大きく超える地絡電流が流れた際に発生する衝撃波を当該放圧用の弱点部から放出(放圧)させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、アレスタに係り、特に、酸化亜鉛を主成分とする複数個の非直線抵抗素子(以下「アレスタ素子」という。)の積層体(以下「アレスタ素子積層体」という。)を備えるアレスタに関する。
一般に、発電所や変電所等に設置されるガス絶縁開閉装置には、落雷時等に線路から侵入する異常電圧から開閉装置や変圧器等の電気機器を保護するためにアレスタが配設されている。
従来、このようなアレスタとしては、図6に示すように、アレスタ素子積層体100を絶縁ガスが封入されたタンク110の底部110aに立設し絶縁支持筒120を介して支持して成るもの(例えば、非特許文献1)、または、図7に示すように、機器ケース210の内壁にブッシング220を気密に取り付け、このブッシング220にアレスタ素子積層体230を着脱自在に装着して成るものが知られている(例えば、特許文献1)。なお、図6中、符号140は高圧側の偏心シールド、150は絶縁スペーサ、160は計装箱、170は吸着剤を示している。
しかしながら、前者のアレスタにおいては、アレスタ素子積層体100を構成するアレスタ素子の電圧分担を均一化するために、アレスタ素子積層体100の高圧側に大型のシールド130を配設しなければならず、このため、機器自体が大型化するという難点があり、また、アレスタ素子積層体100を有するガス絶縁開閉装置(以下「GIS(Gas Insulated Switchgear)」という。)の耐電圧試験を行なう際に、アレスタ素子積層体100を主回路導体(不図示)から切り離さなければならないため、切り離し装置(不図示)を設ける必要があり、このため機器の構造が複雑になるという難点があった。
一方、後者のアレスタにおいては、切り離し装置を設ける必要がないため構造が簡素化され、また、耐電圧試験を行なう際に機器ケース210内の絶縁ガスを回収したり、充填したりする作業を不要とすることができるものの、アレスタ素子積層体230の一部の外周に接地体としての機器ケース210が存在することから、アレスタ素子230aの電圧分担を均一にすることが困難であり、このため、その適用が22/33kV程度の中圧用の線路に制限されるという難点があった。
このため、本出願人等は、先に、図8に示すように、電気機器を収容する機器ケース300の開口部310に気密に装着されたブッシング320と、ブッシング320の挿入孔330内に機器ケース300の外部から着脱自在に装着されたアレスタモールド体340とを備えたアレスタ(以下「GIS内ガスタンク形アレスタ」という。)を開発し、出願している(特願2004−357915)。
ここで、アレスタモールド体340は、複数個のアレスタ素子350aを積層して成るアレスタ素子積層体350と、当該アレスタ素子積層体350の外周に設けられたシリコ−ンゴムから成るゴムモールド体360とで構成されている。
このような構成のGIS内ガスタンク形アレスタによれば、アレスタモールド体340の全体がブッシング320の挿入孔330の内部に収容されることで、従来のアレスタよりもより高い電圧階級の線路に適用することができ、ゴムモールド体360がブッシング320の先端部に向けて押圧されることで、ブッシング320の挿入孔330のテーパ内面330aとゴムモールド体360のテーパ外面360a間の面圧が確保され、界面での絶縁破壊を防止することができる。つまり、より具体的には、アレスタモールド体340の後端部にスプリング370が配設され、当該スプリング370にバネ力が付勢されることで、アレスタモールド体340をブッシング320の先端部に向けて押圧することができ、ブッシング320のテーパ内面330aにゴムモールド体360のテーパ外面360aを嵌合させることで、軸方向の押圧力を面圧として有効に作用させることができ、電界が集中する高圧シールド体380の後端側端部の内側に、面圧が有効に作用するテーパ外面360aを設けることで、アレスタ素子350aの電圧分担の均一化を図ることができる。
しかしながら、このような構成のGIS内ガスタンク形アレスタにおいては、アレスタモールド体340を構成するゴムモールド体360の外面がブッシング320の挿入孔330の内面に密着しているため、アレスタに公称放電電流を大きく超える地絡電流が複数回流れると、アレスタ素子350aが故障する場合があり、かかる場合にブッシング320内部に発生する衝撃波がブッシング320に伝播することで、ブッシング320が破壊し、アレスタ素子350aや部品等の飛散により、アレスタの周辺設備が破壊するおそれがあった。このため、アレスタやGISの復旧には、ガス処理や飛散した部品等の回収に多くの時間と労力を要するという難点があった。
電気学会技術報告 第851号 7(図2.10) 特開平1−232681(第1図)
本発明は、上述の難点を解決するためになされたもので、アレスタに公称放電電流を大きく超える地絡電流が流れた際に生じるブッシング内部の圧力をGIS外部に放出することで、GIS内部にブッシングおよび酸化亜鉛素子の破片が飛散しないようなアレスタを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様であるアレスタは、電気機器を収容する機器ケースの開口部に、開口部を気密に覆う如く配設されたブッシングと、ブッシングの挿入孔内に機器ケースの外部から着脱自在に装着されるアレスタ素子積層体とを備え、アレスタ素子積層体は、アレスタ素子積層体の外周に設けられた絶縁モールド体により一体化され、ブッシングの下面にはブッシングの挿入孔を封止するシール蓋が設けられ、シール蓋の一部には放圧用の弱点部が設けられているものである。
本発明の第2の態様は、第1の態様であるアレスタにおいて、弱点部は、シール蓋の一部に設けられた薄厚部を備えるものである。
本発明の第3の態様は、第2の態様であるアレスタにおいて、薄厚部のブッシングと対向する面に環状の凹溝がブッシングの挿入孔と同心状に設けられ、凹溝にOリングが収納されているものである。
本発明の第4態様であるアレスタは、電気機器を収容する機器ケースの開口部に、開口部を気密に覆う如く配設されたブッシングと、ブッシングの挿入孔内に機器ケースの外部から着脱自在に装着されるアレスタ素子積層体とを備え、アレスタ素子積層体は、アレスタ素子積層体の外周に設けられた絶縁モールド体により一体化され、ブッシングの下面にはブッシングの挿入孔を封止するシール蓋が設けられ、ブッシングの下方部には放圧用の弱点部が設けられているものである。
本発明の第5の態様は、第4の態様であるアレスタにおいて、弱点部は、ブッシングの一部に設けられた切欠部を備えるものである。
本発明の第6の態様は、第1の態様乃至第5の態様の何れかの態様であるアレスタにおいて、絶縁モールド体とブッシングの挿入孔間には気体層が設けられているものである。
本発明の第7の態様は、第1の態様乃至第6の態様の何れかの態様であるアレスタにおいて、アレスタ素子積層体は、酸化亜鉛を主成分とする複数個のアレスタ素子を積層して成る積層体と、積層体の高圧側に当接される接続導体と、積層体の低圧側に当接される押し金具とを備えるものである。
本発明の第8の態様は、第1の態様乃至第7の態様の何れかの態様であるアレスタにおいて、アレスタ素子積層体の先端部外周は、高圧シールド体により覆われているものである。
本発明の第9の態様は、第8の態様の何れかの態様であるアレスタにおいて、高圧シールド体の外周には、固体による絶縁層が設けられているものである。
本発明の第10の態様は、第1の態様乃至第9の態様の何れかの態様であるアレスタにおいて、アレスタ素子積層体の後端部は、機器ケースの開口部を通り、機器ケースの外部に導出されているものである。
本発明の第11の態様は、第1の態様乃至第10の態様の何れかの態様であるアレスタにおいて、アレスタ素子積層体の中間部の電界は、高圧シールド体の後端部と機器ケースの内面間の間隔の調整によりコントロールされているものである。
本発明の第12の態様は、第1の態様乃至第12の態様の何れかの態様であるアレスタにおいて、ブッシングの後端部は絶縁性の円筒状部材で形成され、円筒状部材は機器ケースの開口部を通り、機器ケースの外部に導出されているものである。
本発明の第13の態様は、第1の態様乃至第12の態様の何れかの態様であるアレスタにおいて、ブッシングは硬質のプラスチック樹脂で形成されているものである。
本発明の第1の態様乃至第13の態様のアレスタによれば、次のような効果がある。
第1に、機器ケースの開口部に気密に配設されたブッシングに機器ケースの外部からアレスタ素子積層体が着脱自在に装着されることから、従来のガス絶縁形アレスタのように、切り離し装置を設ける必要がなくなり、このため機器の構造を簡素化することができ、また、アレスタ素子の交換を行なう際に機器ケース内の絶縁ガスを回収したり、充填したりする作業を不要とすることができる。
第2に、アレスタ素子積層体の先端部外周が高圧シールド体により覆われていることから、アレスタ素子の電圧分担を均一化させることができ、ひいては66/77kV級の高圧線路にも適用できるアレスタを提供することができる。
第3に、アレスタ素子積層体の一部が機器ケースの外部に導出されていることから、機器の縮小化を図ることができる。
第4に、ブッシングの後端部を機器ケースの外部に気密に導出することで、機器の構造の簡素化、小型化および軽量化を図ることができる。
第5に、高圧シールド体の外周を絶縁性のバリヤで覆うことで、相間の絶縁距離や機器ケースとの絶縁距離を短くすることができ、機器の縮小化を図ることができる。
第6に、高圧シールド体を導電性の塗布層で形成することで、ブッシングの軽量化および低コスト化を図ることができる。
第7に、ブッシングの挿入孔を封止するシール蓋やブッシングの下方部に放圧用の弱点部が設けられていることから、アレスタに公称放電電流を大きく超える地絡電流が流れた際に生じるブッシング内部の圧力を放圧用の弱点部から放出することができ、ひいてはブッシングおよび酸化亜鉛素子の飛散を防止することができる。
以下、本発明のアレスタを適用した好ましい実施の形態例について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、アレスタ素子積層体の「先端部」、ブッシングの「先端部」とは、アレスタ素子積層体、ブッシングそれぞれの高圧側の端部をいい、図中では上方向に相当する。また、アレスタ素子積層体の「後端部」、ブッシングの「後端部」は、先端部と反対側の端部をいい、図中では下方向に相当する。
[実施例1]
図1は、66/77kV級の本発明のアレスタの一例を示す一部断面図である。
同図において、本発明のアレスタを有する電気機器は、開閉器等の電気機器(不図示)を気密に収容する機器ケ−ス1を備えており、機器ケ−ス1内には例えばSFガスなどの絶縁ガスが充填されている。また、機器ケース1の底部には開口部1aが設けられており、この開口部1aにはそれ自身の先端部を機器ケース1内に位置させ、かつそれ自身の中間部で開口部1aを気密に覆う如くブッシング2が配設され、このブッシング2内には後述するアレスタ素子積層体6が着脱自在に装着されている。
ブッシング2は、エポキシ樹脂のモールド体等から成る硬質でかつ絶縁性のブッシング本体3と、ブッシング本体3の先端部にブッシング本体3と同心状に埋設された高圧シールド体4とを備えている。
ブッシング本体3は、アレスタ素子積層体6の先端部を収容するための挿入孔(以下「先端部挿入孔」という。)51aを有する上端閉鎖の円筒部(以下「上部円筒部」という。)51と、アレスタ素子積層体6の下半部を収容するための挿入孔(以下「下部挿入孔」という。)52aを有する円筒部(以下「下部円筒部」という。)52と、アレスタ素子積層体6の中間部を収容するための挿入孔(以下「中間部挿入孔」という。)53aを有する円筒部(以下「中間円筒部」という。)53とを備えており、下部円筒部52の上部位置の外周には、六角板状の取付フランジ52bがブッシング2の軸線と直交する方向に突出するように連設されている。ここで、下部挿入孔52aの口径は、先端部挿入孔51aの口径よりも大径とされ、また、中間部挿入孔53aは、ブッシング2の先端部から後端部に向かって円錐状に広がるテーパ内面を有しており、この円錐状のテーパ内面を介して先端部挿入孔51aおよび下部挿入孔52aが連通されている。さらに、取付フランジ52bの外径は機器ケース1の開口部1aの口径より大径とされている。また、取付フランジ52bの各角部近傍には、それぞれボルト挿通孔h1、h2〜が設けられている。
高圧シールド体4は、上部円筒部51にその閉鎖部51bから上部円筒部51の後端部に跨って上部円筒部51と同心状に埋設される釣鐘状のシールド本体41と、シールド本体41の水平部中央に閉鎖部51bの上方に突出させた筒状部(以下「接続導体挿入部」という。)42と、接続導体挿入部42の上部に連設され主回路導体(不図示)に接続される主回路接続子43とを備えている。ここで、シールド本体41の側壁部41aは先端部から後端部に向かって円錐状に広がるように形成され、また、その軸方向の長さは上部円筒部51の閉鎖部51bから中間円筒部53の先端部近傍に至る長さとされている。なお、接続導体挿入部42はアレスタ素子積層体6の後述する接続導体62の挿入孔としての機能を有し、接続導体挿入部42の先端部に設けられた主回路接続子43はアレスタ素子積層体6の後述するコイル状のスプリング63のストッパとしての機能も有している。
このような構成の高圧シールド体4は、主回路接続子43を上部円筒部51の閉鎖部51bより上方に突出させ、側壁部41aが上部円筒部51の側壁部51c内に位置する如くして上部円筒部51と同心状に埋設されている。
このような構成のブッシング2は、ブッシング2の上部円筒部51および中間円筒部53が機器ケース1内に位置し、下部円筒部52が開口部1aを通り機器ケース1の外部に導出させることで、取付フランジ52bの上面を機器ケース1の開口部1aの周縁部の下面に当接させることができる。従って、このような構成のブッシング2においては、機器ケース1の開口部1aの周縁部に設けられた環状の凹溝1bにOリングP1を介在させ、取付フランジ52bのボルト挿通孔h1、h2〜に配設したボルトV1で締結することにより、ブッシング2を機器ケース1の開口部1aに気密に取り付けることができる。
一方、アレスタ素子積層体6は、酸化亜鉛を主成分とする複数個のアレスタ素子61aを積層して成る積層体61と、積層体61の先端部側(高圧側)に配設される接続導体62と、接続導体62の先端部側(高圧側)に配設されるコイル状のスプリング(以下「高圧側スプリング」という。)63と、積層体61の後端部側(低圧側)に配設される押し金具65と、押し金具65の下面側に配設されるコイル状のスプリング(以下「低圧側スプリング」という。)66と、積層体61の外周に接続導体62および押し金具65に跨って一体的にモールドされるシリコーンゴムなどから成るゴムモールド体67とを備えている。ここで、ゴムモールド体67の外面形状はブッシング2の挿入孔(上部挿入孔51a、下部挿入孔52a、テーパ付挿入孔53a)の内面形状と対応するように形成されている。具体的には、ゴムモールド体67の先端部側(高圧側)側には上部挿入孔51aの内面に当接する小径部67aが、中間部にはテーパ付挿入孔53aのテーパ内面53aに当接するテーパ外面を有する円錐状部67bが、後端部側(低圧側)には下部挿入孔52aの内面に当接する大径部67cがそれぞれ設けられている。また、アレスタ素子61aは、所定のバリスタ電圧を考慮して系統電圧に対応した個数が決定される。本実施例は、66kVの高圧線路に適用するものである。
接続導体62は、積層体61の高圧側に当接されるアレスタ素子61aと略同形の円板部62aと、この円板部62aの上面中央部に上方に向けて突設された円筒部62bとを備えており、円筒部62bの外周には図示しないテープ状の導体接続子(マルチコンタクト)を嵌着するための環状の凹溝62cが設けられている。
押し金具65は、ゴムモールド体67の後端部側(低圧側)の外径より若干小径とされた環状部材65aを備えており、この環状部材65aの上面中央部にはアレスタ素子61aと略同形の円盤状の押圧部65bが設けられ、下面側外周縁近傍には、例えば12個の凹陥部65cが円周方向に沿って等配する如くして設けられている。なお、図中65dは、環状部材65aの内周縁側に円周方向に沿って等配する如く設けられた例えば4個のネジ孔、65eは環状部材65aの下面側中央部に設けられた大径の凹陥部(以下「大径凹陥部」という。)を示している。
このような構成の積層体61の外周には、その先端部に接続導体62の円板部62aの下面を当接し、後端部に押し金具65の押圧部65bを当接した状態で、接続導体62の円板部62aの上面部および押し金具65の外周に跨ってシリコーンゴムなどのゴムモールド体67が設けられ、このゴムモールド体67により、積層体61が接続導体62および押し金具65と一体化される。
図2は、ブッシング2の下部円筒部52の下面に取り付けられるシール蓋の説明図で、分図(a)は同シール蓋の平面図、分図(b)は同シール蓋の側面図を示している。
図2(a)、(b)において、シール蓋Fはアルミニウム金具等の円盤状の金具から成り、それ自身の上面側(ブッシング2と対向する側)中央部に、押し金具65の大径凹陥部65eに差し込み接続可能な円柱状のボス部F1aが突設された円盤状のシール蓋本体F1と、シール蓋本体F1の外周部にそれ自身の上面側がシール蓋本体F1の上面側と面一になるように連設され、かつそれ自身の板厚がシール蓋本体F1の厚さより薄く形成された環状の薄厚部F2とを備えている。
ここで、シール蓋本体F1の厚さは15mm程度とされ、薄厚部F2の厚さは通常の使用状態における低圧側スプリング66の荷重で撓まないことを考慮してシール蓋本体F1の厚さの半分程度の厚さ(例えば7.5mm程度)とされている。また、薄厚部F2の外周縁近傍には、例えば8個のボルト挿通孔h3が円周方向に沿って等配する如くして設けられ、さらに薄厚部F2の内周縁近傍の上面側にはOリングP2(図1参照)を収納するための環状の凹溝F2aがブッシング下部挿入孔52aと同心状に設けられている。なお、図2(a)、(b)中、符号F1bはボス部F1aの外周に設けられた環状の凹溝、F1cは環状の凹溝F1bに嵌着されたテープ状の導体接続子、F1dは接地線(不図示)を取り付けるためのボルトV3(図1参照)の先端部が螺着されるネジ孔を示している。
次に、アレスタ素子積層体6をブッシング2内に着脱自在に装着する方法について説明する。
先ず、接続導体62の円筒部62b内に円筒部62bの内径と略同径のコイル状の高圧側スプリング63をその上半部が突出する如くして装着し、この状態でアレスタ素子積層体6の先端部(高圧側)をブッシング2内に挿入し、高圧側スプリング63の先端部が主回路接続子43の内壁面43aに当接するまで押し込む。これにより、凹溝62cに配設した導体接続子(マルチコンタクト)を構成する舌片(不図示)が接続導体挿入部42の内周面に電気的に接触すると共に、ゴムモールド体67の小径部67aがブッシング2の上部挿入孔51aの内面に、ゴムモールド体67のテーパ外面67bがブッシング2のテーパ内面53aに、ゴムモールド体67の大径部67cが下部挿入孔52aの内面と当接することになる。
次に、押し金具65の凹陥部65cに凹陥部65cの内径と略同径のコイル状の低圧側スプリング66をその下半部が突出する如くして装着すると共に、凹溝F2aにフッ素ゴム等から成るOリングP2を配設し、この状態で、ブッシング2の下部円筒部52の下面にシール蓋Fを当接し、さらにシール蓋Fのボルト挿通孔h3に挿通したボルトV2の先端部を下部円筒部52の下面に埋設した埋込金具Nに螺着する。これにより、シール蓋Fが下部円筒部52の下面に取り付けられる。
このようなシール蓋Fの下部円筒部52下面への当接・固定により、OリングP2によってブッシング2の下部挿入孔52aが封止されると共に、低圧側スプリング66が軸方向に押圧され、低圧側スプリング66に所定のバネ力が付勢され、ひいてはゴムモールド体67がブッシング2の先端部に向けて押圧され、かつブッシング2のテーパ内面53aとゴムモールド体67のテーパ外面67bとの嵌合部に所定の面圧が付与される。
また、ゴムモールド体67がブッシング2の先端部に向けて押圧されることにより、ゴムモールド体67の先端部に配置した高圧側スプリング63が軸方向に押圧され、当該高圧側スプリング63に所定のバネ力が付勢され、これにより、アレスタ素子61aと接続導体62間、アレスタ素子61a間、アレスタ素子61aと押圧部65b間に所定の面圧が付与され、これらの部材間が確実に接触する。
以上のように、このような構成のアレスタによれば、アレスタ素子積層体6の全体がブッシング2の挿入孔の内部に収容されることで、後述するように従来のアレスタよりもより高い電圧階級の線路に適用することができ、また、ゴムモールド体がブッシングの先端部に向けて押圧されることで、ブッシングの挿入孔内面とゴムモールド体外面の間の面圧が確保され、界面での絶縁破壊を防止することができる。つまり、より具体的には、アレスタモールド体の後端部にスプリングが配設され、当該スプリングにバネ力が付勢されることで、アレスタモールド体をブッシングの先端部に向けて押圧することができ、また、ブッシングのテーパ内面にゴムモールド体のテーパ外面を嵌合させることで、軸方向の押圧力を面圧として有効に作用させることができる。さらに、電界が集中する高圧シールド体の後端側端部の内側に、面圧が有効に作用するテーパ外面を設けることで、後述するようにアレスタ素子61aの電圧分担の均一化を図ることができる。
図3は、本実施例におけるアレスタの等電位分布図を示している。同図より、アレスタ素子積層体6の先端部は高圧シールド体4により遮蔽されることで、当該先端部に電界が集中せず、また、アレスタ素子積層体6の後端部は接地体としての機器ケース1の外部に配設されることで、当該後端部にも電界が集中せず、さらに、アレスタ素子積層体6の中間部は高圧シールド体4と接地体としての機器ケース1間の間隔の調整により電界が適正にコントロールされることで、当該中間部にも電界が集中しないことが判る。
ここで、シールド本体41と接地体としての機器ケース1がアレスタ素子積層体6に及ぼす影響について説明する。先ず、シールド本体41の下端部と機器ケース1の内面との間隔を短くすると、シールド本体41および機器ケース1の影響によりアレスタ素子積層体6の中間部における電界が密になり、これと反対に、両者の間隔を広くすると、当該中間部における電界が疎になるという関係がある。従って、単に、両者の間隔を広げた構成にすることのみでは、アレスタ素子61aの電圧分担を均一化させることが困難になる。この点、本実施例においては、アレスタ素子積層体6の先端部(アレスタ素子積層体6の1/3程度の長さ)および中間部(アレスタ素子積層体6の1/3程度の長さ)を機器ケース1内に位置させ、アレスタ素子積層体6の後端部(アレスタ素子積層体6の1/3程度の長さ)を機器ケース1の外部に位置させることで、高圧シールド体4と接地体としての機器ケース1との間隔が適正に調整され、アレスタ素子積層体6の中間部における電界を適正にコントロールすることができ、ひいてはアレスタ素子61aの電圧分担の均一化を図ることができる。
以上のように、本発明のアレスタによれば、機器ケース1の開口部1aに気密に取り付けられたブッシング2内にアレスタ素子積層体6を機器ケース1の外部から着脱自在に装着することができることから、従来のガス絶縁形アレスタのように、切り離し装置を設ける必要がなくなり、機器の構造を簡素化することができ、また、アレスタ素子の交換を行なう際に機器ケース1内の絶縁ガスを回収したり、充填したりする作業を不要とすることができる。さらに、アレスタ素子積層体6の先端部外周が高圧シールド体4により覆われていることから、アレスタ素子61aの電圧分担を均一化させることができ、ひいては66/77kV級の高圧線路にも適用できるアレスタを提供することができ、また、アレスタ素子積層体6の一部(低圧側)を機器ケース1の外部に導出させることで、機器の縮小化を図ることができる。さらに、シール蓋の一部に放圧用の弱点部としての薄厚部F2ないし薄厚部F2の凹溝F2aにOリングP2が設けられていることから、アレスタに公称放電電流を大きく超える地絡電流が流れた際に発生する衝撃波を当該放圧用の弱点部から放出(放圧)させることができ、ひいてはアレスタ素子やブッシングの飛散を防止することができる。すなわち、前述の衝撃波の発生に伴ってブッシング2内部の微小空間の圧力が上昇することで、あるいはアレスタ素子積層体6が下方に移動することで、図4に示すように、シール蓋Fの弱点部である薄厚部F2の上面側(下部円筒部52との対向面)が通常の使用状態における位置L1から衝撃波が発生した状態における位置L2まで撓み、ひいては、OリングP2と下部円筒部52の下面間に隙間が生じ、当該隙間から内部圧力が放出されることになる。なお、図4はシール蓋の半截断面図(右側断面図)を説明している。従って、本発明のアレスタによれば、ブッシング2の破壊圧力よりも低い内部圧力でシール蓋Fから圧力が解放されることから、アレスタ素子やブッシングの飛散を防止することができる。
[実施例2]
図5は、本発明の第2の実施例におけるアレスタの一部断面図を示している。なお、同図において、図1と共通する部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図5において、この実施例においては、図1に示す押し金具65に代えて、アルミニウム合金等の導電性の円柱状部材から成る押し金具(以下「円柱状押し金具」という。)65´が使用されている。なお、円柱状押し金具65´の外径はアレスタ素子61aの外径と略同径とされている。
また、積層体61の外周には、その先端部に接続導体62の円板部62aの下面を当接し、後端部に円柱状押し金具65´の上面を当接した状態で、接続導体62の円板部62aの上面部および円柱状押し金具65´の中間部外周に跨ってシリコーンゴムなどの絶縁モールド体67´が設けられ、この絶縁モールド体67´により、積層体61が接続導体62および円柱状押し金具65´と一体化される。
ここで、絶縁モールド体67´は、積層体61、接続導体62および円柱状押し金具65´を一体化するに十分な厚さとされ、当該厚さを可及的に薄くすることで、アレスタ素子積層体6をブッシング2内部に収容した状態において、アレスタ素子積層体6とブッシング2の挿入孔(先端部挿入孔51a、中間部挿入孔53a、下部挿入孔52a)間に空気、窒素などの気体層Gが形成されることになる。また、このような絶縁モールド体67´を積層体61の外周に設けることで、積層体61の外表面の電界を緩和することができる。なお、絶縁モールド体67´はシリコーンゴムによるモールド体に代えてエポキシ樹脂等のゴム、プラスチック樹脂によるモールド体で形成してもよい。
さらに、この実施例においては、ブッシング2の下方部に、すなわち、機器ケース1の外部に導出されたブッシング2の下部円筒部52に放圧用の弱点部Wが設けられている。放圧用の弱点部Wは、具体的にはブッシング2の下部円筒部52の一部の外周に設けられた環状の切欠部Cで構成され、この切欠部Cを設けることでブッシング2の下方部の一部の厚さが薄くなっている。
また、この実施例においては、図1に示すシール蓋Fに代えて、それ自身の上面側中央部に円柱状押し金具65´と略同形の円形状の凹陥部Fa´が設けられたアルミニウム金具等の金具から成るシール蓋F´が使用されている。
この実施例においては、第1の実施例と同様に、接続導体62の円筒部62b内に円筒部62bの内径と略同径のコイル状の高圧側スプリング63をその上半部が突出する如くして装着し、この状態でアレスタ素子積層体6の先端部(高圧側)をブッシング2内に挿入し、高圧側スプリング63の先端部が主回路接続子43の内壁面43aに当接するまで押し込み、さらに、シール蓋Fの凹陥部Faに円柱状押し金具65´の下半部を装着すると共に、当該シール蓋Fの上面側をブッシング2の下部円筒部52の下面に当接し、シール蓋Fの下面側より挿通させたボルトV2の先端部をブッシング2の埋込金具Nのネジ孔に螺合させることで、シール蓋F´が下部円筒部52の下面へ当接・固定される。従って、この実施例においても、アレスタ素子積層体6がブッシング2の先端部に向けて押圧され、アレスタ素子積層体6の先端部に配置した高圧側スプリング63が軸方向に押圧され、当該高圧側スプリング63に所定のバネ力が付勢され、ひいては、アレスタ素子61aと接続導体62間、アレスタ素子61a間、アレスタ素子61aと円柱状押し金具65´間に所定の面圧が付与され、これらの部材間が確実に接触することになる。
以上のように、第2の実施例においても、第1の実施例と同様に、機器ケース1の開口部1aに気密に取り付けられたブッシング2内にアレスタ素子積層体6を機器ケース1の外部から着脱自在に装着することができることから、従来のガス絶縁形アレスタのように、切り離し装置を設ける必要がなくなり、機器の構造を簡素化することができ、また、アレスタ素子の交換を行なう際に機器ケース1内の絶縁ガスを回収したり、充填したりする作業を不要とすることができる。さらに、アレスタ素子積層体6の先端部外周が高圧シールド体4により覆われていることから、アレスタ素子61aの電圧分担を均一化させることができ、ひいては66/77kV級の高圧線路にも適用できるアレスタを提供することができ、また、アレスタ素子積層体6の一部(低圧側)を機器ケース1の外部に導出させることで、機器の縮小化を図ることができる。さらに、絶縁モールド体とブッシングの挿入孔間に気体層Gが設けられると共にブッシングの下方部に、すなわち機器ケースの外部に導出されたブッシング2の下部円筒部52に放圧用の弱点部Wが設けられていることから、アレスタに公称放電電流を大きく超える地絡電流が流れた際に発生する衝撃波によりGISの外部においてブッシング2の弱点部Wである切欠部Cを破壊させることができる。従って、この実施例においては、アレスタに公称放電電流を大きく超える地絡電流が流れた際にGISの外部においてブッシングを破壊させることで、GIS内部にアレスタ素子やブッシングの破片が飛散しないようにすることができる。
本発明は、特許請求の範囲内で、次のように、変更、修正を加えることができる。
第1に、前述の実施例においては、機器ケース1の底部にブッシングを配設した場合について説明しているが、機器ケース1の側壁にブッシングを配設してもよい。
第2に、前述の実施例においては、66/77kVの高圧線路に本発明のアレスタを適用する場合について説明しているが、66kV未満の線路若しくは77kVを超える高圧線路に本発明のアレスタを適用してもよい。
第3に、前述の第1の実施例においては、絶縁モールド体の外面がブッシングの挿入孔の内面に密着させた場合について説明しているが、第2の実施例と同様に、絶縁モールド体とブッシングの挿入孔間に空気層を形成してもよい。
第4に、前述の第2の実施例においては、絶縁モールド体とブッシングの挿入孔間に空気層を形成した場合について説明しているが、第1の実施例と同様に、絶縁モールド体の外面をブッシングの挿入孔の内面に密着させてもよい。
本発明の第1の実施例におけるアレスタの一部縦断面図。 本発明の第1の実施例におけるシール蓋の説明図で、分図(a)はシール蓋の平面図、分図(b)はシール蓋の側面図。 本発明の第1の実施例におけるアレスタの等電位分布図。 本発明の第1の実施例におけるアレスタの内圧上昇時の薄厚部の撓み状況を示す説明図。 本発明の第2の実施例におけるアレスタの一部縦断面図。 従来のアレスタの一部断面図。 従来のアレスタの一部断面図。 従来のアレスタの一部断面図。
符号の説明
1・・・機器ケース
1a・・・開口部
2・・・ブッシング
4・・・高圧シールド体
6・・・アレスタ素子積層体
61・・・積層体
67・・・絶縁モールド体
C・・・切欠部
F・・・・シール蓋
F2・・・薄厚部
G・・・気体層
W・・・弱点部

Claims (13)

  1. 電気機器を収容する機器ケースの開口部に、前記開口部を気密に覆う如く配設されたブッシングと、前記ブッシングの挿入孔内に前記機器ケースの外部から着脱自在に装着されるアレスタ素子積層体とを備え、
    前記アレスタ素子積層体は、前記アレスタ素子積層体の外周に設けられた絶縁モールド体により一体化され、
    前記ブッシングの下面には前記ブッシングの挿入孔を封止するシール蓋が設けられ、
    前記シール蓋の一部には放圧用の弱点部が設けられていることを特徴とするアレスタ。
  2. 前記弱点部は、前記シール蓋の一部に設けられた薄厚部を備えることを特徴とする請求項1記載のアレスタ。
  3. 前記薄厚部の前記ブッシングと対向する面に環状の凹溝が前記ブッシングの挿入孔と同心状に設けられ、前記凹溝にOリングが収納されていることを特徴とする請求項2記載のアレスタ。
  4. 電気機器を収容する機器ケースの開口部に、前記開口部を気密に覆う如く配設されたブッシングと、前記ブッシングの挿入孔内に前記機器ケースの外部から着脱自在に装着されるアレスタ素子積層体とを備え、
    前記アレスタ素子積層体は、前記アレスタ素子積層体の外周に設けられた絶縁モールド体により一体化され、
    前記ブッシングの下面には前記ブッシングの挿入孔を封止するシール蓋が設けられ、
    前記ブッシングの下方部には放圧用の弱点部が設けられていることを特徴とするアレスタ。
  5. 前記弱点部は、前記ブッシングの一部に設けられた切欠部を備えることを特徴とする請求項4記載のアレスタ。
  6. 前記絶縁モールド体とブッシングの挿入孔間には気体層が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5何れか1項記載のアレスタ。
  7. 前記アレスタ素子積層体は、酸化亜鉛を主成分とする複数個のアレスタ素子を積層して成る積層体と、前記積層体の高圧側に当接される接続導体と、前記積層体の低圧側に当接される押し金具とを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6何れか1項記載のアレスタ。
  8. 前記アレスタ素子積層体の先端部外周は、高圧シールド体により覆われていることを特徴とする請求項1乃至請求項7何れか1項記載のアレスタ。
  9. 前記高圧シールド体の外周には、固体による絶縁層が設けられていることを特徴とする請求項8記載のアレスタ。
  10. 前記アレスタ素子積層体の後端部は、前記機器ケースの開口部を通り、前記機器ケースの外部に導出されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9何れか1項記載のアレスタ。
  11. 前記アレスタ素子積層体の中間部の電界は、前記高圧シールド体の後端部と前記機器ケースの内面間の間隔の調整によりコントロールされていることを特徴とする請求項1乃至請求項10何れか1項記載のアレスタ。
  12. 前記ブッシングの後端部は絶縁性の円筒状部材で形成され、前記円筒状部材は前記機器ケースの開口部を通り、前記機器ケースの外部に導出されていることを特徴とする請求項1乃至請求項11何れか1項記載のアレスタ。
  13. 前記ブッシングは硬質のプラスチック樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項12何れか1項記載のアレスタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110277205A (zh) * 2019-07-08 2019-09-24 国网新疆电力有限公司检修公司 一种具有储胶防潮密封结构的高压避雷器

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