JP2007241912A - 信号処理回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】CPU間のデータ送受信に必要となるメモリ領域を削減することを目的とする。
【解決手段】本発明の信号処理回路は、データ転送側のCPU1に出力バッファを設けず、受信側のCPU2に転送するべきデータはDMA制御回路9を用いて直接受信側のCPU2の入力バッファに書き込む構成をとる。こうする事で複数のCPU間でのデータ転送に必要となるメモリ容量を削減する事が出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は複数のCPU間でのデータ転送を行う信号処理回路に関する。
一般に、複数のCPU間でのデータ転送する場合には、図10に示す様な構成の回路によりデータ転送を行う。
図10は従来の信号処理回路を例示する回路図である。
以下、図10を参照しながら従来の信号処理回路におけるデータ転送の一例を説明する。
図10において、1及び2は各種演算を司る第一のCPUと第二のCPUである。そして、5及び6は前記第一のCPU1と前記第二のCPU2がランダムアクセスを行う第一のメモリ及び第二のメモリである。そして、7は予め決められたタイミングで前記第一のメモリ5の出力バッファに書かれたデータを読み出すためのDMA読み出し制御回路であり、8は前記読み出し回路から得られたデータを順次前記第二のメモリ6の入力バッファに書き込むためのDMA書き込み制御回路である。そして、3は第一のCPU1による第一のメモリ5へのアクセスと前記DMA読み出し制御回路7による第一のメモリ5へのアクセスとを調停する第一のアービター回路であり、4は第二のCPU2による第二のメモリ6へのアクセスと前記DMA書き込み制御回路8による第二のメモリ6へのアクセスとを調停する第二のアービター回路である。
この様に構成された従来の信号処理回路に関して、以下、図10と図11と図12とを用いて説明を行う。図11は従来の信号処理回路におけるメモリのメモリマップを示す図であり、図11(a)は第一のCPU1が演算に使う第一のメモリ5のメモリマッピング、図11(b)は第二のCPU2が演算に使う第二のメモリ6のメモリマッピングである。また、図12は従来の信号処理回路のメモリ間データ転送におけるタイミングチャートであり、DMA読み出し制御回路7とDMA書き込み制御回路8による第一のメモリ5から第二のメモリ6へのデータ転送の様子を示したタイミングチャートである。
図11に示した例では第一のCPU1はアドレス空間 0x0000〜0x7FFF をWORK領域として使い、0x8000〜0xFFFFまでを出力バッファとして使っている。そして、さらに出力バッファは、A面:0x8000〜0xBFFF と、B面:0xC000〜0xFFFFとに細分される。DMA読み出し制御回路7は1処理単位である1フレーム毎にA面とB面を交互にバンク切り替えしてアクセスする事となる。また、第二のCPU2も同様にアドレス空間 0x0000〜0x7FFF をWORK領域として使い、0x8000〜0xFFFFまでを入力バッファとして使っている。そしてさらに入力バッファは、C面:0x8000〜0xBFFF と、D面:0xC000〜0xFFFFとに細分される。そしてDMA書き込み制御回路8においても1フレーム毎にC面とD面を交互にバンク切り替えしてアクセスする事となる。
ここで、図12を用いてバンク切り替えの様子を説明する。DMA読み出し制御回路7とDMA書き込み制御回路8はそれぞれ第一のCPU1と第二のCPU2が演算を行うフレーム単位毎にバンク切り替えを行う。図12の例では最初の第nフレームでDMA読み出し制御回路7がA面のデータの読み出しを行い、同時にDMA書き込み制御回路8ではC面へのデータ書き込みを行う。そして、次の第n+1フレームではDMA読み出し制御回路7はB面のデータの読み出しを行い、同時にDMA書き込み制御回路8ではD面へのデータ書き込みを行う。なお、当然の事ながら、第一のCPU1と第二のCPU2がデータの書き込みを行う入出力バッファ領域は、上記説明でDMA読み出し制御回路7,DMA書き込み制御回路8がアクセスしているのとは逆のバンク領域となる(例えば、特許文献1参照)。
特開平1−278173号公報
しかしながら、前述した従来の信号処理回路では、第一のメモリ5と第二のメモリ6にそれぞれ出力バッファと入力バッファとが必要となり、結果として第一のCPU1から第二のCPU2に対して転送しなければならないデータ量の4倍のメモリ領域が必要となる。よって、特にCPU間で転送するべきデータ量が多い場合は、データ転送のために必要となるメモリ領域の増大がそのままチップ面積に直結する事となる。また、上記従来の例では2つのCPU間における片方向のデータ転送に関して説明したが、3つ以上のCPUが両方向のデータ転送をする場合は、メモリ領域の増大はさらに大きくなりチップサイズの増大がより大きな課題となる。
本発明の信号処理回路はこの様な問題を解決するためになされたもので、CPU間のデータ送受信に必要となるメモリ領域を削減することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の信号処理回路は、第一のCPUおよび第二のCPUの間でデータ転送を行う信号処理回路であって、前記第一のCPUがアクセス可能な第一のメモリと、前記第二のCPUがアクセス可能な第二のメモリと、前記第一のCPUがアクセスするメモリアドレスが前記第二のCPUへのデータ転送に用いる仮想メモリ空間を示すメモリアドレスであるかどうかを判断するアドレス検出回路と、前記アドレス検出回路の検出結果が前記仮想メモリ空間へのアクセスである場合に前記第一のCPUがアクセスするメモリアドレスを保持するアドレスラッチ回路と、前記アドレス検出回路の検出結果が前記仮想メモリ空間へのアクセスである場合に前記第一のCPUからの書き込みデータを保持するデータラッチ回路と、前記第一のCPUのアクセスが前記仮想メモリ空間への書き込み処理である場合に前記第二のメモリへの書き込みを調停するするアービター回路とを有し、前記第一のCPUから前記第二のCPUへのデータ転送時には、DMA処理として前記第一のCPUが送信したアドレスとデータそれぞれを前記アドレスラッチ回路および前記データラッチ回路に保持してから前記第二のメモリに書き込み、前記第二のメモリから前記第二のCPUにデータを転送することを特徴とする。
請求項2記載の信号処理回路は、請求項1記載の信号処理回路において、前記アービター回路の優先順位として、前記第一のCPUのDMA処理を最優先とすることを特徴とする。
請求項3記載の信号処理回路は、請求項1記載の信号処理回路において、前記アービター回路における前記第一のCPUからのDMA処理の要求を周期的に行い、前記仮想メモリ空間へのアクセスを前記DMA処理の要求周期以上の間隔で行うことを特徴とする。
請求項4記載の信号処理回路は、第一のCPUおよび第二のCPUの間でデータ転送を行う信号処理回路であって、前記第一のCPUがアクセス可能な第一のメモリと、前記第二のCPUがアクセス可能な第二のメモリと、前記第一のCPUがアクセスするメモリアドレスが前記第二のCPUへのデータ転送に用いる仮想メモリ空間を示すメモリアドレスであるかどうかを判断するアドレス検出回路と、前記アドレス検出回路の検出結果が前記仮想メモリ空間へのアクセスである場合に前記第一のCPUがアクセスするメモリアドレスを保持するアドレスラッチ用FIFOと、前記アドレス検出回路の検出結果が前記仮想メモリ空間へのアクセスである場合に前記第一のCPUからの書き込みデータを保持するデータラッチ用FIFOと、前記第一のCPUのアクセスが前記仮想メモリ空間への書き込み処理である場合に前記第二のメモリへの書き込みを調停するするアービター回路とを有し、前記第一のCPUから前記第二のCPUへのデータ転送時には、DMA処理として前記第一のCPUが送信したアドレスとデータそれぞれを前記アドレスラッチ用FIFOおよび前記データラッチ用FIFOに保持してから前記第二のメモリに書き込み、前記第二のメモリから前記第二のCPUにデータを転送することを特徴とする。
請求項5記載の信号処理回路は、請求項1記載の信号処理回路において、DMA処理中に次のDMA処理が受け付けられた場合に、前記第一のCPUをホールドさせるBUSY信号生成回路を設けることを特徴とする。
請求項6記載の信号処理回路は、請求項4記載の信号処理回路において、前記アドレスラッチ用FIFOおよび前記データラッチ用FIFOがオーバーフローした場合に、前記第一のCPUをホールドさせるBUSY信号生成回路を設けることを特徴とする。
請求項7記載の信号処理回路は、請求項1記載の信号処理回路において、1フレームで、前記第一のCPUによる前記第二のメモリへのデータ書き込み処理と前記第二のCPUによるデータ読み出し処理を時分割処理することを特徴とする。
請求項8記載の信号処理回路は、請求項7記載の信号処理回路において、前記第一のCPUによる前記第二のメモリへのデータ書き込み処理と、前記第二のCPUによるデータ読み出し処理を外部から入力されるフレーム同期信号に同期して行い、それぞれ0.5フレーム以内に行うことを特徴とする。
請求項9記載の信号処理回路は、請求項7記載の信号処理回路において、前記第一のCPUによる前記第二のメモリへのデータ書き込み処理と前記第二のメモリへのデータ書き込み処理の切り替えを前記第一のCPUが出力するデータ転送中フラグを用いて行うことを特徴とする。
請求項10記載の信号処理回路は、請求項1記載の信号処理回路において、前記第一のCPUがアクセスするメモリアドレスにオフセット値を加算してから前記アドレスラッチ回路にラッチすることを特徴とする。
以上により、CPU間のデータ送受信に必要となるメモリ領域を削減することが出来る。
以上のように本発明の信号処理回路は、第一のCPUが実際にメモリが存在しない仮想メモリ空間にデータ書き込みアクセスを実施した際に、アービター回路を通して第二のCPUに接続された第二のメモリ上の入力バッファ領域にデータ書き込みがなされる構成を有する。
この構成により本発明の信号処理回路は、データ送信側のCPUが直接他のCPUに対してDMAを行う事が出来るようになり、データ送信側のCPUメモリに出力バッファが必要なくなる。また、上記CPU間のデータ送受信期間を短くする事で、さらにデータ受信側CPUでの入力バッファを削減する事が可能となり、結果としてCPU間のデータ送受信に必要となるメモリ領域をさらに削減する事が出来る。
以下本発明の第一の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1に本発明の第一の実施の形態における信号処理回路を示す回路図を示す。また、図2は本発明の第一の実施の形態におけるメモリのメモリマップを示す図であり、図2(a)は第一のCPU1が演算に使う第一のメモリ5のメモリマッピング、図2(b)は第二のCPU2が演算に使う第二のメモリ6のメモリマッピングである。図3は本発明の第一の実施の形態による信号処理回路のメモリ間データ転送におけるタイミングチャートである。
図1における第一のCPU1,第二のCPU2,第二のアービター回路4,第一のメモリ5,第二のメモリ6に関しては、図10において説明した従来例と同一である。そして、図1における9は、第二のCPU2にデータを転送するために第一のメモリ5の実際には存在しない「仮想アドレス空間」に第一のCPU1がアクセスした際に、その書き込みアドレスと書き込みデータを保持するためのDMA制御回路である。この回路は、第一のCPU1がアクセスしたアドレスが「仮想アドレス空間」であることを検出するためのアドレス検出器10、第一のCPU1がアクセスしたアドレスと書き込みを指示する信号を検出して前記「仮想アドレス空間」に対して書き込み処理が施された事を検出するためのANDゲート11、前記ANDゲート11出力によって「仮想アドレス空間」へのアクセスが検出された場合に、第一のCPU1から出力されたメモリ書き込みアドレスとメモリ書き込みデータをそれぞれ保持するためのラッチ13,14により構成されており、第一のCPU1が「仮想アドレス空間」へのデータ書き込み処理を行った場合のみ、その時のメモリ書き込みアドレスとデータをラッチし、レジスタ12によってDMA起動信号を出力する。そして、第二のアービター回路4ではDMA制御回路9から出力されたレジスタ12のDMA起動信号により、最優先に第二のメモリ6に対するデータ書き込みを行う。さらに、図2を用いて、第一のCPU1と第二のCPU2のメモリマップを示す。前記説明による「仮想アドレス空間」は第一のCPU1の0x8000〜0xFFFFに該当し、この領域には第一のメモリ5は存在しない。そして、第一のCPU1がこの領域に任意のデータ書き込みを行った場合は、実際には第二のアービター回路4にて最優先処理が行われ、第二のCPU2の保持する第二のメモリ6の0x8000〜0xFFFFの領域に個々のデータが書かれる事となる。そして、図3に示したタイミングチャートの様に、第一のCPU1からの書き込みの際には仮想領域であるDMA制御回路9にデータをラッチさせ、第二のメモリ6に対して書き込んだデータに対する第二のCPU2の読み出し処理のみ1フレームごとに第二のメモリ6のバンクを切り替えて処理される様に動作する。
以上のように、本発明では、第一のCPU1から第二のCPU2へデータを転送する回路において、従来、第一のCPUからデータを書き込まれる第一のメモリ5の格納領域に代わり、第一のメモリ5の仮想領域としてデータをラッチすることが可能なDMA制御回路を用いるDMA処理を行なうことにより、CPU間のデータ送受信に必要となるメモリ領域を削減することが出来、チップ面積を削減することが出来る。
また、上記の説明では第二のアービター回路4においてDMA制御回路9からのDMA起動が最優先処理される場合に関して説明したが、システム設計として第一のCPU1にて「仮想アドレス空間」をアクセスする頻度が第二のアービター回路4において前記DMA起動が処理される頻度以下であれば良い訳である。例えば、第二のアービター回路4において4クロックに1回必ずDMA制御回路9からのDMA起動を処理する様に設計され、かつ第一のCPU1においては「仮想アドレス空間」へのアクセスインターバルが最小でも4クロック以上となる様に考慮されていれば、必ずしも第二のアービター回路4におけるDMA制御回路9からのDMA起動は最優先処理される必要はない。これが本発明の第二の実施の形態となる。
次に図4を用いて本発明による第三の実施の形態を説明する。
図4は本発明の第三の実施の形態における信号処理回路のDMA制御回路を示す図である。
図4においては、第二のアービター回路4に対するDMA起動信号と、個々のDMAに必要となる書き込みアドレスと書き込みデータをFIFO回路15,16,17により保持する構成である。この場合は、ANDゲート11により「仮想アドレス空間」への書き込みが検出される度、FIFO回路15,16,17への書き込みが施され、第二のアービター回路4にてDMA起動が処理される度にFIFO回路15,16,17が保持していたデータが消費されて行く。この様にDMA制御回路をFIFOを用いた構成にする事で、CPU間のデータ送受信に必要となるメモリ領域を削減することが出来ると共に、第二のアービター回路4における調停処理が滞った場合でも、FIFO回路の段数の範囲でシステムが破綻する事がなくなる。
さらに、図5と図6を用いて本発明による第四の実施の形態を説明する。
図5は本発明の第四の実施の形態における信号処理回路のDMA制御回路を示す図であり、図6は本発明の第四の実施の形態による信号処理回路のメモリ間データ転送におけるタイミングチャートである。
図5の特徴は、第一の実施の形態におけるDMA制御回路9に対して、転送におけるDMA処理の際に、第一のCPU1から与えられる起動信号によりセットされ、第二のアービター回路4からのDMA受付信号によってリセットされるBUSY信号生成回路18が設けられている事である。BUSY信号は、通常、図6におけるA0,D0アクセスの場合の様に、すぐにDMA受付信号が返って来るため、次の起動信号が来る前にLOWとなる。しかし、A1,D1アクセスの場合の様にDMA受付信号が返って来るのが遅れた場合、次の起動信号と重なってしまう場合がある。この様な場合は、ANDゲート19によって第一のCPU1がホールドされる事となり、同時にラッチ13,14やDMA起動信号生成用のレジスタ12も同時にクロックが停止しホールド状態となる。そして、第二のアービター回路4からのDMA受付信号を受理した後で第一のCPU1のホールド処理が解除される。このように、DMA処理中に次のDMA処理が受け付けられ場合に第一のCPU1をホールドさせるBUSY信号生成回路18を設けることにより、DMA用アドレス信号とデータ信号を保持するラッチ13,14においては、CPUホールド期間中データラッチが行なわれず、第二のアービター回路4からのDMA受付信号を受理した後で「仮想アドレス空間」へのアドレス信号とデータ信号をラッチする事となる。この様に設計する事により第二のアービター回路4での調停処理により、いかに長い間DMA起動要求が待たされる事になっても決してシステムが破綻しないような構成を確保しながら、CPU間のデータ送受信に必要となるメモリ領域を削減することが出来る。
また、図7は本発明の第五の実施の形態における信号処理回路のDMA制御回路を示す図である。
図7において、DMA制御回路の基本構成要素は、図4に示したものと同じであり、第三の実施の形態の構成に、第四の実施の形態で説明したBUSY信号生成回路18と、FIFOでのオーバーフローを検出する回路としてFIFOオーバーフロー検出回路20が追加されている。上記回路は、FIFOがオーバーフローするまでの間は図4に示した第三の実施の形態と同じ動作をするが、FIFOがオーバーフローした状態で「仮想アドレス空間」への起動が掛かった場合のみ、オーバーフロー検出回路20の出力値によりBUSY信号生成回路18をセットして第一のCPU1をホールドさせ、図5に示した回路と同様にFIFO15,16,17のラッチがウエイトされる事が特徴である。図7の構成では「仮想アドレス空間」への起動が毎クロック発生すると、その度にCPUホールドが発生すると言う図5の回路の欠点を克服し、かつ第二のアービター回路4での調停によるDMAアクセス待ちが長時間続くとシステムが破綻すると言った図4の回路の欠点を克服しながら、CPU間のデータ送受信に必要となるメモリ領域を削減する事が可能となる。
次に、図8は本発明の第六の実施の形態による信号処理回路のメモリ間データ転送におけるタイミングチャートである。上記の通り、図2,図3に示した実施の形態では第二のCPU2における第二のメモリ6の入力バッファをバンク切り替えした場合に関して説明したが、図8では時分割処理した場合の例を示す。この場合は0.5フレーム毎に交番し、信号処理回路の外部から入力されるフレーム同期信号を用いて、フレームの前半で第二のメモリ6に対する書き込みを行い、フレームの後半で第二のメモリ6に書き込まれたデータの読み出し処理を行っている。こうする事により第二のメモリ6におけるD面の入力バッファを省略する事が出来るため、CPU間のデータ転送に必要となるメモリ容量をさらに半分にする事が可能となる。
さらに、図9は本発明の第七の実施の形態による信号処理回路のメモリ間データ転送におけるタイミングチャートである。上記第六の実施の形態ではフレーム同期信号を用いたのに対して、本実施の形態では第一のCPU1が第二のメモリ6にデータを書き込んでいる状態を示し、CPU1からCPU2に直接出力されるデータ転送中フラグを用いており、第二のCPU2は同フラグがLOWになった時点で即座に書き込み済みデータの読み出しを行う。この様な方式にする事で、第二のCPU2においては、フレーム同期信号を待たずにデータ転送後即座に転送されたデータの処理を行い、CPU間のデータ送受信に必要となるメモリ領域を削減することが出来る。また、逆に第一のCPU1において第二のメモリ6に対するデータ書き込みが0.5フレーム以内に終わらなくても、システムが破綻する事がない。
最後に図1に示した構成では、ラッチ13に格納するアドレス値を第一のCPU1のアドレス信号そのものとしたが、事前に他のレジスタにオフセット値を格納しておき、同レジスタの出力データと第一のCPU1のアドレス信号との加減算結果をラッチ13にて格納する事により、第二のメモリ6のメモリマッピングに自由度を持たせる事も可能となる。
本発明はCPU間のデータ送受信に必要となるメモリ領域を削減することが出来、複数のCPU間でのデータ転送を行う信号処理回路等に有用である。
本発明の第一の実施の形態における信号処理回路を示す回路図 本発明の第一の実施の形態におけるメモリのメモリマップを示す図 本発明の第一の実施の形態による信号処理回路のメモリ間データ転送におけるタイミングチャート 本発明の第三の実施の形態における信号処理回路のDMA制御回路を示す図 本発明の第四の実施の形態における信号処理回路のDMA制御回路を示す図 本発明の第四の実施の形態による信号処理回路のメモリ間データ転送におけるタイミングチャート 本発明の第五の実施の形態における信号処理回路のDMA制御回路を示す図 本発明の第六の実施の形態による信号処理回路のメモリ間データ転送におけるタイミングチャート 本発明の第七の実施の形態による信号処理回路のメモリ間データ転送におけるタイミングチャート 従来の信号処理回路を例示する回路図 従来の信号処理回路におけるメモリのメモリマップを示す図 従来の信号処理回路のメモリ間データ転送におけるタイミングチャート
符号の説明
1 第一のCPU
2 第二のCPU
3 第一のアービター回路
4 第二のアービター回路
5 第一のメモリ
6 第二のメモリ
7 DMA読み出し制御回路
8 DMA書き込み制御回路
9 DMA制御回路
10 アドレス検出器
11 ANDゲート
12 レジスタ
13 ラッチ
14 ラッチ
15 FIFO
16 FIFO
17 FIFO
18 BUSY信号生成回路
19 ANDゲート
20 FIFOオーバーフロー検出回路

Claims (10)

  1. 第一のCPUおよび第二のCPUの間でデータ転送を行う信号処理回路であって、
    前記第一のCPUがアクセス可能な第一のメモリと、
    前記第二のCPUがアクセス可能な第二のメモリと、
    前記第一のCPUがアクセスするメモリアドレスが前記第二のCPUへのデータ転送に用いる仮想メモリ空間を示すメモリアドレスであるかどうかを判断するアドレス検出回路と、
    前記アドレス検出回路の検出結果が前記仮想メモリ空間へのアクセスである場合に前記第一のCPUがアクセスするメモリアドレスを保持するアドレスラッチ回路と、
    前記アドレス検出回路の検出結果が前記仮想メモリ空間へのアクセスである場合に前記第一のCPUからの書き込みデータを保持するデータラッチ回路と、
    前記第一のCPUのアクセスが前記仮想メモリ空間への書き込み処理である場合に前記第二のメモリへの書き込みを調停するするアービター回路と
    を有し、前記第一のCPUから前記第二のCPUへのデータ転送時には、DMA処理として前記第一のCPUが送信したアドレスとデータそれぞれを前記アドレスラッチ回路および前記データラッチ回路に保持してから前記第二のメモリに書き込み、前記第二のメモリから前記第二のCPUにデータを転送することを特徴とする信号処理回路。
  2. 前記アービター回路の優先順位として、前記第一のCPUのDMA処理を最優先とすることを特徴とする請求項1記載の信号処理回路。
  3. 前記アービター回路における前記第一のCPUからのDMA処理の要求を周期的に行い、前記仮想メモリ空間へのアクセスを前記DMA処理の要求周期以上の間隔で行うことを特徴とする請求項1記載の信号処理回路。
  4. 第一のCPUおよび第二のCPUの間でデータ転送を行う信号処理回路であって、
    前記第一のCPUがアクセス可能な第一のメモリと、
    前記第二のCPUがアクセス可能な第二のメモリと、
    前記第一のCPUがアクセスするメモリアドレスが前記第二のCPUへのデータ転送に用いる仮想メモリ空間を示すメモリアドレスであるかどうかを判断するアドレス検出回路と、
    前記アドレス検出回路の検出結果が前記仮想メモリ空間へのアクセスである場合に前記第一のCPUがアクセスするメモリアドレスを保持するアドレスラッチ用FIFOと、
    前記アドレス検出回路の検出結果が前記仮想メモリ空間へのアクセスである場合に前記第一のCPUからの書き込みデータを保持するデータラッチ用FIFOと、
    前記第一のCPUのアクセスが前記仮想メモリ空間への書き込み処理である場合に前記第二のメモリへの書き込みを調停するするアービター回路と
    を有し、前記第一のCPUから前記第二のCPUへのデータ転送時には、DMA処理として前記第一のCPUが送信したアドレスとデータそれぞれを前記アドレスラッチ用FIFOおよび前記データラッチ用FIFOに保持してから前記第二のメモリに書き込み、前記第二のメモリから前記第二のCPUにデータを転送することを特徴とする信号処理回路。
  5. DMA処理中に次のDMA処理が受け付けられた場合に、前記第一のCPUをホールドさせるBUSY信号生成回路を設けることを特徴とする請求項1記載の信号処理回路。
  6. 前記アドレスラッチ用FIFOおよび前記データラッチ用FIFOがオーバーフローした場合に、前記第一のCPUをホールドさせるBUSY信号生成回路を設けることを特徴とする請求項4記載の信号処理回路。
  7. 1フレーム期間内で、前記第一のCPUによる前記第二のメモリへのデータ書き込み処理と前記第二のCPUによるデータ読み出し処理を時分割処理することを特徴とする請求項1記載の信号処理回路。
  8. 前記第一のCPUによる前記第二のメモリへのデータ書き込み処理と、前記第二のCPUによるデータ読み出し処理を外部から入力されるフレーム同期信号に同期して行い、それぞれ0.5フレーム以内に行うことを特徴とする請求項7記載の信号処理回路。
  9. 前記第一のCPUによる前記第二のメモリへのデータ書き込み処理と前記第二のメモリへのデータ書き込み処理の切り替えを前記第一のCPUが出力するデータ転送中フラグを用いて行うことを特徴とする請求項7記載の信号処理回路。
  10. 前記第一のCPUがアクセスするメモリアドレスにオフセット値を加算してから前記アドレスラッチ回路にラッチすることを特徴とする請求項1記載の信号処理回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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