JP2007241721A - 情報提供システム及びサーバ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】個別機能を備えるネットワークサービスと連携するサービスコンテンツを、情報家電機器の種類や設置状況に応じて配信する。
【解決手段】情報提供システムSは、ユーザの宅内に設置された情報家電機器HEに関する所定の管理情報を取得して送信可能とされたクライアント端末機10、該クライアント端末機10とインターネットINで接続されたサーバ装置20、情報家電機器を対象とするサービスコンテンツをサーバ装置20へアップロードする第1入力端末機30、家電プロパティ情報をアップロードする第2入力端末機40、個別機能を備えるネットワークサービスについてのサービスコンテンツ及びこれに対応する外部モジュールをアップロードする第3入力端末機50を備える。サーバ装置20は、前記サービスコンテンツを格納するコンテンツデータベースと、サービスコンテンツをクライアント端末機10に提供するコンテンツ提供エンジンとを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報家電機器が導入されている一般家庭等に対し、当該情報家電機器の機能や設置状況に応じて、効果的な動作制御プログラム等のサービスコンテンツ、特に外部のサーバ装置から配信されているネットワークサービスと連携させたサービスコンテンツを配信できるようにした情報提供システム及びサーバ装置に関するものである。
一般家庭で使用される各種家電機器、例えばエアコン、AV機器、電子レンジ、照明機器等に、所定の情報通信機能を具備させ、これら家電機器をホームネットワーク化して動作制御や情報採取が可能とされた家電機器(本明細書ではこれを「情報家電機器」という)が普及しつつある。ホームネットワーク化された情報家電機器を、例えば省エネ効果が期待できるように動作制御するためには、宅内に設置されている情報家電機器群にマッチした動作制御プログラム(本明細書ではこのような動作制御プログラムを「サービスコンテンツ」という)が必要となる。
従来、上記サービスコンテンツは、各々の家電メーカが、自社が販売している家電製品(情報家電機器)の付加価値を高めるため、専ら自社製品のみで構成されるホームネットワークを企図して作成し、これを自社情報家電機器向けサービスコンテンツとして一般家庭に提供するという態様が一般的である。このようなサービスコンテンツの提供方法として、例えば特許文献1には、ASP(Application Service Provider)から宅内の情報家電機器制御端末に、インターネット等の通信ネットワークを介してバージョンアップしたサービスコンテンツを提供する方法が開示されている。
また、近年はインターネット等を利用して、情報家電機器を対象とした各種のサービス(本明細書ではこのようなサービスを「ネットワークサービス」という)が提供されるようになっており、上記のサービスコンテンツにネットワークサービスを連携させたものも開発されている。
特開2003−76621号公報
しかしながら、上記の各々の家電メーカから提供されるサービスコンテンツは、ホームネットワーク化された情報家電機器の属性に依存するため、例えば当該サービスコンテンツに適応できない情報家電機器が含まれていたり、他社の情報家電機器が含まれていたりすると、そのサービスコンテンツにかかるサービスを受けることができないという問題がある。このことは、ネットワークサービス事業者により提供されるネットワークサービスでも同様である。現状で存在しているネットワークサービスと連携したサービスコンテンツは、例えば自社の製品等の、特定の情報家電機器を対象とし、提供するサービスに合わせて専用の連携システム、配信形態が構築されることを前提とするものである。従って、ある者が作成したサービスコンテンツと他者が作成したネットワークサービスとを連携させるのは事実上困難であり、ユーザはそのような連携サービスを受けようとする場合は、家電メーカが指定する情報家電機器について特定のネットワークサービスしか受けることができないという不都合があった。
従って本発明は、家電メーカやネットワークサービス事業者の枠組みを超えて、各々のユーザの宅内に導入されている情報家電機器の種類や設置状況に応じて、これに適応したサービスコンテンツ、特にネットワークサービスと連携させたサービスコンテンツを配信できるようにした情報提供システム及びサーバ装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る情報提供システムは、所定のローカルエリア内において設置された情報家電機器に関する所定の管理情報を取得して送信可能とされたクライアント端末機と、前記クライアント端末機と通信ネットワークで接続され、所定の情報家電機器の1又は複数を対象とするサービスコンテンツを格納するコンテンツデータベースを有する第1のサーバ装置と、前記通信ネットワークを介して所定のネットワークサービスを配信可能とされた第2のサーバ装置とを具備してなり、前記第1のサーバ装置は、前記サービスコンテンツを所定の条件下で前記クライアント端末機に提供するコンテンツ提供エンジンと、前記サービスコンテンツにおいて利用される、情報家電機器についての抽象化された機能に関する情報を含むプロパティ情報を格納するプロパティ情報データベースと、前記ネットワークサービスの抽象化されない個別機能を実行させるための制御情報を含み、前記サービスコンテンツと前記ネットワークサービスとを連携させるための制御プログラムファイルである外部モジュールを格納する外部モジュール格納部とを備え、前記コンテンツ提供エンジンは、前記クライアント端末機から送信される情報家電機器に関する所定の管理情報と、前記プロパティ情報データベースとを照合して、前記コンテンツデータベースから当該情報家電機器に適応するサービスコンテンツを抽出するコンテンツ検索手段を備えることを特徴とする。
この構成によれば、所定の情報家電機器の1又は複数を対象とするサービスコンテンツを格納するコンテンツデータベースの中から、クライアント端末機が設置されているローカルエリア内(例えば一般家庭)に導入されている情報家電機器に適応したサービスコンテンツが、前記情報家電機器に関する所定の管理情報と、前記プロパティ情報データベースとを照合することでコンテンツ検索手段により抽出される。すなわち、サービスコンテンツにおいて利用される、情報家電機器についての抽象化された機能に関する情報がプロパティ情報データベースに保有されているので、前記コンテンツ検索手段によりサービスコンテンツを抽出する場合に、クライアント端末機から適宜与えられる情報家電機器の管理情報(そのユーザに導入されている情報家電機器の管理情報)と、情報家電機器の機能に関する情報とを照合し、その照合データを検索キーとすることで、そのユーザに適合するサービスコンテンツを抽出できるようになる。
さらに、前記サービスコンテンツと前記ネットワークサービスとを連携させるための制御プログラムである外部モジュールを格納する外部モジュール格納部が備えられているので、サービスコンテンツ自体にネットワークサービスの個別機能を実行させる機能を担保させるのではなく、当該個別機能については外部モジュールを介して前記ネットワークサービスにて実行させる態様で、サービスコンテンツを構成することが可能となる。従って、抽象化が困難な(或いは抽象化する必要のない)多種多様な個別機能を取り込んだ、柔軟性に優れるサービスコンテンツの開発並びに配信が行えるようになる。これにより、前記クライアント端末機を保有しているユーザは、第1のサーバ装置から自らが導入している情報家電機器に適応したサービスコンテンツ、特に抽象化が困難な(或いは抽象化する必要のない)特有の機能を有しているネットワークサービスと連携したサービスコンテンツの配信を受けることが可能となる。
請求項2に係る情報提供システムは、請求項1において、前記クライアント端末機から送信される情報家電機器に関する所定の管理情報が、ローカルエリア内において設置されている情報家電機器の機種情報であり、コンテンツ検索手段は、前記機種情報に基づき与えられる情報家電機器の機能類別と、前記サービスコンテンツの各々で利用される機能類別とを照合させることで、当該情報家電機器に適応するサービスコンテンツを抽出することを特徴とする。
この構成によれば、情報家電機器の機種情報が、当該情報家電機器の機能類別情報に変換された上で、コンテンツデータベースに格納されている各種サービスコンテンツの各々で利用される機能類別と照合がなされ、ローカルエリア内に設置されている情報家電機器(群)に機能レベルでマッチするサービスコンテンツが抽出されるようになる。
請求項3に係る情報提供システムは、請求項1又は2において、前記プロパティ情報データベースに格納されるプロパティ情報が、情報家電機器の品目毎に各々保有されている機能類別を示すデータである品目別機能データと、情報家電機器の機種別に各々保有されている機能類別を前記品目別機能データにおける機能類別に関連付けたデータである機種別対応機能データとを含むことを特徴とする。
この構成によれば、品目別機能データを備えることにより、コンテンツ作成ツール提供部に情報家電機器の機能類別情報を提供することが可能となる。また、機種別対応機能データを備えることにより、クライアント端末機側から情報家電機器の機種情報が与えられた場合に、これをサーバ装置側において当該情報家電機器が保有している機能類別情報に変換したり、機能レベルでのサービスコンテンツの検索が行われた場合等に、その機能を充足する情報家電機器を直ちに抽出したりできるようになる。
請求項4に係る情報提供システムは、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記プロパティ情報データベースに、前記サービスコンテンツにおいて利用される、ネットワークサービスについての抽象化された機能に関する情報も格納されていることを特徴とする。
この構成によれば、情報家電機器だけでなく、抽象化が可能なネットワークサービスについてもプロパティ情報データベースにその機能登録がなされるようになる。
請求項5に係る情報提供システムは、請求項4において、前記ネットワークサービスについてのプロパティ情報が、ネットワークサービスのジャンル毎に各々保有されている機能類別を示すデータであるジャンル別機能データと、それぞれのネットワークサービスに各々保有されている機能類別を、前記ジャンル別機能データにおける機能類別に関連付けたデータであるネットワークサービス別対応機能データとを含むことを特徴とする。
この構成によれば、ジャンル別機能データを備えることにより、コンテンツ作成ツール提供部にネットワークサービスの機能類別情報を提供することが可能となる。また、ネットワークサービス別対応機能データを備えることにより、機能レベルでのサービスコンテンツの検索が行われた場合等に、その機能を充足するネットワークサービスを直ちに抽出することができるようになる。
請求項6に係る情報提供システムは、請求項1において、所定の情報家電機器の1又は複数を対象とするサービスコンテンツを入力するコンテンツ入力手段が、通信ネットワークを介して前記第1のサーバ装置に接続され、前記コンテンツ入力手段から入力されるサービスコンテンツが、前記コンテンツデータベースへ登録可能とされていることを特徴とする。
この構成によれば、例えばコンテンツプロバイダにより開発された適宜なサービスコンテンツが、前記コンテンツ入力手段により第1のサーバ装置のコンテンツデータベースへ登録可能となる。
請求項7に係る情報提供システムは、請求項6において、前記第1のサーバ装置が、サービスコンテンツを作成するに際して用いられる情報家電機器についての抽象化された機能に関する情報を所定のコンテンツ作成ツールの形態で提供するコンテンツ作成ツール提供部を備え、前記コンテンツ作成ツール提供部には、前記第2のサーバ装置から配信されるネットワークサービスについての前記個別機能に関する情報を一時的に前記第1のサーバ装置へ登録するための外部モジュール定義体ファイルに含まれる情報が導入可能とされていることを特徴とする。
この構成によれば、情報家電機器に関する基礎情報並びにコンテンツ作成ツールが、前記コンテンツ入力手段を利用するコンテンツプロバイダ等へ提供されるようになる。特に、第2のサーバ装置にてネットワークサービスを展開している事業者等がサービスコンテンツを作成しようとする場合に、前記コンテンツ作成ツール提供部に外部モジュール定義体ファイルの情報を導入することで、個別機能データを参照できるコンテンツ作成ツールが提供されるようになる。従って、ネットワークサービス事業者等が提供するサービス形態の自由度を確保したサービスコンテンツの作成が可能となる。
請求項8に係る情報提供システムは、請求項1〜7のいずれかにおいて、前記クライアント端末機は、所定のローカルエリア内において設置される情報家電機器がネットワーク接続可能とされたホームサーバを兼ねるものであり、該クライアント端末機にネットワーク接続された情報家電機器に関する所定の管理情報を、前記第1のサーバ装置に送信可能とされていることを特徴とする。
この構成によれば、所定のローカルエリア内のホームサーバに情報家電機器がネットワーク接続されている場合に、その接続されている情報家電機器に関する所定の管理情報を第1のサーバ装置へ送信可能となる。
請求項9に係る情報提供システムは、請求項8において、前記クライアント端末機が接続されているホームネットワークに情報家電機器を接続するための所定のネットワーク接続手段が備えられており、さらに、前記ネットワーク接続手段に新たな情報家電機器が接続された場合に、前記新たな情報家電機器についての管理情報を含む所定の管理情報を取得して前記第1のサーバ装置へ自動送信する送信手段を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、ユーザの宅内で新たに情報家電機器が導入されたような場合に、情報コンセント等のネットワーク接続手段に当該新たな情報家電機器を接続するだけで、その管理情報が自動的に第1のサーバ装置へ配信されるようになる。
請求項10にかかる情報提供システムは、請求項8において、前記コンテンツ提供エンジンは、前記クライアント端末機から送信される新たな情報家電機器に関する所定の管理情報を取得した場合に、前記コンテンツ検索手段により前記コンテンツデータベースから前記新たな情報家電機器を含めた、前記ローカルエリア内に設置されている情報家電機器のシステムに適応するサービスコンテンツを抽出するコンテンツ検索を行わせ、前記コンテンツ検索手段により抽出されたサービスコンテンツに関する情報を、前記クライアント端末機へ配信させる配信手段を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、ユーザの宅内で新たに情報家電機器が導入されたような場合に、例えばその新たな情報家電機器を含むホームネットワークシステム等に適応するサービスコンテンツが抽出され、そのサービスコンテンツに関する情報がクライアント端末機へ配信されるようになる。
請求項11に係る情報提供システムは、請求項1〜10のいずれかにおいて、前記クライアント端末機には、前記第1のサーバ装置のコンテンツ検索手段により抽出されたサービスコンテンツのサマリー情報を含むコンテンツ種別を表示させる表示手段と、前記表示手段に表示されたコンテンツ種別から特定のコンテンツ種別の選択を可能とする選択手段とが備えられ、前記第1のサーバ装置には、前記選択手段により選択された特定のコンテンツ種別に対応するサービスコンテンツを配信する配信手段が備えられていることを特徴とする。
この構成によれば、クライアント端末機において、コンテンツ検索手段により抽出されたサービスコンテンツのサマリーを把握した上で、所望のサービスコンテンツを選択し、その選択したサービスコンテンツの配信を受けることができる。
請求項12に係る情報提供システムは、請求項11において、前記サーバ装置の配信手段から前記クライアント端末機にネットワークサービスと連携したサービスコンテンツが配信され、該サービスコンテンツが動作可能とされた場合において、前記クライアント端末機は、前記サービスコンテンツが動作するときに、前記第2のサーバ装置から、通信ネットワークを介して関連するデータ情報の配信を直接受けることを特徴とする。
この構成によれば、サービスコンテンツを配信するサーバ装置を介することなく、クライアント端末機とネットワークサービスを配信する第2のサーバ装置とが直接リンクされて、サービスコンテンツの動作時にネットワークサービスが配信されるようになる。従って、万一サービスコンテンツを配信するサーバ装置に不具合が生じたとしても、ユーザはネットワークサービスと連携したサービスコンテンツを利用できるようになる。
請求項13に係る情報提供システムは、請求項11において、前記第1のサーバ装置に、前記選択手段により選択された特定のコンテンツ種別と、当該クライアント端末機から与えられる情報家電機器に関する所定の管理情報とをパラメータとして、当該特定のコンテンツ種別に対応するサービスコンテンツの利用に際して不足する乃至は推奨される情報家電機器及び/又はネットワークサービスに関するデータ情報を生成するプロモーション情報生成部が備えられていることを特徴とする。
この構成によれば、プロモーション情報生成部により、抽出されたコンテンツ種別にかかるサービスコンテンツの利用に際して不足する乃至は推奨される情報家電機器及び/又はネットワークサービスのデータ情報が作成される。
請求項14に係る情報提供システムは、請求項12において、前記プロモーション情報生成部は、請求項10に記載の配信手段が動作する場合において、当該配信手段が配信するサービスコンテンツの利用に際して不足する乃至は推奨される情報家電機器及び/又はネットワークサービスに関するデータ情報を生成し、前記配信手段は、抽出されたサービスコンテンツに関する情報に加えて、前記プロモーション情報生成部で生成された前記データ情報を付随させて配信することを特徴とする。
この構成によれば、クライアント端末機側は、抽出されたサービスコンテンツと、当該サービスコンテンツを活用する場合に望ましい情報家電機器及び/又はネットワークサービスに関するデータ情報とを取得できるようになる。
請求項15にかかるサーバ装置は、所定の情報家電機器の1又は複数を対象とするサービスコンテンツを格納するコンテンツデータベースと、サービスコンテンツを作成するに際して用いられる情報家電機器についての抽象化された機能に関する情報を所定のコンテンツ作成ツールの形態で提供するコンテンツ作成ツール提供部と、前記サービスコンテンツを所定の条件下で前記クライアント端末機に提供するコンテンツ提供エンジンと、前記サービスコンテンツにおいて利用される、情報家電機器についての抽象化された機能に関する情報を含むプロパティ情報を格納するプロパティ情報データベースと、外部のサーバ装置から配信されるネットワークサービスについての抽象化されない個別機能を実行させるための制御情報を含み、前記サービスコンテンツと前記ネットワークサービスとを連携させるための制御プログラムファイルである外部モジュールを格納する外部モジュール格納部とを具備するサーバ装置であって、前記コンテンツデータベースは、通信ネットワークを介して外部からサービスコンテンツが登録可能とされたものであり、前記コンテンツ提供エンジンは、通信ネットワークを介して外部から与えられる情報家電機器に関する所定の管理情報と、前記プロパティ情報データベースとを照合して、前記コンテンツデータベースから当該情報家電機器に適応するサービスコンテンツを抽出するコンテンツ検索手段を備えることを特徴とする。
この構成によれば、プロパティ情報データベースに格納されている情報家電機器の機能に関する情報並びにコンテンツ作成ツールを利用して、前記コンテンツ入力手段を利用するコンテンツプロバイダ等がサービスコンテンツの開発を行い、そのサービスコンテンツをコンテンツデータベースへ登録することが可能となる。そして、前記コンテンツデータベースの中から、クライアント端末機が設置されているローカルエリア内(例えば一般家庭)に導入されている情報家電機器に適応したサービスコンテンツが、コンテンツ検索手段により抽出される。さらに、外部モジュール格納部が備えられているので、サービスコンテンツ自体にネットワークサービスの個別機能を実行させる機能を担保させるのではなく、当該個別機能については外部モジュール内で実行させるようにする態様で、サービスコンテンツを構成することが可能となる。従って、多種多様な個別機能を取り込んだ、柔軟性に優れるサービスコンテンツの開発並びに配信が行えるサーバ装置を提供できるようになる。
請求項16にかかるサーバ装置は、請求項15において、サービスコンテンツを作成するに際して用いられる情報家電機器についての抽象化された機能に関する情報を所定のコンテンツ作成ツールの形態で提供するコンテンツ作成ツール提供部を備え、前記コンテンツ作成ツール提供部には、前記第2のサーバ装置から配信されるネットワークサービスについての前記個別機能に関する情報を一時的に前記第1のサーバ装置へ登録するための外部モジュール定義体ファイルに含まれる情報が導入可能とされていることを特徴とする。
この構成によれば、情報家電機器に関する基礎情報並びにコンテンツ作成ツールが、前記コンテンツ入力手段を利用するコンテンツプロバイダ等へ提供されるようになる。特に、第2のサーバ装置にてネットワークサービスを展開している事業者等がサービスコンテンツを作成しようとする場合に、前記コンテンツ作成ツール提供部に外部モジュール定義体ファイルの情報を導入することで、個別機能データを参照できるコンテンツ作成ツールが提供されるようになる。従って、ネットワークサービス事業者等が提供するサービス形態の自由度を確保したサービスコンテンツの作成が可能となる。
請求項1の情報提供システムによれば、ユーザは、情報家電機器に関する抽象化された機能に関する情報に基づき、第1のサーバ装置から自らが導入している情報家電機器に適応したサービスコンテンツの配信を受けることができるので、ホームネットワーク化した情報家電機器について所望のサービスを受けることができる。さらに、外部モジュール格納部が備えられていることから、ネットワークサービスが保有する特徴的な個別機能については外部モジュール内で実行させるようにしたサービスコンテンツの開発並びに配信を行うことができる。従って、ユーザはバラエティに富んだサービスコンテンツの提供を受けることができる。また、第2のサーバ装置を用いて抽象化がなされていない多種多様な個別機能を折り込んだサービスを展開しているネットワークサービス事業者等においては、自身が提供しているネットワークサービスが情報家電機器にて利用されるようになることから、ネットワークサービスの拡販効果を期待できる。
請求項2の情報提供システムによれば、情報家電機器に適応したサービスコンテンツを、機能レベルに変換してコンテンツ検索が行われるので、適応するサービスコンテンツを合理的に抽出できるようになる。
請求項3の情報提供システムによれば、メーカや制御方式が異なる各種の情報家電機器を機能類別に整理してサーバ装置において一元的に管理できるようになる。そして、その機能類別に基づいたコンテンツ検索、コンテンツ開発ツールの提供等が行え、結果としてそれぞれのローカルエリア内における情報家電機器の設置状況に応じたサービスコンテンツの提供が行えるようになる。
請求項4の情報提供システムによれば、情報家電機器だけでなく、抽象化が可能なネットワークサービスについてもプロパティ情報データベースにその機能登録がなされるので、元来汎用性の高いサービスを展開しているネットワークサービス事業者等においても、自身が提供しているネットワークサービスの利用性を高めることができる。
請求項5の情報提供システムによれば、サプライヤや制御方式が異なる抽象化が可能な各種のネットワークサービスを機能類別に整理してサーバ装置において一元的に管理できるようになる。
請求項6の情報提供システムによれば、コンテンツ入力手段を介して、第2のサーバ装置を用いてネットワークサービスを展開している事業者等を含め、外部から当該情報提供システムに対してコンテンツ開発プレイヤが参入可能となり、多様なサービスコンテンツをコンテンツデータベースへ蓄積可能となる。
請求項7の情報提供システムによれば、第2のサーバ装置にてネットワークサービスを展開している事業者等がサービスコンテンツを作成しようとする場合に、外部モジュール定義体ファイルの情報を導入することで抽象化がなされていない機能と連携させたサービスコンテンツを容易に作成できるようになる。従って、サービス形態の自由度が確保され、多種多様なサービスコンテンツを提供できるようになる。
請求項8の情報提供システムによれば、ホームサーバにネットワーク接続されている情報家電機器に関する所定の管理情報を、第1のサーバ装置へ確実に送信できる。
請求項9の情報提供システムによれば、ネットワーク接続手段に新たな情報家電機器を接続するだけで、送信手段によりその管理情報が自動的に第1のサーバ装置へ配信されるので、ユーザにおいて管理情報の入力負担を省くことができる。
請求項10の情報提供システムによれば、ユーザは、新たに導入した情報家電機器に適合する新たなサービスコンテンツ情報を配信手段から直ちに取得できるようになる。
請求項11の情報提供システムによれば、ユーザは、自らが導入している情報家電機器群に適合するサービスコンテンツの中から、好みのサービスコンテンツを選択して配信を受けることができる。
請求項12の情報提供システムによれば、万一サービスコンテンツを配信するサーバ装置に不具合が生じたとしても、ユーザはネットワークサービスと連携したサービスコンテンツを利用できるので、ユーザにおいて、サービスコンテンツを安定的に利用することができる。
請求項13の情報提供システムによれば、抽出されたコンテンツ種別にかかるサービスコンテンツの利用に際して不足する乃至は推奨される情報家電機器及び/又はサービスコンテンツのデータ情報が作成されることから、ユーザに対して、当該サービスコンテンツにより一層充実したサービスを受ける場合に必要となる情報家電機器についてのデータ情報が配信可能となる。また、家電メーカやネットワークサービス事業者等においては、サービスコンテンツの存在を契機とした情報家電機器やネットワークサービスの拡販効果を期待できる。
請求項14の情報提供システムによれば、ユーザは、サービスコンテンツと、そのサービスを充実化させる場合に導入が必要となる情報家電機器及び/又はネットワークサービスの情報とを同時に入手でき、情報家電機器選択の支援を受けることが可能となる。
請求項15のサーバ装置によれば、コンテンツプロバイダやネットワークサービス事業者等は、情報家電機器に関する抽象化された機能に関する情報並びにコンテンツ作成ツールを利用して、家電メーカやネットワークサービス事業者の枠にとらわれず、個々の情報家電機器の特質を生かした横断的なサービスコンテンツの開発を行うことができる。またユーザは、第1のサーバ装置から自らが導入している情報家電機器に適応したサービスコンテンツの配信を受けることができるので、ホームネットワーク化した情報家電機器について所望のサービスを受けることができる。しかも、ネットワークサービスが保有する特徴的な個別機能については外部モジュール内で実行させるようにしたサービスコンテンツの開発並びに配信を行うことができので、ユーザはバラエティに富んだサービスコンテンツの提供を受けることができる。また、ネットワークサービス事業者等においては、自身が提供しているネットワークサービスが情報家電機器にて利用されるようになることから、ネットワークサービスの拡販効果を期待できる。
請求項16のサーバ装置によれば、外部のネットワークサービス事業者等がサービスコンテンツを作成しようとする場合に、外部モジュール定義体の情報を導入することで抽象化がなされていない機能と連携させたサービスコンテンツを容易に作成できるようになる。従って、サービス形態の自由度が確保され、多種多様なサービスコンテンツを提供できるようになる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、実施形態にかかる情報提供システムSの全体構成を概略的に示すシステム構成図である。この情報提供システムSは、第1プレイヤが保有するクライアント端末機10と、第2プレイヤが保有するサーバ装置20(第1のサーバ装置)と、第3プレイヤが保有するコンテンツ入力手段としての第1入力端末機と、第4プレイヤが保有する家電プロパティ情報(プロパティ情報)を入力する第2入力端末機40と、第5プレイヤが保有するネットワークサービスのプロパティ情報等を入力する第3入力端末機50とが、インターネットIN(通信ネットワーク)を介して接続されてシステムが構成されている。
前記第1プレイヤは、当該情報提供システムSについてのいわゆるユーザであって、例えば1又は複数の情報家電機器が導入されている一般家庭である。すなわち、第1プレイヤの宅内(所定のローカルエリア内)には、情報通信機能を備えたエアコン、テレビやオーディオ等のAV機器、電子レンジや炊飯器などの台所電化製品、照明機器などの情報家電機器HEが、ホームサーバを備えたホームネットワークHNに接続されている。そして、前記クライアント端末機10と前記ホームサーバとが接続され、これによりホームネットワークHNと前記サーバ装置20とが、インターネットINを介して接続されている。
第2プレイヤは、当該情報提供システムSの中核であるサーバ装置20を用い、1又は複数の情報家電機器を機能的に制御したり、有機的に連動制御したり、或いはネットワークサービスと連携したりするアプリケーションソフト等(サービスコンテンツ)を顧客に向けて配信するASP(Application Service Provider)事業者である。
第3プレイヤは、情報家電機器を対象とするサービスコンテンツを開発するコンテンツプロバイダである。第4プレイヤは、情報家電機器についてのプロパティ情報を保有する事業者であり、例えば情報家電機器を製造・販売する家電メーカである。前記第4プレイヤは、自身の情報家電機器についてのプロパティ情報に関するデータを蓄積する家電DBサーバ40SVを有している。
第5プレイヤは、ネットワークサービスについてのプロパティ情報を保有する事業者であり、例えば生活を支援する各種情報(天気情報、地震情報、株価情報等)を提供したり、独自のネットワークサービスを展開したりするネットワークサービス事業者である。前記第5プレイヤは、自身のネットワークサービスを配信するためのNSサーバ50SV(第2のサーバ装置)を有している。
ところで、ネットワークサービスは、ユーザが単に情報照会のために用いるサービスと、ユーザが現にそのサービスに接しそのサービスが保有している機能を享受するサービスとに大別することができる。前者は、例えば天気情報や株価情報等を配信するネットワークサービスであり、後者は、例えば入力された身体情報に基づいて健康状態に関する診断情報を配信するネットワークサービスである。前者は、ユーザの行動を後方支援するという意味でバックエンド型のネットワークサービス、後者は、ユーザが行動としてサービスと接するという意味でフロントエンド型のネットワークサービスと言うことができる。一般に、バックエンド型はそのサービスについて機能を抽象化し易い。例えば天気情報では、どのネットワークサービスでも概ね提供される情報の性質が共通しているからである。これに対し、フロントエンド型は多種多様なジャンルのサービス種が存在することから、それらのサービスについて機能を抽象化することは難しい。換言すると、固有的なサービスであることから汎用化させる必要性がなく、抽象化する意味が乏しい。本実施形態では、上記第5プレイヤとして、このような2つの異なるタイプのネットワークサービスを配信する事業者を想定している。以下、本明細書では、両者を区別する必要があるときは、上述の「バックエンド型」、「フロントエンド型」という用語を用いるものとする。
この情報提供システムSにおけるサービスモデルは、例えば次のようなものとなる。すなわち、第2プレイヤにより、情報家電機器やネットワークサービスについての抽象化された機能に関する情報を含むプロパティ情報(機能類別のデータ等)がサーバ装置20に蓄積され、第3プレイヤにより前記プロパティ情報並びにサーバ装置20に備えられているコンテンツ作成ツールを利用して、家電メーカやネットワークサービス事業者の枠にとらわれず、個々の情報家電機器やネットワークサービスの特質を生かした横断的なサービスコンテンツが作製され、サーバ装置20に蓄積される。一方、例えば情報家電機器についての新製品が市場に投入されると、第4プレイヤにより当該新製品についての抽象化された機能に関する情報を含むプロパティ情報が新たにサーバ装置20に蓄積される。
そして、第5プレイヤが「バックエンド型」のネットワークサービスを提供する者である場合、新たなネットワークサービスの提供に合わせて、当該新サービスについての抽象化された機能に関する情報を含むプロパティ情報が新たにサーバ装置20に蓄積される。一方、第5プレイヤが「フロントエンド型」のネットワークサービスを提供する者である場合、コンテンツ作成ツールを利用して、自身が配信しているネットワークサービスを利用したサービスコンテンツを作成し、これをサーバ装置20に蓄積する。併せて、そのネットワークサービスについての抽象化されない個別機能を実行させるための制御情報を含み、前記サービスコンテンツと前記ネットワークサービスとを連携させるための制御プログラムである外部モジュールも蓄積する。そしてユーザである第1プレイヤは、第2プレイヤのサーバ装置20にアクセスし、自らが導入している情報家電機器に適応したサービスコンテンツ(及び外部モジュール)を検索してその配信を受けるものである。
次に、当該情報提供システムSの具体的構成について説明する。図2は、上記情報提供システムSの機能的構成を示す機能ブロック図であり、図3は、クライアント端末機10とサーバ装置20とに保有される主なデータのデータ配置を示す模式図である。
クライアント端末機10は、パーソナルコンピュータ等からなり、この実施形態では情報コンセント18を介してホームネットワーク化された情報家電機器HEを管理・制御するホームサーバを兼用したものとされている。このクライアント端末機10には、家電情報送信部11、表示部12、コンテンツ選択部13、コンテンツ格納部14、コンテンツ情報格納部15、情報家電管理制御部16及び操作部17が備えられている。
家電情報送信部11(送信手段)は、第1プレイヤ(以下、「ユーザ」という)の宅内に備えられている情報家電機器HEに関する各種属性情報、設置場所情報等などの管理情報を、サーバ装置20へ送信する機能部である。これらの情報は後述の宅内家電情報管理部161に格納されており、家電情報送信部11は前記宅内家電情報管理部161とリンクし、そこに格納されている管理情報等のうちの必要情報を抽出してサーバ装置20へ送信する。このような情報のサーバ装置20への送信タイミングは、初期設定時のほかは適宜設定して良いが、ホームネットワークを構成する情報コンセント18へ新たな情報家電機器が追加接続された場合に、当該新たな情報家電機器の管理情報を取得し、この新たな情報家電機器を含めた、ホームネットワークに接続されている情報家電機器すべての管理情報をサーバ装置20へ自動送信するように構成することが望ましい。
表示部12は、パーソナルコンピュータ等に備えられているLCD表示画面等からなり(情報家電機器のリモコン装置に備えられているディスプレイ等も活用可能である)、後述するコンテンツ検索結果情報、情報家電機器やネットワークサービスのプロモーション情報、家電代替情報等、サーバ装置20から配信される各種情報が表示される。
コンテンツ選択部13は、クライアント端末機10から送信されたサービスコンテンツ照会情報に応じてサーバ装置20でコンテンツ検索が行われ、その結果ヒットしたサービスコンテンツに関する情報(コンテンツ一覧、及び各コンテンツの詳細情報等;これら情報自体は前記表示部12に表示される)の中から、ユーザが望むサービスコンテンツについての選択操作を受け付ける機能部である。この選択操作は、注文指示、キャンセル指示、詳細情報(料金、機能の詳細説明、利用許諾条件等)表示指示などを含み、ユーザにより操作部17から与えられる。なお、ヒットしたサービスコンテンツに関する情報を配信する際、ユーザに既に導入されているサービスコンテンツについては、クライアント端末機10で所定の処理を行い、前記表示部12に表示させないようにすることが望ましい。
コンテンツ格納部14は、RAM(Random Access Memory)等からなり、コンテンツ選択部13にてユーザが選択し、サーバ装置20から配信されたサービスコンテンツ(ユーザ宅内に設置されている情報家電機器HEのための協調制御コンテンツH1;図3参照)を格納する機能部である。後述する情報家電制御部162は、このコンテンツ格納部14に格納されている協調制御コンテンツH1を読み出して、情報家電機器HEの動作を制御する。
なお、コンテンツ格納部14には、導入されたサービスコンテンツを用いて実際に情報家電機器を動作させる際に、その制御言語を各情報家電機器にマッチングさせるための相互接続定義ファイルf1、通信プロトコルを相互変換する通信ドライバf2等の相互接続関連ファイルも格納される。さらに、サービスコンテンツにマッチングさせてバックエンド型のネットワークサービスを連携動作させるために、ネットワークサービス用の相互接続定義ファイルf3及び通信ドライバf4も格納されている。また、前記サービスコンテンツとNSサーバ50SVから配信されているフロントエンド型のネットワークサービスとを機能的に連携させるための制御プログラムファイルである外部モジュールf5も格納されている。
コンテンツ情報格納部15は、サービスコンテンツに関する各種情報を格納するものである。このコンテンツ情報格納部15には、例えば図3に示すように、受信済みコンテンツ情報H2、コンテンツカスタマイズ情報H3、コンテンツパーソナライズ情報H4、ネットワークサービス属性情報H5及びネットワークサービス受信情報H6等が格納されている。
受信済みコンテンツ情報H2は、当該ユーザに既に導入されているサービスコンテンツの管理情報であって、コンテンツコード、コンテンツ名、コンテンツプロバイダ名、コンテンツ説明情報などが含まれている。コンテンツカスタマイズ情報H3は、各々のサービスコンテンツについて、ユーザの属性に依存しない共通のカスタマイズデータであって、例えば、ある時刻に庭へ水を散布する「庭への水散布サービス」の動作にあたり、散水開始時刻を任意に設定する設定情報などである。コンテンツパーソナライズ情報H4は、各々のサービスコンテンツについて、ユーザ毎に個別に任意設定されたパーソナライズデータであって、例えば、あるサービスコンテンツにおいて、「テレビ、電話、エアコン」が一般ユーザで利用されているものに、特定のユーザだけ「エアコン」を除外したりする設定情報である。
ネットワークサービス属性情報H5は、当該ユーザに既に導入されているネットワークサービスの契約状況や接続先情報等の管理情報であって、例えばネットワークサービス及びそのプロバイダのコード情報、ジャンルコード情報、契約状態、IPアドレス、URL等が含まれる。ネットワークサービス受信情報H6は、ネットワークサービスから実際に提供された情報の蓄積情報であって、例えばネットワークサービスのコード情報、プロバイダ名、受信内容の情報、情報受信日時等が含まれる。
情報家電管理制御部16は、情報コンセントに接続されている情報家電機器HEの管理情報を格納すると共に、情報家電機器HEの動作制御等を行うもので、宅内家電情報管理部161と、情報家電制御部162と、状態情報取得部163とを備えている。
宅内家電情報管理部161は、情報家電機器HEの管理情報であって、少なくともサーバ装置20においてコンテンツ検索を実行するに当たって必要となるデータ情報や、情報家電機器HE動作状態に関するデータ情報を管理するもので、例えば図3に示すように、家電属性情報H7、家電状態情報H8、世帯情報H9等が管理されている。前述の通り、宅内家電情報管理部161に格納されているデータ情報は、世帯情報H9を除き、適宜前記家電情報送信部11を介してサーバ装置に送信される。
前記家電属性情報H7には、ユーザの宅内に設置されている情報家電機器HEの管理情報であって、各々の情報家電機器HEのシリアル番号、メーカコード、品目(家電の種別)コード、機種情報、設置場所(家電が設置されている部屋など)についてのデータ情報が含まれる。このように、設置場所などの位置情報を含むのは、かかる情報家電機器HEの位置情報に応じたコンテンツ検索がサーバ装置20において行えるようにするためである。
家電状態情報H8には、各々の情報家電機器HEの管理コード及び時刻情報等に関連付けて、設置状態(家電の接続、切断、撤去の別など)や動作状態に関する各種のイベント情報(ON−OFF操作や運転条件変更等)が含まれる。また世帯情報H9には、ユーザの住所、電話番号、世帯構成などに関するデータ情報が含まれる。
なお、これらのデータ情報は、初期設定時や条件変更時に操作部17から入力するようにしても、或いは情報コンセント18に情報家電機器HEが接続されることをトリガーとして、自動的に宅内家電情報管理部161へ取り込まれる(更新される)ようにしても良い。同様に、情報家電機器HEの一つを廃棄若しくは買い換える等の目的で、情報コンセント18からその情報家電機器HEを取り外したような場合に、撤去操作として操作部17から入力し、ホームネットワークから当該情報家電機器HEの管理情報を除外するようにしても良い。
情報家電制御部162は、CPU(中央処理装置)等からなり、ホームサーバ(クライアント端末機10)に元々備えられている制御プログラムや、サーバ装置20から配信を受けて前記コンテンツ格納部14に格納された制御プログラム(サービスコンテンツ、若しくはサービスコンテンツと外部モジュールとの組み合わせ)及び相互接続関連ファイルを読み出して、情報家電機器HEの各種動作制御を行う。例えば、省エネルギー化を目的とした制御プログラムに応じて、各々の情報家電機器HEの運転状態を制御する。
状態情報取得部163は、情報家電機器HEとのインターフェイス部であり、情報コンセント18に接続された情報家電機器HEの管理情報や、動作状態に関する各種のイベント情報を取得して、前記宅内家電情報管理部161に記録させる。
操作部17は、パーソナルコンピュータに備えられているキーボード等からなり、例えばサーバ装置20に対するコンテンツ検索操作、ヒットしたコンテンツの選択操作(コンテンツ選択部13に対する選択操作)、宅内家電情報管理部161に対する管理情報の新規入力若しくは更新入力等を可能とするものである。
次に、サーバ装置20は、コンテンツデータベース21、コンテンツ提供エンジン22、コンテンツ作成ツール提供部23、プロパティデータベース24、クライアント管理データベース25、プロモーション情報生成部26、代替情報生成部27及び課金情報算出部28が備えられている。
コンテンツデータベース21は、図3に示すように、第3プレイヤ(コンテンツプロバイダ等)により第1入力端末機30から、若しくは第5プレイヤ(ネットワークサービス事業者等)により第3入力端末機50から入力されるサービスコンテンツ(協調制御コンテンツD1)を複数蓄積するものである。この協調制御コンテンツD1は、異なる制御方式が採用されている情報家電機器(製造メーカが異なる情報家電機器)であっても、これらを協調的に動作制御すると共にネットワークサービスとの連携を行うことができる動作制御プログラム等である。かかる協調制御コンテンツD1は、コンテンツ作成ツール提供部23の利用権限が与えられた第3プレイヤ若しくは第5プレイヤにより、プロパティデータベース24に格納されている各々の家電プロパティ情報やネットワークサービスに関するプロパティ情報を考慮して開発されるものである。なお、上述の協調制御コンテンツH1は、この協調制御コンテンツD1のうちの1つ又は複数が該当する。
前記コンテンツデータベース21には、前記サービスコンテンツのコンテンツ管理情報D2が格納されるコンテンツ管理情報記憶部211が備えられている。前記コンテンツ管理情報D2には、例えばコンテンツコード、コンテンツ名、利用する必須の情報家電機器の種別、オプションとして利用する情報家電機器の種別、情報家電機器の設置場所、開発者であるコンテンツプロバイダ名、コンテンツ説明情報、検索キーワード情報、価格情報などが含まれている。さらに、当該サービスコンテンツについて利用される必須のネットワークサービスの種別、オプションとして利用されるネットワークサービスの種別、配信元の事業者名、サービスの説明情報なども含まれている。
コンテンツ提供エンジン22は、インターネットIN(図1参照)を介して与えられるクライアント端末機10からのコンテンツ照会情報に応じて、前記コンテンツデータベース21から適切なサービスコンテンツを検索して抽出し、その結果を配信すると共に、クライアント端末機10から所定の注文指示があった場合に、その注文にかかるサービスコンテンツを配信する。このコンテンツ提供エンジン22は、家電管理情報取得部221、コンテンツ検索部222及び配信情報生成部223を備えて構成されている。
家電管理情報取得部221は、ユーザから、そのクライアント端末機10の家電情報送信部11を介して送信されて来る情報家電機器HEの管理情報を取得するもので、クライアント端末機10からのコンテンツ照会情報(コンテンツ検索条件)を取得する機能部である。前記管理情報は、例えばユーザの宅内において設置されている情報家電機器の機種情報である。なお家電管理情報取得部221は、前記管理情報を、クライアント端末機10の初期設定時、操作部17からの検索条件入力時又は更新入力時、情報コンセント18への情報家電機器HEの接続時、或いはユーザ許可入力時等に自動的に取得することとなる。
コンテンツ検索部222は、前記家電管理情報取得部221に与えられたコンテンツ検索条件に基づいて、前記コンテンツデータベース21に対して検索動作を行い、当該検索条件に合致する(或いは合致度合いが高い)サービスコンテンツを抽出する。具体的には、家電管理情報取得部221がユーザの宅内において設置されている全ての情報家電機器群の機種情報を取得すると、コンテンツ検索部222は、前記機種情報に基づき与えられる情報家電機器の機能類別と、前記サービスコンテンツの各々で利用される機能類別とを照合させることで、当該情報家電機器に適応するサービスコンテンツを抽出する。
この点を詳述すると、先ず家電管理情報取得部221が情報家電機器群の機種情報を取得すると、第1の検索としてコンテンツ検索部222は、後述の家電プロパティ情報データベース241に格納されている機種別対応機能データD5と照合させ、取得した全ての情報家電機器の機種情報に対応する機能類別(ON/OFF、温度設定機能、動作モード等の機能)を抽出する。そして、各サービスコンテンツのコンテンツ管理情報D2に基づいて作成されている、各サービスコンテンツについて利用される機能類別テーブルと、先に抽出された情報家電機器の機能類別とを順次照合させることで、ユーザ宅内で設置されている情報家電機器群に機能レベルでマッチングするサービスコンテンツが抽出される。
続いて、第2の検索としてコンテンツ検索部222は、後述のNS(ネットワークサービス)プロパティ情報データベース242に格納されているネットワークサービス別対応機能データD8を参照し、前記第1の検索で抽出されたサービスコンテンツに対応するネットワークサービスを抽出する。つまり第2の検索により、サービスコンテンツと連携可能なネットワークサービスが機能レベルの検索にて抽出(例えば、天気情報に関するネットワークサービスが存在する場合に、その中の「降水確率情報」等で抽出)される。
なお、前記照合の前に、各サービスコンテンツにおいて利用される情報家電機器が必須であるのか或いはオプション扱いであるのかを予め判定しておくことにより、前記照合を効率良く行わせることができる。具体的には、必須の情報家電機器について優先的に機能類別を照合するようにし、オプション扱いの情報家電機器については後述するプロモーション情報生成部26において、サービスコンテンツの利用に際して不足する乃至は推奨される情報家電機器及び/又はネットワークサービスに関するデータ情報を生成する際に使用される。
配信情報生成部223は、クライアント端末機10に対してサーバ装置20側から配信する情報を生成する機能部である。この配信情報生成部223は、例えばクライアント端末機10からのコンテンツ照会情報に応じてコンテンツ検索部222により抽出されたサービスコンテンツに関する情報、サービスコンテンツの購入オーダーに応じたサービスコンテンツ本体の情報(プログラム配信情報)、後述するプロモーション情報生成部26、代替情報生成部27及び課金情報算出部28にて生成される情報等を、クライアント端末機10へ送信するための所定の配信情報に変換する。かかる配信情報は、図略の通信装置によりインターネットINを介してクライアント端末機10へ配信される。
コンテンツ作成ツール提供部23は、第3プレイヤ若しくは第5プレイヤにおいてコンテンツ開発が効率的に行われるようなコンテンツ作成ツール情報を生成し、これを第1入力端末機30又は第3入力端末機50からの所定の照会情報の入力に応じて画像情報として提供する。ここで提供される作成ツール情報としては、例えば、
(1)特定のコンテンツを開発するに際して利用する情報家電機器及びネットワークサービスの種別等を定義する利用オブジェクトを決定するためのツール、
(2)特定の利用オブジェクトの状態(プレゼンス)と他の利用オブジェクトとの連関性を定義するプレゼンス参照オブジェクトを決定するためのツール、及び
(3)特定の利用オブジェクトの状態と、実行される制御との関係を定義するオブジェクトメソッドを決定するためのツール、
等を例示することができる。
なお、第5プレイヤがコンテンツ作成ツール提供部23を利用する場合、サーバ装置20に機能登録されていない個別機能を利用したサービスコンテンツを作成できるようにするために、コンテンツ作成ツール提供部23において外部モジュール定義体Mがインポート可能に構成されている。この外部モジュール定義体Mは、NSサーバ50SVから配信されるネットワークサービスについての個別機能に関する情報を一時的にサーバ装置20へ登録するためのファイルである。この外部モジュール定義体Mがコンテンツ作成ツール提供部23にインポートされることで、コンテンツ作成ツール提供部23が第5プレイヤの展開しているネットワークサービスの個別機能に対応付けたコンテンツ開発が行えるように拡張されることとなる。なお、外部モジュール定義体Mは、サーバ装置20の運用スペックにマッチさせた所定のロジックで作成される。
図4は、上記(1)の利用オブジェクト定義画面61の一例を示す平面図である。この例に示す利用オブジェクト定義画面61は、開発を行うサービスコンテンツがどの情報家電機器やネットワークサービスを対象とするのかを選択させるために情報家電機器候補を表示(スクロール表示)する家電機器表示ウィンドゥ611と、どの室内空間(部屋区画)等を対象とするのかを選択させるために室内空間候補を表示する位置表示ウィンドゥ612と、当該サービスコンテンツにおいて利用に供するネットワークサービスの候補を表示させるネットワークサービス表示ウィンドゥ613と、前記家電機器表示ウィンドゥ611、位置表示ウィンドゥ612及びネットワークサービス表示ウィンドゥ613から選択されたアイテムを表示する利用オブジェクト表示ウィンドゥ614とが備えられている。ここでは、利用オブジェクトのうち「寝室・ライト」、「寝室・人感センサ」、「天気予報」及び「天気予報(2)」が必須の情報家電機器及びネットワークサービスとして、また「寝室・エアコン」及び「寝室・ステレオ」がオプションの情報家電機器として選択されている例を示している。
なお、上記位置表示ウィンドゥ612において、サービスコンテンツの利用箇所を限定しないことも可能であり、この場合「規定しない」という欄に選択印が付されることになる。また、位置表示ウィンドゥ612の「同室」という候補を選択すると、一つのサービスコンテンツを複数の箇所で用いられるような位置情報の設定が可能となる。例えば、エアコン、ライト、人感センサという情報家電機器群のように、複数の部屋で導入される可能性が高い情報家電機器群を対象としたサービスコンテンツを開発する場合に「同室」が選択される。このように利用オブジェクト定義において、様々な部屋で共用的に活用できるサービスコンテンツの設定も可能とされている。かかる共用的サービスコンテンツであれば、ユーザは1つのサービスコンテンツの配信を受けることで、複数の部屋でこれを独立して活用できるようになる。
さらに、利用オブジェクト定義画面61には、選択された利用オブジェクトについて、当該サービスコンテンツにおいて必須の情報家電機器であるか、オプション扱いであるかを定義づけるための必須家電選択ボタン615も具備されている。利用オブジェクト表示ウィンドゥ614内の各利用オブジェクトに付されている「○」「×」は、該利用オブジェクトの「必須」若しくは「オプション」の別を示すものである。以上のような選択が、第1入力端末機30を操作するコンテンツプロバイダ等により適宜行われ、サービスコンテンツの設計が行われるものである。
これに加え、利用オブジェクト定義画面61には外部モジュール選択ウィンドゥ616が設けられている。この外部モジュール選択ウィンドゥ616は、定義にかかるサービスコンテンツに連携させる外部モジュールの選択を受け付けるものである。ここには、例えば第5プレイヤが独自に展開しているネットワークサービスの機能とサービスコンテンツとを連携させるために開発した外部モジュール、或いは第3プレイヤがより高度で複雑な機能処理を実行させるために開発した外部モジュール等が表示される。
図5は、上記(2)のプレゼンス参照オブジェクト定義画面62の一例を示す平面図である。この例に示すプレゼンス参照オブジェクト定義画面62には、利用宣言済オブジェクト表示ウィンドゥ621、対象オブジェクト表示部622、自己参照選択部623、参照元オブジェクト表示ウィンドゥ624及び参照選択ボタン625が備えられている。
利用宣言済オブジェクト表示ウィンドゥ621には、先の利用オブジェクト定義画面61において選択された利用宣言済オブジェクトが表示される。対象オブジェクト表示部622には、前記利用宣言済オブジェクト表示ウィンドゥ621に列挙された利用オブジェクトの中から、プレゼンス参照を定義しようとする利用オブジェクトが表示される。ここでは、利用オブジェクトとして「寝室・エアコン」が選択表示されている場合を示している。自己参照選択部623は、定義対象とされる利用オブジェクトが、自身をプレゼンス参照するか否かの選択を受け付けるものである。ここでは、「自身を参照する」という選択がなされている。
参照元オブジェクト表示ウィンドゥ624は、対象オブジェクト表示部622に表示された利用オブジェクトの状態と他の利用オブジェクトとの連関状態が表示される。参照選択ボタン625は、前記対象オブジェクト表示部622に表示された各々の利用オブジェクトに対して、プレゼンス参照するか否かの選択を行うボタンである。ここでは、「寝室・エアコン」という利用オブジェクトが、「○」印が付されている「寝室・人感センサ」という利用オブジェクトの状態と連関して所定の動作を行うよう定義されている例を示している。
図6は、上記(3)のオブジェクトメソッド定義画面63の一例を示す平面図である。この例に示すオブジェクトメソッド定義画面63は、制御対象となるオブジェクトが情報家電機器である場合の定義画面であって、大別して利用メソッド設定部63aと、条件設定部63bとを有している。前記利用メソッド設定部63aには、制御対象オブジェクト表示部631、利用可能メソッド表示部632、利用メソッド表示部633及び実施内容表示部634が備えられている。また、条件設定部63bには、プレゼンス参照オブジェクト表示部635、参照プレゼンス表示部636、条件表示部637、プレゼンス表示部638及び購読プレゼンス条件表示部639が備えられている。
利用メソッド設定部63aの制御対象オブジェクト表示部631には、メソッド定義(ある状態が発生したときに利用オブジェクトをどのように動作制御するかの定義)が行われる制御対象の利用オブジェクトがプルダウン表示される。なお、ここでプルダウン表示されるのは、前記プレゼンス参照オブジェクト定義画面62にて対象オブジェクトとして選択されている利用オブジェクトである。利用可能メソッド表示部632には、前記制御対象オブジェクト表示部631に表示されている利用オブジェクトについて、実行可能な制御手法(当該利用オブジェクトの機能)がプルダウン表示される。この利用可能メソッド表示部632に表示される機能は、後述する家電プロパティ情報データベース241に格納されている機能データを参照して抽出される機能である。利用メソッド表示部633には、特定の利用オブジェクトについて、どのようなメソッドが選択されたかが表示される。ここでは、「居間・テレビ」という利用オブジェクトにつき、「電源制御」というメソッドが選択されている場合を例示している。
実施内容表示部634には、前記利用メソッド表示部633に表示されている利用メソッドについて、具体的にどのような制御を実施させるかの選択を受け付けるものである。ここでは、「電源」という利用メソッドパラメータについて、「ON」とする定義が為されている状態を示している。この実施内容表示部634には、制御対象オブジェクト(この場合、「居間・テレビ」)に関して、標準機能登録で登録されている利用可能メソッドについてのパラメータが表示される。
次に、条件設定部63bのプレゼンス参照オブジェクト表示部635には、条件設定をプルダウンメニューからの選択方式で入力可能とするために、利用オブジェクトがプルダウン表示される。なお、ここでプルダウン表示されるのは、前記プレゼンス参照オブジェクト定義画面62にて参照元オブジェクトとして選択されている利用オブジェクトである。同様に、参照プレゼンス表示部636には、状態取得可能な制御方法(当該利用オブジェクトの機能)がプルダウン表示される。ここでは、「NS.津波情報」というプレゼンス参照オブジェクトにつき、「警報注意報」という参照プレゼンスが選択されている場合を例示している。
条件表示部637は、選択された参照オブジェクト(この場合、「NS.津波情報」)に関して、標準機能登録で登録されている参照プレゼンスのパラメータ、設定元オブジェクト、設定プレゼンスについて、所定のパラメータ設定入力を行うためのセクションである。ここでは、「地域」というパラメータ(どの地域の津波警報を参照するかのパラメータ)について、設定入力が行われている状態を例示している。
プレゼンス表示部638は、参照プレゼンスが具体的にどのようなプレゼンスであるかを選択させる選択入力を受け付けるセクションである。ここでは「警報」というプレゼンスが選択されている場合を例示している。このプレゼンス表示部638には、当該プレゼンスを「契機対象」とするか否かの選択部が付設されている。契機対象とする場合、「津波情報」というネットワークサービスにおいて「警報」が発せられたことを契機として、制御対象オブジェクトに対して所定の制御が行われる(PUSH型のネットワーク連携)。一方、契機対象としない場合、「警報」が発せられたことは、参照のみの条件として扱われる(PULL型のネットワーク連携)。
購読プレゼンス条件表示部639には、前記選択内容の表示、すなわち当該オブジェクトメソッド定義画面63において選択されたプレゼンス条件が表示される。ここでは、「居間・テレビ」という制御対象オブジェクトについて、「津波情報」(プレゼンス参照オブジェクト)というネットワークサービスにおいて「警報」(プレゼンス)が発せられたことを契機として、「居間・人感センサ」という利用オブジェクトの人感知状態(参照プレゼンス)がON(プレゼンス)、つまり人を検知した状態であるということを条件として、自身の電源制御メソッド(利用可能メソッド)にパラメータ「ON」を与え、これにより「居間・テレビ」の電源を「ON」とする旨の定義が為されている例を示している。このような定義によって、サービスコンテンツ本体のプログラムが生成される。
次に図7は、制御対象となるオブジェクトが外部モジュールである場合の定義画面の一例であるオブジェクトメソッド定義画面63’を示す平面図である。このオブジェクトメソッド定義画面63’は、図6に示したオブジェクトメソッド定義画面63と画面フレームは同一であって、利用メソッド設定部63a’と条件設定部63b’とを有し、同様に制御対象オブジェクト表示部631’、利用可能メソッド表示部632’、利用メソッド表示部633’、実施内容表示部634’、プレゼンス参照オブジェクト表示部635’、参照プレゼンス表示部636’、条件表示部637’、プレゼンス表示部638’及び購読プレゼンス条件表示部639’が備えられている。
この場合、利用メソッド設定部63a’の制御対象オブジェクト表示部631’には、制御対象となる外部モジュール名がプルダウン表示され(ここでは「外部モジュールA」が表示されている例を示している)、利用可能メソッド表示部632’には前記外部モジュールAが有する個別機能がプルダウン表示(ここでは「温水器温度算出」が表示されている例を示している)される。そして、利用メソッド表示部633’には、「外部モジュールA」という利用オブジェクトにつき、「温水器温度算出」というメソッドが選択されている場合を例示している。
実施内容表示部634’には、「外部モジュールA」の「温水器温度算出」メソッドについて、利用されるパラメータが設定される。ここでは、実施内容表示部634’に、パラメータ表示部6341、引用元オブジェクト表示部6342、引用プレゼンス表示部6343及び引用プレゼンスパラメータ表示部6344が備えられている例を示している。パラメータ表示部6341には、「温水器温度算出」メソッドの実行にあたり利用されるパラメータが表示され、ここでは「最高気温」、「最低気温」という情報が利用される例を示している。引用元オブジェクト表示部6342には、前記「最高気温」、「最低気温」という情報の引用元が選択表示される。また、引用プレゼンス表示部6343には、引用元のどの情報を具体的に利用するのかが選択表示される。ここでは抽象化された機能を持つネットワークサービスである「天気予報」を引用元プレゼンスとし、そのうちの「明日の最高気温」という情報サービスを引用プレゼンスとしている例を示している。さらに、引用プレゼンスパラメータ表示部6344では、引用プレゼンス表示部6343において選択した引用プレゼンスの詳細パラメータについての設定がなされる。ここでは、「明日の最高気温」を取得する所在地の設定がなされている例を示している。
条件設定部63b’のプレゼンス参照オブジェクト表示部635’、参照プレゼンス表示部636’、条件表示部637’、プレゼンス表示部638’及び購読プレゼンス条件表示部639’については、図6の場合と同様であるので説明を省略する。ここでは、「共通.タイマー」というプレゼンス参照オブジェクトにつき、「時刻」という参照プレゼンスが選択され、「23:00」という時刻情報が契機対象とされている場合を例示している。
以上の通りの設定がなされることで、当該オブジェクトメソッド定義画面63’では、「外部モジュールA」という制御対象オブジェクトは、「タイマー」(プレゼンス参照オブジェクト)の「時刻」が23:00になったことを契機として、自身の「温水器温度算出」メソッドのパラメータに、「NS天気予報」(引用元オブジェクト)の「明日の最高気温」「明日の最低気温」(引用プレゼンス)を、引用プレゼンスパラメータ表示部6344で設定された所在地について引用する定義がなされたこととなる。
ここで、「温水器温度算出」という機能は、サーバ装置20には抽象化された機能として機能登録されていない機能であって、所定のネットワークサービスに具備されている個別機能である。従って、通常ではサーバ装置20のプラットフォーム上でオブジェクトメソッド定義等を行えない。そこで、このような個別機能を用いた定義をオブジェクトメソッド定義画面63’で行えるようにするのが外部モジュール定義体である。該外部モジュール定義体をインポートして上記個別機能を一時的に登録することで、個別定義を用いたオブジェクトメソッド定義等が可能となるものである。
図8〜図10に、外部モジュール定義体M、外部モジュールF30並びにサービスコンテンツD10の具体例(記述内容の具体例)を示しておく。図8は、外部モジュール定義体Mの記述内容の一例を示す説明図である。外部モジュール定義体Mは、外部モジュールのID、ファイル名、機能及びその機能を実現するために引用されるパラメータ等が記述されたファイルであって、ここでは、あるネットワークサービス事業者が実施しているダイエット支援に関するネットワークサービス(図1に示すNSサーバ50SVが配信元)についての、「ダイエット支援連携モジュール」という外部モジュールについての定義体の例を示している。
図8において、外部モジュール機能として記述されている「肥満度判定」、「カロリー算出」という機能が、抽象化が困難な(或いは抽象化する必要のない)個別機能である。このような個別機能は、サーバ装置20には機能登録されていないが、この外部モジュール定義体Mをコンテンツ作成ツール提供部23へインポートすることで、一時的に機能登録されるものである。一方、機能パラメータ情報として記述されている「体重」、「体脂肪」、「消費カロリー」は、前記「肥満度判定」、「カロリー算出」という機能を実行する際に引用されるパラメータである。
図9は、外部モジュールF30の記述内容の一例を示す説明図である。この外部モジュールF30は制御プログラムファイルであって、該外部モジュールF30が保有する機能について記述された機能記述部F301と、その機能についての制御内容が記述された処理内容記述部F302とが備えられている。機能記述部F301には、上述の外部モジュール定義体Mにて定義された機能毎に、機能の概要、使用するパラメータ情報、内部変数の定義、戻り情報などが記述される。処理内容記述部F302には、前記パラメータ情報及び内部変数を用いた外部モジュール内での具体的な制御内容が記述される。
ここでは、「ダイエット支援連携モジュール」という外部モジュールにおいて、体重パラメータP1と体脂肪率パラメータP2とを受け取り、ダイエット支援についてのネットワークサービスの個別機能である肥満度判定処理をNSサーバ50SVにおいて実行(NS問い合わせ処理)させ、肥満度判定結果R2を戻り値として出力する制御内容が記述されている例を示している。このように外部モジュールF30は、ネットワークサービスの抽象化されない個別機能を実行させる制御情報を含み、サーバ装置20に格納されるサービスコンテンツとNSサーバ50SVを用いて実行されるネットワークサービスとを連携させるための制御プログラムファイルである。
図10は、外部モジュールF30と連携させたサービスコンテンツD10の一例を示す説明図である。ここでは、「健康診断サービスコンテンツ」というサービスコンテンツにおいて、図9に示した「ダイエット支援連携モジュール」という外部モジュールを使用して、所定のサービス機能を担保させる例、具体的には利用メソッドとして、「肥満度判定」の情報を提供するという機能と、情報家電機器としてのルームランナーの傾斜角度を調整するという機能が担保されている例を示している。
続いて図11は、第1入力端末機30により、上述のコンテンツデータベース21へサービスコンテンツの登録を行う際に利用されるコンテンツ登録画面64の一例を示す平面図である。このコンテンツ登録画面64には、基礎情報入力部641、説明文入力部642、価格情報入力部643、ネットワークサービス(NS)情報入力部644及び外部モジュール指定部645が備えられている。
基礎情報入力部641は、サービスコンテンツについての基礎情報の入力を受け付けるもので、入力枠として、コード、コンテンツ名、カテゴリ、検索キーワード、コンテンツプロバイダ(CP)名が設けられている。なお、前記コードは、コンテンツデータベース21へ登録されるサービスコンテンツを区別するユニークキーであり、例えば自動採番方式を採用することができる。またカテゴリは、予め定められたサービスコンテンツのカテゴリから選択する方式で入力される。
説明文入力部642には、当該サービスコンテンツの概略内容が入力される。価格情報入力部643には、当該サービスコンテンツについての価格情報、例えばサービスコンテンツ自体の価格、課金単位の別などが入力される。
NS情報入力部644には、当該サービスコンテンツに付属するネットワークサービスのコード、名称、プロバイダ名の入力枠が設けられている。そして、該ネットワークサービスがフロントエンド型のものであるか否かを確認するための確認欄も設けられている。外部モジュール指定部645は、前記ネットワークサービスに対応した外部モジュールのファイル名が入力される。ここには、図8に示した外部モジュール定義体Mで特定された外部モジュールファイル名が入力される。なお、図11では図略しているが、外部モジュール定義体のファイル名も入力される。これにより、当該サービスコンテンツと外部モジュールとがリンクされて登録されるようになる。第1入力端末機30により、このようなコンテンツ登録画面64に入力されるコンテンツ管理情報と共に、上述の手段により生成されたサービスコンテンツ本体のプログラム並びに外部モジュールがコンテンツデータベース21へ登録されるものである。
図2に戻って、プロパティデータベース24は、情報家電機器及びネットワークサービスに関する所定のプロパティ情報等を格納するデータベースである。このプロパティデータベース24には、情報家電機器に関する所定のプロパティ情報を格納する家電プロパティ情報データベース241(プロパティ情報データベースの一つ)と、抽象化された個別機能を有するネットワークサービスに関する所定のプロパティ情報を格納するNSプロパティ情報データベース242(プロパティ情報データベースの一つ)と、抽象化されない個別機能を有するネットワークサービスに各々対応する外部モジュールを格納する外部モジュール格納部243と、前記情報家電機器及びネットワークサービスについての相互接続関連ファイルを格納する相互接続関連ファイル格納部244とが備えられている。
家電プロパティ情報データベース241に格納されるプロパティ情報は、
(a)情報家電機器の品目毎に、各々保有されている機能類別を示すデータである品目別機能データ、及び
(b)情報家電機器の機種別に、各々保有されている機能類別を、前記品目別機能データにおける機能類別に関連付けたデータである機種別対応機能データ
に大別される。
上記(a)の品目別機能データは、品目(エアコン、ランプ、冷蔵庫などの家電種別)毎の家電に保有されている機能データであり、例えばエアコンの場合は暖房機能、冷房機能、除湿機能などが機能データとなる。このような機能データは、専ら第2プレイヤであるASP事業者により登録され、前述したコンテンツ開発ツールの家電機能の元データとなる。
また、上記(b)の機種別対応機能データは、各々の情報家電機器HEが装備している機能、例えばエアコンの場合は暖房機能、冷房機能、除湿機能などを、前記品目別機能データにおける機能類別に対応づけたデータである。つまり、X社製の型番○○という情報家電機器が装備している機能が、品目別機能データで典型化されている機能類型のいずれに対応しているかを関連付けるデータである。この機種別対応機能データは、専ら家電メーカ等の第4プレイヤにより操作される第2入力端末機40から適宜入力される。すなわち第2入力端末機40は、家電プロパティ情報データベース241へ新たに登録する情報家電機器に関する所定のプロパティ情報を入力するためのものであり、家電プロパティ情報データベース241に登録されている品目別機能データと、新たに登録する情報家電機器が保有している機能類別とを関連付ける登録が可能とされている。このような機種別対応機能データは、上述の通りユーザの宅内に導入されている情報家電機器HEの機種情報から機能類別を抽出し、適当なサービスコンテンツを検索する際に用いられる。さらに、後述する家電プロモーションの際にも活用される。
すなわち、図3に示すように、家電プロパティ情報データベース241には、品目別標準機能データD3及び品目別固有機能データD4(これらは上記「品目別機能データ」に相当する)と、機種別対応機能データD5とが格納されている。品目別標準機能データD3は、エアコン、ランプ、冷蔵庫などの家電種別の単位で、予め定められた標準機能に関する登録情報である。具体的には、品目コード、機能別に設定された機能コード、機能名、機能説明、コマンド名及びパラメータ仕様などが格納される。例えばエアコンの場合、「電源ON/OFF」、「室温調整」、「運転モード切替」などの標準機能が、標準機能情報として登録される。かかる標準機能の選定、登録は、第2プレイヤにより行われる。
品目別固有機能データD4は、上記の標準機能以外の機能、つまり家電メーカ等が特定の情報家電機器HEについて固有に装備させている個別機能に関する登録情報である。この個別機能は、例えばエアコンの場合、プラズマイオンを放出させる機能等のユニークな機能であって、かかる個別機能は家電メーカ等の申請に応じて第2プレイヤにより適宜設定・登録される。
また、機種別対応機能データD5は、各々の情報家電機器HEに備えられている機器個別機能に関する登録情報である。具体的には、所定の機種コード、機種名、対応機能コード対応状況/状態取得対応状況情報などが、個々の情報家電機器HE単位で登録される。なお、前記機種コード等は、宅内家電情報管理部161で使用されている情報家電機器の管理情報と同じものが用いられる。
NSプロパティ情報データベース242に格納されるプロパティ情報は、抽象化が可能なネットワークサービスについて、
(c)ネットワークサービスのジャンル毎に、各々保有されている機能類別を示すデータであるジャンル別機能データ、及び
(d)各々のネットワークサービスに保有されている機能類別を、前記ジャンル別機能データにおける機能類別に関連付けたデータであるネットワークサービス別対応機能データ
に大別される。
上記(c)のジャンル別機能データは、ジャンル(天気情報や株価情報などのサービス種別)毎のネットワークサービスに保有されている機能データであり、例えば天気情報のジャンルならば、天気、気温、降水確率等を報知する機能データとなる。このような機能データは、情報家電機器と同様に第2プレイヤであるASP事業者により登録され、前述したコンテンツ開発ツールのネットワークサービス機能の元データとなる。
また、上記(d)のネットワークサービス別対応機能データは、各々のネットワークサービスが装備している機能、例えば天気情報に関するネットワークサービスならば、該サービスが具備している天気、気温、降水確率等の報知機能を、前記ジャンル別機能データにおける機能類別に対応づけたデータである。つまり、Y社製のネットワークサービス△△というネットワークサービスが装備している機能が、ジャンル別機能データで典型化されている機能類型のいずれに対応しているかを関連付けるデータである。このネットワークサービス別対応機能データは、専らバックエンド型のネットワークサービスを展開する第5プレイヤにより操作される第3入力端末機50から適宜入力される。すなわち第3入力端末機50は、バックエンド型の第5プレイヤについてはNSプロパティ情報データベース242へ新たに登録するネットワークサービスに関する所定のプロパティ情報を入力するために機能するものであり、NSプロパティ情報データベース242に登録されているジャンル別機能データと、新たに登録するネットワークサービスが保有している機能類別とを関連付ける登録が可能とされている。
すなわち、図3に示すように、NSプロパティ情報データベース242には、ジャンル別標準機能データD6及びジャンル別固有機能データD7(これらは上記「ジャンル別機能データ」に相当する)と、ネットワークサービス別対応機能データD8とが格納されている。ジャンル別標準機能データD6は、天気情報、株価情報などのネットワークサービスジャンル別の単位で、予め定められた標準機能に関する登録情報である。具体的には、ジャンルコード、機能別に設定された機能コード、機能名、機能説明、コマンド名及びパラメータ仕様などが格納される。例えば天気情報の場合、上述したように「天気」、「気温」、「降水確率」などを報知する標準機能が、標準機能情報として登録される。かかる標準機能の選定、登録は、第2プレイヤにより行われる。
ジャンル別固有機能データD7は、上記の標準機能以外の機能、つまりネットワークサービス事業者等が特定のネットワークサービスについて固有に装備させている個別機能に関する登録情報である。この個別機能は、例えば天気情報の場合、「洗濯指数」や「花粉指数」を報知する機能等のユニークな機能であって、かかる個別機能はネットワークサービス事業者等の申請に応じて第2プレイヤにより適宜設定・登録される。また、ネットワークサービス別対応機能データD8は、各々のネットワークサービスに備えられている個別機能に関する登録情報である。具体的には、所定のネットワークサービスコード、ネットワークサービス名、対応機能コード対応状況/情報取得態様状況情報などが、個々のネットワークサービス単位で登録される。
外部モジュール格納部243は、抽象化されない個別機能を有するフロントエンド型のネットワークサービスに各々対応する外部モジュール(図9参照)が格納される。すなわち、図3に示すように、外部モジュール格納部243には、特定のネットワークサービスを特定のサービスコンテンツに連携させるための外部モジュールF5が、ファイル形式で格納される。この外部モジュールは、専らフロントエンド型のネットワークサービスを展開する第5プレイヤにより操作される第3入力端末機50から、当該第5プレイヤの作成にかかるサービスコンテンツ(図10参照)と共にアップロードされる。なお、図3に示している外部モジュールf5は、導入されたサービスコンテンツ(協調制御コンテンツH1)に付随して、外部モジュール格納部243からダウンロードされている状態を示すものである。
相互接続関連ファイル格納部244には、異なる制御方式が採用されている情報家電機器を協調的に動作制御するための相互接続関連ファイルが格納される。具体的には、図3に示すように、情報家電機器用の相互接続定義ファイルF1及び通信ドライバF2、並びにネットワークサービス用の相互接続定義ファイルF3及び通信ドライバF4が格納されている。
情報家電機器用の相互接続定義ファイルF1は、第2プレイヤであるASP事業者が定めた制御コマンド(サービスコンテンツの制御コマンド)等の仕様と、家電メーカ若しくはネットワークサービス事業者等が独自に定めている制御コマンド等の仕様とを相互変換するための定義を記述したファイルである。なお、相互接続定義ファイルF1は、新たな情報家電機器を市場に投入する際に家電メーカ等により作成される。通信ドライバF2は、ホームネットワークHNに対応して提供される通信ドライバであって、通信プロトコルを相互変換するものである。このような相互接続定義ファイルF1及び通信ドライバF2を具備させておくことで、ユーザの宅内に新たな情報家電機器がネットワーク接続された際に、対応する相互接続定義ファイルF1及び通信ドライバF2を呼び出して、クライアント端末機10へ送信することが可能となる。図3に示している相互接続定義ファイルf1及び通信ドライバf2は、導入されたサービスコンテンツに応じて、相互接続関連ファイル格納部244からダウンロードされている状態を示すものである。
次に、ネットワークサービス用の相互接続定義ファイルF3は、第2プレイヤであるASP事業者が定めた制御コマンド等の仕様と、ネットワークサービス事業者等が独自に定めている制御コマンド等の仕様とを相互変換するための定義を記述したファイルである。なお、相互接続定義ファイルF3は、新たなネットワークサービスがインターネット上に公開される際にネットワークサービス事業者等により作成される。通信ドライバF4は、上記と同様にホームネットワークHNに対応して提供される通信ドライバであって、通信プロトコルを相互変換するものである。このような相互接続定義ファイルF3及び通信ドライバF4を具備させておくことで、コンテンツ検索部222による第2の検索でヒットしたネットワークサービスについてユーザが契約処理を実行した際に、対応する相互接続定義ファイルF3及び通信ドライバF4を呼び出して、クライアント端末機10へ送信することが可能となる。図3に示している相互接続定義ファイルf3及び通信ドライバf4は、導入されたサービスコンテンツに応じて、相互接続関連ファイル格納部243からダウンロードされている状態を示すものである。
以上のようなプロパティデータベース24を設定しておくことで、品目別標準機能データD3及び品目別固有機能データD4に格納されている情報家電機器の品目毎の機能データ、並びにジャンル別標準機能データD6及びジャンル別固有機能データD7に格納されているネットワークサービスのジャンル毎の機能データをコンテンツ作成ツール提供部23に表示させ、第3プレイヤにおいて論理演算等を組み合わせて制御ロジックの開発を行うことができる。また、第4プレイヤにおいて新製品等を市場に投入する際に機種別対応機能データD5として登録しておくことで、さらにバックエンド型の第5プレイヤにおいて新たなネットワークサービスを運用する際にネットワークサービス別対応機能データD8として登録しておくことで、新製品がホームネットワークHNに接続された際のコンテンツ検索やネットワークサービス契約時の選択肢として抽出されるようになるばかりでなく、後述のプロモーション情報の生成に際して抽出されプロモーションされることから販売促進を図ることができる。
他方で、フロントエンド型の第5プレイヤにおいては、外部モジュール格納部243が備えられていることから、ネットワークサービスが保有する特徴的な個別機能については外部モジュール内で実行させるようにしたサービスコンテンツの開発並びに配信を行うことができ、自身が提供しているネットワークサービスが情報家電機器にて利用されるようになることから、ネットワークサービスの拡販効果を期待できる。
続いて、情報家電機器についての品目別標準機能データD3及び品目別固有機能データD4を登録する場合に用いられる入力画面の具体例について説明する。図12は、第2プレイヤにより上述の家電プロパティ情報データベース241へ品目別標準機能データD3、品目別固有機能データD4の登録を行う際に利用される家電品目別機能登録画面65の一例を示す平面図である。この家電品目別機能登録画面65には、品目入力部651、機能種別選択部652、機能名入力部653、機能説明入力部654及び機能仕様設定部655が備えられている。
品目入力部651は、機能登録がなされる品目の入力欄であり、ここでは「エアコン」が入力されている例を示している。機能種別選択部652には、標準的な装備機能であることを示す「標準」、特定の家電メーカ等のリクエストにより設定された固有的な装備機能であることを示す「固有」の2つの選択肢が設定されている。前記「標準」は、品目別標準機能データD3としての登録事項となり、また「固有」は品目別固有機能データD4としての登録事項となる。機能名入力部653には、「エアコン」という品目における機能類別(ここでは「室温設定」を例示)が入力される。この機能類別が、コンテンツ開発において活用され、またコンテンツ検索、家電プロモーション等において検索情報として活用されることになる。機能説明入力部654は、機能名入力部653に入力された「室温設定」という機能の具体的な内容が入力される入力欄である。機能仕様設定部655は、機能を具体的に設定するフィールドであり、この例では「室温設定」という機能が、18℃〜32℃の範囲で室内温度の調整を行える機能であって、これが標準機能に相当するものであることを示している。
次に、機能を抽象化して登録する主にバックエンド型のネットワークサービスについてのジャンル別標準機能データD6及びジャンル別固有機能データD7を登録する場合に用いられる入力画面の具体例について説明する。図13は、第2プレイヤにより上述のNSプロパティ情報データベース242へジャンル別標準機能データD6及びジャンル別固有機能データD7の登録を行う際に利用されるネットワークサービスジャンル別機能登録画面66の一例を示す平面図である。このネットワークサービスジャンル別機能登録画面66には、ジャンル入力部661、機能種別選択部662、機能名入力部663、機能説明入力部664、機能仕様設定部665及び引用パラメータ入力部666が備えられている。
ジャンル入力部661は、機能登録がなされるジャンルの入力欄であり、ここでは「各地の天気予報」が入力されている例を示している。機能種別選択部662には、標準的な装備機能であることを示す「標準」、特定のネットワークサービス事業者等のリクエストにより設定された固有的な装備機能であることを示す「固有」の2つの選択肢が設定されている。前記「標準」は、ジャンル別標準機能データD6としての登録事項となり、また「固有」はジャンル別固有機能データD7としての登録事項となる。機能名入力部663には、「各地の天気予報」という品目における機能類別(ここでは「今日の天気」を例示)が入力される。この機能類別が、コンテンツ開発において活用され、またコンテンツ検索、ネットワークサービスプロモーション等において検索情報として活用されることになる。機能説明入力部664は、機能名入力部663に入力された「今日の天気」という機能の具体的な内容が入力される入力欄である。機能仕様設定部665は、機能を具体的に設定するフィールドであり、この例では「今日の天気」という機能が、「晴、曇、雨、雪・・・」という区分で天気情報を報知する機能であって、これが標準機能に相当するものであることを示している。引用パラメータ入力部666は、機能仕様の引用パラメータを入力する欄であり、「今日の天気」の報知機能には、「所在地、年月日、時刻」という情報が引用されることを示している。
因みに、抽象化が困難な(或いは抽象化する必要のない)、主にフロントエンド型のネットワークサービスについては、このようなネットワークサービスについての機能登録はなされない。すなわち、当該機能登録に代えて、フロントエンド型のネットワークサービスに対応する外部モジュールが、前記外部モジュール格納部243へ格納されるものである。
続いて、情報家電機器についての機種別対応機能データD5、ネットワークサービスについてのネットワークサービス別対応機能データD8をそれぞれ登録する場合に用いられる入力画面の具体例について説明する。
図14は、新製品投入等の際に第2入力端末機40により、上述の家電プロパティ情報データベース241へ機種別対応機能データD5の登録を行う際に利用される対応機能登録画面67の一例を示す平面図である。かかる対応機能登録画面67は、第2入力端末機40から家電プロパティ情報データベース241へアクセスされた際に、サーバ装置20に備えられている図略の表示制御手段により表示される。この対応機能登録画面67には、大略的に基礎情報入力部671、対応機能情報入力部672及び相互接続関連ファイル入力部678が備えられている。
基礎情報入力部671は、情報家電機器についての基礎情報の入力を受け付けるもので、入力枠として、コード、家電機種名、品目、家電メーカ名、対応ホームネットワーク名が設けられている。なお、前記コードは、家電プロパティ情報データベース241へ登録される情報家電機器を区別するユニークキーであり、例えば自動採番方式を採用することができる。また品目は、予め定められた機種類型から選択する方式で入力される。さらに対応ホームネットワーク名は、制御を行う場合において通信ドライバ(図3に示す通信ドライバF2のいずれか)を選択するために入力される。
対応機能情報入力部672は、当該情報家電機器の機能情報の入力を受け付けるものであり、機能表示部673、機能有無入力部674、機能仕様入力部675、状態取得入力部676及び機能類別選択部677が備えられている。機能表示部673は、機能類別選択部677で選択されている類別に応じて、装備されている機能を表示する。図例では機能類別選択部677で「標準」が選択されている場合を示しており、「標準機能」として具備されている機能である「電源ON/OFF」「室温設定」「モード切替」が機能表示部673に表示されている。なお、機能類別選択部677で「固有」が選択されている場合は、その固有機能として装備されている各機能が表示されることになる。
機能有無入力部674には、機能表示部673に表示されている各機能に対応可能か否かが入力される。図例では、いずれの機能も装備されていることを示す「○」印が入力されている。機能仕様入力部675には、当該登録にかかる情報家電機器が備えている具体的機能が入力される。また状態取得入力部676には、動作状態に関するイベント情報が当該情報家電機器から取得可能か否かが入力される。相互接続関連ファイル入力部678には、当該情報家電機器をサービスコンテンツの制御下において異なる制御方式が採用されている情報家電機器であっても、協調的に動作制御することを可能にする相互接続定義ファイル、並びに通信ドライバの所在を特定するファイル名が入力される。
図15は、抽象化される機能をもつ新たなネットワークサービスの運用を開始する際等に第3入力端末機50により、上述のNSプロパティ情報データベース242へネットワークサービス別対応機能データD8の登録を行う際に利用されるネットワークサービス別の対応機能登録画面68の一例を示す平面図である。かかる対応機能登録画面68は、第3入力端末機50からNSプロパティ情報データベース242へアクセスされた際に、サーバ装置20に備えられている図略の表示制御手段により表示される。この対応機能登録画面68には、大略的に基礎情報入力部681、対応機能情報入力部682及び相互接続関連ファイル入力部689が備えられている。
基礎情報入力部681は、ネットワークサービスについての基礎情報の入力を受け付けるもので、入力枠として、ネットワークサービスコード、名称、ジャンル、プロバイダ名、対応プロトコルが設けられている。なお、前記コードは、NSプロパティ情報データベース242へ登録されるネットワークサービスを区別するユニークキーであり、例えば自動採番方式を採用することができる。またジャンルは、予め定められたネットワーク類型から選択する方式で入力される。さらに対応プロトコルは、通信ドライバを選択するために入力される。
対応機能情報入力部682は、当該ネットワークサービスの機能情報の入力を受け付けるものであり、機能表示部683、機能有無入力部684、機能仕様入力部685、引用パラメータ入力部686、連携方式入力部687及び機能類別選択部688が備えられている。機能表示部683は、機能類別選択部688で選択されている類別に応じて、装備されている機能を表示する。機能有無入力部684には、機能表示部683に表示されている各機能に対応可能か否かが入力される。機能仕様入力部685には、当該登録にかかるネットワークサービスが備えている具体的機能が入力される。引用パラメータ入力部686には、各機能仕様において引用されるパラメータが入力される。連携方式入力部687には、ネットワーク連携の態様が上述したPUSH型、PULL型に対応するか否かが入力される。
相互接続関連ファイル入力部689には、第5プレイヤがNSサーバ50SV(図1参照)を用いて展開しているネットワークサービスにおける制御方式と、サービスコンテンツにおける制御方式とが異なる場合に、当該ネットワークサービスをサービスコンテンツの制御下において協調的に動作制御することを可能にする相互接続定義ファイル、並びに通信ドライバの所在を特定するファイル名が入力されるものである。
図2に戻って、クライアント管理データベース25は、クライアント端末機10を保有するユーザ別の各種管理情報が格納されるデータベースである。このクライアント管理データベース25に格納される管理情報は、クライアント端末機10の初期設定時、操作部からの更新入力時などに入力、更新される。前記管理情報としては、例えば図3に示すように、利用者情報D9、コンテンツ履歴情報D10などが含まれる。
前記利用者情報D9は、具体的にはユーザコード、ユーザ名、住所、連絡先、決済情報などである。コンテンツ履歴情報D10は、ユーザ毎のコンテンツ注文履歴、購入履歴及び使用停止履歴等に関する情報であり、ユーザコード、購入日、コンテンツコード、コンテンツカテゴリ、請求金額等の情報である。
プロモーション情報生成部26は、表示部12に表示されたコンテンツ種別若しくは前記コンテンツ選択部13により選択された特定のコンテンツ種別と、当該クライアント端末機10から与えられた情報家電機器HEに関する管理情報(宅内家電情報管理部161から与えられる管理情報)とをパラメータとして、当該特定のコンテンツ種別に対応するサービスコンテンツの利用に際して不足する乃至は推奨される情報家電機器及び/又はネットワークサービスに関するデータ情報を生成する。
具体的にはプロモーション情報生成部26は、クライアント端末機10側から与えられるサービスコンテンツの管理情報(コンテンツコードなど)を取得すると、コンテンツデータベース21を検索して、当該サービスコンテンツが必要とする機能類別情報に変換する。そして、この機能類別情報を検索キーとして、家電プロパティ情報データベース241の機種別対応機能データD5、並びにNSプロパティ情報データベース242のネットワークサービス別対応機能データD8を検索し、指定にかかるサービスコンテンツに対応可能な情報家電機器の機種、並びにネットワークサービスを抽出する。
このようにして生成されたデータ情報は、配信情報生成部223を介してクライアント端末機10へ配信される。すなわち、前記配信情報生成部223は、抽出されたサービスコンテンツに関する情報に加えて、前記プロモーション情報生成部26で生成されたデータ情報を付随させて配信する。これにより、クライアント端末機10は、抽出されたサービスコンテンツと、当該サービスコンテンツを活用する場合に望ましい情報家電機器及び/又はネットワークサービスに関するデータ情報とを取得できるようになる。
代替情報生成部27は、クライアント端末機10から所定のサービスコンテンツに対応して動作する情報家電機器についての代替情報家電機器に関する情報照会があった場合に、推奨される代替情報家電機器に関するデータ情報を生成する。具体的には代替情報生成部27は、買い換えを希望するユーザのクライアント端末機10から買い換え対象とする情報家電機器の機種情報と、当該ユーザにおいて既に導入されているサービスコンテンツの管理情報(コンテンツコードなど)とを取得する。そして、前記情報家電機器機種情報から、家電プロパティ情報データベース241の機種別対応機能データD5を検索して、取得した情報家電機器の機能類別を抽出する。さらに、前記コンテンツコードから、各々のサービスコンテンツで利用されている機能類別を抽出する。
続いて、このようにして抽出された機能類別同士を比較して、買い換えを希望している情報家電機器のどの機能が、どのサービスコンテンツで利用されているかを求める。これは、ユーザにおいて導入されている全てのサービスコンテンツにおいて、買い換え希望の情報家電機器が寄与している機能を特定するものである。つまり、当該ユーザにおいて導入されているサービスコンテンツにより、情報家電機器の全機能が用いられているとは限らないことから、サービスコンテンツで実際に活用されている機能類別を抽出するのである。そして、このようにして抽出された機能類別情報を検索キーとして、家電プロパティ情報データベース241の機種別対応機能データD5を検索し、代替可能な情報家電機器の機種を抽出するものである。このデータ情報は、配信情報生成部223を介してクライアント端末機10へ配信される。
なお、上記のような代替情報家電機器に関するデータ情報を、コンテンツ検索の際にプロモーション情報生成部26で作成させるようにしても良い。すなわち、本来プロモーション情報生成部26は、コンテンツ検索でヒットしたサービスコンテンツに対応させて、当該サービスコンテンツの利用に際して不足する乃至は推奨される情報家電機器及び/又はネットワークサービスに関するデータ情報を生成するが、この際にユーザに既に導入されている情報家電機器及びネットワークサービスのうち、買い替えを推奨できるものがあれば、そのような買い替え推奨情報も生成させるようにしても良い。
課金情報算出部28は、サービスコンテンツを配信する場合の料金、既にユーザに導入されたサービスコンテンツのランニング料金等、ユーザに対する課金条件を抽出して課金データを算出する。
以上の通り構成された情報提供システムSの動作について説明する。この情報提供システムSの動作フローは、図16に示すように、次の6つの動作フローF1〜F6に大別することができる。すなわち、
(A)第2プレイヤによりプロパティデータベース24の家電プロパティ情報データベース241へ情報家電機器についての品目別機能データが登録され、必要に応じて第4プレイヤにより第2入力端末機40から新たな情報家電機器についての機種別対応機能データが家電プロパティ情報データベース241に蓄積される家電機能登録フローF1、
(B)第2プレイヤによりNSプロパティ情報データベース242へネットワークサービスについてのジャンル別機能データが登録され、必要に応じて第5プレイヤにより第3入力端末機50から新たなバックエンド型のネットワークサービスについてのネットワークサービス別対応機能データがNSプロパティ情報データベース242に蓄積されるネットワークサービス機能登録フローF2、
(C)第3プレイヤによりサーバ装置20に備えられているコンテンツ作成ツールを利用してサービスコンテンツが作成され、サーバ装置20(コンテンツデータベース21)に蓄積されるコンテンツ開発フローF3、若しくは、フロントエンド型のネットワークサービスを展開している第5プレイヤにより、コンテンツ作成ツールを利用して自身のネットワークサービスと連携させたサービスコンテンツが作成され、サーバ装置20に蓄積されるコンテンツ開発フローF3’、
(D)ユーザである第1プレイヤが、サーバ装置20のコンテンツ提供エンジン22にアクセスし、宅内家電情報管理部161で管理されている情報に基づき、自らが導入している情報家電機器に適応したサービスコンテンツ情報を検索してその配信を受けるコンテンツ照会フローF4、
(E)上記サービスコンテンツ情報に加えて、情報家電機器及びネットワークサービスについてのプロモーション情報の配信を受ける場合のプロモーションフローF5、及び、
(F)ユーザが、前述の代替情報生成部27から家電買替支援情報の配信を受ける場合の家電買替支援フローF6、
に大別することができる。以下、先に説明した図1〜図15、特に図2を参照しながら、上記動作フローF1〜F6の各々について説明する。
図17は、上記(A)の家電機能登録フローF1を示すフローチャートである。なお、第4プレイヤによるステップS114以下の当該家電機能登録フローF1の実行にあたり、当該情報提供システムSへの参入登録(サプライヤ登録)が行われていることが前提となる。なお、この第4プレイヤは、前述の通り専ら家電メーカであるが、情報家電機器の機能提供権限がある外部サプライヤであっても良い。
先ず、第2プレイヤ等により情報家電機器の品目別の機能データが登録される(ステップS111)。このときの登録画面は、例えば図12に示した家電品目別機能登録画面65が用いられる。かかる機能データは、家電プロパティ情報データベース241へ、品目別標準機能データD3及び品目別固有機能データD4として格納される。続いて、追加登録を行うか否かが確認される(ステップS112)。すなわち、標準機能として新たに登録すべき機能類別は有るか、或いは家電メーカ等からの申請にかかる新たな固有機能が存在するかが確認される。新たな登録事項が存在する場合(ステップS112でYES)は、ステップS111の登録が実行される。
一方、第2プレイヤにおいて新たな登録事項が存在しない場合(ステップS112でNO)は、第4プレイヤからの新規登録希望が有るかが確認される(ステップS113)。このステップS113でNOの場合は、これらステップS112、ステップS113の確認ループが継続される。これに対し、第4プレイヤからの新規登録希望が有る場合(ステップS113でYES)は、ステップS114以下のフローが実行される。
まず、第2入力端末機40からサーバ装置20へ機能登録のためのアクセスが実行され、サーバ装置20においてアクセス認証が行われる(ステップS114)。アクセスが許容されると、第2入力端末機40に機能登録画面が呼び出される(ステップS115)。この機能登録画面は、例えば図14に示したような対応機能登録画面67である。そして、このような対応機能登録画面67に、特定の情報家電機器についての所定の登録事項が入力される(ステップS116)。かかる登録データは、機種別対応機能データD5として家電プロパティ情報データベース241へ格納される。
対応機能登録画面67への登録事項の入力が完了されたなら、かかる登録情報はサーバ装置20へ送信され、家電プロパティ情報データベース241へ機種別対応機能データD5としてアップロードされる(ステップS117)。このようにして登録された品目別標準機能データD3、品目別固有機能データD4及び機種別対応機能データD5は、コンテンツ作成ツール、コンテンツ検索、家電プロモーション及び家電買い換え支援の各々で適宜活用される。
図18は、上記(B)のネットワークサービス機能登録フローF2を示すフローチャートである。なお、第5プレイヤによるステップS124以下の当該ネットワークサービス機能登録フローF2の実行にあたり、当該情報提供システムSへの参入登録(サプライヤ登録)が行われていることが前提となる。なお、ここでの第5プレイヤは、前述の通り専らバックエンド型のネットワークサービスを展開する事業者であるが、ネットワークサービスの機能提供権限がある外部サプライヤ等であっても良い。
先ず、第2プレイヤ等によりネットワークサービスのジャンル別の機能データが登録される(ステップS121)。このときの登録画面は、例えば図13に示したネットワークサービスジャンル別機能登録画面66が用いられる。かかる機能データは、NSプロパティ情報データベース242へ、ジャンル別標準機能データD6及びジャンル別固有機能データD7として格納される。続いて、追加登録を行うか否かが確認される(ステップS122)。すなわち、標準機能として新たに登録すべき機能類別は有るか、或いはネットワークサービス事業者等からの申請にかかる新たな固有機能が存在するかが確認される。新たな登録事項が存在する場合(ステップS122でYES)は、ステップS121の登録が実行される。
一方、第2プレイヤにおいて新たな登録事項が存在しない場合(ステップS122でNO)は、第5プレイヤからの新規登録希望が有るかが確認される(ステップS123)。このステップS123でNOの場合は、これらステップS122、ステップS123の確認ループが継続される。これに対し、第5プレイヤからの新規登録希望が有る場合(ステップS123でYES)は、ステップS124以下のフローが実行される。
まず、第3入力端末機50からサーバ装置20へ機能登録のためのアクセスが実行され、サーバ装置20においてアクセス認証が行われる(ステップS124)。アクセスが許容されると、第3入力端末機50に機能登録画面が呼び出される(ステップS125)。この機能登録画面は、例えば図15に示したようなネットワークサービス別の対応機能登録画面68である。そして、このような対応機能登録画面68に、特定のネットワークサービスについての所定の登録事項、並びにNSサーバ50SVのURL等の接続先情報が入力される(ステップS126)。かかる登録データは、ネットワークサービス別対応機能データD8としてNSプロパティ情報データベース242へ格納される。
対応機能登録画面68への登録事項の入力が完了されたなら、かかる登録情報はサーバ装置20へ送信され、NSプロパティ情報データベース242へネットワークサービス別対応機能データD8としてアップロードされる(ステップS127)。このようにして登録されたジャンル別標準機能データD6、ジャンル別固有機能データD7及びネットワークサービス別対応機能データD8は、コンテンツ作成ツール、コンテンツ検索、ネットワークサービスプロモーション等の各々で適宜活用される。
図19は、上記(C)のコンテンツ開発フローF3を示すフローチャートである。このコンテンツ開発フローF3の実行に際しても、第3プレイヤ(コンテンツプロバイダ)について、情報提供システムSへの参入登録が行われていることが前提となる。
まず、第1入力端末機30からサーバ装置20のコンテンツ作成ツール提供部23へのアクセスが実行され、サーバ装置20においてアクセス認証が行われる(ステップS21)。アクセスが許容されると、第1入力端末機30にコンテンツ作成ツールが呼び出される(ステップS22)。このようなコンテンツ作成ツールを利用して、第3プレイヤによりサービスコンテンツの開発が行われる。このコンテンツ作成ツールは、例えば図4〜図6に示したような、利用オブジェクト定義画面61、プレゼンス参照オブジェクト定義画面62、オブジェクトメソッド定義画面63であり、第1入力端末機30にこのようなコンテンツ作成ツールと、必要な開発用データ(情報家電機器及びネットワークサービスについての所定のプロパティ情報等)がダウンロードされる。
そして、第1入力端末機30において、順次利用オブジェクト定義画面61に対して利用オブジェクト定義が入力され(ステップS23)、プレゼンス参照オブジェクト定義画面62に対してプレゼンス参照オブジェクト定義が入力され(ステップS24)、オブジェクトメソッド定義画面63に対してオブジェクトメソッド定義が入力される(ステップS25)。第3プレイヤにおいては、コンテンツ作成ツールの誘導を利用して簡単かつ効率的に、サービスコンテンツを開発することができる。
所定のサービスコンテンツが開発されたなら、第1入力端末機30において、例えば図11に示したような、サーバ装置20のコンテンツデータベース21に対するコンテンツ登録画面64が呼び出される(ステップS26)。そして、当該コンテンツ登録画面64への登録事項の入力が完了されたなら、かかる登録情報はサーバ装置20へ送信され、コンテンツデータベース21へアップロードされる(ステップS27)。この登録情報は、開発にかかるサービスコンテンツの基礎情報(基礎情報入力部641への入力項目)に関連づけられて、上述した協調制御コンテンツD1及びコンテンツ管理情報D2として、コンテンツデータベース21で保管される。
図20は、同じく上記(C)のコンテンツ開発のフローチャートであって、フロントエンド型のネットワークサービスを展開する事業者である第5プレイヤによりコンテンツ開発が行われる場合のコンテンツ開発フローF3’を示すフローチャートである。この場合、第2プレイヤとの間で予め定められた協調制御コンテンツとのインターフェイスを規定した規約に基づいて、先ずは外部モジュールファイル(図9参照)と、外部モジュール定義体ファイル(図8参照)とが作成される(ステップS201)。
その後、第1入力端末機30からサーバ装置20のコンテンツ作成ツール提供部23へのアクセスが実行され、サーバ装置20においてアクセス認証が行われる(ステップS202)。アクセスが許容されると、第1入力端末機30にコンテンツ作成ツールが呼び出される(ステップS203)。そして、ステップS201において作成された外部モジュール定義体がコンテンツ作成ツール提供部23へインポートされる(ステップS204)。これにより、抽象化されていないネットワークサービスの個別機能(非抽象型オブジェクト)が、抽象化されている機能(抽象型オブジェクト)と同様に利用できるようになる。このようなコンテンツ作成ツールを利用して、第5プレイヤによりフロントエンド型のネットワークサービスに連携させたサービスコンテンツの開発が行われる。
以下、第3入力端末機50において、順次利用オブジェクト定義画面61に対して利用オブジェクト定義が入力され(ステップS205)、プレゼンス参照オブジェクト定義画面62に対してプレゼンス参照オブジェクト定義が入力され(ステップS206)、オブジェクトメソッド定義画面63に対してオブジェクトメソッド定義が入力される(ステップS207)。そして、図11に示したようなコンテンツ登録画面64が呼び出され(ステップS208)、開発されたサービスコンテンツがコンテンツデータベース21へアップロードされる(ステップS209)。併せて、ステップS201において作成された外部モジュールもアップロードされるものである(ステップS210)。
次に図21及び図22は、上記(D)のコンテンツ照会フローF4を示すフローチャートである。まず、ユーザの作為的な操作処理(マニュアル照会モード)、例えば操作部17によるコンテンツ照会処理が行われたかが確認される(ステップS31)。コンテンツ照会処理が実行された場合(ステップS31でYES)、ステップS33にスキップされ、その時点で宅内家電情報管理部161に格納されている情報家電機器HEに関する管理情報、或いはユーザの指定にかかる情報家電機器HEに関する管理情報が、家電情報送信部11を介してサーバ装置20のコンテンツ提供エンジン22へ送信される。
一方、ステップS31のマニュアル照会モードが実行されない場合(ステップS31でNO)、情報家電機器HEが新たに宅内の情報コンセント18に接続されたかが確認される(ステップS32)。ここでの確認は、情報家電機器HEの増設のほか、取替え、廃棄なども含む。新たな情報家電機器HEの接続が有ったならば(ステップS32でYES)、その新たな情報家電機器HEに関する管理情報が宅内家電情報管理部161に取り込まれると共に、新たな情報家電機器HEの管理情報を含む全ての情報家電機器HEの管理情報が、家電情報送信部11を介してサーバ装置20のコンテンツ提供エンジン22へ自動的に送信(オート照会モード)される(ステップS33)。
このような管理情報を含んだ照会情報は、コンテンツ提供エンジン22の家電管理情報取得部221にて取得され、取得された照会情報に合致したコンテンツ検索条件が設定される(ステップS34)。そして、設定されたコンテンツ検索条件に基づいて、コンテンツ検索部222により、第1の検索として、コンテンツデータベース21に格納されているサービスコンテンツの検索が実行される(ステップS35;以上図21に記載。以下のフローは図22に記載)。
かかる検索の結果、当該コンテンツ検索条件に合致するサービスコンテンツが、コンテンツデータベース21に格納されていない場合(ステップS36でNO)、配信情報生成部223で条件にマッチするサービスコンテンツは存在しない旨のメッセージ情報が生成され、このメッセージ情報がクライアント端末機10へ配信される(ステップS37)。配信後、前記メッセージ情報は表示部12へ表示され、ユーザに報知される。
一方、当該コンテンツ検索条件に合致するサービスコンテンツが存在する場合(ステップS36でYES)、配信情報生成部223において、ヒットしたサービスコンテンツのサマリー情報を含むコンテンツ種別の一覧情報(コンテンツ一覧情報)が生成される。このコンテンツ一覧情報は、クライアント端末機10へ配信される(ステップS38)。このような処理は、上述のマニュアル照会モード、オート照会モードのいずれにおいても同様に実行される。特に、オート照会モードにおいては、情報家電機器HEが新たに宅内の情報コンセント18に接続されたことをトリガーとして、その新たな情報家電機器HEを含んだ当該ユーザの宅内における家電の配置体系に適合するサービスコンテンツの検索結果が自動的に配信されることとなる。
コンテンツ提供エンジン22から配信されたコンテンツ一覧情報は、クライアント端末機10の表示部12へ表示される(ステップS39)。図23は、表示部12における前記コンテンツ一覧情報の表示態様の一例であるコンテンツ一覧画面71を示す平面図である。このコンテンツ一覧画面71には、上記オート照会モードに対応したもので、新たに情報コンセント18へ接続された情報家電機器HEの機種情報等を表示する機種表示部711と、コンテンツ検索によりヒットしたサービスコンテンツの一覧(利用可能なコンテンツ一覧)を表示するコンテンツ一覧表示ウィンドゥ712とが備えられている。
コンテンツ一覧表示ウィンドゥ712には、ヒットしたサービスコンテンツ別の表示欄713、714が設けられている。これら表示欄713、714には、サービスコンテンツのタイトル、カテゴリ(例えば「省エネ」、「快適」などの目的に応じて設定されているサービスコンテンツの類別)、そのサマリー情報などが表示される。なお、サービスコンテンツがフロントエンド型のネットワークサービスを必要とするものである場合に、その旨を表示するための付属表示欄715(「NS付」との表示)も備えられている。ユーザは、このようなコンテンツ一覧画面71を表示部12で確認することで、現状の情報家電機器HEの配置状況において利用可能なサービスコンテンツの概要を把握することができる。
上記表示欄713、714には詳細確認ボタン716が設けられており、この詳細確認ボタン716に対してクリック操作等を与える(コンテンツ選択;ステップS40)ことで、当該サービスコンテンツの詳細情報が表示されるようになっている(ステップS41)。
図24は、サービスコンテンツ詳細情報の表示態様の一例であるコンテンツ情報画面72を示す平面図である。このコンテンツ情報画面72には、サービスコンテンツの詳細な内容説明情報を表示する説明表示部721、サービスコンテンツがフロントエンド型のネットワークサービスを含む場合に、そのネットワークサービス名を表示するNS名表示部772、料金体系等を表示する料金表示部723、注意事項等を表示する補助情報表示部724及び利用許諾条件等を表示する条件表示部725などが具備されている。なお、サービスコンテンツがバックエンド型のネットワークサービスを含む場合は、この段階ではまだいずれのサービスを利用するかが特定されていないため表示されない。
さらにコンテンツ情報画面72には、環境確認ボタン726、購入ボタン727及び取り消しボタン728が備えられている。環境確認ボタン726が選択操作されると、ユーザが選択したサービスコンテンツにおいて、そのユーザに導入されている情報家電機器を実際に動作させるに際しての動作環境確認照会がサーバ装置20へ送信され、その動作環境確認結果がクライアント端末機10へ返信される(ステップS42)。このとき、必要な相互定義ファイルがクライアント端末機10側へ取り入れられているかの確認も実行される。ユーザは、かかる動作環境確認結果により、サービスコンテンツの適合性を確認できる。なお、購入ボタン727は、当該サービスコンテンツを購入する場合に選択されるボタンである。また取り消しボタン728は、コンテンツ情報画面72の表示を停止(キャンセル)させるためのボタンである。
しかる後、コンテンツ検索部222は、第1の検索によりヒットしたサービスコンテンツが、ネットワークサービスを必須としているか否かを判定する(ステップS43)。つまり、サービスコンテンツがネットワークサービスと連携することが必須のものであるか否かが判定される。そして、ネットワークサービスを必須としたサービスコンテンツである場合であって(ステップS43でYES)、それがバックエンド型のネットワークサービスである場合、コンテンツ検索部222は機能レベルで第2の検索を実行して、当該サービスコンテンツと連携可能なバックエンド型のネットワークサービスを抽出する。なお、フロントエンド型のネットワークサービスである場合は、ネットワークサービスについて選択の余地がないので、このような検索はスキップされる。
具体的には、コンテンツ検索部222は、機能レベルでのネットワークサービスの検索条件を設定し(ステップS431)、その条件で第2の検索としてのネットワークサービス検索を実行する(ステップS432)。当該ネットワークサービス検索条件に合致するネットワークサービスが存在する場合(ステップS433でYES)、配信情報生成部223において、ヒットしたネットワークサービスの一覧情報が生成され、これがクライアント端末機10へ配信される(ステップS434)。かかるネットワークサービス一覧情報は、クライアント端末機10の表示部12へ表示される(ステップS435)。続いて、ユーザからの照会指示を受けて、ヒットしたネットワークサービスの仕様情報(料金体系、約款等)が生成され、これがクライアント端末機10へ配信される(ステップS436)。かかるネットワークサービス一覧情報は、同様にクライアント端末機10の表示部12へ表示される(ステップS437)。
以上説明したステップS42〜S437を実行するための具体例を、図25及び図26に示す画面例に基づいて説明する。図25は、図24において環境確認ボタン726が選択された場合に表示されるコンテンツ動作環境表示画面73の一例を示す平面図である。なお、図25には、コンテンツ動作環境表示画面73の下層画面である対応家電一覧表示画面74及び対応NS一覧表示画面75も付記している。このコンテンツ動作環境表示画面73には、コンテンツ表示部731、必要家電一覧表示部732、必要NS一覧表示部733、対応家電一覧表示選択ボタン734及び対応NS一覧表示選択ボタン735が備えられている。
コンテンツ表示部731には、選択されたサービスコンテンツ(図24において表示されているサービスコンテンツ)の名称が表示される。必要家電一覧表示部732には、当該サービスコンテンツにおいて必要とされる情報家電機器が、「エアコン」、「換気扇」、「テレビ」等の品目別に表示される。ここでは、品目別に必須アイテムであるかオプションアイテムであるかの条件、設置場所の指定条件等も併せて表示されている例を示している。必要NS一覧表示部733には、当該サービスコンテンツにおいて必要とされるネットワークサービスが、「天気情報」、「花粉情報」、「地震情報」等のジャンル別に表示される。ここでは、ジャンル別に必須アイテムであるかオプションアイテムであるかの条件、契約状況も併せて表示されている例を示している。
対応家電一覧表示選択ボタン734は、必要家電一覧表示部732に表示された家電品目として、実際に対応できる機種を表示させる場合に押下されるボタンであり、その押下により対応家電一覧表示画面74が表示される。この対応家電一覧表示画面74の表示欄741には、例えば当該サービスコンテンツにおいて利用される「エアコン」としての動作能力を有している、具体的な「エアコン」の機種名、メーカ名等の一覧が表示される。
対応NS一覧表示選択ボタン735は、必要NS一覧表示部733に表示されたジャンルのネットワークサービスとして、実際に対応できるネットワークサービスを表示させる場合に押下されるボタンであり、その押下により対応NS一覧表示画面75が表示される(ステップS435に相当)。この対応NS一覧表示画面75の表示欄751には、例えば当該サービスコンテンツにおいて利用される「天気予報」としての動作能力を有している、具体的な「天気予報」についてのネットワークサービス名、プロバイダ名、サマリー、料金等の一覧が表示される。なお、これらネットワークサービスについては、当該サービスコンテンツとは別枠のサービスを外部から導入する形態となるため、ここでは「契約が必要なネットワークサービス一覧」として表示させている。
このように、ネットワークサービスについては別途の契約が必要となるため、対応NS一覧表示画面75には、ネットワークサービスの契約内容を確認するためのNS契約内容照会ボタン752が設けられている。このNS契約内容照会ボタン752が押下されると、図26に示す画面が表示される(ステップS437に相当)。図26は、ネットワークサービスの契約詳細を表示するネットワークサービス契約画面76を示す平面図である。
このネットワークサービス契約画面76には、選択されたネットワークサービス事業者名とネットワークサービス名を表示する名称表示部761、料金体系等を表示する料金表示部762、注意事項等を表示する補助情報表示部763及び契約約款等を表示する条件表示部764などが具備されている。さらにネットワークサービス契約画面76には、契約申し入れを行う場合に押下される契約ボタン765、解約ボタン766及び取り消しボタン767が備えられている。
ユーザは、このようなネットワークサービス契約画面76に基づき、ネットワークサービスを購入するか否かの判断を行う。システムの処理としては、契約ボタン765を押下して契約処理が実行されたか否かが確認される(ステップS438)。契約ボタン765が押下された場合(ステップS438でYES)、続いてサービスコンテンツを購入する処理がなされたか否かが判定される(ステップS44)。サービスコンテンツの購入処理が実行された場合(ステップS44でYES)、注文指示信号が家電情報送信部11から送信される(ステップS45)。これを受けて、サーバ装置20側では、コンテンツデータベース21に格納されている、注文にかかるサービスコンテンツが取り出され、クライアント端末機10へ当該サービスコンテンツが配信される(ステップS46)。この際、バックエンド型のネットワークサービスについての相互接続定義ファイル及び通信ドライバも配信される。また、フロントエンド型のネットワークサービスと連携したサービスコンテンツである場合は、その外部モジュールも配信される。
その後、購入されたサービスコンテンツについてのコンテンツパーソナライズ処理が実行される(ステップS47)。図27は、コンテンツパーソナライズ処理が行われる際に表示されるコンテンツパーソナライズ画面77の一例を示す平面図である。このコンテンツパーソナライズ画面77には、設定画面771が含まれており、該設定画面771上の場所設定部772にて対象とする部屋の設定、家電設定部773にて対象とする家電の設定が行えるようになっている。さらに、コンテンツパーソナライズ画面77には、決定ボタン774、NS割当ボタン775及び取り消しボタン776が具備されている。前記決定ボタン774及び取り消しボタン776は、それぞれコンテンツパーソナライズの設定の決定及び取り消しを行うための選択ボタンである。
一方、NS割当ボタン775は、複数のネットワークサービスとの契約処理が為された場合に連携するネットワークサービス(ここではバックエンド型のサービスコンテンツである)を、サービスコンテンツに合わせて割り当てる際に押下されるボタンである。この割り当ては、ユーザにとって最適なネットワークサービスをサービスコンテンツに割り当てる目的と共に、情報の整合性を取る目的のために実施される。すなわち、例えば天気情報と連携したサービスコンテンツを導入する場合において、当該サービスコンテンツが「今日の天気」を利用した機能と、「降水確率」を利用した機能とを含んでいるときに、前者をA社のネットワークサービスから、後者をB社のネットワークサービスから情報を取得するように連携させてしまうと、極論としてA社は「雨」との予報情報を配信している一方でB社は降水確率0%という予報情報を配信しているというような矛盾する情報を取り入れてしまう懸念がある。
そこで、機能単位ではなくサービスコンテンツ単位で、ユーザが既に契約しているものの中から適宜なネットワークサービスを割り当てるようにするために、NS割当ボタン775が準備されている。このNS割当ボタン775が押下されると、図27の右上に示すコンテンツNS割当画面78が表示される。コンテンツNS割当画面78は設定画面780を含み、この設定画面780にはジャンル表示部781、設定済みNS表示部782、NS選択ボタン783が備えられている。
ジャンル表示部781には、連携するネットワークサービスのジャンルが表示される。設定済みNS表示部782は、ジャンル表示部781に表示されたサービス機能に対して割り当てられた具体的なネットワークサービス名が表示される。NS選択ボタン783は、ネットワークサービスの選択設定を行う場合に押下されるボタンである。このNS選択ボタン783が押下されると、図27の右下に示す契約済みネットワークサービス選択画面79が表示される。
契約済みネットワークサービス選択画面79は設定画面791を含み、この設定画面791には、ジャンル表示部792及び契約済みNS表示ウィンドゥ793が備えられている。ここでは、NS表示ウィンドゥ793に「A社天気サービス」と「B社天気サービス」との2つが、契約済みネットワークサービスとして表示されている例を示している。かかる画面において、いずれかのサービスを選択する(決定ボタンの押下)ことで、当該サービスコンテンツに対して連携するネットワークサービスが特定される。これにより、サービスコンテンツ単位で、矛盾のない情報を取得できるようになる。なお、契約済みネットワークサービスが1つしか存在しない場合でも、どのネットワークサービスを利用してサービスコンテンツが稼働しているかをユーザに意識付けるために、このようなネットワークサービス割り当て処理を実行させるようにすることが望ましい。なお、連携するネットワークサービスがフロントエンド型のものである場合、ネットワークサービスの個別機能を用いることからこのような割り当て処理は行われない。
以上のようにして配信され、またパーソナライズされたサービスコンテンツ(及び外部モジュール)は、コンテンツ格納部14に格納され、適宜情報家電制御部162において、ユーザの宅内に設置されている情報家電機器HEの制御の用に供されることとなる。なお、ステップS433においてネットワークサービスがヒットしなかった場合(ステップS433でNO)、ステップS438において契約処理が実行されなかった場合(ステップS438でNO)、さらにステップS44において購入処理が実行されなかった場合(ステップS44でNO)は、それぞれ後段のステップをスキップして処理を終了する。
図28は、上記(E)のプロモーションフローF5を示すフローチャートである。このプロモーションフローF5は、先に説明したコンテンツ照会フローF4に家電若しくはネットワークサービスのプロモーションのための動作が追加される態様となる。従って、処理の開始はコンテンツ検索部222によるサービスコンテンツの検索(ステップS51)なのであるが、その以前に、図21のフローチャートに示されたステップS31〜ステップS34が実行されていることが前提となる(この部分の動作は説明を省略する)。
ステップS51の検索の結果、当該コンテンツ検索条件に合致するサービスコンテンツが、コンテンツデータベース21に格納されていない場合(ステップS52でNO)、条件にマッチするサービスコンテンツは存在しない旨のメッセージ情報が生成され、このメッセージ情報がクライアント端末機10へ配信される(ステップS53)。一方、当該コンテンツ検索条件に合致するサービスコンテンツが存在する場合(ステップS52でYES)、ヒットしたサービスコンテンツに関し、当該ユーザに対する所定のプロモーション情報が存在するか否かが、プロモーション情報生成部26において確認される(ステップS54)。
具体的にはプロモーション情報生成部26は、ヒットしたサービスコンテンツのコンテンツコードを取得し、コンテンツデータベース21を検索して、当該サービスコンテンツが必要とする機能類別情報に変換する。そして、この機能類別情報を検索キーとして、家電プロパティ情報データベース241の機種別対応機能データD5とNSプロパティ情報データベース242のネットワークサービス別対応機能データD8とを検索し、指定にかかるサービスコンテンツに対応可能な情報家電機器の機種及び/又はサービスコンテンツを抽出して、サービスコンテンツの利用に際して不足する乃至は推奨される情報家電機器及び/又はサービスコンテンツに関するデータ情報を生成する。このようにして、ヒットしたサービスコンテンツに関し、当該ユーザに対するプロモーション情報が存在すると(ステップS54でYES)、プロモーション情報生成部26にて情報家電機器及び/又はサービスコンテンツのプロモーション情報が生成される。
そして、配信情報生成部223において、ヒットしたサービスコンテンツのサマリー情報を含むコンテンツ種別の一覧情報(コンテンツ一覧情報)に、前記プロモーション情報が添付された配信情報が生成される(ステップS55)。このようなプロモーション情報付きのコンテンツ一覧情報は、クライアント端末機10へ配信される(ステップS57)。一方、プロモーション情報が存在しない場合(ステップS54でNO)、ヒットしたサービスコンテンツのコンテンツ一覧情報のみが生成され(ステップS56)、このコンテンツ一覧情報が配信されることになる(ステップS57)。
コンテンツ提供エンジン22から配信されたコンテンツ一覧情報は、クライアント端末機10の表示部12へ表示される(ステップS58)。ここで、配信情報にプロモーション情報が含まれているかが確認され(ステップS59)、プロモーション情報が含まれている場合(ステップS59でYES)、そのプロモーション情報が表示される(ステップS60)。プロモーション情報が含まれていない場合は(ステップS59でNO)、図22のフローチャートに示されたステップS40以下の処理が実行される。
図29は、情報家電機器及び/又はサービスコンテンツについてのプロモーション情報の表示態様の一例であるプロモーション画面81を示す平面図である。このプロモーション画面81には、選択されたコンテンツ名を表示するコンテンツ表示欄811と、コンテンツ表示欄811に掲示されたサービスコンテンツを当該ユーザの宅内において活用する場合に必要となる(又は推奨される)情報家電機器及び/又はサービスコンテンツの一覧を表示する一覧表示ウィンドゥ812とが備えられている。この一覧表示ウィンドゥ812には、必要な家電及び/又はサービスコンテンツとして抽出された表示欄813、814が設けられている。前記表示欄813には、家電/サービス種別、メーカ名などが表示される。これにより、ユーザは、当該サービスコンテンツにより一層充実したサービスを受ける場合に必要となる情報家電機器HEについてのデータ情報を取得できるようになる。また、第4プレイヤである家電メーカ、第5プレイヤである(バックエンド型の)ネットワークサービス事業者等においては、サービスコンテンツの存在を契機とした情報家電機器、ネットワークサービスの拡販効果を期待できる。
図30は、上記(F)の家電買替支援フローF6を示すフローチャートである。この家電買替支援フローF6では、クライアント端末機10側からサーバ装置20に対する作為的な照会操作が端緒となる。まず、操作部17等から情報家電機器HEの買い換えに関する照会情報が入力され、サーバ装置20へ送信される(ステップS71)。この際、買い換えを希望する情報家電機器HEの機種情報と、当該ユーザにおいて既導入のサービスコンテンツに関する情報(コンテンツ情報格納部15に格納されているコンテンツコード等)とが送信される。
サーバ装置20で買い換えに関する照会情報が取得されると、代替情報生成部27において、その照会情報で指定された情報家電機器HEに代替可能な家電が存在するか否かが、上述の通り機能類別に変換した上で家電プロパティ情報データベース241の機種別対応機能データを参照して検索される(ステップS72)。そして、特に代替可能な家電が存在しない場合(ステップS73でNO)、代替可能な家電が存在しない旨のメッセージ情報が生成され、このメッセージ情報がクライアント端末機10へ配信される(ステップS74)。
一方、代替可能な家電が存在する場合(ステップS73でYES)、そのユーザにおいて導入されているサービスコンテンツに対応可能な情報家電機器に関するデータ情報が、代替情報生成部27において生成される(ステップS75)。そして、配信情報生成部223において、家電代替情報(家電買換支援情報)としての配信情報が作成され、クライアント端末機10へ配信される(ステップS76)。かかる家電買換支援情報は、表示部12へ表示され(ステップS77)、これによりユーザは家電買い換えに関する必要情報を把握することができる。
図31は、前記家電買換支援情報の表示態様の一例である家電買換支援画面82を示す平面図である。この家電買換支援画面82には、家電機種名表示欄821、影響コンテンツ表示ウィンドゥ822及び買換対象機種表示ウィンドゥ823が具備されている。家電機種名表示欄821には、買い換え対象とされた情報家電機器の機種名等(ユーザ宅内において現状で導入されている情報家電機器の機種名等)が表示される。影響コンテンツ表示ウィンドゥ822には、買い換えを希望する情報家電機器の影響を受けるサービスコンテンツ(既にユーザに導入されているサービスコンテンツ)の一覧が表示される。また買換対象機種表示ウィンドゥ823には、代替可能な情報家電機器の一覧が表示される。ユーザは、この買換対象機種表示ウィンドゥ823に表示された候補機種を確認して、実際に買い換えを行うか否かを判断することとなる。
以上説明した情報提供システムSにおいて、抽象化されない個別機能を有するネットワークサービスとサービスコンテンツとを、外部モジュールを用いて実際に連携動作させる例を挙げておく。図32は、ユーザ(第1プレイヤ)とASP事業者(第2プレイヤ)との間における動作概念を模式的に示す図である。いま、ASP事業者のサーバ装置20に、「品目=体重計、機能=入切、体重(測定)、体脂肪、判定・・・」、「ジャンル=お天気情報、機能=天気、降水確率、気温、洗濯指数、花粉情報」という機能登録91がなされているものとする。そして、サービスコンテンツ93として、必須の利用オブシェクトが「体重計、ルームランナー」である特定のサービス92を、「体重計による体重測定値が所定値以上であるときに、ルームランナーの負荷を5度上げる」というように動作制御を行うものがサーバ装置20に登録されているものとする。
この場合、前記サービスコンテンツ93をサーバ装置20に登録するに当たり、当該サービスコンテンツ93に連携させるネットワークサービスに対応する所定の開発規約に沿った外部モジュール定義体94がインポートされ、ネットワークサービスが有している個別機能が一時的にサーバ装置20に登録される。そして、前記ネットワークサービスとサービスコンテンツ93とを連携させるための制御プログラムである外部モジュール95も、併せてサーバ装置20に登録される。
このような状況において、ユーザが保有しているクライアント端末機10(ホームサーバ)に接続されているホームネットワークHNに、前記機能登録91にかかる機能に対応できるA社製体重計901、B社製ルームランナー902が新規に接続されると、これらについての相互接続定義ファイル96(サーバ装置20側には不図示)がクライアント端末機10にダウンロードされる。これにより、サーバ装置20から提供を受ける各種のサービスコンテンツにより体重計901及びルームランナー902が制御可能な状態とされる。
次に、ユーザの宅内で体重計901及びルームランナー902が新規接続されたことを受けて、サーバ装置20は、当該体重計901及びルームランナー902を含めたユーザ宅内における情報家電機器の設置状況に基づいて、利用可能なサービスコンテンツを抽出する処理を行い、例えば上記サービスコンテンツ93が利用可能であるとしてユーザへ報知する。ユーザがこのサービスコンテンツ93の購入を意図した場合、サービスコンテンツ93がダウンロードされるのであるが、このサービスコンテンツ93はネットワークサービスを必要とするものであるため、同時にNSサーバ50SVから配信されているネットワークサービスを利用することについての契約処理が行われる。
しかる後、サービスコンテンツ93とその外部モジュール95とがセットとされて、クライアント端末機10へダウンロードされる。これにより、ユーザの宅内でサービスコンテンツ93が稼働できる状態となる。稼働の際、サービスコンテンツ93は、相互接続定義ファイル92Fを介して情報家電機器HEとアクセスし、また外部モジュール95を介してNSサーバ50SVとアクセスする。
図33は、ホームサーバ(本実施形態ではクライアント端末機10)における、サービスコンテンツ93とNSサーバ50SVから配信されているネットワークサービスとの連携動作の一例を示すフローチャートである。ここでは、図9及び図10に示した外部モジュールF30及びサービスコンテンツD10が用いられるものとして説明する。
クライアント端末機10においてサービスコンテンツ93に対する起動指示が与えられると、当該サービスコンテンツ93が起動され(ステップS801)、クライアント端末機10が保有している作業領域としてのRAM等にサービスコンテンツ93がロードされる(ステップS802)。併せて、サービスコンテンツ93に記述されている外部モジュール95の各種情報も、前記ROM等にロードされる(ステップS803)。これにより、サービスコンテンツ93が実行可能となり、かかる状態で待機される(ステップS804)。
図10に示したサービスコンテンツD10では、<実施条件(1)>として体重計901(脱衣所に設置されている体重計)の電源が「ON」とされたとき、「ダイエット支援連携モジュール」という外部モジュール95を利用して、肥満度判定を目的として、体重並びに体脂肪率の情報を体重計901から取得することが記述されている。従って、その制御情報に基づいて、体重計901の電源が「ON」とされると(ステップS805)、外部モジュール95(クライアント端末機10)からの問い合わせ処理が開始され(ステップS806)、体重計901が体重及び体脂肪率の計測を完了すると(ステップS807)、クライアント端末機10はその体重及び体脂肪率情報を取得する(ステップS808)。これら体重及び体脂肪率情報は、各々体重パラメータP1、体脂肪率パラメータP2として格納される。しかる後、取得された体重パラメータP1、体脂肪率パラメータP2に基づき、外部モジュール95への情報要求がなされる(ステップS809)。
以降、外部モジュール95内での処理が行われる(図33において点線で囲んでいる部分)。まず、NSサーバ50SVから配信されているネットワークサービスへの問い合わせ準備のため、体重パラメータP1及び体脂肪率パラメータP2が、それぞれ問い合わせ用の変数Z1、Z2として格納される(ステップS810)。そして、接続先であるNSサーバ50SVのURL、前記変数Z1、Z2を伴って、クライアント端末機10からNSサーバ50SVへインターネットを経由して肥満度判定要求が送信される(ステップS811)。
上記の肥満度判定要求は、NSサーバ50SVにおいて受信され(ステップS812)、NSサーバ50SVが保有しているネットワークサービスの個別機能に基づいて、前記変数Z1、Z2を利用して肥満度判定処理が実行される(ステップS813)。そして、その肥満度判定がクライアント端末機10(外部モジュール95)へ送信される(ステップS814)。
かかる肥満度判定結果は、外部モジュール95で受信され(ステップS815)、判定結果情報変数R1として格納される。そして、該変数R1に所定の編集処理(四捨五入等)が施された肥満度判定結果変数R2が、上記ステップS809での情報要求に対する回答として外部モジュール95から出力される(ステップS816)。この変数R2は、サービスコンテンツ93に受信される(ステップS817)。
ここで、図10に示したサービスコンテンツD10では、<実施条件(2)>として、「ダイエット支援連携モジュール」による肥満度判定結果(変数R2)が「30」という値を超過している場合に、ルームランナー902の傾斜角度(負荷)を5度上げる」ことが記述されている。従って、その制御情報に基づいて、R2>30を満たしているか否かの条件判定が行われる(ステップS818)。そして、条件判定結果に従って、制御対象となるルームランナー902(情報家電機器)に対する制御指示信号が生成される(ステップS819)。すなわち、R2>30を満たしている場合、ルームランナー902の傾斜角度を5度だけ情報させる制御信号が生成され、かかる制御信号によりルームランナー902の傾斜角度が5度させる駆動が行われるものである(ステップS820)。
以上、本発明にかかる情報提供システムSの実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々変形実施が可能である。例えば、クライアント端末機10とサーバ装置20との間に、アクセスに際しての適宜な認証システムを付加したり、宅内家電情報が第三者に読み取られないようなセキュリティ機能を付加したりしても良い。また、特定の情報家電機器に対して特別なオプション機能の開発を行っているサービスサプライヤ等も当該情報提供システムSに加入できる態様としても良い。
本発明の実施形態にかかる情報提供システムSの全体構成を概略的に示すシステム構成図である。 上記情報提供システムSの機能的構成を示す機能ブロック図である。 クライアント端末機10とサーバ装置20とに保有される主なデータのデータ配置図を示す模式図である。 利用オブジェクト定義画面の一例を示す平面図である。 プレゼンス参照オブジェクト定義画面の一例を示す平面図である。 家電オブジェクトに対するオブジェクトメソッド定義画面の一例を示す平面図である。 外部モジュールオブジェクトに対するオブジェクトメソッド定義画面の一例を示す平面図である。 外部モジュール定義体の記述内容の一例を示す説明図である。 外部モジュールの記述内容の一例を示す説明図である。 外部モジュールと連携させたサービスコンテンツの記述内容の一例を示す説明図である。 コンテンツ登録画面の一例を示す平面図である。 家電品目別の機能登録画面の一例を示す平面図である。 ネットワークサービスジャンル別機能登録画面の一例を示す平面図である。 第4プレイヤに利用される機種別の対応機能登録画面の一例を示す平面図である。 第5プレイヤに利用されるネットワークサービス別の対応機能登録画面の一例を示す平面図である。 情報提供システムSの動作フローの類別を示す模式図である。 家電機能登録フローF1を示すフローチャートである。 ネットワークサービス機能登録フローF2を示すフローチャートである。 第3プレイヤによるコンテンツ開発フローF3を示すフローチャートである。 第5プレイヤによるコンテンツ開発フローF3’を示すフローチャートである。 コンテンツ照会フローF4の前半部分を示すフローチャートである。 コンテンツ照会フローF4の後半部分を示すフローチャートである。 コンテンツ一覧情報の表示態様の一例であるコンテンツ一覧画面を示す平面図である。 サービスコンテンツ詳細情報の表示態様の一例であるコンテンツ情報画面を示す平面図である。 コンテンツ動作環境表示画面の一例を示す平面図である。 ネットワークサービスの契約詳細を表示するネットワークサービス契約画面を示す平面図である。 コンテンツパーソナライズ処理が行われる際に表示されるコンテンツパーソナライズ画面の一例を示す平面図である。 プロモーションフローF5を示すフローチャートである。 プロモーション情報の表示態様の一例であるプロモーション画面を示す平面図である。 家電買替支援フローF6を示すフローチャートである。 家電買換支援情報の表示態様の一例である家電買換支援画面を示す平面図である。 ユーザ(第1プレイヤ)とASP事業者(第2プレイヤ)との間における動作概念を示す模式図である。 ホームサーバにおける、サービスコンテンツとネットワークサービスとの連携動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 クライアント端末機
11 家電情報送信部(送信手段)
12 表示部(表示手段)
13 コンテンツ選択部(選択手段)
14 コンテンツ格納部
15 コンテンツ情報格納部
16 情報家電管理制御部
17 操作部
18 情報コンセント(ネットワーク接続手段)
20 サーバ装置(第1のサーバ装置)
21 コンテンツデータベース
22 コンテンツ提供エンジン
222 コンテンツ検索部(コンテンツ検索手段)
223 配信情報生成部(配信手段)
23 コンテンツ作成ツール提供部
24 プロパティデータベース
241 家電プロパティ情報データベース(プロパティ情報データベース)
242 NSプロパティ情報データベース(プロパティ情報データベース)
243 外部モジュール格納部
244 相互接続関連ファイル格納部
25 クライアント管理データベース
26 プロモーション情報生成部
27 代替情報生成部
30 第1入力端末機(コンテンツ入力手段)
40 第2入力端末機
50 第3入力端末機
50SV NSサーバ(第2のサーバ装置)
S 情報提供システム
HE 情報家電機器
IN インターネット(通信ネットワーク)

Claims (16)

  1. 所定のローカルエリア内において設置された情報家電機器に関する所定の管理情報を取得して送信可能とされたクライアント端末機と、
    前記クライアント端末機と通信ネットワークで接続され、所定の情報家電機器の1又は複数を対象とするサービスコンテンツを格納するコンテンツデータベースを有する第1のサーバ装置と、
    前記通信ネットワークを介して所定のネットワークサービスを配信可能とされた第2のサーバ装置とを具備してなり、
    前記第1のサーバ装置は、
    前記サービスコンテンツを所定の条件下で前記クライアント端末機に提供するコンテンツ提供エンジンと、
    前記サービスコンテンツにおいて利用される、情報家電機器についての抽象化された機能に関する情報を含むプロパティ情報を格納するプロパティ情報データベースと、
    前記ネットワークサービスの抽象化されない個別機能を実行させるための制御情報を含み、前記サービスコンテンツと前記ネットワークサービスとを連携させるための制御プログラムファイルである外部モジュールを格納する外部モジュール格納部とを備え、
    前記コンテンツ提供エンジンは、前記クライアント端末機から送信される情報家電機器に関する所定の管理情報と、前記プロパティ情報データベースとを照合して、前記コンテンツデータベースから当該情報家電機器に適応するサービスコンテンツを抽出するコンテンツ検索手段を備えることを特徴とする情報提供システム。
  2. 前記クライアント端末機から送信される情報家電機器に関する所定の管理情報が、ローカルエリア内において設置されている情報家電機器の機種情報であり、
    コンテンツ検索手段は、前記機種情報に基づき与えられる情報家電機器の機能類別と、前記サービスコンテンツの各々で利用される機能類別とを照合させることで、当該情報家電機器に適応するサービスコンテンツを抽出することを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記プロパティ情報データベースに格納されるプロパティ情報が、
    情報家電機器の品目毎に各々保有されている機能類別を示すデータである品目別機能データと、情報家電機器の機種別に各々保有されている機能類別を前記品目別機能データにおける機能類別に関連付けたデータである機種別対応機能データとを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報提供システム。
  4. 前記プロパティ情報データベースに、前記サービスコンテンツにおいて利用される、ネットワークサービスについての抽象化された機能に関する情報を含むプロパティ情報も格納されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報提供システム。
  5. 前記ネットワークサービスについてのプロパティ情報が、
    ネットワークサービスのジャンル毎に各々保有されている機能類別を示すデータであるジャンル別機能データと、それぞれのネットワークサービスに各々保有されている機能類別を、前記ジャンル別機能データにおける機能類別に関連付けたデータであるネットワークサービス別対応機能データとを含むことを特徴とする請求項4に記載の情報提供システム。
  6. 所定の情報家電機器の1又は複数を対象とするサービスコンテンツを入力するコンテンツ入力手段が、通信ネットワークを介して前記第1のサーバ装置に接続され、
    前記コンテンツ入力手段から入力されるサービスコンテンツが、前記コンテンツデータベースへ登録可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  7. 前記第1のサーバ装置が、サービスコンテンツを作成するに際して用いられる情報家電機器についての抽象化された機能に関する情報を所定のコンテンツ作成ツールの形態で提供するコンテンツ作成ツール提供部を備え、
    前記コンテンツ作成ツール提供部には、前記第2のサーバ装置から配信されるネットワークサービスについての前記個別機能に関する情報を一時的に前記第1のサーバ装置へ登録するための外部モジュール定義体ファイルに含まれる情報が導入可能とされていることを特徴とする請求項6に記載の情報提供システム。
  8. 前記クライアント端末機は、所定のローカルエリア内において設置される情報家電機器がネットワーク接続可能とされたホームサーバを兼ねるものであり、
    該クライアント端末機にネットワーク接続された情報家電機器に関する所定の管理情報が、前記第1のサーバ装置に送信可能とされていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の情報提供システム。
  9. 前記クライアント端末機が接続されているホームネットワークに情報家電機器を接続するための所定のネットワーク接続手段が備えられており、さらに、
    前記ネットワーク接続手段に新たな情報家電機器が接続された場合に、前記新たな情報家電機器についての管理情報を含む所定の管理情報を取得して前記第1のサーバ装置へ自動送信する送信手段を備えていることを特徴とする請求項8に記載の情報提供システム。
  10. 前記コンテンツ提供エンジンは、前記クライアント端末機から送信される新たな情報家電機器に関する所定の管理情報を取得した場合に、前記コンテンツ検索手段により前記コンテンツデータベースから前記新たな情報家電機器を含めた、前記ローカルエリア内に設置されている情報家電機器のシステムに適応するサービスコンテンツを抽出するコンテンツ検索を行わせ、
    前記コンテンツ検索手段により抽出されたサービスコンテンツに関する情報を、前記クライアント端末機へ配信させる配信手段を備えていることを特徴とする請求項9に記載の情報提供システム。
  11. 前記クライアント端末機には、前記第1のサーバ装置のコンテンツ検索手段により抽出されたサービスコンテンツのサマリー情報を含むコンテンツ種別を表示させる表示手段と、
    前記表示手段に表示されたコンテンツ種別から特定のコンテンツ種別の選択を可能とする選択手段とが備えられ、
    前記第1のサーバ装置には、前記選択手段により選択された特定のコンテンツ種別に対応するサービスコンテンツを配信する配信手段が備えられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の情報提供システム。
  12. 前記サーバ装置の配信手段から前記クライアント端末機にネットワークサービスと連携したサービスコンテンツが配信され、該サービスコンテンツが動作可能とされた場合において、
    前記クライアント端末機は、前記サービスコンテンツが動作するときに、前記第2のサーバ装置から、通信ネットワークを介して関連するデータ情報の配信を直接受けることを特徴とする請求項12に記載の情報提供システム。
  13. 前記第1のサーバ装置に、
    前記選択手段により選択された特定のコンテンツ種別と、当該クライアント端末機から与えられる情報家電機器に関する所定の管理情報とをパラメータとして、
    当該特定のコンテンツ種別に対応するサービスコンテンツの利用に際して不足する乃至は推奨される情報家電機器及び/又はネットワークサービスに関するデータ情報を生成するプロモーション情報生成部が備えられていることを特徴とする請求項11に記載の情報提供システム。
  14. 前記プロモーション情報生成部は、請求項10に記載の配信手段が動作する場合において、
    当該配信手段が配信するサービスコンテンツの利用に際して不足する乃至は推奨される情報家電機器及び/又はネットワークサービスに関するデータ情報を生成し、
    前記配信手段は、抽出されたサービスコンテンツに関する情報に加えて、前記プロモーション情報生成部で生成された前記データ情報を付随させて配信することを特徴とする請求項12に記載の情報提供システム。
  15. 所定の情報家電機器の1又は複数を対象とするサービスコンテンツを格納するコンテンツデータベースと、
    サービスコンテンツを作成するに際して用いられる情報家電機器についての抽象化された機能に関する情報を所定のコンテンツ作成ツールの形態で提供するコンテンツ作成ツール提供部と、
    前記サービスコンテンツを所定の条件下で前記クライアント端末機に提供するコンテンツ提供エンジンと、
    前記サービスコンテンツにおいて利用される、情報家電機器についての抽象化された機能に関する情報を含むプロパティ情報を格納するプロパティ情報データベースと、
    外部のサーバ装置から配信されるネットワークサービスについての抽象化されない個別機能を実行させるための制御情報を含み、前記サービスコンテンツと前記ネットワークサービスとを連携させるための制御プログラムファイルである外部モジュールを格納する外部モジュール格納部とを具備するサーバ装置であって、
    前記コンテンツデータベースは、通信ネットワークを介して外部からサービスコンテンツが登録可能とされたものであり、
    前記コンテンツ提供エンジンは、通信ネットワークを介して外部から与えられる情報家電機器に関する所定の管理情報と、前記プロパティ情報データベースとを照合して、前記コンテンツデータベースから当該情報家電機器に適応するサービスコンテンツを抽出するコンテンツ検索手段を備えることを特徴とするサーバ装置。
  16. サービスコンテンツを作成するに際して用いられる情報家電機器についての抽象化された機能に関する情報を所定のコンテンツ作成ツールの形態で提供するコンテンツ作成ツール提供部を備え、
    前記コンテンツ作成ツール提供部には、前記第2のサーバ装置から配信されるネットワークサービスについての前記個別機能に関する情報を一時的に前記第1のサーバ装置へ登録するための外部モジュール定義体ファイルに含まれる情報が導入可能とされていることを特徴とする請求項15に記載のサーバ装置。
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