JP2007240772A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

現像装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007240772A
JP2007240772A JP2006061708A JP2006061708A JP2007240772A JP 2007240772 A JP2007240772 A JP 2007240772A JP 2006061708 A JP2006061708 A JP 2006061708A JP 2006061708 A JP2006061708 A JP 2006061708A JP 2007240772 A JP2007240772 A JP 2007240772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
toner
photosensitive drum
developing roller
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006061708A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Kazaki
祐一 蚊崎
Eiji Nishimitsu
英二 西光
Takayuki Yamanaka
隆幸 山中
Hiroaki Nakaya
浩明 中彌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2006061708A priority Critical patent/JP2007240772A/ja
Publication of JP2007240772A publication Critical patent/JP2007240772A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 現像装置において、電気的な制御を必要としない簡易な機械的構造でトナーのドクターブレードへの融着を防止し、白すじなどの画像不良がない高画質画像を長期にわたって形成する。
【解決手段】 現像ローラ3とドクターブレードと現像ローラ3を回転駆動させる回転駆動手段11とを含む現像装置1において、現像ローラ3と回転駆動手段11との間に、ばね部材17を含む駆動力伝達手段12を介在させ、ばね部材17を介して回転駆動力を現像ローラ3に伝達して現像動作を実行させるとともに、回転駆動力の一部をばね部材17に吸収させて収縮状態とし、現像動作が終了して回転駆動力の付与がなくなった時点で、収縮状態にあるばね部材17の復元力を利用して現像ローラ3を現像動作時とは逆方向に回転させることによって、ドクターブレードに付着するトナー凝集物を除去する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、現像装置および画像形成装置に関する。
電子写真方式による画像形成方法は、良好な画質品位を有する画像を容易にかつ比較的安価に形成できることから、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に広く利用される。電子写真方式の画像形成装置は、たとえば、表面に光導電性物質を含む感光層を有する感光体ドラムと、感光体ドラム表面を帯電させる帯電手段と、帯電状態にある感光体ドラム表面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、感光体ドラム表面の静電潜像にトナーを供給してトナー 像を形成する現像手段と、感光体ドラム表面に担持されるトナー像を記録媒体などに転写する転写手段と、記録媒体上のトナー像を加熱、加圧などによって記録媒体上に定着させる定着手段とを含む。電子写真方式の画像形成装置において、保守管理作業の簡易化、画像形成装置本体の小型化、軽量化、低コスト化などを図る上では、現像手段には一般に非磁性1成分現像装置が用いられる。通常の非磁性1成分現像装置は、現像槽と、現像ローラと、供給ローラと、撹拌部材と、ドクターブレードとを含む。現像槽はトナーのみからなる1成分現像剤を貯留し、現像ローラ、供給ローラおよび撹拌部材を回転自在に支持する。現像ローラは感光体ドラムに圧接するように設けられ、その表面にトナー層を担持する。供給ローラは現像ローラに圧接するように設けられ、現像ローラの周囲にトナーを供給する。撹拌部材は現像槽内のトナーを撹拌する。ドクターブレードは、現像ローラ表面に当接するように設けられ、現像ローラ表面のトナー層の層厚を規制する。非磁性1成分現像装置によれば、現像ローラ表面のトナー層から感光体ドラム上の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する。
非磁性1成分現像装置には、トナーと磁性キァリアとを含む2成分現像剤を用いる2成分現像装置に比べて、トナーの凝集が起こり易いという問題点がある。特に、現像ローラとドクターブレードとの当接部分においては、トナーの凝集が大きな問題を引き起こす。ドクターブレードは、現像ローラ表面のトナー層の層厚を規制するために、現像ローラ表面に加圧下に当接されるので、現像ローラとドクターブレードとの間では、比較的大きな圧力と摩擦熱とが付加される。この当接部分でトナーが凝集してトナーの塊が生ずると、トナーの流動性が低下してトナーの塊がその部分に付着したまま保持され、現像動作を行っても剥落することがほとんどない。このトナーの塊は、画像形成時には摩擦熱が加えられ、非画像形成時である待機中にも画像形成装置内部の余熱が加えられ、画像形成と待機とが交互に繰返し実行されるうちに、融解してドクターブレードの現像ローラへの当接部分に融着する。ドクターブレードにトナーが融着すると、融着部分に接触する現像ローラ上のトナー層が削り取られ、白すじなどの画像不良が現れる。この画像不良は黒べた画像などを形成すると一層顕著に現れる。また、融着部分にはさらに大きな圧力が掛かり、トナーの融着が一層進行し易い状態になるので、融着部分が経時的に成長して現像ローラ表面を傷付け、装置自体の耐用性を損なうおそれがある。
トナーのドクターブレードへの融着を防止するために、たとえば、現像ローラおよびトナーを収容する現像槽と、現像ローラと、現像ローラに当接するドクターブレードと、非現像時に現像時とは逆方向に現像ローラを回転させる回転駆動手段と、感光体ドラム回転方向の感光体ドラムと現像ローラとの最近接部(現像ニップ部)よりも下流側において、現像ローラと間隙を有して離隔するように設けられる第2のドクターブレードとを含む1成分現像装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この現像装置においては、非現像時に現像ローラを逆回転させることによって、ドクターブレードに付着するトナー凝集物を除去している。ところで、特許文献1の現像装置において、現像ローラを逆回転させる角度は、具体的には請求項4に記載のようにドクターブレードと現像ローラの軸心と第2のドクタープレートとがなす角度である。この角度を第1図に基づいて求めると約150°になる。このように、逆回転の角度が大きいと、現像終了時に現像ローラの感光体ドラムを臨む表面に付着するトナーおよび現像槽から現像ローラと第2のドクターブレードとの間隙を通って現像ニップ部に噴出するトナーが画像形成装置内部に飛散し、画像形成装置内部を汚染するという問題がある。
また、現像槽と、現像ローラと、ドクターブレードと、非現像時に現像時とは逆方向に現像ローラを回転させる現像ローラ駆動手段とを含む1成分現像装置が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。特許文献2の技術において現像ローラを逆方向に回転させるのは、該現像装置が装着される画像形成時の電源投入時、一定の印字枚数毎、随時などである。そして、段落[0044]の記載から、好ましい結果を得るためには現像ローラを1分間程度逆回転させる必要がある。しかしながら、現像ローラを1分もの間逆回転させると、やはり現像槽からトナーが噴出し、画像形成装置内部を汚染するという問題がある。
また、現像槽と、現像ローラと、供給ローラと、ドクターブレードと、ドクターブレードの支持部材と、ドクターブレードを支持部材とともに移動させる移動手段とを含み、移動手段によってドクターブレードを非現像時に現像ローラの接線方向に往復移動させる現像装置が提案されている(たとえば、特許文献3参照)。この現像装置によれば、非現像時にドクターブレードを現像ローラ表面に摺擦させることによって、ドクターブレード表面に付着するトナー凝集物を除去しようとするものである。しかしながら、この現像装置においては、ドクターブレードの支持部材および移動手段が現像槽内部に設けられるので、現像槽ひいては現像装置が大型化するという問題がある。さらに、ドクターブレードは一定の圧力で現像ローラ表面に当接するように設けられるけれども、ドクターブレードを移動させる際にドクターブレードと現像ローラ表面との間にトナーが流れ込み、一定の当接圧を維持するのが困難になる場合がある。
さらに、特許文献1および特許文献2の現像装置においては現像ローラを現像時とは逆方向に回転させるのに、特許文献3の現像装置においてはドクターブレードを現像ローラに摺擦させるのに、いずれも電気的な制御が必要になる。
特開昭61−243473号公報 特開平4−281478号公報 特開昭59−71069号公報
本発明の目的は、電気的な制御を必要としない簡易な構造でトナーのドクターブレードへの融着を防止し、白すじなどの画像不良がない高画質画像を長期にわたって形成できる現像装置および該現像装置を備える電子写真方式の画像形成装置を提供することである。
本発明は、
感光体ドラムを含む電子写真方式の画像形成装置に装着されて、感光体ドラム表面の静電潜像にトナーを供給する現像動作を行う現像装置において、
感光体ドラムに臨むように設けられ、内部空間を有してトナーを収容する現像槽と、
表面にトナー層を担持して感光体ドラム上の静電潜像にトナーを供給する現像ローラと、
現像ローラ表面に当接して該表面のトナー層の層厚を規制するドクターブレードと、
現像ローラを回転駆動させる回転駆動手段と、
現像ローラと回転駆動手段との間に設けられ、回転駆動手段から発生する駆動力を現像ローラに伝達するばねを含む駆動力伝達手段とを含み、
現像ローラが、
駆動伝達手段に含まれるばねの復元力によって、現像動作終了時に現像動作時とは逆方向に回転駆動することを特徴とする現像装置である。
また本発明の現像装置は、
感光体ドラム回転方向の現像槽よりも上流側において、
一端が感光体ドラム表面に当接し、
他端が現像槽外壁に支持されるように設けられ、トナーが画像形成装置内部に飛散するのを防止する板状部材であるトナー飛散防止部材をさらに含むことを特徴とする。
さらに本発明の現像装置は、
駆動伝達手段が、
現像ローラの逆回転量を制御する逆回転量制御手段をさらに含むことを特徴とする。
さらに本発明の現像装置は、
現像ローラに現像バイアスを印加する現像バイアス印加手段と、
現像バイアス印加手段によって現像ローラに印加される現像バイアスの電圧値および/または極性を制御する現像バイアス制御手段とをさらに含み、
現像バイアス印加手段が、
現像バイアス制御手段による制御を受けて、逆回転時の現像ローラに現像動作時とは逆極性の現像バイアスを印加することを特徴とする。
また本発明は、
表面に感光層を有する感光体ドラムと、感光体ドラム表面を帯電させる帯電手段と、帯電状態にある感光体ドラム表面に信号光を照射して静電潜像を形成する露光手段と、感光体ドラム表面の静電潜像にトナーを供給する現像動作を行う現像手段と、感光体ドラム表面のトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、記録媒体上に担持されるトナー像を記録媒体に定着させる定着手段とを含む電子写真方式の画像形成装置において、
現像手段が、
前述のいずれか1つの現像装置であることを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、現像槽と、現像ローラと、ドクターブレードと、現像ローラを回転駆動させる回転駆動手段と、回転駆動手段から発生する駆動力を現像ローラに伝達するばね部材を含む駆動力伝達手段とを含み、感光体ドラム表面の静電潜像にトナーを供給する現像動作が終了した時点で、現像ローラが駆動伝達手段に含まれるばね部材の復元力によって現像動作時とは逆方向に回転駆動する現像装置が提供される。この現像装置においては、現像ローラと回転駆動手段との間に駆動力伝達手段を設け、回転駆動手段から発生する駆動力を駆動力伝達手段にて現像ローラに伝え、現像ローラを回転駆動させて現像動作を実行する。また、駆動力伝達手段の構成部材であり、現像動作時に回転駆動手段からの駆動力の一部を蓄えて収縮した状態にあるばね部材が、現像動作の終了によって駆動力の付加が停止して元の状態に復元する際に、蓄積された駆動力を放出して現像ローラを逆回転させる。この構成を採れば、ドクターブレードのトナー凝集物付着面が現像ローラ表面によって摺擦され、トナー凝集物が除去される。したがって、本発明によれば、現像ローラと回転駆動手段との間に駆動力伝達手段を介在させるという簡易な機械的な構造を採用することによって、電気的な制御を行うことなく、ドクターブレードへのトナー融着が発生せず、白すじなどの画像不良のない高画質画像を長期にわたって形成できる現像装置が得られる。また、前述のような簡易な機械的構造によって現像ローラを逆回転させるので、ソレノイドのような制御手段の設置が不要になり、回転駆動手段の駆動源として一方向回転のモータを使用できるといった利点もある。
また、一般的な画像形成装置においては、感光体ドラムと現像ローラとが同じ回転駆動手段からギアトレインを介して駆動力の伝達を受ける構成を採るので、現像ローラを回転駆動手段によって逆回転させると、感光体ドラムも逆回転する。しかるに本発明では、回転駆動手段から駆動力を付加することなく、前述の機械的構造によって現像ローラを逆回転させるので、感光体ドラムが逆回転することがない。このため、現像ローラの逆回転時に感光体ドラム表面にトナーがほとんど付着しないので、トナーの鉛直方向上方ひいては現像装置が装着される画像形成装置内部への飛散を実用上問題無い程度まで抑えることができる。また、感光体ドラムを逆回転させないことによるそれ以外の効果としては、感光体ドラム表面に当接するように設けられ、残留トナーを除去するためのクリーニングブレードが反転し、通常の現像動作時に所期の効果が充分に発揮されなくなるかまたはクリーニングブレードの耐用性が低下することがなく、ギアトレインの摩耗、破損、欠けなどの発生を減少させる。
本発明によれば、感光体ドラム回転方向の現像槽よりも上流側において、一端が感光体ドラム表面に当接し、他端が現像槽外壁に支持され板状部材であるトナー飛散防止部材を設けることによって、感光体ドラムと現像ローラとの当接部分(以後「現像ニップ部」と称す)の鉛直方向上方の空間が、トナー飛散防止部材と感光体ドラムと現像ローラの協働により閉空間になり、現像ローラが逆回転する際に、現像ローラ表面などに付着するトナーが鉛直方向上方に舞い上がり、現像装置が装着される画像形成装置内部に飛散するのが防止される。
本発明によれば、駆動伝達手段が、現像ローラが逆回転する際の逆回転量を制御する逆回転量制御手段を含む構成を採ることによって、たとえば、現像ローラの逆回転幅をドクターブレードからトナー凝集物を取除く必要最小限に制御することによって、現像ローラ逆回転時のトナーの飛散を一層少なくすることができる。
本発明によれば、本発明の現像装置が現像バイアス印加手段と現像バイアス制御手段とをさらに含む構成を採り、逆回転時の現像ローラに現像動作時とは逆極性の現像バイアスを印加することによって、現像ローラの逆回転時に感光体ドラム表面に付着するトナーが一層少なくなり、現像ローラの逆回転に伴うトナーの飛散をほぼ完全に防止できる。
本発明によれば、感光体ドラムと、帯電手段と、露光手段と、現像手段と、転写手段と、定着手段とを含む電子写真方式の画像形成装置おいて、現像手段として前述の現像装置を用いることによって、飛散などによるトナーの無駄な消費を著しく少なくし、長期にわたって白すじなどの画像不良がない高画質画像を形成でき、保守管理の容易な画像形成装置が得られる。
図1は、本発明の実施の第1形態である現像装置1の構成を模式的に示す断面図である。図2は、図1に示す現像装置1の要部の構成を模式的に示す側面図である。図3は、駆動力伝達手段12の要部の構成を模式的に示す部分断面図である。図4は、図3の切断面線IV−IVから見た現像時における駆動力伝達手段12の要部の構成を示す断面図である。図5は図3の切断面線V−Vから見た非現像時(現像終了時)における駆動力伝達手段12の要部の構成を示す断面図である。
現像装置1は、現像槽2と、現像ローラ3と、供給ローラ4と、ドクターブレード5と、撹拌部材6,7と、トナーホッパ8と、トナー飛散防止材10と、回転駆動手段11と、駆動力伝達手段12とを含む。
現像槽2は、たとえば硬質の合成樹脂などからなる容器状部材であり、その内部空間に現像ローラ3、供給ローラ4、ドクターブレード5および撹拌部材6,7を収容し、さらにトナーを収容する。現像装置1が画像形成装置に装着された状態で、現像槽2の画像形成装置に備わる感光体ドラム29を臨む側面には、感光体ドラム29の軸線方向と平行に延びる開口部2aが形成される。また、撹拌部材7の鉛直方向上方の現像槽壁には、トナー受入口9が形成され、現像槽2の内部空間と、現像槽2の鉛直方向上部に連接するように設けられるトナーホッパ8の内部空間とを連通させる。トナーホッパ8はトナー貯留容器であり、現像槽2内におけるトナーの消費状況に応じ、トナー受入口9を介して現像槽2内にトナーを補給する。
現像ローラ3は、現像槽2に感光体ドラム29を臨んで形成される開口部2aを通して感光体ドラム29に圧接し、かつ感光体ドラム29の軸線と現像ローラ3の軸線とが平行になるように設けられるローラ部材である。現像ローラ3は現像槽2に回転自在に支持されて図示しない回転駆動手段によって矢符3aの方向に回転する。現像ローラ3は、その表面にトナー層を担持し、矢符3a方向への回転によって現像ローラ3と感光体ドラム29との圧接部(以後「現像ニップ部」と称す)に搬送し、感光体ドラム29表面の静電潜像にトナーを供給する。
供給ローラ4は、現像ローラ3を介して感光体ドラム29と対向する位置に、現像ローラ3に圧接するように設けられ、現像槽2によって矢符14の方向に回転自在に支持されるローラ部材である。供給ローラ4の回転によって、現像ローラ3の周囲に現像槽2内のトナーが供給され、現像ローラ3の表面にトナー層が形成される。
ドクターブレード5は、短手方向の一端が現像槽2に支持され、他端が遊端部となって現像ローラ3表面に当接するように設けられる薄板部材である。他端である遊端部の先端部は、現像ローラ3への当接部分において、現像ローラ3表面から外方に向う方向に屈曲する鉤状に形成される。ドクターブレード5には、たとえば、弾性材料からなる薄板を使用できる。弾性材料としては特に制限されないけれども、たとえば、弾性を有する金属、弾性を有する合成樹脂などが挙げられる。ドクターブレード5は、現像ローラ3表面に担持されるトナー層の厚さが所望の値になるように調整する。
撹拌部材6,7は、現像ローラ3を介して感光体ドラム29に対向する位置に、現像ローラ3および供給ローラ4と離隔するように設けられ、現像槽2によって回転自在に支持されるスクリュー状ローラ部材である。撹拌部材6,7は、トナーの消費状況に応じてトナーホッパ8から現像槽2に供給されるトナーを撹拌し、均一な状態にして供給ローラ4の周囲に搬送する。
トナー飛散防止部材10は、一端が現像ローラ3を臨む現像槽壁の外周面に支持され、他端が遊端部となって感光体ドラム29表面に当接(または接触)するように設けられるシート状部材である。トナー飛散防止部材10は現像ローラ3および感光体ドラム29と共に、現像ニップ部の鉛直方向上方の空間を閉空間にする。これによって、現像ローラ3を逆回転(矢符3aとは反対方向の回転)させる際に、現像ローラ3の逆回転に伴って現像ニップ部を通過した後に、現像ニップ部の鉛直方向上方の空間に噴出するトナーがそのまま画像形成装置内部に飛散するのが防止される。現像ローラ3表面のトナーは通常は静電的に現像ローラ3表面に付着するけれども、現像ローラ3を回転させると、回転の方向にトナーが飛散する。したがって、現像ローラ3の逆回転の場合は、鉛直方向上方へのトナーの飛散を考慮すればよく、鉛直方向下方には画像形成装置内部を汚染するほどのトナーは飛散または落下しない。鉛直方向下方に飛散または落下する少量のトナーは、画像形成装置内部の底面に残留するけれども、画像形成動作などに悪影響を及ぼすものではなく、定期的な点検作業の際に画像形成装置内部から容易に除去できる。
トナー飛散防止部材10には、たとえば、可撓性フィルムと、可撓性フィルムの少なくとも片面に形成される導電性層とを含むシート状部材を使用できる。導電性層は、現像ローラ3の逆回転時に感光体ドラム29表面に接触する面に設けられるのが好ましい。可撓性フィルムとしては特に制限されないけれども、可撓性を有する高分子化合物からなるフィルムが好ましい。可撓性を有する高分子化合物とは、可撓性を有する合成樹脂、ゴムなどである。ここで、合成樹脂としては、ポリウレタン、フッ素樹脂、シリコーン樹脂などの熱硬化性樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリイミドなどの熱可塑性樹脂が挙げられる。市販の樹脂フィルムも使用でき、たとえば、テフロンシート、マイラーシート、カプトンシート(いずれも商品名)などが挙げられる。ゴムとしては、たとえば、ウレタンゴム、シリコーンゴムなどが挙げられる。可撓性フィルムは、1種の可撓性を有する高分子化合物からなる単層のシートでもよく、または可撓性を有する高分子化合物からなるシートを2層以上積層したシートであって、各シートに含まれる可撓性を有する高分子化合物がそれぞれ異なる積層シートでもよい。可撓性フィルムの厚みは特に制限されないけれども、トナー飛散防止部材10と感光体ドラム29表面との接触性、感光体ドラム29の回転駆動を妨げないことなどを考慮し、感光体ドラム29の直径が300mmである場合を目安にすれば、好ましくは50μm〜1mm、さらに好ましくは80〜300μmである。また、導電性層は、導電性金属、導電性金属酸化物、導電性樹脂組成物などによって構成される。これらの中でも、導電性金属、導電性金属酸化物が好ましい。導電性金属としては、たとえば、アルミニウムなどが挙げられる。導電性金属酸化物としては、たとえば、酸化インジウム、酸化スズ、これらの混合物(ITO)などが挙げられる。導電性層は蒸着法によって形成されるのが好ましい。導電性層の厚みも特に制限されないけれども、トナー飛散防止部材10と感光体ドラム29との接触性(特に、トナー飛散防止部材10に電圧を印加する際の感光体ドラム29との接触性)などを考慮し、感光体ドラム29の直径が30mmである場合を目安にすれば、好ましくは5〜30nm程度、さらに好ましくは7〜20nm程度である。トナー飛散防止部材10の具体例としては、たとえば、厚さ100μmのポリウレタンシート(ポリウレタンブレード)と、ポリウレタンシートの一方の面に積層される厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートシートと、厚み方向においてポリエチレンフタレートのポリウレタンシートへの積層面とは反対側の面に積層される厚さ10nm程度のアルミニウム蒸着膜とを含むシート状部材、厚さ100μmのポリウレタンシート(ポリウレタンブレード)と、該ポリウレタンシートの一方の面に積層される厚さ10nmのアルミニウム蒸着膜とを含むシート状部材などが挙げられる。なお、これらのシート状部材における各シートおよび蒸着膜の厚みは、感光体ドラム29の直径が30mmである場合の数値であり、感光体ドラム29の直径が30mmから変更される場合には、それに応じて適宜変更可能である。
トナー飛散防止部材10には、図示しない電圧印加手段と電圧印加制御手段とが電気的に接続されてもよい。電圧印加手段はトナー飛散防止部材10に電圧を印加する。印加する電圧は、感光体ドラム29の表面電位とは逆極性であることが好ましい。それによって、トナー飛散防止部材10と感光体ドラム29との接触状態が、静電的な引力の付加によって一層良好なものとなり、現像ローラ3の逆回転時のトナー飛散が一層確実に防止できる。また、印加される電圧値は特に制限はなく、感光体ドラム29の表面電位に応じて適宜選択すればよいけれども、たとえば、感光体ドラム29の表面電位が−20〜50Vである場合は、好ましくは+0〜50Vである。電圧印加手段には電源を使用できる。電圧印加制御手段は、電圧印加手段によるトナー飛散防止部材10への電圧印加が現像ローラ3の逆回転時のみに行われるように、電圧印加手段による電圧印加を制御する。電圧印加制御手段は、たとえば、図示しないスイッチ部材とCPUとを含む。この場合には、トナー飛散防止部材10の導電性層、スイッチ部材および電源が電気的に直列に接続される。
スイッチ部材のON・OFFによって、トナー飛散防止部材10への電圧印加が実行されまたは停止される。スイッチ部材がONの時は、現像ローラ3が逆回転する非現像時であり、スイッチ部材を介して電源からトナー飛散防止部材10に電圧が印加される。スイッチ部材がOFFの時は、現像ローラ3が矢符3aの方向に回転する現像時であり、電源からトナー飛散防止部材10への電圧印加は停止される。CPUは、現像装置1が装着される画像形成装置に設けられ、該画像形成装置の全動作を制御する制御回路である。CPUは、制御部と演算部と記憶部とを含む。記憶部には現像ローラ3の逆回転時期が予め入力され、さらに判定時における動作状況が入力される。演算部は、記憶部から現像ローラ3の逆回転時期および判定時における動作状況を取り出して比較する。当該判定時点が現像ローラ3の逆回転時期であるとの判定結果に応じて、制御部はスイッチ部材をONにする。さらに、現像ローラ3の逆回転が終了した後は、制御部は制御信号を送付してスイッチ部材をOFFにする。トナー飛散防止部材10の遊端部の先端およびその近傍部分は、感光体ドラム29の表面に当接するように構成される。トナー飛散防止部材10の感光体ドラム29への当接長さは、トナー飛散防止部材10の感光体ドラム29への当接開始点(以後「当接位置」と称す)から先端までの長さである。本発明では、トナー飛散防止部材10の感光体ドラム29への当接長さを、当接開始点から現像ニップ部までの長さよりも短くすることが好ましい。さらに具体的には、トナー飛散防止部材10と現像ローラ3とが接触することなく、常に間隙を有して離隔する状態にあることが好ましい。このように構成すれば、トナー飛散防止部材10の存在によって、静電潜像の現像が妨げられることがなくなり、良好な画質を有する高品位画像を長期にわたって形成できる。
回転駆動手段11は、駆動源13と、出力軸14と、第1のギア15aと、第2のギア15bと、第1の動力伝達軸16とを含む。駆動源13は、駆動源13に電気的に接続される図示しない電源から電圧の印加を受け、回転駆動力を発生させる。駆動源13にはたとえばモータが用いられる。出力軸14は一端が駆動源13に接続され、他端が第1のギア15aに接続される棒状部材であり、駆動源13から発生する回転駆動力を第1のギア15aに出力する。駆動源13、出力軸14および第1のギア15aはそれぞれの軸心が同一直線上に位置するように接続される。第1のギア15aは第2のギア15bに噛合するように設けられ、第2のギア15bに回転駆動力を伝達する。第2のギア15bは、厚み方向において駆動源13とは反対側の面から、後述の駆動力伝達手段12に向けて突出し、第2のギア15bと共通の軸心を有するように設けられる。第1の動力伝達軸16における第2のギア15b側とは反対側の端部近傍の周面には、ばね部材17を係止するための凹所16aが形成され、ばね部材17の長手方向における一方の端部がこの凹所16aに嵌合されて係止される。これによって、第2のギア15bから伝達される回転駆動力が第1の動力伝達軸16を介してばね部材17に伝達される。回転駆動手段11によれば、駆動源13から発生する回転駆動力を、出力軸14、第1のギア15a、第2のギア15bおよび第1の動力伝達軸16を介してばね部材17に伝達する。
駆動力伝達手段12は、ばね部材17と、第1のカップリング部材18と、第2のカップリング部材19と、第1のリブ部材20aと、第2のリブ部材20bと、第2の動力伝達軸21と、連結手段23とを含む。
ばね部材17は、前述のように、長手方向の第2のギア15b側一端が第1の動力伝達軸16に係止される。また、長手方向の第2のギア15bとは反対側の他端が、第2の動力伝達軸21の長手方向における第2のギア15b側の端部近傍周面に形成される凹所21aに嵌合され、第2の動力伝達軸21に係止される。これによって、ばね部材17は、第1動力伝達軸16の回転駆動力を第2の動力伝達軸21に伝達する。なお、第1の動力伝達軸16および第2の動力伝達軸21は同一直線上にそれぞれの軸心を有する。ばね部材17は、現像装置1の現像動作実行時(以後「現像時」と称す)には、回転駆動手段11の回転駆動力を現像ローラ3に伝えて現像ローラ3を矢符3aの方向に回転駆動させるとともに、それ自体が回転駆動力の一部を蓄えて収縮状態になる。現像動作が続く限り、ばね部材17は収縮状態を維持する。そして、現像動作が終了すると、ばね部材7には回転駆動手段11の回転駆動力が付加されなくなるので、収縮状態から通常の状態に復元するために、それまでに蓄積した回転駆動力を復元力すなわち逆方向の回転駆動力として放出する。その結果、現像ローラ3は、現像時の矢符3aとは反対方向に逆回転する。ばね部材17に前述のような機能を充分にかつ確実に発揮させるためには、たとえば、現像ローラ3の径が10〜60mmである場合には、現像ローラ3に9.8×10〜19.6×10Pa(1〜2kgf/cm)程度の回転トルクを付与できるようにばね部材17を構成するのが好ましい。ばね部材17から放出される回転トルクは、ばね材料の種類、ばね材料の直径、コイル内径、コイル外径、コイル平均径、総巻数、有効巻数、密着高さ、自由高さなどを適宜選択することによって、所望の値とすることができる。ばね材料の種類としては、たとえば、ばね鋼材、硬鋼線、ピアノ線、オイルテンパー線、ばね用ステンレス鋼線(SUS304、SUS316、SUS631J1)、黄銅線、洋白線、銅線、リン青銅線、ベリリウム銅線などが挙げられる。ばね部材17の具体例としては、たとえば、ばね材料:ピアノ線、ばね材料の直径:2mm、コイル内径:6mm、コイル外径:10mm、総巻数:10のばねが挙げられる。
第1のカップリング部材18は、第2のカップリング部材19、第1のリブ部材20aおよび第2のリブ部材20bとともに、逆回転量制御手段としての機能を有する。第1のカップリング材18は内部空間を有する中空状円筒状部材であり、第2の動力伝達軸21と同一の軸心を有し、軸心回りまたはばね部材17の円周方向に回転可能に設けられる。また、第1のカップリング部材18の軸心に垂直な方向の両端面のうち、第2のカップリング部材19を臨む端面には貫通孔18aが形成され、ばね部材17が回転可能な状態で挿通される。このとき、貫通孔18aの孔径は、ばね部材17が圧縮状態または常態にあるときは、ばね部材17と貫通孔18aの内周面18xとが接触せず、ばね部材が自由に回転駆動し、またばね部材17が収縮状態から常態に回復するに当たって一時的に膨張してばね部材17の外径が拡大する際に、ばね部材17と貫通孔18aの内周面18xとが一時的に接触するような孔径とする。これによって、現像ローラ3の逆回転時のみに、一時的にばね部材17と第1のカップリング部材18とが接触し、ばね部材17と第1のカップリング部材18とが一体となって回転駆動する。なお、貫通孔18aの軸心方向の長さは特に制限すれば、ばね部材17の長手方向における周面の一部に接触すればよい。また、第1のカップリング部材18の軸心に垂直な方向の両端面のうち、現像ローラ3を臨む面には貫通孔18bが形成され、第2の動力伝達軸21がその軸心回りに回転駆動可能に挿通される。第1のカップリング部材18は、たとえば、SUS316などのステンレス鋼、超鋼材料などによって構成される。
第2のカップリング部材19は、第1の動力伝達軸16および第2の動力伝達軸21と同一の軸心を有し、軸心に垂直な方向の両端面のうち一方が開放された円筒状部材であり、現像装置1が装着される画像形成装置内部に設けられる図示しない支持部材によって支持される。第2のカップリング部材19の軸心に垂直な方向の両端面のうち、現像ローラ3を臨む端面が開放され、この端面から第2のカップリング部材19の内部空間に向けて、第1のカップリング部材18の一部が挿入される。第1のカップリング部材18が挿入される長さは特に制限されないけれども、好ましくは第1のカップリング部材18の軸心方向における貫通孔18aの長さと同程度である。また、第2のカップリング部材19の軸心に垂直な方向の両端面のうち、第2のギア15bを臨む端面には貫通孔19bが形成される。貫通孔19bには、第1の動力伝達軸16がその軸心回りに回転可能に挿通される。また、第2のカップリング部材19の内部空間には、第1のリブ部材20aおよび第2のリブ部材20bが設けられる。第2のカップリング部材19は、たとえば、SUS316などのステンレス鋼、超鋼材料などによって構成される。
第1のリブ部材20aおよび第2のリブ部材20bは、第2のカップリング部材19の内部空間において、内周面19aおよび内壁面19bに接し、内周面19aに沿って延びるように設けられ、第2のカップリング部材19によって支持される円弧状部材である。第1のリブ部材20aおよび第2のリブ部材20bは、好ましくは同一の寸法を有するように構成される。第1のリブ部材20aは、第2のカップリング部材19の内部空間における鉛直方向上部に設けられ、第2のリブ部材20bは、第2のカップリング部材19の内部空間において第1のリブ部材20aに対向する位置、すなわち鉛直方向下部に設けられる。第2のカップリング部材19の軸心方向における第1のリブ部材20aおよび第2のリブ部材20bの長さは、ばね部材17の一時的な膨張によって第1のカップリング部材18がばね部材17と一体化して回転する際に、第1のカップリング部材18と第1のリブ部材20aおよび第2のリブ部材20bとが当接する長さであれば特に制限されないけれども、第2のカップリング部材19における開放側の端面近傍の内周面19aから内壁面19bに接触するまでの長さにするのが好ましい。
前述の構成によって、現像ローラ3の逆回転時の逆回転量(または逆回転角度)を調整できる。現像時には第2のギア15b、第1の動力伝達軸16、ばね部材17および第2の動力伝達軸21は矢符15xの方向(駆動源13側から見た場合には時計回りの方向)に回転駆動する。その際、第1のカップリング部材18はばね部材17とは非接触で、ばね部材17の回転を妨げる状態にはない。しかしながら、第1のカップリング部材18は、その貫通孔18aの内周面18xとばね部材17との間隙が狭小であることから、ばね部材17の回転に付勢されて時計回りに回転する。その結果、図4に示すように、第1のカップリング部材18は、第1のリブ部材20aの時計回り方向上流側の一点28aで第1のリブ部材20aに当接し、第2のリブ部材20bの時計回り方向上流側の一点28bで第2のリブ部材20bに当接する。この当接状態は現像動作が実行される間は維持される。これに対し、現像動作が終了すると、駆動源13からの時計回り方向の回転駆動力の供給が停止するので、ばね部材17は復元力によって一時的に膨張して第1のカップリング部材18と一体化して反時計回りの方向に回転駆動する。その結果、図5に示すように、第1のカップリング部材18は反時計回りに回転し、第1のリブ部材20aの時計回り下流側の一点28cで第1のリブ部材20aに当接し、第2のリブ部材20bの時計回り下流側の一点28dで第2のリブ部材20bに当接する。ばね部材17の復元力は一時的に発揮されるものなので、ばね部材17および第1のカップリング部材18の反時計回りの回転駆動は、図5に示す位置で停止し、それに伴って現像ローラ3の逆回転も停止する。その結果、第1のカップリング部材18が図4から図5の状態に角変位する際の角変位角度θが、現像ローラ3の逆回転角度(すなわち逆回転量)とほぼ等しくなる。したがって、第1のリブ部材20aおよび第2のリブ部材20bにおける円周方向の幅(または円弧の長さ)を適宜調整することによって、現像ローラ3の逆回転量を制御できる。なお、駆動源13からの回転駆動力の供給が停止した後、ばね部材17の復元力が発現されるまでの時間は僅かではあるけれども、その間は第1のカップリング部材18の反時計回り方向の回転(角変位)は起こらない。第1のリブ部材20aおよび第2のリブ部材20bは、たとえば、SUS316などのステンレス鋼、超鋼材料などによって構成される。第1のカップリング部材18と、第2のカップリング部材19と、第1のリブ部材20aと、第2のリブ部材20bとを含んで構成される回転量制御手段によれば、前述の各部材の協働によって、現像ローラ3の逆回転量が制御され、たとえば、現像ローラ3の逆回転によるトナーの鉛直方向上方への噴出を必要最小限に留め得る。
第2の動力伝達軸21は、長手方向の一端が駆動力伝達手段12の内部に挿入されてばね部材17の長手方向の一端と連結され、他端が連結手段23によって現像ローラ3の入力軸22に連結されるように設けられる棒状部材であり、ばね部材17から伝達される回転駆動力を現像ローラ3の入力軸22に伝達する。第2の動力伝達軸21における駆動力伝達手段12内部側の一端近傍の周面には凹所21aが形成される。この凹所21aに、ばね部材17の長手方向の一端が係止され、ばね部材17と第2の動力伝達軸21とが連結される。
連結手段23は、ねじ部材24と、第1のねじ止め部材25と、第2のねじ止め部材26とを含み、一方のねじ部材24が第1のねじ止め部材25および第2の動力伝達軸21を貫通して第2のねじ止め部材26によって固定され、他方のねじ部材24が第1のねじ止め部材25および入力軸22を貫通して第2のねじ止め部材26によって固定される。この時、第2の動力伝達軸21における現像ローラ3を臨む端面と、入力軸22における駆動力伝達手段12を臨む端面とが接合して固定されるように連結するのが好ましい。また、これら2つの端面が同一形状および同一寸法に形成されるのが好ましい。この構成を採ることによって、第2の動力伝達軸21と入力軸22とが連結され、駆動源13から出力される回転駆動力が入力軸22に伝達される。入力軸22は、長手方向(または軸線方向)の一端が連結手段23によって連結され、さらに他端が現像ローラ3に連結され、さらに現像ローラ3の近傍において軸受け27によって支持されるので、安定的な回転駆動が可能であり、第2の動力伝達軸21から伝達される回転駆動力を確実に現像ローラ3の回転駆動に変換する。本実施の形態では、第2の動力伝達軸21と入力軸22とを連結手段23によって連結する構成を採るけれども、それに限定されず、2つの軸体を連結する構成であれば従来から公知のものをいずれも採用できる。
駆動力伝達手段12によれば、回転駆動手段11から出力される回転駆動力を入力軸22に伝達して現像ローラ3を回転駆動させ、現像動作を実行するとともに、現像動作が終了して回転駆動手段11からの回転駆動力の出力の停止に伴い、ばね部材17の復元力の発現によって現像動作時とは逆方向の回転駆動力を一時的に現像ローラ3に伝達し、現像ローラ3を所定の回転量(または回転角度)で逆回転させ、ドクターブレード5に付着するトナー凝集物を除去する。本実施の形態では、駆動力伝達手段12の連結手段23を除く部分と、回転駆動手段11のうち第2のギア15bおよび第1の動力伝達軸16とを一体化してカートリッジ方式に形成し、交換可能に構成してもよい。
現像装置1によれば、現像槽2内において、撹拌ローラ5および供給ローラ4の回転によってトナーを現像ローラ3表面に担持させてトナー層を形成し、ドクターブレード5によって現像ローラ3表面のトナー層の層厚を規制し、感光体ドラム29表面の静電潜像に該トナー層からトナーを供給して現像を行い、トナー像を形成するとともに、必要に応じて、現像動作終了時に現像ローラ3を逆回転させてドクターブレード5に当接させて付着するトナー凝集物を除去する。現像ローラ3の逆回転時に発生するトナーの飛散は、トナー飛散防止部材10を設けることによって防止する。
図6は、本発明の実施の別形態である画像形成装置30の構成を模式的に示す断面図である。画像形成装置30は本発明の実施の第1形態である現像装置1を備える電子写真方式のフルカラープリンタである。画像形成装置30は、たとえばパーソナルコンピュータなどの外部装置で創出されて伝達される画像情報に応じて、記録紙などの記録媒体上にフルカラーまたはモノクロの画像を形成するものである。
この画像形成装置30は、フルカラープリンタであり、画像情報が、ブラック(b)、シアン(c)、マゼンタ(m)、イエロー(y)の各色を用いるカラー画像に応じたものである。したがって、トナー像形成手段31に含まれる作像ユニット40および作像ユニット40を構成する各部材は、各色に対応してそれぞれ4つ設けられる。ここでは、各色に応じて4つずつ設けられる各部は、各色を表すアルファベットを参照符号の末尾に付して区別し、総称する場合は参照符号のみで表す。画像形成装置30は、トナー像形成手段31と、転写手段32と、記録媒体供給手段33と、定着手段34と、排出手段35とを含む。
トナー像形成手段2は作像ユニット40から構成される。作像ユニット40は、感光体ドラム41と、帯電器42と、露光ユニット43と、現像装置1と、クリーニングユニット44とを含む。このうち、帯電器42、露光ユニット43、現像装置1およびクリーニングユニット44は、感光体ドラム41まわりに、この順序で配置される。帯電器42は、感光体ドラム41の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、チャージャー型、ローラ型またはブラシ型などのいずれが用いられてもよい。露光ユニット43としては、たとえばレーザ照射部および反射ミラーを備えるレーザスキャニングユニットが用いられる。露光ユニット43は、一様な電位に帯電された感光体ドラム41の表面を画像情報に応じて露光し、その表面に静電潜像を形成する。現像装置1は、感光体ドラム41の表面に形成された静電潜像にトナーを供給して現像し、可視像であるトナー像を形成する。クリーニングユニット44は、感光体ドラム41の表面から記録媒体上へ転写しきれずに残留するトナーを、感光体ドラム41の表面から除去し回収する。トナー像形成手段2によれば、感光体ドラム41表面に静電潜像を形成し、これに現像装置1からトナーを供給して現像し、感光体ドラム41表面にトナー像を形成する。
転写手段32は、転写ベルト46と、駆動ローラ48と、テンションローラ49と、転写ベルト従動ローラ50と、転写ローラ51(y,m,c,b)と、転写ベルトクリーニングユニット52とを含む。駆動ローラ48、テンションローラ49および転写ベルト従動ローラ50は転写ベルト46を張架し、駆動ローラ48の回転駆動によって、転写ベルト46を矢符47方向へ回転駆動させる。転写ベルト46は、各感光体ドラム41に接触するように設けられ、後述の記録媒体供給手段55から送給される記録媒体を搬送する。転写ベルト46に搬送される記録媒体が転写ベルト46と感光体ドラム41との間を通過する際、感光体ドラム41表面のトナー像が記録媒体上へ転写される。フルカラー画像の場合、各感光体ドラム41表面の各色のトナー画像が記録媒体上に順次重ねて転写されることによって、フルカラートナー像が形成される。転写ローラ51は、転写ベルト46を介して感光体ドラム41に対向するように配置される。転写ローラ51には、トナーの帯電極性とは逆極性の転写バイアスが印加され、この転写バイアスによって感光体ドラム41表面のトナー像が記録媒体へ転写される。転写ベルトクリーニングユニット52は、転写ベルト46の外周に接触するように設けられる。感光体ドラム41との接触によって転写ベルト46に付着するトナーは、記録媒体の裏面を汚染する原因になるので、転写ベルトクリーニングユニット52が転写ベルト46表面のトナーを除去し回収する。転写手段32によれば、感光体ドラム41表面のトナー像が、転写ベルト46に載置されて搬送される記録媒体上に転写される。
記録媒体供給手段33は、給紙トレイ55と、ピックアップローラ56と、レジストローラ57と、搬送ローラ58とを含む。給紙トレイ106は、画像形成装置30の鉛直方向下部に設けられ、記録媒体を貯留する。記録媒体には、たとえば、普通紙、カラー画像形成専用紙、コート紙などの記録紙、OHP(オーバーヘッドプロジェクタ)用紙などがある。ピックアップローラ56は、給紙トレイ55内に貯留される記録媒体を1枚ずつ取り出し、用紙搬送路S1に送給する。搬送ローラ58は、ピックアップローラ56によって送給される記録媒体をさらにレジストローラ57に向けて送給する。レジストローラ57は、転写手段32の搬送方向手前に設けられ、記録媒体を挟持して一旦保持し、不図示のレジスト前検知センサの検知出力に応じて、感光体ドラム41表面に形成されるトナー像の先端が記録紙の画像形成範囲の先端に整合するように、タイミングを同期させて記録媒体を転写手段32の転写ベルト46に向けて送給する。記録媒体供給手段33によれば、給紙トレイ55内の記録媒体を、トナー像形成のタイミングに合わせて1枚ずつ転写ベルト46上に送給する。
定着手段34は、転写ベルト46よりも記録媒体の搬送方向下流側に設けられ、加熱ローラ59と、加圧ローラ60と、加熱ローラ59の図示しない加熱源、加熱ローラ59の表面温度を検知する図示しないセンサと、加熱ローラ59が所定の温度になるように加熱源の動作を制御する制御部とを含む。加熱ローラ59と加圧ローラ60とは、互いに押圧状態で記録媒体を挟圧搬送できるように設けられる。定着ユニット34は、記録媒体が加熱ローラ59と加圧ローラ60とによって形成されるニップ部を通過する際、トナー像を加熱および加圧して記録媒体に定着させ、堅牢な記録画像とする。
排出手段35は、搬送方向切換ガイド61と、第1排紙トレイ62と、排紙ローラ63と、第2排紙トレイ64とを含む。搬送方向切換ガイド61は、定着手段34よりも記録媒体の搬送方向下流側に設けられ、定着手段34によってトナー像が定着される記録媒体の搬送方向を切換える。記録媒体は画像形成装置30の側面に外方に向けて突出するように設けられる第1排紙トレイ62に排出されるかまたは搬送ローラ63によって形成される用紙搬送路S2に送給される。用紙搬送路S2に送給される記録媒体は、搬送ローラ63によって、画像形成装置30の上面に設けられる第2排紙トレイ64に排出される。排出手段35は、トナー像が定着される記録媒体を第1排紙トレイ62または第2排紙トレイ64に排出する。
画像形成装置30には、図示しない制御手段が設けられる。制御手段は、たとえば、画像形成装置30の内部空間における上部に設けられ、図示しない、制御部、演算部、記憶部などからなる中央処理装置(CPU)を備えるマイクロコンピュータなどによって実現される処理回路を含む。CPUの記憶部には、画像形成装置30の上面に配置される図示しない操作パネルを介する画像形成命令、画像形成装置30内部の各所に配置される図示しないセンサなどからの検知結果、外部機器からの画像情報などが入力され、入力される各種データ(画像形成命令、検知結果、画像情報など)に基づいて演算部による判定が行われ、演算部の判定結果に応じて制御部から制御信号が送付され、画像形成装置30の全動作が制御される。記憶部には、この分野で常用されるものを使用でき、たとえば、リードオンリィメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ハードディスクドライブ(HDD)などが挙げられる。外部機器には、画像情報の形成または取得が可能であり、かつ画像形成装置に電気的に接続可能な電気・電子機器を使用でき、たとえば、コンピュータ、デジタルカメラ、テレビ、ビデオレコーダ、DVDレコーダ、ファクシミリ装置などが挙げられる。制御手段は、前述の処理回路とともに電源を含み、電源は制御手段だけでなく、画像形成装置30内部における各装置にも電力を供給する。
画像形成装置30によれば、トナー像形成手段31において、感光体ドラム41上に形成されるトナー像を、記録媒体供給手段33から転写手段32の転写ベルト46外周面に送給され、転写ベルト46によって搬送される記録媒体に転写してトナー像を担持させ、このトナー像を担持する記録媒体は定着手段34に搬送されて加熱加圧を受け、記録媒体にトナー像を定着させた後、排出手段35によって画像形成装置30の内部から第1排紙トレイ62または第2排紙トレイ64に排出され、一連の画像形成動作を完了する。
本発明の画像形成装置において、中間転写ベルト、転写ベルト、各ローラなどに用いられる材料、層構造、寸法などは、電子写真方式の画像形成分野で常用されるものをそのまままたは適宜変更して使用できる。また、ローラに代えて、ベルトなどの無端状部材を用いることもできる。さらに中間転写ベルト、搬送ベルトなどは無端状部材とされるけれども、ローラ形態にすることもできる。本発明の画像形成装置は、各実施の形態において、タンデム方式のカラー画像形成装置として示すけれども、それに限定されず、たとえば、中間転写ベルトが1回回転する毎に1色の画像を重ね合わせる、いわゆる4回転方式のカラー画像形成装置とすることもできる。また、カラー画像形成装置に限定されず、単色画像形成装置とすることもできる。このような本発明の画像形成装置は、たとえば、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの2種以上の複合機として使用される。
本発明の実施の第1形態である現像装置の構成を模式的に示す断面図である。 図1に示す現像装置の要部の構成を模式的に示す側面図である。 駆動力伝達手段の要部の構成を模式的に示す部分断面図である。 図3の切断面線IV−IVから見た現像時の駆動力伝達手段を示す断面図である 図3の切断面線V−Vから見た非現像時の駆動力伝達手段を示す断面図である 本発明の実施の別形態である画像形成装置の構成を模式的に示す断面図である。
符号の説明
1 現像装置
2 現像槽
3 現像ローラ
4 供給ローラ
5 ドクターブレード
6,7 撹拌部材
8 トナーホッパ
10 トナー飛散防止材
11 回転駆動手段
12 駆動力伝達手段
13 駆動源
14 出力軸
15a 第1のギア
15b 第2のギア
16 第1の動力伝達軸
17 ばね部材
18 第1のカップリング部材
19 第2のカップリング部材
20a 第1のリブ部材
20b 第2のリブ部材
21 第2の動力伝達軸
23 連結手段
27 軸受け
29 感光体ドラム
30 画像形成装置
31 トナー像形成手段
32 転写手段
33 記録媒体供給手段
34 定着手段
35 排出手段
40 作像ユニット

Claims (5)

  1. 感光体ドラムを含む電子写真方式の画像形成装置に装着されて、感光体ドラム表面の静電潜像にトナーを供給する現像動作を行う現像装置において、
    感光体ドラムに臨むように設けられ、内部空間を有してトナーを収容する現像槽と、
    表面にトナー層を担持して感光体ドラム上の静電潜像にトナーを供給する現像ローラと、
    現像ローラ表面に当接して該表面のトナー層の層厚を規制するドクターブレードと、
    現像ローラを回転駆動させる回転駆動手段と、
    現像ローラと回転駆動手段との間に設けられ、回転駆動手段から発生する駆動力を現像ローラに伝達するばね部材を含む駆動力伝達手段とを含み、
    現像ローラは、
    駆動伝達手段に含まれるばね部材の復元力によって、現像動作終了時に現像動作時とは逆方向に回転駆動することを特徴とする現像装置。
  2. 感光体ドラム回転方向の現像槽よりも上流側において、
    一端が感光体ドラム表面に当接し、
    他端が現像槽外壁に支持されるように設けられ、トナーが画像形成装置内部に飛散するのを防止する板状部材であるトナー飛散防止部材をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 駆動伝達手段は、
    現像ローラの逆回転量を制御する逆回転量制御手段をさらに含むことを特徴とする請求項1または2記載の現像装置。
  4. 現像ローラに現像バイアスを印加する現像バイアス印加手段と、
    現像バイアス印加手段によって現像ローラに印加される現像バイアスの電圧値および/または極性を制御する現像バイアス制御手段とをさらに含み、
    現像バイアス印加手段は、
    現像バイアス制御手段による制御を受けて、逆回転時の現像ローラに現像動作時とは逆極性の現像バイアスを印加することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の現像装置。
  5. 表面に感光層を有する感光体ドラムと、感光体ドラム表面を帯電させる帯電手段と、帯電状態にある感光体ドラム表面に信号光を照射して静電潜像を形成する露光手段と、感光体ドラム表面の静電潜像にトナーを供給する現像動作を行う現像手段と、感光体ドラム表面のトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、記録媒体上に担持されるトナー像を記録媒体に定着させる定着手段とを含む電子写真方式の画像形成装置において、
    現像手段は、
    請求項1〜4のいずれか1つの現像装置であることを特徴とする画像形成装置。
JP2006061708A 2006-03-07 2006-03-07 現像装置および画像形成装置 Withdrawn JP2007240772A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006061708A JP2007240772A (ja) 2006-03-07 2006-03-07 現像装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006061708A JP2007240772A (ja) 2006-03-07 2006-03-07 現像装置および画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007240772A true JP2007240772A (ja) 2007-09-20

Family

ID=38586391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006061708A Withdrawn JP2007240772A (ja) 2006-03-07 2006-03-07 現像装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007240772A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013145355A (ja) * 2011-12-16 2013-07-25 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013145355A (ja) * 2011-12-16 2013-07-25 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8676107B2 (en) Lubricant applying device, process cartridge, and image forming apparatus
JP2008058585A (ja) 画像形成装置
US7430387B2 (en) Developing unit and electrophotographic image forming apparatus with the same
JP2005234430A (ja) 液体現像方法、液体現像装置及び画像形成装置
JP4413878B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2010038972A (ja) 画像形成装置
JP2007127721A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2007328260A (ja) 画像形成装置
JP2010210799A (ja) 潤滑剤塗布機構、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2012037557A (ja) 現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置
JP2007240772A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2008122693A (ja) 現像装置
US10025267B2 (en) Cleaner assembly for removing waste toner in an electrophotographic image forming device
JP2008070487A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2007233296A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2007286131A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2014010340A (ja) バイアス制御装置、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2007093777A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP7353885B2 (ja) 現像装置、カートリッジ、画像形成装置
JP4786514B2 (ja) 現像装置
US7721859B2 (en) Rotary force controlling apparatus and image forming apparatus including the same
JP2002258606A (ja) 一成分トナーの現像装置
JP2007183519A (ja) 現像装置、画像形成方法、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2022032390A (ja) 現像装置およびこれを備えた画像形成装置
JP5187175B2 (ja) 潤滑剤塗布装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090512