JP2007240584A - 表示装置、プログラムおよび情報記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】カーソル画像等の注目部分の動きに応じて注目部分付近の画像を自動的に表示することが可能な表示装置等を提供すること。
【解決手段】プロジェクタ10が、PC20からPC20の画面に表示された画像におけるカーソル画像の位置を示すカーソル位置情報を一定時間ごとに入力する情報入力部410と、PC20から前記画像を表示するための画像信号を入力する画像信号入力部420と、前記カーソル位置情報に基づき、前記カーソル画像の移動方向と移動量を検出する移動検出部430と、前記移動方向と、前記移動量とに基づき、前記画像の一部の領域であって、かつ、前記カーソル画像が含まれる領域である対象領域を決定する対象領域決定部440と、前記画像信号に基づき、前記対象領域を投写する投写部450とを含んで構成される。
【選択図】図5
【解決手段】プロジェクタ10が、PC20からPC20の画面に表示された画像におけるカーソル画像の位置を示すカーソル位置情報を一定時間ごとに入力する情報入力部410と、PC20から前記画像を表示するための画像信号を入力する画像信号入力部420と、前記カーソル位置情報に基づき、前記カーソル画像の移動方向と移動量を検出する移動検出部430と、前記移動方向と、前記移動量とに基づき、前記画像の一部の領域であって、かつ、前記カーソル画像が含まれる領域である対象領域を決定する対象領域決定部440と、前記画像信号に基づき、前記対象領域を投写する投写部450とを含んで構成される。
【選択図】図5
Description
本発明は、表示制御を行う表示装置、プログラムおよび情報記憶媒体に関する。
例えば、PCからの画像をプロジェクタが投写する場合、画像全体を投写するのではなく、ズーム投写等によって矢印状のカーソル画像の周辺の画像のみを投写する場合がある。また、カーソル画像はマウス操作等によって移動してしまうため、カーソル画像が対象領域外に移動した場合、プロジェクタがカーソル画像周辺の画像を投写するためには、ズーム投写を解除するか、プロジェクタの表示位置調整機能を使用して表示位置を調整する必要があった。
別の手法として、例えば、特許文献1では、ユーザーが、PCの画像において、ズームポイントを指定し、PCが、ズームコマンドとマウスの位置情報をケーブルを介してプロジェクタに送信し、プロジェクタが、当該位置情報に基づく位置を中心にズームを行うことが記載されている。
特開2005−3723号公報
しかし、この手法では、ユーザーがズームを行おうとする度にズームポイントを指定する必要があり、手間がかかる。
本発明の目的は、カーソル画像等の注目部分の動きに応じて注目部分付近の画像を自動的に表示することが可能な表示装置、プログラムおよび情報記憶媒体を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る表示装置は、
画像供給装置から当該画像供給装置の画面に表示された画像におけるカーソル画像の位置を示すカーソル位置情報を一定時間ごとに入力する情報入力部と、
前記画像供給装置から前記画像を表示するための画像信号を入力する画像信号入力部と、
前記カーソル位置情報に基づき、前記カーソル画像の移動方向と移動量を検出する移動検出部と、
前記移動方向と、前記移動量とに基づき、前記画像の一部の領域であって、かつ、前記カーソル画像が含まれる領域である対象領域を決定する対象領域決定部と、
前記画像信号に基づき、前記対象領域を投写する投写部と、
を含むことを特徴とする。
画像供給装置から当該画像供給装置の画面に表示された画像におけるカーソル画像の位置を示すカーソル位置情報を一定時間ごとに入力する情報入力部と、
前記画像供給装置から前記画像を表示するための画像信号を入力する画像信号入力部と、
前記カーソル位置情報に基づき、前記カーソル画像の移動方向と移動量を検出する移動検出部と、
前記移動方向と、前記移動量とに基づき、前記画像の一部の領域であって、かつ、前記カーソル画像が含まれる領域である対象領域を決定する対象領域決定部と、
前記画像信号に基づき、前記対象領域を投写する投写部と、
を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、
情報入力部と、画像信号入力部と、投写部とを有するコンピュータを、
画像供給装置から当該画像供給装置の画面に表示された画像におけるカーソル画像の位置を示すカーソル位置情報を一定時間ごとに前記情報入力部に入力させるとともに、前記画像供給装置から前記画像を表示するための画像信号を前記画像信号入力部に入力させる入力制御部と、
前記カーソル位置情報に基づき、前記カーソル画像の移動方向と移動量を検出する移動検出部と、
前記移動方向と、前記移動量とに基づき、前記画像の一部の領域であって、かつ、前記カーソル画像が含まれる領域である対象領域を決定する対象領域決定部と、
前記画像信号に基づき、前記対象領域を前記投写部に投写させる表示制御部として機能させることを特徴とする。
情報入力部と、画像信号入力部と、投写部とを有するコンピュータを、
画像供給装置から当該画像供給装置の画面に表示された画像におけるカーソル画像の位置を示すカーソル位置情報を一定時間ごとに前記情報入力部に入力させるとともに、前記画像供給装置から前記画像を表示するための画像信号を前記画像信号入力部に入力させる入力制御部と、
前記カーソル位置情報に基づき、前記カーソル画像の移動方向と移動量を検出する移動検出部と、
前記移動方向と、前記移動量とに基づき、前記画像の一部の領域であって、かつ、前記カーソル画像が含まれる領域である対象領域を決定する対象領域決定部と、
前記画像信号に基づき、前記対象領域を前記投写部に投写させる表示制御部として機能させることを特徴とする。
また、本発明に係る情報記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体であって、上記プログラムを記憶したことを特徴とする。
本発明によれば、表示装置等は、カーソル画像の移動方向と移動量を検出することによってカーソル画像の動きを把握することにより、カーソル画像が移動した場合であってもカーソル画像が含まれる対象領域を表示することができるため、カーソル画像等の注目部分の動きに応じて注目部分付近の画像を自動的に表示することができる。
また、本発明に係る表示装置は、
撮像装置から撮像画像を表示するための画像信号を一定時間ごとに入力する画像信号入力部と、
前記撮像情報に基づき、前記撮像画像における注目部分の移動方向と移動量を検出する移動検出部と、
前記移動方向と、前記移動量とに基づき、前記撮像画像の一部の領域であって、かつ、前記注目部分が含まれる領域である対象領域を決定する対象領域決定部と、
前記画像信号に基づき、前記対象領域を表示する表示部と、
を含むことを特徴とする。
撮像装置から撮像画像を表示するための画像信号を一定時間ごとに入力する画像信号入力部と、
前記撮像情報に基づき、前記撮像画像における注目部分の移動方向と移動量を検出する移動検出部と、
前記移動方向と、前記移動量とに基づき、前記撮像画像の一部の領域であって、かつ、前記注目部分が含まれる領域である対象領域を決定する対象領域決定部と、
前記画像信号に基づき、前記対象領域を表示する表示部と、
を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、
画像信号入力部と、投写部とを有するコンピュータを、
撮像装置から撮像画像を表示するための画像信号を一定時間ごとに前記画像信号入力部に入力させる入力制御部と、
前記撮像情報に基づき、前記撮像画像における注目部分の移動方向と移動量を検出する移動検出部と、
前記移動方向と、前記移動量とに基づき、前記撮像画像の一部の領域であって、かつ、前記注目部分が含まれる領域である対象領域を決定する対象領域決定部と、
前記画像信号に基づき、前記対象領域を前記表示部に表示させる表示制御部として機能させることを特徴とする。
画像信号入力部と、投写部とを有するコンピュータを、
撮像装置から撮像画像を表示するための画像信号を一定時間ごとに前記画像信号入力部に入力させる入力制御部と、
前記撮像情報に基づき、前記撮像画像における注目部分の移動方向と移動量を検出する移動検出部と、
前記移動方向と、前記移動量とに基づき、前記撮像画像の一部の領域であって、かつ、前記注目部分が含まれる領域である対象領域を決定する対象領域決定部と、
前記画像信号に基づき、前記対象領域を前記表示部に表示させる表示制御部として機能させることを特徴とする。
また、本発明に係る情報記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体であって、上記プログラムを記憶したことを特徴とする。
本発明によれば、表示装置等は、注目部分の移動方向と移動量を検出することによって注目部分の動きを把握することにより、注目部分が移動した場合であっても注目部分が含まれる対象領域を表示することができるため、注目部分の動きに応じて注目部分付近の画像を自動的に表示することができる。
また、前記情報入力部は、前記カーソル画像の移動速度が所定値以上の場合、前記一定時間を初期値よりも長くしてもよい。
これによれば、表示装置等は、カーソル画像の動きが速すぎる場合にカーソル画像の位置取得間隔を長くすることにより、対象領域が頻繁に変化することを防止できるため、画像のちらつき等を防止できる。
また、前記対象領域決定部は、前記カーソル画像の移動速度が所定値以上の場合、前記カーソル画像の位置から前記対象領域の境界線までの距離を初期値よりも長くしてもよい。
これによれば、表示装置等は、カーソル画像の動きが速い場合に対象領域の境界線までの距離を長くすることにより、カーソル画像が対象領域外に出ることを防止できるため、注目部分の動きに応じて注目部分付近の画像を自動的に表示することができる。
また、前記カーソル画像は、マウスまたはリモートコントローラによる指示位置を示す画像であってもよい。
これによれば、表示装置等は、ユーザーによるマウスまたはリモートコントローラの操作に応じてユーザーが指示する表示領域を自動的に表示することができる。
以下、本発明をプロジェクタに適用した場合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施例は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施例に示す構成の全てが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
図1は、ズーム投写を行わない場合の投写状況を示す図である。
表示装置の一種であるプロジェクタ11は、ケーブル30を介して画像供給装置の一種であるPC20と接続されている。ユーザーは、PC20のマウスを用いてPC20の画面に表示される画像200内の矢印状(形状は任意であり、三角形状等であってもよい。)のカーソル画像210を移動させる。
プロジェクタ11は、PC20からの画像信号を入力し、画像200と同様の画像100を投写する。PC20と等倍で画像100が投写される場合、画像100では、画像200と同じ位置にカーソル画像110が表示される。
図2は、ズーム投写を行う場合の投写状況を示す図である。
例えば、プロジェクタ11が、ズーム投写を行った場合、全体画像300の一部である画像101が拡大されて表示される。
図3は、従来のズーム投写を行う場合の投写状況を示す図である。
また、図2に示す状態で、ユーザーがカーソル画像210を右上に移動させた場合、プロジェクタ11が投写する画像102からカーソル画像110がはみ出してしまい、画像102ではカーソル画像110が表示されなくなってしまう。
図4は、本実施例のズーム投写を行う場合の投写状況を示す図である。
本実施例のプロジェクタ10は、PC20からカーソル画像210の位置情報を入力し、カーソル画像210の移動に応じてズーム投写する対象領域を決定することにより、当該対象領域を示す画像103にカーソル画像110が含まれるように画像103を投写する。
次に、このような機能を実装するためのプロジェクタ10の機能ブロックについて説明する。
図5は、本実施例のプロジェクタ10の機能ブロック図である。
プロジェクタ10は、PC20からPC20の画面に表示された画像201におけるカーソル画像210の位置を示すカーソル位置情報を一定時間(例えば、1秒等)ごとに入力する情報入力部410と、PC20から画像201を表示するための画像信号を入力する画像信号入力部420と、カーソル位置情報に基づき、カーソル画像210の移動方向と移動量を検出する移動検出部430と、移動方向と、移動量とに基づき、画像201の一部の領域であって、かつ、カーソル画像210が含まれる領域である対象領域を決定する対象領域決定部440と、画像信号に基づき、対象領域を投写する投写部450とを含んで構成されている。
なお、これらの各部を実装するためのハードウェアとしては以下のものを採用可能である。例えば、情報入力部410、画像信号入力部420としては入出力ポート、システムタイマー等、移動検出部430、対象領域決定部440としては、CPU、RAM等、投写部450としては液晶パネル、ドライバ等を採用可能である。
また、プロジェクタ10は、情報記憶媒体500からプログラムを読み取ることにより、これらの各部の機能を実装してもよい。
なお、情報記憶媒体500としては、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、ICカード、ROM、RAM、メモリカード、HDD等のレーザーや磁気等を用いた記憶媒体を適用できる。また、情報記憶媒体500からのプログラムの読み取り方式は、接触式でも非接触式でもよい。また、プロジェクタ10は、ネットワークを介してプログラムをダウンロードすることにより、これらの各部の機能を実装してもよい。
次に、これらの各部を用いた表示制御処理について説明する。
図6は、本実施例の表示制御処理の流れを示すフローチャートである。
画像信号入力部420は、PC20から画像信号を入力する(ステップS1)。
情報入力部410は、前回カーソル位置情報を入力してから一定時間が経過したかどうかを判定する(ステップS2)。
一定時間が経過した場合、情報入力部410は、PC20からカーソル画像210の位置情報を入力する(ステップS3)。なお、カーソル画像210の位置情報は、例えば、PC20のマウスの操作情報に基づいて生成される。
移動検出部430は、当該位置情報に基づき、カーソル画像210の移動方向と移動量を検出する(ステップS4)。より具体的には、移動検出部430は、t時点のカーソル画像210の位置と、t時点から一定時間経過したt+1時点のカーソル画像210の位置とを比較することにより、上記一定時間におけるカーソル画像210の移動方向と移動量を検出する。
対象領域決定部440は、移動検出部430によって検出されたカーソル画像210の移動方向と移動量に基づき、ズーム投写する対象領域を決定する(ステップS5)。なお、本実施例では、対象領域決定部440は、カーソル画像210の移動速度(単位時間当たりの移動量)が所定値以上の場合、カーソル画像210の位置から対象領域の境界線までの距離を初期値よりも長くする。
図7は、カーソル画像210の移動速度と対象領域との関係を示す図である。
例えば、t時点におけるカーソル画像210の位置がP0(x0,y0)の場合、対象領域決定部440は、境界線が(x0+X1,y0)、(x0,y0+Y1)と一致するように対象領域104を決定する。
そして、対象領域決定部440は、対象領域の更新時(または対象領域からカーソル画像210が出た場合)であるt+1時点におけるカーソル画像210の位置がP1(x1,y1)の場合、対象領域決定部440は、境界線が(x1+X1,y1)、(x1,y1+Y1)と一致するように対象領域105を決定する。
そして、対象領域決定部440は、対象領域の更新時ではないt+2時点におけるカーソル画像210の位置がP2(x2,y2)である場合および対象領域の更新時ではないt+3時点におけるカーソル画像210の位置がP3(x3,y3)である場合、P2およびP3は対象領域105内であるため、対象領域105を更新しない。
このように、対象領域105を更新しないことにより、プロジェクタ10は、画像のちらつきを防止することができる。
これに対し、対象領域の更新時であるt+1時点におけるカーソル画像210の位置がP1’(x3,y3)の場合、対象領域決定部440は、境界線が(x3+X1,y3)、(x3,y3+Y1)と一致するように対象領域106を決定する。この場合、上記のP1、P2、P3と変化する場合と比べ、移動量が3倍になっている。
この場合、P1’を基準に対象領域106が決定されたとしても、カーソル画像210の位置がP1’、P2’、P3’と変化することにより、t+3時点において、対象領域106からカーソル画像210がはみ出してしまい、対象領域決定部440は、対象領域106を更新しなければならなくなる。
そこで、本実施例では、カーソル画像210の移動速度が所定値(例えば、マウス移動速度の平均値等)以上の場合、カーソル画像210の位置から対象領域107までの距離を水平方向X2(>X1)、垂直方向Y2(>Y1)のように初期値よりも長くする。これにより、対象領域決定部440は、カーソル画像210の移動速度が速い場合であっても、対象領域107を更新する頻度を減らすことができ、画像103のちらつきを低減することができる。
そして、投写部450は、このようにして決定された対象領域106をズーム投写する(ステップS6)。これにより、対象領域106を拡大した画像103が表示される。
そして、プロジェクタ10は、画像信号の入力が終了するまで(ステップS7)、ステップS1〜S7の処理を繰り返し実行する。
以上のように、本実施例によれば、プロジェクタ10は、カーソル画像210の移動方向と移動量を検出することによってカーソル画像210の動きを把握することにより、カーソル画像210が移動した場合であってもカーソル画像210が含まれる対象領域を自動的に表示することができるため、カーソル画像210等の注目部分の動きに応じて注目部分付近の画像を自動的に表示することができる。
また、本実施例によれば、プロジェクタ10は、カーソル画像210の動きが速い場合に対象領域の境界線までの距離を長くすることにより、カーソル画像210が対象領域外に出ることを防止できるため、注目部分の動きに応じて注目部分付近の画像を自動的に表示することができる。
なお、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上述したように、対象領域を更新するタイミングは、所定時間(例えば、10秒等)ごとであってもよいし、カーソル画像210の位置が対象領域外になった場合であってもよい。
また、情報入力部410は、カーソル画像210の移動速度が所定値以上の場合、上記一定時間を初期値よりも長くしてもよい。
これによれば、プロジェクタ10は、カーソル画像210の動きが速すぎる場合にカーソル画像210の位置取得間隔を長くすることにより、対象領域が頻繁に変化することを防止できるため、画像のちらつき等を防止できる。
もちろん、情報入力部410は、カーソル画像210の移動速度が所定値未満の場合、上記一定時間を初期値よりも短くしてもよい。
これによれば、プロジェクタ10は、情報入力部410の処理負荷を軽減できる。
また、カーソル画像210の移動はPC20のマウスによるものに限定されず、例えば、プロジェクタ10のリモートコントローラによるものであってもよい。この場合、リモートコントローラによる操作情報がプロジェクタ10からPC20に出力され、PC20が当該操作情報に基づいてカーソル画像210を移動させる。
また、情報入力部410は、PC20からカーソル位置情報以外の操作情報を入力してもよい。例えば、情報入力部410は、PC20からマウスの移動情報以外の操作情報を入力してもよい。この場合、対象領域決定部440は、当該操作情報に基づいて対象領域を決定してもよい。より具体的には、例えば、対象領域決定部440は、マウスのクリック操作情報が入力された場合、カーソル画像210の位置を中心にして対象領域を決定してもよい。
また、本発明の適用はズーム投写を行う場合に限定されず、画像供給装置側の表示領域よりも表示装置側の表示領域が狭い場合に、表示装置が画像供給装置側の表示領域の一部を表示する場合にも本発明は有効である。
また、本発明を適用可能なプロジェクタは、前面投写型のプロジェクタに限定されず、背面投写型のプロジェクタであってもよい。また、プロジェクタは、液晶プロジェクタには限定されず、CRTプロジェクタ、DLPプロジェクタ、LEDプロジェクタ等であってもよい。
また、本発明を適用可能な表示装置は、プロジェクタ10に限定されず、例えば、TV、モニタ等であってもよい。また、画像供給装置はPC20に限定されず、例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等であってもよい。
より具体的には、例えば、電子図書の内容を拡大してモニタに表示する装置において、本発明を適用することにより、カーソルの移動に伴い、拡大箇所を自動的に移動させてモニタに表示することができる。
また、例えば、表示装置は、撮像装置(デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等)から撮像画像を表示するための画像信号を一定時間ごとに入力する画像信号入力部と、前記撮像情報に基づき、前記撮像画像における注目部分の移動方向と移動量を検出する移動検出部と、前記移動方向と、前記移動量とに基づき、前記撮像画像の一部の領域であって、かつ、前記注目部分が含まれる領域である対象領域を決定する対象領域決定部と、前記画像信号に基づき、前記対象領域を表示する表示部とを含んで構成されてもよい。
より具体的には、このような構成を採用することにより、例えば、手術で患部をカメラで撮像し、撮像画像を拡大してモニタに表示し、医者がモニタの画像を見ながら手術を行う場合、カメラの撮像範囲内にある医療器具(注目部分)の移動に追随してモニタの画像を更新する表示装置を実現できる。
また、このような構成を採用することにより、例えば、デジタルカメラ、TVカメラ、監視用カメラ等のズーム表示において、カメラの撮像範囲内にある被写体(注目部分)の移動に追随してモニタの画像を更新する表示装置を実現できる。
なお、撮像画像の場合、移動検出部は、撮像情報に含まれる色情報、輝度情報等から注目部分の位置を決定すればよい。
また、プロジェクタ10の機能を複数の装置に分散して実装してもよい。例えば、移動検出部430および対象領域決定部440の機能をPC20に設けてもよい。この場合、プロジェクタ10の送信部が、PC20にプロジェクタ10側の表示領域を示す情報を送信し、PC20の移動検出部430がカーソル位置を検出し、PC20の対象領域決定部440がプロジェクタ10側の表示領域を示す情報と、カーソル位置に基づいて適切な対象領域を求め、PC20の送信部が当該対象領域を示す情報をプロジェクタ10に送信してもよい。
10、11 プロジェクタ(表示装置)、20 PC(画像供給装置)、30 ケーブル、100、101〜103、200、201 画像、110、210 カーソル画像、104〜107 対象領域、410 情報入力部、420 画像信号入力部、430 移動検出部、440 対象領域決定部、450 投写部、500 情報記憶媒体
Claims (8)
- 画像供給装置から当該画像供給装置の画面に表示された画像におけるカーソル画像の位置を示すカーソル位置情報を一定時間ごとに入力する情報入力部と、
前記画像供給装置から前記画像を表示するための画像信号を入力する画像信号入力部と、
前記カーソル位置情報に基づき、前記カーソル画像の移動方向と移動量を検出する移動検出部と、
前記移動方向と、前記移動量とに基づき、前記画像の一部の領域であって、かつ、前記カーソル画像が含まれる領域である対象領域を決定する対象領域決定部と、
前記画像信号に基づき、前記対象領域を投写する投写部と、
を含むことを特徴とする表示装置。 - 請求項1に記載の表示装置において、
前記情報入力部は、前記カーソル画像の移動速度が所定値以上の場合、前記一定時間を初期値よりも長くすることを特徴とする表示装置。 - 請求項1、2のいずれかに記載の表示装置において、
前記対象領域決定部は、前記カーソル画像の移動速度が所定値以上の場合、前記カーソル画像の位置から前記対象領域の境界線までの距離を初期値よりも長くすることを特徴とする表示装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置において、
前記カーソル画像は、マウスまたはリモートコントローラによる指示位置を示す画像であることを特徴とする表示装置。 - 撮像装置から撮像画像を表示するための画像信号を一定時間ごとに入力する画像信号入力部と、
前記撮像情報に基づき、前記撮像画像における注目部分の移動方向と移動量を検出する移動検出部と、
前記移動方向と、前記移動量とに基づき、前記撮像画像の一部の領域であって、かつ、前記注目部分が含まれる領域である対象領域を決定する対象領域決定部と、
前記画像信号に基づき、前記対象領域を表示する表示部と、
を含むことを特徴とする表示装置。 - 情報入力部と、画像信号入力部と、投写部とを有するコンピュータを、
画像供給装置から当該画像供給装置の画面に表示された画像におけるカーソル画像の位置を示すカーソル位置情報を一定時間ごとに前記情報入力部に入力させるとともに、前記画像供給装置から前記画像を表示するための画像信号を前記画像信号入力部に入力させる入力制御部と、
前記カーソル位置情報に基づき、前記カーソル画像の移動方向と移動量を検出する移動検出部と、
前記移動方向と、前記移動量とに基づき、前記画像の一部の領域であって、かつ、前記カーソル画像が含まれる領域である対象領域を決定する対象領域決定部と、
前記画像信号に基づき、前記対象領域を前記投写部に投写させる表示制御部として機能させることを特徴とするプログラム。 - 画像信号入力部と、投写部とを有するコンピュータを、
撮像装置から撮像画像を表示するための画像信号を一定時間ごとに前記画像信号入力部に入力させる入力制御部と、
前記撮像情報に基づき、前記撮像画像における注目部分の移動方向と移動量を検出する移動検出部と、
前記移動方向と、前記移動量とに基づき、前記撮像画像の一部の領域であって、かつ、前記注目部分が含まれる領域である対象領域を決定する対象領域決定部と、
前記画像信号に基づき、前記対象領域を前記表示部に表示させる表示制御部として機能させることを特徴とするプログラム。 - 請求項6、7のいずれかに記載のプログラムを記憶した、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体。
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20090512 |