JP2007240545A - Lighting system for advertisement - Google Patents
Lighting system for advertisement Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007240545A JP2007240545A JP2006058484A JP2006058484A JP2007240545A JP 2007240545 A JP2007240545 A JP 2007240545A JP 2006058484 A JP2006058484 A JP 2006058484A JP 2006058484 A JP2006058484 A JP 2006058484A JP 2007240545 A JP2007240545 A JP 2007240545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light unit
- lamp
- lighting device
- main body
- advertising lighting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Abstract
Description
本発明は、内部に蛍光灯を配設して該蛍光灯の発光にて表面に設けたパネルを照明する広告用照明装置に関するものである。 The present invention relates to an advertisement lighting device that illuminates a panel provided on a surface by providing a fluorescent lamp inside and emitting light from the fluorescent lamp.
柱の上部や建物の上部には、内部に蛍光灯を配設して該蛍光灯の発光にて表面に設けたパネルを照明する広告用照明装置が設けられている。この広告用照明装置に使用されている蛍光灯としては以下に示すように、一般的な蛍光灯から直径の小さな外部電極蛍光灯と呼ばれている蛍光灯が使用されている。 In the upper part of the pillar and the upper part of the building, there is provided an advertising illumination device that illuminates a panel provided on the surface by providing a fluorescent lamp inside and emitting light from the fluorescent lamp. As a fluorescent lamp used in this advertising lighting device, a fluorescent lamp called an external electrode fluorescent lamp having a small diameter is used from a general fluorescent lamp as shown below.
図26は、従来の一般的な蛍光灯である熱陰極管(以下、HCFLランプという。Hot Cathode Flourescent Lamp )の発光原理を示す図である。このHCFLランプ1は周知のように、ガラス管2と、このガラス管2の内周面の全体にわたって塗布されている蛍光体3と、ガラス管2の両端の内部に設けられている一対のフィラメント4とで構成されている。また、ガラス管2内には不活性ガス原子や微量の水銀原子が封じ込まれている。
Figure 26 is a conventional general hot-cathode tube is a fluorescent lamp is a graph showing an emission principle (hereinafter referred HCFL lamp. Ho t Ca thode Fl ourescent La mp). As is well known, the
このHCFLランプ1においては、ガラス管2内のフィラメント4を通電加熱して発生する熱電子放射により、ガラス管2内に封入されている不活性ガス原子や熱電子が、同様に封入されている微量の水銀原子と衝突して励起させて紫外線を発生する。この紫外線が管壁の蛍光体3を発光させる。
In the
これに対して冷陰極管(以下、CCFLランプという。Cold Cathode Flourescent Lamp ) では、フィラメントが無く、電極に高電圧を印加することにより放電させる方式である。
図27は、このCCFLランプ6の発光原理を示す図であり、ガラス管2の両端の内部に一対の電極7が設けられている。両端の電極7に電圧を印加することで電極7の先端で放電が行なわれ、ガラス管2内に電流が流れる。また、ガラス管2内の電極7近傍の部分(灰色で描いた部分)で陰極降下電圧が大きい。
In contrast the cold cathode tube (hereinafter, CCFL lamp that. Co ld C athode F lourescent L amp), the filaments without a method to discharge by applying a high voltage to the electrode.
FIG. 27 is a diagram showing the light emission principle of the CCFL lamp 6, and a pair of
このCCFLランプ6は、上記HCFLランプ1よりも電極構造を小さくできて、細型でランプ寿命も長く、用途が広がっている。しかしながら、CCFLランプ6でも上述したように電極7の近傍での陰極降下電圧が大きくて発光効率という点ではHCFLランプ1より劣っている。
The CCFL lamp 6 can have a smaller electrode structure than the
図28は最近注目を浴びてきている外部電極蛍光灯(以下、EEFLランプという。External Electrode Flourescent Lamp ) の発光原理を示す図である。このEEFLランプ10は、ガラス管2内には電極を設けずに、ガラス管2の両側の外部に電極11を設けたものである。
このEEFLランプ10は、上記CCFLランプ6と同じ冷陰極管であり、発光の原理的な部分は同じである。両者の違いはCCFLランプ6の電極7がガラス管2内にあり、電子もガラス管2内を走るのに対して、EEFLランプ10では、ガラス管2の外部に電極11を設置し、ガラス管2の外側を電子が走ることである。これにより、EEFLランプ10では、陰極降下電圧が小さくなり、低消費電力で発光し、ランプの発熱も非常に小さくなるという特徴がある。
Figure 28 is an external electrode fluorescent lamp has been attracting attention recently is a graph showing an emission principle (hereinafter referred EEFL lamps. Ex ternal E lectrode F lourescent L amp). In the
The
上記CCFLランプ6は放電管の一般的な性質として、図29に示すように、電流が増えると抵抗値が小さくなるという負性抵抗特性を持っているため、複数のCCFLランプ6を並列接続して点灯させようとしても、その内の1本しか点灯しないという問題を有している。 As shown in FIG. 29, the CCFL lamp 6 has a negative resistance characteristic that its resistance value decreases as the current increases, as shown in FIG. 29. Therefore, a plurality of CCFL lamps 6 are connected in parallel. However, there is a problem that only one of them is lit.
これに対してEEFLランプ10は、図30に示すように、正の抵抗特性を持っているため複数のEEFLランプ10を並列に接続しても点灯させることができる。また、EEFLランプ10は特性上、駆動に60KHz前後の高周波で、且つ1.6KV前後の高電圧の電源を要する。
そして、上記EEFLランプ10は直径が小さく、且つ1台のインバータ装置にて複数のEEFLランプ10を起動・点灯させることができることから、広告用照明装置の薄型化が要求されている市場においては、最近では徐々に使用されてきている。
On the other hand, since the
The
しかしながら、このEEFLランプ10を用いた広告用照明装置を柱等に設置する場合には以下に示すような種々の問題を有している。
すなわち、図31は柱80に広告用照明装置81を設置した図を示し、この広告用照明装置81は、前面を開口した金属製のケース本体82と、このケース本体82の前面開口面に装着されるパネル状の拡散板84とで外殻が構成されている。
However, when the advertising lighting device using the
That is, FIG. 31 shows a diagram in which an
この構成の広告用照明装置81及び該広告用照明装置81の従来の施工方法としては、例えば、下記に示す非特許文献1がある。
For example, Non-Patent
この従来の広告用照明装置81は図32に示すように、ケース本体82の背面にはEEFLランプ10からの光を前面側に反射させるための反射板85が設けられており、この反射板85の前面に上下方向に例えば3つの支持台86が配置されている。
この支持台86は偏平な細板状に形成されていて、この支持台86の前面には横方向に断面を略Ω状とした弾性を有する留め具87がEEFLランプ10の数に応じた個数だけ設けてある。この留め具87にEEFLランプ10を着脱自在の装着していくものである。
As shown in FIG. 32, the conventional
The
次に、広告用照明装置81の従来の施工方法について説明する。なお、この広告用照明装置81の柱80への設置位置は、一般的には床面より3〜4メートルの高さ位置であり、作業者は図外の梯子あるいは脚立の上に載って施工を行なうようにしている。
先ず、作業者は梯子等に登って広告用照明装置81のケース本体82を所定の位置にボルト止めを行ない、次いで図32に示すように所定数のEEFLランプ10をケース本体82の留め具87に1本づつ嵌めていく。なお、EEFLランプ10を用いた広告用照明装置81では、EEFLランプ10のワット数(明るさ)の関係から10本前後が用いられるようになっている。したがって、EEFLランプ10を全てケース本体82に取り付ける場合には、何度か梯子を登り降りする必要がある。
Next, a conventional construction method for the
First, the worker climbs a ladder or the like and bolts the case
次に、装着したEEFLランプ10に対して該EEFLランプ10の両端(図では上下端)の電極にソケット11を嵌めていく。なお、このソケット11の装着後に電圧印加用のコード(図示せず)を各ソケット11間に渡り配線を行なったり、コードを渡り配線したソケット11をEEFLランプ10の電極に挿入接続する。
次に、拡散板84をケース本体82の開口面にボルト止め等を行なって広告用照明装置81が柱80に設置されることになる。
Next, the
Next, the
ところが、ケース本体82の背面は、該ケース本体82の背面板として一体に構成されている反射板85が全面に形成されており、そのため、ケース本体82の重量が重く、梯子や脚立に載っての高所での設置作業はスムーズにいかず、危険である。また、ケース本体82の設置後のEEFLランプ10の装着作業も何回か梯子等を登り降りしなければならず、作業性が悪い上に高所でEEFLランプ10を1本1本ケース本体82の留め具87に装着する必要があり、そのため、常に危険と隣り合わせとなる。
However, the back surface of the case
また、EEFLランプ10の留め具87への装着作業は、高所での作業で、且つEEFLランプ10自体の管径が小さい故に、EEFLランプ10を折ってしまう恐れがある。そのため、施工作業性が非常に悪く、施工時間も長くなってしまうことになる。
また、複数の広告用照明装置81を設置する場合には、全体の施工時間が非常に長くなり、特に、同一の場所(建物)で多数の広告用照明装置81を設置する場合には、作業者の疲労も積み重なって、EEFLランプ10を破損させたり、1つの広告用照明装置81の設置作業も段々と長くなって、危険性もさらに高くなるという問題があった。
Further, the mounting work of the
Also, when installing a plurality of
さらに、広告用照明装置81の設置後も、前面は拡散板84がボルト止め等がしてあるだけであるので、ホコリが内部に入り易く、長期にわたって設置していると、外部から溜まったホコリが視認できて、見た目にも悪い印象を与えてしまうことになる。
また、EEFLランプ10が不良となって点灯しなくなった場合に、EEFLランプ10を交換する場合でも、拡散板84を取り外して、不良のEEFLランプ10からソケット11を外し、EEFLランプ10を留め具87から取り外し、その後、新しいEEFLランプ10と交換する。この場合にもEEFLランプ10を装着した後にソケット11を嵌めることになる。
Further, even after the installation of the
Further, when the
かかる場合、EEFLランプ10は比較的近接して配設されていることと、高所での作業であることから、EEFLランプ10の交換作業がスムーズにいかないという問題がある。また、広告用照明装置81の電源を切り忘れたりした場合には、上述したようにEEFLランプ10には1.6KV前後の高電圧が印加されているので、感電の恐れもあり、特に危険である。
このように、従来の広告用照明装置81の設置の施工においては、危険性が大であり、設置工事が容易ではなく、特に施工時間が長くなっていた。さらには、安全性の点でも難があり、しかも、ホコリが内部に入り易いという多くの問題点を有していた。
In such a case, since the
As described above, in the installation work of the conventional
本発明は上述の問題点に鑑みて提供したものであって、少なくとも以下の目的を備えた広告用照明装置を提供するものである。
(1)高所での設置作業であっても施工を容易にすること。
(2)現場での施工時間の短縮化を図ること。
(3)感電などを完全に無くしてEEFLランプの交換作業において安全性を向上させること。
(4)内部へのホコリの進入を阻止すること。
The present invention is provided in view of the above-described problems, and provides an advertising lighting device having at least the following objects.
(1) Make installation easier even in high-altitude installation work.
(2) To shorten the construction time on site.
(3) To improve safety in EEFL lamp replacement work by completely eliminating electric shock.
(4) To prevent dust from entering inside.
そこで、本発明の請求項1に記載の広告用照明装置では、柱や建物の壁面に設置される広告用照明装置において、
柱や建物の壁面側に設置されるケース本体21と、予めランプと該ランプを点灯させる点灯回路部とを一体化したライトユニット22とで広告用照明装置20を構成し、先に設置された前記ケース本体21内に前記ライトユニット22を着脱自在にカセット式で装着するようにしていることを特徴としている。
Therefore, in the advertising lighting device according to
The
請求項2に記載の広告用照明装置では、前記ケース本体21の下部には突起41を立設すると共に、該ケース本体21の上部には手前に向けて固定棒42を突設し、前記ライトユニット22の下面には前記ケース本体21の突起41が挿入する挿入孔61を穿孔すると共に、該ライトユニット22の上部には前記ケース本体21の固定棒42が挿入される挿通孔49、57、58を穿設し、
前記ライトユニット22の挿通孔49、57、58を介した固定棒42にネジ止めすることで該ライトユニット22を前記ケース本体21に着脱自在に装着していることを特徴としている。
In the advertising lighting device according to
The
請求項3に記載の広告用照明装置では、前記ケース本体21の背面板30には該背面板30より少し小さめの開口部31、32を穿設していることを特徴としている。
In the advertising lighting device according to
請求項4に記載の広告用照明装置では、前記ライトユニット22は、ほぼ密閉した構造としていることを特徴としている。
The advertising lighting device according to
請求項5に記載の広告用照明装置では、外部電源と接続される電源コード36が前記ケース本体21内に導入されており、前記ライトユニット22から導出されている電源コード17のコネクタ18と前記電源コード36のコネクタ37とを接続していることを特徴としている。
In the advertising lighting device according to claim 5, a
請求項6に記載の広告用照明装置では、前記ランプは、ガラス管の内部に電極を有さず、電極はガラス管の両端の外部に設けられていて、前記ガラス管の外側から放電させて光らせるタイプの蛍光灯であるEEFLランプと称される蛍光灯10を用いていることを特徴としている。
In the advertising lighting device according to claim 6, the lamp does not have an electrode inside the glass tube, and the electrode is provided outside both ends of the glass tube, and is discharged from the outside of the glass tube. It is characterized by using a
請求項7に記載の広告用照明装置では、金属製で断面を略コ字型として開口面を対向配置した一対の支持体52と、この両側の支持体52の前面に固定されて前記ランプの光を透光させ合成樹脂製で3mm前後の厚みのある前面板51とで、前記ライトユニット22の剛性を維持させていることを特徴としている。
In the advertising lighting device according to
請求項8に記載の広告用照明装置では、前記一対の支持体52と前記前面板51とは接着テープ73にて該前面板51を支持体52に貼着固定していることを特徴としている。
In the advertising lighting device according to claim 8, the pair of
請求項9に記載の広告用照明装置では、前記ケース本体21側に面ファスナー74を設け、この面ファスナー74と対となる面ファスナー75を前記ライトユニット22の背面に設け、該ライトユニット22をケース本体21に着脱自在にカセット式で装着するようにしていることを特徴としている。
In the advertising lighting device according to claim 9, a hook-and-
本発明の請求項1に記載の広告用照明装置によれば、柱や建物の壁面側に設置されるケース本体21と、予めランプと該ランプを点灯させる点灯回路部とを一体化したライトユニット22とで広告用照明装置20を構成し、先に設置された前記ケース本体21内に前記ライトユニット22を着脱自在にカセット式で装着するようにしているので、広告用照明装置20を設置する箇所が高所の場合であっても、1本づつランプを装着していた従来とは異なり、施工を非常に容易にすることができ、しかも、ライトユニット22をケース本体21側に単にカセット式で装着するだけなので、施工時間を大幅に短縮することができる。
また、ランプを交換する場合も、ライトユニット22ごとケース本体21から外して、新しいライトユニット22をケース本体21へ装着するだけであり、ランプ自体を交換していた従来とは異なり、感電する恐れは全くなく、安全性を非常に向上させることができる。
According to the advertising lighting device of the first aspect of the present invention, the light unit in which the case
Also, when replacing the lamp, the
請求項2に記載の広告用照明装置によれば、前記ケース本体21の下部には突起41を立設すると共に、該ケース本体21の上部には手前に向けて固定棒42を突設し、前記ライトユニット22の下面には前記ケース本体21の突起41が挿入する挿入孔61を穿孔すると共に、該ライトユニット22の上部には前記ケース本体21の固定棒42が挿入される挿通孔49、57、58を穿設し、前記ライトユニット22の挿通孔49、57、58を介した固定棒42にネジ止めすることで該ライトユニット22を前記ケース本体21に着脱自在に装着するようにしているので、ライトユニット22のケース本体21への装着が簡単であり、短時間でライトユニット22を装着することができる。また、ライトユニット22のケース本体21への装着するための構造も簡素化でき、コストアップも防止することができる。
According to the advertising lighting device according to
請求項3に記載の広告用照明装置によれば、前記ケース本体21の背面板30には該背面板30より少し小さめの開口部31、32を穿設しているので、ケース本体21を金属製にて構成している場合でも、該ケース本体21を大幅に軽量化でき、高所での設置でも安全且つスムーズに施工することができる。
According to the advertising lighting device according to
請求項4に記載の広告用照明装置によれば、前記ライトユニット22は、ほぼ密閉した構造としているので、ライトユニット22へのホコリの進入をほとんど阻止することができ、ホコリによる照明の明るさの低減や見た目の悪影響を防止することができる。
According to the advertising lighting device of the fourth aspect, since the
請求項5に記載の広告用照明装置によれば、外部電源と接続される電源コード36が前記ケース本体21内に導入されており、前記ライトユニット22から導出されている電源コード17のコネクタ18と前記電源コード36のコネクタ37とを接続しているので、ライトユニット22への電源用のコードの接続も簡単である。
According to the advertising lighting device of the fifth aspect, the
請求項6に記載の広告用照明装置によれば、前記ランプは、ガラス管の内部に電極を有さず、電極はガラス管の両端の外部に設けられていて、前記ガラス管の外側から放電させて光らせるタイプの蛍光灯であるEEFLランプと称される蛍光灯10を用いているので、該EEFLランプ10は細径であり、そのため、広告用照明装置20自体を薄型化、軽量化を図ることができ、広告用照明装置20の施工の安全性を一層図ることができる。
According to the advertising lighting device according to claim 6, the lamp does not have an electrode inside the glass tube, and the electrode is provided outside both ends of the glass tube, and discharges from the outside of the glass tube. Since the
請求項7に記載の広告用照明装置によれば、金属製で断面を略コ字型として開口面を対向配置した一対の支持体52と、この両側の支持体52の前面に固定されて前記ランプの光を透光させ合成樹脂製で3mm前後の厚みのある前面板51とで、前記ライトユニット22の剛性を維持させているので、前後左右の4面で箱体の剛性を維持させているのと比べて、うしろの面に配置される反射板50の厚みを薄くすることができ、そのため、ライトユニット22の軽量化とコストの削減を図ることができる。
According to the advertising lighting device of
請求項8に記載の広告用照明装置によれば、前記一対の支持体52と前記前面板51とは接着テープ73にて該前面板51を支持体52に貼着固定しているので、支持体52に前面板51をビスやハトメで固定するのと比べて、組立作業性を向上させることができ、結果としてライトユニット22のコストも安価にすることができる。
According to the advertising lighting device according to claim 8, since the pair of
請求項9に記載の広告用照明装置によれば、前記ケース本体21側に面ファスナー74を設け、この面ファスナー74と対となる面ファスナー75を前記ライトユニット22の背面に設け、該ライトユニット22をケース本体21に着脱自在にカセット式で装着するようにしているので、ケース本体21側には面ファスナー74を単に所定の数がけ貼着しておくだけで良く、また、ライトユニット22側も面ファスナー75を貼着しておくだけで良い。したがって、ケース本体21にライトユニット22を装着固定する場合、凹凸嵌合やネジ止めをして行なう場合と比べて、コストを安価にすることができる。また、ライトユニット22をケース本体21に装着する場合も、単にケース本体21の面ファスナー74にライトユニット22の面ファスナー75を合わすだけで良く、高所での設置作業を一層スムーズに行なうことができる。これにより高所での設置作業も安全性を非常に向上させることができる。
According to the advertising lighting device of claim 9, a hook-and-
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。本発明に使用する蛍光灯(EEFLランプ10)は、例えば、特許第3622032号に記載されている蛍光ランプであり、この蛍光ランプは、上述したようにガラス管の内部に電極(フィラメント)を有さず、電極はガラス管の両端の外部に設けられており、ガラス管の外側から放電させて光らせるタイプの直管状の蛍光灯(EEFLランプ10)である。
このEEFLランプ10は、管径が5mmであり、長さも50cm前後から1m前後であり、また、図1に示すように、1本のEEFLランプ10を点灯させるのに、それぞれ1台のインバータを必要とせず、1台のインバータ装置15にて10本〜15本のEEFLランプ10を点灯可能となっている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. The fluorescent lamp (EEFL lamp 10) used in the present invention is, for example, a fluorescent lamp described in Japanese Patent No. 3622032. This fluorescent lamp has an electrode (filament) inside a glass tube as described above. In addition, the electrode is provided outside the both ends of the glass tube, and is a straight tube fluorescent lamp (EEFL lamp 10) of a type that discharges from the outside of the glass tube and emits light.
The
なお、図1ではEEFLランプ10の数を6本としているが、これは便宜上記載しているだけであり、本発明の広告用照明装置では10〜14本のEEFLランプ10を使用している。EEFLランプ10の両端には、該EEFLランプ10の両端の外部に設けられている電極と接触して導通を図るソケット11が着脱自在にそれぞれ装着されている。
各EEFLランプ10のソケット11はコード12にて渡り配線を行なっており、インバータ装置15からのコード13が最寄りのEEFLランプ10のソケット11に接続されるようになっている。また、インバータ装置15には電源装置16から直流電源が供給され、この電源装置16から導出されている電源コード17の先端に設けたコネクタ18に商用電源が接続されるようになっている。なお、インバータ装置15と電源装置16とを一体化して1台の装置を構成するようにしても良い。
In FIG. 1, the number of
The
図2は本発明にかかる広告用照明装置20の施工状態を示す斜視図を示し、この広告用照明装置20は、大きく分けてケース本体21と、このケース本体21内にカセット式で着脱自在に装着されるライトユニット22とで構成されている。
FIG. 2 is a perspective view showing a construction state of the
図3は上記ケース本体21の斜視図を示し、このケース本体21は、奥行きの寸法を狭くした本体フレーム23と、この本体フレーム23の前面の開口面にヒンジ部25を介して開閉自在に覆設する額縁24とで構成されている。この額縁24の開口部26には、アクリル板からなる透明なパネル27が設けてある。また、ケース本体21の左側の上下にはマグネット29が配設されており、このマグネット29に鉄製の額縁24が吸着されることで、額縁24がケース本体21側に閉じられる。
また、上記金属製の本体フレーム23は図3及び図4に示すように、その背面板30には上下に大きな開口部31、32が開口されている。背面板30の大きさより少し小さな開口部31、32を穿設していることで、金属製、例えば鉄製のケース本体21ないし本体フレーム23の重量の軽量化を飛躍的に図っている。これにより、ケース本体21を金属製にて構成している場合でも、該ケース本体21を大幅に軽量化でき、高所での設置でも安全且つスムーズに施工することができる。
FIG. 3 is a perspective view of the case
Further, as shown in FIGS. 3 and 4, the metal
なお、背面板30の全体に開口部を穿設すると、本体フレーム23の剛性を維持できない恐れがあるので、中央部分には架橋部33を残し、この架橋部33の上下に上記開口部31、32を形成するようにしている。もちろん、広告用照明装置20の大きさ応じて開口部を1つだけ形成するようにしても良い。また、開口部の数は、広告用照明装置20の大きさや剛性を維持する形状から任意の位置に3つ以上形成するようにしても良く、また、左右方向に形成するようにしても良い。
If the opening is formed in the
本体フレーム23の背面板30の周囲には多数の取付用穴34が穿孔されており、この取付用穴34を介して柱や壁面などにビス止めすることで、本体フレーム23つまりケース本体21が柱や壁面などに取り付けられる。また、本体フレーム23の背面板30の左側の中央部分には、図3、図4及び図5に示すように、外部からの電源コード36を内部に導入するための電源穴35が穿孔してある。
この電源穴35の近傍の背面板30には電源端子台38が設けられており、この電源端子台38の一端側に上記電源コード36の端部が接続されている。また、電源端子台38の他端側に先端にコネクタ37を設けたコード39が接続されている。そして、このコネクタ37にライトユニット22から導出している電源コード17のコネクタ18(図1及び図6参照)が着脱自在に接続されるようになっている。
A large number of mounting
A
また、図3に示すように、本体フレーム23の底板40の両側には溶接などの手段にて略円柱状の突起41がそれぞれ設けられていて、背面板30の上部の両側にはライトユニット22を支持固定するための略円筒状の固定棒42が溶接などの手段によりそれぞれ配設されている。この固定棒42の内周面には図5及び図20に示すように、ネジ部43が螺刻されており、このネジ部43にネジ44を螺着させることで、後述するようにライトユニット22をケース本体21に固定するようにしている。
Further, as shown in FIG. 3, substantially
次に、ライトユニット22の構成について説明する。図6はライトユニット22の斜視図を示し、図7はライトユニット22の分解斜視図を示している。このライトユニット22は、背面板を兼ねている合成樹脂製の反射板50と、この反射板50の前方側に配置されるアクリル板(合成樹脂製)からなり透光性で乳白色の前面板51と、前記反射板50及び前面板51との間であって両側に配置される一対の支持体52、52等で構成されている。
また、この一対の支持体52、52は、その開口面を対向して配置され、また、EEFLランプ10の光を透光させる前記前面板51は、例えば、厚みを3mm前後としている。
Next, the configuration of the
The pair of
図6〜図9に示すように、前記支持体52は、金属製であって断面を略コ字型に形成されており、側片53の中央部分には電源装置16からの電源コード17の導出用の上下方向に長い穴56が穿孔してある。
また、支持体52の側片53より前側に位置する前片54が折曲形成されていて、また、側片53より後ろ側に位置する後片55が折曲形成されている。前片54は後片55よりも長く形成されている。
As shown in FIGS. 6 to 9, the
Further, a
上記支持体52の前片54の上部にはネジ挿通用の挿通孔57が穿孔されており、また、後片55の上部には上記固定棒42が挿通する挿通孔58が穿孔されている。さらに、この挿通孔58に対応した反射板50の上部の両側にも固定棒42が挿通する挿通孔49がそれぞれ穿孔されている。
また、図7及び図9に示すように、支持体52の下端には舌片48が側片53の下端より内側に折曲して形成されており、この舌片48に上記ケース本体21の突起41が挿入される挿入孔61が穿設されている。
An
As shown in FIGS. 7 and 9, a
図7及び図12に示すように、一対の支持体52の前片54の前面に前面板51がビスあるいはハトメにて固定されるようになっており、また、支持体52の後片55の前面に反射板50が同様にビスあるいはハトメにて固定されるようになっている。なお、支持体52への反射板50及び前面板51の固定はビスやハトメを用いずに、接着剤あるいは両面テープで行なうようにしても良い。
図7及び図15に示すように、前面板51の上部の両側にはネジ44を逃がすための略三角形状の切欠部71が切り欠いてある。前面板51を支持体52に固定した場合には、この切欠部71を介して挿通孔57が露出するようになっている。
7 and 12, the
As shown in FIGS. 7 and 15, substantially
ここで、金属製で断面を略コ字型として開口面を対向配置した一対の支持体52と、この両側の支持体52の前面に固定されて前記ランプの光を透光させ合成樹脂製で3mm前後の厚みのある前面板51とで、ライトユニット22の剛性を維持させるようにしているので、前後左右の4面で箱体の剛性を維持させているのと比べて、うしろの面に配置される反射板50の厚みを薄くすることができ、そのため、ライトユニット22の軽量化とコストの削減を図ることができる。
つまり、通常は、箱体の剛性は、4つの面の部材で持たせているが、本発明では、3つの面の部材でライトユニット22の剛性を持たせている。
Here, a pair of
That is, normally, the rigidity of the box is given by the members of the four surfaces, but in the present invention, the rigidity of the
前記反射板50の上下部からは図7に示すように略く字型の上片59と下片60とがそれぞれ一体に延出形成されており、この上片59はライトユニット22の上面を閉塞すると共に、前面板51の上部の前面側に折り曲げて接着し一体化構造となるようにしている。また、反射板50の下片60もライトユニット22の下面を閉塞すると共に、前面板51の下部の前面側に折り曲げて接着し一体化構造となるようにしている。
From the upper and lower portions of the reflecting
すなわち、図13は支持体52に反射板50及び前面板51を固定した状態を示し、反射板50の上片59を除いたライトユニット22の平面図を示している。支持体52に反射板50及び前面板51を固定した後に、図14に示すように、反射板50の上部に形成されている上片59の先端の接着片59aの内面に両面テープ72を貼着し、上片59にてライトユニット22の上面開口面を覆設するようにして折曲する。次に、上片59の接着片59aの両面テープ72を前面板51の上部に接着し、図14(b)に示すように反射板50の接着片59aを前面板51に貼着固定する。
13 shows a state in which the reflecting
また、反射板50の下部の下片60の先端の接着片60aも同様にして、ライトユニット22の下面開口面を覆うようにして折曲し、接着片60aの内面に貼着した両面テープ(図示せず)を前面板51の下部に接着する。これにより、反射板50の上下の上片59と下片60によりライトユニット22の上部と下面の開口面を覆設するようにしている。
Similarly, the
図10に示すように、全面にわたって白色に着色してある反射板50の前面には従来と同様な平板で細長状の支持台62が上下方向に例えば3つ配設されている。そして、各支持台62の前面には略Ω状の留め具63が所定の間隔毎に設けられている。
図11は要部拡大図を示し、弾性を有する留め具63は支持台62にビス止めあるいは接着剤にて一体的に固着されており、EEFLランプ10を留め具63に差し込むことで、EEFLランプ10が留め具63に着脱自在に装着されるようになっている。
As shown in FIG. 10, for example, three
FIG. 11 shows an enlarged view of the main part, and the
図12は、ライトユニット22の横方向の断面図を示しており、EEFLランプ10を用いているために、ライトユニット22の厚みを薄くすることができる。
また、インバータ装置15及び電源装置16はライトユニット22内に収納されており、具体的には図6に示すように、支持体52の側片53の内側面に配設されている。そして、電源装置16からの電源コード17が支持体52の穴56から導出されている。ここで、インバータ装置15及び電源装置16は、ライトユニット22の支持体52の側片53の内側面に直接固定しており、そのため、支持体52が放熱板の役目を果たして、熱を発するインバータ装置15及び電源装置16の冷却を行なうようにしている。
FIG. 12 shows a cross-sectional view of the
Further, the
このように本発明におけるライトユニット22は、EEFLランプ10はもちろんインバータ装置15及び電源装置16も内部に配設して一体になっており、ライトユニット22からはコネクタ18を設けた電源コード17のみが導出されているだけであって、通電部分は外部には露出しない構造としてある。
そのため、ライトユニット22の外表面のどこに触れても感電をするようなことはなく、安全性を非常に向上させている。
As described above, the
Therefore, no matter where the outer surface of the
ところで、図16及び図17は前面板51の支持体52への固定を接着テープ73にて行なうようにした場合を示している。反射板50及び前面板51の支持体52への固定は、ビスやハトメを使用しないようにしたものであり、例えば、反射板50は接着剤あるいは両面テープにて支持体52の後片55の内面に貼着して固定する。
そして、前面板51は該前面板51を両側の支持体52の前片54に合わせた後に接着テープ73を上下方向に前面板51の端部と支持体52の側片53にかかるようにして貼り付け、前面板51を支持体52に固定する。
16 and 17 show a case where the
Then, after the
これにより、ビスやハトメにより反射板50及び前面板51を支持体52に固定する場合と比べて、ライトユニット22の製作工程時間を大幅に短縮することができる。また、単に接着テープ73にて前面板51等を固定するだけなので、製造に特殊な技能も不要で、誰でもが容易、且つ早く製造することができるものである。すなわち、接着テープ73で前面板51を固定するようにしているので、組立作業性を向上させることができ、結果としてライトユニット22のコストも安価にすることができる。
Thereby, compared with the case where the reflecting
図18はライトユニット22の反射板50の拡大断面図を示し、EEFLランプ10側の白色のPET(ポリエチレンテレフタレート)からなる反射体65の背面に黒色のスチレンからなる背板66を接着剤67にて熱加圧して一体的に構成したものである。すなわち、反射板50は、反射体65の層と、接着剤67の層と、背板66の層との3層構造であり、反射板50自体の厚みも1mm以下としている。もちろん、反射板50の厚みは、1〜2mm程度の厚みとしても良く、材料も合成樹脂製としているので、重量も軽くすることができる。
FIG. 18 is an enlarged cross-sectional view of the
ところで、図19は白色のPETからなる反射体65のみで反射板50を構成した場合を示しており、一般的な反射板は、この反射体65のみで構成されている。この反射体65のみで構成した反射板50では、通常はEEFLランプ10からの光を反射させることができるものの、図中の矢印Aに示すように光が透過して光漏れがどうしても生じてしまい、EEFLランプ10からの光を有効に前面側へ反射させることができない。そのため、反射光を全面的に有効に利用することができず、広告用照明装置20の前面を所定以上の明るさに光らすことができない。
By the way, FIG. 19 shows a case where the reflecting
また、本発明の広告用照明装置20のように、反射板50から後方へ光漏れが生じた場合、夜間においてその光漏れが目立ってしまい、見た目にも悪い印象を与えてしまうことになる。この光漏れを防止しようとすると、ケース本体21の背面を全面にわたって閉塞する必要があり、上記開口部31、32を形成することができず、ケース本体21の重量が重くなって、高所での設置作業における危険性が大となる。
Moreover, like the
しかしながら、本発明では、図18の矢印Bに示すように、EEFLランプ10からの光が反射体65を透過しても背板66にて全反射されることになり、EEFLランプ10からの光を有効に利用することができる。
However, in the present invention, as indicated by an arrow B in FIG. 18, even if light from the
なお、反射板自体を金属製として、その表面に白色を着色することで、光を全反射させることも考えられるが、金属製の反射板とした場合は、重量が非常に重くなり、またコストもアップしてしまう。
本発明では、軽量化、低コスト化の観点から反射板50自体を合成樹脂製とし、背面側に光が透過する光漏れを反射体65の背面に黒色の背板66を貼着することで、完全に無くすことができる。また、波長との関係においても、400nm前から800nmの波長にわたってほぼ100%の反射率を得ている。
In addition, it is possible that the reflector is made of metal and the surface is colored white to totally reflect the light. However, when the reflector is made of metal, the weight is very heavy and the cost is low. Also up.
In the present invention, from the viewpoint of weight reduction and cost reduction, the
特に、反射板50での後方へのEEFLランプ10からの光漏れを完全に無くしていることで、広告用照明装置20の後方からの光漏れが無く、そのため、上述したようにケース本体21に開口部31、32を形成することができ、ケース本体21の重量を軽くでき、高所での設置作業の安全性を向上させることができる。
In particular, since light leakage from the
次に、広告用照明装置20の施工について説明する。先ず、ケース本体21とライトユニット22とはそれぞれ別個に製造しておき、先にケース本体21を施工面に設置してからライトユニット22をケース本体21に着脱自在にカセット式で装着するものである。
柱や壁面などの所定の位置にケース本体21を設置するが、かかる場合、従来と同様に床面からは3〜4メートルの高さ位置のため、梯子、あるいは脚立を用いることになる。
Next, the construction of the
The case
ケース本体21自体は金属製としているが、上述したようにケース本体21の背面板30には大きな開口部31、32を穿設しているので、重量も軽く高所での作業も容易となる。すなわち、ケース本体21が軽量なので、梯子に登って柱等に設置する場合でも足元がぐらつくことがなく、ケース本体21をボルト止めを行なう場合でも、スムーズにボルト止めを行なうことができる。
Although the
なお、ケース本体21は本体フレーム23と額縁24とから構成されており、両者はヒンジ部25にて連結されているので、予めヒンジ部25の部分を分解しておき、本体フレーム23と額縁24とを分離しておく。そして、本体フレーム23だけを先に柱に設置し、その後に額縁24をケース本体21に取り付けるようにしても良い。かかる場合には、額縁24の分だけ軽量化できるので、本体フレーム23の設置作業を一層効率良く、且つスムーズに行なうことができる。
The case
ケース本体21を柱に設置した後、ライトユニット22を持ってきて、ケース本体21側のコネクタ37(図5参照)と、ライトユニット22側のコネクタ18(図1参照)とを接続する。次に、図2に示すように、ライトユニット22を少し持ち上げると共に、ライトユニット22の上部を少し手前に傾けて、ライトユニット22の挿入孔61にケース本体21の下部の突起41が挿入するようにライトユニット22を下げる。
次に、ライトユニット22の挿通孔49、57、58にケース本体21の上部の固定棒42が挿入するようにライトユニット22を後方へ押す。次いで、図20及び図21示すように、ネジ44を固定棒42のネジ部43に螺着することで、ライトユニット22はケース本体21内に装着されることになる。そして、額縁24をケース本体21側に閉じることで、広告用照明装置20が柱に設置される。
After the
Next, the
なお、外部電源と接続される電源コード36が前記ケース本体21内に導入されており、前記ライトユニット22から導出されている電源コード17のコネクタ18と前記電源コード36のコネクタ37とを接続しているので、ライトユニット22への電源用のコードの接続も簡単である。
A
図22は、ライトユニット22をケース本体21内に装着した状態の広告用照明装置20を示すものである。ライトユニット22は上述したように、電源コード17の挿通用の穴56以外は、ほぼ密閉した構造としているので、ライトユニット22へのホコリの進入をほとんど阻止することができ、ホコリによる照明の明るさの低減や見た目の悪影響を防止することができる。
また、ライトユニット22自体もパネル27を設けている額縁24とケース本体21とで密閉されているので、ライトユニット22へのホコリの進入を一層防止することができる。
FIG. 22 shows the
In addition, since the
また、ライトユニット22の中の1本のEEFLランプ10が点灯せずに、交換をする場合には、額縁24を開けてライトユニット22を固定しているネジ44を外し、ケース本体21からライトユニット22全体を取り外す。そして、交換用のライトユニット22を上記と同じようにケース本体21に取り付ける。不良のEEFLランプ10の交換は、ライトユニット22を会社に持ち帰って、ライトユニット22を分解し、不良のEEFLランプ10のみを新しいEEFLランプ10と交換する。
In addition, when replacing one
このように本実施形態では、先に設置された前記ケース本体21内にライトユニット22を着脱自在にカセット式で装着するようにしているので、広告用照明装置20を設置する箇所が高所の場合であっても、1本づつランプを装着していた従来とは異なり、施工を非常に容易にすることができ、しかも、ライトユニット22をケース本体21側に単にカセット式で装着するだけなので、施工時間を大幅に短縮することができる。
また、ランプを交換する場合も、ライトユニット22ごとケース本体21から外して、新しいライトユニット22をケース本体21へ装着するだけであり、ランプ自体を交換していた従来とは異なり、感電する恐れは全くなく、安全性を非常に向上させることができる。
Thus, in this embodiment, since the
Also, when replacing the lamp, the
また、ケース本体21の下部には突起41を立設すると共に、該ケース本体21の上部には手前に向けて固定棒42を突設し、前記ライトユニット22の下面には前記ケース本体21の突起41が挿入する挿入孔61を穿孔すると共に、該ライトユニット22の上部には前記ケース本体21の固定棒42が挿入される挿通孔49、57、58を穿設し、前記ライトユニット22の挿通孔49、57、58を介した固定棒42にネジ止めすることで該ライトユニット22を前記ケース本体21に着脱自在に装着するようにしているので、ライトユニット22のケース本体21への装着が簡単であり、短時間でライトユニット22を装着することができる。また、ライトユニット22のケース本体21への装着するための構造も簡素化でき、コストアップも防止することができる。
In addition, a
また、広告用照明装置20に用いているランプとして、EEFLランプ10を用いているので、該EEFLランプ10は細径であり、そのため、広告用照明装置20自体を薄型化、軽量化を図ることができ、広告用照明装置20の施工の安全性を一層図ることができる。
In addition, since the
なお、上記の実施形態では、ライトユニット22内に設けているランプをEEFLランプ10の場合で説明したが、HCFLランプやCCFLランプの場合でも適用することができるものである。
In the above embodiment, the lamp provided in the
図23及び図24はケース本体21にライトユニット22をカセット式で着脱自在に装着する場合の他の例を示すものである。すなわち、先の実施形態では、ライトユニット22をケース本体21側に固定するのに、ケース本体21側には突起41及び固定棒42を溶接などで突設し、またライトユニット22側では、突起41が挿入される挿入孔61を支持体52に形成し、さらに、固定棒42が挿入される挿通孔57、58を支持体52に穿設すると共に、反射板50にも挿通孔49を穿孔していた。
23 and 24 show another example in which the
ケース本体21側に突起41及び固定棒42を突設する場合に、溶接などにて行なっていたので、作業時間が増加すると共に、コストもかなり高くつくという問題が発生していた。さらに、ライトユニット22の支持体52に突起41が挿入される挿入孔61を穿孔する場合にも、下部を折曲した舌片48に穿孔していたり、反射板50にも挿通孔49を穿孔する必要があるので、作業時間やコストが大幅にアップしていた。また、支持体52の構造も複雑になり、材料コストよりも舌片48の折曲作業や、孔あけ作業に伴うコストの方が高くついていた。
When the
そこで、この実施形態では、かかる作業を完全に無くして、作業時間を大幅に削減すると共に、非常に安価なコストで広告用照明装置20を作成するようにしたものであり、しかも、ケース本体21へのライトユニット22への装着や取り外し作業を非常に簡素化するようにしたものである。
Therefore, in this embodiment, such work is completely eliminated, the working time is greatly reduced, and the
すなわち、図23に示すように、ケース本体21の背面板30の四隅に面ファスナー74を貼着しておき、この面ファスナー74に対応するライトユニット22の背面の位置に該面ファスナー74と対となる面ファスナー75を貼着しておく。なお、面ファスナー74、75はこの例では4つを用いているが、面ファスナー74、75の数は広告用照明装置20の大きさに応じて任意の数を用いるのは言うまでもない。
That is, as shown in FIG. 23, hook-and-
この実施形態では、ケース本体21側には面ファスナー74を単に所定の数がけ接着剤で貼着しておくだけで良く、また、ライトユニット22側も面ファスナー75を接着剤で貼着しておくだけで良い。したがって、先の実施形態のようにケース本体21に突起41や固定棒42を設ける必要もなく、また、突起41や固定棒42が挿入される挿入孔や挿通孔を設ける必要がない。
特に、先の実施形態では支持体52に挿入孔61を設ける場合には舌片48を折曲形成したり、2つの挿通孔57、58を穿孔していたが、これらは不要となるので、支持体52の構造を単にコ字型に折曲するだけ良く、支持体52の構造を非常に簡素化することができる。したがって、ケース本体21及びライトユニット22の製造時間の短縮化を図ることができ、しかも、余分な工程を省くことができるので、製造コストを非常に安価にすることができる。
In this embodiment, a predetermined number of hook-and-
In particular, in the previous embodiment, when the
また、ライトユニット22をケース本体21に装着する場合も、単にケース本体21の面ファスナー74にライトユニット22の面ファスナー75を合わすだけで良く、高所での設置作業を一層スムーズに行なうことができる。これにより高所での設置作業も安全性を非常に向上させることができる。
また、ライトユニット22を取り外す場合には、ライトユニット22を手前に少しの力でもって引くことで、ケース本体21からライトユニット22を容易に取り外すことができる。
Further, when the
Further, when removing the
ところで、図25はライトユニット22の他の実施形態を示し、図7に示すライトユニット22と比べて、反射板50の両側から断面をそれぞれ略く字型とした右側片68と左側片69とを上記上片59と下片60と同様に一体に延出形成したものである。そして、この実施形態では、反射板50の両側の内側に両支持体52、52をそれぞれ配置するようにしたものである。
25 shows another embodiment of the
すなわち、反射板50の右側片68が支持体52の側片53を外側から覆うと共に、右側片68の先端の接着片68aが支持体52の前片54の前面に貼着される。さらに、上記左側片69が他方の支持体52の側片53を覆うと共に、左側片69の先端の接着片69aが支持体52の前片54の前面に貼着される。
That is, the
上記上片59、下片60、右側片68及び左側片69は反射板50より一体に形成されており、これらの構造は図18に示す反射板50の構成と同じとしており、そのため、反射板50の背方はもちろん、上下、左右方向への光漏れを確実に防止している。
したがって、図25に示す反射板50を用いて構成したライトユニット22をケース本体21内に納装して広告用照明装置20を形成した場合には、広告用照明装置20からの後方、上下方向、左右方向への光漏れを完全に防止することができる。
The
Therefore, when the
なお、図25に示す実施形態では、両側の支持体52を外側から覆う構造としているために、光が透過し易い合成樹脂製で支持体52を形成した場合に、特に有効である。
In the embodiment shown in FIG. 25, since the
10 EEFLランプ
17 電源コード
18 コネクタ
20 広告用照明装置
21 ケース本体
22 ライトユニット
23 本体フレーム
24 額縁
30 背面板
31、32 開口部
36 電源コード
37 コネクタ
41 突起
42 固定棒
44 ネジ
49 挿通孔
50 反射板
51 前面板
52 支持体
57、58 挿通孔
61 挿入孔
74、75 面ファスナー
DESCRIPTION OF
Claims (9)
柱や建物の壁面側に設置されるケース本体(21)と、予めランプと該ランプを点灯させる点灯回路部とを一体化したライトユニット(22)とで広告用照明装置(20)を構成し、
先に設置された前記ケース本体(21)内に前記ライトユニット(22)を着脱自在にカセット式で装着するようにしていることを特徴とする広告用照明装置。 In advertising lighting equipment installed on the walls of pillars and buildings,
An advertising lighting device (20) is configured by a case main body (21) installed on a pillar or a wall surface of a building and a light unit (22) in which a lamp and a lighting circuit unit for lighting the lamp are integrated in advance. ,
An advertising lighting device characterized in that the light unit (22) is detachably mounted in a cassette type in the case body (21) previously installed.
前記ライトユニット(22)の下面には前記ケース本体(21)の突起(41)が挿入する挿入孔(61)を穿孔すると共に、該ライトユニット(22)の上部には前記ケース本体(21)の固定棒(42)が挿入される挿通孔(49)(57)(58)を穿設し、
前記ライトユニット(22)の挿通孔(49)(57)(58)を介した固定棒(42)にネジ止めすることで該ライトユニット(22)を前記ケース本体(21)に着脱自在に装着していることを特徴とする請求項1に記載の広告用照明装置。 A protrusion (41) is erected on the lower portion of the case body (21), and a fixing rod (42) is protruded toward the front of the upper portion of the case body (21).
An insertion hole (61) into which the protrusion (41) of the case main body (21) is inserted is formed in the lower surface of the light unit (22), and the case main body (21) is formed above the light unit (22). A through hole (49) (57) (58) into which the fixing rod (42) is inserted,
The light unit (22) is detachably attached to the case body (21) by screwing it to the fixing rod (42) through the insertion holes (49), (57), (58) of the light unit (22). The advertising lighting device according to claim 1, wherein
A hook-and-loop fastener (74) is provided on the case body (21) side, and a hook-and-loop fastener (75) paired with the hook-and-loop fastener (74) is provided on the back surface of the light unit (22), and the light unit (22) is attached. The advertising lighting device according to any one of claims 1 to 8, wherein the advertising lighting device is detachably attached to the case main body (21) in a cassette type.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006058484A JP2007240545A (en) | 2006-03-03 | 2006-03-03 | Lighting system for advertisement |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006058484A JP2007240545A (en) | 2006-03-03 | 2006-03-03 | Lighting system for advertisement |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007240545A true JP2007240545A (en) | 2007-09-20 |
Family
ID=38586200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006058484A Withdrawn JP2007240545A (en) | 2006-03-03 | 2006-03-03 | Lighting system for advertisement |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007240545A (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014211655A (en) * | 2014-08-08 | 2014-11-13 | 有限会社サイン | Lighting device and signboard using the same |
JP2015108787A (en) * | 2013-12-05 | 2015-06-11 | 勲 齊藤 | Lighting device |
JP2017073488A (en) * | 2015-10-08 | 2017-04-13 | 東京エレクトロン株式会社 | Cassette for exchanging lamp, lamp house, light irradiation device, and lamp exchanging method |
-
2006
- 2006-03-03 JP JP2006058484A patent/JP2007240545A/en not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015108787A (en) * | 2013-12-05 | 2015-06-11 | 勲 齊藤 | Lighting device |
JP2014211655A (en) * | 2014-08-08 | 2014-11-13 | 有限会社サイン | Lighting device and signboard using the same |
JP2017073488A (en) * | 2015-10-08 | 2017-04-13 | 東京エレクトロン株式会社 | Cassette for exchanging lamp, lamp house, light irradiation device, and lamp exchanging method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101459310B1 (en) | Fixing apparatus for transparent display board | |
KR20090118147A (en) | The led fluorescent lamp that use is possible by an interchange input voltage and an output of a rest banner | |
US5671997A (en) | Tamper-resistant fixture for self-luminous radioactive light | |
JP2007240545A (en) | Lighting system for advertisement | |
KR100673863B1 (en) | Information indicator with a luminous source | |
JP2013033594A (en) | Straight-tube fluorescent lamp type led lamp for double-sided signboard | |
KR200446427Y1 (en) | Ccfl lighting lamp using industrial | |
CA2479631C (en) | Cold-cathode fluorescent lamp assembly for lighting applications | |
JP2007242245A (en) | Reflecting plate of lighting apparatus | |
JP2008165337A (en) | Guide lamp in tunnel | |
KR200436558Y1 (en) | Guide signboard for tunnel | |
KR20090019550A (en) | Light apparatus interchangeable with cartridge | |
KR200448501Y1 (en) | light emitting diode device having structure for preventing Light-leak | |
KR101676256B1 (en) | LED module applied to LED lighting apparatus of various types | |
JP7012280B2 (en) | Emergency lighting equipment | |
KR200321963Y1 (en) | Signboard frame | |
KR20090026412A (en) | Light emitting diode lamp for street lighting | |
JP2011043700A (en) | Light emission device | |
KR20040098464A (en) | Signboard frame | |
JP2001272936A (en) | Display device and guide light | |
JP4592409B2 (en) | Light guide plate type display device | |
JP5037324B2 (en) | Cold cathode fluorescent lamp | |
KR101221126B1 (en) | Backlight assembly and liquid crystal display device having the same | |
KR100451628B1 (en) | Florescent Lamp with External Electrode for LCD and Back Light Device using of it | |
JP5356196B2 (en) | Surface-emitting display device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20090512 |