JP2007240039A - 弾数蓄積装置及び射撃管理システム - Google Patents

弾数蓄積装置及び射撃管理システム Download PDF

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悟 徳山
Tomoaki Kimura
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Abstract

【課題】本発明の課題は、付与弾数の記憶、符号の電子化によるヒューマンエラーの低減が可能となり、操作性向上・自動化の追及による隊力支援の負荷軽減の効果が期待できる弾数蓄積装置を提供することにある。
【解決手段】本発明は、小火器に装着可能な弾数蓄積装置11であって、射撃時の爆炎発光波長を検出できる射撃検知部12と、前記射撃検知部12による検出事象をログとして記録し、記録情報から射撃弾数を算出し、表示する弾数蓄積部13とを具備することを特徴とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、小火器射撃訓練において射撃弾数を正確に累積し、支給弾薬が確実に射耗されていることを明確にし、訓練の効率性を図ると共に、実際的な訓練環境を構築する弾数蓄積装置及び前記弾数蓄積装置を用いた射撃管理システムに関するものである。
小火器射撃訓練において、実弾の紛失という社会問題を防止するため、射撃前に弾薬係が開梱直後の実弾数を確認し、射撃訓練後は撃ち殻薬莢を回収・数量確認を実施することで、実弾が紛失しないことを確認している。交付した実弾数と、撃ち殻薬莢の数が一致すれば問題ないが、不符号が生じた場合、紛失弾が実包/空包なのか撃ち殻薬莢なのかが不明確である等の理由から徹底した捜索を実施しており、この捜索が長期にわたれば隊務運営に重大な影響を及ぼすこととなる。また、紛失弾を回避するため、部隊等においては射手1名につき射撃係、安全係、薬莢回収員等を配置しており、訓練の効率性に影響を及ぼしている。
従来、銃の射撃訓練において発射弾数を計数し管理するために使用する発射弾数カウンタが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
前記発射弾数カウンタは、射撃した弾数をカウントしていく方式となっており、発射時の衝撃、音、光、及び衝撃波を検出する方式を用いている。
特開2005−156012号公報
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、付与弾数の記憶、符号の電子化によるヒューマンエラーの低減が可能となり、操作性向上・自動化の追及による隊力支援の負荷軽減の効果が期待できる弾数蓄積装置及び前記弾数蓄積装置を用いた射撃管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、小火器に装着可能な弾数蓄積装置であって、射撃時の爆炎発光波長、熱、及び弾丸のうち少なくとも一つを検出できる検出手段と、前記検出手段による検出事象をログとして記録する記録手段と、前記記録手段の記録情報から射撃弾数を算出し、表示する表示手段とを具備することを特徴とするものである。
また本発明は、小火器に装着可能な弾数蓄積装置であって、射撃時の爆炎発光波長、熱、及び弾丸のうち少なくとも2つ以上を検出できる検出手段と、前記検出手段による検出事象をログとして記録する記録手段と、前記記録手段の記録情報から射撃弾数を算出し、表示する表示手段とを具備することを特徴とするものである。
また本発明は、前記弾数蓄積装置であって、検出手段と記録手段、表示手段を、一つの筐体にまとめて構成した一体型、あるいは別の筐体に構成した分離型にして、小火器に装着することを特徴とするものである。
また本発明は、前記弾数蓄積装置において、射撃時の爆炎発光波長を検出する検出手段として、主センサはソーラーブラインド領域にある紫外線センサを用い、副センサに赤外線センサを用いることを特徴とするものである。
また本発明は、前記弾数蓄積装置において、射撃時の熱を検出する検出手段として、熱電対センサを用いることを特徴とするものである。
また本発明は、前記弾数蓄積装置において、射撃時の弾丸を検出する検出手段として、ループコイル式磁気センサ、あるいは透過型/反射型赤外線センサを用いることを特徴とするものである。
また本発明の射撃管理システムは、前記いずれかの弾数蓄積装置と、前記弾数蓄積装置に初期設定データを登録し、且つ前記弾数蓄積装置の訓練情報を収集する情報登録管理装置と、前記情報登録管理装置の初期設定データを前記弾数蓄積装置に転送し、且つ前記弾数蓄積装置の訓練情報を前記情報登録管理装置に転送する情報集配器とを具備することを特徴とするものである。
本発明の弾数蓄積装置及び射撃管理システムは、小火器射撃訓練において射撃弾数を正確に累積し、支給弾薬が確実に射耗されていることを明確にし、訓練の効率性を図ると共に、実際的な訓練環境を構築する。また、付与弾数の記憶、符号の電子化によるヒューマンエラーの低減が可能となり、操作性向上・自動化の追及による隊力支援の負荷軽減の効果が期待できる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る弾数蓄積装置を示す構成説明図である。図1において、弾数蓄積装置11は射撃検知部12及び弾数蓄積部13より構成され、前記射撃検知部12は光波検出部14、及びI/V変換アンプ15,16、補助センサ17、調整回路18より構成される。前記光波検出部14は主センサの2個の紫外線センサ19及び副センサの2個の赤外線センサ20より構成される。前記弾数蓄積部13はA/D変換器21,22,23、閾値比較回路24、射撃事象制御回路25、メモリ26、射撃事象処理回路27、表示・ブザー制御回路28、ブザー29、弾数表示器30、表示スイッチ31、初期設定回路32、蓄積データ出力回路33、及び外部I/F34より構成される。
すなわち、紫外線センサ19には、射撃時に発生する爆炎発光波長のうち290nm以下のソーラーブラインド波長領域の紫外線成分の有無を検出するフォトダイオードを使用する。このような紫外線センサ19を用いることにより、閾値レベルを設定することなく、紫外線成分の有無を検出することができる。また、赤外線センサ20には、太陽光の分光放射照度が小さい760nm付近や1400nm付近、1900nm付近の赤外線成分の有無を検出するようにフォトダイオード及びバンドパスフィルタを組み合せて使用する。このような赤外線センサ20を使用することにより、小火器毎に決められた閾値を設ける必要はなく、外来ノイズ(太陽光等)の閾値レベルの設定のみで赤外線成分の有無を検出できる。主センサにソーラーブラインド波長領域にある紫外線センサ19を用い、副センサに赤外線センサ20を用いることにより、光波検出誤りを低減でき、更に同一のセンサを並列的に組合せることにより冗長系となる。
前記紫外線センサ19からの信号電流はI/V変換アンプ15に出力され、I/V変換アンプ15に入力された信号電流は電流に応じた値の信号電圧に変換されてA/D変換器21に出力される。A/D変換器21に入力された信号電圧は電圧に応じた値のデジタル信号に変換されて射撃事象制御回路25に出力される。
前記赤外線センサ20からの信号電流はI/V変換アンプ16に出力され、I/V変換アンプ16に入力された信号電流は電流に応じた値の信号電圧に変換されてA/D変換器22に出力される。A/D変換器22に入力された信号電圧は電圧に応じた値のデジタル信号に変換されて閾値比較回路24に出力される。閾値比較回路24には射撃事象制御回路25より外来ノイズ(太陽光等)の閾値レベルの設定がされているため、閾値比較回路24から閾値レベルと比較したデジタル信号が射撃事象制御回路25に出力される。閾値比較回路24の閾値レベルは可変することができる。射撃事象制御回路25には外来ノイズ(太陽光等)と比較したデジタル信号が入力される。
前記射撃事象制御回路25では射撃の有無を常時監視しており、入力されたデジタル信号により射撃を検知した場合にフラグが立ち、その検出事象がログとしてメモリ26に直接記録される。メモリ26には射撃時の時間、弾数等の必要情報が記録される。射撃事象処理回路27は射撃事象制御回路25を介してメモリ26にログとして直接記録された事象を読み出して処理することで何発射撃したかを算出し、表示・ブザー制御回路28へ出力する。表示・ブザー制御回路28は表示スイッチ31をオンした場合に弾数表示器30へ何発射撃したかの算出結果を出力して表示する。表示スイッチ31がオフの場合、弾数表示器30は表示されず、これにより省電力化を図る。ブザー29は初期設定時、電池残量、電池挿入時等の聴覚確認が必要な場合に使用され、それぞれの動作で各現示音が鳴動する。
外部I/F34は外部の情報集配器との無線データ通信に用いられるインターフェースで、外部の情報集配器から転送された初期設定データ(訓練者、付与弾数、弾種等の必要情報)を受信し、初期設定回路32及び射撃事象制御回路25を介してメモリ26に記録する。また、外部I/F34はメモリ26に記録された訓練終了後の訓練情報(訓練時の射撃蓄積情報や残弾数等の必要情報)を蓄積データ出力回路33及び射撃事象制御回路25を介して読み出し、外部の情報集配器に送信する。ここで用いられる無線データ通信は赤外線通信を想定しているが、その他の無線通信手段でも代替可能である。
尚、補助センサ17として、第2の実施形態に係る熱検出の熱電対センサ、第3の実施形態に係る弾丸検出のループコイル式磁気センサ、あるいは第4の実施形態に係る弾丸検出の透過型/反射型赤外線センサを用いてもよく、この場合、調整回路18として、センサに合わせた熱電対アンプ、アンプ、あるいはI/V変換アンプを用いることができる。補助センサ17で検出されたアナログ信号は調整回路18で調整された後、A/D変換器23でデジタル信号に変換され、閾値比較回路35を介して射撃事象制御回路25に出力される。
射撃検知部12として、複数のセンサを用いるのは誤検出を無くすためである。センサ単体で射撃以外の影響を受ける場合、または実砲弾のみしか検出できず空砲弾も検出したい場合は補助センサを組合せ、検出精度を向上させる。
尚、A/D変換器21の代わりに、コンパレータを用いてもよく、コンパレータからの出力の有無により紫外線成分の有無を検出するようにしてもよい。
図2は本発明の第2の実施形態に係る弾数蓄積装置を示す構成説明図である。図2中、図1と同一部分は同一符号を付してその説明を省略する。図2において、弾数蓄積装置41は射撃検知部42及び弾数蓄積部43より構成され、前記射撃検知部42は熱電対センサ44、熱電対アンプ45、補助センサ46、及び調整回路47より構成される。前記弾数蓄積部43にはA/D変換器48、閾値比較回路49、及びA/D変換器50が設けられる。
すなわち、熱電対センサ44は、銃先端に銃口に沿って設けられ、射撃時の爆炎の熱を検出する。また、熱電対センサ44は、銃身に取り付け、銃身の温度変化を検出するようにしてもよい。
前記熱電対センサ44からの信号電流は熱電対アンプ45に出力され、熱電対アンプ45に入力された信号電流は電流に応じた値の信号電圧に変換されてA/D変換器48に出力される。A/D変換器48に入力された信号電圧は電圧に応じた値のデジタル信号に変換されて閾値比較回路49に出力される。閾値比較回路49には射撃事象制御回路25より外来ノイズ(太陽熱等)の閾値レベルの設定がされているため、閾値比較回路49から閾値レベルと比較したデジタル信号が射撃事象制御回路25に出力される。閾値比較回路49の閾値レベルは可変することができる。射撃事象制御回路25には外来ノイズ(太陽熱等)と比較したデジタル信号が入力される。
尚、補助センサ46として、第1の実施形態に係る光検出の紫外線センサ、第3の実施形態に係る弾丸検出のループコイル式磁気センサ、あるいは第4の実施形態に係る弾丸検出の透過型/反射型赤外線センサを用いてもよく、この場合、調整回路18として、センサに合わせたアンプ、あるいはI/V変換アンプを用いることができる。補助センサ46で検出されたアナログ信号は調整回路47で調整された後、A/D変換器50でデジタル信号に変換され、閾値比較回路36を介して射撃事象制御回路25に出力される。
射撃検知部42として、複数のセンサを用いるのは誤検出を無くすためである。
図3は本発明の第3の実施形態に係る弾数蓄積装置を示す構成説明図である。図3中、図1と同一部分は同一符号を付してその説明を省略する。図3において、弾数蓄積装置51は射撃検知部52及び弾数蓄積部53より構成され、前記射撃検知部52はループコイル式磁気センサ54、アンプ55、補助センサ56、及び調整回路57より構成される。前記弾数蓄積部53にはA/D変換器58、閾値比較回路59、及びA/D変換器60が設けられる。
すなわち、ループコイル式磁気センサ54は、銃口を囲むように設けられた環状磁心に巻かれたループコイルを用いる。励磁コイルにて電流磁場を発生させ、励磁コイル内を弾丸が通過することにより電流磁場が変化し、検出コイルの誘導起電力の変化を検出する。
前記ループコイル式磁気センサ54からの信号電流はアンプ55に出力され、アンプ55に入力された信号電流は増幅されてA/D変換器58に出力される。A/D変換器58に入力された信号電圧は電圧に応じた値のデジタル信号に変換されて閾値比較回路59に出力される。閾値比較回路59には射撃事象制御回路25より誘起起電力の変化を検出できる閾値レベルの設定がされているため、閾値比較回路59から閾値レベルと比較したデジタル信号が射撃事象制御回路25に出力される。閾値比較回路59の閾値レベルは可変することができる。射撃事象制御回路25には閾値レベルと比較したデジタル信号が入力される。
尚、補助センサ56として、第1の実施形態に係る光検出の紫外線センサ、第2の実施形態に係る熱検出の熱電対センサ、あるいは第4の実施形態に係る弾丸検出の透過型/反射型赤外線センサを用いてもよく、この場合、調整回路57として、センサに合わせた熱電対アンプ、あるいはI/V変換アンプを用いることができる。補助センサ56で検出されたアナログ信号は調整回路57で調整された後、A/D変換器60でデジタル信号に変換され、閾値比較回路37を介して射撃事象制御回路25に出力される。
射撃検知部52として、複数のセンサを用いるのは誤検出を無くすためである。
図4は本発明の第4の実施形態に係る弾数蓄積装置を示す構成説明図である。図4中、図1と同一部分は同一符号を付してその説明を省略する。図4において、弾数蓄積装置61は射撃検知部62及び弾数蓄積部63より構成され、前記射撃検知部62は透過型/反射型赤外線センサ部64、赤外LED65、LED駆動回路66、赤外線センサ67、I/V変換アンプ68、補助センサ69、及び調整回路70より構成される。前記弾数蓄積部63にはA/D変換器71、閾値比較回路72、及びA/D変換器73が設けられる。
すなわち、透過型/反射型赤外線センサ部64が透過型赤外線センサ部の場合は、銃先端に銃口を挟んで赤外線送信部の赤外LED65と赤外線受信部の赤外線センサ67を取り付け、LED駆動回路66で駆動された赤外LED65から発生した赤外線が赤外線センサ67で受光される。この状態で銃から弾丸が射出されると、弾丸が赤外線を遮断することにより、赤外線センサ67で受光する赤外線も遮断されることから、弾丸が射出されたことを検知することができる。また、透過型/反射型赤外線センサ部64が反射型赤外線センサ部の場合は、銃先端に銃口に沿って赤外LED65及び赤外線センサ67を一体にした送受信一体型の赤外線送受信部を取り付け、LED駆動回路66で駆動された赤外LED65から発生した赤外線が弾丸により反射され、反射した光を赤外線センサ67で受光することにより電流が発生することから、弾丸が射出されたことを検知することができる。
前記赤外線センサ67からの信号電流はI/V変換アンプ68に出力され、I/V変換アンプ68に入力された信号電流は電流に応じた値の信号電圧に変換されてA/D変換器71に出力される。A/D変換器71に入力された信号電圧は電圧に応じた値のデジタル信号に変換されて閾値比較回路72に出力される。閾値比較回路72には射撃事象制御回路25より外来ノイズ(太陽光等)の閾値レベルの設定がされているため、閾値比較回路72から閾値レベルと比較したデジタル信号が射撃事象制御回路25に出力される。閾値比較回路72の閾値レベルは可変することができる。射撃事象制御回路25には外来ノイズ(太陽光等)と比較したデジタル信号が入力される。
尚、補助センサ69として、第1の実施形態に係る光検出の紫外線センサ、第2の実施形態に係る熱検出の熱電対センサ、あるいは第3の実施形態に係る弾丸検出のループコイル式磁気センサを用いてもよく、この場合、調整回路60として、センサに合わせたI/V変換アンプ、熱電対アンプ、あるいはアンプを用いることができる。補助センサ69で検出されたアナログ信号は調整回路70で調整された後、A/D変換器73でデジタル信号に変換され、閾値比較回路38を介して射撃事象制御回路25に出力される。
射撃検知部62として、複数のセンサを用いるのは誤検出を無くすためである。
図5は本発明の実施形態に係る分離型弾数蓄積装置の小銃への装着例を示す構成説明図である。すなわち、分離型弾数蓄積装置は射撃検知部81と弾数蓄積部82を別の筐体に設けたもので、この場合には射撃検知部81は小銃83の先端部に取り付けられ、弾数蓄積部82は小銃83の中央部に取り付けられる。
図6は本発明の実施形態に係る一体型弾数蓄積装置の小銃への装着例を示す構成説明図である。すなわち、一体型弾数蓄積装置84は射撃検知部と弾数蓄積部を一つの筐体に設けたもので、この場合には一体型弾数蓄積装置84は小銃83の先端部に取り付けられる。
図7は本発明の実施形態に係る分離型弾数蓄積装置の拳銃への装着例を示す構成説明図である。すなわち、分離型弾数蓄積装置は射撃検知部91と弾数蓄積部92を別の筐体に設けたもので、この場合には射撃検知部91は拳銃93の先端部に取り付けられ、弾数蓄積部92はベルト等を使用して人体へ装着される。
図8は本発明の実施形態に係る一体型弾数蓄積装置の拳銃への装着例を示す構成説明図である。すなわち、一体型弾数蓄積装置101は射撃検知部と弾数蓄積部を一つの筐体に設けたもので、この場合には一体型弾数蓄積装置101は拳銃93の先端部に取り付けられる。
図9は本発明の実施形態に係る射撃管理システムを示す系統図であり、図10は本発明の実施形態に係る情報登録管理装置または情報集配器を示す構成説明図である。図9に示すように、射撃管理システムは、訓練員が所持する小銃83に装着された射撃検知部81と弾数蓄積部82よりなる分離型弾数蓄積装置111、訓練センタに配置される情報登録管理装置(ポータブル・パーソナル・コンピュータ等)112、及び補助官が所持する情報集配器(携帯型端末等)113より構成される。
前記情報登録管理装置112及び情報集配器113はそれぞれ図10に示すように、中央演算処理ユニット(CPU)114、外部I/F115、記憶部116、キー入力部117、及び表示部118より構成される。
次に、情報登録管理装置112について説明する。
CPU114は記憶部116に格納されているアプリケーション・プログラムにより、訓練開始前に各小銃83の弾数蓄積装置111毎に初期設定データ(訓練者、付与弾数、弾種等の必要情報)を登録し、訓練終了後に各小銃83の弾数蓄積装置111毎の訓練情報(訓練時の射撃蓄積情報や残弾数等の必要情報)を収集し、全てを一つに纏めるなど、行われた訓練毎の訓練管理簿の作成処理を行う。訓練開始前及び訓練終了後の動作を説明する。
[情報登録管理装置112の訓練開始前]
キー入力部117から実施する射撃試験の初期設定データとして訓練者、付与弾数、弾種等の必要情報が入力され、記憶部116に記録される。記録した初期設定データを情報集配器113に送信するため、情報登録管理装置112のキー入力部117からデータ送受信を設定し、外部I/F115で無線データ通信等により初期設定データを情報集配器113に送信する。
[情報登録管理装置112の訓練終了後]
情報集配器113から各小銃83の弾数蓄積装置111毎の訓練情報を収集するため、キー入力部117からデータ送受信を設定し、外部I/F115で無線データ通信等により訓練情報として訓練時の射撃蓄積情報や残弾数等の必要情報を受信して収集する。収集した訓練情報は記憶部116に記録され、訓練開始前のデータ、訓練終了後のデータを訓練管理簿に纏めて終了となる。
尚、表示部118は常時表示されており、各種設定や送受信等の状態を確認できる。また、訓練管理簿はキー入力部117からの出力設定により、図示しないプリンタへの出力や外部記録媒体への保存ができる。
次に、情報集配器113について説明する。
CPU114は記憶部116に格納されているアプリケーション・プログラムにより、情報登録管理装置112からの初期設定データを各小銃83の弾数蓄積装置111毎に転送すると共に、各小銃83の弾数蓄積装置111毎の訓練情報を情報登録管理装置112に転送する。訓練開始前及び訓練終了後の動作を説明する。
[情報集配器113の訓練開始前]
情報登録管理装置112から訓練者名簿等の初期設定データを受信するため、情報集配器113のキー入力部117からデータ送受信を設定し、外部I/F115の無線データ通信等により情報登録管理装置112から初期設定データを受信して記憶部116に記録する。情報集配器113のキー入力部117により記憶部116に記録された初期設定データを開き、キー入力部117から各小銃83の弾数蓄積装置111毎に設定する初期設定データを選択し、キー入力部117からデータ送受信を設定し、外部I/F115の無線データ通信等により各小銃83の弾数蓄積装置111毎に初期設定データを送信する。
[情報集配器113の訓練終了後]
情報集配器113のキー入力部117からデータ送受信を設定し、外部I/F115の無線データ通信等により各小銃83の弾数蓄積装置111毎の訓練情報を受信して記憶部116に記録する。情報集配器113のキー入力部117により記憶部116に記録された訓練情報を開き、情報集配器113のキー入力部117からデータ送受信を設定し、外部I/F115の無線データ通信等により訓練情報を情報登録管理装置112へ転送する。
尚、表示部118は常時表示されており、各種設定や送受信等の状態を確認できる。
次に、射撃管理システムについて説明する。
訓練開始前に各訓練員は小銃83に弾数蓄積装置111を取り付け、弾数蓄積装置111に電池を入れ、電池残量等の動作確認を行う。情報登録管理装置112は初期設定データの登録を行い、その初期設定データを記憶部116に記録する。情報登録管理装置112から初期設定データを無線データ通信等により補助官が管理する情報集配器113へ転送し、情報集配器113から初期設定データが無線データ通信等により各訓練員の弾数蓄積装置111毎に転送され、各訓練員の弾数蓄積装置111毎に初期設定データの設定が行われる。各訓練員は初期設定データが弾数蓄積装置111に正常に設定されたか表示スイッチ31をオンして表示器30に表示して確認し、初期設定データが正常に設定されていれば訓練を開始する。訓練中は弾数蓄積装置111により射撃検出事象をログとして記録する。訓練中にも射撃弾数を確認でき、弾数を表示する場合は表示スイッチ31をオンして表示器30により確認することが可能である。訓練終了後、各訓練員は弾数蓄積装置111を小銃83から取り外す。弾数蓄積装置111の蓄積情報が情報集配器113により無線データ通信等で収集される。情報集配器113で収集された蓄積情報は情報登録管理装置112に無線データ通信等により転送される。情報登録管理装置112には残弾情報が入力され、訓練中に記録した射撃事象から射耗弾数を計数し、射耗弾数と残弾数の合計が訓練開始前に設定した付与弾数と一致することを確認する。このように、基本射場、戦闘射場及び市街地訓練射場での射撃訓練における弾薬支給、射撃弾数の累積及び収集、射耗弾薬の符号に関する弾薬管理を行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態例に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る弾数蓄積装置を示す構成説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る弾数蓄積装置を示す構成説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る弾数蓄積装置を示す構成説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る弾数蓄積装置を示す構成説明図である。 本発明の実施形態に係る分離型弾数蓄積装置の小銃への装着例を示す構成説明図である。 本発明の実施形態に係る一体型弾数蓄積装置の小銃への装着例を示す構成説明図である。 本発明の実施形態に係る分離型弾数蓄積装置の拳銃への装着例を示す構成説明図である。 本発明の実施形態に係る一体型弾数蓄積装置の拳銃への装着例を示す構成説明図である。 本発明の実施形態に係る射撃管理システムを示す系統図である。 本発明の実施形態に係る情報登録管理装置または情報集配器を示す構成説明図である。
符号の説明
11…弾数蓄積装置、12…射撃検知部、13…弾数蓄積部、14…光波検出部、15,16…I/V変換アンプ、17…補助センサ、18…調整回路、19…紫外線センサ、20…赤外線センサ、21,22,23…A/D変換器、24…閾値比較回路、25…射撃事象制御回路、26…メモリ、27…射撃事象処理回路、28…表示・ブザー制御回路、29…ブザー、30…弾数表示器、31…表示スイッチ、32…初期設定回路、33…蓄積データ出力回路、34…外部I/F。

Claims (7)

  1. 小火器に装着可能な弾数蓄積装置であって、
    射撃時の爆炎発光波長、熱、及び弾丸のうち少なくとも一つを検出できる検出手段と、
    前記検出手段による検出事象をログとして記録する記録手段と、
    前記記録手段の記録情報から射撃弾数を算出し、表示する表示手段と
    を具備することを特徴とする弾数蓄積装置。
  2. 小火器に装着可能な弾数蓄積装置であって、
    射撃時の爆炎発光波長、熱、及び弾丸のうち少なくとも2つ以上を検出できる検出手段と、
    前記検出手段による検出事象をログとして記録する記録手段と、
    前記記録手段の記録情報から射撃弾数を算出し、表示する表示手段と
    を具備することを特徴とする弾数蓄積装置。
  3. 請求項1又は2に記載の弾数蓄積装置であって、
    検出手段と記録手段、表示手段を、一つの筐体にまとめて構成した一体型、あるいは別の筐体に構成した分離型にして、小火器に装着することを特徴とする弾数蓄積装置。
  4. 請求項1又は2に記載の弾数蓄積装置において、
    射撃時の爆炎発光波長を検出する検出手段として、主センサはソーラーブラインド領域にある紫外線センサを用い、副センサに赤外線センサを用いることを特徴とする弾数蓄積装置。
  5. 請求項1又は2に記載の弾数蓄積装置において、
    射撃時の熱を検出する検出手段として、熱電対センサを用いることを特徴とする弾数蓄積装置。
  6. 請求項1又は2に記載の弾数蓄積装置において、
    射撃時の弾丸を検出する検出手段として、ループコイル式磁気センサ、あるいは透過型/反射型赤外線センサを用いることを特徴とする弾数蓄積装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の弾数蓄積装置と、
    前記弾数蓄積装置に初期設定データを登録し、且つ前記弾数蓄積装置の訓練情報を収集する情報登録管理装置と、
    前記情報登録管理装置の初期設定データを前記弾数蓄積装置に転送し、且つ前記弾数蓄積装置の訓練情報を前記情報登録管理装置に転送する情報集配器と
    を具備することを特徴とする射撃管理システム。
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