JP2007239246A - 人体局部洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気モータの内部に洗浄水の跳ね返り水が侵入する可能性を排除すること。
【解決手段】シャワー用ノズル本体20の下面に形成したラック21が水滴をつけたまま原位置に上昇し、ラック21と噛み合うピニオン12がその水滴を運んでも、シャワー用電気モータ11には、外周を囲む周面部82及びコネクタ15を覆う防水カバー80が設けられており、また、シャワー用電気モータ11の一端を覆い、下端はシャワー用電気モータ11の最下端よりも下に位置するから、ピニオン12が水滴をシャワー用電気モータ11の一端を覆う防水カバー80の表面側に運んでも、水滴が防水カバー80の表面に沿って流れ、シャワー用電気モータ11側に入り込む可能性がなくなる。
【選択図】図7

Description

本発明は、水洗便器に設置される人体局部洗浄装置に関し、特に、洗浄水を噴出するノズルに付着した水滴の侵入を防止した人体局部洗浄装置に関するものである。
一般に、この種の人体局部洗浄装置は、衛生洗浄装置本体と、操作入力部と、人体局部を洗浄する洗浄ノズルと、前記洗浄ノズルを人体局部前後方向と同一方向に進退可動に支持するノズル支持台と、前記ノズル支持台上で前記洗浄ノズルを進退駆動するパルス同期モータとを備え、前記洗浄ノズルには後退限度を規制する後退ストッパーを設け、前記衛生洗浄装置本体へ給電を開始した場合または前記操作入力部から洗浄停止操作を行った場合に、前記パルス同期モータにより前記洗浄ノズルに設けた後退ストッパーを前記ノズル支持台に当接させて、前記洗浄ノズルの実体原点位置を設定し、その原点を基準に前記洗浄ノズルの位置制御を行う制御器を設けるとともに、前記洗浄ノズルの実体原点位置を設定する制御シーケンスにおいて、前記パルス同期モータへ前記洗浄ノズルの現在位置から原点位置までの移動距離に相当する所定パルス数を印加した後、パルス周波数をより高い値に変更して進退可動距離以上の移動距離に相当する所定パルス数を印加する構成のものである。
具体的には、従来の人体局部洗浄装置として特許文献1の発明がある。即ち、衛生洗浄装置本体へ給電を開始した場合または洗浄停止操作を行った場合に、洗浄ノズルを進退駆動させ、ノズル支持台に当接させるもので、洗浄ノズルの実体原点位置を設定する制御シーケンスにおいて、パルス同期モータへ前記洗浄ノズルの現在位置から原点位置までの移動距離に相当する所定パルス数を印加した後、パルス周波数をより高い値に変更して進退可動距離以上の移動距離に相当する所定パルス数を印加することで、この種モータのパルス周波数に応じて出力トルクが低下する特性を利用してモータロック中の駆動機構に対する負荷を低減し耐久性を向上することができる技術が開示されている。
特許第3453945号
ところで、上記特許文献1では、洗浄ノズルに形成されたラックが、電気モータで回転させられるピ二オンと噛み合っているから、電気モータが所定の方向に回転すると、電気モータの回転がピ二オンを介してラックに伝えられ、洗浄ノズルが前進し、洗浄ノズルの先端から噴出される洗浄水により人体局部の洗浄がなされる。洗浄の後、洗浄ノズルが後退して原位置方向に戻るように電気モータが回転し、洗浄ノズルは原位置に復帰する。
洗浄の際、洗浄水が人体局部から反射して、ノズルの先端部周辺に飛沫となって飛び散る。飛び散った洗浄水は、ラックにも付着して、ノズルが原位置に復帰すると、ピニオンを伝わり、電気モータの出力軸を介して電気モータの内部に侵入する可能性がある。飛び散った洗浄水は飛沫であり、その一部がモータの出力軸を介して内部に侵入する可能性があるものの、電気モータの内部に浸入する水は量的には僅かである。しかし、度重なる侵入により、電気モータに不具合が生じかねない。
そこで、この発明はかかる不具合を解決するためになされたもので、電気モータの内部に洗浄水の跳ね返り水が侵入する可能性を排除した人体局部洗浄装置の提供を課題とするものである。
請求項1にかかる人体局部洗浄装置は、下面にラックを形成し、前記ラックと噛み合う電気モータで回転させられるピニオンの回転によってスライド移動自在としたノズル本体と、前記ノズル本体をスライド移動自在に保持し、前記ノズル本体がスライド移動する直線軌道の下部に電気モータを取付ける本体ベースとを具備し、少なくとも前記電気モータの上部及び前面の外周及びコネクタを覆う防水カバーを設けたものである。
ここで、上記ノズル本体はシャワー用ノズル及び/またはビデ用ノズルとすることができる。また、上記電気モータはシャワー用ノズル及び/またはビデ用ノズルを駆動するものである。前記電気モータのリード線端子等のコネクタの取付け位置は、その周囲から取り出してもよいし、その出力軸の反対側の端面から取り出してもよい。前記電気モータの外周を覆う範囲は、前記電気モータの上部及び前面(シャッタ側が前面)の外周を覆うものであれば良い。詳しくは、前記電気モータの略180度以上、厳格に180度を意味するものではなく、原理からすれば、電気モータの中心線に対して上部及び前部で180度程度以上を覆う構造であればよい。しかし、電気モータの周囲との間に間隔を設けた場合には、180度以下の構成とすることもできるが、電気モータの中心線に対して上部及び前部で180度以上を覆う構造の方が緻密に防水機能を持たせることができる。
請求項2にかかる人体局部洗浄装置の前記防水カバーは、前記ラックと噛み合うピニオンを軸支するものである。ここで、前記防水カバーは、前記ラックと噛み合うピニオンを軸支することにより、部品数を少なくし、組み付けを簡単化することもできる。
請求項3にかかる人体局部洗浄装置の前記防水カバーは、前記コネクタに接続されるリード線及び/または前記ノズル本体に洗浄水を供給する流体管を保持するものである。ここで、リード線、流体管は、電気モータまたはノズル本体に接続されるものであるから、部品数を少なくし、組み付けを簡単化することもできる。
請求項4にかかる人体局部洗浄装置の前記防水カバーは、前記電気モータを一体に接合し、前記電気モータを前記本体ベースに取付ける際に、前記防水カバーと前記本体ベースとの取付けによって行うものである。ここで、電気モータと防水カバーは、一体に成形してもよいし、防水カバーに電気モータを接合してもよい。
請求項5にかかる人体局部洗浄装置の前記防水カバーは、前記電気モータを覆った下端が前記電気モータの下部よりも下に位置するものである。ここで、前記防水カバーの前記電気モータの一端を覆った下端とは、少なくとも、前記電気モータの最下端よりも下に位置し、他の部材に接触するものではなく、その防水カバーの下端は前記電気モータの下部よりも下に水滴を導くものであるが、その防水カバーの下端は前記電気モータの最下端よりも下に水滴を導くのが望ましいが、両者間の距離によっては、最下端に設定する必要はない。通常、電気モータの中心軸よりも下の位置であればよい。
請求項1の人体局部洗浄装置によれば、ノズル本体の下面に形成したラックが水滴をつけたまま原位置に上昇し、前記ラックと噛み合う電気モータで回転させられるピニオンが、その水滴を運んでも、少なくとも前記電気モータには、その上面及びシャッタ側の前面の外周及びコネクタを覆う防水カバーが設けられており、下端は前記電気モータの出力軸位置よりも下に位置するから、前記ピニオンが水滴を防水カバーの表面側に運んでも、水滴が防水カバーの表面に沿って流れ、電気モータ側に入り込む可能性がなくなる。仮に、電気モータの出力軸に水滴が付いても、水滴が防水カバーで遮断され、電気モータの内部にまで浸透しなくなる。また、防水カバーは、少なくとも前記電気モータの上部及び前面の外周及びリード線端子等のコネクタを覆うものであるから、前記電気モータに電力または信号を送受するコネクタにも水が滲み込むことがない。
請求項2にかかる人体局部洗浄装置は、前記防水カバーが前記ラックと噛み合うピニオンを軸支するものであるから、請求項1の効果に加えて、部品の組みつけが容易になる。
請求項3にかかる人体局部洗浄装置は、前記防水カバーが前記コネクタに接続されるリード線及び/または前記ノズル本体に洗浄水を供給する流体管を保持するものであるから、請求項1または請求項2の効果に加えて、水滴の流れる方向以外にリード線及び/または流体管を設けることを回避でき、リード線及び/または流体管に水が伝うのを防止できる。
請求項4にかかる人体局部洗浄装置の前記防水カバーは、前記電気モータを一体に接合し、前記電気モータを前記本体ベースに取付ける際に、前記防水カバーと前記本体ベースとの取付けによって行うものであるから、請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の効果に加えて、接着剤等で両者間の間隙を少なくしたり、一体成形を行ったりして、前記防水カバーと前記電気モータとの間の隙間をなくし、前記本体ベースから前記防水カバーを介して前記電気モータに進入し難くすることができる。
請求項5にかかる人体局部洗浄装置の前記防水カバーは、前記電気モータを覆った下端が前記電気モータの下部よりも下に位置するものであるから、請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の効果に加えて、前記電気モータの下部よりも下に位置するから、水滴が流れるとき、前記防水カバーの表面から前記電気モータ側及びコネクタ側に回り込むことがない。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態1における人体局部洗浄装置の全体斜視図、図2は同じく人体局部洗浄装置の右側面図、図3は同じく人体局部洗浄装置の左側面図、図4は図2の矢印A方向から見たA矢視図、図5は同じく人体局部洗浄装置のノズル本体を下方向に移動させた状態の右側面図、図6は同じく人体局部洗浄装置のシャワー用ノズル本体の長さ方向の中央拡大断面図である。また、図7は同じく人体局部洗浄装置の防水カバーの斜視図であり、図8は同じく人体局部洗浄装置の防水カバーの取付け状態を示す要部断面図である。そして、図9は同じく人体局部洗浄装置の他の事例の防水カバーの斜視図であり、図10は同じく人体局部洗浄装置の防水カバーの取付け状態を示す要部断面図である。
まず、図1乃至図8を用いて、本実施の形態の人体局部洗浄装置のシャワー用ノズル本体20側について説明する。
図1乃至図8において、本体ベース2は本実施の形態1にかかる人体局部洗浄装置10の骨子となるもので、合成樹脂またはアルミニウム等で形成され、各種の部品が取付けられる。シャワー用電気モータ11は、1個以上のギアを介してシャワー用ノズル本体20を移動させるピニオン12を正回転または逆回転させ、そのピニオン12と噛み合うラック21によってシャワー用ノズル本体20を上下方向(その長さ方向)にスライド移動(摺動)させるものである。即ち、本体ベース2には、シャワー用ノズル本体20がスライド移動する長さ方向に案内する図示しない案内溝が形成され、シャワー用ノズル本体20はそれに係合している。シャワー用ノズル本体20はその図示しない案内溝に沿って直線運動を行うことになる。このシャワー用ノズル本体20は、上下の対向する平行面からなる2面を直線平面とし、その下方の面にラック21を形成している。このラック21は、シャワー用ノズル本体20を上下方向にスライド移動する範囲以上に形成されている。このように、シャワー用ノズル本体20にラック21を配設した範囲は、ピニオン12を正回転または逆回転させることによって、シャワー用ノズル本体20を移動させる移動駆動部22を形成している。
シャワー用ノズル本体20の内部には、流体管42が設けられることにより、シャワー用ノズル本体20の内部には、第1通路20aと第2通路20bが画成される。第1通路20a(第2通路20b)の基端側は、ポート25a(25b)、ホース41a(41b)を介して、モータ66により駆動される流量調整弁を兼ねる水路切換弁65の吐出ポート(図示略)に連結されている。しかして、水路切換弁65の入力ポート65aに圧送された温水は、図示されない制御機構に指示されたシャワー洗浄態様に応じて、ホース41aのみ(ホース41a及び41b)並びにポート25aのみ(ポート25a及び25b)を介して、第1通路20aのみ(第1通路20a及び第2通路20b)に導入された後、噴射ロ36とラップする噴射ガイドロ37から臀部に向けて噴射される。温水の圧力、流量及び通過通路を変更することにより、洗浄面積や噴出高さを変更できるようになっている。
本実施の形態においては、移動駆動部22が、シャワー用ノズル本体20の認識しやすさにより平行面からなる2面を直線平面としている。しかし、本発明を実施する場合には、少なくとも一面、即ち、下方向の面を平面とし、その平面を用いてラック21を形成するものであればよい。勿論、この平面は、歯と歯の間の歯底面のみを平面とするものであってもよい。したがって、移動駆動部22は、ラック21と噛み合い、回転自在に固定されたピニオン12の回転によって本体ベース2から進退する伸縮移動自在となる。
シャワー用ノズル本体20の移動駆動部22の下端には、移動駆動部22の径よりも小さい径で、かつ、その外周を円筒状に形成した小径部26を有している。また、小径部26の外周の下端付近には、Oリング27が配設されている。そして、小径部26の中央部より移動駆動部22寄りには、略円柱状で1〜3mm程度の高さの係合片28が配設されている。そして、シャワー用ノズル本体20の小径部26には、小径部26を覆うように挿着されるノズルカバー30を有している。ノズルカバー30は、Oリング27と弾接する内径を有し、シャワー用ノズル本体20の長さ方向に挿入するとき、小径部26に配設した係合片28を所定の位置までガイドし、かつ、係合片28の幅以下の溝を部分的に形成してなる図示しないスリットを有している。このスリットは、係合片28との間で、スナップ動作によって係合するものである。ノズルカバー30の回転角度は、本実施の形態では、シャワー用ノズル本体20の上面も平面とした外形としているから、シャワー用ノズル本体20の移動駆動部22の外周形状とノズルカバー30の外周形状が一致したとき、即ち、長さ方向の直角断面が略円形であるから、シャワー用ノズル本体20の上平面が移動駆動部22とノズルカバー30の上平面が一致したとき、係合位置となり、これは、視覚的でも確認でき、手触りでも確認できる。
このように、本発明の実施の形態における人体局部洗浄装置10のシャワー用ノズル本体20は、一面を平面とし、その平面にラック21を形成し、ラック21と噛み合う回転自在に固定されたピニオン12の回転によって、本体ベース2から伸縮移動自在とした移動駆動部22と、移動駆動部22の先端に移動駆動部22の径よりも小径に形成し、その外周を円筒に形成した小径部26と、小径部26に配設した係合片28とを有するものである。
したがって、本実施の形態の流体管29は、図6に示すように、移動駆動部22を通過して、移動駆動部22の下端にある小径部26から突出し、ノズルカバー30の内部に挿着されている噴射ガイド35に接続されている。噴射ガイド35には噴射口36が配設されていて、流体管29の洗浄水は噴射ガイド35の噴射口36から噴射される。なお、噴射口36にはノズルカバー30の噴射ガイド口37が位置し、噴射口36以外の位置を覆っている。故に、通常は、ノズルカバー30が汚れる可能性があるが、ノズルカバー30を取り外して洗浄することにより、常に、ノズルカバー30を清潔に維持することができる。
次に、図7及び図8を用いて、本実施の形態の人体局部洗浄装置の防水カバー80について説明する。
本実施の形態のシャワー用電気モータ11は、内部に減速機構を有していて、その出力軸14は減速機構を介在した後の回転を出力する。シャワー用電気モータ11はシャワー用ノズル本体20の下面のラック21よりも下の位置に配設されている。当該出力軸14には歯車13が機械的に接続されており、また、歯車13はピニオン12と噛み合っている。また、歯車13はシャワー用電気モータ11の出力軸14を収容する略円筒状軸13aで接続されており、歯車13の沿面を流れる付着した水が直接シャワー用電気モータ11の出力軸14に到達し難い構造になっている。
シャワー用電気モータ11は全体の外形が略円柱形であり、その歯車13側は略全面を合成樹脂からなる防水カバー80の端面部81に接続している。端面部81を貫通している出力軸14は、端面凸部81aに配設したOリング81bで封止している。また、歯車13と端面部81が接触しない構造となっている。
防水カバー80は、シャワー用電気モータ11の外周を少なくとも180度以上のシャワー用電気モータ11の中心の角度θだけ覆う周面部82を有している。周面部82はシャワー用電気モータ11の略長さ以上の幅を有し、シャワー用電気モータ11の外周に水滴が付着するのを防止するものである。また、シャワー用電気モータ11の外周にはリード線端子等のコネクタ15が配設されており、そのコネクタ15に対しても水滴が付着し、その水がコネクタ15内に浸入しないようにモールドすると共に、そのコネクタ15に水滴がかからないようにしている。
また、本実施の形態の防水カバー80には、シャワー用電気モータ11と防水カバー80とを同時に本体ベース2に取付ける取付部86を有しており、螺子によってシャワー用電気モータ11と防水カバー80とを本体ベース2に堅固に取付けている。また、周面部82には連続して流体管保持部83を有している。流体管保持部83は、流体管41aと流体管41bが縺れたり、相互接触したりするのを防止するガイドとなっている。しかし、流体管41a,41bは可撓性に富む材料からなるものであるから、流体管41a,41bに圧力を加えないようにソフトに保持するものである。なお、本実施の形態の防水カバー80の流体管保持部83に外力が伝わり難いように、また、流体管41a,41bに外力が加わり難いように本体ベース2の面に当接し、流体管保持部83が変位しないようにする案内板部84を形成している。
防水カバー80には、ピニオン12を支持する支軸部85を有している。この支軸部85は、一端を本体ベース2に軸支された軸の他端を軸支し、ピニオン12が当該軸を中心に自由回転できるように保持するものである。但し、ピニオン12は、シャワー用電気モータ11の歯車13と噛み合い、かつ、ラック21と噛み合っているから、シャワー用電気モータ11の回転によって、ラック21が形成されているシャワー用ノズル本体20を本体ベース2から伸縮移動自在としている。
また、防水カバー80の下端(端面部81の下端81d)は、端面部81または周面部82の何れかの最下位置がシャワー用電気モータ11の最下位置及びコネクタ15の最下位置よりも下に位置し、防水カバー80に付着した水滴が防水カバー80の沿面以外に流れ込まないようにし、そこから滴下するようにしている。
図5に示すように、シャワー用電気モータ11が駆動され、シャッタ5を開けてシャワー用ノズル本体20が下降する。シャッタ5より外側に露出するのは、シャワー用ノズル本体20のα点よりも先端となる。しかし、シャワーの使用により局部または便器で跳ね返る水滴は、β点を越えた位置に付着したり、直接、シャワー用電気モータ11の位置まで跳んだりする。すると、シャッタ5を閉じたシャワー用ノズル本体20の位置まで上昇して格納位置に定まると、シャワー用ノズル本体20のα点はピニオン12にまで到着する。シャワー用ノズル本体20のα点がピニオン12にまで到達することは、その上部に位置するβ点はピニオン12を越えた位置となる。ラック21に付着した水滴は、ラック21の各歯先の下端に表面張力で水滴となる。そして、次回、シャワー用電気モータ11が駆動されシャワー用ノズル本体20が下降するとき、ラック21の各歯の下端の水滴は、ピニオン12に引き渡されることになる。ピニオン12に付着した水滴は、歯車13と噛み合うとき、その水滴が大きいと、両歯車で押し出された水滴となり、ここで落下することになる。
ピニオン12に付着した水滴が小さく、歯車13と噛み合ったとき、その水滴が歯車13に伝えられ、その回転が停止すると、歯車13の上部位置の水滴が下方に移動を開始する。歯車13の最上部位置の水滴は、その出力軸14方向に流れることになる。このとき、歯車13はシャワー用電気モータ11の出力軸14を収容する略円筒状軸13aとなっており、シャワー用電気モータ11の出力軸14に行き届く水は僅かである。また、シャワー用電気モータ11の歯車13側は、略全面を合成樹脂からなる防水カバー80の端面部81を貫通している出力軸14が、端面凸部81aに配設したOリング81bで封止されているから、当該水滴がシャワー用電気モータ11の内部に入り込むことはない。
したがって、使用中に局部または便器から跳ね返る水滴は、シャワー用電気モータ11に直接付着せず防水カバー80の沿面を流れることになり、その最下端から水滴が落下し、シャワー用電気モータ11や、コネクタ15に水が浸入することがない。また、ピニオン12に付着した水滴も、シャワー用電気モータ11の出力軸14に行き着く水は僅かとなり、当該水滴がシャワー用電気モータ11の内部に入り込むことはい。
なお、歯車13は、その沿面半径方向の断面が略T字状を呈しており、歯を形成した位置よりも中間が薄く形成されている。故に、歯車13の沿面は、水滴が付着してもその中心部、特に、シャワー用電気モータ11の出力軸14に行き届く水は殆どないように構成されている。
次に、図1、図3、図4、図9及び図10を用いて、本実施の形態の人体局部洗浄装置のビデ用ノズル60側について説明する。
図1、図3、図4、図9及び図10において、ビデ用電気モータ51はビデ用ノズル本体60を移動させるピニオン52を回転させ、ピニオン52と噛み合うラック61によってビデ用ノズル本体60を上下方向に移動させるものである。ビデ用電気モータ51は、1個以上のギアを介してビデ用ノズル本体60を移動させるピニオン52を正回転または逆回転させ、そのピニオン52と噛み合うラック61によってビデ用ノズル本体60を上下方向にスライド移動させるものである。このビデ用ノズル本体60は、上下の対向する平行面からなる2面を直線平面とし、その下方の面にラック61を形成している。このラック61は、ビデ用ノズル本体60を上下方向にスライド移動する範囲以上に形成されている。このように、ビデ用ノズル本体60にラック61を配設した範囲は、ピニオン52を正回転または逆回転させることによって、ビデ用ノズル本体60を移動させる移動駆動部62を形成している。
ビデ用ノズル本体60は、ビデとしてソフトな噴流が好まれることからシャワー用ノズル本体20のように、格別、流体抵抗を低くする必要がないので、1本の流体管64が接続され、ビデ用ノズル本体60の移動駆動部62の上端に接続端部67を介して接続されている。即ち、ビデ用ノズル本体60には、ラック61を配設した移動駆動部62の上部に1個の導入口64aを配設し、更に、導入口64aに1本の流体管64を接続し、洗浄水送給バルブ65からビデ用ノズル本体60までの洗浄水の通路としている。フレキシブル流体管64が接続された移動駆動部62の上端に配設され接続端部67は、本実施の形態においては、直接移動駆動部62の内部を介して洗浄水を供給する流路を形成している。
また、本実施の形態の移動駆動部62は、ビデ用ノズル本体60の認識しやすさにより平行面からなる2面を直線平面としているが、本発明を実施する場合には、少なくとも一面、即ち、下方向の面を平面とし、その平面にラック61を形成するものであればよい。勿論、この平面は、歯と歯の間の歯底面のみを平面とするものであってもよい。したがって、移動駆動部62は、ラック61と噛み合い、回転自在に固定されたピニオン52の回転によって本体ベース2から進退する伸縮移動自在となっている。
ビデ用ノズル本体60の移動駆動部62の下端には、シャワー用ノズル本体20と同様、噴射口を配設したノズルカバー70を有している。ノズルカバー70には、ビデ用ノズル本体60の長さ方向に挿入し、スナップ動作による係合を行う。ノズルカバー70の回転角度は、本実施の形態では、ビデ用ノズル本体60の上面も平面とした外形としているから、ビデ用ノズル本体60の移動駆動部62の外周形状とノズルカバー70の外周形状が一致したとき、即ち、長さ方向の直角断面が略円形であるから、ビデ用ノズル本体60の上平面が移動駆動部62とノズルカバー70の上平面が一致したとき、係合位置となり、これは、視覚的でも確認で、手触りでも確認できる。
次に、図9及び図10を用いて、本実施の形態の人体局部洗浄装置の防水カバー90側について説明する。
本実施の形態のビデ用電気モータ51は、シャワー用電気モータ11と同様、内部に減速機構を有していて、その出力軸54は減速機構を介在して出力する構成となっている。当該出力軸54には歯車93が接続されており、また、歯車93にはピニオン52が噛み合っている。歯車93はビデ用電気モータ51の出力軸54を収容する略円筒状軸93aとなっており、歯車93の沿面を流れる水が直接ビデ用電気モータ51の出力軸54に接触し難い構造になっている。
ビデ用電気モータ51はシャワー用電気モータ11と同様、全体の外形が略円柱形であり、その歯車93側は略全面を合成樹脂からなる防水カバー90の端面部91に接続している。端面部91を貫通している出力軸54は、端面凸部91aに配設したOリング91bで封止している。また、歯車93と端面部91が接触しない間隔を設けた構造となっている。
防水カバー90は、ビデ用電気モータ51の外周を少なくとも上面及び前面を覆う、例えば、ビデ用電気モータ51の中心の角度θが略180度以上覆う周面部92を有している。周面部92はビデ用電気モータ51の略長さ以上の幅を有し、ビデ用電気モータ51の外周に水滴が付着するのを防止するものである。また、ビデ用電気モータ51の外周にはコネクタ55が配設されており、そのコネクタ55に対しても水滴が付着し、その水がコネクタ55内に浸入しないようにモールドすると共に、そのコネクタ55に水滴がかからないようにしている。
また、本実施の形態の防水カバー90には、ビデ用電気モータ51と防水カバー90とを同時に本体ベース2に取付ける取付部96を有しており、螺子によってビデ用電気モータ51と防水カバー90とを堅固に本体ベース2に取付けている。また、防水カバー90には、ピニオン52を支持する支軸部95を有している。この支軸部95は、一端を本体ベース2に軸支された軸の他端を軸支し、ピニオン52が当該軸を中心に自由回転できるように保持するものである。但し、ピニオン52は、ビデ用電気モータ51の歯車93と噛み合い、かつ、ラック61と噛み合っているから、ビデ用電気モータ51の回転によって、ラック61が形成されているビデ用ノズル本体60を本体ベース2から伸縮移動自在としている。
そして、防水カバー90の下端は、端面部91または周面部92の何れかの最下位置(端面部91の最下位置92d)がビデ用電気モータ51の最下位置及びコネクタ55の最下位置よりも下に位置し、防水カバー90に付着した水滴が防水カバー90の沿面以外に流れ込まないようにし、そこから滴下するようにしている。なお、防水カバー90の下端は、リード線ガイド98が形成されているので、リード線ガイド98の下端が端面部91の最下位置となっている。このリード線ガイド98は必要に応じて設けるもので、その位置も任意に設定できる。
図5に示すシャワー用電気モータ11、シャワー用ノズル本体20と同様、使用中に局部または便器から跳ね返る水滴は、直接、ビデ用電気モータ51の位置まで跳ぶ可能性もある。すると、格納位置に定まったビデ用ノズル本体60のラック61に付着した水滴は、ラック61の各歯の下端に表面張力で水滴となる。そして、次回、ビデ用電気モータ51が駆動されビデ用ノズル本体60が下降するとき、ラック61の各歯の下端の水滴は、ピニオン52に引き渡すことになる。ピニオン52に付着した水滴は、歯車93と噛み合うとき、その水滴が大きいと、両歯車で押し出され、そこで落下することになる。
ピニオン52に付着した水滴が小さく、歯車93と噛み合ったとき、その水滴が歯車93に伝えられると、その回転が停止したとき、歯車93の上部位置の水滴が下方に移動を開始する。このとき、歯車93の最上部位置の水滴は、その出力軸54方向に流れることになる。このとき、歯車93はビデ用ノズル本体60の出力軸54を略円筒状軸93aが収容するから、ビデ用ノズル本体60の出力軸54に行き届く水は殆どない。また、ビデ用ノズル本体60の歯車93側は、合成樹脂からなる防水カバー90の端面部91を貫通している出力軸54が、端面凸部91aに配設したOリング91bで封止しているから、当該水滴がビデ用電気モータ51の内部に入り込むことはない。
したがって、使用中に局部または便器から跳ね返る水滴はビデ用電気モータ51に直接付着せず防水カバー90の沿面を流れることになり、その最下端から水滴が落下し、ビデ用電気モータ51や、コネクタ55を損傷させることがない。また、ピニオン52に付着した水滴は、ビデ用電気モータ51の出力軸54に行き着く水は殆どなく、当該水滴がビデ用ノズル本体60の内部に入り込むことはなくなる。
なお、歯車93は、その沿面半径方向の中央部を凹ませて窪みが形成されており、歯を形成した位置よりもその中間が薄く形成されている。故に、歯車93の沿面は、水滴が付着してもその中心部、特に、ビデ用電気モータ51の出力軸54に行き届く水は殆どないように構成されている。
上記実施の形態における人体局部洗浄装置10において、シャワー用ノズル本体20及びビデ用ノズル本体60は、何れも、少なくとも一面を平面とし、当該平面にラック21,61を形成し、ラック21,61と噛み合うピニオン12,52の回転によって本体ベース2から伸縮移動自在としたノズル本体を構成するものである。
また、上記実施の形態における人体局部洗浄装置10において、シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51は、ピニオン12,52を回転させる電気モータを構成するものである。
そして、上記実施の形態における人体局部洗浄装置10において、防水カバー80,90は、少なくともシャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータの略180度以上の外周及びコネクタ15,55を覆うと共に、シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータの一端を覆い、かつ、シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータの一端を覆った下端は、前記シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51の最下端よりも下に位置するものである。しかし、シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータの略180度以上の外周及びコネクタ15,55を覆うということは、観点を変えれば、シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータの上部及びシャッタ側の前面の外周及び前記電気モータのコネクタを覆うものであればよい。
更に、シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータの一端を覆った下端は、水切りとするために、シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51の最下端よりも下に位置するものであり、防水カバー80,90からシャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51に水が回り込まなければ、同一の下部位置とすることもできる。
上記本発明の実施の形態における人体局部洗浄装置10は、少なくとも一面を平面とし、当該平面にラック21,61を形成し、ラック21,61と噛み合うピニオン12,52の回転によって本体ベース2から伸縮移動自在としたシャワー用ノズル本体20またはビデ用ノズル本体60からなるノズル本体と、前記ピニオンを回転させるシャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータと、シャワー用ノズル本体20またはビデ用ノズル本体60からなるノズル本体をスライド移動自在に保持し、シャワー用ノズル本体20またはビデ用ノズル本体60からなるノズル本体のスライド移動する直線軌道の下部にシャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータを取付ける本体ベース2と、少なくともシャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータの略180度以上の外周及びコネクタ15,55を覆うと共に、シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータの一端を覆い、かつ、シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータの一端を覆った下端は、前記シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51の最下端よりも下に位置する防水カバー80,90を具備するものである。
したがって、上記実施の形態の人体局部洗浄装置10によれば、シャワー用ノズル本体20またはビデ用ノズル本体60からなるノズル本体の下面に形成したラック21,61が水滴をつけたまま原位置に上昇し、ラック21,61と噛み合うシャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータで回転させられるピニオン12,52が、その水滴を運んでも、少なくともシャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータには、略180度以上の外周を囲む角度θの周面部82,92及びコネクタ15,55を覆う防水カバー80,90が設けられており、また、シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータの一端を覆い、下端はシャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータの最下端よりも下に位置するから、ピニオン12,52が水滴をシャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータの一端を覆う防水カバー80,90の表面側に運んでも、水滴が防水カバー80,90の表面に沿って流れ、シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータ側に入り込む可能性がなくなる。仮に、シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータの出力軸14,54に水滴が付いても、水滴が防水カバー80,90で遮断され、シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータの内部にまで浸透しなくなる。また、防水カバー80,90は、少なくともシャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータの略180度以上の外周を周面部82,92によってコネクタ15,55と共に覆うものであるから、シャワー用ノズル本体20またはビデ用ノズル本体60からなる電気モータに電力または信号を送受するコネクタ15,55においても、水滴が付着することがない。そして、シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータの一端を覆い、かつ、シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータの一端を覆った下端は、シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータの最下端よりも下に位置するから、水滴が付着して自然落下するとき、防水カバー80,90の表面からシャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータ側及びコネクタ15,55側に回り込むことがない。
また、上記実施の形態における人体局部洗浄装置10は、防水カバー80,90がラック21,61と噛み合うピニオン12,52を軸支するものであるから、シャワー用ノズル本体20またはビデ用ノズル本体60からなるノズル本体の構造及び本体ベース2の構造を簡単化でき、また、組立が容易になる。
そして、上記実施の形態における人体局部洗浄装置10の防水カバー80,90は、コネクタ15,55に接続されるリード線15a,55a及び/またはシャワー用ノズル本体20またはビデ用ノズル本体60からなるノズル本体に洗浄水を供給する流体管41a,41bを保持するものであるから、流体管41a,41bを保持する部品を特別なものとして用意する必要がなくなり、部品点数が少なくて済む。また、水滴の流れる方向以外にリード線15a,55a及び/または流体管41a,41bを設けることを回避でき、リード線15a,55a及び/または流体管41a,41bに水が伝うのを防止できる。
更に、上記実施の形態における人体局部洗浄装置10の防水カバー80,90は、シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータを一体に接合し、シャワー用電気モータ11またはビデ用電気モータ51からなる電気モータを本体ベース2に取付ける際に、防水カバー80,90と本体ベー2スとの取付けによって行うものであるから、両者間の精度によって、取付けが決定されるので、精度の良い組み付けが可能となる。
図1は本発明の実施の形態1における人体局部洗浄装置の全体斜視図である。 図2は本発明の実施の形態1における人体局部洗浄装置の右側面図である。 図3は本発明の実施の形態1における人体局部洗浄装置の左側面図である。 図4は図2の矢印A方向から見たA矢視図である。 図5は本発明の実施の形態1における人体局部洗浄装置のノズル本体を下方向に移動させた状態の右側面図である。 図6は本発明の実施の形態1における人体局部洗浄装置のシャワー用ノズル本体の長さ方向の中央拡大断面図である。 図7は本発明の実施の形態1における人体局部洗浄装置の防水カバーの斜視図である。 図8は本発明の実施の形態1における人体局部洗浄装置の防水カバーの取付け状態を示す要部断面図である。 図9は本発明の実施の形態1における人体局部洗浄装置の他の事例の防水カバーの斜視図である。 図10は本発明の実施の形態1における人体局部洗浄装置の防水カバーの取付け状態を示す要部断面図である。
符号の説明
2 本体ベース
10 人体局部洗浄装置
11 シャワー用電気モータ
12,52 ピニオン
14,54 出力軸
15,55 コネクタ
20 シャワー用ノズル本体
21,61 ラック
51 ビデ用電気モータ
60 ビデ用ノズル本体
80,90 防水カバー
81,91 端面部
82,92 周面部

Claims (5)

  1. 下面にラックを形成し、前記ラックと噛み合うピニオンの回転によってスライド移動自在としたノズル本体と、
    前記ピニオンを回転させる電気モータと、
    前記ノズル本体をスライド移動自在に保持し、前記ノズル本体がスライド移動する直線軌道の下部に電気モータを取付ける本体ベースと、
    少なくとも前記電気モータの上部及び前面の外周及び前記電気モータのコネクタを覆う防水カバーと
    を具備することを特徴とする人体局部洗浄装置。
  2. 前記防水カバーは、前記ラックと噛み合うピニオンを軸支することを特徴とする請求項1に記載の人体局部洗浄装置。
  3. 前記防水カバーは、前記コネクタに接続されるリード線及び/または前記ノズル本体に洗浄水を供給する流体管を保持することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の人体局部洗浄装置。
  4. 前記防水カバーは、前記電気モータを一体に接合し、前記電気モータを前記本体ベースに取付ける際に、前記防水カバーと前記本体ベースとの取付けによって行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の人体局部洗浄装置。
  5. 前記防水カバーは、前記電気モータを覆った下端が前記電気モータの下部よりも下に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の人体局部洗浄装置。
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